JP2551875Y2 - 排紙案内装置 - Google Patents
排紙案内装置Info
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- JP2551875Y2 JP2551875Y2 JP6952991U JP6952991U JP2551875Y2 JP 2551875 Y2 JP2551875 Y2 JP 2551875Y2 JP 6952991 U JP6952991 U JP 6952991U JP 6952991 U JP6952991 U JP 6952991U JP 2551875 Y2 JP2551875 Y2 JP 2551875Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- discharge
- paper discharge
- guide bar
- paper ejection
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- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、印刷装置、複写装置等
に用いられる排紙案内装置に関し、特に排紙された用紙
の排紙台に於ける整頓性の向上のために排紙台の排紙入
口部に設けられる排紙案内装置に関するものである。
に用いられる排紙案内装置に関し、特に排紙された用紙
の排紙台に於ける整頓性の向上のために排紙台の排紙入
口部に設けられる排紙案内装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷装置、複写装置等にて排紙される印
刷済み、複写済みの用紙が排紙台上に整頓性よく排紙さ
れるよう、即ち複写済みの用紙が排紙台上に排紙方向に
きちっと揃って整合性よく積み重ねられるよう、排紙台
の排紙入口部に排紙案内部材を設けることは既に提案さ
れており、これは例えば実開平2−91747号公報に
示されている。
刷済み、複写済みの用紙が排紙台上に整頓性よく排紙さ
れるよう、即ち複写済みの用紙が排紙台上に排紙方向に
きちっと揃って整合性よく積み重ねられるよう、排紙台
の排紙入口部に排紙案内部材を設けることは既に提案さ
れており、これは例えば実開平2−91747号公報に
示されている。
【0003】上述の如き排紙案内部材は、排紙台の排紙
入口部の両側に各々設けられ、下側が上側に比して排紙
台の内側に位置するよう排紙方向に沿う鉛直面に対し傾
斜した案内面を有し、排紙台の排紙入口部を通過して排
紙台上に落下しょうとする用紙に対し排紙方向正面より
見てU字状の湾曲を与え、用紙の排紙方向の見かけ上の
剛性、即ち腰の強さを高めて排紙過程の用紙の垂れ下が
りを抑制しつつ、慣性による用紙の排紙飛翔距離を高
め、用紙が排紙台の最前方位置に立設されたストッパプ
レートに必ず突き当たって排紙台上に排紙されるように
するものである。
入口部の両側に各々設けられ、下側が上側に比して排紙
台の内側に位置するよう排紙方向に沿う鉛直面に対し傾
斜した案内面を有し、排紙台の排紙入口部を通過して排
紙台上に落下しょうとする用紙に対し排紙方向正面より
見てU字状の湾曲を与え、用紙の排紙方向の見かけ上の
剛性、即ち腰の強さを高めて排紙過程の用紙の垂れ下が
りを抑制しつつ、慣性による用紙の排紙飛翔距離を高
め、用紙が排紙台の最前方位置に立設されたストッパプ
レートに必ず突き当たって排紙台上に排紙されるように
するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述の如き排紙案内部
材に於いては、傾斜案内面が排紙方向に、また上下方向
に長いほど用紙に対し排紙方向正面より見てU字状の湾
曲を与えてこれの排紙方向の見かけ上の剛性を高める効
果が増大するが、しかし傾斜案内面が排紙方向に、また
上下方向に長いほど、これが用紙に対し与える摩擦抵抗
が増大し、これが逆に用紙の排紙飛翔距離を短くする原
因になる。このため用紙自身の腰が非常に弱く、排紙方
向正面より見てU字状の湾曲を充分に用紙に与えても、
用紙の排紙方向の見かけ上の剛性を充分に高められない
場合は、案内面が大きくと、逆効果になり、排紙台上に
於ける用紙の整合性が悪化することになる。このような
ことから、従来の排紙案内部材では、排紙される用紙の
種類の違いにより、排紙台上に於ける用紙の整合性を充
分に高めることができない場合がある。
材に於いては、傾斜案内面が排紙方向に、また上下方向
に長いほど用紙に対し排紙方向正面より見てU字状の湾
曲を与えてこれの排紙方向の見かけ上の剛性を高める効
果が増大するが、しかし傾斜案内面が排紙方向に、また
上下方向に長いほど、これが用紙に対し与える摩擦抵抗
が増大し、これが逆に用紙の排紙飛翔距離を短くする原
因になる。このため用紙自身の腰が非常に弱く、排紙方
向正面より見てU字状の湾曲を充分に用紙に与えても、
用紙の排紙方向の見かけ上の剛性を充分に高められない
場合は、案内面が大きくと、逆効果になり、排紙台上に
於ける用紙の整合性が悪化することになる。このような
ことから、従来の排紙案内部材では、排紙される用紙の
種類の違いにより、排紙台上に於ける用紙の整合性を充
分に高めることができない場合がある。
【0005】本考案は、従来の排紙案内部材に於ける上
述の如き問題点に着目してなされたものであり、排紙さ
れる用紙の種類の違いを問わずに排紙台上に於ける用紙
の整合性を充分に高めることができるよう改良された排
紙案内装置を提供することを目的としている。
述の如き問題点に着目してなされたものであり、排紙さ
れる用紙の種類の違いを問わずに排紙台上に於ける用紙
の整合性を充分に高めることができるよう改良された排
紙案内装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本考
案によれば、排紙台の排紙入口部の両側に設けらた排紙
案内部材を有し、前記排紙案内部材は下端が自由端をな
すべく基部より垂下された排紙案内バーを排紙方向に複
数個含み、排紙案内バーは各々自由下端が上側に比して
排紙台の内側に位置するよう排紙方向に沿う鉛直面に対
し傾斜しており、その傾斜角は最も排紙入口部に位置す
る排紙案内バーが最も大きく、これより排紙方向前方に
位置するものほど小さく、且つ排紙案内バーは排紙方向
前方に位置するものほど下位に設けられていることを特
徴とする排紙案内装置によって達成される。
案によれば、排紙台の排紙入口部の両側に設けらた排紙
案内部材を有し、前記排紙案内部材は下端が自由端をな
すべく基部より垂下された排紙案内バーを排紙方向に複
数個含み、排紙案内バーは各々自由下端が上側に比して
排紙台の内側に位置するよう排紙方向に沿う鉛直面に対
し傾斜しており、その傾斜角は最も排紙入口部に位置す
る排紙案内バーが最も大きく、これより排紙方向前方に
位置するものほど小さく、且つ排紙案内バーは排紙方向
前方に位置するものほど下位に設けられていることを特
徴とする排紙案内装置によって達成される。
【0007】
【作用】上述の如き構成によれば、排紙方向に複数個設
けられた排紙案内バーが各々線状の傾斜案内部として作
用し、これにより各排紙案内バーが、排紙台の排紙入口
部を通過して排紙台上に落下しようとする用紙に対し大
きい摩擦抵抗を与えることなく、この排紙過程の用紙に
対し排紙方向正面より見てU字状の湾曲を長区間に亘っ
て適度に与え、またそれを維持させるようになる。
けられた排紙案内バーが各々線状の傾斜案内部として作
用し、これにより各排紙案内バーが、排紙台の排紙入口
部を通過して排紙台上に落下しようとする用紙に対し大
きい摩擦抵抗を与えることなく、この排紙過程の用紙に
対し排紙方向正面より見てU字状の湾曲を長区間に亘っ
て適度に与え、またそれを維持させるようになる。
【0008】
【実施例】以下に添付の図を参照して本考案を実施例に
ついて詳細に説明する。図1〜図3は本考案による排紙
案内装置を含む孔版印刷装置の排紙装置部の一実施例を
示している。これらの図に於いて、符号1は印刷インキ
通過性構造の円筒状の版胴を示している。版胴1は、内
部に図示されていない印刷インキ供給機構を有し、外周
面に孔版原紙Mを巻き付け装着され、自身の中心軸線周
りに図1にて反時計周り方向へ駆動されるようになって
いる。版胴1の下方にはプレスローラ3が配置されてお
り、プレスローラ3は図示されていない給紙装置により
版胴1の回転に同期して図1にて左方より右方へ給紙さ
れる印刷用紙Pを孔版原紙Mを隔てて版胴1の外周面に
対し押し付けるように構成されており、この押し付けに
より印刷用紙Pの上面に印刷画像の付与、即ち輪転式の
孔版印刷が行われるるようになっている。
ついて詳細に説明する。図1〜図3は本考案による排紙
案内装置を含む孔版印刷装置の排紙装置部の一実施例を
示している。これらの図に於いて、符号1は印刷インキ
通過性構造の円筒状の版胴を示している。版胴1は、内
部に図示されていない印刷インキ供給機構を有し、外周
面に孔版原紙Mを巻き付け装着され、自身の中心軸線周
りに図1にて反時計周り方向へ駆動されるようになって
いる。版胴1の下方にはプレスローラ3が配置されてお
り、プレスローラ3は図示されていない給紙装置により
版胴1の回転に同期して図1にて左方より右方へ給紙さ
れる印刷用紙Pを孔版原紙Mを隔てて版胴1の外周面に
対し押し付けるように構成されており、この押し付けに
より印刷用紙Pの上面に印刷画像の付与、即ち輪転式の
孔版印刷が行われるるようになっている。
【0009】版胴1の排紙側には用紙分離爪5が配置さ
れており、用紙排紙爪5は版胴1の回転に伴い印刷用紙
Pを版胴1より引き剥して、これを排紙送り装置7の用
紙送り面9へ導くようになっている。
れており、用紙排紙爪5は版胴1の回転に伴い印刷用紙
Pを版胴1より引き剥して、これを排紙送り装置7の用
紙送り面9へ導くようになっている。
【0010】排紙送り装置7は、用紙送り面9に沿って
設けられた搬送ベルト11を有し、搬送ベルト11は、
図示されていない電動機により駆動されて用紙送り面9
上の排紙過程の印刷用紙Pを図1にて左方より右方へ向
けて、即ち排紙台21へ向けて排出搬送するようになっ
ている。
設けられた搬送ベルト11を有し、搬送ベルト11は、
図示されていない電動機により駆動されて用紙送り面9
上の排紙過程の印刷用紙Pを図1にて左方より右方へ向
けて、即ち排紙台21へ向けて排出搬送するようになっ
ている。
【0011】用紙送り面9の終端側の幅方向両側には三
角山状の湾曲付与用隆起部材13、15が二段に設けら
れている。また用紙送り面9の終端側中央部には吸引口
17が設けられており、吸引口17は、電動ブロワ19
による負圧により用紙送り面9上の印刷用紙Pの幅方向
中央部を軽く吸引し、湾曲付与用隆起部材13、15に
よる印刷用紙Pの排紙方向正面より見てのU字状の湾曲
付けを助長するようになっている。
角山状の湾曲付与用隆起部材13、15が二段に設けら
れている。また用紙送り面9の終端側中央部には吸引口
17が設けられており、吸引口17は、電動ブロワ19
による負圧により用紙送り面9上の印刷用紙Pの幅方向
中央部を軽く吸引し、湾曲付与用隆起部材13、15に
よる印刷用紙Pの排紙方向正面より見てのU字状の湾曲
付けを助長するようになっている。
【0012】排紙台21は、ほぼ水平な底板23と、底
板23の幅方向両側に各々幅方向に取付位置調節可能に
設けられた側板25と、底板23の排紙方向前方位置に
排紙方向に取付位置調節可能に立設されたストッパプレ
ート27とを有している。
板23の幅方向両側に各々幅方向に取付位置調節可能に
設けられた側板25と、底板23の排紙方向前方位置に
排紙方向に取付位置調節可能に立設されたストッパプレ
ート27とを有している。
【0013】側板25の排紙入口側の内側面には各々排
紙案内部材29がねじ31により固定装着されている。
排紙案内部材29は、図4〜図6に示されている如く、
全体を適度のばね性を有する金属線材により構成されて
外表面を高滑性化コーティング処理され、ループ部33
にてねじ31により側板25に固定され、ループ部33
より排紙入口側に水平に延在する水平延長部35の先端
部より下端が自由端をなすべく垂下された第一の排紙案
内バー37と、ループ部33より排紙台23の排紙入口
側に下さがりに延在する傾斜延長部39の先端部より下
端が自由端をなすべく垂下された第二の排紙案内バー4
1とを有している。
紙案内部材29がねじ31により固定装着されている。
排紙案内部材29は、図4〜図6に示されている如く、
全体を適度のばね性を有する金属線材により構成されて
外表面を高滑性化コーティング処理され、ループ部33
にてねじ31により側板25に固定され、ループ部33
より排紙入口側に水平に延在する水平延長部35の先端
部より下端が自由端をなすべく垂下された第一の排紙案
内バー37と、ループ部33より排紙台23の排紙入口
側に下さがりに延在する傾斜延長部39の先端部より下
端が自由端をなすべく垂下された第二の排紙案内バー4
1とを有している。
【0014】第二の排紙案内バー41は第一の排紙案内
バー37より排紙方向前方に、且つ傾斜延長部39の下
さがり具合いにより第一の排紙案内バー37より下位に
位置しており、これら排紙案内バー37、41は各々自
由下端が上側に比して排紙台23の内側に位置するよう
排紙方向に沿う鉛直面、この場合、側板25の内側面に
対し傾斜角θ1 、θ2 をもって傾斜している。第一の排
紙案内バー37の傾斜角θ1 は20〜30度程度に、第
二の排紙案内バー4の1傾斜角θ2 は10〜20度に設
定され、排紙入口部側に位置する第一の排紙案内バー3
7の傾斜角θ1のほうが第二の排紙案内バー4の傾斜角
θ2 より大きくなっている。
バー37より排紙方向前方に、且つ傾斜延長部39の下
さがり具合いにより第一の排紙案内バー37より下位に
位置しており、これら排紙案内バー37、41は各々自
由下端が上側に比して排紙台23の内側に位置するよう
排紙方向に沿う鉛直面、この場合、側板25の内側面に
対し傾斜角θ1 、θ2 をもって傾斜している。第一の排
紙案内バー37の傾斜角θ1 は20〜30度程度に、第
二の排紙案内バー4の1傾斜角θ2 は10〜20度に設
定され、排紙入口部側に位置する第一の排紙案内バー3
7の傾斜角θ1のほうが第二の排紙案内バー4の傾斜角
θ2 より大きくなっている。
【0015】また第一の排紙案内バー37と第二の排紙
案内バー41は各々自由下端が上側に比して排紙台23
の排紙入口側に位置するよう排紙方向に直交する鉛直面
に対し傾斜角θ3 、θ4 をもって傾斜している。第一の
排紙案内バー37の傾斜角θ3 は25〜35度程度に、
第二の排紙案内バー41の傾斜角θ2 は0〜5度に設定
されている。
案内バー41は各々自由下端が上側に比して排紙台23
の排紙入口側に位置するよう排紙方向に直交する鉛直面
に対し傾斜角θ3 、θ4 をもって傾斜している。第一の
排紙案内バー37の傾斜角θ3 は25〜35度程度に、
第二の排紙案内バー41の傾斜角θ2 は0〜5度に設定
されている。
【0016】上述の如き設定により第一の排紙案内バー
37と第二の排紙案内バー41とは図6にて符号Aに示
される一つの仮想傾斜平面に含まれるように延在するこ
とになる。仮想傾斜平面Aが排紙方向に沿う鉛直面に対
しなす代表角θ5 は概ね5度程度であってよい。
37と第二の排紙案内バー41とは図6にて符号Aに示
される一つの仮想傾斜平面に含まれるように延在するこ
とになる。仮想傾斜平面Aが排紙方向に沿う鉛直面に対
しなす代表角θ5 は概ね5度程度であってよい。
【0017】上述の如き構成によれば、排紙送り装置7
より搬送ベルト11により排紙台21へ向けて排出され
る印刷用紙Pは、湾曲付与用隆起部材13、15と吸引
口17による吸引作用により排紙方向正面より見てU字
状に湾曲し、これにより排紙方向の見かけ上の剛性を高
められた状態にて排紙送り装置7の用紙送り面9より離
れて排紙台21上を飛翔し、左右の側板25間より底板
23上に落下する。この排紙台21に対する排紙過程に
て、印刷用紙Pは両側部にて先ず第一の排紙案内バー3
7上に乗るようにしてこれに点乃至線接触して排紙方向
へ進行しつつ落下し、これにより印刷用紙Pは、第一の
排紙案内バー37より大きい摩擦抵抗を受けることなく
排紙方向正面より見てのU字状の湾曲を補強され、ある
いはこれを維持する。
より搬送ベルト11により排紙台21へ向けて排出され
る印刷用紙Pは、湾曲付与用隆起部材13、15と吸引
口17による吸引作用により排紙方向正面より見てU字
状に湾曲し、これにより排紙方向の見かけ上の剛性を高
められた状態にて排紙送り装置7の用紙送り面9より離
れて排紙台21上を飛翔し、左右の側板25間より底板
23上に落下する。この排紙台21に対する排紙過程に
て、印刷用紙Pは両側部にて先ず第一の排紙案内バー3
7上に乗るようにしてこれに点乃至線接触して排紙方向
へ進行しつつ落下し、これにより印刷用紙Pは、第一の
排紙案内バー37より大きい摩擦抵抗を受けることなく
排紙方向正面より見てのU字状の湾曲を補強され、ある
いはこれを維持する。
【0018】この印刷用紙Pは、次いで第二の排紙案内
バー41上に乗るようにしてこれに点乃至線接触して排
紙方向へ進行しつつ落下し、これにより印刷用紙Pは、
第二の排紙案内バー41より大きい摩擦抵抗を受けるこ
となく排紙方向正面より見てのU字状の湾曲を再度補強
維持される。
バー41上に乗るようにしてこれに点乃至線接触して排
紙方向へ進行しつつ落下し、これにより印刷用紙Pは、
第二の排紙案内バー41より大きい摩擦抵抗を受けるこ
となく排紙方向正面より見てのU字状の湾曲を再度補強
維持される。
【0019】第二の排紙案内バー41は第一の排紙案内
バー37より下位にあるから、印刷用紙Pの排紙方向の
落下進行により、印刷用紙Pが第二の排紙案内バー41
を通過する時に第一の排紙案内バー37の通過時より下
方に下がっていても、上述の如く第二の排紙案内バー4
1が印刷用紙Pに排紙方向正面より見てU字状の湾曲を
補強維持する作用は確実に行われる。
バー37より下位にあるから、印刷用紙Pの排紙方向の
落下進行により、印刷用紙Pが第二の排紙案内バー41
を通過する時に第一の排紙案内バー37の通過時より下
方に下がっていても、上述の如く第二の排紙案内バー4
1が印刷用紙Pに排紙方向正面より見てU字状の湾曲を
補強維持する作用は確実に行われる。
【0020】これにより印刷用紙Pは、第一の排紙案内
バー37と第二の排紙案内バー41の二つの排紙案内バ
ーにより、大きい摩擦抵抗を受けることなく、あたかも
仮想傾斜平面Aに合致する仮想の大きい傾斜案内面より
案内される如き形態にて、排紙方向正面より見てU字状
の湾曲を、その排紙過程の長期間に安定形成乃至維持
し、排紙方向の見かけ上の剛性を充分に、且つ確実に高
められた状態にて排紙台21上を排紙方向へ飛翔するよ
うになる。このことにより印刷用紙Pは、その種類に拘
らず先端縁部がストッパプレート27に確実に突き当る
位置まで飛翔し、すべてストッパプレート27に確実に
突き当たって底板23上に水平落下するようになる。
バー37と第二の排紙案内バー41の二つの排紙案内バ
ーにより、大きい摩擦抵抗を受けることなく、あたかも
仮想傾斜平面Aに合致する仮想の大きい傾斜案内面より
案内される如き形態にて、排紙方向正面より見てU字状
の湾曲を、その排紙過程の長期間に安定形成乃至維持
し、排紙方向の見かけ上の剛性を充分に、且つ確実に高
められた状態にて排紙台21上を排紙方向へ飛翔するよ
うになる。このことにより印刷用紙Pは、その種類に拘
らず先端縁部がストッパプレート27に確実に突き当る
位置まで飛翔し、すべてストッパプレート27に確実に
突き当たって底板23上に水平落下するようになる。
【0021】これによって排紙される用紙の種類の違い
を問わずに排紙台21上に於ける印刷用紙Pの排紙方向
の揃い具合いがよくなる。
を問わずに排紙台21上に於ける印刷用紙Pの排紙方向
の揃い具合いがよくなる。
【0022】
【考案の効果】以上の説明から理解される如く、本考案
による排紙案内装置によれば、排紙方向に複数個設けら
れた排紙案内バーが各々線状の傾斜案内部として作用
し、これにより排紙案内バーが、排紙台の排紙入口部を
通過して排紙台上に落下しようとする用紙に対し大きい
摩擦抵抗を与えることなく、この排紙過程の用紙に対し
排紙方向正面より見てU字状の湾曲を長区間に亘って適
度に与え、またそれを維持させるようになるから、用紙
の排紙方向の見かけ上の剛性を充分に高めることがで
き、用紙が排紙台のストッパプレートに突き当るまで確
実に飛翔するようになり、これによって排紙される用紙
の種類の違いを問わず排紙台上に於ける用紙の整合性が
充分に高められることになり、排紙台上に用紙が排紙方
向にきちっと揃って積み重ねらた美しい排紙が行われる
ようになる。
による排紙案内装置によれば、排紙方向に複数個設けら
れた排紙案内バーが各々線状の傾斜案内部として作用
し、これにより排紙案内バーが、排紙台の排紙入口部を
通過して排紙台上に落下しようとする用紙に対し大きい
摩擦抵抗を与えることなく、この排紙過程の用紙に対し
排紙方向正面より見てU字状の湾曲を長区間に亘って適
度に与え、またそれを維持させるようになるから、用紙
の排紙方向の見かけ上の剛性を充分に高めることがで
き、用紙が排紙台のストッパプレートに突き当るまで確
実に飛翔するようになり、これによって排紙される用紙
の種類の違いを問わず排紙台上に於ける用紙の整合性が
充分に高められることになり、排紙台上に用紙が排紙方
向にきちっと揃って積み重ねらた美しい排紙が行われる
ようになる。
【図1】本考案による排紙案内装置を含む孔版印刷装置
の排紙装置部の一実施例を示す側面図。
の排紙装置部の一実施例を示す側面図。
【図2】本考案による排紙案内装置を含む孔版印刷装置
の排紙装置部の一実施例を示す平面図。
の排紙装置部の一実施例を示す平面図。
【図3】本考案による排紙案内装置を含む孔版印刷装置
の排紙装置部の特に排紙台の一実施例を示す斜視図。
の排紙装置部の特に排紙台の一実施例を示す斜視図。
【図4】本考案による排紙案内装置の一実施例を示す側
面図。
面図。
【図5】本考案による排紙案内装置の一実施例を示す正
面図。
面図。
【図6】本考案による排紙案内装置の一実施例を示す平
面図。
面図。
1 版胴 3 プレスローラ 5 用紙分離爪 7 排紙送り装置 21 排紙台 23 底板 25 側板 27 ストッパプレート 29 排紙案内部材 37 第一の排紙案内バー 41 第二の排紙案内バー41
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 31/34 B65H 31/34
Claims (1)
- 【請求項1】 排紙台の排紙入口部の両側に設けらた排
紙案内部材を有し、前記排紙案内部材は下端が自由端を
なすべく基部より垂下された排紙案内バーを排紙方向に
複数個含み、排紙案内バーは各々自由下端が上側に比し
て排紙台の内側に位置するよう排紙方向に沿う鉛直面に
対し傾斜しており、その傾斜角は最も排紙入口部に位置
する排紙案内バーが最も大きく、これより排紙方向前方
に位置するものほど小さく、且つ排紙案内バーは排紙方
向前方に位置するものほど下位に設けられていることを
特徴とする排紙案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6952991U JP2551875Y2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 排紙案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6952991U JP2551875Y2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 排紙案内装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0522443U JPH0522443U (ja) | 1993-03-23 |
JP2551875Y2 true JP2551875Y2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=13405343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6952991U Expired - Fee Related JP2551875Y2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 排紙案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551875Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP6952991U patent/JP2551875Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0522443U (ja) | 1993-03-23 |
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