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JP2545731Y2 - 移動机 - Google Patents

移動机

Info

Publication number
JP2545731Y2
JP2545731Y2 JP2766091U JP2766091U JP2545731Y2 JP 2545731 Y2 JP2545731 Y2 JP 2545731Y2 JP 2766091 U JP2766091 U JP 2766091U JP 2766091 U JP2766091 U JP 2766091U JP 2545731 Y2 JP2545731 Y2 JP 2545731Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
top plate
caster
under tray
undertray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2766091U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04118033U (ja
Inventor
一夫 坂東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Auto Works Ltd
Priority to JP2766091U priority Critical patent/JP2545731Y2/ja
Publication of JPH04118033U publication Critical patent/JPH04118033U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2545731Y2 publication Critical patent/JP2545731Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Legs For Furniture In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天板及びその裏側のア
ンダトレーを不使用時に垂直方向へスウイングさせる
と、その支持脚の下端部でアジャスタに代ってキャスタ
が自動的に床面に設置させるようになった移動机に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の移動机は、実開昭63−194
650により周知である。使用状態では、天板及びアン
ダトレーが水平位置を占め、アジャスタがキャスタより
も低い位置にセットされて床面に設置される。そして、
移動時に天板又はアンダトレーを水平位置から垂直方向
へ回動させると、連動してキャスタを床面に設置させる
ようになった高さ切換機構が設けられている。即ち、天
板又はアンダトレーを回動させると、その基端部のカム
が脚内の連結棒を上方へ持ち上げ、その下端部のリンク
機構が、別の平行リンクで支持されたキャスタ枠を逆に
下方へ回動させるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】つまり、この高さ切換
機構は、切換のみの目的でリンクを多用しており、構造
的に複雑である。また、アンダトレーを脚部に支持させ
て天板と連動して垂直状態に回動させる構造及びその際
にさらに複雑な構造を付加しないで済む高さ切換機構
は、開示されていない。
【0004】よって、本考案は、天板及びアンダトレー
を同時に垂直方向へ回動可能にすると共に、簡単な構造
のアジャスタ及びキャスタの高さ切換機構を備えた冒頭
に述べた類の移動机を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】本考案は、天板と、天板の左右両側の前後
方向中間部分を垂直方向へ回動可能に脚上部でヒンジす
る両側の脚部と、天板の裏側に設けられ、同様に垂直方
向へ回動可能なアンダトレーと、脚下部に下設され、か
つ前後端部にキャスタ及びアジャスタがそれぞれ取付け
られた脚座部とを備え、天板及びアンダトレーを水平位
置からほぼ垂直位置へ回動させると、連動してアジャス
タに代ってキャスタが床面に設置させるようになった移
動机において、前述の目的を達成するために、脚座部
に、キャスタが取付けられたキャスタ取付けフレームを
上下動可能に収納すると共に、パイプ状脚部内を上下方
向にスライド可能にガイドされるスライダロッドをキャ
スタ取付けフレームに立設し、かつこのキャスタ取付け
フレームを上方へ付勢するばねを脚座部に取付け、アン
ダトレーの基端部を天板のヒンジ軸よりも下方位置で脚
上部にヒンジすると共に、平行リンクを構成するように
アンダトレー及び天板の先端部間をアームの上下両端部
にそれぞれヒンジさせ、アンダトレーのヒンジ軸を中心
にアンダトレーと一体に回動するカムを脚部内に設ける
と共に、このカムが、垂直下方への回動時にスライダロ
ッドの上端部を下方へ押圧するように、アンダトレーの
水平状態でこのアンダトレーのヒンジ軸からアンダトレ
ーの先端方向へ突出した形状に形成されていることを特
徴とする。
【0006】
【作用】天板の先端部を垂直下方へ回動させると、天板
と、アンダトレーと、脚上部と、アームとの平行リンク
機構でアンダトレーも連動して折重なりつつ垂直下方へ
回動する。その際、先方へ突出したカムも連動して垂直
下方へ回動し、スライダロッドの上端部をばね力に抗し
て下方へ押圧する。これにより、キャスタ取付けフレー
ムが脚座部に対して相対的に下降して、キャスタを床面
に設置させ、アジャスタを浮かせる。
【0007】
【実施例】図1〜図7は、本考案の一実施例による移動
机を示す。この移動机1は、図7に示すように、天板2
と、この天板に対してT字形になり、水平位置からほぼ
垂直位置へ回動可能に脚上部3aでヒンジする両側のパ
イプ状脚部3と、天板2の裏側に位置して、同時に回動
するアンダトレー4と、前後方向中間位置を脚下部3b
に固定された前後方向に縦長の脚座部5と、その前後の
端部に取付けられたアジャスタ7及び後述するように昇
降可能なキャスタ6とを備えている。
【0008】図6に示すように、天板2の左右両端部の
前後中間位置の裏面には、軸受部10が下設されて、脚
上部3aに設けられた回転軸11にヒンジされており、
天板2を使用状態の水平位置から不使用状態のほぼ垂直
位置へ回動自在にしている。また、両側の軸受部10及
び脚上部3aには、コの字形のロックピン12が挿通さ
れると共に、互に連結棒13を介して連結され、かつば
ね14でロック方向に付勢されている。これにより、図
で見て右側へばね力に抗して連結棒13を移動させる
と、ロックピン12の係脱でアンロックされ、天板2は
垂直方向へ回動可能となる。
【0009】図1に示すように、アンダトレー4は、両
側のフレーム20が、複数本の横棒21で連結されて構
成されている(図2参照)。このフレーム20の基端部
は脚上部3aにヒンジされた回転軸25に固定され、一
方その先端部は天板2の先端部裏面に下設された軸受部
22にヒンジたされたアーム26の下端部にヒンジされ
ている。回転軸25は回転軸11よりも直径が小さく、
後方寄りにオフセットされると共に、アーム26の長さ
は回転軸11、25間の距離に相当し、天板2と、アン
ダトレー4と、脚上部3aと、アンダトレー先端部のア
ーム26とで4節平行リンク機構を構成することによ
り、図5に示すように、天板2及びアンダトレー4をほ
ぼ垂直状態にスウィング可能にしている。
【0010】さらに、脚座部5の前後両端には、ねじ式
に高さ位置を調整されるアジャスタ7が取付けられると
共に、前後両端部にキャスタ6を取付けられたキャスタ
取付けフレーム31が、前後両側のガイド棒34に沿っ
て上下動可能に収納されている。このガイド棒の周囲に
はばね33が装着され、キャスタ取付けフレーム31を
脚座部5に対して上方へ付勢している(図4参照)。キ
ャスタ取付けフレーム31の前後方向中間位置に、脚部
3内を上下方向にスライド可能にガイドされるスライダ
ロッド32が立設されている。
【0011】回転軸25には、パイプ状脚上部3a内で
回動するカム35(図3参照)が固定され、その先端部
にカムフォロア35aを取付けられている。このカム形
状は、アンダトレー4の水平位置からほぼ垂直方向への
回動時に、スライダロッド32を下方へ押すように、水
平よりも僅かに下向きにアンダトレー4の先端部方向に
突出する先細のレバー形状に形成されている。これによ
り、アンダトレー4の水平位置では、カム35の下面3
5bは水平方向を占めてスライダロッド32の先端面に
ほぼ接触状態である。垂直方向へ回動されると、カムフ
ォロア35aによりスライダロッド32の先端が下方へ
押されることにより、キャスタ取付けフレーム31が下
降し、キャスタ6が床面から浮いた位置からアジャスタ
7よりも下方に下降して、代ってアジャスタ7を浮かせ
るようになっている。そして、図5に示すように、天板
2及びアンダトレー4がほぼ垂直状態に回動させられた
状態で、カムフォロア35aは回転軸25よりも後方寄
りの位置を占めてスライダロッド32に圧接し、復帰方
向へ駆動力を及ぼされることなく、アンダトレー4を不
使用時のスウイング方向へ付勢することにより、垂直状
態を確保させている。
【0012】移動机1を使用している天板2及びアンダ
トレー4の水平状態では、カム35の下面35bが、図
3に示すように、ほぼ水平状態を占め、カムフォロア3
5aがヒンジ軸の水平方向よりも僅かに下方位置で、ス
ライダロッド32に当接している。不使用時もしくは移
動時には、連結棒13をアンロック方向へ移動させ、天
板2を垂直方向へ押し倒すと、連動してフレーム20が
回転軸25を中心に回動し、カム35が図1で見て時計
方向にほぼ垂直方向へ回動し、したがってそのカム長に
相当する量だけカムフォロア35aがスライダロッド3
2をばね力に抗して下方へ押し下げる。そして、キャス
タ取付けフレーム31のキャスタ6が脚座部5に対して
相対的に下方へ移動し、アジャスタ7を逆に床面から浮
かせる(図5参照)。
【0013】
【考案の効果】以上、本考案によれば、天板及びアンダ
トレーを脚部に支持させる平行リンク機構を構成するこ
とにより、不使用時には同時に連動させて垂直方向へ互
に接近させて重ねることができる。その際、アンダトレ
ーの基端部とヒンジ軸を共通にするカムが、キャスタ取
付けフレームに立設されたスライダロッドを脚内で押圧
する簡単な構造により、キャスタとアジャスタとの高さ
切換が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による移動机の要部を示すた
めの部分断面図である。
【図2】同移動机の上側部の正面図である。
【図3】同移動机の脚上部のカム部を示すもので、同図
Aは正面図、同Bは側面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】同移動机の不使用時の状態を示す図1に対応す
る図である。
【図6】同移動机の脚上部の断面図である。
【図7】同移動机の斜視図である。
【符号の説明】
2 天板 3 脚部 3a 脚上部 3b 脚下部 4 アンダトレー 5 脚座部 6 キャスタ 7 アジャスタ 11、25 回転軸 26 アーム 31 キャスタ取付けフレーム 32 スライダロッド 35 カム

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板と、天板の左右両側の前後方向中間
    部分を垂直方向へ回動可能に脚上部でヒンジする両側の
    脚部と、天板の裏側に設けられ、同様に垂直方向へ回動
    可能なアンダトレーと、脚下部に下設され、かつ前後端
    部にキャスタ及びアジャスタがそれぞれ取付けられた脚
    座部とを備え、天板及びアンダトレーを水平位置からほ
    ぼ垂直位置へ回動させると、連動してアジャスタに代っ
    てキャスタが床面に設置させるようになった移動机にお
    いて、脚座部に、キャスタが取付けられたキャスタ取付
    けフレームを上下動可能に収納すると共に、パイプ状脚
    部内を上下方向にスライド可能にガイドされるスライダ
    ロッドをキャスタ取付けフレームに立設し、かつこのキ
    ャスタ取付けフレームを上方へ付勢するばねを脚座部に
    取付け、前記アンダトレーの基端部を天板のヒンジ軸よ
    りも下方位置で脚上部にヒンジすると共に、平行リンク
    を構成するように前記アンダトレー及び前記天板の先端
    部間をアームの上下両端部にそれぞれヒンジさせ、前記
    アンダトレーのヒンジ軸を中心に前記アンダトレーと一
    体に回動するカムを前記脚部内に設けると共に、このカ
    ムが、垂直下方への回動時に前記スライダロッドの上端
    部を下方へ押圧するように、前記アンダトレーの水平状
    態でこのアンダトレーのヒンジ軸から前記アンダトレー
    の先端方向へ突出した形状に形成されていることを特徴
    とする移動机。
JP2766091U 1991-03-30 1991-03-30 移動机 Expired - Lifetime JP2545731Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2766091U JP2545731Y2 (ja) 1991-03-30 1991-03-30 移動机

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JP2766091U JP2545731Y2 (ja) 1991-03-30 1991-03-30 移動机

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Publication Number Publication Date
JPH04118033U JPH04118033U (ja) 1992-10-22
JP2545731Y2 true JP2545731Y2 (ja) 1997-08-27

Family

ID=31911905

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JP2766091U Expired - Lifetime JP2545731Y2 (ja) 1991-03-30 1991-03-30 移動机

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