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JP2017534897A - 光学システム用モワレ模様防止拡散器 - Google Patents

光学システム用モワレ模様防止拡散器 Download PDF

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JP2017534897A JP2017512725A JP2017512725A JP2017534897A JP 2017534897 A JP2017534897 A JP 2017534897A JP 2017512725 A JP2017512725 A JP 2017512725A JP 2017512725 A JP2017512725 A JP 2017512725A JP 2017534897 A JP2017534897 A JP 2017534897A
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グロス、クリストフ レ
グロス、クリストフ レ
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Abstract

本明細書において、光拡散器に関する、特に、投影された画像におけるモアレ模様を抑制する拡散器に関する装置および技術を開示する。当該装置は、微少焦点要素の配列または反射器、および光偏光格子を備えてもよい。当該光偏光格子は、光ビームの部分間で偏光を変化させるよう構成され、当該微少焦点要素の配列または当該反射器は、光ビームを拡散させるよう構成され、偏光差を有する光ビームの当該部分が、点において交わるようになっている。

Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、先に出願され(出願日:2014年10月22日)、発明の名称が「光学システム用モワレ模様防止拡散器」である米国特許仮出願第62/067,352号の利益および優先権を主張し、その主題は、すべて参照によって本明細書に組み込まれる。
本明細書の実施形態は、概ね、光学システムに関し、特に、光学システム用拡散器に関する。
最近の画像投影システムは、1つ以上の光拡散器を備えている場合がある。一般に、光拡散器を実装することで、光ビームを拡散する場合がある。投影システムに関しては、拡散器を実装することで、画像を投影するための視界を形成する場合がある。最近の投影システムは、マイクロレンズやマイクロミラーを用いることで、拡散器を実現する場合がある。しかし、マイクロミラーやマイクロレンズが実装された拡散器は、投影された画像にはっきりとしたモワレ模様を引き起こす場合がある。
図1は、第1の例示的な光学システムの構成図を示す。 図2は、第2の例示的な光学システムの構成図を示す。 図3は、第3の例示的な光学システムの構成図を示す。 図4は、第4の例示的な光学システムの構成図を示す。 図5は、第5の例示的な光学システムの構成図を示す。 図6は、第6の例示的な光学システムの構成図を示す。 図7は、第1の例示的な光偏光格子の構成図を示す。 図8は、第2の例示的な光偏光格子の構成図を示す。 図9は、第3の例示的な光偏光格子の構成図を示す。 図10は、第4の例示的な光偏光格子の構成図を示す。 図11は、第1の例示的な論理フローの構成図を示す。 図12は、第2の例示的な論理フローの構成図を示す。 図13は、第1の例示的な製造途中の拡散器の構成図を示す。 図14は、実施形態に係るコンピュータ可読媒体を示す。 図15は、実施形態に係る装置を示す。
本明細書に記載される様々な実施形態は、概ね光拡散器に関する。特に、本開示を適用し、画像投影システム用光拡散器を設けてもよい。様々な実施例には、光の複数の干渉性である波を拡散するよう構成されている微少焦点要素の配列と、光波間で偏光に差をつけるよう構成されている光偏光格子とを備える光拡散器が含まれてもよい。
ここで、図面を参照する。ただし、類似する参照符号は、全体を通じて、類似する要素を参照するために用いられるものとする。以下、説明の目的で、多数の具体的な詳細事項を取り上げ、明細書の十分な理解ができるようにしている。しかし、それら具体的な詳細事項がなくても、新規な実施形態が実施可能であることが明らかな場合もある。場合により、周知の構造および装置を構成図形式で示し、それらの説明を容易にする。その目的は、十分な記載をし、請求項の範囲内におけるすべての修正、同等物および代替物を十分に説明することである。
また、変数記号(例えば、「a」、「b」、「c」)を参照する場合がある。これらの変数記号は、1つ以上の構成要素を実装してもよい構成要素を示すために用いられる。必ずしも複数の構成要素が存在する必要はなく、さらに、複数の構成要素が実装される場合でも、それらは同一である必要はない、ということに留意されたい。それよりも、変数記号は、説明を理解しやすくする目的で、図面内の参照される構成要素に対して用いられる。
図1は、光学システム100の実施例を示す構成図である。一般に、光学システム100は、どのような投影システムに実装されてもよい。いくつかの実施例では、システム100は、ヘッドアップディスプレイ(HUD)システムに実装されてもよい。このようなHUDシステムは、例えば、自動車、飛行機、列車、ボート、メガネ、頭部装着型装置などに実装されてもよい。なお、光学システム100は、光投影システムと表されてもよい。ただし、実施例は、これらの文脈に限定されない。
システム100は、光源103を備えることができる。いくつかの実施例では、光源103は、レーザ光源であってもよく、このレーザ光源は、光ビーム105を発する。いくつかの実施例によれば、光ビーム105は、直線偏光を有してもよい。なお、光ビーム105は、いくつかの光波から構成されてもよく、これらの光波は、それぞれ、実質的に同一の偏光を有する。また、光ビーム105は、干渉性であってもよい。
システム100はまた、走査ミラーシステム106を備える。光源103および走査ミラーシステム106は、光源103が発する光を走査ミラーシステム106が受けることができるように、配置されている。
いくつかの実施例によれば、走査ミラーシステム106は、微少電気機械システム(MEMS)走査ミラーであってもよい。このようなMEMSシステムは、例えば、ミラー107から構成される可動板を有することができ、このミラー107は、互いに直交する2つの軸を中心に回転するように配置されている。例えば、当該図面は、軸109aおよび109bを中心に回転するように配置されているミラー107を備えるシステム106を示している。いくつかの実施例によれば、ミラー107は、単一の軸のみを中心に回転してもよい。別の実施例として、システム106は、複数のミラー(例えば、互いに直交する複数の軸を中心に回転するように配置されている2つのミラー)を備えてもよい。実施例は、これらの文脈に限定されない。
一般に、走査ミラーシステム106は、光ビーム105を投影面に走査することができ、実際の画像を当該投影面に投影させる。システム100はまた、光の拡散器111を備えており、拡散器111に入射する光を拡散する。特に、拡散器111は、拡散器111に入射する光を透過および拡散するように構成されている。例えば、光ビーム105からの光は、拡散器111に入射するように示され、拡散された光(例えば、波105−1、105−2等)は、拡散器111を透過するように示される。なお、光波105−1および105−2は、光線と表されてもよい。いくつかの実施例によれば、拡散器111は、第1透過基板113と第2透過基板115とを備える。いくつかの実施例では、基板111および/または113は、ガラス、石英、サファイア、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ポリマー、プラスチックまたはこれらの物質の組み合わせから構成してもよい。
拡散器111はまた、微少焦点要素117の配列を備える。いくつかの実施例では、微少焦点要素117の配列は、基板115上に配置してもよい。いくつかの実施例では、微少焦点要素117は、凸形状を有してもよい。一般に、微少焦点要素117は、少なくとも部分的に光ビーム105を伝達する(すなわち、透過させる)。いくつかの実施例では、微少焦点要素117は、ガラス、石英、サファイア、PET、ポリカーボネート、PMMA、ポリマー、プラスチックまたはこれらの物質の組み合わせから構成することができる。いくつかの実施例では、微少焦点要素117は、1μmから5000μmの間の直径を有してもよい。いくつかの実施例では、微少焦点要素117は、50μmから1000μmの間の直径を有してもよい。
拡散器111はまた、光偏光格子118を備えることができる。いくつかの実施例では、光偏光格子118は、第1基板113と第2基板115との間に配置される。一般に、光偏光格子118は、いくつかのセル(または領域)119−a(aは、正の整数)を備える模様構造を有してもよい。例えば、セル119−1、119−2、119−3および119−4を示す。一般に、セル119−aのうちいくつか(またはすべて)は、当該セルを透過する光の偏光を修正または変化させるように構成されてもよい。いくつかの実施例では、セル119−aのうちいくつかは、当該セルを透過する光の偏光を、さまざまな方法で変化させるように構成されてもよい。例えば、セル119−1および119−3が、これらのセルを通過する光の偏光を第1の方法で変化させるように構成され、その一方、セル119−2および119−4が、偏光の実質的な修正をしないで光を透過させるように構成されてもよい。別の実施例として、セル119−1および119−3が、これらのセルを通過する光の偏光を第1の方法で修正するように構成され、その一方、セル119−2および119−4が、これらのセルを通過する光の偏光を第2の方法で修正するように構成されてもよい。ここで、第1および第2の方法は、異なっていてもよい。偏光を修正する方法の追加の実施例を、より詳細に以下に記載する。
一般に、セル119−aは、セル群120にグループ化される。例えば、第1セル群120−1および第2セル群120−2を設けてもよい。各セル群120は、交互に配置されるセル119を備えてもよい。例えば、セル119−1、119−3等がセル群120−1に備えられ、その一方、セル119−2、119−4等がセル群120−2に備えられもよい。いくつかの実施例によれば、セル119−aを、各微少焦点要素117毎に備えてもよい。さらに、いくつかの実施例によれば、セル119−aは、微少焦点要素117のそれぞれに位置合わせされてよい。なお、直交する2つの直線偏光は、実質的に互いに干渉しない、または、右円偏光および左円偏光は、実質的に互いに干渉しないことを注記する。例えば、連続する2つの微少焦点要素117を透過した光が直線偏光を有し、これらの直線偏光が互いに直交する場合、これら連続する2つの微少焦点要素を透過した光は、実質的に互いに干渉しない。よって、セル119−3を少なくとも1度横切って(例えば、セル119−3を透過するなどして)拡散された光波と、セル119−4を少なくとも1度横切って(例えば、セル119−4を透過するなどして)拡散された光波とは、互いに干渉しない。
例えば、連続する複数のセル(例えば、セル119−3および119−4など)に入力される光波(例えば、光ビーム105の一部)がそれぞれ直線偏光を有する場合、それらのセルから発せられ拡散された光波(例えば、光波105−1、105−2など)は、互いに直交する偏光を有する。他方、入力される光波がそれぞれ円偏光または楕円偏光を有する場合、拡散された光波は、互いに逆の電界の回転方向を有する。特に、一方の光波(例えば、波105−1)の回転方向が左向きで、他方の光波(例えば、波105−2)の回転方向が右向きであってもよい。言い換えると、これは、拡散された光波の偏光の左右像が、互いに異なっているということである。いくつかの実施例によれば、入力される光波は、直線偏光を有することができ、この直線偏光が右円偏光または右楕円偏光および/または左円偏光または左楕円偏光に変換される。いくつかの実施例によれば、入力される光は、円偏光を有することができ、出力される波は、2つの直交する直線偏光の光波であり得る。
上述のように、いくつかの実施例によれば、特定の数のセル(例えば、セル119−1、119−3等)を含む第1セル群(例えば、群120−1など)は、光ビームの偏光を変化させるように配置され、その一方、その他のセル(例えば、セル119−2、119−4等)を含む別のセル群(例えば、群120−2など)は、当該セルを通過する光の偏光を実質的には修正しないように構成されている。例えば、セル119−aに入射する光波が直線偏光を有すると仮定して、図1には、セル119−1、119−3等が示されており、これらのセル119−1、119−3等は、偏光を実質的に90度回転させるように構成されており、回転させられた偏光が入射光の偏光に対して直交するようになっている。よって、拡散器111を透過し拡散された光波は、実質的に互いに干渉しなくてもよい。例えば、光波105−1および105−2が点121において入射しているのが示されている。しかし、光波105−1の偏光は、90度回転し、光波105−2の偏光に対して直交しているので、これらの波は実質的に互いに干渉しなくてもよい。
いくつかの実施例では、光偏光格子118のいくつかのセル119−aは、リターダとしても知られる波長板であってもよい。具体的な実施例として、それらのセル119−aは、直線偏光を有する光の偏光方向を変えるように構成された半波長板であってもよい。別の具体的な実施例として、それらのセル119−aは、直線偏光を有する光を円偏光を有する光に変換するように、または、円偏光を有する光を直線偏光を有する光に変換するように構成された四分の一波長板であってもよい。いくつかの実施例では、四分の一波長板は、楕円偏光を生成するために実装されてもよい。いくつかの実施例では、それらのセル119−aは、光配向波長板であってもよい。いくつかの実施例によれば、光偏光要素118、特に、波長板は、複屈折材料(例えば、石英、液晶、架橋性液晶、プラスチックまたは雲母)から作ることができる。いくつかの実施例では、複屈折材料は、当該複屈折材料を通過する光の配向とは異なる屈折指数を有してもよい。
光偏光格子118のセル119−aが四分の一波長板である場合、第1群のセル(例えば、セル119−1、119−3等)の光軸は、入力される偏光に対して+45度に調整し、右円偏光を得るようにしてもよい。第2群のセル(例えば、セル119−2、119−4等)の光軸は、入力される偏光に対して−45度の向きに調整し、出力される偏光が左円偏光となるようにしてもよい。右円偏光を有する光および左円偏光を有する光は、実質的に互いに干渉することはなく、その結果、モワレ模様は生成されず、または、点121において抑制される。
いくつかの実施例では、光偏光格子118は、架橋性液晶から構成してもよい。いくつかの実施例では、第1群のセル(例えば、セル119−1、119−3等)は第1架橋性液晶材料から構成し、その一方、第2群のセル(例えば、セル119−2、119−4等)は第2架橋性液晶材料から構成するようにしてもよい。ここで、第1および第2の材料は、異なっている。いくつかの実施例では、セル119−aは、同じ種類の架橋性液晶材料から構成してもよいが、それらの光軸が異なる配向となってもよい。特に、セル119−1、119−3等は、それらの光軸が第1配向となり、その一方、セル119−2、119−4等は、それらの光軸が第2配向となってもよい。ここで、第1配向および第2配向は、異なっている。
なお、波長板の挙動は、システム構成(例えば、結晶の厚さ、光ビームの入射角、光の波長、光軸の配向および屈折指数のばらつき)に依存してもよい。これらのパラメータ間の関係を適切に選択することにより、光波の2つの偏光成分(水平および垂直偏光成分)間の位相のずれを制御することができ、よって、その偏光を変化させることができる。
図2は、光学システム200の実施例を示す構成図である。光学システム200は、説明が理解しやすいように、図1の識別番号を参照かつ使用して、記載される。ただし、当該実施例は、本文脈に限定されない。
なお、システム200は、システム100に示されるもの(光源103および走査ミラーシステム106を含む)と類似および/または同一のいくつかの構成要素を備えてもよい。ただし、システム200は、微少焦点要素217の配列を備える拡散器211を備える。一般に、微少焦点要素217は、微少焦点要素117に類似してもよいが、顕著な違いとして、微少焦点要素217は、示されているように、凹形状である。拡散器211は、光ビーム105からの波が拡散器211を透過する点で、拡散器111と同様に機能してもよく、また、偏光格子118の隣接するセル119−aを透過する光波が実質的に互いに干渉しないように、それらの偏光が偏光格子118により修正されるようにしてもよい。
図3は、光学システム300の実施例の構成図である。光学システム300は、説明が理解しやすいように、図1の識別番号を参照かつ使用して、記載される。
なお、システム300は、システム100に示されるもの(光源103および走査ミラーシステム106を含む)と類似および/または同一のいくつかの構成要素を備えてもよい。ただし、システム300は、(図1および2では光ビーム105を透過させるのに対して)光ビーム105を反射させることにより機能する拡散器311を備える。拡散器311は、模様付き反射面323に配置される微少焦点要素117の配列を備えてもよい。特に、微少焦点要素117の配列は、走査ミラーシステム106に対向する模様付き反射面に配置されるように示されている。このように、光源103が発しミラー107に反射した光ビームは、微少焦点要素117の配列を通過して、面323に反射する。
いくつかの実施例では、模様付き反射面323の表面領域は、微少焦点レンズ117の配列の正面領域と実質的に同等であってもよい。拡散器311はまた、模様付き反射面323と背面反射面325との間に配置される偏光格子318(例えば、四分の一波長板)を備えてもよい。示されているように、模様付き反射面323は、反射面323が微少焦点レンズ117の配列のうち交互のレンズの間に配置されるように、模様付けされている。なお、反射面323は、前述のセル119−aに類似するセルまたは部位を有してもよく、これらの模様を表面318に付けることができる。
動作中に、光ビーム105が微少焦点レンズ117の配列に入射すると、当該光ビーム105は当該配列を透過する。レンズが反射面323を覆うように配置されているので、光ビーム105は、跳ね返されて微少焦点レンズに入ると、入射時と同じ偏光で拡散され、拡散された光ビームを形成する。特に、光ビーム105の光波105−2は、反射面323に入射し、実質的に同じ偏光で跳ね返される。逆に、光ビーム105が反射面323に入射しない場合、当該光ビーム105は、光偏光格子318を通過し、面325に反射する。特に、光ビーム105が偏光格子318を初めて通過する時、偏光は、直線偏光から円偏光に変わる。そして、当該ビームはミラー325に反射し、偏光の左右像が右円偏光から左円偏光に変化する。そして、当該ビームは再び偏光格子318を通過し、偏光が円偏光から直線偏光に変化する。しかし、左右像がミラー325により変化したので、当該光ビームの偏光は、最初の偏光に対して直交する。例えば、光ビーム105-1の偏光は、偏光格子318およびミラー325の作用により、最初の偏光から直交するように変化している。
よって、拡散された光波105−1および105−2は、実質的に互いに干渉しなくてもよく、これらの波が点121において交わるとき、モワレ模様が抑制される。
図4は、光学システム400の実施例を示す構成図である。光学システム400は、説明が理解しやすいように、図1−3の識別番号を参照かつ使用して、記載される。ただし、当該実施例は、本文脈に限定されない。
なお、システム400は、システム300に示されるもの(光源103および走査ミラーシステム106を含む)と類似および/または同一のいくつかの構成要素を備えてもよい。ただし、システム400は、微少焦点要素217の配列を備える拡散器411を備える。一般に、微少焦点要素217は、微少焦点要素117に類似してもよいが、顕著な違いとして、微少焦点要素217は、示されているように、凹形状である。拡散器411は、光ビーム105からの波が拡散器411に反射する点で、拡散器311と同様に機能してもよく、また、拡散器に反射する光波(例えば、拡散された光波105−1および105−2あるいは拡散された光ビームなど)が実質的に互いに干渉しないように、それらの偏光が偏光格子318により修正されるようにしてもよい。
図5は、光学システム500の実施例の構成図である。光学システム500は、説明が理解しやすいように、図1の識別番号を参照かつ使用して、記載される。ただし、当該実施例は、本文脈に限定されない。
なお、システム500は、システム100に示されるもの(光源103および走査ミラーシステム106を含む)と類似および/または同一のいくつかの構成要素を備えてもよい。ただし、システム500は、(図1および2では光ビーム105を透過させるのに対して)光ビーム105を反射させることにより機能する拡散器511を備える。拡散器511は、基板115に配置されたマイクロミラー527の配列を有してもよい。特に、マイクロミラー527の配列は、走査ミラーシステム106に対向する基板115に配置されるように示されている。
いくつかの実施例では、マイクロミラー527は、凸形状を有してもよい。いくつかの実施例では、マイクロミラー527は、金属(例えば、銅、ニッケル、アルミニウム、金、スチールまたはこれらの任意の組み合わせ)から構成してもよい。いくつかの実施例では、マイクロミラー527は、シリコン、ガラス、ポリマー、フォトレジスト、PMMA、ポリカーボネート、石英、サファイア、PETまたはこれらの任意の組み合わせから構成してもよい。いくつかの実施例では、マイクロミラー527は、アルミニウム、銀、ニッケル、金またはこれらの任意の組み合わせを含有する反射膜を有してもよい。
拡散器511はまた、マイクロミラー527と走査ミラーシステム106との間に配置された偏光格子518を備える。偏光格子518は、セル519−aから構成してもよい。特に、要素518は、(例えば、セル519−1等を含む)第1セル群520−1と(例えば、519−2等を含む)第2セル群520−2とから構成してもよい。いくつかの実施例では、第1群520−1のセル519−aは、四分の一波長板から構成してもよく、第2群520−2のセル519−aは、それらを透過する光の偏光を実質的に変化させないように構成されている透過性材料から構成してもよい。示されているように、第1セル群520−1のセル519−aおよび第2セル群520−2のセル519−aは、光偏光格子518において交互に配置されている。
動作中に、直線偏光を有する光ビーム105が第1セル群520−1(例えば、偏光格子518の四分の一波長板の部分、セル519−1など)に入射すると、入力された偏光は、右円偏光に変換される。光は、その後、マイクロミラー527に反射し、左円偏光を有するかたちで拡散され、第1群520−1のセルに戻される。よって、拡散された光ビーム105(例えば、光波105−1など)は、入力される偏光に対して90度回転した直線偏光を有する。
入力される光ビーム105は、例えば、第2群520−2のセル519−aに入射すると、実質的に偏光方向を変えずに透過する。マイクロミラー527による拡散により、入力されるビーム105と同じ偏光を有する拡散されたビームが形成される。ただし、当該拡散されたビームは、隣接するセル(例えば、セル519−1など)を透過するビームに対して直角をなす偏光を有する。よって、拡散されたビーム105−1および105−2は、干渉せず、かつ、点121においてモワレ模様を生成せずまたは抑制させる。
図6は、光学システム600の実施例を示す構成図である。光学システム600は、説明が理解しやすいように、図1および5の識別番号を参照かつ使用して、記載される。ただし、当該実施例は、本文脈に限定されない。
なお、システム600は、システム500に示されるもの(光源103および走査ミラーシステム106を含む)と類似および/または同一のいくつかの構成要素を備えてもよい。ただし、システム600は、マイクロミラー627の配列を備える拡散器611を備える。一般に、マイクロミラー627は、マイクロミラー要素527に類似してもよいが、顕著な違いとして、マイクロミラー627は、示されているように、凹形状である。拡散器611は、光ビーム105からの波が拡散器611に反射する点で、拡散器511と同様に機能してもよく、また、拡散器に反射する光波(例えば、拡散された光波105−1および105−2、拡散された光ビームなど)が実質的に互いに干渉しないように、それらの偏光が偏光格子519により修正されるようにしてもよい。
図7−10は、上述の様々な拡散器に実装することができる光偏光格子の例を示す構成図である。特に、これらの光偏光格子は、上述の光偏光格子のうちの任意の一つ(例えば、要素118、318または518)として実装されてもよい。さらに、当該光偏光格子は、上述のどの拡散器(例えば、拡散器111、211、311、411、511および/または611など)に実装してもよい。なお、図1−6に示される偏光格子および拡散器は、側面から見たものであり、その一方、図7−10に示される要素は、正面からみたものである。一般に、当該図面に関して記載される要素は、上述のセル119−aおよび519−aを参照して記載される。ただし、当該図面においては、例えば、模様付きミラー323を有する要素318を備えるようにしてもよい。実施例は、本文脈に限定されない。
図7に移り、より具体的に、光偏光格子718を説明する。当該要素718は、セル群720−1および720−2にグループ化されるセル719−aを備えてもよい。第1セル群720−1(例えば、セル719−1、719−3、719−5および719−7などを含む)は、斜線により特定され、その一方、第2セル群720−2(例えば、セル719−2、719−4および719−6など)は、斜線が施されていない。いくつかの実施例では、各セル719−aは、六角形状を有することができる。また、セルの配列の全体の形状は、六角形であってもよい。なお、示されている六角形状の代わりに、各セル719−aの形状は、当該セルの配列の最も近くに配置されているミラーおよび/またはレンズの形状にしてもよい。
いくつかの実施例によれば、微少焦点レンズの配列(例えば、配列117および/または217)における各微少焦点レンズ、または、マイクロミラーの配列(例えば、配列527および/または627)における各マイクロミラーは、各セル719−aに実質的に類似する正面形状および/または大きさを有してもよい。
動作中に、走査ミラーシステム106のミラー107はいくつかの軸を中心に回転するので、光ビーム105は、光ビーム105を拡散するための拡散器を走査し、その結果、拡散された光ビームは、拡散された光波105−1、105−2等を有するようになる。いくつかの実施例によれば、光ビーム105は、矢印729により示されるパターンで拡散器を走査してもよい。特に、光ビーム105は、セル群720−1および720−2を交互に走査してもよい。より具体的に、光ビーム105は、例えば、第1群720−1のセルを走査し、その後第2群720−2のセルを走査し、再び第1群720−1のセルを走査してもよい。いくつかの実施例では、第1セル群720−1および第2セル群720−2のセルは、前述の走査プロセスを容易に行えるように、拡散器に配置および/また配列してもよい。
いくつかの実施例によれば、拡散器は動作中に固定状態であってもよく、また、走査ミラーシステム106は、光ビーム105が拡散器を走査するように設置してもよい。いくつかの実施例によれば、光ビーム105は、セル719−aの最大寸法に実質的に類似する直径を有するフットプリント(すなわち、スポットサイズ)731を有してもよい。いくつかの実施例によれば、光ビーム105は、ガウス光強度分布を有することができ、ここで、スポットサイズ731は、最大光強度の約1/2に対応してもよい。いくつかの実施例では、当該最大光強度は、スポットサイズ731の中心で取得および/または測定してもよい。なお、ガウス強度分布により、特定のセル719−aに向けられている光ビーム105の一部は、少なくともいくつかの隣接するセル719−aを照らし、そのため、当該セルの後ろに位置する微少焦点要素をも照らす。この特徴には、拡散器を備える従来の光学システムにおいてはモワレ模様を引き起こすという逆効果もあるが、隣接するセルからの拡散された光ビームが実質的に互いに干渉しないという本開示の実施例により解消することができる。
図8に移り、より具体的に、光偏光格子818を説明する。当該要素818は、セル群820−1および820−2にグループ化される各セル819−aを備えてもよい。第1セル群820−1(例えば、セル819−1、819−2等)は、斜線により特定され、その一方、第2セル群820−2(例えば、セル819−3、819−4等)は、斜線が施されていない。いくつかの実施例では、各セル819−aは、三角形状を有することができる。当該要素818において、複数のセル819−aは、微少焦点レンズの配列(例えば、配列117および/または217)のうち対応する各微少焦点レンズ、または、マイクロミラーの配列(例えば、配列527および/または627)のうち対応する各マイクロミラーに関連づけてもよい(例えば、上に配置したり、最も近くに設置してもよい)。例えば、本図面において、破線は、各セル819−aの周りの境界を表してもよく、その一方、実線は、各レンズまたはミラーに関連づけられたいくつかのセル819−aの周りの境界を表してもよい。よって、本実施例において、各レンズまたはミラーは、6つのセル819−aに関連づけられてもよい。しかし、実施例は本文脈に限定されず、レンズまたはミラーは、任意の数のセル819−aに関連づけられてもよい(ただし、当該セル819−aの数は、少なくとも1つとする)。
図9に移り、より具体的に、光偏光格子918を説明する。当該要素918は、セル群920−1および920−2にグループ化されるセル919−aを備えてもよい。第1セル群920−1(例えば、セル919−2、919−4、919−6および919−8などを含む)は、斜線により特定され、その一方、第2セル群920−2(例えば、セル919−1、919−3、919−5、919−7および919−9など)は、斜線が施されていない。いくつかの実施例では、各セル919−aは、正方形状を有することができる。また、セルの配列の全体の形状は、正方形であってもよい。いくつかの実施例によれば、微少焦点レンズの配列(例えば、配列117および/または217)の各微少焦点レンズ、または、マイクロミラーの配列(例えば、配列527および/または627)の各マイクロミラーは、各セル919−aに実質的に類似する正面形状および/または大きさを有してもよい。
図10に移り、より具体的に、光偏光格子1018を説明する。当該要素1018は、セル群1020−1および1020−2にグループ化される各セル1019−aを備えてもよい。第1セル群1020−1(例えば、セル1019−1、1019−3等)は、斜線により特定され、その一方、第2セル群1020−2(例えば、セル1020−2、1020−4等)は、斜線が施されていない。いくつかの実施例では、各セル1020−aは、三角形状を有することができる。当該要素1018において、複数のセル1019−aは、微少焦点レンズの配列(例えば、配列117および/または217)のうち対応する各微少焦点レンズ、または、マイクロミラーの配列(例えば、配列527および/または627)のうち対応する各マイクロミラーに関連づけてもよい(例えば、上に配置したり、最も近くに設置してもよい)。例えば、本図面において、破線は、各セル1019−aの周りの境界を表してもよく、その一方、実線は、各レンズまたはミラーに関連づけられたいくつかのセル1019−aの周りの境界を表してもよい。よって、本実施例において、各レンズまたはミラーは、4つのセル1019−aに関連づけられてもよい。しかし、実施例は本文脈に限定されず、レンズまたはミラーは、任意の数のセル1019−aに関連づけられてもよい(ただし、当該セル1019−aの数は、少なくとも1つとする)。
いくつかの実施例によれば、拡散器におけるセル(例えば、セル119−a、319−a、ミラー部323、セル519−a、719−a、819−a、919−aおよび/または1019−a)の正面形状は、ここに示されていない他の形状を有してもよい。例えば、当該形状は、円形、八角形、長円形などであってもよい。
さらに、いくつかの実施例では、拡散器(例えば、拡散器118、218、318、418、518、618)は、直線的な横輪郭を持つように示されている(例えば、図1−6参照)。ただし、いくつかの実施例によれば、拡散器は、曲線状の輪郭(例えば、実質的に球形の、半球形のまたは放物線状の輪郭)を有し得る。いくつかの実施例では、拡散器の輪郭は、セル(例えば、セル119−a、323−a、519−aなど)が走査ミラーシステム106から実質的に等しい距離内となるようにしてもよい。
図11は、本開示の実施例に従って光ビームを拡散するための論理フロー1100を示す。論理フロー1100は、ブロック1110「光ビームを受ける」から始めてもよい。ブロック1110において、走査ミラーシステム106は、光ビームを受けてもよい。例えば、システム106は、光ビーム105を光源103から受けてもよい。いくつかの実施例では、光ビーム105は、干渉性の光ビームおよび/または直線偏光の光ビームであってもよい。
ブロック1120「光ビームに拡散器を走査させる」へ進む。ブロック1120において、走査ミラーシステム106が作動し、光ビーム105が拡散器(例えば、拡散器111、211、311、411、511、611など)を走査する。特に、システム106のミラー107は、いくつかの軸を中心に回転し、光ビームの波を拡散器の別々の部分へ反射してもよい。例えば、システム106は、光ビームの(単一または複数の)第1波を拡散器の光偏光格子の第1セルへ、また、光ビームの(単一または複数の)第2波を拡散器の光偏光格子の第2セルへ反射してもよい。
ブロック1130「光ビームの部分間で偏光差をつける」へ進む。ブロック1130において、偏光格子(例えば、118、318、518など)は、光ビーム105の少なくとも1つの波の偏光を変化させ、光ビーム105の部分(例えば、波など)間で偏光に差をつけてもよい。例えば、要素118は、波105−1の偏光を変化させ、波105−1と波105−2との間で偏光の差ができるようにする。
ブロック1140「光ビームを拡散する」へ進む。ブロック1140において、拡散器(例えば、拡散器111、211、311、411、511、611など)は、光ビーム(偏光差をつけた部分を含む)を拡散させることにより、光ビームの少なくとも2つの波を視点において交わらせるようにしてもよい。いくつかの実施例では、視点において交わるように拡散された波は、実質的に直交する偏光を有し、当該波間の干渉が減少する。例えば、光波105−1および105−2は、点121において交わるように拡散される。しかし、波105−1および105−2は、直交する偏光を有するので、点121において実質的には干渉しない。よって、光ビーム105により投影される画像内のモワレ模様は抑制される。
図12は、本開示の実施例に従って定められる拡散器を製造するための論理フロー1200を示し、その一方、図13は、製造工程途中の拡散器1311を示す。論理フロー1200は、拡散器1311と併せて説明する。特に、図12−13は、合わせて説明する。ただし、論理フロー1200は、本開示に係るさまざまな拡散器のうち任意のもの(例えば、拡散器111、211、311、411、511および/または611)の製造に適用してもよい。実施例は、本文脈に限定されない。
論理フロー1200は、ブロック1210から始めてもよい。ブロック1210「基板および配向層を設ける」において、基板113および配向層133を設けてもよい。いくつかの実施例によれば、配向層133は、基板113上に堆積してもよい。いくつかの実施例によれば、配向層133は、ポリマー系材料から構成してもよい。いくつかの実施例によれば、配向層133は、例えば熱を用いて、硬化してもよい。
ブロック1220「光偏光格子層を基板上に形成する」へ進み、光偏光格子層(例えば、格子118)を、基板113上に形成してもよい。例えば、光軸は、配向層133内に定義してもよい。特に、配向層133には、マスキングを施し、紫外線(UV)照射を施し、光軸を形成するようにしてもよい。その後、光偏光層を、配向層133上に、堆積または積層などしてもよい。例えば、液晶ポリマーを、層133上に堆積してもよい。ポリマーの性質上、その光軸は、層133内に定義される光軸に合わせて並ぶようになる。光偏光材料は、例えばUV光を当てて、硬化してもよい。いくつかの実施例では、光偏光材料は、UV光を当てて、架橋してもよい。このように、要素118のセル119−1、119−2等を形成してもよい。
ブロック1230「微少焦点要素の材料を光偏光層上に堆積する」へ進み、微少焦点要素の材料を、要素118の材料上に堆積する。
ブロック1240「マスター基板を設ける」へ進み、マスター基板135を設ける。マスター基板135は、微少焦点要素を形成する型または模様であってもよい。マスター基板は、銅、ニッケル、ガラス、ポリマーなどから構成してもよい。
ブロック1250「微少焦点要素を形成する」へ進み、微少焦点要素117を形成してもよい。例えば、微少焦点要素117は、加圧、熱エンボス加工または同様の工程により、形成してもよい。また、微少焦点要素117は、例えばUV光を当てて、硬化してもよい。いくつかの実施例では、反射面を、要素117上に(例えば、反射要素、ミラー要素などを形成するために)堆積してもよい。例えば、反射面は、アルミニウム、銀、金、保護用耐食物質またはこれらの組み合わせから構成してもよい。この保護用耐食物質は、二酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸化チタンまたは五酸化タンタル、あるいはこれらの組み合わせから構成してもよい。
図14は、記憶媒体2000の実施形態を示す。記憶媒体2000は、製造物から構成してもよい。いくつかの実施例では、記憶媒体2000は、任意の非一過性コンピュータ可読媒体または機械可読媒体(例えば、光学式、磁気式または半導体記憶装置)を含んでもよい。記憶媒体2000は、様々な種類のコンピュータ実行可能命令(例えば、2002)を記憶してもよい。例えば、記憶媒体2000は、テクニック1100を実行するための様々な種類のコンピュータ実行可能命令を記憶してもよい。別の実施例として、記憶媒体2000は、テクニック1200を実行するための様々な種類のコンピュータ実行可能命令を記憶してもよい。
コンピュータ可読または機械可読記憶媒体の実施例としては、電子データを記憶することができる任意の有形媒体(揮発性メモリまたは不揮発性メモリ、着脱可能または着脱不可能メモリ、消去可能または消去不可能メモリ、書き込み可能または書き換え可能メモリ等を含む)が挙げられる。コンピュータ実行可能命令の実施例のとしては、任意の適切な種類のコード(例えば、ソースコード、コンパイルコード、解釈コード、実行可能コード、静的コード、動的コード、オブジェクト指向コード、視覚コード等)が挙げられる。当該実施例は、本文脈に限定されない。
図15は、例示的なシステムの実施形態の図であり、特に、プラットフォーム3000を示す。このプラットフォーム3000は、様々な要素を備えてもよい。例えば、当該図面は、プラットフォーム(システム)3000は、以下の構成要素を備えてもよいことを示している。すなわち、プロセッサ/グラフィックスコア3002、チップセット/プラットフォームコントロールハブ(PCH)3004、入力/出力(I/O)装置3006、ランダムアクセスメモリ(RAM)(例えば、ダイナミックRAM(DRAM))3008、読み出し専用メモリ(ROM)3010、表示用電子機器3020、プロジェクタ3022(例えば、拡散器111、211、311、411、511、611などを含む)および他の様々なプラットフォーム構成要素3014(例えば、ファン、クロスフロー式ブロワ、ヒートシンク、DTMシステム、冷却システム、筐体、通気孔等)を備えてもよい。システム3000はまた、無線通信チップ3016およびグラフィックス装置3018を備えてもよい。ただし、当該実施形態は、これらの要素に限定されない。
示されているように、I/O装置3006、RAM3008およびROM3010は、チップセット3004を介してプロセッサ3002に結合されている。チップセット3004は、バス3012によりプロセッサ3002に結合されてもよい。よって、バス3012は、複数の線を備えてもよい。
プロセッサ3002は、1つ以上のプロセッサコアから構成される中央処理装置であってもよく、また、任意の数のプロセッサコアを有する任意の数のプロセッサを備えてもよい。プロセッサ3002は、任意の種類の処理ユニット(例えば、CPU、マルチプロセッシングユニット、縮小命令セットコンピュータ(RISC)、パイプラインを有するプロセッサ、複雑命令セットコンピュータ(CISC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)等)を備えてもよい。いくつかの実施形態において、プロセッサ3002は、別個の集積回路チップに設置された複数の別個のプロセッサであってもよい。プロセッサ3002が、統合グラフィックスを有するプロセッサであってもよい実施形態もあれば、プロセッサ3002が、単一または複数のグラフィックスコアであってもよい実施形態もある。
実施形態によっては、「一実施形態(one embodiment)」または「一つの実施形態(an embodiment)」という表現(これらの派生語を含む)を用いて説明している場合もある。これらの用語は、当該実施形態に関して説明される特定の特徴、構造または特性が、少なくとも1つの実施形態に含まれているということを意味している。明細書の様々な箇所に「一実施形態において」という表現があっても、必ずしも同一の実施形態に言及しているわけではない。さらに、実施形態によっては、「結合され(coupled)」および「接続され(connected)」という表現(これらの派生語を含む)を用いて説明している場合もある。これらの用語は、必ずしも互いの同義語を指すわけではない。例えば、いくつかの実施形態では、「接続され」および/または「結合され」という用語を用いて、2つ以上の要素が、物理的または電気的に互いに直接接触していることを示す場合もある。ただし、「結合され」という用語はまた、2つ以上の要素が、互いに直接接触してはいないが、互いに協働または作用しあうことを意味する場合もある。さらに、異なる実施形態の様態や要素を、組み合わせる場合もある。
本開示の要約は、読み手に本開示の技術内容の本質を素早く理解してもらうことを目的に設けられていることを強調しておく。当該要約は、請求項の範囲または意味を解釈または限定するためには用いられないという理解のもと提出されている。また、前述の詳細な説明において、本開示を簡素化する目的で、様々な特徴が単一の実施形態にまとめてグループ化されている。この開示方法は、請求された実施形態が各請求項に明示的に記載されたものよりも多くの特徴を必要とするという意図を示すものとして解釈されるものではない。むしろ、以下の請求項が示すように、進歩的な主題は、開示された単一の実施形態のすべての特徴よりも少ない。よって、以下の請求項は、詳細な説明に組み込まれ、各請求項は別個の実施形態として独立する。最後に追記されている請求項において、「含む/備える/有する(including)」および「〜における/を特徴とする(in which)」という用語は、それぞれ「含む/備える/有する(comprising)」および「〜における/を特徴とする(wherein)」の簡潔な英語の同等用語として用いられる。さらに、「第1」、「第2」、「第3」等の用語は、単に表示として用いられ、それらの対象物に対して数的要件を課すものではない。
上述の説明には、開示された構成の実施例が含まれている。もちろん、構成要素および/または方法論の考えられるあらゆる組み合わせを説明することは不可能だが、当業者は、さらにたくさんの組み合わせおよび置き換えが可能であると考えるだろう。よって、新規な構成は、最後に追記されている請求項の趣旨および範囲内のすべての変更、修正および変形を含むものとする。ここで、詳細な開示は、さらなる実施形態に関する実施例の説明に移る。以下に示す実施例は、限定を意図するものではない。
実施例1.
光ビームを受け、前記光ビームの一部分の偏光を変化させる光偏光格子と、
前記光偏光格子に光学的に結合され、前記光ビームを拡散する微少焦点要素の配列と
を備える装置。
実施例2.
請求項1に記載の装置において、
前記光偏光格子は、複数のセルを備え、
前記複数のセルの第1群は、前記光ビームの少なくとも第1波の偏光を変化させる、装置。
実施例3.
請求項2に記載の装置において、
前記複数のセルの第2群は、前記光ビームのうちの実質的に最初の偏光を有する少なくとも第2波を透過させる、装置。
実施例4.
請求項3に記載の装置において、
前記微少焦点要素の配列は、前記第1および第2波を点で交わるように拡散する、装置。
実施例5.
請求項3に記載の装置において、
前記第1波の偏光および前記第2波の前記偏光は、前記点において実質的に非干渉である、装置。
実施例6.
請求項3に記載の装置において、
前記第1群における前記複数のセルの光軸の配向は、前記第2群における前記複数のセルの光軸の配向とは異なる、装置。
実施例7.
請求項3に記載の装置において、
前記第1群における前記複数のセルは、少なくとも第1材料から構成され、
前記第2群における前記複数のセルは、少なくとも第2材料から構成され、
前記第1材料は、前記第2材料とは異なる、装置。
実施例8.
請求項3に記載の装置において、
前記第1群における前記複数のセルは、実質的に透過性である材料から構成され、
前記第2群における前記複数のセルは、反射材から構成される、装置。
実施例9.
請求項3に記載の装置において、
前記光ビームは、干渉性であり、かつ直線偏光を有し、
前記光ビームの拡散された前記第1波は、第1直線偏光を有し、
前記光ビームの拡散された前記第2波は、前記第1直線偏光に対して直交する第2直線偏光を有する、装置。
実施例10.
請求項3に記載の装置において、
前記光ビームは、円偏光または楕円偏光を有し、
前記光ビームの拡散された前記第1波は、第1円偏光または楕円偏光を有し、
前記光ビームの拡散された前記第2波は、前記第1円偏光または楕円偏光とは逆の左右像を有する第2円偏光または楕円偏光を有する、装置。
実施例11.
請求項3に記載の装置において、
前記微少焦点要素の配列の各要素は、前記複数のセルのうち少なくとも1つのセルに関連づけられる、装置。
実施例12.
請求項3に記載の装置において、
前記第1群または前記第2群の少なくとも前記セルは、実質的に矩形または六角形または円形または三角形の正面形状を有する、装置。
実施例13.
請求項1に記載の装置において、
前記光偏光格子は、四分の一波長板、半波長板、液晶材料、光配向液晶材料または光配向架橋性液晶材料から構成される、装置。
実施例14.
請求項1に記載の装置において、
前記光偏光格子は、前記微少焦点要素の配列に光学的に結合され、前記光ビームの前記一部分の前記偏光が変化した後、前記光ビームを拡散する、装置。
実施例15.
請求項1に記載の装置において、
前記微少焦点要素は、少なくとも1つのマイクロレンズまたはマイクロミラーから構成される、装置。
実施例16.
請求項1に記載の装置において、
前記微少焦点要素の配列は、実質的に半球形の形状を有する、装置。
実施例17.
光拡散器と、
光ビームを受け、前記光ビームに前記光拡散器を走査させる走査ミラーシステムと
を備えるシステムであり、
前記光拡散器は、
光ビームを受け、前記光ビームの一部分の偏光を変化させる光偏光格子と、
前記光偏光格子に光学的に結合され、光ビームを拡散する微少焦点要素の配列と
を有する、システム。
実施例18.
請求項17に記載のシステムにおいて、
前記光ビームを発する光源
を備えるシステム。
実施例19.請求項17に記載のシステムにおいて、
前記走査ミラーシステムは、少なくとも1つの軸を中心に回転するミラーを備え、前記光ビームに前記光拡散器を走査させる、システム。
実施例20.
請求項17に記載のシステムにおいて、
前記光偏光格子は、複数のセルを備え、
前記複数のセルの第1群は、前記光ビームの少なくとも第1波の偏光を変化させる、システム。
実施例21.
請求項20に記載のシステムにおいて、
前記複数のセルの第2群は、前記光ビームのうちの実質的に最初の偏光を有する少なくとも第2波を透過させる、システム。
実施例22.
請求項21に記載のシステムにおいて、
前記微少焦点要素の配列は、前記第1および第2波を点で交わるように拡散する、システム。
実施例23.
請求項21に記載のシステムにおいて、
前記第1波の偏光および前記第2波の前記偏光は、前記点において実質的に非干渉である、システム。
実施例24.
請求項21に記載のシステムにおいて、
前記第1群における前記複数のセルの光軸の配向は、前記第2群における前記複数のセルの光軸の配向とは異なる、システム。
実施例25.
請求項21に記載のシステムにおいて、
前記第1群における前記複数のセルは、少なくとも第1材料から構成され、
前記第2群における前記複数のセルは、少なくとも第2材料から構成され、
前記第1材料は、前記第2材料とは異なる、システム。
実施例26.
請求項21に記載のシステムにおいて、
前記第1群における前記複数のセルは、実質的に透過性である材料から構成され、
前記第2群における前記複数のセルは、反射材から構成される、システム。
実施例27.
請求項21に記載のシステムにおいて、
前記光ビームは、干渉性であり、かつ直線偏光を有し、
前記光ビームの拡散された前記第1波は、第1直線偏光を有し、
前記光ビームの拡散された前記第2波は、前記第1直線偏光に対して直交する第2直線偏光を有する、システム。
実施例28.
請求項21に記載のシステムにおいて、
前記光ビームは、円偏光または楕円偏光を有し
前記光ビームの拡散された前記第1波は、第1円偏光または楕円偏光を有し、
前記光ビームの拡散された前記第2波は、前記第1円偏光または楕円偏光とは逆の左右像を有する第2円偏光または楕円偏光を有する、システム。
実施例29.
請求項21に記載のシステムにおいて、
前記微少焦点要素の配列の各要素は、前記複数のセルのうち少なくとも1つのセルに関連づけられる、システム。
実施例30.
請求項21に記載のシステムにおいて、
前記第1群または前記第2群の少なくとも前記セルは、実質的に矩形の、六角形の、円形の、または三角形の正面形状を有する、システム。
実施例31.
請求項17に記載のシステムにおいて、
前記光偏光格子は、四分の一波長板、半波長板、液晶材料、光配向液晶材料または光配向架橋性液晶材料から構成される、システム。
実施例32.
請求項17に記載のシステムにおいて、
前記光偏光格子は、前記微少焦点要素の配列に光学的に結合され、前記光ビームの前記一部分の前記偏光が変化した後、前記光ビームを拡散する、システム。
実施例33.
請求項17に記載のシステムにおいて、
前記微少焦点要素は、少なくとも1つのマイクロレンズまたはマイクロミラーから構成される、システム。
実施例34.
請求項17に記載のシステムにおいて、
前記微少焦点要素の配列は、実質的に半球形の形状を有する、システム。
実施例35.
請求項17に記載のシステムにおいて、
前記微少焦点要素の配列は、前記走査ミラーシステムと前記光偏光格子との間に配置される、システム。
実施例36.
請求項17に記載のシステムにおいて、
前記光偏光格子は、前記走査ミラーシステムと前記微少焦点要素の配列との間に配置される、システム。
実施例37.
光源からの光ビームを受ける工程と、
前記光ビームの第1部分の偏光を変化させる工程と、
前記光ビームを拡散し、前記光ビームの前記第1部分と前記光ビームの第2部分とを視点へ透過させる工程と
を備える方法。
実施例38.
請求項37に記載の方法において、
前記光ビームの前記第1部分および前記光ビームの前記第2部分は、前記視点において異なる偏光を有する、方法。
実施例39.
請求項38に記載の方法において、
前記光ビームの前記第1部分の前記偏光は、前記光ビームの前記第2部分の前記偏光に対して直交する、方法。
実施例40.
請求項38に記載の方法において、
前記光ビームの前記第1部分の前記偏光は、前記光ビームの前記第2部分の前記偏光とは逆の左右像を有する、方法。
実施例41.
請求項38に記載の方法において、
前記光ビームを拡散する前に、前記光ビームの前記一部分の前記偏光を変化させる工程
を備える方法。
実施例42.
光偏光格子を基板上に堆積する工程と、
透過基板を前記光偏光要素上に堆積する工程と、
型取りしたマスクを用いて前記透過基板を模様付けする工程と
を備える方法であり、
前記光偏光格子は、第1光偏光領域と、第2光偏光領域とを有し、
前記第1光偏光領域および前記第2光偏光領域は、前記第1光偏光領域に入射する光の第1波と前記第2光偏光領域に入射する光の第2波との間で前記偏光に差をつけるように構成されている、方法。
実施例43.
請求項42に記載の方法において、
前記透過基板を硬化する工程を備える方法。
実施例44.
請求項43に記載の方法において、
前記透過基板を模様付けする工程を備える方法であって、
熱エンボス、型打ちまたは加圧により、微少模様付き表面を作る、方法。
実施例45.
請求項44に記載の方法において、
前記透過基板を硬化する工程により、前記微少模様付き表面を硬化する、方法。
実施例46.
請求項45に記載の方法において、
前記マスクは、ローラー上に設置され、
前記透過基板を模様付けする工程は、
前記ローラーを回転軸を中心に回転させる工程と、
前記基板を前記ローラーに対して押圧する工程と、
前記基板を動かし、前記基板の様々な領域に模様付けする工程と
を含む、方法。
実施例47.
少なくとも1つの非一過性コンピュータ可読記憶媒体であって、
プロセッサにより実行されると、前記プロセッサに請求項37−46のいずれか一つの方法を実行させる命令を備える、非一過性コンピュータ可読記憶媒体。
実施例48.
請求項37−46のいずれか一つの方法を実行する手段を備える装置。
実施例49.
光ビームの複数の波を受ける光偏光格子と、
前記光偏光格子に光学的に結合され、前記光ビームを拡散する微少焦点要素の配列とを備えるシステムであり、
前記複数の波は、それぞれ初期偏光を有し、
前記光偏光格子は、複数のセルを備え、
前記複数のセルの第1群は、前記複数の波のうち少なくとも第1波の前記初期偏光を変化させ、
前記複数のセルの第2群は、前記複数の波のうち前記初期偏光を有する少なくとも第2波を透過させる、システム。
実施例50.
請求項49に記載のシステムにおいて、
前記光ビームを受け、前記光ビームに前記光偏光格子を走査させる走査ミラーシステムを備える、システム。
実施例51.
請求項50に記載のシステムにおいて、
前記微少焦点要素の配列は、前記複数の波のうち、前記第1波および前記第2波を点で交わるように拡散し、
前記第1波の偏光と前記第2波の前記偏光は、前記点において実質的に非干渉である、システム。
実施例52.
請求項51に記載のシステムにおいて、
前記初期偏光は、直線偏光であり、
前記複数のセルの前記第1群は、前記複数の波のうち少なくとも前記第1波の前記初期偏光を変化させ、前記初期偏光に対して直交になるようにする、システム。
実施例53.
請求項51に記載のシステムにおいて、
前記初期偏光は、円偏光であり、
前記複数のセルの前記第1群は、前記複数の波のうち少なくとも前記第1波の前記偏光の左右像を変化させる、システム。

Claims (25)

  1. 光ビームを受け、前記光ビームの一部分の偏光を変化させる光偏光格子と、
    前記光偏光格子に光学的に結合され、前記光ビームを拡散する微少焦点要素の配列と
    を備える装置。
  2. 前記光偏光格子は、複数のセルを備え、
    前記複数のセルの第1群は、前記光ビームの少なくとも第1波の偏光を変化させる、請求項1に記載の装置。
  3. 前記複数のセルの第2群は、前記光ビームのうちの実質的に最初の偏光を有する少なくとも第2波を透過させる、請求項2に記載の装置。
  4. 前記微少焦点要素の配列は、前記第1および第2波を点で交わるように拡散する、請求項3に記載の装置。
  5. 前記第1波の偏光および前記第2波の前記偏光は、前記点において実質的に非干渉である、請求項4に記載の装置。
  6. 前記第1群における前記複数のセルの光軸の配向は、前記第2群における前記複数のセルの光軸の配向とは異なる、請求項3から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記第1群における前記複数のセルは、少なくとも第1材料から構成され、
    前記第2群における前記複数のセルは、少なくとも第2材料から構成され、
    前記第1材料は、前記第2材料とは異なる、請求項3から6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記第1群における前記複数のセルは、実質的に透過性である材料から構成され、
    セルの前記第2群における前記複数のセルは、反射材から構成される、請求項3から7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記光ビームは、干渉性であり、かつ直線偏光を有し、
    前記光ビームの拡散された前記第1波は、第1直線偏光を有し、
    前記光ビームの拡散された前記第2波は、前記第1直線偏光に対して直交する第2直線偏光を有する、請求項3から8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記光ビームは、円偏光または楕円偏光を有し、
    前記光ビームの拡散された前記第1波は、第1円偏光または楕円偏光を有し、
    前記光ビームの拡散された前記第2波は、前記第1円偏光または楕円偏光とは逆の左右像を有する第2円偏光または楕円偏光を有する、請求項3から8のいずれか一項に記載の装置。
  11. 光拡散器と、
    光ビームを受け、前記光ビームに前記光拡散器を走査させる走査ミラーシステムと
    を備えるシステムであり、
    前記光拡散器は、
    光ビームを受け、前記光ビームの一部分の偏光を変化させる光偏光格子と、
    前記光偏光格子に光学的に結合され、光ビームを拡散する微少焦点要素の配列と
    を有する、システム。
  12. 前記走査ミラーシステムは、少なくとも1つの軸を中心に回転するミラーを備え、前記光ビームに前記光拡散器を走査させる、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記光偏光格子は、複数のセルを備え、
    前記複数のセルの第1群は、前記光ビームの少なくとも第1波の偏光を変化させ、
    前記複数のセルの第2群は、前記光ビームのうちの実質的に最初の偏光を有する少なくとも第2波を透過させる、請求項11又は12に記載のシステム。
  14. 前記微少焦点要素の配列は、前記第1および第2波を点で交わるように拡散し、
    前記第1波の偏光および前記第2波の前記偏光は、前記点において実質的に非干渉である、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記微少焦点要素の配列は、前記走査ミラーシステムと前記光偏光格子との間に配置される、請求項11から14のいずれか一項に記載のシステム。
  16. 前記光偏光格子は、前記走査ミラーシステムと前記微少焦点要素の配列との間に配置される、請求項11から15のいずれか一項に記載のシステム。
  17. 光源からの光ビームを受ける工程と、
    前記光ビームの第1部分の偏光を変化させる工程と、
    前記光ビームを拡散し、前記光ビームの前記第1部分と前記光ビームの第2部分とを視点へ透過させる工程と
    を備える方法。
  18. 前記光ビームの前記第1部分および前記光ビームの前記第2部分は、前記視点において異なる偏光を有する、請求項17に記載の方法。
  19. 光源からの光ビームを受ける手段と、
    前記光ビームの第1部分の偏光を変化させる手段と、
    前記光ビームを拡散し、前記光ビームの前記第1部分と前記光ビームの第2部分とを視点へ透過させる手段と
    を備える装置。
  20. 前記光ビームを拡散する前に、前記光ビームの前記部分の前記偏光を変化させる手段を備える、請求項19に記載の装置。
  21. 光ビームの複数の波を受ける光偏光格子と、
    前記光偏光格子に光学的に結合され、前記光ビームを拡散する微少焦点要素の配列と
    を備えるシステムであり、
    前記複数の波は、それぞれ初期偏光を有し、
    前記光偏光格子は、複数のセルを備え、
    前記複数のセルの第1群は、前記複数の波のうち少なくとも第1波の前記初期偏光を変化させ、
    前記複数のセルの第2群は、前記複数の波のうち前記初期偏光を有する少なくとも第2波を透過させる、システム。
  22. 前記光ビームを受け、前記光ビームに前記光偏光格子を走査させる走査ミラーシステムを備える、請求項21に記載のシステム。
  23. 前記微少焦点要素の配列は、前記複数の波のうち、前記第1波および前記第2波を点で交わるように拡散し、
    前記第1波の偏光と前記第2波の前記偏光は、前記点において実質的に非干渉である、請求項22に記載のシステム。
  24. 前記初期偏光は、直線偏光であり、
    前記複数のセルの前記第1群は、前記複数の波のうち少なくとも前記第1波の前記初期偏光を変化させ、前記初期偏光に対して直交になるようにする、請求項23に記載のシステム。
  25. 前記初期偏光は、円偏光であり、
    前記複数のセルの前記第1群は、前記複数の波のうち少なくとも前記第1波の前記偏光の左右像を変化させる、請求項23に記載のシステム。
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