JP2519871Y2 - 車両用施錠装置 - Google Patents
車両用施錠装置Info
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- JP2519871Y2 JP2519871Y2 JP1992030798U JP3079892U JP2519871Y2 JP 2519871 Y2 JP2519871 Y2 JP 2519871Y2 JP 1992030798 U JP1992030798 U JP 1992030798U JP 3079892 U JP3079892 U JP 3079892U JP 2519871 Y2 JP2519871 Y2 JP 2519871Y2
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- Japan
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- lock
- wire
- front cover
- holder
- hole
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動2・3輪車等の
車両に使用されるワイヤロックを使用する車両の施錠装
置に関する。
車両に使用されるワイヤロックを使用する車両の施錠装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】実開昭62−75173号公報には、ワ
イヤロックを構成するワイヤ部の途中を自動2輪車の前
部に取付けられたかごへ伸縮自在に取付けるとともに、
ワイヤ部の一端側にロック部を設け、他端側にはこのロ
ック部と係脱自在な係合部を設け、駐車時にはワイヤ部
を伸ばして前輪の側面を左右方向へ通過させた状態で、
両端のロック部と係合部を係合させて車体を移動不能に
するものが示されている。また、特開昭56−1204
64号公報には、後輪と係合可能にしたワイヤロックの
ワイヤ部を中空のシートフレ−ム内へ収容したものが示
されている。
イヤロックを構成するワイヤ部の途中を自動2輪車の前
部に取付けられたかごへ伸縮自在に取付けるとともに、
ワイヤ部の一端側にロック部を設け、他端側にはこのロ
ック部と係脱自在な係合部を設け、駐車時にはワイヤ部
を伸ばして前輪の側面を左右方向へ通過させた状態で、
両端のロック部と係合部を係合させて車体を移動不能に
するものが示されている。また、特開昭56−1204
64号公報には、後輪と係合可能にしたワイヤロックの
ワイヤ部を中空のシートフレ−ム内へ収容したものが示
されている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】ところで、これらの
ワイヤ部はいずれも非駐車時には不要物として外から見
えないように収容されてしまう。しかし、せっかく車体
へ取付けてある以上、部品の効率的な利用の観点からす
れば、駐車時のみならず非駐車時にも何らかの機能向上
に役立つ積極的な役割を与え、外観的にも常備部品とす
ることにより利用効率の向上を図ることが望まれる。そ
のうえ、車体装着時にはあまりブラブラせずに外観を向
上させることも望まれる。本考案の目的は係る要望を満
足させることにある。
ワイヤ部はいずれも非駐車時には不要物として外から見
えないように収容されてしまう。しかし、せっかく車体
へ取付けてある以上、部品の効率的な利用の観点からす
れば、駐車時のみならず非駐車時にも何らかの機能向上
に役立つ積極的な役割を与え、外観的にも常備部品とす
ることにより利用効率の向上を図ることが望まれる。そ
のうえ、車体装着時にはあまりブラブラせずに外観を向
上させることも望まれる。本考案の目的は係る要望を満
足させることにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】上記問題点を解決する
ため本考案に係る施錠装置は、前輪と、その上方及び少
なくとも車体フレームの一部を覆いフェンダ部を兼ねる
フロントカバーとを備えた自動2輪車に用いるワイヤロ
ック式の車両用施錠装置において、ワイヤロックは、ワ
イヤ部と、このワイヤ部のいずれか一端に設けられたロ
ック部と、他端に設けられてロック部に施錠される係合
部とを備え、ワイヤ部は、フロントカバー底部に設けら
れた貫通穴を通りフロントカバー内側を後方かつ斜め上
方へ延びて貫通穴より上方位置で車体フレームに固定さ
れる固定部と、前記貫通穴からフロントカバー外側へ露
出し、非駐車時にフロントカバーの左右表面に沿って前
方へ延びる露出部とを備えるとともに、フロントカバー
の前輪上方かつ貫通穴より上方位置にロック部を係合支
持するためのフック部を設け、ワイヤ部は非駐車時にロ
ック部をフック部へ係合支持させたとき、固定部と露出
部とで側面視略V字形状をなすことを特徴とする。
ため本考案に係る施錠装置は、前輪と、その上方及び少
なくとも車体フレームの一部を覆いフェンダ部を兼ねる
フロントカバーとを備えた自動2輪車に用いるワイヤロ
ック式の車両用施錠装置において、ワイヤロックは、ワ
イヤ部と、このワイヤ部のいずれか一端に設けられたロ
ック部と、他端に設けられてロック部に施錠される係合
部とを備え、ワイヤ部は、フロントカバー底部に設けら
れた貫通穴を通りフロントカバー内側を後方かつ斜め上
方へ延びて貫通穴より上方位置で車体フレームに固定さ
れる固定部と、前記貫通穴からフロントカバー外側へ露
出し、非駐車時にフロントカバーの左右表面に沿って前
方へ延びる露出部とを備えるとともに、フロントカバー
の前輪上方かつ貫通穴より上方位置にロック部を係合支
持するためのフック部を設け、ワイヤ部は非駐車時にロ
ック部をフック部へ係合支持させたとき、固定部と露出
部とで側面視略V字形状をなすことを特徴とする。
【0005】
【作用】ワイヤ部の露出部をフロントカバーの左右表面
に沿わせると、一種の外観装飾部品となり非駐車時に見
えない場所へしまい込む必要がないので、車体常備部品
として使用可能になる。また、フロントカバーの前輪上
方位置にロック部を係合支持するフック部を設けたの
で、駐車時にはそのままワイヤ部が前輪のスポーク間の
空間に係合する。
に沿わせると、一種の外観装飾部品となり非駐車時に見
えない場所へしまい込む必要がないので、車体常備部品
として使用可能になる。また、フロントカバーの前輪上
方位置にロック部を係合支持するフック部を設けたの
で、駐車時にはそのままワイヤ部が前輪のスポーク間の
空間に係合する。
【0006】また、ワイヤ部の固定部をフロントカバー
内へ入れたので、ロックに必要な部分のみを露出させる
だけで済み、露出部が短くなってブラブラしにくくな
る。
内へ入れたので、ロックに必要な部分のみを露出させる
だけで済み、露出部が短くなってブラブラしにくくな
る。
【0007】さらに、ワイヤ部を側面視略V字状に曲げ
たので、露出部はホルダーへ支持されるとき自己の復元
弾性によりホルダーへ押しつけられるように付勢されて
支持が安定する。
たので、露出部はホルダーへ支持されるとき自己の復元
弾性によりホルダーへ押しつけられるように付勢されて
支持が安定する。
【0008】そのうえ、ワイヤ部を通す貫通穴がフロン
トカバーへ下向きに形成されるので、貫通穴が目立ちに
くい位置になる。
トカバーへ下向きに形成されるので、貫通穴が目立ちに
くい位置になる。
【0009】
【実施例】図1乃至図3に基づいて一実施例を説明す
る。本実施例はスクータ型自動2輪車用に構成されたも
のであり、図1は車体前部の外観側面を一部切り欠いて
示し、図2は車体前部を斜め前方から見た状態を示す。
る。本実施例はスクータ型自動2輪車用に構成されたも
のであり、図1は車体前部の外観側面を一部切り欠いて
示し、図2は車体前部を斜め前方から見た状態を示す。
【0010】図1及び図2において、車体の前部に設け
られるフロントカバー1は、フロントフォーク2の上部
を覆っており、その一部はフロントフォーク2の下部に
支持される前輪3に対するフェンダ部4を兼ねている。
られるフロントカバー1は、フロントフォーク2の上部
を覆っており、その一部はフロントフォーク2の下部に
支持される前輪3に対するフェンダ部4を兼ねている。
【0011】フロントカバー1の前面には先端部近傍に
ロックブラケット5が設けられ、その下端部に設けられ
た略U字形断面のホルダー6にロック部7が係合支持さ
れている。ロック部7とこれを介して全体としてループ
状をなすワイヤ部8とで公知のワイヤロックを構成して
いる。
ロックブラケット5が設けられ、その下端部に設けられ
た略U字形断面のホルダー6にロック部7が係合支持さ
れている。ロック部7とこれを介して全体としてループ
状をなすワイヤ部8とで公知のワイヤロックを構成して
いる。
【0012】ワイヤ部8は剛性及び弾性を有する部材で
あり、前端部で分離され、この分離部における一端部は
ロック部7へ分離不可能に接続され、他端部はロック部
7と係脱する係合端9をなし、この部分はロック部7の
施錠時には分離不可能になり、キー穴にキー(いずれも
後述する図4参照)を挿入して解錠したときには分離可
能になる。
あり、前端部で分離され、この分離部における一端部は
ロック部7へ分離不可能に接続され、他端部はロック部
7と係脱する係合端9をなし、この部分はロック部7の
施錠時には分離不可能になり、キー穴にキー(いずれも
後述する図4参照)を挿入して解錠したときには分離可
能になる。
【0013】したがって係合端9をロック部7に連結さ
せて施錠すると、ワイヤ部8は全体として閉ループをな
す。また、ロック部7を解錠すると、係合端9をロック
部7から分離させて閉ループを開くことができる。
せて施錠すると、ワイヤ部8は全体として閉ループをな
す。また、ロック部7を解錠すると、係合端9をロック
部7から分離させて閉ループを開くことができる。
【0014】ワイヤ部8の側面視形状(図1)は、ロッ
ク部7がホルダー6に支持されたとき略V字形に曲が
り、その前側部分は車体表面に露出してフロントカバー
1の左右側面から前面を囲んでいる。またこの部分は、
フロントカバー1の外形よりも左右方向へ張出したルー
プ状をなしている(図2参照)。
ク部7がホルダー6に支持されたとき略V字形に曲が
り、その前側部分は車体表面に露出してフロントカバー
1の左右側面から前面を囲んでいる。またこの部分は、
フロントカバー1の外形よりも左右方向へ張出したルー
プ状をなしている(図2参照)。
【0015】ワイヤ部8の後側部分はフロントカバー1
の底部に設けられた貫通穴10を通ってフロントカバー
1内へ入り、斜め上方へ延びて後端部でフロントカバー
ステー11へ適宜方法によって固定されている。貫通穴
10はフロントフォーク2よりも前方でかつホルダー6
に比較的近い位置に形成されている。
の底部に設けられた貫通穴10を通ってフロントカバー
1内へ入り、斜め上方へ延びて後端部でフロントカバー
ステー11へ適宜方法によって固定されている。貫通穴
10はフロントフォーク2よりも前方でかつホルダー6
に比較的近い位置に形成されている。
【0016】フロントカバーステー11は、車体フレー
ムの一部を構成するヘッドパイプ12から前方へ延びる
部材であり、その前端部には、フロントカバー1、ロッ
クブラケット5並びにかご13がボルト14によって共
締めされている。
ムの一部を構成するヘッドパイプ12から前方へ延びる
部材であり、その前端部には、フロントカバー1、ロッ
クブラケット5並びにかご13がボルト14によって共
締めされている。
【0017】フロントカバーステー11の後端部を固着
するヘッドパイプ12はフロントカバー1内を上下方向
に通っており、車体を前後方向へ通るメインフレーム1
5の前端部へ取付けられている。ヘッドパイプ12内に
はハンドル16とフロントフォーク2の上端部とを連結
するハンドル軸(図示省略)が貫通して回転自在に支持
されている。
するヘッドパイプ12はフロントカバー1内を上下方向
に通っており、車体を前後方向へ通るメインフレーム1
5の前端部へ取付けられている。ヘッドパイプ12内に
はハンドル16とフロントフォーク2の上端部とを連結
するハンドル軸(図示省略)が貫通して回転自在に支持
されている。
【0018】なお、図1に明らかなように、ワイヤ部8
の前側部分の長さは、ロック部7をホルダー6から外し
たとき、後側部分の延長方向下方へ伸びて前輪3の側方
へ達し、予め分離させておいたロック部7と係合端9を
前輪3の両側からスポーク17間の空間18内へ互いに
反対側から入れ、再び相互に連結可能な程度になってい
る。
の前側部分の長さは、ロック部7をホルダー6から外し
たとき、後側部分の延長方向下方へ伸びて前輪3の側方
へ達し、予め分離させておいたロック部7と係合端9を
前輪3の両側からスポーク17間の空間18内へ互いに
反対側から入れ、再び相互に連結可能な程度になってい
る。
【0019】図3は図1のA−A線に沿う拡大断面を示
し、貫通穴10はフロントカバー1の底部に形成された
フェンダ部4の車幅方向両端部に下向きに開口して形成
され、フェンダ部4上方に形成されているフロントカバ
ー1の内部空間19とフェンダ部4下方の外部空間とを
連通している。ワイヤ部8の左右部分はこの貫通穴10
を上下方向に通過している。
し、貫通穴10はフロントカバー1の底部に形成された
フェンダ部4の車幅方向両端部に下向きに開口して形成
され、フェンダ部4上方に形成されているフロントカバ
ー1の内部空間19とフェンダ部4下方の外部空間とを
連通している。ワイヤ部8の左右部分はこの貫通穴10
を上下方向に通過している。
【0020】この貫通穴10は、車両の出荷後に販売業
者等が後加工で形成した比較的小さなものである。ただ
し、車両の出荷時に製造メーカー側で予め形成しておく
こともでき、またフェンダ部4に予め別目的で大きな開
口部が形成されている形式の場合には、この開口部を利
用することにより必ずしも貫通穴10を形成する必要が
ない。
者等が後加工で形成した比較的小さなものである。ただ
し、車両の出荷時に製造メーカー側で予め形成しておく
こともでき、またフェンダ部4に予め別目的で大きな開
口部が形成されている形式の場合には、この開口部を利
用することにより必ずしも貫通穴10を形成する必要が
ない。
【0021】
【実施例の作用】次に、本実施例の作用を説明する。図
1及び図2において、非駐車時にはロック部7がホルダ
ー6へ係止される。このとき、ワイヤ部8は側面視略V
字状に曲がり、その前側部分は露出してフロントカバー
1の左右両側から前面を囲み、あたかもモールを取付け
たかのような外観を呈する。
1及び図2において、非駐車時にはロック部7がホルダ
ー6へ係止される。このとき、ワイヤ部8は側面視略V
字状に曲がり、その前側部分は露出してフロントカバー
1の左右両側から前面を囲み、あたかもモールを取付け
たかのような外観を呈する。
【0022】したがって、非駐車時にはワイヤ部8の露
出部が外観装飾部品として機能し、車体の外観を向上さ
せることができ、部品を積極的にかつ効率的に使用でき
る。しかも、本実施例のワイヤ部8が比較的剛性を有す
るため、一種のバンパーとなり、フロントカバー1の保
護部材としても機能できる。したがって、非駐車時に見
えない場所へしまい込まれるようなことのない車体常備
部品として使用可能になる。
出部が外観装飾部品として機能し、車体の外観を向上さ
せることができ、部品を積極的にかつ効率的に使用でき
る。しかも、本実施例のワイヤ部8が比較的剛性を有す
るため、一種のバンパーとなり、フロントカバー1の保
護部材としても機能できる。したがって、非駐車時に見
えない場所へしまい込まれるようなことのない車体常備
部品として使用可能になる。
【0023】また、ワイヤ部8の露出部分はワイヤ部8
全体のうち前側部分だけであり、露出部の長さを比較的
短くできるので、走行中に振動でワイヤ部8の露出部分
がブラブラするようなことが少なくなり、外観装飾部品
としての機能を損なわない。
全体のうち前側部分だけであり、露出部の長さを比較的
短くできるので、走行中に振動でワイヤ部8の露出部分
がブラブラするようなことが少なくなり、外観装飾部品
としての機能を損なわない。
【0024】さらに、貫通穴10はフロントカバー1の
底部であるフェンダ部4に下向きに形成されるため、外
部からは目立ちにくい場所になり、車体の外観を損なう
ことなく形成できる。
底部であるフェンダ部4に下向きに形成されるため、外
部からは目立ちにくい場所になり、車体の外観を損なう
ことなく形成できる。
【0025】また図2に明らかなように、ワイヤ部8が
側面視略V字状に曲がっているため、その前側部分は自
己の復元弾性によりB矢示方向へ力を受ける。ゆえに、
ロック部7がホルダー6へ常時押しつけられる方向へ付
勢されるため、ホルダー6のロック部7に対する支持が
確実になる。
側面視略V字状に曲がっているため、その前側部分は自
己の復元弾性によりB矢示方向へ力を受ける。ゆえに、
ロック部7がホルダー6へ常時押しつけられる方向へ付
勢されるため、ホルダー6のロック部7に対する支持が
確実になる。
【0026】さらに、ワイヤ部8の後側部分はフロント
カバー1の内部空間19内にあって、その後端部の左右
方向へ曲がる部分の中央部をフロントカバーステー11
へ固定されるので、内部空間19の左右を上下方向へ延
びるワイヤ部8の後側部分は、それぞれ自己の復元弾性
により互いに反対向きに外側方へ向かうC、D矢示方向
の力を受ける。ゆえに、左右のワイヤ部8の後側部分は
互いに間隔を開くように外側方へ広がる。
カバー1の内部空間19内にあって、その後端部の左右
方向へ曲がる部分の中央部をフロントカバーステー11
へ固定されるので、内部空間19の左右を上下方向へ延
びるワイヤ部8の後側部分は、それぞれ自己の復元弾性
により互いに反対向きに外側方へ向かうC、D矢示方向
の力を受ける。ゆえに、左右のワイヤ部8の後側部分は
互いに間隔を開くように外側方へ広がる。
【0027】なお、駐車時にはロック部7をホルダー6
から外すと、ワイヤ部8の前側部が自己の復元弾性で後
側部分の延長方向下方へ速やかに開く。そこでロック部
7をホルダー6から外した後又は予めロック部7を解錠
して係合端9を分離することによりワイヤ部8のループ
を解き、各自由端を前輪3の両側に置く。
から外すと、ワイヤ部8の前側部が自己の復元弾性で後
側部分の延長方向下方へ速やかに開く。そこでロック部
7をホルダー6から外した後又は予めロック部7を解錠
して係合端9を分離することによりワイヤ部8のループ
を解き、各自由端を前輪3の両側に置く。
【0028】続いてロック部7と係合端9をそれぞれ前
輪3の反対側から空間18内へ入れ、再び両者を係合さ
せてワイヤ部8を閉ループにすれば、前輪3とメインフ
レーム15がワイヤ部8で連結されるので、車体が移動
不能になる。
輪3の反対側から空間18内へ入れ、再び両者を係合さ
せてワイヤ部8を閉ループにすれば、前輪3とメインフ
レーム15がワイヤ部8で連結されるので、車体が移動
不能になる。
【0029】このとき、ワイヤ部8を前輪3でなく、例
えば、路傍にあるガードレール支柱などの不動固定部材
へ巻き付けることによって係合させることもできる。
えば、路傍にあるガードレール支柱などの不動固定部材
へ巻き付けることによって係合させることもできる。
【0030】以下、ホルダー6に関する複数の別実施例
を説明する。なお、ホルダー6を取付ける対象である車
両側構造の図示を省略し、この部分については必要によ
り前実施例の図面を参照しつつ説明する。ワイヤロック
についても次の実施例を除き同様である。また、他の実
施例と類似する同一機能部分は同一符号を用い、必要に
応じて対応符号を図面中に指示する。
を説明する。なお、ホルダー6を取付ける対象である車
両側構造の図示を省略し、この部分については必要によ
り前実施例の図面を参照しつつ説明する。ワイヤロック
についても次の実施例を除き同様である。また、他の実
施例と類似する同一機能部分は同一符号を用い、必要に
応じて対応符号を図面中に指示する。
【0031】図4乃至図6は第2実施例に係り、図4は
ワイヤロックを併記したロックブラケット5の展開斜視
図、図5はロックブラケット5の平面図、図6は図5の
E−E線断面図である。これら各図に示すように、ロッ
クブラケット5は細長いプレート20を備え、その一端
に取付け穴21が形成されている。
ワイヤロックを併記したロックブラケット5の展開斜視
図、図5はロックブラケット5の平面図、図6は図5の
E−E線断面図である。これら各図に示すように、ロッ
クブラケット5は細長いプレート20を備え、その一端
に取付け穴21が形成されている。
【0032】プレート20の他端部にはホルダー6が設
けられている。ホルダー6はロック部7を嵌合して保持
するため、プレート20の端部を湾曲させて形成した保
持壁22と、これと向かい合って形成された別の保持壁
23を備えている。
けられている。ホルダー6はロック部7を嵌合して保持
するため、プレート20の端部を湾曲させて形成した保
持壁22と、これと向かい合って形成された別の保持壁
23を備えている。
【0033】保持壁22の内側には板バネ製の弾力プレ
ート24が自由端を図の上方へ延出して設けられ、また
保持壁22と23の中間部左右には互いに向かい合って
図の上方へ延出する一対のストッパー25が形成されて
いる。さらに、ホルダー6の先端部にボルト26が裏側
へ突出して設けられている。
ート24が自由端を図の上方へ延出して設けられ、また
保持壁22と23の中間部左右には互いに向かい合って
図の上方へ延出する一対のストッパー25が形成されて
いる。さらに、ホルダー6の先端部にボルト26が裏側
へ突出して設けられている。
【0034】図4に示すように、プレート20は取付け
穴21にボルト14を前面側から通して反対側でナット
27と締結し、さらに図1に示すように、ナット27を
フロントカバーステー11に取付けることによりフロン
トカバー1上へ取付けられる。ホルダー6のボルト26
もフロントカバー1内へ差し込まれ、フロントカバー1
の内側でクッション28を介してナット29により固定
される。
穴21にボルト14を前面側から通して反対側でナット
27と締結し、さらに図1に示すように、ナット27を
フロントカバーステー11に取付けることによりフロン
トカバー1上へ取付けられる。ホルダー6のボルト26
もフロントカバー1内へ差し込まれ、フロントカバー1
の内側でクッション28を介してナット29により固定
される。
【0035】なお、図4に示すワイヤロックのロック部
7には、キー穴30を設けてあり、ここにキー31を挿
入して解錠操作を行うようになっている。
7には、キー穴30を設けてあり、ここにキー31を挿
入して解錠操作を行うようになっている。
【0036】本実施例のホルダー6を用いる場合、図6
に示すようにロック部7を保持壁22と23の間に斜め
に入れてからロック部7を回動させると、弾力プレート
24を弾性変形させながら保持壁23の内側と弾力プレ
ート24で挟まれる。この状態では弾力プレート24の
弾力で支持されるので、ロック部7は確実にホルダー6
へ保持され、しかもホルダー6への取付けが迅速かつ容
易である。
に示すようにロック部7を保持壁22と23の間に斜め
に入れてからロック部7を回動させると、弾力プレート
24を弾性変形させながら保持壁23の内側と弾力プレ
ート24で挟まれる。この状態では弾力プレート24の
弾力で支持されるので、ロック部7は確実にホルダー6
へ保持され、しかもホルダー6への取付けが迅速かつ容
易である。
【0037】また、ロック部7の両側部は一対のストッ
パー25間に挟まれるので横ずれも規制できる。なお、
ロック部7をホルダー6から外す場合は、逆にロック部
7を斜めに傾けながら抜き出せばよいので、ホルダー6
からの取り外しも迅速かつ容易である。
パー25間に挟まれるので横ずれも規制できる。なお、
ロック部7をホルダー6から外す場合は、逆にロック部
7を斜めに傾けながら抜き出せばよいので、ホルダー6
からの取り外しも迅速かつ容易である。
【0038】なお、保持壁22と23のいずれか一方又
は双方とも、もしくはホルダー6全体をバネ材料で形成
すれば、弾力プレート24を省略できる。
は双方とも、もしくはホルダー6全体をバネ材料で形成
すれば、弾力プレート24を省略できる。
【0039】図7乃至図9はホルダー6をさらに簡略化
した第3実施例に係り、図7はホルダー6の外観を示す
斜視図、図8はロック部7を支持した状態を示す図、図
9はロック部7を着脱する状態を示す図である。
した第3実施例に係り、図7はホルダー6の外観を示す
斜視図、図8はロック部7を支持した状態を示す図、図
9はロック部7を着脱する状態を示す図である。
【0040】図7乃び図8に示すように、ホルダー6は
平板状の本体部40を備え、その上端部には取付け穴4
1が形成されている。また下端部には略J字断面をなす
ように上方へ屈曲して本体部40上方へ重なるフック部
42が一体に形成されている。このフック部42と本体
部40との間にはロック部7が挟み込まれて保持され
る。ゆえに両者の間隔はロック部7の被保持部における
厚さと同程度になっている。
平板状の本体部40を備え、その上端部には取付け穴4
1が形成されている。また下端部には略J字断面をなす
ように上方へ屈曲して本体部40上方へ重なるフック部
42が一体に形成されている。このフック部42と本体
部40との間にはロック部7が挟み込まれて保持され
る。ゆえに両者の間隔はロック部7の被保持部における
厚さと同程度になっている。
【0041】ホルダー6の上端部で図の左右両側部には
略直角に屈曲してロック部7の取付け面側へ突出する上
ストッパー43が対に設けられている。上ストッパー4
3の突出量は先端がフック部42と本体部40との間隔
程度であり、両上ストッパー43間はロック部7の左右
幅W(図8)よりも離れ、本体部40上にロック部7を
収容可能になっている。
略直角に屈曲してロック部7の取付け面側へ突出する上
ストッパー43が対に設けられている。上ストッパー4
3の突出量は先端がフック部42と本体部40との間隔
程度であり、両上ストッパー43間はロック部7の左右
幅W(図8)よりも離れ、本体部40上にロック部7を
収容可能になっている。
【0042】さらにホルダー6の下端部でフック部42
の両側にも上ストッパー43と同方向に突出するように
切り起こし状の下ストッパー44が対に設けられてい
る。両下ストッパー44の間隔も幅Wより広く、かつ両
上ストッパー43の間隔より狭い。
の両側にも上ストッパー43と同方向に突出するように
切り起こし状の下ストッパー44が対に設けられてい
る。両下ストッパー44の間隔も幅Wより広く、かつ両
上ストッパー43の間隔より狭い。
【0043】本体部40は取付け穴41に通したネジ4
5(図8)でロックブラケット5(図1又は図4参照)
を介して、もしくは介さずに直接フロントカバー1(図
1)へ取付けられる。
5(図8)でロックブラケット5(図1又は図4参照)
を介して、もしくは介さずに直接フロントカバー1(図
1)へ取付けられる。
【0044】このホルダー6にロック部7を保持させる
には、図9に示すように、ロック部7を解錠して係合端
9に形成されている係合部46を外した状態で、ロック
部7を斜めにしてロック部7に分離不可能に連結されて
いるワイヤ部8の端部47を上ストッパー43と下スト
ッパー44の間に入れながら、ロック部7を両上ストッ
パー43間から本体部40とフック部42の間へ挟み込
ませる。
には、図9に示すように、ロック部7を解錠して係合端
9に形成されている係合部46を外した状態で、ロック
部7を斜めにしてロック部7に分離不可能に連結されて
いるワイヤ部8の端部47を上ストッパー43と下スト
ッパー44の間に入れながら、ロック部7を両上ストッ
パー43間から本体部40とフック部42の間へ挟み込
ませる。
【0045】続いて図8に示すように、係合部46をロ
ック部7へ係合させて施錠する。これにより、ロック部
7が図の上又は下方向へ抜け出そうとしても、係合端9
及び端部47が上ストッパー43又は下ストッパー44
と係合して抜け止めされる。
ック部7へ係合させて施錠する。これにより、ロック部
7が図の上又は下方向へ抜け出そうとしても、係合端9
及び端部47が上ストッパー43又は下ストッパー44
と係合して抜け止めされる。
【0046】さらに、ロック部7が図の左右方向へ抜け
出そうとしても、両側部が左右の下ストッパー44さら
には上ストッパー43に係合して抜け止めされる。ゆえ
に、ロック部7は抜け出せずにホルダー6に保持され
る。
出そうとしても、両側部が左右の下ストッパー44さら
には上ストッパー43に係合して抜け止めされる。ゆえ
に、ロック部7は抜け出せずにホルダー6に保持され
る。
【0047】なお、図8の保持状態にあるロック部7を
ホルダー6から外すには、ロック部7を解錠して係合部
46を外し、係合端9をロック部7と分離すれば、取付
け時と逆手順で直ちに取り外しできる。ゆえに、本実施
例によればホルダー6をより簡単な構造にでき、しかも
ロック部7の着脱を容易にできる。
ホルダー6から外すには、ロック部7を解錠して係合部
46を外し、係合端9をロック部7と分離すれば、取付
け時と逆手順で直ちに取り外しできる。ゆえに、本実施
例によればホルダー6をより簡単な構造にでき、しかも
ロック部7の着脱を容易にできる。
【0048】図10は簡略構造にしたホルダー6に関す
る第4実施例に係り、ホルダー6は略C字状断面をなす
本体部50を備え、その一端部にゴムバンド51の一端
が取付けられている。ゴムバンド51の他端に設けられ
た係合部52は、ゴムバンド51を引伸すことにより本
体部50の他端に湾曲形成されたフック部53へ係脱自
在である。
る第4実施例に係り、ホルダー6は略C字状断面をなす
本体部50を備え、その一端部にゴムバンド51の一端
が取付けられている。ゴムバンド51の他端に設けられ
た係合部52は、ゴムバンド51を引伸すことにより本
体部50の他端に湾曲形成されたフック部53へ係脱自
在である。
【0049】なお、本体部50の中央部に設けられた取
付け穴54を利用して前実施例同様の方法でフロントカ
バー1へ取付けられる。このようにすれば、ゴムバンド
51の係合部52を係脱するだけでロック部7の着脱が
できるので、さらにホルダー6の構造を簡略にできる。
付け穴54を利用して前実施例同様の方法でフロントカ
バー1へ取付けられる。このようにすれば、ゴムバンド
51の係合部52を係脱するだけでロック部7の着脱が
できるので、さらにホルダー6の構造を簡略にできる。
【0050】図11は前実施例のホルダー6をさらに簡
略にした第5実施例であり、この実施例では、ロックブ
ラケット5の一端部を略J字状に曲げ、その先端部にフ
ック部53を設け、このフック部53に係脱する係合部
52を一端部に設けたゴムバンド51の他端部をロック
ブラケット5に取付けてある。このようにすれば、ホル
ダー6をロック部7と一体に形成できる。
略にした第5実施例であり、この実施例では、ロックブ
ラケット5の一端部を略J字状に曲げ、その先端部にフ
ック部53を設け、このフック部53に係脱する係合部
52を一端部に設けたゴムバンド51の他端部をロック
ブラケット5に取付けてある。このようにすれば、ホル
ダー6をロック部7と一体に形成できる。
【0051】なお、本考案は前記各実施例に限定される
ものでなく種々な応用が可能であり、例えば図1及び図
2において、ワイヤ部8は必ずしも一本の部材でなく、
後端部を分離してこの各分離端部をフロントカバーステ
ー11等へ固定することにより、フロントカバーステー
11を介して後端部を連結させてもよい。
ものでなく種々な応用が可能であり、例えば図1及び図
2において、ワイヤ部8は必ずしも一本の部材でなく、
後端部を分離してこの各分離端部をフロントカバーステ
ー11等へ固定することにより、フロントカバーステー
11を介して後端部を連結させてもよい。
【0052】また、ワイヤ部8を一端が固定端として車
体へ取付けられ、他端が自由端として車体へ係脱自在に
なっている一本の部材としてもよい。この場合、ワイヤ
部8の自由端を係合端9としてロック部7を車体側へ設
けても、この逆に、ワイヤ部8の自由端にロック部7を
設け係合端9に変わる係合部を車体側に設けてもよい。
さらに、スクータ型車両に限らず各種の自動2・3輪車
やその他の車両に適用可能である。
体へ取付けられ、他端が自由端として車体へ係脱自在に
なっている一本の部材としてもよい。この場合、ワイヤ
部8の自由端を係合端9としてロック部7を車体側へ設
けても、この逆に、ワイヤ部8の自由端にロック部7を
設け係合端9に変わる係合部を車体側に設けてもよい。
さらに、スクータ型車両に限らず各種の自動2・3輪車
やその他の車両に適用可能である。
【0053】
【考案の効果】本考案に係る施錠装置は、ワイヤロック
を構成するワイヤ部を、フロントカバー内側の貫通穴よ
り上方位置で車体フレームに固定される固定部と、貫通
穴からフロントカバー外側へ露出し、非駐車時にフロン
トカバーの左右表面に沿って前方へ延びる露出部とし
た。
を構成するワイヤ部を、フロントカバー内側の貫通穴よ
り上方位置で車体フレームに固定される固定部と、貫通
穴からフロントカバー外側へ露出し、非駐車時にフロン
トカバーの左右表面に沿って前方へ延びる露出部とし
た。
【0054】ゆえに、ワイヤ部の露出部を一種の外観装
飾部品として利用できるようになったため、外観性を向
上できるとともに、非駐車時に見えない場所へしまい込
む必要がないので、車体常備部品として使用可能にな
り、部品の効率的な活用ができる。しかも、フロントカ
バーの前輪上方位置にロック部を係合支持するフック部
を設けたので、駐車時には、そのままワイヤ部を前輪の
スポーク間の空間に係合させることができる。
飾部品として利用できるようになったため、外観性を向
上できるとともに、非駐車時に見えない場所へしまい込
む必要がないので、車体常備部品として使用可能にな
り、部品の効率的な活用ができる。しかも、フロントカ
バーの前輪上方位置にロック部を係合支持するフック部
を設けたので、駐車時には、そのままワイヤ部を前輪の
スポーク間の空間に係合させることができる。
【0055】また、ワイヤ部はロックに必要な前側部分
のみを露出させるだけで済み、露出部を短くでき、走行
中の振動が加わってもブラブラしにくくなるので、外観
装飾部品としての機能を損なわない。
のみを露出させるだけで済み、露出部を短くでき、走行
中の振動が加わってもブラブラしにくくなるので、外観
装飾部品としての機能を損なわない。
【0056】さらに、ワイヤ部を側面視略V字状に曲げ
たので、露出部は自己の復元弾性を利用してホルダーへ
押しつけられ、保持状態をより安定させることができ
る。
たので、露出部は自己の復元弾性を利用してホルダーへ
押しつけられ、保持状態をより安定させることができ
る。
【0057】そのうえ、ワイヤ部を通す貫通穴を目立ち
にくい位置に設けることができる。したがって外観を損
わずにワイヤ部を比較的容易に後付できる。
にくい位置に設けることができる。したがって外観を損
わずにワイヤ部を比較的容易に後付できる。
【図1】第1実施例を適用した自動2輪車における車体
前部の一部切り欠き側面図
前部の一部切り欠き側面図
【図2】第1実施例を適用した自動2輪車における車体
前部の斜視図
前部の斜視図
【図3】図1のA−A線に沿う拡大断面図
【図4】第2実施例に係る要部の展開斜視図
【図5】第2実施例に係る要部の平面図
【図6】図5のE−E線に沿う拡大断面図
【図7】第3実施例に係る要部の斜視図
【図8】第3実施例に係る要部の使用状態を示す図
【図9】第3実施例に係る要部の使用状態を示す図
【図10】第4実施例に係る要部の斜視図
【図11】第5実施例に係る要部の斜視図
1:フロントカバー、2:フロントフォーク、3:前
輪、4:フェンダ部、5:ロックブラケット、6:ホル
ダー、7:ロック部、8:ワイヤ部、10:貫通穴、1
1:フロントカバーステー、12:ヘッドパイプ、1
5:メインフレーム
輪、4:フェンダ部、5:ロックブラケット、6:ホル
ダー、7:ロック部、8:ワイヤ部、10:貫通穴、1
1:フロントカバーステー、12:ヘッドパイプ、1
5:メインフレーム
Claims (1)
- 【請求項1】前輪と、その上方及び少なくとも車体フレ
ームの一部を覆いフェンダ部を兼ねるフロントカバーと
を備えた自動2輪車に用いるワイヤロック式の車両用施
錠装置において、 ワイヤロックは、ワイヤ部と、このワイヤ部のいずれか
一端に設けられたロック部と、他端に設けられてロック
部に施錠される係合部とを備え、 ワイヤ部は、フロントカバー底部に設けられた貫通穴を
通りフロントカバー内側を後方かつ斜め上方へ延びて貫
通穴より上方位置で車体フレームに固定される固定部
と、前記貫通穴からフロントカバー外側へ露出し、非駐
車時にフロントカバーの左右表面に沿って前方へ延びる
露出部とを備えるとともに、 フロントカバーの前輪上方かつ貫通穴より上方位置にロ
ック部を係合支持するためのフック部を設け、 ワイヤ部は非駐車時にロック部をフック部へ係合支持さ
せたとき、固定部と露出部とで側面視略V字形状をなす
ことを特徴とする車両用施錠装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992030798U JP2519871Y2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 車両用施錠装置 |
PCT/JP1993/000157 WO1993015948A1 (en) | 1992-02-06 | 1993-02-05 | Locking device for motorbicycle |
DE69314862T DE69314862T2 (de) | 1992-02-06 | 1993-02-05 | Verriegelungsvorrichtung für motorrad |
EP93903325A EP0579842B1 (en) | 1992-02-06 | 1993-02-05 | Locking device for motorbicycle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992030798U JP2519871Y2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 車両用施錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0622175U JPH0622175U (ja) | 1994-03-22 |
JP2519871Y2 true JP2519871Y2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=12313705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992030798U Expired - Lifetime JP2519871Y2 (ja) | 1992-02-06 | 1992-04-10 | 車両用施錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2519871Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-10 JP JP1992030798U patent/JP2519871Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0622175U (ja) | 1994-03-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960528 |