JP2017144378A - 籾摺装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外部から搬入された籾を脱ぷする脱ぷ処理部44と、脱ぷ処理部44の上方に位置して、脱ぷ処理部44に投入される前に、籾を含む処理対象粒から夾雑物を除去する篩い式の上部側の選別部11とが備えられている。
【選択図】図3
Description
横軸芯周りで回転して籾を径方向外方側に案内する放射状の複数の羽根体と、
径方向外方側に案内された籾を受け取り、衝突によって玄米と籾殻とに分ける受止め部材と、
前記羽根体の内周側に位置して、外部から搬入された籾を回転軸芯方向に沿って分散させて、隣り合う前記羽根体同士の間の空間に案内する分散案内部材とを備え、
前記分散案内部材は、一粒あるいは複数粒の籾の径方向外方への通過を許容する横幅を有する籾通過部を前記回転軸芯方向において並列する状態で複数備えていると好適である。
図1〜図4に精米処理設備を示している。この設備は、建屋1の内部に、利用客が自由に行き来できる客室2と、管理者や保守点検員などの限定した人しか入ることができない機械室3とが、仕切壁4にて仕切られる状態で備えられている。
異物除去装置11について説明する。
図6及び図7に示すように、異物除去装置11は、前後方向に沿う第1横軸芯X1周りで回転する駆動輪体としての駆動ローラ25、第1横軸芯X1と平行な第2横軸芯X2周りで回転する従動輪体としての従動ローラ26、駆動ローラ25と従動ローラ26とにわたって巻回されるとともに、粒体としての処理対象粒を選別漏下する複数の通過孔27aを有する無端回動帯27、駆動ローラ25を回動駆動する電動モータ28、各部材を支持する支持枠体29等を備えている。
次に、籾摺部12について説明する。図8に示すように、籾摺部12は、籾を脱ぷするインペラ式の脱ぷ処理部44と、異物除去装置11から供給された処理対象粒(籾)を脱ぷ処理部44に案内する粒体案内部45とを備えている。
図8,9,10に示すように、脱ぷ処理部44は、横軸芯X3まわりで回転するインペラ部50と、インペラ部50の径方向内方側箇所に籾を供給する籾供給部51と、それらを覆う脱ぷケース52とを備えている。
図5、12に示すように、風選部13は、玄米と籾殻とが混在している脱ぷ処理部44からの処理物を流下案内する風選用案内部76と、風選用案内部76を流下する処理物に選別風を作用させて、処理物を玄米と籾殻とに分離させる風選作用部77とが備えられている。
脱ぷ処理部44の籾摺用の回転体としてのインペラ部50と、風選作用部77の送風用回転体としてのファン89とを伝動連結する動力伝達部としてのベルト伝動機構92が備えられている。ベルト伝動機構92は、平面視で、粒体案内部45及び風選用案内部76に対して、脱ぷ処理部44及び風選作用部77とは反対側の装置横外側部、すなわち、本体ケーシング47の前側壁47Bの外面に備えられている。ベルト伝動機構92に動力を付与する駆動部としての電動モータ62が風選用案内部76の下方に備えられている。
図12に示すように、籾摺部12の粒体案内部45と風選部13の風選用案内部76との間には、それらを仕切る仕切り部99が備えられている。そして、その仕切り部99の上部に、粒体案内部45の入口部21に供給された処理対象粒を粒体案内部45に供給する第1供給状態と、入口部21に供給された処理対象粒を風選用案内部76に供給する第2供給状態とに切り換え自在な切換機構100が備えられている。
前記本体ケーシング47の下方であって、支持台46の下方側内部にて囲まれた領域に、籾が投入された場合には籾摺処理及び風選処理が行われた後に、玄米が投入された場合には風選処理が行われた後に、処理対象粒に対して作用する揺動選別式の石抜機14が備えられている。この石抜機14については、詳述はしないが、供給された処理対象粒を揺動移送板104にて揺動移送しながら比重差により軽い玄米をそのまま流下させて一方側出口105から排出し、第2揚送コンベア18により上揚搬送する。揺動移送板104の下層側に重い小石等の夾雑物を、貯留しながら反対側出口106から排出させるようになっている。反対側出口106から排出される小石等の夾雑物は第2排出部としての第2回収容器107に回収される。
石抜機14による選別処理が終了した後の玄米は、第2揚送コンベア18によって上揚搬送され、精米部15に供給される。精米部15は、詳述はしないが、上部に、第2揚送コンベア18から供給される玄米を一時貯留する玄米ホッパー108と、玄米ホッパー108から供給される玄米の精米処理を精米処理部109とを備える。精米処理部109は、内部に精米室が形成され、その精米室の内部に駆動モータ110により縦軸芯周りで回転される精米ロール(図示せず)が備えられ、精米室に玄米が供給されて玄米から糠を取り除く精米処理が行われる。尚、詳述はしないが、精米室内の玄米が適正な圧力で精米されて、利用客が選択した精米白度に合った白度の米が得られるように、図示しない圧力調整機構にて圧力の調整が行われる。精米処理が終了して得られた白米は、白米ホッパー6に貯留され、その後、利用客が白米ホッパー6を開放することで別途用意した回収袋にて回収される。
(1)上記実施形態では、脱ぷ処理部44がインペラ式であり、インペラ羽根65の内周側に分散案内部材66が備えられる構成としたが、このような分散案内部材66を備えないインペラ式の籾摺処理部であってもよい。又、脱ぷ処理部としては、インペラ式ではなく、回転速度を異なる一対のロールを対向配置し、そのローラ間に籾を通過させて脱ぷするロール式の籾摺処理部であってもよい。
14 下部側の選別部(石抜機)
23 第1排出部(第1回収容器)
44 籾摺処理部
65 羽根体(インペラ羽根)
66 分散案内部材
69 受止め部材(籾案内ブロック体)
75 籾通過部
107 第2排出部(第2回収容器)
Claims (4)
- 外部から搬入された籾を脱ぷする籾摺処理部と、
前記籾摺処理部の上方に位置して、前記籾摺処理部に投入される前に、前記籾を含む処理対象粒から夾雑物を除去する篩い式の上部側の選別部とが備えられている籾摺装置。 - 前記籾摺処理部の下方に位置して、前記籾摺処理部から排出された玄米とその玄米に含まれる夾雑物とを選別する下部側の選別部が備えられている請求項1に記載の籾摺装置。
- 前記上部側の選別部にて除去された夾雑物が排出される第1排出部と、前記下部側の選別部にて選別された夾雑物を排出する第2排出部とが、横一側箇所に上下に並ぶ状態で備えられている請求項2に記載の籾摺装置。
- 前記籾摺処理部は、
横軸芯周りで回転して籾を径方向外方側に案内する放射状の複数の羽根体と、
径方向外方側に案内された籾を受け取り、衝突によって玄米と籾殻とに分ける受止め部材と、
前記羽根体の内周側に位置して、外部から搬入された籾を回転軸芯方向に沿って分散させて、隣り合う前記羽根体同士の間の空間に案内する分散案内部材とを備え、
前記分散案内部材は、一粒あるいは複数粒の籾の径方向外方への通過を許容する横幅を有する籾通過部を前記回転軸芯方向において並列する状態で複数備えている請求項1〜3のいずれか1項に記載の籾摺装置。
Priority Applications (1)
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JP2016027258A JP6739184B2 (ja) | 2016-02-16 | 2016-02-16 | 籾摺装置 |
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JP2016027258A JP6739184B2 (ja) | 2016-02-16 | 2016-02-16 | 籾摺装置 |
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JP (1) | JP6739184B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108970673A (zh) * | 2018-09-26 | 2018-12-11 | 东南大学 | 一种模块化智能现碾鲜米机 |
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2016
- 2016-02-16 JP JP2016027258A patent/JP6739184B2/ja active Active
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CN108970673A (zh) * | 2018-09-26 | 2018-12-11 | 东南大学 | 一种模块化智能现碾鲜米机 |
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