JP2016089994A - 液体封入制振装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液体封入制振装置10は、外壁12Aが弾性部材で構成された制振部12を有している。制振部12の内部には、第1連通路60によって互いに連通された2つの液室からなる第1液室群50Aと、第2連通路61によって互いに連通された2つの液室からなる第2液室群50Bとが設けられており、第1液室群50A及び第2液室群50Bは、制振部12の内部に設けられた隔壁40で区画されている。第1連通路60及び第2連通路61の流路断面積は互いに異なっている。隔壁40の厚さは、外壁12Aの厚さよりも薄くする。
【選択図】図2
Description
なお、隔壁の上記延伸方向における剛性を、制振部にあって上記延伸方向に延びる外壁の剛性よりも低くするには、例えば隔壁の厚さを外壁の厚さよりも薄くするとよい。この場合には隔壁の厚さが薄くされているため、その隔壁で区画された液室群を上記延伸方向に直交する方向に複数設けても、同延伸方向に直交する方向において液体封入制振装置の長さが長くなることを抑えることができる。従って、複数の周波数帯域における振動を減衰可能としつつ、液体封入制振装置を小型化することができるようになる。
第1液室群50Aは2つの液室で構成されており、それら2つの液室は、第1液室群50A内に設けられた第1連通路60によって互いに連通されている。また、第2液室群50Bも2つの液室で構成されており、それら2つの液室は、第2液室群50B内に設けられた第2連通路61によって互いに連通されている。そして、第1連通路60の流路断面積は、第2連通路61の流路断面積よりも小さくされている。
同図3に示すように、エンジン19から車体後方に伸びるように設けられた排気管21には、そのエンジン19側の部分に触媒24が、その管端付近の部分にマフラー25がそれぞれ設置されている。車体フロア20には、こうした排気管21の懸架位置22,23が複数(同図3の例では2つ)設けられている。ちなみに、同図3の例では、懸架位置22は、排気管21における触媒24の設置位置に、懸架位置23は、排気管21におけるマフラー25の設置位置に、それぞれ設けられている。そして、本実施形態の液体封入制振装置10は、それら懸架位置22,23のうち、最も排気管後端側の懸架位置23に設置される。
それらの図に示すように、車体フロア20への液体封入制振装置10の接続は、フロア取付部材26を介して行われる。フロア取付部材26は、円管形状に形成された金属製の円管部27と、その両側にそれぞれ固定された、L字型に折れ曲がった金属板材からなる2つの固定部28とを有する。そして、外筒部材11の外周に円管部27を外嵌するとともに、溶接やボルト、ビスによる締結などで固定部28を車体フロア20に固定することで、液体封入制振装置10が車体フロア20に接続されている。
図6に、液体封入制振装置10の減衰特性を示す。なお、図6に一点鎖線L1で示す曲線は、第1連通路60を有する上記第1液室群50Aのみを備える液体封入制振装置の減衰特性を示す。また、図6に二点鎖線L2で示す曲線は、第2連通路61を有する上記第2液室群50Bのみを備える液体封入制振装置の減衰特性を示す。そして、図6に実線L3で示す曲線は、上記第1液室群50A及び上記第2液室群50Bを備える本実施形態の液体封入制振装置10の減衰特性を示す。
(1)2つの液室を連通する連通路の流路断面積が互いに異なる第1液室群50A及び第2液室群50Bを備えているため、複数の周波数帯域における振動を減衰することができる。
(3)隔壁40の厚さを外壁12Aの厚さよりも薄くしているため、上記のごとく複数の周波数帯域における振動を減衰可能としつつ、液体封入制振装置10を小型化することができる。
・2つの液室群を設けるようにしたが、液室群を3つ以上設けてもよい。
・1つの液室群を2つの液室で構成したが、3つ以上の液室で構成してもよい。
・制振部12の外周および内周に、金属製の外筒部材11および内筒部材13を設けていたが、それらの一方または双方を割愛し、フロア取付部材26および排気管取付部材29の一方または双方に制振部12を直接取り付けるようにしてもよい。
・上記実施形態の液体封入制振装置10は、車体フロア20に対する排気管21の懸架位置に用いられていたが、それ以外の用途にも同様の構成の液体封入装置を採用することができる。
Claims (1)
- 液体が封入された液室を備えておりその外壁が弾性部材で構成された制振部を有しており、相対変位する2つの部材間に前記制振部が配設される液体封入制振装置において、
当該液体封入制振装置における前記2つの部材の一方の接続側から他方の接続側に至る方向を前記制振部の延伸方向としたとき、
前記制振部の内部には、連通路によって互いに連通された複数の前記液室からなる液室群が、前記延伸方向に直交する方向に複数設けられており、
隣り合う前記液室群は、前記制振部の内部に設けられた隔壁で区画されており、
前記連通路の流路断面積は、前記液室群毎に異なっており、
前記隔壁の前記延伸方向における剛性が、前記制振部にあって前記延伸方向に延びる外壁の剛性よりも低くなるように、前記隔壁は構成されている
ことを特徴とする液体封入制振装置。
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JP2014227141A JP2016089994A (ja) | 2014-11-07 | 2014-11-07 | 液体封入制振装置 |
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ID=56017307
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JP (1) | JP2016089994A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6288834A (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-23 | Bridgestone Corp | 防振装置 |
JPS62224744A (ja) * | 1986-03-27 | 1987-10-02 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | 液体封入式防振装置 |
JPH0522892U (ja) * | 1991-09-06 | 1993-03-26 | エヌ・オー・ケー・メグラステイツク株式会社 | 液体封入式マウント |
JP2000352437A (ja) * | 1999-06-11 | 2000-12-19 | Tokai Rubber Ind Ltd | 流体封入式筒形防振装置 |
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2014
- 2014-11-07 JP JP2014227141A patent/JP2016089994A/ja active Pending
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