JPH04118033U - 移動机 - Google Patents
移動机Info
- Publication number
- JPH04118033U JPH04118033U JP2766091U JP2766091U JPH04118033U JP H04118033 U JPH04118033 U JP H04118033U JP 2766091 U JP2766091 U JP 2766091U JP 2766091 U JP2766091 U JP 2766091U JP H04118033 U JPH04118033 U JP H04118033U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- undertray
- top plate
- leg
- legs
- cam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
- Legs For Furniture In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 移動机の天板及びそのアンダトレーを不使用
時に垂直方向へスウイングさせると、アジャスタに代っ
てキャスタが自動的に床面に設置させる切換機構を構造
的に簡単にする。 【構成】 脚座部5に、キャスタ取付けフレーム31を
上下動可能に収納すると共に、脚部3内でスライダロッ
ド32をキャスタ取付けフレーム31に立設し、かつこ
のフレームを上方へばね33で付勢する。平行リンクを
構成するようにアンダトレー4及び天板2の先端部間を
アーム26の上下両端部にそれぞれヒンジさせる。アン
ダトレー4のヒンジ軸を中心に一体に回動するカム35
を脚部3内に設けると共に、このカム35で垂直下方へ
の回動時にスライダロッド32の上端部を下方へ押圧さ
せる。
時に垂直方向へスウイングさせると、アジャスタに代っ
てキャスタが自動的に床面に設置させる切換機構を構造
的に簡単にする。 【構成】 脚座部5に、キャスタ取付けフレーム31を
上下動可能に収納すると共に、脚部3内でスライダロッ
ド32をキャスタ取付けフレーム31に立設し、かつこ
のフレームを上方へばね33で付勢する。平行リンクを
構成するようにアンダトレー4及び天板2の先端部間を
アーム26の上下両端部にそれぞれヒンジさせる。アン
ダトレー4のヒンジ軸を中心に一体に回動するカム35
を脚部3内に設けると共に、このカム35で垂直下方へ
の回動時にスライダロッド32の上端部を下方へ押圧さ
せる。
Description
【0001】
本考案は、天板及びその裏側のアンダトレーを不使用時に垂直方向へスウイン
グさせると、その支持脚の下端部でアジャスタに代ってキャスタが自動的に床面
に設置させるようになった移動机に関するものである。
【0002】
この種の移動机は、実開昭63−194650により周知である。使用状態で
は、天板及びアンダトレーが水平位置を占め、アジャスタがキャスタよりも低い
位置にセットされて床面に設置される。そして、移動時に天板又はアンダトレー
を水平位置から垂直方向へ回動させると、連動してキャスタを床面に設置させる
ようになった高さ切換機構が設けられている。即ち、天板又はアンダトレーを回
動させると、その基端部のカムが脚内の連結棒を上方へ持ち上げ、その下端部の
リンク機構が、別の平行リンクで支持されたキャスタ枠を逆に下方へ回動させる
ようになっている。
【0003】
つまり、この高さ切換機構は、切換のみの目的でリンクを多用しており、構造
的に複雑である。また、アンダトレーを脚部に支持させて天板と連動して垂直状
態に回動させる構造及びその際にさらに複雑な構造を付加しないで済む高さ切換
機構は、開示されていない。
【0004】
よって、本考案は、天板及びアンダトレーを同時に垂直方向へ回動可能にする
と共に、簡単な構造のアジャスタ及びキャスタの高さ切換機構を備えた冒頭に述
べた類の移動机を提供することを目的とする。
【0005】
本考案は、天板と、天板の左右両側の前後方向中間部分を垂直方向へ回動可能
に脚上部でヒンジする両側の脚部と、天板の裏側に設けられ、同様に垂直方向へ
回動可能なアンダトレーと、脚下部に下設され、かつ前後端部にキャスタ及びア
ジャスタがそれぞれ取付けられた脚座部とを備え、天板及びアンダトレーを水平
位置からほぼ垂直位置へ回動させると、連動してアジャスタに代ってキャスタが
床面に設置させるようになった移動机において、前述の目的を達成するために、
脚座部に、キャスタが取付けられたキャスタ取付けフレームを上下動可能に収納
すると共に、パイプ状脚部内を上下方向にスライド可能にガイドされるスライダ
ロッドをキャスタ取付けフレームに立設し、かつこのキャスタ取付けフレームを
上方へ付勢するばねを脚座部に取付け、アンダトレーの基端部を天板のヒンジ軸
よりも下方位置で脚上部にヒンジすると共に、平行リンクを構成するようにアン
ダトレー及び天板の先端部間をアームの上下両端部にそれぞれヒンジさせ、アン
ダトレーのヒンジ軸を中心にアンダトレーと一体に回動するカムを脚部内に設け
ると共に、このカムが、垂直下方への回動時にスライダロッドの上端部を下方へ
押圧するように、アンダトレーの水平状態でこのアンダトレーのヒンジ軸からア
ンダトレーの先端方向へ突出した形状に形成されていることを特徴とする。
【0006】
天板の先端部を垂直下方へ回動させると、天板と、アンダトレーと、脚上部と
、アームとの平行リンク機構でアンダトレーも連動して折重なりつつ垂直下方へ
回動する。その際、先方へ突出したカムも連動して垂直下方へ回動し、スライダ
ロッドの上端部をばね力に抗して下方へ押圧する。これにより、キャスタ取付け
フレームが脚座部に対して相対的に下降して、キャスタを床面に設置させ、アジ
ャスタを浮かせる。
【0007】
図1〜図7は、本考案の一実施例による移動机を示す。この移動机1は、図7
に示すように、天板2と、この天板に対してT字形になり、水平位置からほぼ垂
直位置へ回動可能に脚上部3aでヒンジする両側のパイプ状脚部3と、天板2の
裏側に位置して、同時に回動するアンダトレー4と、前後方向中間位置を脚下部
3bに固定された前後方向に縦長の脚座部5と、その前後の端部に取付けられた
アジャスタ7及び後述するように昇降可能なキャスタ6とを備えている。
【0008】
図6に示すように、天板2の左右両端部の前後中間位置の裏面には、軸受部1
0が下設されて、脚上部3aに設けられた回転軸11にヒンジされており、天板
2を使用状態の水平位置から不使用状態のほぼ垂直位置へ回動自在にしている。
また、両側の軸受部10及び脚上部3aには、コの字形のロックピン12が挿通
されると共に、互に連結棒13を介して連結され、かつばね14でロック方向に
付勢されている。これにより、図で見て右側へばね力に抗して連結棒13を移動
させると、ロックピン12の係脱でアンロックされ、天板2は垂直方向へ回動可
能となる。
【0009】
図1に示すように、アンダトレー4は、両側のフレーム20が、複数本の横棒
21で連結されて構成されている(図2参照)。このフレーム20の基端部は脚
上部3aにヒンジされた回転軸25に固定され、一方その先端部は天板2の先端
部裏面に下設された軸受部22にヒンジたされたアーム26の下端部にヒンジさ
れている。回転軸25は回転軸11よりも直径が小さく、後方寄りにオフセット
されると共に、アーム26の長さは回転軸11、25間の距離に相当し、天板2
と、アンダトレー4と、脚上部3aと、アンダトレー先端部のアーム26とで4
節平行リンク機構を構成することにより、図5に示すように、天板2及びアンダ
トレー4をほぼ垂直状態にスウィング可能にしている。
【0010】
さらに、脚座部5の前後両端には、ねじ式に高さ位置を調整されるアジャスタ
7が取付けられると共に、前後両端部にキャスタ6を取付けられたキャスタ取付
けフレーム31が、前後両側のガイド棒34に沿って上下動可能に収納されてい
る。このガイド棒の周囲にはばね33が装着され、キャスタ取付けフレーム31
を脚座部5に対して上方へ付勢している(図4参照)。キャスタ取付けフレーム
31の前後方向中間位置に、脚部3内を上下方向にスライド可能にガイドされる
スライダロッド32が立設されている。
【0011】
回転軸25には、パイプ状脚上部3a内で回動するカム35(図3参照)が固
定され、その先端部にカムフォロア35aを取付けられている。このカム形状は
、アンダトレー4の水平位置からほぼ垂直方向への回動時に、スライダロッド3
2を下方へ押すように、水平よりも僅かに下向きにアンダトレー4の先端部方向
に突出する先細のレバー形状に形成されている。これにより、アンダトレー4の
水平位置では、カム35の下面35bは水平方向を占めてスライダロッド32の
先端面にほぼ接触状態である。垂直方向へ回動されると、カムフォロア35aに
よりスライダロッド32の先端が下方へ押されることにより、キャスタ取付けフ
レーム31が下降し、キャスタ6が床面から浮いた位置からアジャスタ7よりも
下方に下降して、代ってアジャスタ7を浮かせるようになっている。そして、図
5に示すように、天板2及びアンダトレー4がほぼ垂直状態に回動させられた状
態で、カムフォロア35aは回転軸25よりも後方寄りの位置を占めてスライダ
ロッド32に圧接し、復帰方向へ駆動力を及ぼされることなく、アンダトレー4
を不使用時のスウイング方向へ付勢することにより、垂直状態を確保させている
。
【0012】
移動机1を使用している天板2及びアンダトレー4の水平状態では、カム35
の下面35bが、図3に示すように、ほぼ水平状態を占め、カムフォロア35a
がヒンジ軸の水平方向よりも僅かに下方位置で、スライダロッド32に当接して
いる。不使用時もしくは移動時には、連結棒13をアンロック方向へ移動させ、
天板2を垂直方向へ押し倒すと、連動してフレーム20が回転軸25を中心に回
動し、カム35が図1で見て時計方向にほぼ垂直方向へ回動し、したがってその
カム長に相当する量だけカムフォロア35aがスライダロッド32をばね力に抗
して下方へ押し下げる。そして、キャスタ取付けフレーム31のキャスタ6が脚
座部5に対して相対的に下方へ移動し、アジャスタ7を逆に床面から浮かせる(
図5参照)。
【0013】
【考案の効果】
以上、本考案によれば、天板及びアンダトレーを脚部に支持させる平行リンク
機構を構成することにより、不使用時には同時に連動させて垂直方向へ互に接近
させて重ねることができる。その際、アンダトレーの基端部とヒンジ軸を共通に
するカムが、キャスタ取付けフレームに立設されたスライダロッドを脚内で押圧
する簡単な構造により、キャスタとアジャスタとの高さ切換が可能になる。
【図1】本考案の一実施例による移動机の要部を示すた
めの部分断面図である。
めの部分断面図である。
【図2】同移動机の上側部の正面図である。
【図3】同移動机の脚上部のカム部を示すもので、同図
Aは正面図、同Bは側面図である。
Aは正面図、同Bは側面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】同移動机の不使用時の状態を示す図1に対応す
る図である。
る図である。
【図6】同移動机の脚上部の断面図である。
【図7】同移動机の斜視図である。
2 天板
3 脚部
3a 脚上部
3b 脚下部
4 アンダトレー
5 脚座部
6 キャスタ
7 アジャスタ
11、25 回転軸
26 アーム
31 キャスタ取付けフレーム
32 スライダロッド
35 カム
Claims (1)
- 【請求項1】 天板と、天板の左右両側の前後方向中間
部分を垂直方向へ回動可能に脚上部でヒンジする両側の
脚部と、天板の裏側に設けられ、同様に垂直方向へ回動
可能なアンダトレーと、脚下部に下設され、かつ前後端
部にキャスタ及びアジャスタがそれぞれ取付けられた脚
座部とを備え、天板及びアンダトレーを水平位置からほ
ぼ垂直位置へ回動させると、連動してアジャスタに代っ
てキャスタが床面に設置させるようになった移動机にお
いて、脚座部に、キャスタが取付けられたキャスタ取付
けフレームを上下動可能に収納すると共に、パイプ状脚
部内を上下方向にスライド可能にガイドされるスライダ
ロッドをキャスタ取付けフレームに立設し、かつこのキ
ャスタ取付けフレームを上方へ付勢するばねを脚座部に
取付け、前記アンダトレーの基端部を天板のヒンジ軸よ
りも下方位置で脚上部にヒンジすると共に、平行リンク
を構成するように前記アンダトレー及び前記天板の先端
部間をアームの上下両端部にそれぞれヒンジさせ、前記
アンダトレーのヒンジ軸を中心に前記アンダトレーと一
体に回動するカムを前記脚部内に設けると共に、このカ
ムが、垂直下方への回動時に前記スライダロッドの上端
部を下方へ押圧するように、前記アンダトレーの水平状
態でこのアンダトレーのヒンジ軸から前記アンダトレー
の先端方向へ突出した形状に形成されていることを特徴
とする移動机。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2766091U JP2545731Y2 (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 移動机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2766091U JP2545731Y2 (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 移動机 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04118033U true JPH04118033U (ja) | 1992-10-22 |
JP2545731Y2 JP2545731Y2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=31911905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2766091U Expired - Lifetime JP2545731Y2 (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 移動机 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2545731Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-30 JP JP2766091U patent/JP2545731Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2545731Y2 (ja) | 1997-08-27 |
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