JP2624551B2 - 射出成形機の制御方法 - Google Patents
射出成形機の制御方法Info
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- molding machine
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Description
る。
る場合には、ノズルからのドローリンクや糸引き等を防
ぐために、スクリュ先端部の樹脂圧を減圧するサックバ
ック動作を行うようにしていた。
ているため、通常のスクリュが計量値まで回転した直後
に行われる。ところが、レンズ成形のように計量時間が
冷却時間よりもかなり短い場合には、計量が終わってか
ら冷却に入るまでの間に、ノズル先端がシール状態でサ
ックバック動作が行われることにより、計量後にスクリ
ュ先端部に蓄えられた圧力勾配を持った樹脂が局部的に
負圧になり、気泡が発生するため、成形上の不具合が避
けられないのが現実である。
期と、サックバック開始時期を遅らせる方法もあるが、
計量完了後の樹脂を安定化させる時間と、圧力勾配を緩
和させるための時間を短縮することになるので、得策で
ない。
から次に射出成形するまでの時間もバラつき、スクリュ
前の樹脂状態が不安定になり、安定した成形に支障を来
たすといった問題があった。
ク動作を行う射出成形機の制御方法において、糸引きや
ドローリングを防止すると共に、ノズル部に発生する気
泡を減らし、成形の安定化を図り得る射出成形機の制御
方法を提供することを目的とする。
クバック動作を行う射出成形機の制御方法において、計
量を行う工程と、サックバック動作を遅延させ、ノズル
シール部が開く直前にサックバックを行う工程とを有
し、サックバックによって減圧し、減圧してから射出す
るまでの時間を最小にするようにしたものである。
バック完了後、次の射出成形までの時間が一定となり、
安定した射出成形を行うことができる。また、ノズル内
部で減圧された樹脂の滞留時間が短いため、ボイド等の
成形品不良の発生を減少させることができる。更に、糸
引き、樹脂漏れを防止することができる。
出成形の条件を広げることができるので、安定成形のた
めの条件も設定しやすい。
細に説明する。
テムの概略構成図である。
ンピュータ、3は入力装置、4は出力装置、5はタイ
マ、6はメモリ、7は型開・型締に応じて動作する近接
スイッチ、8はノズルタッチ圧力スイッチ、9は金型、
10はノズル、11は金型内樹脂温度センサ、12は位置セン
サ、13は自動計量制御用電磁式制御弁、14は比例電磁式
流量制御弁、15は背圧制御用比例電磁式圧力制御弁、16
はライン圧制御用比例電磁式圧力制御弁、17は油圧源で
ある。
7から出力されて、電子制御装置1へ入力される信号、
S2はノズルタッチ圧力スイッチ8から出力されて、電子
制御装置1へ入力される信号、S3は位置センサ12から出
力されて、電子制御装置1へ入力される信号、S4は金型
内樹脂温度センサ11から出力されて、電子制御装置1へ
入力される信号、S6は電子制御装置1から出力される樹
脂温度制御信号、S7は自動計量制御信号、S8は射出速度
(スクリュ回転)制御信号、S9は背圧制御信号、S10は
保圧制御信号、S11は保圧修正制御信号、S12は金型内圧
保圧切換信号である。
明においては、1から10の部分に特徴を有しており、ノ
ズル10内の気泡の発生を最小限に抑え、成形品への悪影
響をなくすため、次のようなサックバック動作を行う。
にサックバック動作を行う。
るタイミングとしては、次の場合が考えられる。
場合(冷却中の後退、計量後の後退) (2)金型9が型開動作に入る場合 従って、上記(1)及び(2)のいずれかの動作に入
る直前までサックバック動作を遅延させるようにする。
次の方法がある。
点として、所定時間遅延タイマ5を動作させる。
点として、所定時間遅延タイマ5を動作させる。
点として、所定時間遅延タイマ5を動作させる。
ミングに合わせてサックバック動作を遅延させることが
できる。
いてサックバックを行う制御方法について、第2図のフ
ローチャートに沿って説明する。
テップ)。
たか否かを判断する(ステップ)。
している場合には、計量が完了しているか否かを判断す
る(ステップ)。
ク動作を行う(ステップ)。
て動作する近接スイッチ7、タイマ5等を用いる方法 型開・ノズル後退のタイミングに合わせてサックバッ
ク動作を遅延させることができる。
クバックを行う制御方法について、第3図のフローチャ
ートに沿って説明する。
)。
を用いてとる場合には、 冷却工程に入り、そのアップは、タイマ5のタイムア
ップ又は型締に応動する近接スイッチ7のオフにより、
タイミングアップとする(ステップ)。
)。
を行い(ステップ)、サックバックしている場合は休
止へと進む(ステップ)。
プ)。
ズルタッチ圧力スイッチ8を用いてとる場合には、 計量工程に入り(ステップ)、次に、ノズル後退遅
延工程に入る(ステップ)。ここでは、タイマ5のタ
イムアップ又はノズルタッチ圧力スイッチ8のオフによ
り、タイムアップとする。
)。
を行い(ステップ)、サックバックしている場合はノ
ズル後退へと進む(ステップ)。
(ステップ)。
おけるマニホルド内樹脂圧を減圧する制御回路としても
使用することができる。
く、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
ような効果を奏することができる。
御方法において、糸引きやドローリングを防止すると共
に、ノズル部に発生する気泡を減らし、成形の安定化を
図ることができる。つまり、ノズル内部の溶融樹脂の状
態を精度良く制御することができるため、成形品の不良
発生を減らし、安定した信頼性の高い射出成形を行うこ
とができる。
一定となるため、安定した射出成形を行うことができ
る。
り、射出成形の条件幅を広げる(例えば、サックバック
量を減少させる)ことができるので、安定成形のための
条件設定も容易である。
よりバラつく場合があるが、サックバック開始時期を一
定にすることにより、計量部の樹脂を安定した状態にす
ることができる。
ムの概略構成図、第2図は計量開始時よりサックバック
遅延タイマを用いてサックバックを行う制御方法を示す
フローチャート、第3図は型開・ノズル後退のタイミン
グに合わせてサックバックを行う制御方法を示すフロー
チャートである。 1……電子制御装置、2……マイクロコンピュータ、3
……入力装置、4……出力装置、5……タイマ、6……
メモリ、7……型開・型締に応じて動作する近接スイッ
チ、8……ノズルタッチ圧力スイッチ、9……金型、10
……ノズル、11……金型内樹脂温度センサ、12……位置
センサ、13……自動計量制御用電磁式制御弁、14……比
例電磁式流量制御弁、15……背圧制御用比例電磁式圧力
制御弁、16……ライン圧制御用比例電磁式圧力制御弁、
17……油圧源。
Claims (6)
- 【請求項1】計量後にサックバック動作を行う射出成形
機の制御方法において、 (a)計量を行う工程と、 (b)サックバック動作を遅延させ、ノズルシール部が
開く直前にサックバックを行う工程とを有し、 (c)計量部樹脂をサックバックによって減圧し、減圧
してから射出するまでの時間を最小にすることを特徴と
する射出成形機の制御方法。 - 【請求項2】前記サックバック動作を遅延させる始点を
計量開始時点とし、遅延タイマを用いることを特徴とす
る請求項1記載の射出成形機の制御方法。 - 【請求項3】前記サックバック動作を遅延させる始点を
計量完了時点とし、遅延タイマを用いることを特徴とす
る請求項1記載の射出成形機の制御方法。 - 【請求項4】前記サックバック動作を遅延させる始点を
冷却開始始点とし、遅延タイマを用いることを特徴とす
る請求項1記載の射出成形機の制御方法。 - 【請求項5】型締・型開に応動する近接スイッチからの
信号をサックバック動作のタイミングをとるために用い
ることを特徴とする請求項1記載の射出成形機の制御方
法。 - 【請求項6】前記ノズルシール部が開くのを検知するた
めの圧力センサからの信号をサックバック動作のタイミ
ングをとるために用いることを特徴とする請求項1記載
の射出成形機の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33819089A JP2624551B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 射出成形機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33819089A JP2624551B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 射出成形機の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03199027A JPH03199027A (ja) | 1991-08-30 |
JP2624551B2 true JP2624551B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=18315772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33819089A Expired - Lifetime JP2624551B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 射出成形機の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2624551B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP33819089A patent/JP2624551B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03199027A (ja) | 1991-08-30 |
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