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JPH052352Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH052352Y2
JPH052352Y2 JP1986044947U JP4494786U JPH052352Y2 JP H052352 Y2 JPH052352 Y2 JP H052352Y2 JP 1986044947 U JP1986044947 U JP 1986044947U JP 4494786 U JP4494786 U JP 4494786U JP H052352 Y2 JPH052352 Y2 JP H052352Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument panel
panel
body side
vehicle body
rib
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986044947U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62156537U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986044947U priority Critical patent/JPH052352Y2/ja
Publication of JPS62156537U publication Critical patent/JPS62156537U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH052352Y2 publication Critical patent/JPH052352Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、自動車の運転席前部に設けられる
インストルメントパネルの取付装置に関するもの
である。
「従来の技術」 自動車の運転席前部にはインストルメントパネ
ルが取付けられ、速度計や燃料計等の計器ならび
にラジオ、時計などを保持し、また助手席側のグ
ローブボツクスを形成するようになつている。
このような機能を有するインストルメントパネ
ルは、通常、樹脂成型品が用いられ、これを数箇
所においてスクリユにより、金属製の車体側パネ
ル(カウルアツパパネル)に取付けた構造となつ
ている。
「考案が解決しようとする問題点」 上記のように樹脂成型品のインストルメントパ
ネルを数箇所において金属製の車体側パネルに取
付ける構造であると、材質の相違にもとづく膨脹
係数の違いから、フロントウインドを通して照射
される直射日光の輻射熱によつてインストルメン
トパネルが大きく膨脹しても、車体側パネルは大
きく膨脹しないので、インストルメントパネルが
伸びによつてうねりを生じたり、亀裂を生じたり
して破損する問題があつた。
この考案はこのような問題を解決し、従来の構
造をあまり変えずにインストルメントパネルが直
射日光に輻射熱による伸びで破損することがない
ようにしたインストルメントパネルの取付装置を
提供することを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 この考案のインストルメントパネルの取付装置
は、樹脂成型品のインストルメントパネルを金属
製の車体側パネルにスクリユで固定した自動車に
おいて、インストルメントパネルの両端に位置す
る部分のスクリユ挿通用の孔をインストルメント
パネルの長手方向に延びる長孔に形成し、インス
トルメントパネルの肉厚寸法より高さ寸法を大き
くしたカラーに嵌めた固定用のスクリユを前記カ
ラーと共に前記長孔に挿通し、前記インストルメ
ントパネル両端部内側には前端側に切欠部を有す
るリブを前後方向に形成し、車体側パネルに固定
した金具の先端屈曲部を前記リブの切欠部に係合
させたことを特徴とするものである。
「作用」 上記のような構成とすれば、インストルメント
パネルがフロントウインドからの直射日光によつ
て膨脹してその下面の車体側パネルより伸びよう
としたとき、スクリユは長孔内にあり、しかもイ
ンストルメントパネルの肉厚寸法より高さ寸法を
大きくしたカラーによりインストルメントパネル
が動き得るようにしてあるため、インストルメン
トパネルは長孔の許容範囲内で車幅方向に自由に
伸びることが可能となり、熱膨脹による破損が生
じないことになる。
またインストルメントパネルの側部は内側のリ
ブの切欠部と金具先端の屈曲部とを係合させるの
で、この部分の組付けに工具等を必要としないこ
とになる。
「実施例」 次に、この考案の一実施例を図について説明す
ると、第1図において1はインストルメントパネ
ルであつて、樹脂成型によつて製作されており、
計器取付部2、ラジオやエコン操作レバーなどを
取付けるコンソールボツクス3、グローブボツク
ス4などを備えたものであり、運転席および助手
席(ともに図示せず)の前部のフロントウインド
5の下部に取付けられるものである。このインス
トルメントパネル1は、フロントウインド5の下
部に位置する車体側パネルであるカウルアツパパ
ネル6に、上部中央と両端、および下部の取付部
7,8,9で取付けられる。
これらの取付部7,8,9のうち、上部中央の
取付部7は従来同様の固定構造であり、両端の取
付部8にこの考案が施してある。インストルメン
トパネル1の下部の取付部9は直射日光の影響を
受けないので従来同様の固定構造でよいが、次に
説明する取付部8のようにしてもよい。
次に、インストルメントパネル1の取付部8の
詳細を、第2図および第3図によつて説明する。
インストルメントパネル1には凹部10が形成
してあつて、この凹部10の底部にはインストル
メントパネル1の長手方向に延びる長孔11が設
けられている。そしてこの凹部10は、第3図に
示すようにカウルアツパパネル6の上部に溶接1
2で取付けられたブラケツト13の上部に位置し
ており、このブラケツト13の内側に溶着された
ナツト14にスクリユ15を螺合することによ
り、ブラケツト13を介してインストルメントパ
ネル1をカウルアツパパネル6に取付けるように
なつている。スクリユ15を長孔11に挿通する
とき、インストルメントパネル1の肉厚寸法より
高さ寸法を大きくしたカラー16にスクリユ15
を嵌め、カラー16と共にスクリユ15を長孔1
1に挿通してナツト14に螺合する。これによ
り、第3図に示すようにカラー16の頭部下面と
インストルメントパネル1の上面との間に、間隙
αが生ずる。第2図における17はカバーであつ
て、爪18を孔19に係合させることにより、凹
部10を覆うものである。
第1図に示すようにインストルメントパネル1
の端部(図示しない向う側の端部も同様)内側に
は複数本のリブ20が前後方向に形成されている
(内側から見た第4図参照)。そしてこのリブ20
前端に形成してある切欠部21は、溶接22によ
つて車体側パネル(たとえばカウルアツパパネル
6)に固定される金具23の先端に設けられた屈
曲部24に係合させることになる(第5図参照)。
これにより、インストルメントパネル1の側部は
スクリユを使用せずに車体側に固定される。
第6図は他の実施例であつて、金具23の屈曲
部24に切欠き25を設け、リブ20の切欠部2
1側を深く挿入するようにしたものである。この
ようにすれば、上下方向の位置決めもできること
になる。
「考案の効果」 この考案は、インストルメントパネル1が膨脹
したときには長孔11の許容する範囲内で車体側
パネル(実施例ではカウルアツパパネル)に対し
て左右方向に逃げられるので、亀裂を発生するこ
とがなく、インストルメントパネル1の肉厚寸法
とカラー16の高さ寸法の差の範囲でインストル
メントパネル1は上方にも逃げることができるの
で、膨脹による破損が生じない。
またインストルメントパネル1の側部固定は、
車体側パネルに固定した金具23の先端に形成し
てある屈曲部24と、インストルメントパネル1
の両端部内側に前後方向に形成したリブ20の切
欠部21との係合により行なうので、工具が不要
な上にインストルメントパネル1の前後方向の位
置決めを確実に行なうことができ、スクリユがな
いため外観向上が図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の斜視図、第2図
は第1図中の要部を分解状態で示した斜視図、第
3図は第2図で示した部分の縦断面図、第4図は
インストルメントパネル側部の取付部を示す斜視
図、第5図は第4図のものの結合状態を示す斜視
図、第6図は第4図のものの他の実施例の斜視図
である。 1……インストルメントパネル、6……カウル
アツパパネル、11……長孔、15……スクリ
ユ、16……カラー、20……リブ、21……切
欠部、23……金具、24……屈曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 樹脂成型品のインストルメントパネルを金属製
    の車体側パネルにスクリユで固定した自動車にお
    いて、インストルメントパネルの両端に位置する
    部分のスクリユ挿通用の孔をインストルメントパ
    ネルの長手方向に延びる長孔に形成し、インスト
    ルメントパネルの肉厚寸法より高さ寸法を大きく
    したカラーに嵌めた固定用のスクリユを前記カラ
    ーと共に前記長孔に挿通し、前記インストルメン
    トパネル両端部内側には前端側に切欠部を有する
    リブを前後方向に形成し、車体側パネルに固定し
    た金具の先端屈曲部を前記リブの切欠部に係合さ
    せたことを特徴とするインストルメントパネルの
    取付装置。
JP1986044947U 1986-03-28 1986-03-28 Expired - Lifetime JPH052352Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986044947U JPH052352Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986044947U JPH052352Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62156537U JPS62156537U (ja) 1987-10-05
JPH052352Y2 true JPH052352Y2 (ja) 1993-01-21

Family

ID=30863239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986044947U Expired - Lifetime JPH052352Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

Country Status (1)

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JP (1) JPH052352Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013047572A (ja) * 2012-11-22 2013-03-07 Yazaki Corp ケースの固定構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045435A (ja) * 1983-08-20 1985-03-11 Nissan Motor Co Ltd インストルメントパッドの取付構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59129632U (ja) * 1983-02-22 1984-08-31 マツダ株式会社 自動車のインストルメントパネル構造

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JPS6045435A (ja) * 1983-08-20 1985-03-11 Nissan Motor Co Ltd インストルメントパッドの取付構造

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Publication number Publication date
JPS62156537U (ja) 1987-10-05

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