JP2674625B2 - ポリオレフィン系微孔性フィルム - Google Patents
ポリオレフィン系微孔性フィルムInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、新規なポリオレフィン系微孔性フィルム
に関する。この発明のポリオレフィン微孔性フィルムは
電解液セパレータや各種フィルム、分離膜としての用途
を有する。 [従来の技術] 電解コンデンサ、リチウム電池、バッテリー等に用い
られる電解液セパレータとして、古くからクラフト紙、
マニラ紙等の電解紙が用いられているが、最近、例えば
実開昭59−140429号、特開昭61−13614号、特開昭62−2
00716号に記載されているように、電解紙よりも強度が
高く、ショート(極間短絡)発生率が低い多孔質ポリオ
レフィンフィルムを用いることが提案されている。 [発明が解決しようとする問題点] ポリオレフィン微孔性フィルムを電解セパレータとし
て用いる場合には、フィルムを幅10mm程度の短冊状に切
断(スリット)した後、素子巻きする。従来より提案さ
れているポリオレフィン微孔性フィルムは、短冊状に切
断する際の操作性が悪い、すなわちスリット性が悪い。
すなわち、フィルムをスリットする際、切断のエッジ部
が変形しやすく、また片伸びが生じやすい。さらに、素
子巻き時に伸びやすい。スリット性及び素子巻き性が悪
いと、電気特性に再現性が得られないので現実に電解液
セパレータとして使用することが困難である。 この発明の目的は、電解液セパレータとして用いた場
合のスリット性を改善し、かつ素子巻き時にセパレータ
が巻き張力により伸びることを極力小さくし、作業性、
長期信頼性を向上することができる新規なポリオレフィ
ン微孔性フィルムを提供することである。 [問題点を解決するための手段] 本願発明者らは、鋭意研究の結果、ポリオレフィン微
孔性フィルムの長手方向(MD)及び幅方向(TD)の強度
及びヤング率を最適化することによって、スリット性及
び素子巻き性の両方が改善されたポリオレフィン微孔性
フィルムを得ることができることを見出しこの発明を完
成した。 すなわち、この発明は、0.05μmから5μmの平均空
孔径と50%から85%の空孔率を有し、長手方向強度が4k
g/mm2以上であり、長手方向ヤング率が20kg/mm2以上で
あり、幅方向強度が3kg/mm2以下であり、幅方向伸度が1
00%以上であり、厚みが10μmから50μmであるポリオ
レフィン系微孔性フィルムを提供する。 この発明のポリオレフィン系微孔性フィルムの平均空
孔径は0.05μmから5μm、好ましくは0.07μmから2
μm、更に好ましくは0.6μmから2μmである。平均
空孔径が0.05μm未満では電解液セパレータとして用い
た場合の等価直列抵抗が大きくなり、5μmを超えると
ショート発生率が大きくなる。また、フィルムの空孔率
は50%から85%、好ましくは55%から70%である。空孔
率が50%未満であると電解液セパレータとして用いた場
合に電解液保持率が低くドライアップする確立が高くな
り、85%を超えると機械特性が悪化する。 この発明のポリオレフィン系微孔性フィルムの長手方
向(MD)の強度は4kg/mm2以上、好ましくは4.5kg/mm2以
上である。長手方向の強度が4kg/mm2未満であるとスリ
ット性及び素子巻き性に劣る。また、長手方向のヤング
率は20kg/mm2以上、好ましくは30kg/mm2以上である。長
手方向のヤング率が20kg/mm2未満であるとスリット時に
シワが入り、また伸びてスリットすることが困難にな
る。 この発明のポリオレフィン系微孔性フィルムの幅方向
(TD)の強度は3kg/mm2以下、好ましくは0.6kg/mm2から
2.5kg/mm2である。幅方向の強度が3kg/mm2を超えるとス
リット時に端面の均一性が不良となり、良好なスリット
を得ることが困難になる。幅方向の強度の下限は特に制
限はないが、あまりにも強度が低いと取扱い性が悪化す
るので0.6kg/mm2以上であることが望ましい。また、幅
方向の伸度は100%以上、好ましくは150%以上である。
幅方向の伸度が100%未満の場合にはスリット時にクラ
ックを生じやすくなる。 また、フィルムの厚みは、電解液セパレータとして用
いた際の素子のコンパクト性及び取扱い性の観点から10
μmから50μmの範囲である必要がある。好ましくは20
μmから40μmの範囲である。 この発明のポリオレフィン系微孔性フィルムを構成す
るポリオレフィン樹脂としては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリブテン、ポリメチルペンテン等のαオレ
フィンポリマー及びこれらのコポリマーが好ましく、特
に融点が120℃以上でガラス転移点が10℃未満のポリエ
チレン及びポリプロピレンが好ましく、とりわけ極限粘
度が1.8dl/gから3.3dl/g、より好ましくは2.7〜3.1dl/
g、アイソタクチックインデックスが93%以上のポリプ
ロピレンが好ましい。この中でも、溶融結晶化温度が10
6℃以上、好ましくは108℃以上、さらに好ましくは110
℃以上のポリプロピレンは、γブチロラクトン、プロピ
レンカーボネート等の有機電解液に対する安定性に優れ
好ましい。 この発明のポリオレフィン系微孔性フィルムは以下の
ようにして製造することができる。ポリオレフィン樹脂
100重量部に、ジシクロヘキシルフタレート(DCHP)又
はトリフェニルフォスフェイト(TPP)のような塩化ビ
ニル等の可塑剤として使用されているフタル酸エステル
又はリン酸エステル等の有機固体80重量部から240重量
部、好ましくは100重量部から200重量部を配合し、溶融
押出しした後、トリクロルメタン、トリクロルエタン、
アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、メタノー
ル、トルエン、キシレン等の有機固体の良溶媒を用い
て、上記有機固体の添加量の95%以上、好ましくは98%
以上を抽出する。次に、ポリオレフィンのガラス転移点
以上で融点−10℃の温度下で長手方向にロール延伸を行
なう。上記強度、ヤング率及び伸度を得るために延伸倍
率は1.5倍から6倍が好ましい。延伸後、ポリオレフィ
ンの溶融結晶化温度以上で融点−5℃以下の温度範囲で
熱固定することが好ましい。 この発明のポリオレフィン系微孔性フィルムを電解コ
ンデンサー用の電解セパレータとして用いる場合には、
電解液との親和性を良くするために親水化処理を施して
おくことが好ましい。親水化処理は、非イオン系界面活
性剤、アニオン若しくはカチオン系界面活性剤等のコー
ティング、コロナ若しくはプラズマ処理、グラフト処
理、紫外線処理又はこれらの組合せによって行なうこと
ができる。 この発明のポリオレフィン微孔性膜は、性能の観点か
らポリオレフィンのみから成っていることが好ましい
が、上記した平均空孔径、空孔率、並びに強度、ヤング
率及び伸度がこの発明の範囲内に入るならば、微量の不
純物を含んでいても差支えなく、また、例えば熱安定
剤、酸化防止剤、滑り剤、帯電防止剤等の添加剤やオレ
フィン以外のモノマーを微量配合しても差支えない。特
許請求の範囲でいう「ポリオレフィン系微孔性フィル
ム」とはこのような不純物、添加剤等を含んだポリオレ
フィン微孔性フィルムをも包含する意味で用いている。 この発明のポリオレフィン系微孔性フィルムは電解液
セパレータとしての用途を有する。この場合、フィルム
を長手方向に沿ってスリットし素子巻きする。 [発明の効果] この発明のポリオレフィン微孔性フィルムは電解セパ
レータとして用いるのに最適化された平均空孔径及び空
孔率を有し、かつ、電解コンデンサやリチウム電池等を
製造する際のフィルムのスリット性及び素子巻き性の観
点から最適化された長手方向強度、長手方向ヤング率、
幅方向強度及び幅方向伸度を有する。この発明のポリオ
レフィン系微孔性フィルムでは長手方向の強度が大きい
ので素子巻き時に破断しにくい。また、長手方向のヤン
グ率が大きいのでスリット時に伸びが生じにくい。ま
た、幅方向の強度が小さいのでスリットしやすく、幅方
向の伸度が大きいのでスリット時にクラックが生じにく
い。これらの結果、作業性が良好となるばかりか電解コ
ンデンサやリチウム電池等としての長期信頼性が向上し
た。 さらに、フィルムの厚みを10μmから50μmとする
と、素子のコンパクト性、電解液保持性及び内部抵抗特
性が良好にバランスされる。 [特性の測定方法及び効果の評価方法] 次にこの発明に関する特性の測定方法及び効果の評価
方法をまとめて示す。 (1) 極限粘度([η]) ASTM D 1601に準拠し、試料0.1gを135℃のテトラ
リン100mlに完全溶解させ、この溶液を粘度計で135℃の
恒温槽中で、測定した比粘度Sより次式に従って極限粘
度を求めた。 [η]=S/{0.1×(1+0.22×S)} (2) アイソタクチックインデックス(II) 試料を130℃で2時間真空乾燥する。これから重量W
(mg)の試料をとり、ソックスレー抽出器に入れ、沸騰
n−ヘプタンで12時間抽出する。次に、この試料を取り
出し、アセトンで十分洗浄した後、130℃で6時間真空
乾燥し、その後重量W′(mg)を測定し、次式で求め
る。 II(%)=(W′/W)×100 (3) ポリオレフィンの融点溶融結晶化温度及びガラ
ス転移点 走査型熱量計DSC−2型(パーキン・エルマー社製)
を用い、試料5mgを窒素気流下で、昇温速度20℃/分に
て室温より測定し、融解に伴う吸熱ピーク温度を融点と
する。 さらに、280℃まで昇温し、5分間その温度で保持し
た後に降下速度20℃/分で冷却していく際に、ポリオレ
フィンの結晶化に伴う潜熱のピーク温度を溶融結晶化温
度とする。 同様に、液体窒素温度より昇温し、ポリオレフィンの
ガラス転移(2次転移)に伴う比熱変化を読取りこれを
ガラス転移温度とする。 (4) 機械特性 サンプル長手方向(MD)及び幅方向(TD)について、
判断強度、引っ張り弾性率、伸度をJIS K6782に従い測
定する。 (5) 平均空孔径 サンプル表面の走査型電子顕微鏡(SEM)観察により
孔径の長軸及び短軸を測定し、平均長軸及び平均短軸の
相乗平均を平均孔径とする。 (6) 空孔率(Pr) 試料(10cm×10cm)を流動パラフィンに24時間浸漬
し、表層の流動パラフィンを十分に拭き取った後の重量
(W2)を測定し、該試料の浸漬前の重量(W1)及び流動
パラフィンの密度(ρ)より空孔体積(V0)を次式によ
り求める。 V0=(W2−W1)/ρ 空孔率(Pr)は、見掛け体積(厚み、寸法より計算さ
れる値)Vと空孔体積V0より次の式により計算される。 Pr=V0/V×100(%) (7) 等価直列抵抗(ESR) 特開昭61−187221号に記載された方法に基づき、γブ
チロラクトンにトリエチルアミンとフタル酸を溶解し、
3.1mS/cmの電解液を用意した。この電解液中での微孔性
フィルムの1KHzでの直流抵抗成分をESR(Ω)とした。 ここで、比較サンプルとして、電解コンデンサ紙(マ
ニラ紙MER2.5 50)の値(2.0Ω)を基準とし、1.7Ω以
下を○、1.8〜2.2Ωを△、2.3Ω以上をXとした。 なお、測定条件は次の通りであった。 (a) 電極:白金電極(25mm角) 測定荷重 240g (b) インピーダンス測定機: AG−4311 LCR METER(安藤電気(株)製) 測定条件:1kH、5Vレンジ (8) 電解コンデンサテスト A.スリット性 電解コンデンサ紙用小幅スリッタにて、サンプル100m
を幅10mmにスリットするテストを行ない、以下のように
ランク分けした。 (a) スリット性の良好なもの:○ (b) スリットはできたもののエッジの乱れ等があっ
たもの:△ (c) サンプルの伸び等によりスリットできなかった
もの:× B.素子巻性、寿命テスト 220μF、6.3WVの電解コンデンサ素子を30個作製し、
素子巻性、寿命テストを行なった。製造直後の不良個数
及び85℃、500時間経過後の不良個数を評価した。 [実施例] 実施例1 ポリオレフィン樹脂としてポリプロピレンパウダー
(三井東圧化学(株)製、EBタイプ[η]=2.8dl/g、I
I=97.5%)100重量部とシジクロヘキシルフタレート
(DCHP、大阪有機化学工業(株)製)156重量部とを二
軸押出機を用いて溶融ブレンドし、ペレット化した。次
に、これを40mm押出機を用いてTダイより溶融押出し
し、水槽に導き冷却固化した。 次に、このキャストフィルムを1−1−1−トリクロ
ルエタン通出槽に導いて抽出を行ない、引き続き、ロー
ル延伸装置を用いて130℃にて長手方向に4倍に延伸
し、引き続き、長手方向に5%のリラックスを許しなが
ら150℃にて熱固定を行なった。 このようにして得られたフィルムは厚みが33μm、溶
融結晶化温度が117℃でありこの特性を表に示す。表か
ら明らかなように、このフィルムは長手方向と幅方向の
機械特性がバランスしており、スリット性が良好であ
り、素子巻性も良好であるので製造直後の不良もなく、
また、経時変化もなく、さらに内部抵抗特性も良好であ
った。 比較例1 実施例1において、抽出したフィルムを135℃にて長
手方向に3倍に延伸した後、引き続きステンタ式延伸装
置により138℃にて横方向に3倍延伸し、微孔性フィル
ムを得た。 このようにして得られたフィルムの特性を表に示す
が、長手方向強度に比して幅方向強度が大きいために、
スリットはできたものの、エッジ部に乱れを生じ電解コ
ンデンサとした時に不良確率が高かった。また、寿命テ
ストでも破壊個数が多く問題があることがわかる。 比較例2 微粉ケイ酸115重量部、ジオクチルフタレート275重量
部をヘンシェルミキサーで混合し、これに重量平均分子
量85000、数平均分子量21000のポリエチレン樹脂100重
量部を添加し、再度ヘンシェルミキサーで混合した。こ
の混合物を直径30mmの二軸押出機に450mm幅のTダイを
取付けたフィルム製造装置にて膜状に成形した。成形さ
れた膜を1−1−1−トリクロロエタン中に5分間浸漬
し、ジオクチルフタレートを抽出した後乾燥した。次い
で、50℃の40%NaOH中に30分間浸漬し、微粉ケイン酸を
抽出した後乾燥し、厚さ190μmのポリエチレンフィル
ムを得た。このフィルムを実施例1で用いたロール式延
伸機により、115℃にて長手方向に3.5倍に延伸し、115
℃にて5%のリラックスを許して熱固定し巻きとった。 このようにして得られた微孔性膜の特性及び評価結果
を表にまとめて示すが、スリット時の延びが大きく安定
したスリットができず、コンデンサでの試験は中止し
た。
に関する。この発明のポリオレフィン微孔性フィルムは
電解液セパレータや各種フィルム、分離膜としての用途
を有する。 [従来の技術] 電解コンデンサ、リチウム電池、バッテリー等に用い
られる電解液セパレータとして、古くからクラフト紙、
マニラ紙等の電解紙が用いられているが、最近、例えば
実開昭59−140429号、特開昭61−13614号、特開昭62−2
00716号に記載されているように、電解紙よりも強度が
高く、ショート(極間短絡)発生率が低い多孔質ポリオ
レフィンフィルムを用いることが提案されている。 [発明が解決しようとする問題点] ポリオレフィン微孔性フィルムを電解セパレータとし
て用いる場合には、フィルムを幅10mm程度の短冊状に切
断(スリット)した後、素子巻きする。従来より提案さ
れているポリオレフィン微孔性フィルムは、短冊状に切
断する際の操作性が悪い、すなわちスリット性が悪い。
すなわち、フィルムをスリットする際、切断のエッジ部
が変形しやすく、また片伸びが生じやすい。さらに、素
子巻き時に伸びやすい。スリット性及び素子巻き性が悪
いと、電気特性に再現性が得られないので現実に電解液
セパレータとして使用することが困難である。 この発明の目的は、電解液セパレータとして用いた場
合のスリット性を改善し、かつ素子巻き時にセパレータ
が巻き張力により伸びることを極力小さくし、作業性、
長期信頼性を向上することができる新規なポリオレフィ
ン微孔性フィルムを提供することである。 [問題点を解決するための手段] 本願発明者らは、鋭意研究の結果、ポリオレフィン微
孔性フィルムの長手方向(MD)及び幅方向(TD)の強度
及びヤング率を最適化することによって、スリット性及
び素子巻き性の両方が改善されたポリオレフィン微孔性
フィルムを得ることができることを見出しこの発明を完
成した。 すなわち、この発明は、0.05μmから5μmの平均空
孔径と50%から85%の空孔率を有し、長手方向強度が4k
g/mm2以上であり、長手方向ヤング率が20kg/mm2以上で
あり、幅方向強度が3kg/mm2以下であり、幅方向伸度が1
00%以上であり、厚みが10μmから50μmであるポリオ
レフィン系微孔性フィルムを提供する。 この発明のポリオレフィン系微孔性フィルムの平均空
孔径は0.05μmから5μm、好ましくは0.07μmから2
μm、更に好ましくは0.6μmから2μmである。平均
空孔径が0.05μm未満では電解液セパレータとして用い
た場合の等価直列抵抗が大きくなり、5μmを超えると
ショート発生率が大きくなる。また、フィルムの空孔率
は50%から85%、好ましくは55%から70%である。空孔
率が50%未満であると電解液セパレータとして用いた場
合に電解液保持率が低くドライアップする確立が高くな
り、85%を超えると機械特性が悪化する。 この発明のポリオレフィン系微孔性フィルムの長手方
向(MD)の強度は4kg/mm2以上、好ましくは4.5kg/mm2以
上である。長手方向の強度が4kg/mm2未満であるとスリ
ット性及び素子巻き性に劣る。また、長手方向のヤング
率は20kg/mm2以上、好ましくは30kg/mm2以上である。長
手方向のヤング率が20kg/mm2未満であるとスリット時に
シワが入り、また伸びてスリットすることが困難にな
る。 この発明のポリオレフィン系微孔性フィルムの幅方向
(TD)の強度は3kg/mm2以下、好ましくは0.6kg/mm2から
2.5kg/mm2である。幅方向の強度が3kg/mm2を超えるとス
リット時に端面の均一性が不良となり、良好なスリット
を得ることが困難になる。幅方向の強度の下限は特に制
限はないが、あまりにも強度が低いと取扱い性が悪化す
るので0.6kg/mm2以上であることが望ましい。また、幅
方向の伸度は100%以上、好ましくは150%以上である。
幅方向の伸度が100%未満の場合にはスリット時にクラ
ックを生じやすくなる。 また、フィルムの厚みは、電解液セパレータとして用
いた際の素子のコンパクト性及び取扱い性の観点から10
μmから50μmの範囲である必要がある。好ましくは20
μmから40μmの範囲である。 この発明のポリオレフィン系微孔性フィルムを構成す
るポリオレフィン樹脂としては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリブテン、ポリメチルペンテン等のαオレ
フィンポリマー及びこれらのコポリマーが好ましく、特
に融点が120℃以上でガラス転移点が10℃未満のポリエ
チレン及びポリプロピレンが好ましく、とりわけ極限粘
度が1.8dl/gから3.3dl/g、より好ましくは2.7〜3.1dl/
g、アイソタクチックインデックスが93%以上のポリプ
ロピレンが好ましい。この中でも、溶融結晶化温度が10
6℃以上、好ましくは108℃以上、さらに好ましくは110
℃以上のポリプロピレンは、γブチロラクトン、プロピ
レンカーボネート等の有機電解液に対する安定性に優れ
好ましい。 この発明のポリオレフィン系微孔性フィルムは以下の
ようにして製造することができる。ポリオレフィン樹脂
100重量部に、ジシクロヘキシルフタレート(DCHP)又
はトリフェニルフォスフェイト(TPP)のような塩化ビ
ニル等の可塑剤として使用されているフタル酸エステル
又はリン酸エステル等の有機固体80重量部から240重量
部、好ましくは100重量部から200重量部を配合し、溶融
押出しした後、トリクロルメタン、トリクロルエタン、
アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、メタノー
ル、トルエン、キシレン等の有機固体の良溶媒を用い
て、上記有機固体の添加量の95%以上、好ましくは98%
以上を抽出する。次に、ポリオレフィンのガラス転移点
以上で融点−10℃の温度下で長手方向にロール延伸を行
なう。上記強度、ヤング率及び伸度を得るために延伸倍
率は1.5倍から6倍が好ましい。延伸後、ポリオレフィ
ンの溶融結晶化温度以上で融点−5℃以下の温度範囲で
熱固定することが好ましい。 この発明のポリオレフィン系微孔性フィルムを電解コ
ンデンサー用の電解セパレータとして用いる場合には、
電解液との親和性を良くするために親水化処理を施して
おくことが好ましい。親水化処理は、非イオン系界面活
性剤、アニオン若しくはカチオン系界面活性剤等のコー
ティング、コロナ若しくはプラズマ処理、グラフト処
理、紫外線処理又はこれらの組合せによって行なうこと
ができる。 この発明のポリオレフィン微孔性膜は、性能の観点か
らポリオレフィンのみから成っていることが好ましい
が、上記した平均空孔径、空孔率、並びに強度、ヤング
率及び伸度がこの発明の範囲内に入るならば、微量の不
純物を含んでいても差支えなく、また、例えば熱安定
剤、酸化防止剤、滑り剤、帯電防止剤等の添加剤やオレ
フィン以外のモノマーを微量配合しても差支えない。特
許請求の範囲でいう「ポリオレフィン系微孔性フィル
ム」とはこのような不純物、添加剤等を含んだポリオレ
フィン微孔性フィルムをも包含する意味で用いている。 この発明のポリオレフィン系微孔性フィルムは電解液
セパレータとしての用途を有する。この場合、フィルム
を長手方向に沿ってスリットし素子巻きする。 [発明の効果] この発明のポリオレフィン微孔性フィルムは電解セパ
レータとして用いるのに最適化された平均空孔径及び空
孔率を有し、かつ、電解コンデンサやリチウム電池等を
製造する際のフィルムのスリット性及び素子巻き性の観
点から最適化された長手方向強度、長手方向ヤング率、
幅方向強度及び幅方向伸度を有する。この発明のポリオ
レフィン系微孔性フィルムでは長手方向の強度が大きい
ので素子巻き時に破断しにくい。また、長手方向のヤン
グ率が大きいのでスリット時に伸びが生じにくい。ま
た、幅方向の強度が小さいのでスリットしやすく、幅方
向の伸度が大きいのでスリット時にクラックが生じにく
い。これらの結果、作業性が良好となるばかりか電解コ
ンデンサやリチウム電池等としての長期信頼性が向上し
た。 さらに、フィルムの厚みを10μmから50μmとする
と、素子のコンパクト性、電解液保持性及び内部抵抗特
性が良好にバランスされる。 [特性の測定方法及び効果の評価方法] 次にこの発明に関する特性の測定方法及び効果の評価
方法をまとめて示す。 (1) 極限粘度([η]) ASTM D 1601に準拠し、試料0.1gを135℃のテトラ
リン100mlに完全溶解させ、この溶液を粘度計で135℃の
恒温槽中で、測定した比粘度Sより次式に従って極限粘
度を求めた。 [η]=S/{0.1×(1+0.22×S)} (2) アイソタクチックインデックス(II) 試料を130℃で2時間真空乾燥する。これから重量W
(mg)の試料をとり、ソックスレー抽出器に入れ、沸騰
n−ヘプタンで12時間抽出する。次に、この試料を取り
出し、アセトンで十分洗浄した後、130℃で6時間真空
乾燥し、その後重量W′(mg)を測定し、次式で求め
る。 II(%)=(W′/W)×100 (3) ポリオレフィンの融点溶融結晶化温度及びガラ
ス転移点 走査型熱量計DSC−2型(パーキン・エルマー社製)
を用い、試料5mgを窒素気流下で、昇温速度20℃/分に
て室温より測定し、融解に伴う吸熱ピーク温度を融点と
する。 さらに、280℃まで昇温し、5分間その温度で保持し
た後に降下速度20℃/分で冷却していく際に、ポリオレ
フィンの結晶化に伴う潜熱のピーク温度を溶融結晶化温
度とする。 同様に、液体窒素温度より昇温し、ポリオレフィンの
ガラス転移(2次転移)に伴う比熱変化を読取りこれを
ガラス転移温度とする。 (4) 機械特性 サンプル長手方向(MD)及び幅方向(TD)について、
判断強度、引っ張り弾性率、伸度をJIS K6782に従い測
定する。 (5) 平均空孔径 サンプル表面の走査型電子顕微鏡(SEM)観察により
孔径の長軸及び短軸を測定し、平均長軸及び平均短軸の
相乗平均を平均孔径とする。 (6) 空孔率(Pr) 試料(10cm×10cm)を流動パラフィンに24時間浸漬
し、表層の流動パラフィンを十分に拭き取った後の重量
(W2)を測定し、該試料の浸漬前の重量(W1)及び流動
パラフィンの密度(ρ)より空孔体積(V0)を次式によ
り求める。 V0=(W2−W1)/ρ 空孔率(Pr)は、見掛け体積(厚み、寸法より計算さ
れる値)Vと空孔体積V0より次の式により計算される。 Pr=V0/V×100(%) (7) 等価直列抵抗(ESR) 特開昭61−187221号に記載された方法に基づき、γブ
チロラクトンにトリエチルアミンとフタル酸を溶解し、
3.1mS/cmの電解液を用意した。この電解液中での微孔性
フィルムの1KHzでの直流抵抗成分をESR(Ω)とした。 ここで、比較サンプルとして、電解コンデンサ紙(マ
ニラ紙MER2.5 50)の値(2.0Ω)を基準とし、1.7Ω以
下を○、1.8〜2.2Ωを△、2.3Ω以上をXとした。 なお、測定条件は次の通りであった。 (a) 電極:白金電極(25mm角) 測定荷重 240g (b) インピーダンス測定機: AG−4311 LCR METER(安藤電気(株)製) 測定条件:1kH、5Vレンジ (8) 電解コンデンサテスト A.スリット性 電解コンデンサ紙用小幅スリッタにて、サンプル100m
を幅10mmにスリットするテストを行ない、以下のように
ランク分けした。 (a) スリット性の良好なもの:○ (b) スリットはできたもののエッジの乱れ等があっ
たもの:△ (c) サンプルの伸び等によりスリットできなかった
もの:× B.素子巻性、寿命テスト 220μF、6.3WVの電解コンデンサ素子を30個作製し、
素子巻性、寿命テストを行なった。製造直後の不良個数
及び85℃、500時間経過後の不良個数を評価した。 [実施例] 実施例1 ポリオレフィン樹脂としてポリプロピレンパウダー
(三井東圧化学(株)製、EBタイプ[η]=2.8dl/g、I
I=97.5%)100重量部とシジクロヘキシルフタレート
(DCHP、大阪有機化学工業(株)製)156重量部とを二
軸押出機を用いて溶融ブレンドし、ペレット化した。次
に、これを40mm押出機を用いてTダイより溶融押出し
し、水槽に導き冷却固化した。 次に、このキャストフィルムを1−1−1−トリクロ
ルエタン通出槽に導いて抽出を行ない、引き続き、ロー
ル延伸装置を用いて130℃にて長手方向に4倍に延伸
し、引き続き、長手方向に5%のリラックスを許しなが
ら150℃にて熱固定を行なった。 このようにして得られたフィルムは厚みが33μm、溶
融結晶化温度が117℃でありこの特性を表に示す。表か
ら明らかなように、このフィルムは長手方向と幅方向の
機械特性がバランスしており、スリット性が良好であ
り、素子巻性も良好であるので製造直後の不良もなく、
また、経時変化もなく、さらに内部抵抗特性も良好であ
った。 比較例1 実施例1において、抽出したフィルムを135℃にて長
手方向に3倍に延伸した後、引き続きステンタ式延伸装
置により138℃にて横方向に3倍延伸し、微孔性フィル
ムを得た。 このようにして得られたフィルムの特性を表に示す
が、長手方向強度に比して幅方向強度が大きいために、
スリットはできたものの、エッジ部に乱れを生じ電解コ
ンデンサとした時に不良確率が高かった。また、寿命テ
ストでも破壊個数が多く問題があることがわかる。 比較例2 微粉ケイ酸115重量部、ジオクチルフタレート275重量
部をヘンシェルミキサーで混合し、これに重量平均分子
量85000、数平均分子量21000のポリエチレン樹脂100重
量部を添加し、再度ヘンシェルミキサーで混合した。こ
の混合物を直径30mmの二軸押出機に450mm幅のTダイを
取付けたフィルム製造装置にて膜状に成形した。成形さ
れた膜を1−1−1−トリクロロエタン中に5分間浸漬
し、ジオクチルフタレートを抽出した後乾燥した。次い
で、50℃の40%NaOH中に30分間浸漬し、微粉ケイン酸を
抽出した後乾燥し、厚さ190μmのポリエチレンフィル
ムを得た。このフィルムを実施例1で用いたロール式延
伸機により、115℃にて長手方向に3.5倍に延伸し、115
℃にて5%のリラックスを許して熱固定し巻きとった。 このようにして得られた微孔性膜の特性及び評価結果
を表にまとめて示すが、スリット時の延びが大きく安定
したスリットができず、コンデンサでの試験は中止し
た。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭60−242035(JP,A)
特開 昭57−162214(JP,A)
特開 昭60−219080(JP,A)
特開 昭60−255107(JP,A)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.0.05μmから5μmの平均空孔径と50%から85%の
空孔率を有し、長手方向強度が4kg/mm2以上であり、長
手方向ヤング率が20kg/mm2以上であり、幅方向強度が3k
g/mm2以下であり、幅方向伸度が100%以上であり、厚み
が10μmから50μmであることを特徴とするポリオレフ
ィン系微孔性フィルム。 2.ポリオレフィンが溶融結晶化温度が106℃以上であ
るポリプロピレンであることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のポリオレフィン系微孔性フィルム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16745587 | 1987-07-04 | ||
JP62-167455 | 1987-07-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01167343A JPH01167343A (ja) | 1989-07-03 |
JP2674625B2 true JP2674625B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=15850004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62326438A Expired - Lifetime JP2674625B2 (ja) | 1987-07-04 | 1987-12-23 | ポリオレフィン系微孔性フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2674625B2 (ja) |
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KR100760303B1 (ko) * | 2005-10-28 | 2007-09-19 | 더블유에이블(주) | 3차원 연신 특성을 갖는 미다공성 폴리올레핀계 격리막 및그 제조방법 |
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JPS60242035A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-12-02 | Toa Nenryo Kogyo Kk | ポリエチレン微多孔膜の製造方法 |
JPH062841B2 (ja) * | 1984-05-31 | 1994-01-12 | 三菱化成株式会社 | 多孔化透過性ポリエチレンフイルム |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP62326438A patent/JP2674625B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH01167343A (ja) | 1989-07-03 |
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