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JP2555364Y2 - 昇降スタンドにおける損傷防止構造 - Google Patents

昇降スタンドにおける損傷防止構造

Info

Publication number
JP2555364Y2
JP2555364Y2 JP1991071105U JP7110591U JP2555364Y2 JP 2555364 Y2 JP2555364 Y2 JP 2555364Y2 JP 1991071105 U JP1991071105 U JP 1991071105U JP 7110591 U JP7110591 U JP 7110591U JP 2555364 Y2 JP2555364 Y2 JP 2555364Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
guard plate
lifting
fixing screw
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991071105U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0514794U (ja
Inventor
光彦 近藤
Original Assignee
甲府日本電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 甲府日本電気株式会社 filed Critical 甲府日本電気株式会社
Priority to JP1991071105U priority Critical patent/JP2555364Y2/ja
Publication of JPH0514794U publication Critical patent/JPH0514794U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2555364Y2 publication Critical patent/JP2555364Y2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は昇降スタンドの昇降構造
に関し、特に昇降パイプの損傷防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な昇降スタンドは、図4に
示すように、基台パイプ1に取り付けた固定ねじ3の先
端によって昇降パイプ2を直接押圧して基台パイプ1の
内壁に押し付け、このときの摩擦力によって昇降パイプ
2を任意の高さに調節する構造となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の構造で
は昇降パイプが基台パイプの内壁に押し付けられる際の
当たり面は面積も多いが、固定ネジ3の先端が昇降パイ
プ2と当たる面は点接触となって傷がつきやすく、昇降
パイプ2を伸ばした場合に低い固定箇所の傷が見えてし
まい外観品質を損なうという問題がある。
【0004】本考案は上記問題点にかんがみなされたも
ので、固定部材による昇降パイプの損傷を防止すること
のできる昇降スタンドにおける損傷防止構造の提供を目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案の昇降スタンドにおける損傷防止構造は、基台
パイプ内において上下方向に摺動可能としてスタンドの
高さ調整を行なう昇降パイプと、この昇降パイプを摺動
方向に対して直交する方向に押圧し、この摩擦力によっ
て任意高さに上記昇降パイプを固定する固定ねじと、上
記昇降パイプと上記固定ねじとの間に配設されたガード
プレートとを備え、上記ガードプレートを、固定ねじの
取付孔を設けた外片と基台パイプの内側に位置して昇降
パイプと当接する内片とを有する縦断面ほぼコ字状に形
成するとともに、縦断面ほぼコ字状の上記ガードプレー
トを基台パイプの上端に係止して用いる構成とし、好ま
しくは、上記ガードプレートの外片と内片を基台パイプ
と昇降パイプの曲率に合わせた円弧状とした構成として
ある。
【0006】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる本考案
は、固定部材によってガードプレートを押圧しているの
で、固定部材が直接昇降パイプと接触することがなく、
またガードプレートと昇降パイプとは広い面積で接触す
るので損傷なく強固に固定できる。また、上記のように
構成した請求項2にかかる本考案は、固定ねじを緩める
際にガードプレート自体の弾性反力によってすばやく昇
降パイプから離れて昇降動作がスムーズに行なえ、また
損傷したガードプレートを容易に交換できる。さらに、
上記のように構成した請求項3にかかる本考案は、ガー
ドプレートが基台パイプや昇降パイプの曲面と広く面接
触してより強固に固定できる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1ないし図3に
基づいて説明する。図1において、1はスタンドの基台
パイプであって、基台1aに対して垂直に固定された上
端開放パイプ材からなり、この上端付近に固定部材であ
る固定ねじ3と螺合するねじ孔1bが切られている。2
は基台パイプ1内部において上下に摺動する昇降パイプ
であって、上端部分にライトなどの機器類5が設置され
る。
【0008】4はガードプレートであって、図3に示す
ように縦断面ほぼコ字状に形成された薄い平板であり、
基台パイプ1の上端に係止されるものである。このガー
ドプレート4において、図2に示すように基台パイプ1
の外側に出る外片4aには固定ねじ3が貫通する取付孔
4cが設けられ、また他片である内片4bは基台パイプ
1と昇降パイプ2との間に位置して固定ねじ3の先端が
直接に昇降パイプ2に当接するのを防いでいる。また、
基台パイプ1の上端にこのガードプレート4を係止する
と、基台パイプ1の曲面との関係から、ガードプレート
4は基台パイプ1の外側を外片4aの中心部分によっ
て、また内側を内片4bの側端部分によって挾持する。
【0009】以上の構成により、昇降パイプ2をある高
さにおいて固定する場合、固定ねじ3をねじ込むと、そ
の先端はガードプレート4の内片4bに当接してこのガ
ードプレート4を介して昇降パイプ2を押圧するので、
昇降パイプ2を損傷することなくかつ、ガードプレート
4と昇降パイプ2とは広い接触面積を確保して強固に固
定される。そして、固定ねじ3を緩める場合、内片4b
が板ばねの機能を発揮してその弾性反力によってすばや
く昇降パイプ2との接触が開放されて、スムーズに昇降
できる。
【0010】さらに、高さ調節を繰り返し行なってガー
ドプレート4の損傷がひどくなった場合、固定ねじ3を
抜き取って容易にガードプレート4の交換ができてメン
テナンスも容易となる。
【0011】本実施例においては、ガードプレート4は
平板をベースに形成されているが、外片4aを基台パイ
プ1の曲面に、内片4bを昇降パイプ2の曲面にそれぞ
れ合わせた曲率の円弧状にしてもよい。この場合には、
固定ねじ3で押圧するとガードプレート4と昇降パイプ
2との接触が面接触となってより強固に固定できる。
【0012】また、ガードプレート4の外片4aに取付
孔4cを設けずに、縦断面略L字状として基台パイプ1
の上端に係止できる程度の長さとすることもでき、また
取付孔にめねじを切ったものを用いることもできる。さ
らに、本実施例では、固定部材として固定ねじ3を用い
たが、ピンや締結バンドなどの他の一般的固定部材も採
用することができる。
【0013】
【考案の効果】以上のように請求項1の本考案による
と、固定部材によって押圧してもガードプレートに当接
して昇降パイプを損傷することなく、また損傷したガー
ドプレートも容易に交換できる。また、請求項2にかか
る本考案は、上記に加えて固定ねじを緩める場合、内片
の弾性反力によってすばやく開放されて昇降パイプのス
ムーズな昇降が確保される。さらに、請求項3にかかる
本考案は、ガードプレートの円弧が基台パイプと昇降パ
イプの曲面に合って面接触するので、より強固に昇降パ
イプを固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例を示す一部断面の正面図である。
【図2】図1の要部を拡大した断面図である。
【図3】ガードプレートの斜視図である。
【図4】従来のスタンドを示す正面図である。
【符号の説明】
1…基台パイプ 2…昇降パイプ 3…固定ねじ 4…ガードプレート 4a…外片 4b…内片

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台パイプ内において上下方向に摺動可
    能としてスタンドの高さ調整を行なう昇降パイプと、こ
    の昇降パイプを摺動方向に対して直交する方向に押圧
    し、この摩擦力によって任意高さに上記昇降パイプを固
    定する固定ねじと、上記昇降パイプと上記固定ねじとの
    間に配設されたガープレートとを備え、 上記ガードプレートを、固定ねじの取付孔を設けた外片
    と基台パイプの内側に位置して昇降パイプと当接する内
    片とを有する縦断面ほぼコ字状に形成するとともに、縦
    断面ほぼコ字状の上記ガードプレートを基台パイプの上
    端に係止して用いることを特徴とした昇降スタンドにお
    ける損傷防止構造。
  2. 【請求項2】 上記ガードプレートの外片と内片を基台
    パイプと昇降パイプの曲率に合わせた円弧状とすること
    を特徴とする請求項1または2記載の昇降スタンドにお
    ける損傷防止構造。
JP1991071105U 1991-08-09 1991-08-09 昇降スタンドにおける損傷防止構造 Expired - Lifetime JP2555364Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991071105U JP2555364Y2 (ja) 1991-08-09 1991-08-09 昇降スタンドにおける損傷防止構造

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JP1991071105U JP2555364Y2 (ja) 1991-08-09 1991-08-09 昇降スタンドにおける損傷防止構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0514794U JPH0514794U (ja) 1993-02-26
JP2555364Y2 true JP2555364Y2 (ja) 1997-11-19

Family

ID=13450942

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JP1991071105U Expired - Lifetime JP2555364Y2 (ja) 1991-08-09 1991-08-09 昇降スタンドにおける損傷防止構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59181508U (ja) * 1983-05-20 1984-12-04 尾関 秀太郎 遠隔スイツチ付電池ロ−ソクを備えた提灯

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3684717D1 (de) * 1985-01-18 1992-05-14 Pitney Bowes Inc Post bearbeitende maschine.
JPS6337608A (ja) * 1986-07-31 1988-02-18 Kanazawa Kinzoku Kogyo Kk ハンダメツキ長さの制御装置

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Publication number Publication date
JPH0514794U (ja) 1993-02-26

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