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JP2021054450A - キャップ付きチューブ容器 - Google Patents

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JP2021054450A
JP2021054450A JP2019177833A JP2019177833A JP2021054450A JP 2021054450 A JP2021054450 A JP 2021054450A JP 2019177833 A JP2019177833 A JP 2019177833A JP 2019177833 A JP2019177833 A JP 2019177833A JP 2021054450 A JP2021054450 A JP 2021054450A
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tube container
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JP2019177833A
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寛美 大村
Hiromi Omura
寛美 大村
淑江 勝又
Yoshie Katsumata
淑江 勝又
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】 キャップを簡易に着脱可能であるとともに、密封性を向上させることが可能なキャップ付きチューブ容器を提供する。【解決手段】 チューブ容器30とキャップ60を有するキャップ付きチューブ容器であり、キャップ60は、円筒状の外筒8、内筒9、アウターリング2を備え、内筒9の先端にフック状爪片7を設けた弾性脚片9Aを備え、外筒8の先端に内方に傾斜した傾斜面8Bを備え、チューブ容器30は、一対の貼り合わせ端部33A、33Bを有する胴部31と、吐出用の開口49を含む口部36を備えており、口部36の外周面47はアウターリング2に接して囲まれており、フック状爪片7により弾性脚片9Aと係合する係止部45を備えた首部38と、首部38と胴部31を結ぶように下側に向うにつれて外周が広がる肩部35と、口部36の開口49を覆うようにして、口部36の上端である天面46に接合された密封シール20と、を有する。【選択図】 図2

Description

本発明は、いわゆるワンタッチ嵌合式でキャップと嵌合させるタイプのチューブ容器に関する。
従来、多くのチューブ容器においては、チューブ容器の口部側において、キャップを嵌合することが行われている。このうち、上下方向の直線運動のみにより容器に対してキャップを着脱させるような嵌合、いわゆるワンタッチ嵌合により、キャップをチューブ容器に嵌合するものも知られている(特許文献1参照)。
実公平1−33483号公報
しかしながら、上記従来のワンタッチ嵌合式のチューブ容器では、キャップの密封リングでチューブ容器の口部を密封するのみであるので、初期密封性(シール性)が不十分であるという問題がある。一方、チューブ容器の口部に密封シールを接着して密封性を高めたものも存在する。しかし、このようなチューブ容器のキャップは、ネジ山を備えて回転して装着するものとなっている。そのため、キャップを回転させる際に、密封シールの摘み部を破損してしまうという問題がある。
そこで、本発明は、キャップを簡易に着脱可能であるとともに、密封性を向上させることが可能なキャップ付きチューブ容器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、
チューブ容器とキャップを有するキャップ付きチューブ容器であって、
前記キャップは、円筒状の外筒、内筒、アウターリングを外方から順に備え、内筒の先端に内向きのフック状爪片を設けた弾性脚片を備え、外筒の先端に内方に向かって上方向に傾斜した傾斜面を備えており、
前記チューブ容器は、
一対の貼り合わせ端部を有する胴部と、吐出用の開口を含む口部を備えており、
前記口部の外周面は前記アウターリングに接して囲まれており、前記口部を上側、前記胴部を下側としたときに、前記口部に連設され、下側に向うにつれて第1の角度で外周が広がり、当該第1の角度より大きい第2の角度で狭まり、前記フック状爪片により前記弾性脚片と係合する係止部を備えた首部と、
前記首部と前記胴部を結ぶように下側に向うにつれて外周が広がる肩部と、
前記口部の開口を覆うようにして、前記口部の上端である天面に接合された密封シールと、
を有することを特徴とするキャップ付きチューブ容器を提供する。
また、本発明のキャップ付きチューブ容器は、
前記肩部には植物由来性樹脂が含まれていることを特徴とする。
また、本発明のキャップ付きチューブ容器は、
前記密封シールは、第1基材層、第2基材層、シーラント層が順に積層された構成であることを特徴とする。
また、本発明のキャップ付きチューブ容器は、前記密封シールは、前記口部の外周面で規定される密封部と、当該密封部から突出する摘み部と、を有することを特徴とする。
また、本発明のキャップ付きチューブ容器は、
前記キャップの、前記外筒は、外側から押圧された際に前記肩部に接触させられ、前記内筒は、前記外筒の内側に間隙を有して配されるとともに前記係止部に嵌着させるためのものであることを特徴とする。
本発明によれば、キャップを簡易に着脱可能であるとともに、密封性を向上させることが可能なキャップ付きチューブ容器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るキャップ付きチューブ容器の正面図である。 頭部成形体の部分断面図である。 チューブ容器に装着されるキャップの断面図である。 チューブ容器の筒状の胴部を示す図である。 チューブ容器の上面図である。 頭部成形体にキャップを装着した状態のキャップ付きチューブ容器の部分断面図である。 チューブ容器の胴部の積層体の断面図である。 チューブ容器の胴部の原反を示す平面図である。 密封シールの積層体の断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
但し、本発明はこれら具体的に例示された形態や、各種の具体的に記載された構造に限定されるものではない。なお、各図においては、分かり易くする為に、部材の大きさや比率を変更または誇張して記載することがある。また、見やすさの為に説明上不要な部分や繰り返しとなる符号は省略することがある。
本明細書において「外面」、「内面」とは、積層体10を用いてチューブ容器30を作製した場合における「外面」および「内面」を意味する。また「上側」、「下側」とは、チューブ容器30を、口部36及びキャップ60を上向きにした際に、「上側」とは口部36側を、「下側」とは口部の反対側を意味する。
図1は、本実施形態に係るキャップ付きチューブ容器の正面図である。キャップ付きチューブ容器は、チューブ容器30とキャップ60からなる。図1に示すように、本実施形態に係るチューブ容器30は、胴部31と、胴部31に対して圧縮成形、射出成形などの方法により合成樹脂を設けることにより作製される頭部成形体37とを備えている。頭部成形体37は、さらに肩部35、口部36、首部38を備えている。またチューブ容器30の口部36には、密封シール20が接合され、口部36、首部38の全体と肩部35の一部を覆うようにしてキャップ60が装着される。
チューブ容器30は、吐出用の開口を含む筒状体の口部36と、口部36に連設され下側に向うにつれて第1の角度で外周が広がり、第1の角度より大きい第2の角度で狭まる係止部45を備えた首部38と、首部38に連設され下側に向うにつれて外周が広がる錘台筒状の肩部35とによって構成される頭部成形体37を有する。ここで、第1の角度、第2の角度は、それぞれ図2に示した断面において、係止部上部の外縁、係止部下部の外縁が、チューブ容器30の長手方向(図2における上下方向)に沿う外周面47の外縁となす角度のうち鋭角となる角度である。図2は、頭部成形体37の部分断面図である。図2において、頭部成形体37は、右半分にその正面が示されており、左半分に、その径方向中心を通って正面と平行に切断した面が示されている。図2の左半分においてハッチングがなされた部分は、頭部成形体37の実体を示し、空白部分が空洞である。肩部35は、口部36から離れるほど、チューブ容器30の径方向の外側に広がる例えば円錐台筒状に構成されている。例えば、肩部35は、水平に対して30度の傾きを有している。肩部35は、下側において胴部31に連設されている。
略円筒状の口部36は、上端の環状の天面46と、天面46の径方向の外側(外縁)から首部38、肩部35の方向(軸方向)に延びる外周面47と、天面46の内縁から軸方向に延びる内周面48とを有する。天面46は平坦に形成されている。
口部36の内周面48は開口49を規定する。開口49は、内容物を吐出するための吐出口となる。胴部31に収容される中身は、開口49を通過することによってチューブ容器30から吐出される。
首部38は、口部36と肩部35の間に連設されており、口部36から下側に向かうにつれて外周が広がる係止部45を有する。係止部45は、口部36の下端から外周が最大径になるまで広がる部分である係止部上部と、外径が最大径になった部分から下側に向うにつれて、外周が狭まる部分である係止部下部を備えている。このような形状の係止部45を備えることにより、キャップ60の内筒9の弾性脚片9Aを係止する構造となっている。外周面47に沿って天面46から胴部31に向かう直線を設定すると、この直線に対して、係止部上部において最大径部分に受かって外周が広がる上記第1の角度と、係止部下部において最大径部分から外周が狭まる上記第2の角度では、第2の角度の方が第1の角度より大きい。このため、キャップ60の内筒9の弾性脚片9Aは、角度が小さい部分に接しながら係止部上部を下降し、係止部45の最大径部分を超えたところで、内方に付勢されて、係止部下部に係合する。
本実施形態では、チューブ容器30は、中身が吐出されないように開口49を封鎖する機能、及び易開封性を有する密封シール20を備えている。具体的には、口部36の天面46に密封シール20が接合されている。図2に示すように、密封シール20は、開口49を覆うようにして天面46に取り付けられる。天面46と、密封シール20の接合は、どのような態様でなされていてもよい。例えば、天面46と、密封シール20とは、接着剤で貼り付けられていても良く、熱融着、熱圧着等がなされていても良い。密封シール20は、鋭角的な物体が突き刺さることや、指が押し込まれることで破断する構成であっても良い。このような場合に密封シール20は易開封性を必ずしも有していなくても良い。
密封シール20の材料は、チューブ容器30の密封性(バリア性)や天面46との接合強度、突き刺し強度、引き裂き強度等に応じて選択されると良い。このため、密封シール20には、アルミニウム箔、2軸延伸ポリプロピレン(Oriented Polypropylene)等の単層体や、これらの積層体が適用可能である。
頭部成形体37は、上記のような構造により、キャップ60の取り外し時に、外側から押圧された際、肩部35に接触させられる外筒8と、外筒8の内側に間隙を有して配されるとともに係止部45に嵌着させるための内筒9と、を有するキャップ60と、上下方向の直線運動のみにより着脱可能になっている。すなわち、頭部成形体37とキャップ60は、いわゆるワンタッチ嵌合により結合されている。具体的に、キャップ60を取り外す際の作用について説明する。まず、外筒8の下方裾部8Aを両側から内筒9側に向かって、押圧する。すると、下方裾部8Aが内側に動き、肩部35に接触するまで移動する。これにより、円盤状のキャップの天板部分の外縁部が内向き下方に引っ張られ、天板部分が上方に凸となるように撓む。天板部分が上方に凸となることにより、内筒9および弾性脚片9Aが上方に引っ張られ、その力により、フック状爪片7が係止部45の最大外径部分を越えて、キャップ60が外れる。図3は、本実施形態で用いるキャップ60を正面側から見た断面図である。図3に示したキャップ60は、実公平1−33483号公報にも示されているような従来のワンタッチ嵌合で用いられるキャップと同様の形態であり、上側(上方)から見ると円形状、下側(下方)から見ると円筒状である。
図3に示すように、本実施形態で用いるキャップ60は、全体が可撓性を有する軟質合成樹脂で成形されており、円筒状の外筒8及び内筒9を有する。キャップ60は、円筒状の外筒8、内筒9、アウターリング2を外方から順に備え、内筒9の先端に内向きのフック状爪片7を設けた弾性脚片9Aを備え、外筒8の先端に内方に向かって上方に傾斜した傾斜面8Bを備えている。外筒8は下方裾部8Aの下端面を傾斜面8Bに形成し、内筒9は円周方向に等分した箇所にスリット(図示省略)を穿設して複数の弾性脚片9Aを円状に列設してある。さらに、各弾性脚片9Aの下端部には、内向きのフック状爪片7を設け、フック状爪片7の下端面は傾斜面7Aとなっている。また、内筒9の中央上面には円筒状のアウターリング2が形成されている。
胴部31は、フィルム状の単層体や、積層体が筒状に成形されたものである。そして、筒状に延びる胴部31の一端が肩部35と接合されている。一方で、筒状の胴部31の内面が重ねられて接合された底シール部39によって胴部31の他端が封止されている(図1参照)。底シール部39は、胴部31に中身が充填された後に接合されれば良い。チューブ容器30の特に胴部31は、多少の粘度を有する中身であっても所望の量を容易に押し出すことが可能な可撓性(柔軟性、スクイズ性)を有するように構成されていると良い。胴部31の寸法は、中身の種類等によって適宜設計されれば良く、例えば、直径が50mmとされている。
上記のような構成からなるチューブ容器30は、以下のような製造工程を経て得られる。
まず、図4に示すように、積層体10を用いて、積層体10の一対の貼り合わせ端部(以下、両端部と呼ぶことがある。)33A、33Bを重ね合わせて、その重ね合せ部分の外面と内面とをヒートシールして貼り合わせて胴貼り部32を形成することにより、筒状の胴部31を製造する。次いで、筒状の胴部31を金型(図示省略)内に装着し、胴部31の一方の開口部(上側)34Aに、例えば、圧縮成形、射出成形などの方法によって、頭部成形体37(肩部35、首部38、口部36)を形成する。このようにして胴部31の一方の開口部(上側)34Aに、頭部成形体37(肩部35、首部38、口部36)が一体に成形されてチューブ容器30が作製される。
一方、包装材料から所定の形状で打ち抜かれて密封シール20が得られる。この密封シール20の密封部20Aをチューブ容器30の口部36の天面46に当てて熱圧着し、密封シール20を口部36に接合する。これにより、開口49が密封シール20により覆われることになる。
図5は、密封シール20の接合前後におけるチューブ容器の上面図である。図5(a)は、密封シール20の接合前、図5(b)は、密封シール20の接合後を示している。図5(a)に示すように、上側(口部36側)から見ると、吐出用の開口49の周囲に、筒状である口部36の厚みに相当する天面46が形成され、口部36の外周面47からチューブ容器30の下側(図5における奥方向)に向うにつれて第1の角度で外周が広がり、当該第1の角度より大きい第2の角度で狭まる係止部45が形成されている。さらに、係止部45を備えた首部38と胴部31を結ぶように、チューブ容器30の下側(図5における奥方向)に向うにつれて外周が広がる肩部35が形成されている。
図5(a)に示した口部36側において開口49を覆うようにして、口部36の上端である天面46に密封シール20を熱圧着する。密封シール20は、図5(b)に示すように、口部36の外周面47で規定される密封部20Aと、密封部20Aから外側に突出する摘み部20Bと、を有する。密封部20Aは、開口49を覆って口部36の上端である天面46に熱圧着される。このため、開口49より大きい必要があり、天面46の外周と同サイズであることが好ましい。本実施形態では、天面46の外周が円形であるため、密封部20Aも円形となっている。密封シール20を剥離する際に、指で摘まむ部分である摘み部20Bは、矩形状であり、その長手方向が、内側から外側に向かうように、密封部20Aに連設されている。図5(b)に示すように、密封シール20が熱圧着された際には、開口49および天面46が覆われた状態となっている。
そして密封シール20が接合されたチューブ容器30の口部36側にキャップ60が装着される。図6は、頭部成形体37にキャップ60を装着した状態の部分断面図である。図6においても、図2と同様、右半分にその正面が示されており、左半分に、その径方向中心を通って正面と平行に切断した面が示されている。
図2に示したような頭部成形体37の口部36に、図3に示したようなキャップ60を装着すると、図6に示したような状態となる。具体的には、キャップ60を、チューブ容器30の上側から装着する際、まず、キャップ60の内筒9が、口部36の外周に位置するように、位置決めする。そして、その状態からキャップ60を下側に移動させる。すると、下側に進むほど外側に広がる係止部45の係止部上部に沿って、弾性脚片9Aが下側に移動され、弾性脚片9Aが外側に広がる。そして、弾性脚片9Aのフック状爪片7が係止部より下側に移動した際に、フック状爪片7が係止部下部に沿って内側に移動し、図6に示すように、キャップ60がチューブ容器30に装着される。
図6に示したように、キャップ60の装着がなされた際、口部36の外周面47は、アウターリング2に接して囲まれた状態となる。この際、密封シール20の摘み部20Bは、アウターリング2に抑えられるようにして、下側に曲げられて、口部36の外周面47に接する状態となる。しかし、キャップ60のアウターリング2の内側と外周面47のいずれにもネジ山のような凹凸がないため、摘み部20Bが破損する惧れが極めて低い。
次にチューブ容器30の筒状の胴部31の他方の開口部(下側)34Bから、例えば、練り辛子、練りわさび、その他の内容物が適量分だけ充填される。その後、開口部(下側)34Bを溶着して底シール部39を形成して、内容物を充填包装したチューブ容器30を含む包装製品30Aが得られる。
頭部成形体37の詳細についてさらに説明する。頭部成形体37には、口部36、首部38、肩部35が適度の硬さとなるように成形することができ、胴部31の材料との接着性が高く、中身の品質に影響を与えず、中身に接触しても衛生的に支障のない材料が用いられる。このような材料として頭部成形体37には熱可塑性樹脂が用いられ、より具体的には高密度ポリエチレンが用いられる。
更に、頭部成形体37には、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、ポリプロピレン(ホモポリプロピレン、ブロック状ポリプロピレン、ランダムポリプロピレン)等のポリオレフィン樹脂や、オレフィンと、ビニル系モノマー、アクリル系モノマー、不飽和カルボン酸等の共重合性モノマーとの共重合体やこれらのブレンド組成物等のポリオレフィン系樹脂、及び上述の樹脂が、高密度ポリエチレンにブレンドされた樹脂等が用いられても良い。更に、耐熱性や、胴部31との熱接着性の観点からは頭部成形体37には、直鎖状低密度ポリエチレンに高密度ポリエチレンがブレンドされた樹脂が用いられると良い。更に、頭部成形体37の特に肩部35には、酸素等の気体の透過を防止するためにバリア材としての円錐台状筒体が積層されていても良い。肩部35には、植物由来性樹脂が含まれてもよい。
頭部成形体37の肩部35の形成に用いる高密度ポリエチレンは化石原料由来のものを使用してもよいが、環境負荷の低減のためカーボンニュートラル材料として知られるバイオマス由来の高密度ポリエチレンを使用してもよい。頭部やキャップはチューブ容器に占める質量割合が大きいため、頭部成形体37をバイオマス由来の高密度ポリエチレンを用いて成形することにより、チューブ容器全体として化石原料の使用量を大幅に削減することができ、環境負荷を減らすことができる。また、チューブ容器30の頭部成形体37は、従来の化石原料から得られる原料から製造された頭部と比べて、機械的特性等の物性面で遜色がないため、従来の頭部を代替することができる。
環境負荷低減の観点からは、バイオマス由来のポリエチレンのみを用いることが好ましいと言えるが、製造コスト等を考慮して、化石原料由来のポリエチレンとバイオマス由来のポリエチレンとをブレンドしたものを用いてもよい。ここで、バイオマス由来のポリエチレンとは、バイオマス由来のエチレンを含むモノマー重合体である。原料であるモノマーとしてバイオマス由来のエチレンを用いているため、重合されてなるポリエチレンはバイオマス由来となる。原料モノマー中のバイオマス由来のエチレンの含有量は、100質量%である必要は無く、例えば、好ましくは10質量%以上、より好ましくは30質量%以上である。原料モノマーには、化石原料由来のエチレンが含まれていてもよく、ブチレン、ヘキセン、およびオクテン等のα−オレフィンのモノマーが含まれていてもよい。このような場合であっても、得られた重合体をバイオマスポリエチレンと呼ぶ。バイオマス由来のポリエチレンを使用する場合、異なるバイオマス度のポリオレフィンを2種以上含むものであってもよい。また、化石原料由来のポリエチレンとバイオマス由来のポリエチレンとをブレンドする場合、混合方法は特に限定されず、ドライブレンドやメルトブレンドでもよい。また、両者を混合する場合の化石原料由来のポリエチレンとバイオマス由来のポリエチレンとの混合割合は、質量比において1:9〜9:1が好ましく、より好ましくは2:8〜8:2である。
例えば、バイオマス由来のエチレンは、バイオマス由来のエタノールを原料として製造することができる。特に、植物原料から得られるバイオマス由来の発酵エタノールを用いることが好ましい。すなわち、植物由来性樹脂を用いることが好ましい。植物原料は、特に限定されず、従来公知の植物を用いることができる。例えば、トウモロコシ、サトウキビ、ビート、およびマニオクを挙げることができる。
本発明において、バイオマス由来の発酵エタノールとは、植物原料より得られる炭素源を含む培養液にエタノールを生産する微生物またはその破砕物由来産物を接触させ、生産した後、精製されたエタノールを指す。培養液からのエタノールの精製は、蒸留、膜分離、および抽出等の従来公知の方法が適用可能である。例えば、ベンゼン、シクロヘキサン等を添加し、共沸させるか、または膜分離等により水分を除去する等の方法が挙げられる。
そして、これらのような樹脂が用いられる頭部成形体37の厚さは0.5 mm以上、2.0 mm以下であることが好ましい。本実施形態では、頭部成形体37は、圧縮成形(コンプレッション成形)によって作製される。このため、コンプレッション成形物である頭部成形体37では、天面46等の厚肉の部分にも、成形時の収縮によって生じるくぼみ、いわゆるヒケが生じないようにすることができる。更に、ゲート部のような材料の無駄も削減することができる。なお、頭部成形体37を射出成形(インジェクション成形)によって作製してもよい。
次に図7により、筒状の胴部31を形成する積層体10について説明する。チューブ容器30の胴部31を形成する積層体10は、図7に示すように、外面から内面に向かって順に配置されたヒートシール性を有する第1基材層11及び第1シーラント層12と、第2基材層13と、第2シーラント層15とを有する積層体である。
第1基材層11の外面には、コーターによるコート層や、OPニス等のインキなどを用いて保護層16が形成され、第2基材層13の内面には印刷インキを用いて所望の模様を含む内面印刷部13Aが形成されている。なお、第2基材層13の外面に印刷インキを用いて、内面印刷部13Aを設けても良い。
保護層16よりも内面に絵柄印刷が存在する場合は、保護層16は絵柄印刷を外部より視認可能となるように、透視可能な層で構成することが望ましい。保護層16を形成する第1基材層11の表面には、インキなどの密着を確実にするために、適切な凹凸が必要である。第1シーラント層12は、予めフィルムで準備されることが多く、その表面は平滑性が強すぎて、その表面にインキなどを塗布する際に、インキなどの密着性が劣る場合がある。特に第1シーラント層12に使用するフィルムをインフレーション法にて製膜する場合は、表面が平滑化しやすい傾向がある。
上記のように第1シーラント層12と保護層16の密着性が劣る場合には、第1シーラント層12の上に、第1基材層11を接合して、第1基材層11の表面に適切な凹凸を付与することができる。第1基材層11の表面の算術平均高さ(Sa)は、0.1〜1.0μmであることが望ましい。0.1μm未満であるとインキの密着性が劣ってしまう虞れがあり、1.0μmを超えるとインキに斑ができて、表面を保護する効果が劣ってしまう虞れがある。また、第1基材層11の材質は、コストや加工性から低密度ポリエチレンが望ましい。なお、算術平均高さ(Sa)が0.08μmであるLLDPEフィルムにフレキソ印刷を施した場合は、インキの密着が悪く、絵柄の一部に印刷剥がれが生じた。
また、第1シーラント層12と第2基材層13とは、ドライラミネートにより接合され、第1基材層11は第1シーラント層12の表面に押し出しラミネートにより形成されている。さらに第2基材層13と第2シーラント層15とはドライラミネートにより接合されている。
次に筒状の胴部31の積層体10を構成する各部分の材料について説明する。
第1基材層11、第1シーラント層12および第2シーラント層15は例えばポリエチレン(PE)を含んでいてもよい。具体的には、第1基材層11、第1シーラント層12および第2シーラント層15を以下の材料から作製してもよい。
第1基材層11、第1シーラント層12および第2シーラント層15としては、熱によって溶融し相互に融着し得るものであればよく、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン(LLDPE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマー、ポリエチレン若しくはポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、その他等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、その他等の樹脂の1種ないしそれ以上からなる樹脂を使用することができる。
また第2基材層13としては、ポリエチレンテレフタレート(以下、PETと略す。)層を用いることができ、PET層13に印刷を施すことによってPET層13に印刷インキからなる内面印刷部13Aを設けることができる。また、第2基材層13は、チューブ容器の剛性保持を担っている。
また第2基材層13としてPET層を用いる代わりに、ナイロン層を用いてもよく、また少なくとも一方の面に金属蒸着膜を有しガスバリア性をもったPET層を用いてもよく、また少なくとも一方の面に金属蒸着膜を有しガスバリア性をもったナイロン層を用いてもよい。
また、少なくとも一方の面にシリカ蒸着膜を有しガスバリア性をもったPET層を用いてもよく、また少なくとも一方の面にシリカ蒸着膜を有しガスバリア性をもったナイロン層を用いてもよい。
また、少なくとも一方の面に酸化アルミ蒸着膜を有しガスバリア性をもったPET層を用いてもよく、また少なくとも一方の面に酸化アルミ蒸着膜を有しガスバリア性をもったナイロン層を用いてもよい。
ナイロン層を用いた場合は、PET層よりも機械的強度が優れる場合が多い。また、各種蒸着膜を備えたフィルムは、基材となるフィルムよりもガスバリア性が優れる。
次にヒートシール性を有する第1基材層11の外面に設けられた保護層16、および第2基材層13の内面に設けられた内面印刷部13Aについて説明する。
図8に示すように、保護層16はチューブ容器30の筒状の胴部31の積層体10のうち一対の貼り合わせ端部33A、33B以外の領域に設けられている。このように保護層16を一対の貼り合わせ端部33A、33B以外の領域に設ける理由は、一対の貼り合わせ端部33A、33Bはチューブ容器30を作製する際、互いの外面と内面を重ね合わせて接合する部分となるからである。
従ってチューブ容器30の筒状の胴部31の積層体10のうち一対の貼り合わせ端部33A、33Bには、保護層16が設けられない。しかし、保護層16が胴貼り形成を阻害しない性質や、熱シールの際に破壊されない性質などを有する場合は、一対の貼り合わせ端部33A、33Bのいずれか一方又は両方に保護層16を設けてもよい。上記の一対の貼り合わせ端部33A、33B以外の領域であっても、必要に応じて保護層16を部分的に削除や形成してもよい。
他方、第2基材層13の内面に設けられた内面印刷部13Aは、平滑でかつ透明性が優れる第2基材層13に印刷されることから、美粧性に秀でた印刷をすることが可能である。なお、図8において、切断線Lにより切断される前の連続する複数のチューブ容器30の筒状の胴部31の積層体10の原反10Aが示されている。
次に筒状の胴部31の積層体10の製造方法について図7により説明する。
まず第2基材層13の内面に印刷が施されて、このようにして第2基材層13の内面に印刷インキからなる内面印刷部13Aが設けられる。
次に第2基材層13の内面にドライラミネート(DL)により第2シーラント層15が接合される。
次に第2基材層13の外面に第1シーラント層12がドライラミネートにより接合される。
次に第1シーラント層12の外面に、第1基材層11が押し出しラミネートにより形成される。
次に、第1基材層11の外面には保護層16が印刷により施され、このようにして第1基材層11の外面に印刷からなる保護層16が設けられる。上記のようにして、胴部31の積層体10が得られる。
このようにして得られた胴部31の積層体10は円筒状に巻かれ、上述のようにその両端部33A、33Bが重ね合わされて、両端部33A、33Bにおいて積層体10の外面と内面がヒートシールされて、胴貼り部32が形成され、筒状の胴部31が作製される。この場合、積層体10の外面側に設けられた第1基材層11及び第1シーラント層12と、内面側に設けられた第2シーラント層15とが溶融して接合され、筒状の胴部31が得られる。
なお、上記では胴貼り部32は、重ね合わせにより形成されるが、両端部33A、33Bのそれぞれの端面を、突き合わせて接合してもよい。さらに、上記にて付き合わせて接合した接合線を、筒状の胴部31の内面または外面にフィルムを貼付して保護してもよい。また、内側となる端部33Bには、端面保護のための加工をしてもよい。例えばテープ貼りによる保護や、端部33Bを容器の外側方向に折り曲げる加工(ヘミング加工)などがある。
次に、筒状の胴部31の開口部(上側)34Aが金型(図示省略)内に挿着され、筒状の胴部31に圧縮成形、射出成形などの方法を用いて、筒状の胴部31の開口部(上側)34Aに肩部35と口部36が形成されて、チューブ容器30が得られる(図1および図4参照)。
次に、上記のようにして製造されたチューブ容器30の口部36に、密封シール20が熱融着された後、キャップ60が装着され、キャップ60が装着されたチューブ容器30は複数まとめてダンボール箱内に収納される。その後、キャップ60が装着された複数のチューブ容器30は、ダンボール箱毎搬送される。
以上のように、本実施形態の積層体10を用いた場合、保護層16は一対の貼り合わせ端部33A、33B以外の領域に設けられ、保護層16は優れた耐傷性を有するため、耐傷性に優れたチューブ容器30を製造することができる。
なお、特別な耐傷性が不要な場合には、第1基材層11および保護層16を省略し、第1シーラント層12、(第2)基材層13、第2シーラント層15からなる構成としてもよい。このような構成の一例として、PE150μm/接着剤/VMPET15μm/インキ/接着剤/PE150μm、の積層体とした構成が挙げられる。この場合、第1シーラント層12の厚みは130〜170μm、(第2)基材層13の厚みは10〜25μm、第2シーラント層15の厚みは130〜170μm、であることが好ましい。
次に図9により、密封シール20の層構成について説明する。密封シール20は、図9に示すように、上側から下側に向かって順に配置された第1基材層21と、第2基材層22と、シーラント層23とを有する積層体である。
第1基材層21の下側には印刷インキを用いて所望の模様を含む内面印刷部21Aが形成されている。
また、第1基材層21と第2基材層22とは、ドライラミネートにより接合されている。さらに第2基材層22とシーラント層23とはドライラミネートにより接合されている。
次に密封シール20を構成する各部分の材料について説明する。
シーラント層23は例えばポリエチレン(PE)を含んでいてもよい。具体的には、シーラント層23を以下の材料から作製してもよい。
シーラント層23としては、熱によって溶融し、チューブ容器30の口部36と相互に融着し得るものであればよく、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン(LLDPE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマー、ポリエチレン若しくはポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、その他等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、その他等の樹脂の1種ないしそれ以上からなる樹脂を使用することができる。
また第1基材層21、第2基材層22としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)層を用いることができる。第1基材層21としてPET層を用いた場合、PET層に印刷を施すことによってPET層に印刷インキからなる内面印刷部21Aを設けることができる。
また第1基材層21としてPET層を用いる代わりに、ナイロン層を用いてもよく、また少なくとも一方の面に金属蒸着膜を有しガスバリア性をもったPET層を用いてもよく、また少なくとも一方の面に金属蒸着膜を有しガスバリア性をもったナイロン層を用いてもよい。
また、少なくとも一方の面にシリカ蒸着膜を有しガスバリア性をもったPET層を用いてもよく、また少なくとも一方の面にシリカ蒸着膜を有しガスバリア性をもったナイロン層を用いてもよい。
また、少なくとも一方の面に酸化アルミ蒸着膜を有しガスバリア性をもったPET層を用いてもよく、また少なくとも一方の面に酸化アルミ蒸着膜を有しガスバリア性をもったナイロン層を用いてもよい。
また第2基材層22としてPET層を用いる代わりに、ナイロン層を用いてもよい。
ナイロン層を用いた場合は、PET層よりも機械的強度が優れる場合が多い。また、各種蒸着膜を備えたフィルムは、基材となるフィルムよりもガスバリア性が優れる。
密封シール20の好ましい一例としては、第1基材層21として上側に金属蒸着膜を有しガスバリア性をもったPET層、第2基材層22としてPET層、シーラント層23としてポリエチレン(PE)を用い、VMPET12μm/インキ/接着剤/PET25μm/接着剤/PE30μm、の積層体とした構成が挙げられる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、密封シール20を、第1基材層21、第2基材層22、シーラント層23の複数の層からなる構成としたが、単層の構成であってもよい。
2・・・アウターリング
7・・・フック状爪片
7A・・・傾斜面
8・・・外筒
8A・・・下方裾部
8B・・・傾斜面
9・・・内筒
9A・・・弾性脚片
10・・・(チューブ容器30の胴部31の)積層体
10A・・・(チューブ容器30の胴部31の積層体10の)原反
11・・・第1基材層
12・・・第1シーラント層
13・・・第2基材層
15・・・第2シーラント層
16・・・保護層
20・・・密封シール
20A・・・密封部
20B・・・摘み部
21・・・第1基材層
22・・・第2基材層
23・・・シーラント層
30・・・チューブ容器
31・・・胴部
32・・・胴貼り部
33A・・・胴貼りの際に外側となる貼り合わせ端部
33B・・・胴貼りの際に内側となる貼り合わせ端部
34A・・・開口部(上側)
34B・・・開口部(下側)
35・・・肩部
36・・・口部
37・・・頭部成形体
38・・・首部
39・・・底シール部
45・・・係止部
46・・・天面
47・・・外周面
48・・・内周面
49・・・開口
60・・・キャップ
L・・・切断線

Claims (5)

  1. チューブ容器とキャップを有するキャップ付きチューブ容器であって、
    前記キャップは、円筒状の外筒、内筒、アウターリングを外方から順に備え、内筒の先端に内向きのフック状爪片を設けた弾性脚片を備え、外筒の先端に内方に向かって上方に傾斜した傾斜面を備えており、
    前記チューブ容器は、
    一対の貼り合わせ端部を有する胴部と、吐出用の開口を含む口部を備えており、
    前記口部の外周面は前記アウターリングに接して囲まれており、
    前記口部を上側、前記胴部を下側としたときに、前記口部に連設され、下側に向うにつれて第1の角度で外周が広がり、当該第1の角度より大きい第2の角度で狭まり、前記フック状爪片により前記弾性脚片と係合する係止部を備えた首部と、
    前記首部と前記胴部を結ぶように下側に向うにつれて外周が広がる肩部と、
    前記口部の開口を覆うようにして、前記口部の上端である天面に接合された密封シールと、を有することを特徴とするキャップ付きチューブ容器。
  2. 前記肩部には植物由来性樹脂が含まれていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ付きチューブ容器。
  3. 前記密封シールは、第1基材層、第2基材層、シーラント層が順に積層された構成であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のキャップ付きチューブ容器。
  4. 前記密封シールは、前記口部の外周面で規定される密封部と、当該密封部から突出する摘み部と、を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のキャップ付きチューブ容器。
  5. 前記キャップの、前記外筒は、外側から押圧された際に前記肩部に接触させられ、前記内筒は、前記外筒の内側に間隙を有して配されるとともに前記係止部に嵌着させるためのものであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のキャップ付きチューブ容器。

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