JP2545416Y2 - 昇降スタンドにおける抜け防止構造 - Google Patents
昇降スタンドにおける抜け防止構造Info
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- JP2545416Y2 JP2545416Y2 JP7110691U JP7110691U JP2545416Y2 JP 2545416 Y2 JP2545416 Y2 JP 2545416Y2 JP 7110691 U JP7110691 U JP 7110691U JP 7110691 U JP7110691 U JP 7110691U JP 2545416 Y2 JP2545416 Y2 JP 2545416Y2
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- lifting
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- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 21
- 230000001965 increasing effect Effects 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は昇降スタンドの昇降構造
に関し、特に昇降パイプの抜け防止構造に関する。
に関し、特に昇降パイプの抜け防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な昇降スタンドは、図4に
示すように、基台パイプ1の内部に昇降パイプ2が上下
動可能に挿入してあり、固定ねじ3で昇降パイプ2を固
定する構造となっており、昇降パイプAの抜け防止構造
の無い場合が多い。また、抜け防止構造がある場合で
も、図5に示すように昇降パイプ2の下端にフランジ2
aを設け、基台パイプ1の上端を絞り込んでストッパ1
1とし、このストッパ11によって昇降パイプ2の抜け
を防止する構造となっている。
示すように、基台パイプ1の内部に昇降パイプ2が上下
動可能に挿入してあり、固定ねじ3で昇降パイプ2を固
定する構造となっており、昇降パイプAの抜け防止構造
の無い場合が多い。また、抜け防止構造がある場合で
も、図5に示すように昇降パイプ2の下端にフランジ2
aを設け、基台パイプ1の上端を絞り込んでストッパ1
1とし、このストッパ11によって昇降パイプ2の抜け
を防止する構造となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の抜け防
止構造では、スタンドの分解組み立てに際して昇降パイ
プ2を基台パイプ1の下方から出し入れする必要がある
ために、昇降パイプ2の上部に設置した機器類を取り外
さねばならない問題がある。また、昇降パイプ2の上部
の外径は、このストッパ11の内径より大きくできない
ので、機器類5の取付部の設計上の制約となるだけでな
く、基台パイプ1の基台1aの形状にも制約を与えスタ
ンド設計上の自由度を減少させるという問題もある。
止構造では、スタンドの分解組み立てに際して昇降パイ
プ2を基台パイプ1の下方から出し入れする必要がある
ために、昇降パイプ2の上部に設置した機器類を取り外
さねばならない問題がある。また、昇降パイプ2の上部
の外径は、このストッパ11の内径より大きくできない
ので、機器類5の取付部の設計上の制約となるだけでな
く、基台パイプ1の基台1aの形状にも制約を与えスタ
ンド設計上の自由度を減少させるという問題もある。
【0004】本考案は上記問題点にかんがみなされたも
ので、昇降パイプの抜けを防止するだけでなく、スタン
ドの分解組み立てに際して基台パイプの上端より昇降パ
イプを出し入れできて、スタンド設計上の自由度を増加
することのできる昇降スタンドにおける抜け防止構造を
提供することを目的とする。
ので、昇降パイプの抜けを防止するだけでなく、スタン
ドの分解組み立てに際して基台パイプの上端より昇降パ
イプを出し入れできて、スタンド設計上の自由度を増加
することのできる昇降スタンドにおける抜け防止構造を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案の昇降スタンドにおける抜け防止構造は、基台
パイプ内において上下方向に摺動可能としてスタンドの
高さ調整を行なう昇降パイプと、この昇降パイプを摺動
方向に対して直交する方向に押圧し、この摩擦力によっ
て任意高さに上記昇降パイプを固定する固定部材とを備
えた昇降スタンドにおいて、下端にフランジ部を設けた
昇降パイプと、縦断面ほぼコ字状に形成され、かつ、基
台パイプの上端に係止され、この基台パイプの外側に位
置する外片に上記固定部材の取付孔が設けられ、基台パ
イプの内壁と昇降パイプの外壁の間に位置し上記フラン
ジ部の上昇動作を制止する内片とからなるストッパとを
備える構成としてある。
に本考案の昇降スタンドにおける抜け防止構造は、基台
パイプ内において上下方向に摺動可能としてスタンドの
高さ調整を行なう昇降パイプと、この昇降パイプを摺動
方向に対して直交する方向に押圧し、この摩擦力によっ
て任意高さに上記昇降パイプを固定する固定部材とを備
えた昇降スタンドにおいて、下端にフランジ部を設けた
昇降パイプと、縦断面ほぼコ字状に形成され、かつ、基
台パイプの上端に係止され、この基台パイプの外側に位
置する外片に上記固定部材の取付孔が設けられ、基台パ
イプの内壁と昇降パイプの外壁の間に位置し上記フラン
ジ部の上昇動作を制止する内片とからなるストッパとを
備える構成としてある。
【0006】
【作用】上記のように構成した本考案の昇降スタンドに
おける抜け防止構造は、昇降パイプを上方に引き上げ過
ぎた場合、フランジ部がストッパの内片の下端で制止さ
れ、この際外片を固定部材が貫通してストッパが上方に
外れるのを制止する。また、固定部材を取り外せば、ス
トッパは上方に引き抜けて昇降パイプを基台パイプの上
方から出し入れできる。
おける抜け防止構造は、昇降パイプを上方に引き上げ過
ぎた場合、フランジ部がストッパの内片の下端で制止さ
れ、この際外片を固定部材が貫通してストッパが上方に
外れるのを制止する。また、固定部材を取り外せば、ス
トッパは上方に引き抜けて昇降パイプを基台パイプの上
方から出し入れできる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1ないし図3に
基づいて説明する。図1において、1はスタンドの基台
パイプであって、基台1aに対して垂直に固定された上
端開放パイプ材からなり、この上端付近に固定部材であ
る固定ねじ3と螺合するねじ孔1bが切られている。
基づいて説明する。図1において、1はスタンドの基台
パイプであって、基台1aに対して垂直に固定された上
端開放パイプ材からなり、この上端付近に固定部材であ
る固定ねじ3と螺合するねじ孔1bが切られている。
【0008】2は基台パイプ1内部において上下に摺動
する昇降パイプであって、その下端には昇降パイプ2の
外径より大きく基台パイプ1の内径より小さい径のフラ
ンジ部2aが形成され、上端部分にライトなどの機器類
5が設置される。
する昇降パイプであって、その下端には昇降パイプ2の
外径より大きく基台パイプ1の内径より小さい径のフラ
ンジ部2aが形成され、上端部分にライトなどの機器類
5が設置される。
【0009】4はストッパであって、図3に示すよう
に、薄い平板を縦断面ほぼコ字状に曲折して形成してあ
り、基台パイプ1の上端に係止される。このストッパ4
において、図2に示すように基台パイプ1の外側に出る
外片4aには固定ねじ3が貫通する取付孔4cが設けら
れ、また他片である内片4bは基台パイプ1と昇降パイ
プ2との間に位置し、内片4bの先端が直接に昇降パイ
プ2のフランジ部2aの上方への動きを制止する。ま
た、基台パイプ1の上端にストッパ4を上方から係止す
ると、基台パイプ1の曲面との関係から、ストッパ4は
基台パイプ1の外側を外片4aの中心部分によって、内
側を内片4bの側端部分によって挾持する。
に、薄い平板を縦断面ほぼコ字状に曲折して形成してあ
り、基台パイプ1の上端に係止される。このストッパ4
において、図2に示すように基台パイプ1の外側に出る
外片4aには固定ねじ3が貫通する取付孔4cが設けら
れ、また他片である内片4bは基台パイプ1と昇降パイ
プ2との間に位置し、内片4bの先端が直接に昇降パイ
プ2のフランジ部2aの上方への動きを制止する。ま
た、基台パイプ1の上端にストッパ4を上方から係止す
ると、基台パイプ1の曲面との関係から、ストッパ4は
基台パイプ1の外側を外片4aの中心部分によって、内
側を内片4bの側端部分によって挾持する。
【0010】以上の構成により、固定ねじ3を緩めて昇
降パイプ2を不用意に引き抜き過ぎてもフランジ部2a
がストッパ4の内片4bの先端によって制止され、抜け
の防止される。このとき、固定ねじ3を完全に外さない
限り、フランジ部2aによってストッパ4に対し上方に
押し上げる力が働いても、ストッパ4が基台パイプ1の
上端から外れるのを防止する。
降パイプ2を不用意に引き抜き過ぎてもフランジ部2a
がストッパ4の内片4bの先端によって制止され、抜け
の防止される。このとき、固定ねじ3を完全に外さない
限り、フランジ部2aによってストッパ4に対し上方に
押し上げる力が働いても、ストッパ4が基台パイプ1の
上端から外れるのを防止する。
【0011】また、スタンドを分解組み立てする場合、
固定ねじ3を完全に外して、ストッパ4を上方に引き抜
けば、昇降パイプ2を基台パイプ1の上端開放口から出
し入れできる。これにより、昇降パイプ2の上部の直径
を大きくでき、基台1aの設計の自由度も増加する。本
実施例においては、ストッパ4の内片4bを無孔の平板
とし、固定ねじ3はこの内片4bを介して昇降パイプ2
を固定するが、この内片4bの固定ねじ3の当接部分に
貫通孔を設け、直接昇降パイプ2に当接するような構造
としてもよい。また、本実施例では、固定部材として固
定ねじ3を用いたが、ピンや締結バンドなどの他の一般
的固定部材も採用することができる。
固定ねじ3を完全に外して、ストッパ4を上方に引き抜
けば、昇降パイプ2を基台パイプ1の上端開放口から出
し入れできる。これにより、昇降パイプ2の上部の直径
を大きくでき、基台1aの設計の自由度も増加する。本
実施例においては、ストッパ4の内片4bを無孔の平板
とし、固定ねじ3はこの内片4bを介して昇降パイプ2
を固定するが、この内片4bの固定ねじ3の当接部分に
貫通孔を設け、直接昇降パイプ2に当接するような構造
としてもよい。また、本実施例では、固定部材として固
定ねじ3を用いたが、ピンや締結バンドなどの他の一般
的固定部材も採用することができる。
【0012】
【考案の効果】以上のように本考案によると、昇降パイ
プを不用意に引き抜こうとした場合、フランジ部がスト
ッパの内片の下端によって制止されて抜け防止が図られ
る。また、固定部材を完全に外してストッパを上方に外
せば、昇降パイプを基台パイプの上端で出し入れするこ
とができ、スタンド設計上の自由度を増加させることが
できる。
プを不用意に引き抜こうとした場合、フランジ部がスト
ッパの内片の下端によって制止されて抜け防止が図られ
る。また、固定部材を完全に外してストッパを上方に外
せば、昇降パイプを基台パイプの上端で出し入れするこ
とができ、スタンド設計上の自由度を増加させることが
できる。
【図1】本実施例を示す一部断面の正面図である。
【図2】図1の要部を拡大した断面図である。
【図3】ストッパの斜視図である。
【図4】従来のスタンドを示す一部断面の正面図であ
る。
る。
【図5】従来のスタンドを示す一部断面の正面図であ
る。
る。
1…基台パイプ 2…昇降パイプ 2a…フランジ部 3…固定ねじ 4…ストッパ 4a…外片 4b…内片 4c…取付孔
Claims (1)
- 【請求項1】 基台パイプ内において上下方向に摺動可
能としてスタンドの高さ調整を行なう昇降パイプと、こ
の昇降パイプを摺動方向に対して直交する方向に押圧
し、この摩擦力によって任意高さに上記昇降パイプを固
定する固定部材とを備えた昇降スタンドにおいて、 下端にフランジ部を設けた昇降パイプと、縦断面ほぼコ
字状に形成され、かつ、基台パイプの上端に係止され、
この基台パイプの外側に位置する外片に上記固定部材の
取付孔が設けられ、基台パイプの内壁と昇降パイプの外
壁の間に位置し上記フランジ部の上昇動作を制止する内
片とからなるストッパとを備えることを特徴とする昇降
スタンドにおける抜け防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7110691U JP2545416Y2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 昇降スタンドにおける抜け防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7110691U JP2545416Y2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 昇降スタンドにおける抜け防止構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0514795U JPH0514795U (ja) | 1993-02-26 |
JP2545416Y2 true JP2545416Y2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=13450974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7110691U Expired - Lifetime JP2545416Y2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 昇降スタンドにおける抜け防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2545416Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106090562B (zh) * | 2016-06-28 | 2018-06-01 | 国家电网公司 | 气或油罐内部检修的通排风高度调节装置 |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP7110691U patent/JP2545416Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0514795U (ja) | 1993-02-26 |
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