JP3719575B2 - カッター付きプリンタの用紙変形防止装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送手段により搬送される用紙に印刷し、切断手段により印刷物単位毎に切断分離するようにして成るカッター付きプリンタの用紙変形防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のカッター付きプリンタの従来技術として、実開昭63−124148号公報が挙げられる。このカッター付きプリンタは、レシートのような薄い連続用紙を用い、それに印刷後、パスウェイにより上下左右からガイドしつつカッター部に送り、該カッターで切断するようになっている。カッター部の用紙搬送方向の外側近傍には排出ローラが設けられている。カッターで切断された印刷物はプリンタの排出口から外部に排出されるようになっている。そして、一連の印刷が終了すると、次の印刷が開始するまでの待機位置として、連続用紙の先端は印刷部の印刷開始位置まで戻され、その位置で待機するように形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術は、前記ロール紙が用紙搬送路の途中でその巻回方向と逆向きに反転され、前記印刷部で印刷されてから切断手段によって印刷物単位毎に切断分離されるようにして成るカッター付きプリンタの場合の特有の問題点については全く考慮されていない。このタイプのプリンタは、上記従来技術のように印刷部の印刷開始位置で待機させると、前記「反転」に起因して、次の印刷開始までの間に変形してしまい、前記「反転」状態で待機していた部分は、切断手段によりロール紙から切断分離されると、図3で符号P1を付した印刷物のように、他の部分P2と異なる形状に反転変形されてしまい、不揃いになるという問題があった。
【0004】
本発明の課題は、ロール紙が用紙搬送路の途中でその巻回方向と逆向きに反転され、前記印刷部で印刷されてから切断手段によって印刷物単位毎に切断分離されるようにして成るカッター付きプリンタにおける特有の問題点である「変形」を防止することができるカッター付きプリンタの用紙変形防止装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本願請求項1に記載の発明に係るカッター付きプリンタの用紙変形防止装置は、用紙搬送路に上流側から順次配設された給紙ローラ、紙送りローラ及び排出ローラと、これら各ローラの駆動状態を制御する駆動制御部と、前記紙送りローラと排出ローラの間にある印刷部とを備え、前記ロール紙は前記用紙搬送路の途中でその巻回方向と逆向きに反転されるように形成され、前記印刷部で印刷されてから切断手段によって印刷物単位毎に切断分離されるようにして成るカッター付きプリンタであって、前記駆動制御部は、印刷終了後には前記各ローラを逆転させてロール紙の先端をそのまま放置すると用紙に変形を来す位置より上流位置まで戻して待機させるように形成され、前記切断手段の近傍に単票紙をプリンタ外部に送り出す単票紙用排出ローラが設けられ、該単票紙用排出ローラより搬送方向の一つ手前に配置されて前記用紙を先方に送るための前記排出ローラと前記単票紙用排出ローラとの間隔が、前記単票紙であって当該プリンタで印刷を想定されているものの長さより小さく設定されており、前記切断手段は、固定下刃と、該固定下刃より用紙搬送方向の下流側に配置されると共に上下動して前記固定下刃との対で前記ロール紙を切断する可動上刃とを備え、前記固定下刃の刃面は前記ロール紙の搬送方向に向かって上昇する傾斜面に形成されると共に、該刃面は搬送される用紙のガイド部材を兼ねていることを特徴とするものである。
【0006】
本発明によれば、印刷終了後にはロール紙の先端をそのまま放置すると用紙に変形を来す位置より上流位置まで戻して待機させるように形成されているので、前記「変形」に起因する特有の問題がなくなり、切断された印刷物に不揃いが発生するのを防止することができる。
【0007】
また、本願請求項2に記載の発明は、請求項1に記載されたカッター付きプリンタの用紙変形防止装置において、前記ロール紙は、前記用紙搬送路の前記給紙ローラ及び紙送りローラの部分にてその巻回方向と逆向きに反転されるように形成され、前記駆動制御部は、ロール紙の先端を前記紙送りローラより上流で前記給紙ローラより下流となる位置まで戻して待機させるように形成されていることを特徴とするものである。
【0008】
本発明によれば、通常の反転位置である前記給紙ローラ及び紙送りローラの部分にそのまま待機させず、ロール紙の先端を前記紙送りローラより上流で前記給紙ローラより下流となる位置まで戻して待機させるので、前記「変形」に起因する特有の問題は給紙ローラの部分だけとなるので、殆ど無視でき、切断された印刷物に不揃いが発生するのを防止することができる。更に、用紙先端が紙送りローラから離れているため、ロール紙を交換する場合にその取り外しが容易であり、交換作業も容易となる。また、印刷部に待機しないので、インク垂れに基づく汚損の虞れがなくなる。
【0009】
また、本願請求項3に記載の発明は、請求項2に記載されたカッター付きプリンタの用紙変形防止装置において、前記駆動制御部は、ロール紙の先端を給紙ローラ部分で挟持して待機させるように形成されていることを特徴とするものである。本発明によれば、ロール紙の先端を給紙ローラ部分で挟持して待機させるので、用紙先端が不用意に氾濫し、変形したり破損するのを防止することができる。
【0010】
また、本願請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載されたカッター付きプリンタの用紙変形防止装置において、前記用紙搬送路の前記給紙ローラと紙送りローラの間に用紙の通過を検出して該用紙の長さや位置などの物理量を判定するための紙検出器が設けられ、前記駆動制御部は、ロール紙の先端を該紙検出器より上流まで戻して待機させるように形成されていることを特徴とするものである。
【0011】
本発明によれば、前記「変形」に起因する特有の問題は殆ど無視でき、切断された印刷物に不揃いが発生するのを防止することができると共に、印刷を再開するときに用紙先端が先ず紙検出器を通過するので、用紙の長さや位置などの物理量を正確に把握して紙送りローラそして印刷部へと送ることができ、ミスのない印刷を容易に実現することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る用紙変形防止装置を備えたカッター付きプリンタの一実施の形態を示すほぼ全体の断面図であり、図2は当該カッター付きプリンタで印刷、切断された印刷物の斜視図である。
【0013】
本実施の形態に係るカッター付きプリンタは、図1に示した如く、プリンタ本体の後部に連続紙であるロール紙用の給紙装置20とハガキ等の単票紙用の給紙装置21とが設けられている。そして、前者の給紙装置20に保持されたロール紙から搬送される連続用紙1a及び後者の給紙装置21に保持され該装置21から搬送される単票紙(図1には省略されている)に印字部2(印字と印画を含む)により個別に印刷し、連続用紙1aに対しては切断手段3により印刷物単位毎に切断分離し、もう一方の単票紙についてはそのままで、両用紙1aを同一の搬送路を通過させてプリンタ外部に排出するように構成されている。図1において、符号23は給紙ローラ、符号24は単票紙用の分離パッドを示す。
【0014】
図1に示したように、印刷前の連続用紙1aを印字部2方向に送る紙送りローラ4が該印字部2の上流側の手前位置に設けられ、該印字部2の下流側の近傍には排出ローラ5が設けられている。該排出ローラ5は印刷された用紙1aを先方に送り出す用紙搬送ローラである。更に、切断手段3の下流側近傍に単票紙をプリンタ外部に送り出すための単票紙用排出ローラ6が設けられている。該単票紙用排出ローラ6は、印刷された単票紙が前記排出ローラ5の送り力を受ける位置から外れても確実にプリンタ外部に排出できるようにする役割をするものである。そのため、該単票紙用排出ローラ6は、それより搬送方向の一つ手前に配置されている前記排出ローラ5との間隔が、前記単票紙の長さより小さく設定されている。
【0015】
本実施の形態に係るカッター付きプリンタの用紙変形防止装置は、用紙搬送路に上流側から順次配設された給紙ローラ23、紙送りローラ4及び排出ローラ5と、これら各ローラ23,4,5の正転、逆転といった駆動状態を制御する駆動制御部40と、前記紙送りローラ4と排出ローラ5の間にある印字部2(印字と印画を含む)とを備え、前記ロール紙から搬送される連続用紙1aは、本実施の形態では前記用紙搬送路の途中である給紙ローラ23及び紙送りローラ4の部分にてその巻回方向と逆向きに反転されるように形成され、印字部2で印刷されてから切断手段3によって印刷物単位毎(図2)に切断分離されるようになっている。
【0016】
そして、前記駆動制御部40は、印刷終了後には前記各ローラ23,4,5を逆転させて連続用紙1aの先端を前記切断手段のカッター部の位置から戻して前記印刷開始位置を通過し、更に、そのまま放置すると用紙に変形を来す位置より上流位置まで、すなわち、反転力を受けない位置まで戻して待機させるように形成されている。この駆動制御部40に基づく前記各ローラ23,4,5の逆転は、印刷終了後に予め設定されている設定時間を経過すると自動的にスタートするように形成されている。
【0017】
本実施の形態では、前記駆動制御部40は、連続用紙1aの先端を前記紙送りローラ4より上流で前記給紙ローラ23より下流となる位置まで戻して待機させるように形成されている。その際、連続用紙1aの先端を給紙ローラ23と分離パッド24の部分で挟持して待機させるように形成してもよい。
【0018】
更に本実施の形態では、図1に示したように、用紙搬送路の前記給紙ローラ23と紙送りローラ4の間に用紙の通過を検出して該用紙の長さや位置などの物理量を判定するための紙検出器41が設けられ、前記駆動制御部40は、連続用紙1aの先端を該紙検出器41の位置より上流まで戻して待機させるように形成されている。
【0019】
また、前記単票紙用排出ローラ6は、前記の如く単票用紙をプリンタ外部に排出することを主たる役割とするものであり、連続用紙1aのプリンタ外部への排出のためには特に無くても足りるものである。しかし、本実施の形態に係るプリンタは、連続用紙1a及び単票紙の両方が同一の搬送路を通過する構成のものであるため、当該単票紙用排出ローラ6の部分を、単票紙だけでなく、連続用紙1aも実際には通過することになる。その結果、単票紙用排出ローラ6は、連続用紙1aのプリンタ外部への排出を補助する働きをすることになる。
【0020】
切断手段3は、図示しない固定手段を介して図示の位置に固定された固定下刃8と、上下動して前記固定下刃8との対で前記用紙1aを切断する可動上刃7とを備えている。該可動上刃7は固定下刃8より用紙搬送方向の下流側に配置されている。尚、該可動上刃7を上下に駆動する手段も図示は省略されている。この実施の形態では、可動上刃7の刃面7aは、用紙1aの搬送方向に向かって上昇する傾斜面に形成されており、更に固定下刃8の刃面8aも用紙1aの搬送方向に向かって上昇する傾斜面に形成されている。この傾斜面構造により、その切断位置より下流、すなわち可動上刃7の刃先7bより下流側に位置する切断済み印刷物は、前記傾斜面によって可動上刃7との刃離れが良くなり、開口17から円滑にプリンタ外部に排出することができるようになっている。
【0021】
更に、この実施の形態では、固定下刃8の刃面8aは、搬送される用紙1aのガイド部材を兼ねるように緩やかな傾斜面に形成され、その刃先8bの位置がちょうど用紙1aの搬送レベル位置となるように形成されている。固定下刃8の本体の厚みは、図示の如く、可動上刃7の厚みよりも約2倍近く厚く形成され、前記刃面8aを前記の如く緩やかな傾斜面に形成することが容易となるようになっている。
【0022】
本実施の形態では、前記切断手段3による切断後に切断位置より上流側の用紙1の端部が上動する可動上刃7に引っかかったまま引き上げられるのを防いで用紙搬送位置に戻す用紙戻し部材9が設けられている。該用紙戻し部材9は、その作用点10が、図示の如く前記固定下刃8の刃面8aの上近傍であって前記可動上刃7の刃先7bの手前近傍に位置するように形成されている。用紙戻し部材9は、前記作用点10が前記位置になるように、その基端においてその本体と一体の取付用切片11によってフレーム12に固定されている。該用紙戻し部材9を設けたことにより、連続用紙の切断後に、可動上刃7の刃先7bの位置より上流側に位置する用紙1aの端部が、上動する可動上刃7に引っかかったまま一緒に引き上げられても、すぐに当該用紙戻し部材9の作用点10が用紙1の端部を可動上刃7から外し、該用紙1aの端部を正しい用紙搬送位置に戻すことができる。
【0023】
本実施の形態では、図示の如く、対向する用紙案内下支え部材13との対によりロール紙に起因する連続用紙1aのカールを押さえる回転可能なホイール14が設けられている。該ホイール14は、前記用紙戻し部材9に保持されるように形成され、部品点数を増加すること無く、ロール紙のカールを押さえることができるようになっている。尚、用紙案内下支え部材13の上流位置に、図示の如く、もう一つ別のホイール15が設けられている。
【0024】
図1において、符号16は切断手段3を囲う専用カバーであり、符号17は用紙1aを外部に排出する開口部を示す。本実施の形態では、前記係止部材25の下側に、前記連続用紙1aを切断した際に生じる廃材(図示せず)をプリンタ外部に導く廃材排出口27が設けられている。符号28、29はそれぞれ廃材排出口27の上壁面、下壁面を示す。前記専用カバー16の前面部30の裏面側には、前記上壁面28の上方で且つ前記開口部17の更に少し上方に前記単票紙用排出ローラ6を為す従動ローラであるホイール31が配設されている。
【0025】
次に、上記実施の形態に係るカッター付きプリンタの用紙変形防止装置の作用を説明する。本実施の形態によれば、印刷終了後には連続用紙1aの先端をそのまま放置しても変形しない位置まで戻して待機させるようにしたので、用紙搬送路における前記「変形」に起因する特有の問題がなくなり、図2に示した如く、切断された印刷物に不揃いが発生するのを防止することができる。
【0026】
また、通常の反転位置である給紙ローラ23及び紙送りローラ4の部分にそのまま待機させず、連続用紙1aの先端を前記紙送りローラ4より上流で前記給紙ローラ23より下流となる位置まで戻して待機させるようにしたものは、前記「変形」に起因する特有の問題が給紙ローラの部分だけとなるので、殆ど無視でき、切断された印刷物に不揃いが発生するのを防止することができる。更に、用紙先端が紙送りローラ4から外れているため、ロール紙を交換する場合にその取り外しが容易であり、交換作業も容易となる。
【0027】
また、連続用紙1aの先端を給紙ローラ23と分離パッド24部分で挟持して待機させるようにしたものは、用紙先端が不用意に氾濫し、変形したり破損するのを防止することができる。
【0028】
また、前記用紙搬送路の給紙ローラ23と紙送りローラ4の間に紙検出器41が設けられ、前記駆動制御部40は、ロール紙の先端を紙検出器41より上流まで戻して待機させるように形成されているものは、前記「変形」に起因する特有の問題は殆ど無視でき、切断された印刷物に不揃いが発生するのを防止することができると共に、印刷を再開するときに用紙先端1aが先ず紙検出器41を通過するので、用紙の長さや位置などの物理量を正確に把握して紙送りローラ4そして印字部2へと送ることができ、ミスのない印刷を容易に実現することができる。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、印刷終了後にはロール紙の先端をそのまま放置すると用紙に変形を来す位置より上流位置まで戻して待機させるように形成されているので、用紙搬送路における前記「変形」に起因する特有の問題がなくなり、切断された印刷物に不揃いが発生するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る用紙変形防止装置を備えたカッター付きプリンタの一実施の形態を示す断面図である。
【図2】上記実施の形態に係るカッター付きプリンタで印刷待機後に印刷を再開して印刷切断した印刷物の斜視図である。
【図3】従来のカッター付きプリンタで印刷待機後に印刷を再開して印刷切断した印刷物の斜視図である上記切断手段部分の正面図である。
【符号の説明】
1a 連続用紙
2 印字部
3 切断手段
4 紙送りローラ
5 排出ローラ
7 可動上刃
8 固定下刃
9 用紙戻し部材
23 給紙ローラ
24 分離パッド
25 係止部材
40 駆動制御部
41 紙検出器
Claims (4)
- 用紙搬送路に上流側から順次配設された給紙ローラ、紙送りローラ及び排出ローラと、
これら各ローラの駆動状態を制御する駆動制御部と、
前記紙送りローラと排出ローラの間にある印刷部とを備え、
前記ロール紙は前記用紙搬送路の途中でその巻回方向と逆向きに反転されるように形成され、前記印刷部で印刷されてから切断手段によって印刷物単位毎に切断分離されるようにして成るカッター付きプリンタであって、
前記駆動制御部は、印刷終了後には前記各ローラを逆転させてロール紙の先端をそのまま放置すると用紙に変形を来す位置より上流位置まで戻して待機させるように形成され、
前記切断手段の近傍に単票紙をプリンタ外部に送り出す単票紙用排出ローラが設けられ、該単票紙用排出ローラより搬送方向の一つ手前に配置されて前記用紙を先方に送るための前記排出ローラと前記単票紙用排出ローラとの間隔が、前記単票紙であって当該プリンタで印刷を想定されているものの長さより小さく設定されており、
前記切断手段は、固定下刃と、該固定下刃より用紙搬送方向の下流側に配置されると共に上下動して前記固定下刃との対で前記ロール紙を切断する可動上刃とを備え、前記固定下刃の刃面は前記ロール紙の搬送方向に向かって上昇する傾斜面に形成されると共に、該刃面は搬送される用紙のガイド部材を兼ねていることを特徴とするカッター付きプリンタの用紙変形防止装置。 - 請求項1において、前記ロール紙は、前記用紙搬送路の前記給紙ローラ及び紙送りローラの部分にてその巻回方向と逆向きに反転されるように形成され、前記駆動制御部は、ロール紙の先端を前記紙送りローラより上流で前記給紙ローラより下流となる位置まで戻して待機させるように形成されていることを特徴とするカッター付きプリンタの用紙変形防止装置。
- 請求項2において、前記駆動制御部は、ロール紙の先端を給紙ローラ部分で挟持して待機させるように形成されていることを特徴とするカッター付きプリンタの用紙変形防止装置。
- 請求項2又は3において、前記用紙搬送路の前記給紙ローラと紙送りローラの間に用紙の通過を検出して該用紙の長さや位置などの物理量を判定するための紙検出器が設けられ、前記駆動制御部は、ロール紙の先端を該紙検出器より上流まで戻して待機させるように形成されていることを特徴とするカッター付きプリンタの用紙変形防止装置。
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