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JP2574915B2 - 光磁気記録媒体の再生用光学装置 - Google Patents

光磁気記録媒体の再生用光学装置

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JP2574915B2
JP2574915B2 JP2053978A JP5397890A JP2574915B2 JP 2574915 B2 JP2574915 B2 JP 2574915B2 JP 2053978 A JP2053978 A JP 2053978A JP 5397890 A JP5397890 A JP 5397890A JP 2574915 B2 JP2574915 B2 JP 2574915B2
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Japan
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polarized light
light
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magneto
optical
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明 高橋
善照 村上
淳策 中嶋
賢司 太田
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光磁気記録媒体の再生用光学装置に関し、
特に、磁性体の円二色性効果を利用して光磁気信号を差
動検出する再生用光学装置に関するものである。
〔従来の技術〕
記録媒体として希土類遷移金属合金薄膜を用いた光デ
ィスクは、デジタルメモリとして実用化段階に入ってき
ている。光ディスクに記録された情報の再生には、通
常、半導体レーザが発する直線偏光を記録媒体に照射
し、その反射光の偏波面の回転を検光子で光強度に変換
する方法が採られている。
上記のいわゆるカー効果を利用した再生方法の原理を
説明すると、第5図に示すように、半導体レーザが発す
る直線偏光の記録媒体における反射光R11は、検光子31
に導かれる。検光子31において、記録媒体の垂直磁化方
向の違いに対応する偏波面の傾きの違いによって分離さ
れた検出光D11と検出光D12とが、それぞれ光検出器32・
33によって電気信号に変換され、再生信号S11および再
生信号S12が得られる。
記録媒体の垂直磁化方向の特定方向を(+)、その逆
方向を(−)とし、(+)方向に磁化された記録ビット
における反射光ベクトルをα、(−)方向に磁化された
記録ビットにおける反射光ベクトルをβ、入射光ベクト
ルをγとする。第6図に示すように、反射光ベクトルα
の偏波面は入射光ベクトルγに対してカー回転角+θ
だけ回転している。また、反射光ベクトルβの偏波面は
入射光ベクトルγに対してカー回転角−θだけ回転し
ている。
反射光ベクトルα・βは、検光子31の互いに直交する
2つの偏光方向X・Yに検波される。偏光方向Xに対し
ては、反射光ベクトルβの成分βに対応する信号が光
検出器32によってハイレベルで出力され、反射光ベクト
ルαの成分αに対応する信号が光検出器32によってロ
ーレベルで出力される。これによって、ハイレベルが
(−)方向に磁化された記録に対応する再生信号S11
光検出器32から出力される。
一方、偏光方向Yに対しては、成分αが光検出器32
からローレベルとして出力されるとき、反射光ベクトル
αの成分αに対応する信号が光検出器33によってハイ
レベルで出力される。また、成分βが光検出器32から
ハイレベルとして出力されるとき、反射光ベクトルβの
成分βに対応する信号が光検出器33によってローレベ
ルで出力される。これによって、光検出器32から出力さ
れ、ハイレベルが(−)方向に磁化された記録に対応す
る再生信号S11と、光検出器33から出力され、ハイレベ
ルが(+)方向に磁化された記録に対応する再生信号S
12とは、位相が互いに半周期ずれ、極性が互いに反転し
た信号となる。
このようにして得られた再生信号S11および再生信号S
12は、反射光の偏波面の回転に基づいて得られた信号な
ので、光ディスクに付着したほこり等の影響が少なくデ
ィスクノイズが含まれにくい。さらに、S/N比を向上さ
せるためこれらは差動増幅器に入力され、その出力信号
に基づいて情報の再生が行われる。
ところが、上記のように光磁気記録に対して通常行わ
れるカー効果を利用した再生方法では、検光子31の設定
に高精度が要求され、また、再生装置の価格上昇を招く
という問題点を有している。
そこで、検光子を用いずに再生用光学装置を簡略化し
て再生装置のコストダウンを図ることができる方法とし
て、記録媒体に円偏光を照射し、記録媒体の垂直磁化方
向の違いに対応して反射光の強度と位相に異方性が生じ
ることを利用する、いわゆる円二色性効果を利用する再
生方法も理論的には考えられている。
第7図に示すように、記録媒体34の入射光側の媒質の
屈折率をn0、記録媒体34の上向き磁化方向の記録ビット
34aの屈折率をn+、複素反射率をr+、下向き磁化方向の
記録ビット34bの屈折率をn-、複素反射率をr-とする。
このような記録媒体34に、例えば光の進行方向に正対し
て右回りの円偏光L11を照射したとき、記録ビット34aに
おける反射光は左回りの円偏光L12となり、記録ビット3
4bにおける反射光は強度の小さい左回りの円偏光L13
なって、 (r+−(r- ……(1) の式で表される反射光強度差が得られる(記録媒体34に
左回りの円偏光を照射したときは、反射光は右回りとな
り、記録ビット34aおよび記録ビット34bにおける反射光
強度の関係は上記と逆になる)。なお、r+およびr-は、
n0、n+、n-を用いて、 r+=(n0−n+)/(n0+n+) ……(2) r-=(n0−n-)/(n0+n-) ……(3) のように表される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、円二色性効果を利用した再生方法では、記
録媒体の磁化方向を反射光強度差で検出しようとするた
め、光ディスクに付着したほこり等の異物が反射光強度
に影響を与え、再生信号にノイズが含まれることにな
る。その結果、従来のカー効果を利用した再生方法より
も、信号品質が劣化し易いという問題点を有している。
本発明の目的は、光磁気記録媒体の情報再生にカー効
果を利用せず、円二色性効果を利用して光学系を簡略化
し、しかも従来のように再生信号を差動増幅できるよう
にした光磁気記録媒体の再生光学装置を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る光磁気記録媒体の再生用光学装置は、上
記の課題を解決するために、光ビームをたとえば希土類
遷移金属合金薄膜から成る光磁気記録媒体に照射し、そ
の反射光を光検出手段によって検出することにより、磁
気方向の違いによって光磁気記録媒体に記録された情報
を読み取る光磁気記録媒体の再生用光学装置において、
S偏光を出射する第1の光源と、P偏光を出射する第2
の光源と、上記S偏光およびP偏光を円偏光に変換する
1/4波長板とを備え、上記1/4波長板で変換されたS偏光
の円偏光およびP偏光の円偏光を光磁気記録媒体に同時
に導き、各円偏光の光磁気記録媒体における磁気方向の
違いによる反射光の強度変化に対応して光検出手段から
出力される各再生信号を差動増幅することを特徴として
いる。
〔作 用〕
上記の構成によれば、第1の光源が出射するS偏光
は、1/4波長板(互いに垂直な方向に振動する直線偏光
間の光路差が1/4波長±20%以内であれば使用できる)
でたとえば右円偏光に変換され光磁気記録媒体に照射さ
れる。それと同時に、第2の光源が出射するP偏光は、
1/4波長板でたとえば左円偏光に変換され光磁気記録媒
体に照射される。そして、これらS偏光及びP偏光の各
円偏光は、光磁気記録媒体に同時に導かれる。
たとえば希土類遷移金属合金薄膜から成る光磁気記録
媒体は、円二色性を有しているので、光磁気記録媒体の
磁化方向が垂直下向きになっている磁区に照射された右
円偏光は、強度の大きく減衰した左円偏光となって反射
される。一方、照射された左円偏光は、強度の減衰が小
さい右円偏光となって反射される。
また、磁化方向が垂直上向きになっている磁区に照射
された左円偏光は、強度の大きく減衰した右円偏光とな
って反射される。一方、照射された右円偏光は、強度の
減衰が小さい左円偏光となって反射される。この結果、
光磁気記録媒体に照射された右円偏光の反射光強度変化
と、照射された左円偏光の反射光強度変化とは位相が半
周期ずれて極性が逆向きになる。
光検出手段は、各円偏光の光磁気記録媒体における反
射光をそれぞれ検出し、再生信号として出力する。従っ
て、各再生信号は、記録媒体の磁化方向に対応して極性
が互いに逆向きとなるので、差動増幅が可能になる。反
射光強度に基づく各再生信号にほこり等の影響によるノ
イズが含まれていたとしても、差動増幅されることによ
ってノイズが相殺されるので、実用レベルのS/N比が得
られる。
〔実施例1〕 本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説
明すれば、以下の通りである。
本発明の再生用光学装置の要部は、第1図に概略的に
示すように、異なる波長を有すると共に偏光方向が互い
に直交するレーザ光を発射する第1の光源および第2の
光源としての半導体レーザ1・2、偏光ビームスプリッ
タ3、ハーフミラー4、平行光線束を作るコリメートレ
ンズ5、直線偏光を円偏光に変える1/4波長板6、対物
レンズ7、特定波長の光のみを透過させる波長フィルタ
10、および光検出手段としての光検出器11・12から構成
されている。
偏光ビームスプリッタ3は、電場ベクトルが入射面に
対して垂直なS偏光を全反射し、電場ベクトルが入射面
に対して平行なP偏光を全透過させる機能を有してい
る。半導体レーザ1が発射する直線偏光L1Sは、偏光ビ
ームスプリッタ3に対してS偏光となり、半導体レーザ
2が発射する直線偏光L2Pは、偏光ビームスプリッタ3
に対してP偏光となるようになっている(従って、直線
偏光L1Sと直線偏光L2Pとは、偏光方向が互いに直交して
いる)。
1/4波長板6は、入射光の電場ベクトルの主軸M方向
成分の位相を1/4波長遅らせる機能を有している。主軸
Mの配設方法は、第2図に示すように、入射する直線偏
光L1Sの偏光方向NSが主軸Mに対してθ=45゜の傾きを
持ち、また、直線偏光L2Pの偏光方向NPがθ=45゜の傾
きを持つようになっている。このような直線偏光L
1Sは、1/4波長板6によって主軸M方向成分の位相が1/4
波長遅れると、右円偏光に変わる。一方、上記のような
直線偏光L2Pは、主軸M方向成分の位相が1/4波長遅れる
と、左円偏光に変わる。
なお、光ディスク8の記録媒体9は、対物レンズ7の
光軸に垂直に設けられ、希土類遷移金属合金薄膜より成
っている。情報は記録媒体9の垂直磁化方向の違いによ
って記録されている。
上記の構成において、半導体レーザ1から発射された
直線偏光L1Sは、S偏光となっているので、偏光ビーム
スプリッタ3によって対物レンズ7の光軸方向に全反射
される。そして、直線偏光L1Sはハーフミラー4を透過
しコリメートレンズ5で平行光線束にされたのち、既に
説明したように、1/4波長板6によって右円偏光に変わ
る。右円偏光は対物レンズ7によってビームスポットに
集光され、光ディスク8の記録媒体9に照射される。こ
の右円偏光は、従来例の第6図で説明したように、記録
媒体9において左円偏光(記録媒体9から見て)となっ
て反射され、対物レンズ7で平行光線束となり、再び1/
4波長板6に右円偏光(1/4波長板6から見て)となって
戻る。1/4波長板6では、右円偏光の透過光は主軸M方
向成分の位相が1/4波長遅れると、P偏光の直線偏光L1P
となる。直線偏光L1Pは、コリメートレンズ5を介して
ハーフミラー4で波長フィルタ10の方向へ反射され、波
長フィルタ10で選択透過され、光検出器11に検出され
る。
他方、半導体レーザ2から発射された直線偏光L2P
(半導体レーザ1から発射された直線偏光L1Sとは波長
が異なっている)、P偏光となっているので、偏光ビー
ムスプリッタ3を全透過する。そして、直線偏光L
2Pは、直線偏光L1Sと同様に、ハーフミラー4、コリメ
ートレンズ5を介して1/4波長板6によって左円偏光に
変わる。対物レンズ7を介して記録媒体9に照射された
上記の左円偏光は、記録媒体9において右円偏光(記録
媒体9から見て)となって反射され、対物レンズ7を通
り、再び1/4波長板6に左円偏光(1/4波長板6から見
て)となって戻る。1/4波長板6では、左円偏光の透過
光はS偏光の直線偏光L2Sとなる。直線偏光L2Sは、コリ
メートレンズン5を介してハーフミラー4で波長フィル
タ10の方向へ反射され、波長フィルタ10で全反射され、
光検出器12に検出される。
光検出器11が出力する再生信号S1の信号強度変化は、
記録媒体9における反射を経た直線偏光L1Pの光強度変
化に対応する。第3図に示すように、記録媒体9の垂直
下向きに磁化された磁区9bでは、従来例の第6図で説明
したように円二色性効果によって、照射された右円偏光
の反射光強度は減衰するから、再生信号S1のローレベル
は磁区9bに対応する。従って、再生信号S1のハイレベル
は磁区9aに対応する。
また、光検出器12が出力する再生信号S2の信号強度変
化は、記録媒体9における反射を経た直線偏光L2Sの光
強度変化に対応する。記録媒体9の垂直下向きに磁化さ
れた磁区9bでは、照射された左円偏光の反射光強度は右
円偏光のときとは逆に、磁区9aにおいて減衰するから、
再生信号S2のローレベルは磁区9aに対応する。従って、
再生信号S2のハイレベルは磁区9aに対応する。
これによって、磁区9aおよび磁区9bに対応する再生信
号S1および再生信号S2の信号強度は、互いに極性が反対
になる。従って、このような再生信号S1および再生信号
S2を差動増幅器に入力すれば、実用可能なS/N比を有す
る再生信号が得られる。さらに、光ディスク8の基板上
に付着したほこり等の異物によって反射光強度が影響を
受け、たとえば再生信号S1の信号強度が本来の値よりΔ
S小さくなったとしても、半導体レーザ1および半導体
レーザ2は記録媒体9に同時に照射を行うため、同じ異
物の影響によって、再生信号S2の信号強度もΔS小さく
なる。従って、再生信号S1および再生信号S2が差動増幅
器に入力されれば、ΔSは相殺されてしまう。この結
果、記録情報の再生信号以外のディスクノイズが低減さ
れることになる。
〔実施例2〕 本発明の他の実施例を第4図に基づいて説明すれば、
以下の通りである。尚、説明の便宜上、前記の実施例1
の図面に示した部材と同一の機能を有する部材には、同
一の符号を付記して、その説明を省略する。
実施例1では、記録媒体9における2つの反射光が、
波長の違いを利用して波長フィルタ10によって分離され
る場合を示した。本実施例では、反射光が偏光方向の違
いを利用して偏光ビームスプリッタ3によって分離され
る場合を示す。
本実施例の再生用光学装置は、第4図に示すように、
半導体レーザ1と偏光ビームスプリッタ3との間にハー
フミラー13が配設され、半導体レーザ2と偏光ビームス
プリッタ3との間にハーフミラー14が配設されている。
対物レンズ7の光軸上には、第3図と同様に、コリメー
トレンズ5、1/4波長板6、光ディスク8およびその記
録媒体9が設けられている。また、後述するように、記
録媒体9における各反射光は、偏光ビームスプリッタ3
によって分離されたのち、一方はハーフミラー13によっ
て光検出器12に導かれ、同時に他方はハーフミラー14に
よって光検出器11に導かれるようになっている。
上記の構成において、半導体レーザ1が発射する直線
偏光L1SはS偏光であるから、ハーフミラー13を透過し
たのち、偏光ビームスプリッタ3で全反射され、コリメ
ートレンズ5、1/4波長板6、および対物レンズ7を介
して、右円偏光となって光ディスク8の記録媒体8に照
射される。そして、その反射光は実施例1と同様に、1/
4波長板6でP偏光の直線偏光L1Pとなるから、偏光ビー
ムスプリッタ3を全透過し、ハーフミラー14で全反射さ
れたのち光検出器11に導かれる。
半導体レーザ2から発射され、直線偏光L1Sとは波長
が異なるP偏光の直線偏光L2Pも、実施例1と同様に、1
/4波長板6の作用によってS偏光の直線偏光L2Sとなっ
て戻ってくるから、偏光ビームスプリッタ3で全反射さ
れ、ハーフミラー13で全反射されたのち光検出器12に導
かれる。
以下、光検出器11が出力する再生信号S1、光検出器12
が出力する再生信号S2、および差動増幅によって得られ
る再生信号の説明は実施例1と同じであるから省略す
る。
〔発明の効果〕
本発明に係る光磁気記録媒体の再生用光学装置は、以
上のように、S偏光を出射する第1の光源と、P偏光を
出射する第2の光源と、上記S偏光およびP偏光を円偏
光に変換する1/4波長板とを備え、上記1/4波長板で変換
されたS偏光の円偏光およびP偏光の円偏光を光磁気記
録媒体に同時に導き、各円偏光の光磁気記録媒体におけ
る磁化方向の違いによる反射光の強度変化に対応して光
検出手段から出力される各再生信号を差動増幅する構成
である。
従って、記録媒体に同時に導かれた各円偏光は円二色
性効果により、記録媒体の磁化方向に対応して反射光強
度の極性が互いに逆向きになるように変化するので、そ
れに応じて光検出手段から出力される各再生信号を差動
増幅することが可能となる。この結果、差動増幅によっ
てディスクノイズが相殺されることにもなり、実用レベ
ルのS/N比を従来のように高価な検光子を用いずに簡便
な光学装置によって得ることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図は光磁気記録媒体の再生用光学装置の要部の構成
図である。 第2図は1/4波長板の作用に関する説明図である。 第3図は記録媒体の磁化方向に対応する再生信号の波形
図である。 第4図は本発明の他の実施例を示すものであって、光磁
気記録媒体の再生用光学装置の要部の構成図である。 第5図ないし第7図は従来例を示すものである。第5図
は光磁気記録媒体の再生用光学装置の要部の構成図であ
る。 第6図はカー効果と再生信号の極性との関係を示す説明
図である。 第7図は光磁気記録媒体における円二色性効果に関する
説明図である。 1は半導体レーザ(第1の光源)、2は半導体レーザ
(第2の光源)、6は1/4波長板、9は記録媒体(光磁
気記録媒体)11・12は光検出器(光検出手段)、L1S
直線偏光(S偏光)、L2Pは直線偏光(P偏光)、S1・S
2は再生信号である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 賢司 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−59656(JP,A) 実開 昭61−118122(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ビームを光磁気記録媒体に照射し、その
    反射光を光検出手段によって検出することにより、磁気
    方向の違いによって光磁気記録媒体に記録された情報を
    読み取る光磁気記録媒体の再生用光学装置において、 S偏光を出射する第1の光源と、P偏光を出射する第2
    の光源と、上記S偏光およびP偏光を円偏光に変換する
    1/4波長板とを備え、上記1/4波長板で変換されたS偏光
    の円偏光およびP偏光の円偏光を光磁気記録媒体に同時
    に導き、各円偏光の光磁気記録媒体における磁化方向の
    違いによる反射光の強度変化に対応して光検出手段から
    出力される各再生信号を差動増幅することを特徴とする
    光磁気記録媒体の再生用光学装置。
JP2053978A 1990-03-05 1990-03-05 光磁気記録媒体の再生用光学装置 Expired - Lifetime JP2574915B2 (ja)

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US07/664,183 US5202860A (en) 1990-03-05 1991-03-04 Magneto-optic reproducing device using right and left circularly polarized light
EP91301830A EP0446021B1 (en) 1990-03-05 1991-03-05 Reproducing optical device for a magneto-optical recording medium
DE69121744T DE69121744T2 (de) 1990-03-05 1991-03-05 Optische Wiedergabevorrichtung für ein magnetooptisches Aufzeichnungsmedium

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JPS6459656A (en) * 1987-08-31 1989-03-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd Optical head for magneto-optical recording carrier

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