JP2546005Y2 - コンソールボックスの取付構造 - Google Patents
コンソールボックスの取付構造Info
- Publication number
- JP2546005Y2 JP2546005Y2 JP1991049604U JP4960491U JP2546005Y2 JP 2546005 Y2 JP2546005 Y2 JP 2546005Y2 JP 1991049604 U JP1991049604 U JP 1991049604U JP 4960491 U JP4960491 U JP 4960491U JP 2546005 Y2 JP2546005 Y2 JP 2546005Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- console box
- vehicle body
- bolt
- hole
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコンソールボックスを車
体側に取付ける構造に関するものである。
体側に取付ける構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、例えばワンボックス
タイプの自動車のフロントシート(1),(2) はエンジン室
上部のバルクヘッド(3) 上に設置され、該シート(1),
(2) 間にはコンソールボックス(4) が取付られている。
タイプの自動車のフロントシート(1),(2) はエンジン室
上部のバルクヘッド(3) 上に設置され、該シート(1),
(2) 間にはコンソールボックス(4) が取付られている。
【0003】従来は図7に示すようにコンソールボック
ス(4) の前端内側と後端内側とから夫々ブラケット(5),
(6) を差出し、該ブラケット(5),(6) と車体(7) および
車体(8) 側のブラケット(9) とをボルト(10),(12),ナッ
ト(11),(13) によって締結することにより、該コンソー
ルボックス(4) を車体(7),(8) 側に取付けていた。
ス(4) の前端内側と後端内側とから夫々ブラケット(5),
(6) を差出し、該ブラケット(5),(6) と車体(7) および
車体(8) 側のブラケット(9) とをボルト(10),(12),ナッ
ト(11),(13) によって締結することにより、該コンソー
ルボックス(4) を車体(7),(8) 側に取付けていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の取付構造では、コンソールボックス(4) 側のボルト孔
と、車体(7),(8) 側のボルト孔とを誤差のないように一
致させなければならず、また車体(7),(8) の温度変化に
よる長手方向の膨張、収縮に対してはコンソールボック
ス(4) 側のブラケット(5),(6) 等が変形することによっ
て対応していた。
の取付構造では、コンソールボックス(4) 側のボルト孔
と、車体(7),(8) 側のボルト孔とを誤差のないように一
致させなければならず、また車体(7),(8) の温度変化に
よる長手方向の膨張、収縮に対してはコンソールボック
ス(4) 側のブラケット(5),(6) 等が変形することによっ
て対応していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記従来の課題
を解決するための手段として、コンソールボックス(4)
前端内側から水平フック(51)を差出し、該フック(51)を
車体側(7) の垂直孔(71)に摺動可能に嵌着し、後端内側
から長手方向に沿った長孔(61)を有する摺動ブラケット
(6) を差出し、該摺動ブラケット(6) の長孔(61)と車体
側(8) のボルト孔(82)とにボルト(12)A を貫通させナッ
ト(13)A で締付固定することを特徴とするコンソールボ
ックス(4) の取付構造を提供するものである。
を解決するための手段として、コンソールボックス(4)
前端内側から水平フック(51)を差出し、該フック(51)を
車体側(7) の垂直孔(71)に摺動可能に嵌着し、後端内側
から長手方向に沿った長孔(61)を有する摺動ブラケット
(6) を差出し、該摺動ブラケット(6) の長孔(61)と車体
側(8) のボルト孔(82)とにボルト(12)A を貫通させナッ
ト(13)A で締付固定することを特徴とするコンソールボ
ックス(4) の取付構造を提供するものである。
【0006】
【作用】コンソールボックス(4) の前端部分は水平フッ
ク(51)を車体(7) 側の垂直孔(71)に嵌着することによっ
て上下方向に固定されるが、該水平フック(51)は該垂直
孔(71)で前後方向に摺動可能である。またコンソールボ
ックス(4) の後端部分はコンソールボックス(4) 側の長
孔(61)と車体(8) 側のボルト孔(82)とを介してボルト(1
2)A とナット(13)A とにより締結され上下方向に固定さ
れるが、ボルト(12)A の位置は該長孔(61)の範囲で前後
に調節可能である。したがってコンソールボックス(4)
の後端においては車体(8) 側のボルト孔(82)に対して長
孔(61)の長さ分誤差を吸収出来る。また車体側の長手方
向の膨張、収縮に対してはコンソールボックス(4) 側の
水平フック(51)が車体側の垂直孔(71)に対して相対的に
摺動して対応する。
ク(51)を車体(7) 側の垂直孔(71)に嵌着することによっ
て上下方向に固定されるが、該水平フック(51)は該垂直
孔(71)で前後方向に摺動可能である。またコンソールボ
ックス(4) の後端部分はコンソールボックス(4) 側の長
孔(61)と車体(8) 側のボルト孔(82)とを介してボルト(1
2)A とナット(13)A とにより締結され上下方向に固定さ
れるが、ボルト(12)A の位置は該長孔(61)の範囲で前後
に調節可能である。したがってコンソールボックス(4)
の後端においては車体(8) 側のボルト孔(82)に対して長
孔(61)の長さ分誤差を吸収出来る。また車体側の長手方
向の膨張、収縮に対してはコンソールボックス(4) 側の
水平フック(51)が車体側の垂直孔(71)に対して相対的に
摺動して対応する。
【0007】
【実施例】本考案を図1〜図5に示す一実施例によって
説明すれば、コンソールボックス(4) の前端部分におい
て、内側には図2および図4に示すように、ボス(41)を
介して下端に水平フック(51)を形成したコの字形のブラ
ケット(5) がボルト(14)によって止着されており、後端
部において図3および図5に示すように下面にコンソー
ルボックス(4) の長手方向に沿った長孔(61)を有するL
字形の摺動ブラケット(6) がボルト(15)およびナット(1
6)によって止着されている。
説明すれば、コンソールボックス(4) の前端部分におい
て、内側には図2および図4に示すように、ボス(41)を
介して下端に水平フック(51)を形成したコの字形のブラ
ケット(5) がボルト(14)によって止着されており、後端
部において図3および図5に示すように下面にコンソー
ルボックス(4) の長手方向に沿った長孔(61)を有するL
字形の摺動ブラケット(6) がボルト(15)およびナット(1
6)によって止着されている。
【0008】上記コンソールボックス(4) を車体側に取
付けるには。該コンソールボックス(4) の前端部分にお
いて、ブラケット(5) の水平フック(51)を車体(7) 側に
形成されている垂直孔(71)に摺動可能に嵌着する。そし
て該コンソールボックス(4)の後端部分において、摺動
ブラケット(6) を車体(8) 側のブラケット(81)に当接
し、該摺動ブラケット(6) の長孔(61)と該ブラケット(8
1)のボルト孔(82)に段付ボルト(12)A を嵌着して、ナッ
ト(13)A とによって締結固定する。
付けるには。該コンソールボックス(4) の前端部分にお
いて、ブラケット(5) の水平フック(51)を車体(7) 側に
形成されている垂直孔(71)に摺動可能に嵌着する。そし
て該コンソールボックス(4)の後端部分において、摺動
ブラケット(6) を車体(8) 側のブラケット(81)に当接
し、該摺動ブラケット(6) の長孔(61)と該ブラケット(8
1)のボルト孔(82)に段付ボルト(12)A を嵌着して、ナッ
ト(13)A とによって締結固定する。
【0009】該段付ボルト(12)A の段部(121)Aは該摺動
ブラケット(6) の長孔(61)に摺動可能に嵌合した状態と
なっており、該長孔(61)と該ブラケット(81)のボルト孔
(82)との相対位置の誤差は該長孔(61)の長さ分吸収する
することが出来、また車体側の長手方向の膨張または収
縮に対してはコンソールボックス(4) 側の水平フック(5
1)が車体(7) 側の垂直孔(71)を相対的に摺動することに
よって対応するので、コンソールボックス(4) 側のブラ
ケット(5),(6) 等に変形を生じない。
ブラケット(6) の長孔(61)に摺動可能に嵌合した状態と
なっており、該長孔(61)と該ブラケット(81)のボルト孔
(82)との相対位置の誤差は該長孔(61)の長さ分吸収する
することが出来、また車体側の長手方向の膨張または収
縮に対してはコンソールボックス(4) 側の水平フック(5
1)が車体(7) 側の垂直孔(71)を相対的に摺動することに
よって対応するので、コンソールボックス(4) 側のブラ
ケット(5),(6) 等に変形を生じない。
【0010】
【考案の効果】したがって本考案においては、コンソー
ルボックスの車体への取付けが容易に可能であり、かつ
車体が温度変化等によって長手方向に膨張または収縮し
てもコンソールボックス側には変形が起こらず、コンソ
ールボックスの形状を初期状態のまゝで保持出来る。
ルボックスの車体への取付けが容易に可能であり、かつ
車体が温度変化等によって長手方向に膨張または収縮し
てもコンソールボックス側には変形が起こらず、コンソ
ールボックスの形状を初期状態のまゝで保持出来る。
【0011】
図1〜図5は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】側断面図
【図2】前端部分分解斜視図
【図3】後端部分分解斜視図
【図4】前端部分拡大側断面図
【図5】後端部分拡大側断面図
【図6】フロントシート部分斜視図
【図7】従来例の側断面図
(4)・・・・・コンソールボックス (51)・・・・水平フック (6)・・・・・摺動ブラケット (61)・・・・長孔 (7),(8)・・・・・車体 (71)・・・・垂直孔 (82)・・・・ボルト孔 (12)A ・・・・段付ボルト (13)A ・・・・ナット
Claims (1)
- 【請求項1】コンソールボックス前端内側から水平フッ
クを差出し、該フックを車体側の垂直孔に摺動可能に嵌
着し、後端内側から長手方向に沿った長孔を有する摺動
ブラケットを差出し、該摺動ブラケットの長孔と車体側
のボルト孔とにボルトを貫通させナットで締付固定する
ことを特徴とするコンソールボックスの取付構造
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991049604U JP2546005Y2 (ja) | 1991-06-01 | 1991-06-01 | コンソールボックスの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991049604U JP2546005Y2 (ja) | 1991-06-01 | 1991-06-01 | コンソールボックスの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04133952U JPH04133952U (ja) | 1992-12-14 |
JP2546005Y2 true JP2546005Y2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=31927513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991049604U Expired - Lifetime JP2546005Y2 (ja) | 1991-06-01 | 1991-06-01 | コンソールボックスの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2546005Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5708247B2 (ja) * | 2011-05-26 | 2015-04-30 | トヨタ自動車株式会社 | コンソール衝撃吸収構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58181647U (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-03 | 三菱自動車工業株式会社 | フロアコンソ−ル取付構造 |
JPS61192952U (ja) * | 1985-05-27 | 1986-12-01 |
-
1991
- 1991-06-01 JP JP1991049604U patent/JP2546005Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04133952U (ja) | 1992-12-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970401 |