JP2541189B2 - 水酸基を含有するフルオロオレフイン共重合体の製造方法 - Google Patents
水酸基を含有するフルオロオレフイン共重合体の製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塗料用、シーリング剤用もしくはフィルム
用等に有用な水酸基を含有するフルオロオレフィン系重
合体の製造方法に関し、さらに詳細にはフルオロオレフ
ィンと水酸基を含有するビニルエーテルと要すれば他の
共重合可能な単量体を2,2,6,6−テトラ置換ピペリジニ
ル基を含有する化合物の存在下にラジカル重合せしめる
ことを特徴とする水酸基含有フルオロオレフィン系重合
体の製造方法に関するものである。
用等に有用な水酸基を含有するフルオロオレフィン系重
合体の製造方法に関し、さらに詳細にはフルオロオレフ
ィンと水酸基を含有するビニルエーテルと要すれば他の
共重合可能な単量体を2,2,6,6−テトラ置換ピペリジニ
ル基を含有する化合物の存在下にラジカル重合せしめる
ことを特徴とする水酸基含有フルオロオレフィン系重合
体の製造方法に関するものである。
近年、溶液型の水酸基を含有するフルオロオレフィン
共重合体が開発され、主として塗料用として使用される
様になって来ている。しかし、かかる水酸基を含有する
フルオロオレフィン共重合体を製造する際、水酸基含有
モノマーの使用量を多くしたり、重合不揮発分を高くし
たり、あるいは共重合体の目標分子量を高くしようとす
ると、重合時にゲル化したり、生成共重合体の分散比
(重量平均分子量▲▼と数平均分子量▲▼との
比)が著しく大きくなったりして、目的とする共重合体
を再現性良く製造することができないという問題点があ
る。
共重合体が開発され、主として塗料用として使用される
様になって来ている。しかし、かかる水酸基を含有する
フルオロオレフィン共重合体を製造する際、水酸基含有
モノマーの使用量を多くしたり、重合不揮発分を高くし
たり、あるいは共重合体の目標分子量を高くしようとす
ると、重合時にゲル化したり、生成共重合体の分散比
(重量平均分子量▲▼と数平均分子量▲▼との
比)が著しく大きくなったりして、目的とする共重合体
を再現性良く製造することができないという問題点があ
る。
本発明者らは前記した従来技術の問題点を解決するべ
く、鋭意研究を重ねた結果、2,2,6,6−テトラ置換ピペ
リジニル基含有化合物の存在下にフルオロオレフィンと
水酸基を含有するビニルエーテルを必須成分とする単量
体混合物をラジカル重合せしめることにより、重合時に
ゲル化したり、分散比が著しく大きくなったりすること
がなく、再現性良く目的とする水酸基を含有するフルオ
ロオレフィン共重合体が得られることを見い出し、本発
明を完成させるに至った。
く、鋭意研究を重ねた結果、2,2,6,6−テトラ置換ピペ
リジニル基含有化合物の存在下にフルオロオレフィンと
水酸基を含有するビニルエーテルを必須成分とする単量
体混合物をラジカル重合せしめることにより、重合時に
ゲル化したり、分散比が著しく大きくなったりすること
がなく、再現性良く目的とする水酸基を含有するフルオ
ロオレフィン共重合体が得られることを見い出し、本発
明を完成させるに至った。
(問題点を解決するための手段) 本発明を概説すれば、本発明はフルオロオレフィンと
水酸基を含有するビニルエーテルを必須の単量体成分と
し、さらに必要とすれば他の共重合可能な単量体類とを
2,2,6,6−テトラ置換ピペリジニル基を含有する化合物
の存在下にラジカル重合せしめることによる水酸基を含
有するフルオロオレフィン共重合体の製造方法を提供す
るものである。
水酸基を含有するビニルエーテルを必須の単量体成分と
し、さらに必要とすれば他の共重合可能な単量体類とを
2,2,6,6−テトラ置換ピペリジニル基を含有する化合物
の存在下にラジカル重合せしめることによる水酸基を含
有するフルオロオレフィン共重合体の製造方法を提供す
るものである。
以下本発明の構成について詳しく説明する。
本発明において使用する前記フルオロオレフィン成分
としては、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、トリフル
オロエチレン、テトラフルオロエチレン、ブロモトリフ
ルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、ペンタ
フルオロプロピレン、ヘキサフルオロプロピレンもしく
は(パー)フルオロアルキルトリフルオロビニルエーテ
ル〔但し、(パー)フルオロアルキル基の炭素数は1〜
18個〕などが代表的なものである。
としては、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、トリフル
オロエチレン、テトラフルオロエチレン、ブロモトリフ
ルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、ペンタ
フルオロプロピレン、ヘキサフルオロプロピレンもしく
は(パー)フルオロアルキルトリフルオロビニルエーテ
ル〔但し、(パー)フルオロアルキル基の炭素数は1〜
18個〕などが代表的なものである。
つぎに、本発明で使用する水酸基を含有する単量体成
分である水酸基を含有するビニルエーテルとしては、2
−ヒドロキシエチルビニルエーテル、3−ヒドロキシプ
ロピルビニルエーテル、2−ヒドロキシプロピルビニル
エーテル、4−ヒドロキシブチルビニルエーテル、3−
ヒドロキシブチルビニルエーテル、2−ヒドロキシ−2
−メチルプロピルビニルエーテル、5−ヒドロキシペン
チルビニルエーテル、6−ヒドロキシヘキシルビニルエ
ーテル等が代表的なものである。
分である水酸基を含有するビニルエーテルとしては、2
−ヒドロキシエチルビニルエーテル、3−ヒドロキシプ
ロピルビニルエーテル、2−ヒドロキシプロピルビニル
エーテル、4−ヒドロキシブチルビニルエーテル、3−
ヒドロキシブチルビニルエーテル、2−ヒドロキシ−2
−メチルプロピルビニルエーテル、5−ヒドロキシペン
チルビニルエーテル、6−ヒドロキシヘキシルビニルエ
ーテル等が代表的なものである。
本発明になる水酸基含有フルオロオレフィン共重合体
の製造方法において、前記必須の単量体成分の他に、こ
れら必須の単量体成分と共重合することができる他の単
量体類を必要に応じて使用することができる。かかる他
の共重合可能な単量体類としては、メチルビニルエーテ
ル、エチルビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテ
ル、イソプロピルビニルエーテル、n−ブチルビニルエ
ーテル、イソブチルビニルエーテル、t−ブチルビニル
エーテル、n−ペンチルビニルエーテル、n−ヘキシル
ビニルエーテル、n−オクチルビニルエーテル、2−エ
チルヘキシルビニルエーテル等のアルキルビニルエーテ
ル類;シクロペンチルビニルエーテル、シクロヘキシル
ビニルエーテルもしくはメトルシクロヘキシルビニルエ
ーテルの如きシクロアルキルビニルエーテル類;ベンジ
ルビニルエーテルもしくはフェネチルビニルエーテルの
如きアラルキルビニルエーテル類;2,2,3,3−テトラフル
オロプロピルビニルエーテル、2,2,3,3,4,4,5,5−オク
タフルオロペンチルビニルエーテル、2,2,3,3,4,4,5,5,
6,6,7,7,8,8,9,9−ヘキサデカフルオロノニルビニルエ
ーテル、パーフルオロメチルビニルエーテル、パーフル
オロエチルビニルエーテル、パーフルオロプロピルビニ
ルエーテル、パーフルオロオクチルビニルエーテル、パ
ーフルオロシクロヘキシルビニルエーテル如き(パー)
フルオロアルキルビニルエーテル類;酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル、酪酸ビニル、イソ酪酸ビニル、ピバリ
ン酸ビニル、カプロン酸ビニル、バーサティック酸ビニ
ル、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、安息香酸
ビニル、p−tert−ブチル安息香酸ビニル、サリチル酸
ビニル、シクロヘキサンカルボン酸ビニル等のカルボン
酸ビニルエステル類;さらには、エチレン、塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、(メタ)アクリロニトリル、各種
(メタ)アクリル酸エステル類等が代表的なものであ
る。そして、かかる共重合可能な単量体のうち、重合率
を充分に上げる観点からアルキルビニルエーテル類また
はシクロアルキルビニルエーテルを併用することが好ま
しく、また、本発明の方法により得られる共重合体を塗
料用のベース樹脂成分として使用する場合には、塗膜硬
度の観点からC4〜C17の分岐したアルキル基を有する脂
肪族モノカルボン酸のビニルエステル、安息香酸ビニ
ル、p−tert−ブチル安息香酸ビニル、シクロヘキサン
カルボン酸ビニルから成る群から選ばれる少なくとも一
種を併用することが特に好ましい。
の製造方法において、前記必須の単量体成分の他に、こ
れら必須の単量体成分と共重合することができる他の単
量体類を必要に応じて使用することができる。かかる他
の共重合可能な単量体類としては、メチルビニルエーテ
ル、エチルビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテ
ル、イソプロピルビニルエーテル、n−ブチルビニルエ
ーテル、イソブチルビニルエーテル、t−ブチルビニル
エーテル、n−ペンチルビニルエーテル、n−ヘキシル
ビニルエーテル、n−オクチルビニルエーテル、2−エ
チルヘキシルビニルエーテル等のアルキルビニルエーテ
ル類;シクロペンチルビニルエーテル、シクロヘキシル
ビニルエーテルもしくはメトルシクロヘキシルビニルエ
ーテルの如きシクロアルキルビニルエーテル類;ベンジ
ルビニルエーテルもしくはフェネチルビニルエーテルの
如きアラルキルビニルエーテル類;2,2,3,3−テトラフル
オロプロピルビニルエーテル、2,2,3,3,4,4,5,5−オク
タフルオロペンチルビニルエーテル、2,2,3,3,4,4,5,5,
6,6,7,7,8,8,9,9−ヘキサデカフルオロノニルビニルエ
ーテル、パーフルオロメチルビニルエーテル、パーフル
オロエチルビニルエーテル、パーフルオロプロピルビニ
ルエーテル、パーフルオロオクチルビニルエーテル、パ
ーフルオロシクロヘキシルビニルエーテル如き(パー)
フルオロアルキルビニルエーテル類;酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル、酪酸ビニル、イソ酪酸ビニル、ピバリ
ン酸ビニル、カプロン酸ビニル、バーサティック酸ビニ
ル、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、安息香酸
ビニル、p−tert−ブチル安息香酸ビニル、サリチル酸
ビニル、シクロヘキサンカルボン酸ビニル等のカルボン
酸ビニルエステル類;さらには、エチレン、塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、(メタ)アクリロニトリル、各種
(メタ)アクリル酸エステル類等が代表的なものであ
る。そして、かかる共重合可能な単量体のうち、重合率
を充分に上げる観点からアルキルビニルエーテル類また
はシクロアルキルビニルエーテルを併用することが好ま
しく、また、本発明の方法により得られる共重合体を塗
料用のベース樹脂成分として使用する場合には、塗膜硬
度の観点からC4〜C17の分岐したアルキル基を有する脂
肪族モノカルボン酸のビニルエステル、安息香酸ビニ
ル、p−tert−ブチル安息香酸ビニル、シクロヘキサン
カルボン酸ビニルから成る群から選ばれる少なくとも一
種を併用することが特に好ましい。
前記した各単量体成分から本発明の方法により水酸基
含有フルオロオレフィン共重合体を製造するに際して、
共重合体の収率および耐候性などの観点から使用する各
単量体成分の比率はフルオロオレフィン10〜70モル%、
水酸基含有ビニルエーテル2〜40モル%、共重合可能な
単量体0〜88モル%、好ましくはフルオロオレフィン20
〜60モル%、水酸基含有ビニルエーテル5〜25モル%、
共重合可能な単量体15〜75モル%に管理される。
含有フルオロオレフィン共重合体を製造するに際して、
共重合体の収率および耐候性などの観点から使用する各
単量体成分の比率はフルオロオレフィン10〜70モル%、
水酸基含有ビニルエーテル2〜40モル%、共重合可能な
単量体0〜88モル%、好ましくはフルオロオレフィン20
〜60モル%、水酸基含有ビニルエーテル5〜25モル%、
共重合可能な単量体15〜75モル%に管理される。
つぎに、本発明で使用する2,2,6,6−テトラ置換ピペ
リジニル基を含有する化合物としては、少なくとも2位
および6位の炭素原子上の4個の水素原子が有機酸に置
換されたピペリジン環を含有する化合物を指称し、2位
および6位の4個の水素原子が有機基に置換されると同
時に1位、3位、4位および5位の窒素原子もしくは炭
素原子上の7個の水素原子の少なくとも1個が有機基も
しくは水酸基に置換されたピペリジン環を含有する化合
物をも包含するものである。
リジニル基を含有する化合物としては、少なくとも2位
および6位の炭素原子上の4個の水素原子が有機酸に置
換されたピペリジン環を含有する化合物を指称し、2位
および6位の4個の水素原子が有機基に置換されると同
時に1位、3位、4位および5位の窒素原子もしくは炭
素原子上の7個の水素原子の少なくとも1個が有機基も
しくは水酸基に置換されたピペリジン環を含有する化合
物をも包含するものである。
かかる2,2,6,6−テトラ置換ピペリジニル基を含有す
る化合物の代表的なものは下記一般式(I)で表わされ
る構造を含有するものである。
る化合物の代表的なものは下記一般式(I)で表わされ
る構造を含有するものである。
ここにおいて、式(I)中のR1,R2,R3,R4はそれぞれ
独立にメチル基、エチル基、プロピル基、ドデシル基、
ステアリル基等のC1〜18のアルキル基;シクロペンチ
ル基もしくはシクロヘキシル基等のシクロアルキル基;2
−ヒドロキシエチル基、2−メトキシカルボニルエチル
基、3−ヒドロキシプロピル基等の置換アルキル基;フ
ェニル基、ナフチル基などの置換アリール基;フェネチ
ル基、ベンジル基等のアラルキル基;を表わすほか、さ
らにR1およびR2もしくはR3およびR4は、それぞれ両者合
してC3〜C6の脂肪族環を形成していてもよい。かかる有
機基のうち、価格の点および入手の容易さからすれば、
C1〜18のアルキル基、とりわけメチル基が好ましい。
独立にメチル基、エチル基、プロピル基、ドデシル基、
ステアリル基等のC1〜18のアルキル基;シクロペンチ
ル基もしくはシクロヘキシル基等のシクロアルキル基;2
−ヒドロキシエチル基、2−メトキシカルボニルエチル
基、3−ヒドロキシプロピル基等の置換アルキル基;フ
ェニル基、ナフチル基などの置換アリール基;フェネチ
ル基、ベンジル基等のアラルキル基;を表わすほか、さ
らにR1およびR2もしくはR3およびR4は、それぞれ両者合
してC3〜C6の脂肪族環を形成していてもよい。かかる有
機基のうち、価格の点および入手の容易さからすれば、
C1〜18のアルキル基、とりわけメチル基が好ましい。
つぎに式(I)中のR5は水素原子もしくはメチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基、ドデシル基、ステア
リル基の如きアルキル基;2−ヒドロキシエチル基、2−
メトキシカルボニルエチル基、2−アセトキシエチル
基、2−(3−メトキシカルボニルプロピオニルオキ
シ)エチル基、3−ヒドロキシプロピル基等の置換アル
キル基;フェニル基、ナフチル基、ヒドロキシフェニル
基等のアリル基;さらにはフェネチル基、ベンジル基、
ヒドロキシフェニルアルキル基、シクロヘキシル基等に
代表される有機基を有わす。
エチル基、プロピル基、ブチル基、ドデシル基、ステア
リル基の如きアルキル基;2−ヒドロキシエチル基、2−
メトキシカルボニルエチル基、2−アセトキシエチル
基、2−(3−メトキシカルボニルプロピオニルオキ
シ)エチル基、3−ヒドロキシプロピル基等の置換アル
キル基;フェニル基、ナフチル基、ヒドロキシフェニル
基等のアリル基;さらにはフェネチル基、ベンジル基、
ヒドロキシフェニルアルキル基、シクロヘキシル基等に
代表される有機基を有わす。
また式(I)中のR6は水素原子、水酸基もしくはメチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ドデシル基、
ステアリル基の如きアルキル基;2−ヒドロキシエチル
基、2−メトキシカルボニルエチル基、2−アセトキシ
エチル基、2−(3−メトキシカルボニルプロピオニル
オキシ)エチル基、3−ヒドロキシプロピル基等の置換
アルキル基;フェニル基、ナフチル基などの置換アリー
ル基;フェネチル基、ベンジル基等のアラルキル基;ア
セトキシ基、プロピオニルオキシ基、ブチリルオキシ
基、ラウロイルオキシ基、置換アルキルカルボニルオキ
シ基、ベンゾイルオキシ基、置換ベンゾイルオキシ基等
のエステル結合含有基;さらにはアルコキシカルボニル
アミノ基、N−モノアルキルカルバモイルアミノ基、N,
N−ジアルキルカルバモイルアミノ基等のアミノ基含有
基に代表される有機基を表わす。
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ドデシル基、
ステアリル基の如きアルキル基;2−ヒドロキシエチル
基、2−メトキシカルボニルエチル基、2−アセトキシ
エチル基、2−(3−メトキシカルボニルプロピオニル
オキシ)エチル基、3−ヒドロキシプロピル基等の置換
アルキル基;フェニル基、ナフチル基などの置換アリー
ル基;フェネチル基、ベンジル基等のアラルキル基;ア
セトキシ基、プロピオニルオキシ基、ブチリルオキシ
基、ラウロイルオキシ基、置換アルキルカルボニルオキ
シ基、ベンゾイルオキシ基、置換ベンゾイルオキシ基等
のエステル結合含有基;さらにはアルコキシカルボニル
アミノ基、N−モノアルキルカルバモイルアミノ基、N,
N−ジアルキルカルバモイルアミノ基等のアミノ基含有
基に代表される有機基を表わす。
前記一般式(I)で示される化合物の代表的なものと
しては、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1,2,2,6,6
−ペンタメチルピペリジン、2,2,6,6−テトラメチル−
4−ヒドロキシピペリジン、1,2,2,6,6−ペンタメチル
−4−ヒドロキシペピリジン、1−エチル−2,2,6,6−
テトラメチルピペリジン、1−エチル−2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ヒドロキシピペリジン、1−ブチル−2,
2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジン、1
−ドデシル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−
フェニル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−
(2−ヒドロキシエチル)−2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリシン、1−(6−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロ
キシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−アセト
キシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−アセト
キシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン、1−(2
−アセトキシエチル)−4−アセトキシ−2,2,6,6−テ
トラメチルピペリジン、1−(2−ベンゾイルオキシエ
チル)−4−ベンゾイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジン、4−エチル−2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン、4−エチル−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペ
リジン、4−ブチル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン、4−オクチル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン、4−ドデシル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン、4−ステアリル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン、4−ステアリル−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリ
ジンが挙げられる。
しては、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1,2,2,6,6
−ペンタメチルピペリジン、2,2,6,6−テトラメチル−
4−ヒドロキシピペリジン、1,2,2,6,6−ペンタメチル
−4−ヒドロキシペピリジン、1−エチル−2,2,6,6−
テトラメチルピペリジン、1−エチル−2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ヒドロキシピペリジン、1−ブチル−2,
2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジン、1
−ドデシル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−
フェニル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−
(2−ヒドロキシエチル)−2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリシン、1−(6−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロ
キシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−アセト
キシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−アセト
キシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン、1−(2
−アセトキシエチル)−4−アセトキシ−2,2,6,6−テ
トラメチルピペリジン、1−(2−ベンゾイルオキシエ
チル)−4−ベンゾイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジン、4−エチル−2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン、4−エチル−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペ
リジン、4−ブチル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン、4−オクチル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン、4−ドデシル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン、4−ステアリル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン、4−ステアリル−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリ
ジンが挙げられる。
さらに、前記一般式(I)で示される化合物に包含さ
れるものとして4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジン、4−ヒドロキシ−1,2,2,6,6−ペンタメ
チルピペリジン、1−(2−ヒドロキシエチル)−4−
ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−
(2−ヒドロキシエチル)−2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジンの如き水酸基を有する2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン類をコハク酸、アジピン酸、セバシン酸、ア
ゼライン酸、デカン−1,0−ジカルボン酸、フタル酸、
イソフタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸、マロン
酸、置換マロン酸の如き多塩基と反応させて得られる1
分子中に2個以上の2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ
ル基を含有する化合物等がある。
れるものとして4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジン、4−ヒドロキシ−1,2,2,6,6−ペンタメ
チルピペリジン、1−(2−ヒドロキシエチル)−4−
ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−
(2−ヒドロキシエチル)−2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジンの如き水酸基を有する2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン類をコハク酸、アジピン酸、セバシン酸、ア
ゼライン酸、デカン−1,0−ジカルボン酸、フタル酸、
イソフタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸、マロン
酸、置換マロン酸の如き多塩基と反応させて得られる1
分子中に2個以上の2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ
ル基を含有する化合物等がある。
かかる1分子中に2個以上の2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジニル基を含有する化合物の代表的なものとして
は下記構造式(II)〜(VIII)で表わされるものがあ
る。
ピペリジニル基を含有する化合物の代表的なものとして
は下記構造式(II)〜(VIII)で表わされるものがあ
る。
〔但し、式中のnは1〜20になる整数であるものとす
る。〕 これらピペリジニル化合物は単独で、もしくは2種以
上の混合物として使用することができる。
る。〕 これらピペリジニル化合物は単独で、もしくは2種以
上の混合物として使用することができる。
かかるピペリジニル化合物の使用量は、共重合せしめ
る単量体総量1000g当り、2,2,6,6−テトラ置換ピペリジ
ニル基が0.002当量から0.5当量、さらには、0.01から0.
2当量の範囲内とするのが好ましい。0.002当量未満では
重合時にゲル化したり、得られる共重合体の分散比が大
きくなってしまい、また0.5当量を越えると重合率が上
がりにくくなったり、得られる共重合体溶液の着色が著
しくなるので好ましくない。
る単量体総量1000g当り、2,2,6,6−テトラ置換ピペリジ
ニル基が0.002当量から0.5当量、さらには、0.01から0.
2当量の範囲内とするのが好ましい。0.002当量未満では
重合時にゲル化したり、得られる共重合体の分散比が大
きくなってしまい、また0.5当量を越えると重合率が上
がりにくくなったり、得られる共重合体溶液の着色が著
しくなるので好ましくない。
本発明になる水酸基を含有するフルオロオレフィン共
重合体の製造方法を実施するに当り、使用する重合開始
剤としては公知慣用のラジカル重合開始剤が使用され、
かかる重合開始剤の代表例としては、アゾビスイソブチ
ロニトリル、アゾビスイソバレロニトリル等のアゾ化合
物;t−ブチルパーオキシピバレート、t−ブチルパーオ
キシベンゾエート、t−ブチルパーオキシ−2−エチル
ヘキサノエート、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイ
ルパーオキサイド、アセチルパーオキサイド、ジ−t−
ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、t−
ブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオ
キサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、ジイソ
プロピルパーオキシカーボネートなどの過酸化物があ
る。
重合体の製造方法を実施するに当り、使用する重合開始
剤としては公知慣用のラジカル重合開始剤が使用され、
かかる重合開始剤の代表例としては、アゾビスイソブチ
ロニトリル、アゾビスイソバレロニトリル等のアゾ化合
物;t−ブチルパーオキシピバレート、t−ブチルパーオ
キシベンゾエート、t−ブチルパーオキシ−2−エチル
ヘキサノエート、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイ
ルパーオキサイド、アセチルパーオキサイド、ジ−t−
ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、t−
ブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオ
キサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、ジイソ
プロピルパーオキシカーボネートなどの過酸化物があ
る。
かかるラジカル重合開始剤の使用量は、重合開始剤の
種類、重合温度、共重合体の分子量等に応じて適宜決定
されるが、概ね、共重合せしめる単量体総量の0.01〜10
重量%程度で良い。
種類、重合温度、共重合体の分子量等に応じて適宜決定
されるが、概ね、共重合せしめる単量体総量の0.01〜10
重量%程度で良い。
前記した各単量体成分を使用して水酸基を含有するフ
ルオロオレフィン共重合体を製造するには、乳化重合、
懸濁重合、塊状重合、溶液重合等の公知の重合方法を適
用し得るが、塊状重合、溶液重合法が好ましく、さらに
は得られる共重合体をそのままの形態で溶液型塗料用の
ベース樹脂成分等の硬化性樹脂組成物として使用し得る
点から、溶液重合法が特に好ましい。溶液重合法により
共重合体を製造するに当り使用する溶媒の代表的なもの
としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベン
ゼン等の芳香族炭化水素;n−ペンタン、n−ヘキサン、
n−オクタン等の脂肪族炭化水素;シクロペンタン、シ
クロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘ
キサン等の脂環族系炭化水素;メタノール、エタノー
ル、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノ
ール、イソブタノール、tert−ブタノール、n−ペンタ
ノール、イソペンタノール、n−ヘキサノール、n−オ
クタノール、2−エチルヘキサノール、シクロヘキサノ
ール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレ
ングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコール
モノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチル
エーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル等
のアルコール類;ジメトキシエタン、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、ジイソプロピルエーテル、ジ−n−ブ
チルエーテル等のエーテル類;アセトン、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケト
ン、メチルアミルケトン、シクロヘキサノン、イソホロ
ン等のケトン類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸n−プ
ロピル、酢酸イソプロピル、酢酸n−ブチル、酢酸イソ
ブチル、酢酸アミル、エチレングリコールモノメチルエ
ーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエー
テルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテ
ルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテル
アセテートなどのエステル類;クロロホルム、メチレン
クロライド、四塩化炭素、トリクロルエタン、テトラク
ロルエタン等の塩素化炭化水素;さらには、N−メチル
ピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド、エチレンカーボネート等がある。かかる溶媒類は
単独で用いても良いし、2種以上の混合物としても使用
することができるが生成する共重合体を溶解する様に選
択するのが好ましい。そして、使用量は使用する単量体
総量100重量部に対して5〜1000重量部程度で良い。
ルオロオレフィン共重合体を製造するには、乳化重合、
懸濁重合、塊状重合、溶液重合等の公知の重合方法を適
用し得るが、塊状重合、溶液重合法が好ましく、さらに
は得られる共重合体をそのままの形態で溶液型塗料用の
ベース樹脂成分等の硬化性樹脂組成物として使用し得る
点から、溶液重合法が特に好ましい。溶液重合法により
共重合体を製造するに当り使用する溶媒の代表的なもの
としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベン
ゼン等の芳香族炭化水素;n−ペンタン、n−ヘキサン、
n−オクタン等の脂肪族炭化水素;シクロペンタン、シ
クロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘ
キサン等の脂環族系炭化水素;メタノール、エタノー
ル、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノ
ール、イソブタノール、tert−ブタノール、n−ペンタ
ノール、イソペンタノール、n−ヘキサノール、n−オ
クタノール、2−エチルヘキサノール、シクロヘキサノ
ール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレ
ングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコール
モノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチル
エーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル等
のアルコール類;ジメトキシエタン、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、ジイソプロピルエーテル、ジ−n−ブ
チルエーテル等のエーテル類;アセトン、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケト
ン、メチルアミルケトン、シクロヘキサノン、イソホロ
ン等のケトン類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸n−プ
ロピル、酢酸イソプロピル、酢酸n−ブチル、酢酸イソ
ブチル、酢酸アミル、エチレングリコールモノメチルエ
ーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエー
テルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテ
ルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテル
アセテートなどのエステル類;クロロホルム、メチレン
クロライド、四塩化炭素、トリクロルエタン、テトラク
ロルエタン等の塩素化炭化水素;さらには、N−メチル
ピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド、エチレンカーボネート等がある。かかる溶媒類は
単独で用いても良いし、2種以上の混合物としても使用
することができるが生成する共重合体を溶解する様に選
択するのが好ましい。そして、使用量は使用する単量体
総量100重量部に対して5〜1000重量部程度で良い。
前記した各単量体成分から溶液重合法により水酸基を
含有するフルオロオレフィ共重合体を製造するには、
全単量体、溶媒、2,2,6,6−テトラ置換ピペリジニル基
を含有する化合物および重合開始剤を一括仕込みして重
合させる、溶媒、フルオロオレフィンおよび2,2,6,6
−テトラ置換ピペリジニル基含有化合物を仕込んだ反応
器に他の単量体および重合開始剤を連続的に、あるいは
分割して添加する、溶媒のみを仕込んだ反応器に単量
体類、2,2,6,6−テトラ置換ピペリジニル基含有化合物
および重合開始剤を連続的に、あるいは分割して添加す
る、フルオロオレフィンを仕込んだ反応器に溶媒、2,
2,6,6−テトラ置換ピペリジニル基含有化合物、重合開
始剤および他の共重合単量体を連続的、あるいは分割し
て添加する等の方法を適用することができる。
含有するフルオロオレフィ共重合体を製造するには、
全単量体、溶媒、2,2,6,6−テトラ置換ピペリジニル基
を含有する化合物および重合開始剤を一括仕込みして重
合させる、溶媒、フルオロオレフィンおよび2,2,6,6
−テトラ置換ピペリジニル基含有化合物を仕込んだ反応
器に他の単量体および重合開始剤を連続的に、あるいは
分割して添加する、溶媒のみを仕込んだ反応器に単量
体類、2,2,6,6−テトラ置換ピペリジニル基含有化合物
および重合開始剤を連続的に、あるいは分割して添加す
る、フルオロオレフィンを仕込んだ反応器に溶媒、2,
2,6,6−テトラ置換ピペリジニル基含有化合物、重合開
始剤および他の共重合単量体を連続的、あるいは分割し
て添加する等の方法を適用することができる。
本発明方法の反応温度および反応圧力は重合開始剤や
重合溶媒の種類、目的とする共重合体の分子量に応じて
適宜選択されるが、反応温度としては0〜140℃好まし
くは40〜100℃が採用され、反応圧力としては通常100kg
/cm2以下、好ましくは70kg/cm2以下が採用される。
重合溶媒の種類、目的とする共重合体の分子量に応じて
適宜選択されるが、反応温度としては0〜140℃好まし
くは40〜100℃が採用され、反応圧力としては通常100kg
/cm2以下、好ましくは70kg/cm2以下が採用される。
かくして得られる共重合体はそのままで、あるいは水
酸基と反応し得る硬化剤や、顔料、充填剤、硬化触媒等
を配合して塗料、シーリング剤、フィルム等の各種の用
途に使用することができる。
酸基と反応し得る硬化剤や、顔料、充填剤、硬化触媒等
を配合して塗料、シーリング剤、フィルム等の各種の用
途に使用することができる。
次に、本発明を実施例、比較例および参考例により一
層具体的に説明するが、以下において部は特に断りのな
い限り、すべて重量部を意味する。
層具体的に説明するが、以下において部は特に断りのな
い限り、すべて重量部を意味する。
実施例1 窒素で充分置換した1のステンレス製オートクレー
ブにエチルビニルエーテル(EVE)25g(8モル%)、ヒ
ドロキシブチルビニルエーテル(HBVE)50g(10モル
%)、シクロヘキシルビニルエーテル175g(32.2モル
%)、メチルイソブチルケトン(MIBK)215g、アゾビス
イソバレロニトリル(ABNV)5g、t−ブチルパーオキシ
オクトエート(TBO)5gおよび2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン2.8gを仕込んだ。次いで、液化採取したクロロ
トリフルオロエチレン250g(49.8モル%}を圧入し、攪
拌しながら55℃で15時間反応させてから85℃に昇温し4
時間反応を行なって、不揮発分(N.V.)69.2%、数平均
分子量(▲▼)32,000、ガードナーカラー(G.C.)
3なる水酸基を含有する共重合体の溶液を得た。
ブにエチルビニルエーテル(EVE)25g(8モル%)、ヒ
ドロキシブチルビニルエーテル(HBVE)50g(10モル
%)、シクロヘキシルビニルエーテル175g(32.2モル
%)、メチルイソブチルケトン(MIBK)215g、アゾビス
イソバレロニトリル(ABNV)5g、t−ブチルパーオキシ
オクトエート(TBO)5gおよび2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン2.8gを仕込んだ。次いで、液化採取したクロロ
トリフルオロエチレン250g(49.8モル%}を圧入し、攪
拌しながら55℃で15時間反応させてから85℃に昇温し4
時間反応を行なって、不揮発分(N.V.)69.2%、数平均
分子量(▲▼)32,000、ガードナーカラー(G.C.)
3なる水酸基を含有する共重合体の溶液を得た。
実施例2 実施例1と同様の反応器にHBVE50g(10.3モル%)、
シクロヘキシルビニルエーテル200g(38.2モル%)、酢
酸ブチル215g、ABNV5g、TBO5gおよび1,2,2,6,6−ペンタ
メチルピペリジン2.9gを仕込んだ。次いで液化採取した
クロロトリフルオロエチレン250g(51.5モル%)を圧入
した後、実施例1と同様に反応を行ない、N.V.67.5%、
▲▼26,000、G.C.1なる水酸基を含有する共重合体
の溶液を得た。
シクロヘキシルビニルエーテル200g(38.2モル%)、酢
酸ブチル215g、ABNV5g、TBO5gおよび1,2,2,6,6−ペンタ
メチルピペリジン2.9gを仕込んだ。次いで液化採取した
クロロトリフルオロエチレン250g(51.5モル%)を圧入
した後、実施例1と同様に反応を行ない、N.V.67.5%、
▲▼26,000、G.C.1なる水酸基を含有する共重合体
の溶液を得た。
実施例3 実施例1と同様の反応器に6−ヒドロキシヘキシルビ
ニルエーテル100g(14.9モル%)、EVE50g(14.9モル
%)、ピバリン酸ビニル100g(16.7モル%)、MIBK215
g、ABNV5g、TBO5gおよび4−ヒドロキシ−1,2,2,6,6−
ペンタメチルピペリジン3.2gを仕込んだ。次いでテトラ
フルオロエチレンの250g(53.5モル%)を圧入した後、
実施例1と同様に反応を行ない、N.V.69.2%、G.C.1、
▲▼31,000なる水酸基を含有する共重合体の溶液を
得た。
ニルエーテル100g(14.9モル%)、EVE50g(14.9モル
%)、ピバリン酸ビニル100g(16.7モル%)、MIBK215
g、ABNV5g、TBO5gおよび4−ヒドロキシ−1,2,2,6,6−
ペンタメチルピペリジン3.2gを仕込んだ。次いでテトラ
フルオロエチレンの250g(53.5モル%)を圧入した後、
実施例1と同様に反応を行ない、N.V.69.2%、G.C.1、
▲▼31,000なる水酸基を含有する共重合体の溶液を
得た。
実施例4 実施例1と同様の反応器に、HBVE50g(12.6モル
%)、イソブチルビニルエーテル50g(14.7モル%)、
ベオバー9(オランダ国シェル社製C9なる分岐脂肪酸の
ビニルエステル)150g(23.9モル%)、MIBK215g、ABNV
5gTBO5gおよび4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジンとセバシン酸とのエステル(モル比2:1)5g
を仕込んだ。次いで、液化採取したヘキサフルオロプロ
ピレン250g(48.8モル%)を圧入した後、実施例1と同
様に反応を行ない、N.V.67.7%、▲▼17,000、G.C.
3、なる水酸基を含有する共重合体の溶液を得た。
%)、イソブチルビニルエーテル50g(14.7モル%)、
ベオバー9(オランダ国シェル社製C9なる分岐脂肪酸の
ビニルエステル)150g(23.9モル%)、MIBK215g、ABNV
5gTBO5gおよび4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジンとセバシン酸とのエステル(モル比2:1)5g
を仕込んだ。次いで、液化採取したヘキサフルオロプロ
ピレン250g(48.8モル%)を圧入した後、実施例1と同
様に反応を行ない、N.V.67.7%、▲▼17,000、G.C.
3、なる水酸基を含有する共重合体の溶液を得た。
実施例5 実施例1と同様の反応器に、HBVE100g(17モル%)、
EVE50g(13.6モル%)、酢酸ビニル50g(11.4モル
%)、安息香酸ビニル100g(13.3モル%)、MIBK215g、
ABNV5g、TBO5gおよび4−ヒドロキシ−1,2,6,6−ペンタ
メチルピペリジンとセバシン酸とのエステル(モル比2:
1)5gを仕込んだ。次いで、テトラフルオロエチレン150
g(29.4モル%)およびフッ化ビニルデン50g(15.3モル
%)を圧入した後、実施例1と同様に反応を行ない、N.
V.68.6%、G.C.1、▲▼33,000なる水酸基を含有す
る共重合体の溶液を得た。
EVE50g(13.6モル%)、酢酸ビニル50g(11.4モル
%)、安息香酸ビニル100g(13.3モル%)、MIBK215g、
ABNV5g、TBO5gおよび4−ヒドロキシ−1,2,6,6−ペンタ
メチルピペリジンとセバシン酸とのエステル(モル比2:
1)5gを仕込んだ。次いで、テトラフルオロエチレン150
g(29.4モル%)およびフッ化ビニルデン50g(15.3モル
%)を圧入した後、実施例1と同様に反応を行ない、N.
V.68.6%、G.C.1、▲▼33,000なる水酸基を含有す
る共重合体の溶液を得た。
実施例6 実施例1と同様の反応器に、HBVE50g(11.7モル
%)、EVE50g(18.8モル%)、p−tert−ブチル安息香
酸ビニル50g(6.5モル%)、シクロヘキサンカルボン酸
ビニル100g(17.6モル%)、MIBK215g、TBO5g、ABNV5g
および4−ヒドロキシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペ
リジンとアジピン酸とのエステル(モル比2:1)5gを仕
込んだ。次いで、液化採取したヘキサフルオロプロピレ
ン250g(45.3モル%)を圧入した後、実施例1と同様に
反応させてN.V.67.5%、▲▼20,000、G.C.1なる水
酸基を含有する共重合体の溶液を得た。
%)、EVE50g(18.8モル%)、p−tert−ブチル安息香
酸ビニル50g(6.5モル%)、シクロヘキサンカルボン酸
ビニル100g(17.6モル%)、MIBK215g、TBO5g、ABNV5g
および4−ヒドロキシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペ
リジンとアジピン酸とのエステル(モル比2:1)5gを仕
込んだ。次いで、液化採取したヘキサフルオロプロピレ
ン250g(45.3モル%)を圧入した後、実施例1と同様に
反応させてN.V.67.5%、▲▼20,000、G.C.1なる水
酸基を含有する共重合体の溶液を得た。
比較例1 2,2,6,6−テトラメチルピペリジン2.8gを使用しない
以外は実施例1と同様に反応を行なったところ、ゼリー
状のゲル化物が生成し目的の重合体溶液は得られなかっ
た。
以外は実施例1と同様に反応を行なったところ、ゼリー
状のゲル化物が生成し目的の重合体溶液は得られなかっ
た。
比較例2 1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン2.9gを使用しな
い以外は実施例2と同様に反応を行なったところ、ゼリ
ー状のゲル化物が生成し目的とする共重合体の溶液は得
られなかった。
い以外は実施例2と同様に反応を行なったところ、ゼリ
ー状のゲル化物が生成し目的とする共重合体の溶液は得
られなかった。
比較例3 4−ヒドロキシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジ
ン3.2gを使用しな以外は実施例3と同様に反応を行なっ
たところ、ゼリー状のゲル化物が生成し目的の重合体溶
液は得られなかった。
ン3.2gを使用しな以外は実施例3と同様に反応を行なっ
たところ、ゼリー状のゲル化物が生成し目的の重合体溶
液は得られなかった。
比較例4 4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
とセバシン酸とのエステル5gを使用しない以外は実施例
4と同様に反応を行なったところ、ゼリー状のゲル化物
が生成し目的とする共重合体の溶液は得られなかった。
とセバシン酸とのエステル5gを使用しない以外は実施例
4と同様に反応を行なったところ、ゼリー状のゲル化物
が生成し目的とする共重合体の溶液は得られなかった。
比較例5 4−ヒドロキシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジ
ンとセバシン酸とのエステル5gを使用しない以外は実施
例5と同様に反応を行なったところ、ゼリー状のゲル化
物が生成し目的とする共重合体の溶液は得られなかっ
た。
ンとセバシン酸とのエステル5gを使用しない以外は実施
例5と同様に反応を行なったところ、ゼリー状のゲル化
物が生成し目的とする共重合体の溶液は得られなかっ
た。
参考例1 実施例1で得た水酸基を含有するビニル系重合体の溶
液100部、タイペークCR−93(石原産業(株)製ルチル
型酸化チタン)54.5部およびキシレン/酢酸ブチル=70
/30(重量比)混合溶剤30部から成る混合物を練肉して
白色ミルベースを得た。次いでコロネートEH(日本ポリ
ウレタン工業(株)製ヘキサメチレンジイソシアネート
のトリマータイプのポリイソシアネート)の11.8部を加
えて白色塗料を得た。この塗料をアプリケーターを使用
してリン酸亜鉛処理鋼板に塗布し、室温で7日間放置し
て60゜光沢87の良好な外観を有する硬化塗膜を得た。こ
の塗膜をサンシャインウエザオメーターに3000時間曝露
したが、光沢の低下はほとんど認められず良好な耐候性
を示した。
液100部、タイペークCR−93(石原産業(株)製ルチル
型酸化チタン)54.5部およびキシレン/酢酸ブチル=70
/30(重量比)混合溶剤30部から成る混合物を練肉して
白色ミルベースを得た。次いでコロネートEH(日本ポリ
ウレタン工業(株)製ヘキサメチレンジイソシアネート
のトリマータイプのポリイソシアネート)の11.8部を加
えて白色塗料を得た。この塗料をアプリケーターを使用
してリン酸亜鉛処理鋼板に塗布し、室温で7日間放置し
て60゜光沢87の良好な外観を有する硬化塗膜を得た。こ
の塗膜をサンシャインウエザオメーターに3000時間曝露
したが、光沢の低下はほとんど認められず良好な耐候性
を示した。
参考例2 実施例4で得た水酸基を含有する共重合体の溶液100
部、タイペークCR−93 54.5部、キシレン/酢酸ブチル
=70/30混合溶剤30部およびコロネートEH11.8部から参
考例1と同様にして白色塗料を得た。次いで、参考例1
と同様にして得た硬化塗膜の60゜光沢は89と良好であ
り、また、この塗膜をサンシャインウエザオメーターに
3000時間曝露したが、光沢の低下はほとんどなく良好な
耐候性を示した。
部、タイペークCR−93 54.5部、キシレン/酢酸ブチル
=70/30混合溶剤30部およびコロネートEH11.8部から参
考例1と同様にして白色塗料を得た。次いで、参考例1
と同様にして得た硬化塗膜の60゜光沢は89と良好であ
り、また、この塗膜をサンシャインウエザオメーターに
3000時間曝露したが、光沢の低下はほとんどなく良好な
耐候性を示した。
本発明になるフルオロオレフィンと水酸基含有ビニル
エーテルを必須成分とする単量体混合物を2,2,6,6−テ
トラ置換ピペリジニル基を含有する化合物の存在下にラ
ジカル重合せしめて水酸基含有フルオロオレフィン共重
合体を製造する方法は、重合中にゲル化を有効に抑制す
ることができる。
エーテルを必須成分とする単量体混合物を2,2,6,6−テ
トラ置換ピペリジニル基を含有する化合物の存在下にラ
ジカル重合せしめて水酸基含有フルオロオレフィン共重
合体を製造する方法は、重合中にゲル化を有効に抑制す
ることができる。
従って、本発明方法により塗料用、シーリング剤用、
フィルム用等の各種の用途に使用することができる優れ
た水酸基含有フルオロオレフィン共重合体が提供され
る。
フィルム用等の各種の用途に使用することができる優れ
た水酸基含有フルオロオレフィン共重合体が提供され
る。
Claims (9)
- 【請求項1】フルオロオレフィンと水酸基を含有するビ
ニルエーテルを必須の単量体成分とし、さらに必要とす
れば他の共重合可能な単量体類を用いて水酸基を含有す
るフルオロオレフィン共重合体を製造するに際し、前記
単量体混合物を2,2,6,6−テトラ置換ピペリジニル基を
含有する化合物の存在下にラジカル重合せしめることを
特徴とする水酸基を含有するフルオロオレフィン共重合
体の製造方法。 - 【請求項2】ラジカル重合を有機溶媒の存在下に行なう
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造方
法。 - 【請求項3】他の共重合可能な単量体類がアルキルビニ
ルエーテルである特許請求の範囲第1項記載の製造方
法。 - 【請求項4】他の共重合可能な単量体類がシクロアルキ
ルビニルエーテルである特許請求の範囲第1項記載の製
造方法。 - 【請求項5】他の共重合可能な単量体類がアルキルビニ
ルエーテルおよびシクロアルキルビニルエーテルである
特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 - 【請求項6】他の共重合可能な単量体類がカルボン酸ビ
ニルエステルである特許請求の範囲第1項記載の製造方
法。 - 【請求項7】他の共重合可能な単量体類がカルボン酸ビ
ニルエステルとアルキルビニルエーテルおよび/または
シクロアルキルビニルエーテルである特許請求の範囲第
1項記載の製造方法。 - 【請求項8】カルボン酸ビニルエステルがC4〜C17なる
分岐したアルキル基を有する脂肪族モノカルボン酸のビ
ニルエステル、安息香酸ビニル、p−tert−ブチル安息
香酸ビニル、シクロヘキサンカルボン酸ビニルから成る
群から選ばれる少なくとも一種である特許請求の範囲第
6項または第7項記載の製造方法。 - 【請求項9】フルオロオレフィンがヘキサフルオロプロ
ピレン、クロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロ
エチレンおよびフッ化ビニリデンから成る群から選ばれ
る少なくとも一種である特許請求の範囲第1項記載の製
造方法。
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JP61134811A JP2541189B2 (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 水酸基を含有するフルオロオレフイン共重合体の製造方法 |
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