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JP2015167460A - ノイズフィルタ - Google Patents

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JP2015167460A JP2014041757A JP2014041757A JP2015167460A JP 2015167460 A JP2015167460 A JP 2015167460A JP 2014041757 A JP2014041757 A JP 2014041757A JP 2014041757 A JP2014041757 A JP 2014041757A JP 2015167460 A JP2015167460 A JP 2015167460A
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和次 山崎
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Abstract

【課題】電力変換器に接続されたケーブルに発生するコモンモード電圧を抑制するノイズフィルタにおいて、低周波数帯域において適切にコモンモード電圧を抑制することが可能な技術を提供する。【解決手段】本明細書が開示するノイズフィルタは、電力変換器に接続されたケーブルに発生するコモンモード電圧を抑制する。そのノイズフィルタは、それぞれのケーブルに接続されており、コモンモード電圧を検出する検出用コンデンサと、検出用コンデンサで検出されたコモンモード電圧が正入力端子に入力されるオペアンプと、入力端子がオペアンプの出力端子に接続されており、出力端子がオペアンプの負入力端子に接続されたエミッタフォロワ回路と、エミッタフォロワ回路の出力端子の電圧をそれぞれのケーブルに逆位相で印加することで、それぞれのケーブルに補償電圧を印加するトランスを備えている。【選択図】図1

Description

本明細書では、ノイズフィルタを開示する。
特許文献1に、電力変換器に接続されたケーブルに発生するコモンモード電圧を抑制するノイズフィルタが開示されている。そのノイズフィルタは、それぞれのケーブルに接続されており、コモンモード電圧を検出する検出用コンデンサと、検出用コンデンサで検出されたコモンモード電圧が入力端子に入力されるエミッタフォロワ回路と、エミッタフォロワ回路の出力端子の電圧をそれぞれのケーブルに逆位相で印加することで、それぞれのケーブルに補償電圧を印加するトランスを備えている。
特開2010−57268号公報
トランスにより印加する補償電圧は、検出用コンデンサで検出されるコモンモード電圧に対して、ゲインが1(0dB)であり、位相が逆位相(180度)であることが望ましい。従来技術のノイズフィルタでは、高周波数帯域では、ゲインをほぼ1とし、位相をほぼ逆位相として、コモンモード電圧を適切に抑制することができる。しかしながら、一般的なエミッタフォロワ回路は、高周波数帯域では安定したゲイン特性および位相特性を有しているものの、低周波数帯域ではゲイン特性も位相特性も大きく変動してしまう。このため、従来技術のノイズフィルタでは、低周波数帯域において、適切にコモンモード電圧を抑制することが困難であった。
本明細書では、上記の課題を解決する技術を提供する。本明細書では、電力変換器に接続されたケーブルに発生するコモンモード電圧を抑制するノイズフィルタにおいて、低周波数帯域において適切にコモンモード電圧を抑制することが可能な技術を提供する。
本明細書が開示するノイズフィルタは、電力変換器に接続されたケーブルに発生するコモンモード電圧を抑制する。そのノイズフィルタは、それぞれのケーブルに接続されており、コモンモード電圧を検出する検出用コンデンサと、検出用コンデンサで検出されたコモンモード電圧が正入力端子に入力されるオペアンプと、入力端子がオペアンプの出力端子に接続されており、出力端子がオペアンプの負入力端子に接続されたエミッタフォロワ回路と、エミッタフォロワ回路の出力端子の電圧をそれぞれのケーブルに逆位相で印加することで、それぞれのケーブルに補償電圧を印加するトランスを備えている。
上記のノイズフィルタは、検出用コンデンサで検出されたコモンモード電圧がオペアンプを介してエミッタフォロワ回路に入力され、エミッタフォロワ回路の出力がオペアンプに負帰還されるように構成されている。このような構成とすることによって、エミッタフォロワ回路の低周波数帯域でのゲイン特性および位相特性の変動を補償することができる。高周波数帯域から低周波数帯域にいたるまで、ケーブルに発生するコモンモード電圧を適切に抑制することができる。
上記のノイズフィルタは、オペアンプに入力されるコモンモード電圧に対するエミッタフォロワ回路の出力電圧のゲインをαとしたときに、トランスの巻線比がα:1に調整されているように構成することができる。
エミッタフォロワ回路の出力をオペアンプに負帰還させる場合、オペアンプへ入力されるコモンモード電圧に対するエミッタフォロワ回路の出力電圧のゲインは、1よりも大きくなる。しかしながら、上記のように、トランスの巻線比を上記のゲインに応じて調整することで、検出用コンデンサで検出されるコモンモード電圧に対するトランスで印加される補償電圧のゲインをほぼ1(0dB)とすることができる。コモンモード電圧をより適切に抑制することができる。
上記のノイズフィルタは、エミッタフォロワ回路の出力端子とオペアンプの負入力端子の間を接続する第1の抵抗器と、オペアンプの負入力端子とオペアンプに電力を供給する電源の中性点の間を接続する第2の抵抗器をさらに備えるように構成することができる。
上記のノイズフィルタによれば、第1の抵抗器の抵抗値と第2の抵抗器の抵抗値の比率を調整することによって、オペアンプへ入力されるコモンモード電圧に対するエミッタフォロワ回路の出力電圧のゲインを調整して、エミッタフォロワ回路の低周波数帯域でのゲイン特性および位相特性を適切に向上させることができる。なお、オペアンプに電力を供給する電源の中性点が接地電位と等しい場合には、第2の抵抗器はオペアンプの負入力端子と接地電位の間を接続していてもよい。
上記のノイズフィルタは、ケーブルに設けられたコモンモードチョークコイルをさらに備えるように構成することができる。
上記のノイズフィルタでは、コモンモードチョークコイルが設けられていない場合に比べて、トランスで印加すべき補償電圧の大きさを小さくすることができ、トランスを小型化することができる。また、上記のノイズフィルタでは、コモンモードチョークコイルが設けられていない場合に比べて、検出用コンデンサで検出されるコモンモード電圧の大きさが小さくなるため、オペアンプおよびエミッタフォロワ回路に供給すべき電源電圧を低くすることができる。
上記のノイズフィルタは、それぞれのケーブルと接地電位の間を接続するYコンデンサをさらに備えるように構成することができる。
上記のノイズフィルタでは、Yコンデンサが設けられていない場合に比べて、トランスで印加すべき補償電圧の大きさを小さくすることができ、トランスを小型化することができる。また、上記のノイズフィルタでは、Yコンデンサが設けられていない場合に比べて、検出用コンデンサで検出されるコモンモード電圧の大きさが小さくなるため、オペアンプおよびエミッタフォロワ回路に供給すべき電源電圧を低くすることができる。
上記のノイズフィルタは、Yコンデンサがダンピング抵抗を介して接地電位に接続されているように構成することができる。
上記のノイズフィルタによれば、Yコンデンサによるコモンモード電圧の抑制をより効果的に行うことができる。
実施例のノイズフィルタ2の回路構成を模式的に示す図である。 従来技術を適用したノイズフィルタ52の回路構成を模式的に示す図である。 図1のノイズフィルタ2のゲイン特性および位相特性を示す図である。 図2のノイズフィルタ52のゲイン特性および位相特性を示す図である。
(実施例)
図1は本願発明の一実施形態に係るノイズフィルタ2の回路構成を示している。本実施例のノイズフィルタ2は、商用系統の交流電源4に接続された電力変換器6の動作に起因して、商用系統側に発生するコモンモードノイズを抑制する。本実施例では、電力変換器6はIGBT等のスイッチング素子を内蔵する電圧型PWMインバータであり、交流電源4から供給される交流電力を直流電力へ変換してバッテリ8へ供給する。
交流電源4にはLISN(Line Impedance Stabilization Network)10が接続されており、LISN10と電力変換器6の間はケーブル12を介して接続されている。ケーブル12は、正極ケーブル12aと、負極ケーブル12bを備えている。
正極ケーブル12aには、検出用コンデンサ14aの一端が接続されている。負極ケーブル12bには、検出用コンデンサ14bの一端が接続されている。検出用コンデンサ14aの他端と検出用コンデンサ14bの他端は互いに接続されており、その接続箇所はオペアンプ16の正入力端子に接続されている。
オペアンプ16には、いずれも直流電源である第1電源18および第2電源20から電力が供給される。オペアンプ16の正電源端子は、第1電源18の正極に接続されている。オペアンプ16の負電源端子は、第2電源20の負極に接続されている。第1電源18の負極は第2電源20の正極に接続されている。第1電源18の負極と第2電源20の正極が接続されている箇所を、オペアンプ16に電力を供給する電源の中性点ともいう。
オペアンプ16の出力端子は、エミッタフォロワ回路22の入力端子に接続されている。エミッタフォロワ回路22は、コンプリメンタリなNPNトランジスタ22aとPNPトランジスタ22bを備えるプッシュプル型のエミッタフォロワ回路である。エミッタフォロワ回路22には、第1電源18および第2電源20から電力が供給される。
エミッタフォロワ回路22の出力端子は、直列に接続された抵抗器24a,24bを介して、第1電源18の負極と第2電源20の正極の接続箇所に接続されている。抵抗器24aと抵抗器24bの接続箇所は、オペアンプ16の負入力端子に接続されている。すなわち、本実施例のノイズフィルタ2は、エミッタフォロワ回路22の出力が、オペアンプ16に負帰還するように構成されている。
ケーブル12の検出用コンデンサ14a,14bの接続箇所よりも交流電源4側には、補償電圧を印加するトランス26が設けられている。トランス26は、単一のコアに巻き付けられた一次側コイル28と、二次側コイル30a,30bを備えている。一次側コイル28は、二次側コイル30a,30bとは逆向きに巻き付けられており、二次側コイル30a,30bには一次側コイル28に印加される電圧とは逆位相の電圧が印加される。一次側コイル28の一端は、エミッタフォロワ回路22の出力端子に接続されており、一次側コイル28の他端は、第1電源18の負極と第2電源20の正極の接続箇所に接続されている。二次側コイル30aは、正極ケーブル12aに組み込まれている。二次側コイル30bは、負極ケーブル12bに組み込まれている。
ケーブル12の検出用コンデンサ14a,14bの接続箇所よりも電力変換器6側には、コモンモードチョークコイル32が設けられている。コモンモードチョークコイル32は、単一のコアに反対向きに巻き付けられた正極コイル32aと負極コイル32bを備えている。正極コイル32aは正極ケーブル12aに組み込まれている。負極コイル32bは負極ケーブル12bに組み込まれている。コモンモードチョークコイル32は、正極コイル32aと負極コイル32bにコモンモード電圧が発生したときに、そのコモンモード電圧を抑制する。
ケーブル12の検出用コンデンサ14a,14bの接続箇所とコモンモードチョークコイル32の間には、フィルタ回路34が設けられている。フィルタ回路34は、一端が接地電位に接続されたダンピング抵抗器36と、正極ケーブル12aとダンピング抵抗器36の他端の間に接続されたYコンデンサ38aと、負極ケーブル12bとダンピング抵抗器36の他端の間に接続されたYコンデンサ38bと、正極ケーブル12aと負極ケーブル12bの間に接続されたXコンデンサ40を備えている。Yコンデンサ38a,38bとダンピング抵抗器36は、正極ケーブル12aと負極ケーブル12bにコモンモード電圧が発生したときに、そのコモンモード電圧を抑制する。Xコンデンサ40は、正極ケーブル12aと負極ケーブル12bの間にディファレンシャルモード電圧が発生したときに、そのディファレンシャルモード電圧を抑制する。
ノイズフィルタ2の動作について説明する。電力変換器6のスイッチング動作に起因してケーブル12に発生するコモンモード電圧は、コモンモードチョークコイル32で抑制され、さらにフィルタ回路34で抑制される。コモンモードチョークコイル32およびフィルタ回路34で抑制されたコモンモード電圧は、検出用コンデンサ14a,14bで検出されて、オペアンプ16,エミッタフォロワ回路22を介して、トランス26の一次側コイル28に印加される。その結果、トランス26の二次側コイル30a,30bのそれぞれに補償電圧が印加されて、ケーブル12のコモンモード電圧が相殺される。なお、本実施例のノイズフィルタ2では、オペアンプ16の正入力端子からエミッタフォロワ回路22の出力端子へのゲインαは、抵抗器24aの抵抗値をR1、抵抗器24bの抵抗値をR2とすると、α=1+R1/R2であり、1よりも大きい。このため、トランス26における一次側コイル28と二次側コイル30a,30bの巻線比をα:1とすることで、検出用コンデンサ14a,14bで検出されるコモンモード電圧と同じ大きさで逆位相の補償電圧を印加することができる。
図2には、比較例として、従来技術を適用したノイズフィルタ52を示す。図2のノイズフィルタ52では、図1のノイズフィルタ2と異なり、ケーブル12にコモンモードチョークコイル32およびフィルタ回路34が設けられていない。また、図2のノイズフィルタ52では、図1のノイズフィルタ2と異なり、エミッタフォロワ回路22の出力を負帰還するオペアンプ16が設けられておらず、検出用コンデンサ14a,14bで検出されるコモンモード電圧がエミッタフォロワ回路22の入力端子に直接入力される。
図3は図1に示すノイズフィルタ2のゲイン特性および位相特性を示している。図4は図2に示すノイズフィルタ52のゲイン特性および位相特性を示している。図3および図4は、検出用コンデンサ14a,14bで検出されるコモンモード電圧を入力とし、トランス26で二次側コイル30a,30bに印加される補償電圧を出力とした場合の、ゲインおよび位相を示している。図4に示すように、図2に示す従来技術のノイズフィルタ52は、高周波数帯域では、ゲインがほぼ1(0dB)であり、位相がほぼ逆位相(180度)であり、コモンモード電圧を適切に抑制することができる。しかしながら、低周波数帯域では、ゲインは1から大きく離れて変動し、位相も逆位相から大きく離れて変動しており、コモンモード電圧を適切に抑制することができない。これは、エミッタフォロワ回路22の周波数特性に起因している。エミッタフォロワ回路22で使用するトランジスタのベース/エミッタ間の容量特性によっては、電力変換器6のスイッチング動作の周波数帯域(すなわちコモンモード電圧の周波数帯域)において、コモンモード電圧を適切に抑制することができなくなってしまう。
これに対して、図3に示すように、図1に示す本実施例のノイズフィルタ2では、高周波数帯域から低周波数帯域にいたるまで、ゲインはほぼ1(0dB)で安定しており、位相もほぼ逆位相(180度)で安定している。これは、エミッタフォロワ回路22の出力をオペアンプ16に負帰還させることで、エミッタフォロワ回路22の低周波数帯域でのゲイン特性および位相特性の変動を補償しているためである。図1に示す本実施例のノイズフィルタ2によれば、高周波数帯域から低周波数帯域にいたるまで、コモンモード電圧を適切に抑制することができる。
本実施例のノイズフィルタ2は、正極ケーブル12aと接地電位の間を接続するYコンデンサ38aと、負極ケーブル12bと接地電位の間を接続するYコンデンサ38bを備えている。これにより、正極ケーブル12aと負極ケーブル12bに発生するコモンモード電圧を抑制することができる。また、本実施例のノイズフィルタ2は、Yコンデンサ38a,38bがダンピング抵抗器36を介して接地電位に接続している。これにより、正極ケーブル12aと負極ケーブル12bに発生するコモンモード電圧をより効果的に抑制することができる。
本実施例のノイズフィルタ2は、コモンモードチョークコイル32を備えている。これにより、正極ケーブル12aと負極ケーブル12bに発生するコモンモード電圧を抑制することができる。
本実施例のノイズフィルタ2では、コモンモードチョークコイル32やフィルタ回路34によってコモンモード電圧が抑制されている。このため、コモンモードチョークコイル32やフィルタ回路34が設けられていない場合に比べて、トランス26で印加すべき補償電圧の大きさを小さくすることができ、トランス26を小型化することができる。また、コモンモードチョークコイル32やフィルタ回路34が設けられていない場合に比べて、検出用コンデンサ14a,14bで検出されるコモンモード電圧の大きさが小さくなるため、オペアンプ16およびエミッタフォロワ回路22に供給すべき電源電圧を低くすることができ、第1電源18および第2電源20を小型化することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 ノイズフィルタ
4 交流電源
6 電力変換器
8 バッテリ
10 LISN
12 ケーブル
12a 正極ケーブル
12b 負極ケーブル
14a,14b 検出用コンデンサ
16 オペアンプ
18 第1電源
20 第2電源
22 エミッタフォロワ回路
22a NPNトランジスタ
22b PNPトランジスタ
24a,24b 抵抗器
26 トランス
28 一次側コイル
30a,30b 二次側コイル
32 コモンモードチョークコイル
32a 正極コイル
32b 負極コイル
34 フィルタ回路
36 ダンピング抵抗器
38a,38b Yコンデンサ
40 Xコンデンサ
52 ノイズフィルタ

Claims (6)

  1. 電力変換器に接続されたケーブルに発生するコモンモード電圧を抑制するノイズフィルタであって、
    それぞれのケーブルに接続されており、コモンモード電圧を検出する検出用コンデンサと、
    検出用コンデンサで検出されたコモンモード電圧が正入力端子に入力されるオペアンプと、
    入力端子がオペアンプの出力端子に接続されており、出力端子がオペアンプの負入力端子に接続されたエミッタフォロワ回路と、
    エミッタフォロワ回路の出力端子の電圧をそれぞれのケーブルに逆位相で印加することで、それぞれのケーブルに補償電圧を印加するトランスを備えているノイズフィルタ。
  2. オペアンプに入力されるコモンモード電圧に対するエミッタフォロワ回路の出力電圧のゲインをαとしたときに、トランスの巻線比がα:1に調整されている、請求項1のノイズフィルタ。
  3. エミッタフォロワ回路の出力端子とオペアンプの負入力端子の間を接続する第1の抵抗器と、
    オペアンプの負入力端子とオペアンプに電力を供給する電源の中性点の間を接続する第2の抵抗器をさらに備える、請求項1または2のノイズフィルタ。
  4. ケーブルに設けられたコモンモードチョークコイルをさらに備える、請求項1から3の何れか一項のノイズフィルタ。
  5. それぞれのケーブルと接地電位の間を接続するYコンデンサをさらに備える、請求項1から4の何れか一項のノイズフィルタ。
  6. Yコンデンサがダンピング抵抗を介して接地電位に接続されている、請求項5のノイズフィルタ。
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