JP2016082549A - ピーク抑圧装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】マルチキャリア信号のピーク抑圧を行う無線送信装置の回路規模を削減する技術を提供する。
【解決手段】ピーク抑圧装置7は、エンベロープ取得部22−1,22−2と、加算部23と、ピーク検出部24と、ピーク抑圧部5とを有する。エンベロープ取得部22−1,22−2は、マルチキャリア信号に含まれるキャリア信号のそれぞれのエンベロープを取得する。加算部23は、それぞれのエンベロープを加算して合成エンベロープを生成する。ピーク検出部24は、合成エンベロープ用いてマルチキャリア信号のピーク値及びピークタイミングを検出する。ピーク抑圧部5は、検出されたピーク値及びピークタイミングに基づいて、マルチキャリア信号のピークを抑圧する。
【選択図】図3
【解決手段】ピーク抑圧装置7は、エンベロープ取得部22−1,22−2と、加算部23と、ピーク検出部24と、ピーク抑圧部5とを有する。エンベロープ取得部22−1,22−2は、マルチキャリア信号に含まれるキャリア信号のそれぞれのエンベロープを取得する。加算部23は、それぞれのエンベロープを加算して合成エンベロープを生成する。ピーク検出部24は、合成エンベロープ用いてマルチキャリア信号のピーク値及びピークタイミングを検出する。ピーク抑圧部5は、検出されたピーク値及びピークタイミングに基づいて、マルチキャリア信号のピークを抑圧する。
【選択図】図3
Description
本発明は、ピーク抑圧装置に関する。
無線通信システムにおける無線送信装置には、送信信号の電力を増幅する増幅器(Power Amplifier;以下では「PA」と呼ぶことがある)が備えられている。無線送信装置では、一般的に、PAの電力効率を高めるために、PAの飽和領域付近でPAを動作させる。
また、近年、周波数の利用効率を向上させるために、無線送信装置から送信される信号を、互いに異なる複数のキャリア周波数の信号を含む「マルチキャリア信号」とすることがある。以下では、マルチキャリア信号に含まれる各キャリア周波数の信号を「キャリア信号」と呼ぶことがある。つまり、マルチキャリア信号は、複数のキャリア信号を含む。マルチキャリア信号の一例として、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号が挙げられる。
しかし、マルチキャリア信号は、ピーク電力対平均電力比(PAPR:Peak to Average Power Ratio)が高くなる傾向がある。このため、飽和領域付近で動作するPAにマルチキャリア信号が入力されると、PAの非線形歪の影響により、PAから出力される信号波形が歪んでしまう。
そこで、マルチキャリア信号を送信する無線送信装置では、PAに入力されるマルチキャリア信号のピーク振幅(以下では、単に「ピーク」と呼ぶことがある)をPAの入力前に予め抑圧する「ピーク抑圧」が行われる。
ピーク抑圧の手法の一つとして、図1に示すように、マルチキャリア信号の振幅波形においてピークが生じるタイミング(以下では、「ピークタイミング」と呼ぶことがある)に合わせて、マルチキャリア信号に抑圧信号を加えるものがある。マイナスの加算量である減算量、つまり、抑圧量は、ピーク値と目標値との差分から求められる。また、送信信号と同じ周波数帯域内に信号成分を持つインパルス応答信号が抑圧信号として用いられる。これにより、マルチキャリア信号のピークが目標値まで抑圧されるため、PAから出力される信号の線形性を維持できる。図1は、ピーク抑圧の一例を示す図である。
ここで、マルチキャリア信号において互いに隣接する2つのキャリア間の間隔(以下では「キャリア間隔」と呼ぶことがある)が広くなると、図2に示すように、マルチキャリア信号の時間軸方向での細かな振幅変動が激しくなる。このため、キャリア間隔が広くなると、目標値を超えるピークが、短時間の範囲に複数個、例えば8個検出されることがある。図2は、課題の説明に供する図である。
これに対し、8個のピークのそれぞれに合わせてマルチキャリア信号にインパルス応答信号を加えたのでは、ピークが目標値より大きく低下する過剰なピーク抑圧となってしまう。よって、目標値を超えるピークが短時間の範囲に複数個検出された場合は、インパルス応答信号を加えるタイミングを、それらのピークに対応する複数のピークタイミングのうちの1つに決定することが好ましい。しかしながら、マルチキャリア信号の様々な振幅パターンに合わせて、複数のピークタイミングの中から、インパルス応答信号を加える最適な1つのタイミングを決定するには、処理が複雑になって無線送信装置の回路規模が大きくなってしまう。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、マルチキャリア信号のピーク抑圧を行う無線送信装置の回路規模を削減することを目的とする。
開示の態様では、ピーク抑圧装置は、取得部と、加算部と、検出部と、抑圧部とを有する。前記取得部は、マルチキャリア信号に含まれる複数のキャリア信号それぞれの複数のエンベロープを取得する。前記加算部は、前記複数のエンベロープを加算して合成エンベロープを生成する。前記検出部は、前記合成エンベロープを用いて前記マルチキャリア信号のピーク値及びピークタイミングを検出する。前記抑圧部は、前記ピーク値及び前記ピークタイミングに基づいて、前記マルチキャリア信号のピークを抑圧する。
開示の態様によれば、マルチキャリア信号のピーク抑圧を行う無線送信装置の回路規模を削減することができる。
以下に、本願の開示するピーク抑圧装置の実施例を図面に基づいて説明する。なお、この実施例により本願の開示するピーク抑圧装置が限定されるものではない。また、各実施例において同一の機能を有する構成部には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[実施例1]
<無線送信装置の構成>
図3は、実施例1の無線送信装置の構成例を示すブロック図である。図3において、無線送信装置1は、ベースバンドユニット11−1,11−2と、遅延部12−1,12−2と、ピーク抑圧装置7と、乗算部14−1,14−2と、加算部15と、DAC(Digital to Analog Converter;デジタル−アナログ変換器)16とを有する。また、無線送信装置1は、アップコンバータ17と、PA18と、アンテナ19とを有する。
<無線送信装置の構成>
図3は、実施例1の無線送信装置の構成例を示すブロック図である。図3において、無線送信装置1は、ベースバンドユニット11−1,11−2と、遅延部12−1,12−2と、ピーク抑圧装置7と、乗算部14−1,14−2と、加算部15と、DAC(Digital to Analog Converter;デジタル−アナログ変換器)16とを有する。また、無線送信装置1は、アップコンバータ17と、PA18と、アンテナ19とを有する。
ピーク抑圧装置7は、乗算部21−1,21−2と、エンベロープ取得部22−1,22−2と、加算部23と、ピーク検出部24と、ピーク抑圧部5とを有する。
ピーク抑圧部5は、抑圧量算出部25と、抑圧量配分部26と、インパルス応答発生部27と、減算部13−1,13−2とを有する。
ベースバンドユニット11−1は、入力される送信データ1に対して符号化処理及び変調処理等のベースバンド処理を行って送信ベースバンド信号B1を生成し、生成した送信ベースバンド信号B1を遅延部12−1及び乗算部21−1へ出力する。ベースバンドユニット11−2は、入力される送信データ2に対して符号化処理及び変調処理等のベースバンド処理を行って送信ベースバンド信号B2を生成し、生成した送信ベースバンド信号B2を遅延部12−2及び乗算部21−2へ出力する。
ここで、送信データ1は、マルチキャリア信号のキャリア周波数f1に割り当てられるデータであり、送信データ2は、マルチキャリア信号のキャリア周波数f2に割り当てられるデータである。つまり、無線送信装置1では、複数の互いに異なるキャリア周波数f1,f2の信号を含むマルチキャリア信号を生成する。
図4は、実施例1のマルチキャリア信号の一例を示す図である。図4に示すように、マルチキャリア信号は、例えば、周波数f1のキャリアf1と、周波数f2のキャリアf2との2つのキャリアを有する。キャリアf1とキャリアf2とはキャリア間隔Δfで互いに隣接し、キャリアf1は中心周波数fcからΔf1だけシフトした位置にあり、キャリアf2は中心周波数fcからΔf2だけシフトした位置にある。
図3において、遅延部12−1は、送信ベースバンド信号B1を遅延量Dだけ遅延させ、遅延後の送信ベースバンド信号B1を減算部13−1へ出力する。遅延部12−2は、送信ベースバンド信号B2を遅延量Dだけ遅延させ、遅延後の送信ベースバンド信号B2を減算部13−2へ出力する。ここで、乗算部21−1,21−2、エンベロープ取得部22−1,22−2、加算部23、ピーク検出部24、抑圧量算出部25、抑圧量配分部26、及び、インパルス応答発生部27でのトータルの処理遅延量を「D」とする。
減算部13−1は、インパルス応答発生部27から入力されるインパルス応答信号を、遅延後の送信ベースバンド信号B1から減算して送信ベースバンド信号B1に対するピーク抑圧を行い、ピーク抑圧後の送信ベースバンド信号B1’を乗算部14−1へ出力する。減算部13−2は、インパルス応答発生部27から入力されるインパルス応答信号を、遅延後の送信ベースバンド信号B2から減算して送信ベースバンド信号B2に対するピーク抑圧を行い、ピーク抑圧後の送信ベースバンド信号B2’を乗算部14−2へ出力する。
乗算部14−1は、ピーク抑圧後の送信ベースバンド信号B1’にキャリア周波数f1を乗算してピーク抑圧後のキャリア信号C1’を生成し、生成したキャリア信号C1’を加算部15へ出力する。乗算部14−2は、ピーク抑圧後の送信ベースバンド信号B2’にキャリア周波数f2を乗算してピーク抑圧後のキャリア信号C2’を生成し、生成したキャリア信号C2’を加算部15へ出力する。
加算部15は、キャリア信号C1’とキャリア信号C2’とを加算して合成し、加算後の合成信号CBをDAC16へ出力する。よって、加算部15から出力される合成信号CBは、キャリア周波数f1のキャリア信号C1のピークが抑圧された信号と、キャリア周波数f2のキャリア信号C2のピークが抑圧された信号とが合成されたマルチキャリア信号となる。つまり、加算部15から出力される合成信号CBは、ピーク抑圧が為されたマルチキャリア信号となる。
DAC16は、ピーク抑圧後のマルチキャリア信号をデジタル信号からアナログ信号に変換してアップコンバータ17へ出力する。
アップコンバータ17は、アナログのマルチキャリア信号をアップコンバートし、アップコンバート後のマルチキャリア信号をPA18へ出力する。
PA18は、アップコンバート後のマルチキャリア信号の電力を増幅し、電力増幅後のマルチキャリア信号をアンテナ19へ出力する。
アンテナ19は、電力増幅後のマルチキャリア信号を無線送信する。
乗算部21−1は、送信ベースバンド信号B1にキャリア周波数f1を乗算して周波数f1のキャリア信号C1を生成し、生成したキャリア信号C1をエンベロープ取得部22−1及びインパルス応答発生部27へ出力する。乗算部21−2は、送信ベースバンド信号B2にキャリア周波数f2を乗算して周波数f2のキャリア信号C2を生成し、生成したキャリア信号C2をエンベロープ取得部22−2及びインパルス応答発生部27へ出力する。
エンベロープ取得部22−1,22−2はそれぞれ、キャリア信号の振幅波形を表す信号、つまり、キャリア信号のエンベロープを取得する。すなわち、エンベロープ取得部22−1は、キャリア信号C1のエンベロープEN1を取得し、取得したエンベロープEN1を加算部23へ出力する。エンベロープ取得部22−2は、キャリア信号C2のエンベロープEN2を取得し、取得したエンベロープEN2を加算部23へ出力する。
加算部23は、エンベロープEN1とエンベロープEN2とを加算して合成し、加算後の合成エンベロープEN0をピーク検出部24へ出力する。
ピーク検出部24は、合成エンベロープEN0をマルチキャリア信号のピークの検出用の信号(以下では「ピーク検出用信号」と呼ぶことがある)として用いてマルチキャリア信号のピーク値及びピークタイミングを検出する。ピーク検出部24は、検出したピーク値を抑圧量算出部25へ出力し、検出したピークタイミングをインパルス応答発生部27へ出力する。
ピーク抑圧部5は、ピーク検出部24から入力されたピーク値及びピークタイミングに基づいて、マルチキャリア信号のピークを以下のようにして抑圧する。
すなわち、抑圧量算出部25は、ピーク値と目標値との差分をマルチキャリア信号のピークに対する抑圧量SU0として算出し、算出した抑圧量SU0を抑圧量配分部26へ出力する。
抑圧量配分部26は、抑圧量算出部25で算出された抑圧量SU0の2分の1の値を、キャリア信号C1に対する抑圧量SU1、及び、キャリア信号C2に対する抑圧量SU2として算出し、算出した抑圧量SU1,SU2をインパルス応答発生部27へ出力する。つまり、抑圧量配分部26は、キャリア信号C1とキャリア信号C2とに対し、抑圧量SU0の2分の1の抑圧量をそれぞれ均等に配分する。
インパルス応答発生部27は、抑圧量配分部26から入力された抑圧量SU1に等しい最大振幅を有するインパルス応答信号IM1を、ピーク検出部24から入力されたピークタイミングで発生して減算部13−1へ出力する。また、インパルス応答発生部27は、抑圧量配分部26から入力された抑圧量SU2に等しい最大振幅を有するインパルス応答信号IM2を、ピーク検出部24から入力されたピークタイミングで発生して減算部13−2へ出力する。つまり、インパルス応答発生部27は、ピーク値と目標値との差分の2分の1の値を最大振幅として有するインパルス応答信号IM1,IM2を、ピークタイミングに合わせて、抑圧信号として減算部13−1,13−2のそれぞれへ出力する。またこの際、インパルス応答発生部27は、インパルス応答信号IM1の位相をキャリア信号C1の位相に合わせ、インパルス応答信号IM2の位相をキャリア信号C2の位相に合わせる。
そして、上記のように、減算部13−1は、インパルス応答発生部27から入力されるインパルス応答信号IM1を、遅延後の送信ベースバンド信号B1から減算して送信ベースバンド信号B1に対するピーク抑圧を行う。また、減算部13−2は、インパルス応答発生部27から入力されるインパルス応答信号IM2を、遅延後の送信ベースバンド信号B2から減算して送信ベースバンド信号B2に対するピーク抑圧を行う。
<無線送信装置の動作>
図5は、実施例1の無線送信装置の動作の説明に供する図である。
図5は、実施例1の無線送信装置の動作の説明に供する図である。
エンベロープ取得部22−1は、乗算部21−1から入力されるキャリア信号C1のエンベロープEN1を取得する。
エンベロープ取得部22−2は、乗算部21−2から入力されるキャリア信号C2のエンベロープEN2を取得する。
加算部23は、エンベロープEN1とエンベロープEN2とを加算した合成エンベロープEN0を生成する。
ピーク検出部24は、合成エンベロープEN0をピーク検出用信号として用い、合成エンベロープEN0において目標値TGを超えるピークP1,P2と、ピークP1のピークタイミングt1と、ピークP2のピークタイミングt2とを検出する。また、ピーク検出部24は、ピークP1のピーク値A1と、ピークP2のピーク値A2とを検出する。
抑圧量算出部25は、「A1−TG」をピークタイミングt1における抑圧量SU0−1として算出する。また、抑圧量算出部25は、「A2−TG」をピークタイミングt2における抑圧量SU0−2として算出する。
抑圧量配分部26は、「(A1−TG)/2」をピークタイミングt1における抑圧量SU1−1,SU2−1として算出する。また、抑圧量配分部26は、「(A2−TG)/2」をピークタイミングt2における抑圧量SU1−2,SU2−2として算出する。
インパルス応答発生部27は、ピークタイミングt1で、SU1−1,SU2−1をそれぞれ最大振幅として有するインパルス応答信号IM1−1,IM2−1を発生する。そして、インパルス応答発生部27は、ピークタイミングt1で、インパルス応答信号IM1−1を減算部13−1へ出力し、インパルス応答信号IM2−1を減算部13−2へ出力する。
また、インパルス応答発生部27は、ピークタイミングt2で、SU1−2,SU2−2をそれぞれ最大振幅として有するインパルス応答信号IM1−2,IM2−2を発生する。そして、インパルス応答発生部27は、ピークタイミングt2で、インパルス応答信号IM1−2を減算部13−1へ出力し、インパルス応答信号IM2−2を減算部13−2へ出力する。
よって、ピークタイミングt1に合わせて、減算部13−1では送信ベースバンド信号B1からインパルス応答信号IM1−1が減算されるとともに、減算部13−2では送信ベースバンド信号B2からインパルス応答信号IM2−1が減算される。ピークタイミングt1におけるインパルス応答信号IM1−1,IM2−1の最大振幅は共に「(A1−TG)/2」である。
同様に、ピークタイミングt2に合わせて、減算部13−1では送信ベースバンド信号B1からインパルス応答信号IM1−2が減算されるとともに、減算部13−2では送信ベースバンド信号B2からインパルス応答信号IM2−2が減算される。ピークタイミングt2におけるインパルス応答信号IM1−2,IM2−2の最大振幅は共に「(A2−TG)/2」である。
よって、ピークP1及びピークP2のそれぞれは、目標値TGまで抑圧される。つまり、加算部15から出力される信号は、ピークが抑圧されたマルチキャリア信号となる。
ここで、例えば、周波数f1のキャリアf1に対応する送信ベースバンド信号B1を「x(t)」、周波数f2のキャリアf2に対応する送信ベースバンド信号B2を「y(t)」と表記する。
キャリア信号C1とキャリア信号C2とをそのまま加算した合成信号、つまり、周波数シフトの成分が残ったままの合成信号は式(1)によって表される。式(1)によって表される合成信号は、図2に示すマルチキャリア信号に相当する。つまり、式(1)によって表される合成信号は、周波数シフトの成分が残ったままとなるので、時間軸方向での細かな振幅変動が激しい信号となる。そして、従来は、式(1)によって表される合成信号をピーク検出用信号として用いていた。
これに対し、キャリア信号C1のエンベロープEN1と、キャリア信号C2のエンベロープEN2とを加算した合成エンベロープは式(2)によって表される。式(2)によって表される合成エンベロープは、図5に示す合成エンベロープEN0に相当する。つまり、式(2)によって表される合成エンベロープは、式(1)によって表される合成信号よりも、時間軸方向での振幅変動が緩やかな信号となる。そして、実施例1では、式(2)によって表される合成エンベロープをピーク検出用信号として用いている。
<無線送信装置の処理>
図6は、実施例1の無線送信装置の処理の説明に供する図である。図6では、各信号がベクトル表示されている。
図6は、実施例1の無線送信装置の処理の説明に供する図である。図6では、各信号がベクトル表示されている。
まず、加算部23によって、キャリア信号C1のエンベロープEN1と、キャリア信号C2のエンベロープEN2とが合成されて、合成エンベロープEN0が得られる。
次いで、抑圧量算出部25によって、合成エンベロープEN0の複数のピーク値のうち目標値TGより大きいピーク値と、目標値TGとの差分が抑圧量SU0として算出される。
次いで、抑圧量配分部26によって、抑圧量SU0が、キャリア信号C1とキャリア信号C2とに2分の1ずつ均等に配分される。
次いで、インパルス応答発生部27によって、抑圧量SU1,SU2にそれぞれ等しい最大振幅を有するインパルス応答信号IM1,IM2が減算部13−1,13−2へ出力される。よって、乗算部14−1から出力されるキャリア信号C1’は、キャリア信号C1の振幅が抑圧量SU1だけ抑圧された信号となる。同様に、乗算部14−2から出力されるキャリア信号C2’は、キャリア信号C2の振幅が抑圧量SU2だけ抑圧された信号となる。
そして、加算部15によって、キャリア信号C1’とキャリア信号C2’とが合成されて、合成信号CBが得られる。よって、加算部15で得られる合成信号CBは、ピーク抑圧が為されたマルチキャリア信号となる。
以上のように、実施例1によれば、ピーク抑圧装置7は、エンベロープ取得部22−1,22−2と、加算部23と、ピーク検出部24と、ピーク抑圧部5とを有する。エンベロープ取得部22−1,22−2は、マルチキャリア信号に含まれるキャリア信号C1,C2それぞれのエンベロープEN1,EN2を取得する。加算部23は、エンベロープEN1,EN2を加算して合成エンベロープEN0を生成する。ピーク検出部24は、合成エンベロープEN0を用いてマルチキャリア信号のピーク値及びピークタイミングを検出する。ピーク抑圧部5は、検出されたピーク値及びピークタイミングに基づいて、マルチキャリア信号のピークを抑圧する。
つまり、実施例1によれば、まず、各キャリア信号C1,C2のエンベロープEN1,EN2を取得し、次に、エンベロープEN1,EN2を加算して合成エンベロープEN0を求める。こうすることで、合成エンベロープEN0は、図2に示すようなマルチキャリア信号の各ピーク点を順に繋いだ波形になるため、ピーク検出用信号のピークの数を減少させることができる。このため、図2に示すように、マルチキャリア信号において目標値を超えるピークが短時間の範囲に複数個存在する場合でも、これらの複数個のピークを図5に示すようなピークP1またはピークP2の1つのピークとして扱うことができる。このため、マルチキャリア信号において目標値を超えるピークが短時間の範囲に複数個存在する場合でも、その短時間の範囲における最適な1つのピークタイミングを検出することができる。これにより、マルチキャリア信号の様々な振幅パターンに合わせて、目標値を超える複数のピークに対応する複数のピークタイミングの中から、インパルス応答信号を加える最適な1つのピークタイミングを決定することができる。よって、実施例1によれば、インパルス応答信号を加える最適なタイミングを決定する処理が簡易になるため、無線送信装置の回路規模を削減することができる。
[実施例2]
図5に示すように、キャリア信号C1,C2の振幅は、それぞれ独立に時々刻々と変化するため、ピークタイミングにおいて両者の振幅値が同一であるとは限らない。よって、実施例1のようにして、抑圧量が各キャリア信号に均等に配分されたのでは、振幅が小さいキャリア信号に対する抑圧が過度になってしまい、振幅が小さいキャリア信号のEVM(Error Vector Magnitude)が低下してしまうことがある。そこで、実施例2では、各キャリア信号の振幅の大きさに応じて、各キャリア信号に抑圧量を配分する。
図5に示すように、キャリア信号C1,C2の振幅は、それぞれ独立に時々刻々と変化するため、ピークタイミングにおいて両者の振幅値が同一であるとは限らない。よって、実施例1のようにして、抑圧量が各キャリア信号に均等に配分されたのでは、振幅が小さいキャリア信号に対する抑圧が過度になってしまい、振幅が小さいキャリア信号のEVM(Error Vector Magnitude)が低下してしまうことがある。そこで、実施例2では、各キャリア信号の振幅の大きさに応じて、各キャリア信号に抑圧量を配分する。
<無線送信装置の構成>
図7は、実施例2の無線送信装置の構成例を示すブロック図である。図7において、無線送信装置2は、ピーク抑圧装置7を有する。ピーク抑圧装置7は、ピーク抑圧部5を有する。ピーク抑圧部5は、抑圧量算出部25と、抑圧量配分部28と、インパルス応答発生部27と、減算部13−1,13−2とを有する。つまり、無線送信装置2は、実施例1の無線送信装置1(図3)における抑圧量配分部26に代えて、抑圧量配分部28を有する。
図7は、実施例2の無線送信装置の構成例を示すブロック図である。図7において、無線送信装置2は、ピーク抑圧装置7を有する。ピーク抑圧装置7は、ピーク抑圧部5を有する。ピーク抑圧部5は、抑圧量算出部25と、抑圧量配分部28と、インパルス応答発生部27と、減算部13−1,13−2とを有する。つまり、無線送信装置2は、実施例1の無線送信装置1(図3)における抑圧量配分部26に代えて、抑圧量配分部28を有する。
エンベロープ取得部22−1は、キャリア信号C1のエンベロープEN1を取得し、取得したエンベロープEN1を加算部23及び抑圧量配分部28へ出力する。エンベロープ取得部22−2は、キャリア信号C2のエンベロープEN2を取得し、取得したエンベロープEN2を加算部23及び抑圧量配分部28へ出力する。
ピーク検出部24は、合成エンベロープEN0をピーク検出用信号として用いてマルチキャリア信号のピーク値及びピークタイミングを検出する。ピーク検出部24は、検出したピーク値を抑圧量算出部25へ出力し、検出したピークタイミングをインパルス応答発生部27及び抑圧量配分部28へ出力する。
抑圧量算出部25は、ピーク値と目標値との差分をマルチキャリア信号のピークに対する抑圧量SU0として算出し、算出した抑圧量SU0を抑圧量配分部28へ出力する。
抑圧量配分部28は、ピーク検出部24で検出されたピークタイミングでの、エンベロープEN1の振幅値AEN1と、エンベロープEN2の振幅値AEN2とをそれぞれ取得する。そして、抑圧量算出部25は、例えば、式(3),(4)に従って、キャリア信号C1に対する抑圧量SU1、及び、キャリア信号C2に対する抑圧量SU2を算出する。抑圧量配分部28は、算出した抑圧量SU1,SU2をインパルス応答発生部27へ出力する。式(3),(4)において、「P」はピーク検出部24で検出されたピーク値であり、「TG」は目標値である。
SU1=(P−TG)×(AEN1/(AEN1+AEN2)) …(3)
SU2=(P−TG)×(AEN2/(AEN1+AEN2)) …(4)
SU1=(P−TG)×(AEN1/(AEN1+AEN2)) …(3)
SU2=(P−TG)×(AEN2/(AEN1+AEN2)) …(4)
つまり、抑圧量配分部28は、キャリア信号C1に対しては、振幅値AEN1に比例した抑圧量SU1を配分し、キャリア信号C2に対しては、振幅値AEN2に比例した抑圧量SU2を配分する。よって、ピーク抑圧部5では、エンベロープEN1,EN2のそれぞれにおける振幅値AEN1,AEN2に比例した抑圧量SU1,SU2でキャリア信号C1,C2のそれぞれが抑圧される。
<無線送信装置の動作>
図8及び図9は、実施例2の無線送信装置の動作の説明に供する図である。図8,9に示すように、実施例2では、キャリア信号C1,C2をそれぞれ抑圧する抑圧信号IM1,IM2の電力の大きさが、キャリア信号C1,C2それぞれの電力の大きさに応じて変化する。つまり、振幅がより小さいキャリア信号ほど、より小さな抑圧量で抑圧される。
図8及び図9は、実施例2の無線送信装置の動作の説明に供する図である。図8,9に示すように、実施例2では、キャリア信号C1,C2をそれぞれ抑圧する抑圧信号IM1,IM2の電力の大きさが、キャリア信号C1,C2それぞれの電力の大きさに応じて変化する。つまり、振幅がより小さいキャリア信号ほど、より小さな抑圧量で抑圧される。
<無線送信装置の処理>
図10は、実施例2の無線送信装置の処理の説明に供する図である。図10では、各信号がベクトル表示されている。以下、実施例1(図6)の処理と同一の処理についての説明は省略する。
図10は、実施例2の無線送信装置の処理の説明に供する図である。図10では、各信号がベクトル表示されている。以下、実施例1(図6)の処理と同一の処理についての説明は省略する。
抑圧量配分部28によって、抑圧量SU0が、キャリア信号C1とキャリア信号C2とに配分される。例えば、キャリア信号C1に対する抑圧量SU1は式(3)によって算出され、キャリア信号C2に対する抑圧量SU2は式(4)によって算出される。図10には、キャリア信号C2の振幅が、キャリア信号C1の振幅よりも小さい場合を示す。
以上のように、実施例2によれば、ピーク抑圧部5は、エンベロープEN1,EN2のそれぞれにおける振幅値AEN1,AEN2に比例した抑圧量SU1,SU2でキャリア信号C1,C2をそれぞれ抑圧してマルチキャリア信号のピークを抑圧する。
こうすることで、ピーク抑圧に起因するEVMの低下を防ぐことができる。
なお、式(3),(4)で用いる振幅値は、瞬時値でもよいし、所定時間あたりの平均値でもよい。
以上、実施例1,2について説明した。
[他の実施例]
[1]インパルス応答発生部27は、インパルス応答信号を直接発生してもよいし、発生したインパルス信号を帯域制限フィルタを用いて帯域制限した信号をインパルス応答信号としてもよい。
[1]インパルス応答発生部27は、インパルス応答信号を直接発生してもよいし、発生したインパルス信号を帯域制限フィルタを用いて帯域制限した信号をインパルス応答信号としてもよい。
[2]ピーク抑圧装置7は、ハードウェアとして、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)、LSI(Large Scale Integrated circuit)またはプロセッサ等により実現される。プロセッサの一例として、CPU(Central Processing Unit),DSP(Digital Signal Processor)等が挙げられる。また、ピーク抑圧装置7は、メモリを有してもよい。
1,2 無線送信装置
5 ピーク抑圧部
7 ピーク抑圧装置
11−1,11−2 ベースバンドユニット
12−1,12−2 遅延部
13−1,13−2 減算部
14−1,14−2,21−1,21−2 乗算部
15,23 加算部
16 DAC
17 アップコンバータ
18 PA
19 アンテナ
22−1,22−2 エンベロープ取得部
24 ピーク検出部
25 抑圧量算出部
26,28 抑圧量配分部
27 インパルス応答発生部
5 ピーク抑圧部
7 ピーク抑圧装置
11−1,11−2 ベースバンドユニット
12−1,12−2 遅延部
13−1,13−2 減算部
14−1,14−2,21−1,21−2 乗算部
15,23 加算部
16 DAC
17 アップコンバータ
18 PA
19 アンテナ
22−1,22−2 エンベロープ取得部
24 ピーク検出部
25 抑圧量算出部
26,28 抑圧量配分部
27 インパルス応答発生部
Claims (2)
- マルチキャリア信号に含まれる複数のキャリア信号それぞれの複数のエンベロープを取得する取得部と、
前記複数のエンベロープを加算して合成エンベロープを生成する加算部と、
前記合成エンベロープを用いて前記マルチキャリア信号のピーク値及びピークタイミングを検出する検出部と、
前記ピーク値及び前記ピークタイミングに基づいて、前記マルチキャリア信号のピークを抑圧する抑圧部と、
を具備するピーク抑圧装置。 - 前記抑圧部は、前記複数のエンベロープそれぞれにおける振幅値に比例した複数の抑圧量で前記複数のキャリア信号をそれぞれ抑圧して前記ピークを抑圧する、
請求項1に記載のピーク抑圧装置。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014215602A JP2016082549A (ja) | 2014-10-22 | 2014-10-22 | ピーク抑圧装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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2014
- 2014-10-22 JP JP2014215602A patent/JP2016082549A/ja active Pending
-
2015
- 2015-09-23 US US14/862,557 patent/US9813273B2/en not_active Expired - Fee Related
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