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JP2014185596A - ベーン型圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの低廉化をより実現しつつ、冷媒ガス等の逆流と回転軸の逆転とをより確実に低減可能なベーン型圧縮機を提供する。
【解決手段】本発明のベーン型圧縮機では、回転軸9の後端に供給室17fが形成されている。リヤサイドプレート5には、吐出室16の下端から上方に延びる上流路5mが形成されている。上流路5mの上流開口5xは軸受面5bに開いている。回転軸9には、軸孔9a及び径孔9bが形成されている。径孔9bの回転開口9xは軸周面9cに開いている。回転軸9の回転に応じ、上流開口5xと回転開口9xとが対向すれば回転路9を介して上流路5mと供給室17fとが連通し、上流開口5xと回転開口9xとが非対向となれば回転路9を介して上流路5mと供給室17fとが非連通となる。リヤサイドプレート5には、供給室17fと各背圧室40とを連通する2本の下流路5pが形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明はベーン型圧縮機に関する。
特許文献1に従来のベーン型圧縮機が開示されている。このベーン型圧縮機は、ハウジングとフロントサイドプレートとリヤサイドプレートと回転軸とロータと複数のベーンとを備えている。
ハウジングにはシリンダ室、吸入室及び吐出室が形成されている。シリンダ室の前方はフロントサイドプレートによって閉鎖されている。シリンダ室の後方はリヤサイドプレートによって閉鎖されている。ハウジングには、回転軸が回転可能に設けられている。
シリンダ室内には、ロータが回転軸と同期回転可能に設けられている。ロータには、複数個のベーン溝が放射方向に形成されており、各ベーン溝には各々ベーンが出没可能に設けられている。シリンダ室の内面、ロータの外面、フロントサイドプレートの後面、リヤサイドプレートの前面及び各ベーンによって圧縮室が形成されている。各ベーンの底面と各ベーン溝との間は背圧室とされている。
このベーン型圧縮機では、回転軸とリヤサイドプレートとの間に滑り軸受が採用されていない。このため、リヤサイドプレートには、回転軸を軸支する円筒状の軸受面が形成されている。軸受面により、回転軸の軸周面が支持されている。
また、各背圧室は、圧縮行程で背圧供給機構によって吐出室と連通される。背圧供給機構は、供給室と上流路と回転路と下流路とからなる。供給室は回転軸の後端側に形成されている。上流路は、リヤサイドプレートに形成され、吐出室か供給室まで延びている。回転路は、回転軸に形成され、供給室に連通するとともに軸周面に開く回転開口をもっている。下流路は、リヤサイドプレートに形成されている。この下流路は、軸受面に周方向で部分的に凹設された第1下流路と、第1下流路と圧縮行程の各背圧室とを連通する第2下流路とからなる。回転軸の回転に応じ、回転開口と第1下流路とが対向すれば供給室を介して上流路と第2下流路とが連通する。また、回転軸の回転に応じ、回転開口と第1下流路とが非対向となれば供給室を介して上流路と第2下流路とが非連通となる。
このベーン型圧縮機では、一般的に採用される滑り軸受を廃止していることから、その分だけ部品点数を削減することができ、製造コストの低廉化を実現している。
また、このベーン型圧縮機では、回転軸の回転方向の位相によって回転路が吐出室と圧縮行程中の背圧室とを連通したり、非連通としたりする。このため、圧縮行程の間、高圧の潤滑油は間欠的に各背圧室に供給される。このため、各ベーンがシリンダ室の内面に間欠的に押し付けられる。このため、各ベーンはベーン溝内で潤滑されるとともにチャタリングが防止され、かつ圧縮室からの冷媒ガスの漏れが防止されて効率が向上する。
回転軸の回転が停止され、この状態で吐出室と各背圧室とが連通していなければ、冷媒ガス等の逆流と回転軸の逆転とを生じない。吐出室と各背圧室とが連通した状態で回転軸の回転が停止されたとしても、僅かに冷媒ガス等の逆流と回転軸の逆転とが生じれば、それによって回転軸の位相がずれるため、すぐに吐出室と各背圧室とが非連通となり、それ以上の冷媒ガス等の逆流と回転軸の逆転とを生じない。このため、このベーン型圧縮機は確実かつ早期に冷媒ガス等の逆流と回転軸の逆転とを防止することができる。
また、このベーン型圧縮機では、回転路が回転軸に形成されている。このため、従来の開閉弁や逆止弁を設けるようなスペースをベーン型圧縮機内に確保する必要がなく、ベーン型圧縮機の大型化を生じない。また、回転軸には容易に回転路を形成することができるため、車両等で異なる多くの機種を開発する際の手間も省ける。
特開2012−127335号公報の図11〜14
しかし、上記従来のベーン型圧縮機では、円筒状の軸受面に対し、背圧供給機構の下流路の一部である第1下流路が周方向で部分的に凹設されている。このため、加工が困難であり、さらなる製造コストの低廉化が困難である。
また、このベーン型圧縮機では、第1下流路を周方向で部分的に凹設する際、第1下流路が回転軸の軸心周りで大きな角度で開き易く、回転路が第1下流路と非連通になり難い。このため、冷媒ガス等の逆流と回転軸の逆転とを生じるおそれがある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、製造コストの低廉化をより実現しつつ、冷媒ガス等の逆流と回転軸の逆転とをより確実に低減可能なベーン型圧縮機を提供することを解決すべき課題としている。
本発明のベーン型圧縮機は、シリンダ室、吸入室及び吐出室が形成されたハウジングと、前記シリンダ室の前方を閉鎖するフロントサイドプレートと、前記シリンダ室の後方を閉鎖するリヤサイドプレートと、前記ハウジングに回転可能に設けられた回転軸体と、前記シリンダ室内で前記回転軸体と同期回転可能に設けられ、複数個のベーン溝が形成されたロータと、前記各ベーン溝に各々出没可能に設けられ、前記シリンダ室の内面、前記ロータの外面、前記フロントサイドプレートの後面及び前記リヤサイドプレートの前面とともに各圧縮室を形成するベーンとを備え、
前記各ベーンの底面と前記各ベーン溝との間が背圧室とされ、
前記リヤサイドプレートには円筒状の軸受面が形成され、
前記軸受面により、前記回転軸体の軸周面が支持され、
前記各背圧室は、圧縮行程で背圧供給機構によって前記吐出室と連通されるベーン型圧縮機であって、
前記背圧供給機構は、前記リヤサイドプレートに形成され、前記吐出室から延在して前記軸受面に開く上流開口をもつ上流路と、
前記回転軸体の後端側に形成された供給室と、
前記回転軸体に形成され、前記軸周面に開く回転開口をもつとともに前記供給室と連通する回転路と、
前記リヤサイドプレートに形成され、前記供給室と前記圧縮行程の前記各背圧室とを連通する下流路とからなり、
前記上流開口と前記回転開口とは、前記回転軸体の回転に応じて、前記上流路と前記供給室とを連通させることを特徴とする(請求項1)。
本発明のベーン型圧縮機では、背圧供給機構において、回転軸の回転方向の位相により、上流路の上流開口と回転路の回転開口とが対向すれば、回転路を介して上流路と供給室とが連通し、吐出室と各背圧室とが連通する。このため、吐出室内の高圧の冷媒ガス等が回転路及び供給室を通過し、下流路を経て各背圧室に供給される。また、回転軸の回転方向の位相により、上流開口と回転開口とが非対向となれば、回転路を介して上流路と供給室とが非連通となり、吐出室と各背圧室とが非連通となる。このため、吐出室内の高圧の冷媒ガス等は上流路から回転路内に至らず、各背圧室に供給されない。このため、圧縮行程の間、高圧の潤滑油は間欠的に各背圧室に供給される。このため、各ベーンがシリンダ室の内面に間欠的に押し付けられる。このため、各ベーンはベーン溝内で潤滑されるとともにチャタリングが防止され、かつ圧縮室からの冷媒ガス等の漏れが防止されて効率が向上する。
また、このベーン型圧縮機では、回転軸の回転が停止され、この状態で回転路と上流路とが非連通であれば、冷媒ガス等の逆流と回転軸の逆転とを生じない。回転路と上流路とが連通した状態で回転軸の回転が停止されたとしても、僅かに冷媒ガス等の逆流と回転軸の逆転とが生じれば、それによって回転軸の位相がずれるため、すぐに回転路と上流路とが非連通となり、それ以上の冷媒ガス等の逆流と回転軸の逆転とを生じない。このため、このベーン型圧縮機は確実に冷媒ガス等の逆流と回転軸の逆転とを防止することができる。
さらに、このベーン型圧縮機では、吐出室内の冷媒ガス等が上流路を通って、回転路を経由した後、供給室を経て下流路に流れる。この経路では、軸受面に従来の第1下流路のような凹状の溝を必要としない。このため、リヤサイドプレートの軸受面に対して、周方向で部分的な凹状の切削加工を必要としない。このため、加工が容易であり、さらなる製造コストの低廉化が可能となる。
また、このベーン型圧縮機では、回転軸の軸心周りで大きな角度で開き易い従来の第1下流路のような凹状の溝を必要としない。このため、回転路は上流路と確実に連通又は非連通になり易い。このため、冷媒ガス等の逆流と回転軸の逆転とを生じ難い。
さらに、このベーン型圧縮機では、回転軸の位相によって回転路が上流路と連通又は非連通となる。このため、吐出室内の高圧の潤滑油は上流路から軸受面及び軸周面には確実に至る。このため、滑り軸受をなくしたとしても、回転軸を好適に回転させることができる。
したがって、このベーン型圧縮機によれば、製造コストの低廉化をより実現しつつ、冷媒ガス等の逆流と回転軸の逆転とをより確実に低減可能である。
軸受面及び軸周面の少なくとも一方には、軸受面と軸周面との滑り抵抗力を低減する摺動層が形成されていることが好ましい(請求項2)。この場合、回転軸を好適に回転させることができる。摺動層に高圧の潤滑油が供給されれば、回転軸をより好適に回転させることができる。摺動層としては、スズめっき、PTFE等のフッ素樹脂等を採用することができる。
摺動層は、軸受面に形成してもよく、軸周面に形成してもよく、軸受面及び軸周面に形成してもよい。軸周面には摺動層を容易に形成できる。
摺動層は、軸受面に形成されたスズめっきであることが好ましい(請求項3)。スズめっきは、フロントサイドプレートとリヤサイドプレートとの内面側にそれぞれ設けられている。スズめっきにより、フロントサイドプレートとリヤサイドプレートとの間に設けられたロータとの滑り抵抗力を低減するためである。スズめっきを軸受面に形成することとすれば、リヤサイドプレートの内面側にスズめっきを形成する際に軸受面のスズめっきも同時に形成することが可能となり、摺動層を形成するために特別な工程を必要としない。このため、この場合には、確実に製造コストの低廉化を実現することができる。
回転路は、軸方向に延びる軸孔と、軸孔と連通し、軸周面まで径方向に延びる径孔とからなり得る(請求項4)。軸孔は回転軸に形成されたセンタ穴であり得る(請求項5)。センタ穴を軸孔とすれば、特別な軸孔を形成する必要がなくなり、製造コストの低廉化を実現できる。
回転路は、軸周面に凹設され、軸方向に延在する軸溝からなり得る(請求項6)。高圧の潤滑油は、回転軸の位相によって回転路が上流路と連通すれば軸溝に供給される。軸方向に延びる軸溝における軸受面と対面する開口面積は、軸方向に延びない径孔の開口面積に比べて、大きい。このため、回転軸が回転することで軸受面と軸周面との間に高圧の潤滑油がより供給され易く、回転軸をより好適に回転させることができる。また、軸溝は、軸方向に向かって軸周面に設けられるため、切削加工がより容易となり、製造コストのより低廉化を実現できる。
本発明のベーン型圧縮機によれば、製造コストの低廉化をより実現しつつ、冷媒ガス等の逆流と回転軸の逆転とをより確実に低減することが可能である。
実施例1のベーン型圧縮機の断面図である。 実施例1のベーン型圧縮機に係り、図1のII−II矢視断面図である。 実施例1のベーン型圧縮機の要部拡大断面図である。 実施例1のベーン型圧縮機に係り、遠心分離セパレータを外した状態における一部断面の背面図である。 実施例1のベーン型圧縮機に係り、要部拡大断面図である。図(A)は上流路と回転路とが連通している状態を示しており、図(B)は上流路と回転路とが非連通である状態を示している。 実施例2のベーン型圧縮機の要部拡大断面図である。 実施例2のベーン型圧縮機に係り、要部拡大断面図である。図(A)は上流路と回転路とが連通している状態を示しており、図(B)は上流路と回転路とが非連通である状態を示している。 実施例3のベーン型圧縮機に係り、要部拡大断面図である。図(A)は上流路と回転路とが連通している状態を示しており、図(B)は上流路と回転路とが非連通である状態を示している。 実施例4のベーン型圧縮機の要部拡大断面図である。 実施例4のベーン型圧縮機に係り、要部拡大断面図である。図(A)は上流路と回転路とが連通している状態を示しており、図(B)は上流路と回転路とが非連通である状態を示している。
以下、本発明を具体化した実施例1〜4を図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
実施例1のベーン型圧縮機は、図1及び図2に示すように、互いに結合されたフロントハウジング1及びリヤハウジング2内にシリンダブロック3が収容された状態で固定されている。シリンダブロック3には軸直角方向で楕円状のシリンダ室3aが形成されている。フロントハウジング1、リヤハウジング2及びシリンダブロック3がハウジングに相当する。
フロントハウジング1及びリヤハウジング2内にはフロントサイドプレート4及びリヤサイドプレート5が収納された状態で固定されており、シリンダ室3aの前後は、フロントサイドプレート4と、リヤサイドプレート5とによりそれぞれ閉鎖されている。
フロントサイドプレート4及びリヤサイドプレート5には、軸孔4a、5aがそれぞれ形成されている。軸孔4a、5aの内面には、円筒状の軸受面4b、5bがそれぞれ形成されている。フロントサイドプレート4の後面及び軸孔4aには、摺動層4cが形成されている。摺動層4cは、フロントサイドプレート4の後面側に形成する際に軸受面4bにも同時に形成されている。リヤサイドプレート5の前面及び軸孔5aには、摺動層5cが形成されている。摺動層5cは、リヤサイドプレート5の前面側に形成する際に軸受面5bにも同時に形成されている。摺動層4c、5cとしては、スズめっきを採用している。軸孔4a、5a内には軸封装置7を介して回転軸9が回転可能に保持されている。回転軸9が回転軸体である。
回転軸9の先端はフロントハウジング1の軸孔1aを貫通して突出し、その先端には図示しない電磁クラッチ又はプーリが固定される。電磁クラッチ又はプーリには車両のエンジン又はモータにより駆動力が伝達されるようになっている。回転軸9のリヤサイドプレート5側には、軸受面5bと対面する円筒状の軸周面9cが形成されている。
また、回転軸9には円形断面のロータ10がシリンダ室3a内に配設されるように固定されている。ロータ10の外周面には、図2に示すように、放射方向に5個のベーン溝10aが凹設されており、各ベーン溝10aにはそれぞれベーン11が出没可能に収納されている。各ベーン11の底面と各ベーン溝10aとの間は背圧室40とされている。隣り合う2枚のベーン11、11、ロータ10の外周面、シリンダブロック3の内周面、フロントサイドプレート4の内面及びリヤサイドプレート5の内面によって5個の圧縮室12が形成されている。
また、図1に示すように、フロントハウジング1とフロントサイドプレート4との間には吸入室13が形成されている。フロントハウジング1には、吸入室13を外部に接続するための流入口1bが上方に開いている。フロントサイドプレート4には吸入室13と連通する2個の吸入孔4dが貫設されており、各吸入孔4dはシリンダブロック3の各吸入空間3bに連通している。各吸入空間3bは、図2にも示すように、吸入ポート3cによって吸入行程にある圧縮室12と連通するようになっている。
また、シリンダブロック3とリヤハウジング2との間には、2個の吐出空間3dが形成されている。吐出行程にある圧縮室12と各吐出空間3dとは吐出ポート3eによって連通している。各吐出空間3d内には、吐出ポート3eを閉鎖する吐出弁14と、吐出弁14のリフト量を規制するリテーナ15とが設けられている。
図3及び図4に示すように、リヤサイドプレート5の外面の中央には、一定の厚みを持って後側に膨出する膨出部5nが形成されている。膨出部5nは、回転軸9の周りで後側に膨出したボス部5eと、ボス部5eより厚みが少なく、左右に広がった段部5fと、段部5fと同じ厚みで下方に延びる垂下部5gとからなる。段部5fには上方の中央近くから下方の外側に向かって左右に延びる2本の吐出溝5h、5iが凹設されている。両吐出溝5h、5iの下端には各吐出空間3dと連通する吐出孔5j、5kが貫設されている。
また、図1に示すように、リヤサイドプレート5とリヤハウジング2との間には吐出室16が形成されている。吐出室16内では、リヤサイドプレート5とリヤハウジング2とに挟持されることによって遠心分離セパレータ50が固定されている。遠心分離セパレータ50は、図3に示すように、エンドフレーム17と、エンドフレーム17内に固定された上下に延びる円筒状の円筒部18とからなる。
エンドフレーム17には上下に円柱状に延びる油分離室17aが形成されている。油分離室17aの上端に円筒部18が圧入されている。このため、油分離室17aの一部は、円筒部18の外周面周りに冷媒ガスを周回させる案内面17bとなっている。図4に示す吐出溝5h、5iは、図3に示す左右で一対の分離口17cに連通し、両分離口17cは円筒部18と案内面17bとの間に連通している。
また、エンドフレーム17の下端には油分離室17aの底面を吐出室16に連通させる連通口17eが形成されている。また、エンドフレーム17には、リヤサイドプレート5のボス部5eを回転軸9とともに収納する供給室17fが凹設されている。
リヤサイドプレート5の内面(前面)には、図2、4、5(A)及び(B)に示すように、扇形状をなす一対の排油溝5qが凹設されている。各排油溝5qは、ロータ10の回転により、吸入行程等にある背圧室40と連通するようになっている。また、図1及び図3に示すように、リヤサイドプレート5には、吐出室16と各排油溝5qとを連通する弁室5dが貫設されており、弁室5d内にはボール状の弁体20が収納されている。弁体20は、弁室5d内に収納されたばね19によって吐出室16側に付勢されている。この弁体20は、ベーン型圧縮機の起動時におけるチャタリングを防止する。
図3に示すように、リヤサイドプレート5の垂下部5g内には、下端から軸受面5bに延びる上流路5mが貫設されている。上流路5mの上流開口5xは、軸受面5bに開いている。
図3、図5(A)及び(B)に示すように、回転軸9には、後端から軸方向に延びる1本の軸孔9aと、軸孔9aと連通し、軸孔9aの前端から軸周面9cまで径方向に延びる1本の径孔9bとが形成されている。軸孔9aは、回転軸9に形成されたセンタ穴である。軸孔9a及び径孔9bが軸周面9cから供給室17fまで延びる回転路である。径孔9bの回転開口9xは軸周面9cに開いている。
リヤサイドプレート5に設けられたボス部5eには、ボス部5eの後端からロータ10側の前端まで延びる2本の下流路5pが形成されている。両下流路5pは、供給室17fと、ロータ10の回転により圧縮行程にある背圧室40とを連通するようになっている。
そして、図1及び図3に示すように、リヤハウジング2には吐出室16の上端を外部に接続するための流出口2aが形成されている。流出口2aは円筒部18の上方に位置している。図示はしないが、流出口2aは配管によって凝縮器に接続され、凝縮器は配管によって膨張弁に接続され、膨張弁は配管によって蒸発器に接続され、蒸発器は配管によって流入口1bに接続されている。凝縮器、膨張弁及び蒸発器が外部の冷凍回路を構成している。圧縮機を含む冷凍回路は車両用空調装置を構成している。
以上のように構成されたベーン型圧縮機では、エンジン等によって回転軸9が駆動されると、ロータ10が回転軸9と同期回転し、圧縮室12が容積変化を生じる。このため、蒸発器を経た冷媒ガスが流入口1bから吸入室13に吸入される。吸入室13内の冷媒ガスは吸入孔4d、吸入空間3b及び吸入ポート3cを経て圧縮室12に吸入される。また、圧縮室12で圧縮された冷媒ガスは吐出ポート3e及び吐出空間3dを経て、図4に示すように、吐出孔5j、5kに吐出される。このため、冷媒ガスは、吐出溝5h、5iを経て、図3に示すように、遠心分離セパレータ50の分離口17cから案内面17bに向けて吐出される。このため、冷媒ガスは案内面17bを周回し、冷媒ガスから潤滑油が遠心分離される。分離された潤滑油は油分離室17a内から連通口17eを経て吐出室16内に貯留される。
また、図5(A)に示すように、回転軸9の位相により、上流路5mの上流開口5xと回転路の回転開口9xとが対向すれば、回転路を介して上流路5mと供給室17fとが連通し、吐出室16と各背圧室40とが連通する。このため、吐出室16内の高圧の潤滑油は、上流路5m、径孔9b、軸孔9a及び供給室17fを通過し、両下流路5pを経て各背圧室40に供給される。特に、このベーン型圧縮機では、上流路5mと径孔9bとが連通する場合、両下流路5pが単一の供給室17fと背圧室40と連通することから、吐出室16内に存在する高圧の潤滑油が均等に各背圧室40に供給され易い。
図5(B)に示すように、回転軸9の位相により、上流開口5xと回転開口9xとが非対向となれば、軸孔9b及び径孔9aを介して上流路5mと供給室17fとが非連通となり、吐出室16と各背圧室40とが非連通となる。このため、吐出室16内の高圧の潤滑油は、上流路5mまでは供給されているものの、径孔9b及び軸孔9a内に至らず、各背圧室40に供給されない。
このため、圧縮行程の間、高圧の潤滑油は間欠的に各背圧室40に供給される。このため、各ベーン11がシリンダ室3aの内面に押し付けられる。このため、各ベーン11はベーン溝10a内で潤滑されるとともにチャタリングが防止され、かつ圧縮室12からの冷媒ガスの漏れが防止されて効率が向上する。
また、潤滑油を間欠的にかつ確実に背圧室40に供給することにより、背圧の供給量を調整して各ベーン11の背圧を調整することができる。このため、各ベーン11の押し付け力を低減し、運転中の動力を低減することも可能である。
回転軸9の回転が停止された状態で径孔9bが上流路5mと非連通であれば、冷媒ガス等の逆流と回転軸9の逆転とを生じない。図5(A)に示すように、径孔9bが上流路5mと連通した状態で回転軸9の回転が停止されたとしても、僅かに冷媒ガス等の逆流と回転軸9の逆転とが生じれば、図5(B)に示すように、それによって回転軸9の位相がずれるため、すぐに径孔9bが上流路5mと非連通となり、それ以上の冷媒ガス等の逆流と回転軸9の逆転とを生じない。このため、このベーン型圧縮機は確実に冷媒ガス等の逆流と回転軸9の逆転とを防止することができる。
ここで、このベーン型圧縮機では、吐出室16内の冷媒ガス等が上流路5mを通って、径孔9b及び軸孔9aを経由した後、供給室17fを経て下流路5pに流れる。この経路では、軸受面5bに従来の第1下流路のような凹状の溝を必要としない。このため、リヤサイドプレート5の軸受面5bに対して、周方向で部分的な凹状の切削加工を必要としない。このため、加工が容易であり、さらなる製造コストの低廉化を実現することができる。
また、このベーン型圧縮機では、回転軸9の軸心周りで大きな角度で開き易い従来の第1下流路のような凹状の溝を必要としない。このため、径孔9bは上流路5mと確実に連通又は非連通になり易い。このため、冷媒ガス等の逆流と回転軸9の逆転とを生じ難い。
図3、図5(A)及び(B)に示すように、回転軸9の位相によって径孔9bが上流路5mと連通又は非連通となる。径孔9bが上流孔5mと連通すれば、供給室17fに供給された潤滑油は、軸受面5bと軸周面9cとの間に供給され、これらの間の潤滑を行う。回転軸9の位相によって径孔9bが上流孔5mと非連通となれば、吐出室16内の高圧の潤滑油は、径孔9b及び軸孔9a内に至らず、回転軸9の回転によって軸受面5bと軸周面9cとの間に供給される。このため、滑り軸受をなくしたとしても、回転軸9を好適に回転させることができる。
したがって、このベーン型圧縮機によれば、製造コストの低廉化をより実現しつつ、冷媒ガス等の逆流と回転軸9の逆転とをより確実に低減することが可能である。
また、このベーン型圧縮機では、摺動層4c、5cにスズめっきを用いることで、フロントサイドプレート4とリヤサイドプレート5との間に設けられたロータ10との滑り抵抗力を低減している。スズめっきを軸受面5bに形成すれば、リヤサイドプレート5の内面側にスズめっきを形成する際に軸受面5bのスズめっきも同時に形成することが可能となっている。このため、摺動層4c、5cを形成するために特別な工程を必要としていないことから、確実に製造コストの低廉化を実現している。
さらに、このベーン型圧縮機では、回転軸9に形成されたセンタ穴が軸孔9aとされていることから、特別な軸孔を形成する必要がなく、この点においても製造コストの低廉化を実現している。
(実施例2)
実施例2のベーン型圧縮機は、図6、図7(A)及び(B)に示すように、回転軸9の軸周面9dに凹設された2本の軸溝9dを回転路として採用している。両軸溝9dは、回転軸9の軸心を中心とした点対称の位置に形成されており、それぞれ軸方向に延びている。両軸溝9dの回転開口9yは軸周面9cに開いている。他の構成は実施例1と同様である。
このベーン型圧縮機では、回転軸9が回転することで、上流路5mと、一方の軸溝9dとが連通又は非連通とする。このため、高圧の冷媒ガス等は間欠的に各背圧室40に供給される。実施例1では、図5(A)及び(B)に示すように、回転軸9が360°回転すれば、上流路5mと径孔9bとが連通するのに対し、実施例2では、図7(A)及び(B)に示すように、回転軸9が180°回転すれば、上流路5mと一方の軸溝9dとが連通する。このため、実施例1に比べて上流路5mと軸溝9dとがより連通し易い。このため、高圧の冷媒ガス等が背圧室40により供給され易い。
また、図6に示すように、高圧の潤滑油は、回転軸9の位相によって一方の軸溝9dが上流路5mと連通すれば、一方の軸溝9dに供給される。軸方向に延びる両軸溝9dにおける軸受面5bと対面する開口面積は、実施例1における軸方向に延びない径孔9bの開口面積に比べて、大きい。このため、回転軸9が回転することで軸受面5bと軸周面9cとの間に高圧の潤滑油がより供給され易く、回転軸9をより好適に回転させることができる。
また、このベーン型圧縮機では、両軸溝9dは、軸方向に軸周面9cに設けられるため、切削加工がより容易となり、製造コストのより低廉化を実現している。他の作用効果は実施例1と同様である。
(実施例3)
実施例3のベーン型圧縮機は、図8(A)及び(B)に示すように、PTFE等のフッ素樹脂からなる摺動層5sを採用し、この摺動層5sをリヤサイドプレート5の軸受面5bと対面する回転軸9の軸周面9cに形成している。フロントサイドプレート4の軸受面4bと対面する摺動層も同様である。
また、回転軸9には、後端から軸方向に延びる1本の軸孔9aと、軸孔9aと連通し、軸孔9aの前端から軸周面9cまで径方向に延びる2本の径孔9eとが形成されている。両径孔9eは回転軸9の軸心を中心とした点対称の位置で開いている。軸孔9a及び両径孔9eが軸周面9cから供給室17fまで延びる回転路である。他の構成は実施例1と同様である。
このベーン型圧縮機では、スズめっきよりも摩擦係数が小さいPTFE等のフッ素樹脂を用いている。このため、フロントサイドプレート4とリヤサイドプレート5との間に設けられたロータ10との滑り抵抗力をより低減できる。他の作用効果は実施例2と同様である。
(実施例4)
実施例4のベーン型圧縮機は、図9、図10(A)及び(B)に示すように、実施例1〜3のような摺動層4c、5c、5sを採用しておらず、軸受面4b、5bと軸周面9cとが互いに接触している。他の構成は実施例1と同様である。
このベーン型圧縮機では、摺動層4c、5c、5sを採用していないことから、製造コストのより低廉化を実現することができる。他の作用効果は実施例1、2と同様である。
以上において、本発明を実施例1〜4に即して説明したが、本発明は上記実施例1〜4に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、回転軸体は複数の部品により構成されてもよい。例えば、回転軸体は、回転軸だけに限定されず、回転軸と同期回転する回転路用の部品を含んでもよい。
本発明は車両用空調装置に利用可能である。
1…フロントハウジング(ハウジング)
2…リヤハウジング(ハウジング)
3…シリンダブロック(ハウジング)
3a…シリンダ室
4…フロントサイドプレート
4c、5c、5s…摺動層
5…リヤサイドプレート
5b…軸受面
5x…上流開口
5m…上流路
5p…下流路
9…回転軸(回転軸体)
9a、9b、9d、17f、5m、5p…背圧供給機構
9x、9y…回転開口
9a…軸孔(回転路)
9b…径孔(回転路)
9c…軸周面
9d…軸溝(回転路)
10…ロータ
10a…ベーン溝
11…ベーン
12…圧縮室
13…吸入室
14…吐出弁
16…吐出室
17f…供給室
40…背圧室

Claims (6)

  1. シリンダ室、吸入室及び吐出室が形成されたハウジングと、前記シリンダ室の前方を閉鎖するフロントサイドプレートと、前記シリンダ室の後方を閉鎖するリヤサイドプレートと、前記ハウジングに回転可能に設けられた回転軸体と、前記シリンダ室内で前記回転軸体と同期回転可能に設けられ、複数個のベーン溝が形成されたロータと、前記各ベーン溝に各々出没可能に設けられ、前記シリンダ室の内面、前記ロータの外面、前記フロントサイドプレートの後面及び前記リヤサイドプレートの前面とともに各圧縮室を形成するベーンとを備え、
    前記各ベーンの底面と前記各ベーン溝との間が背圧室とされ、
    前記リヤサイドプレートには円筒状の軸受面が形成され、
    前記軸受面により、前記回転軸体の軸周面が支持され、
    前記各背圧室は、圧縮行程で背圧供給機構によって前記吐出室と連通されるベーン型圧縮機であって、
    前記背圧供給機構は、前記リヤサイドプレートに形成され、前記吐出室から延在して前記軸受面に開く上流開口をもつ上流路と、
    前記回転軸体の後端側に形成された供給室と、
    前記回転軸体に形成され、前記軸周面に開く回転開口をもつとともに前記供給室と連通する回転路と、
    前記リヤサイドプレートに形成され、前記供給室と前記圧縮行程の前記各背圧室とを連通する下流路とからなり、
    前記上流開口と前記回転開口とは、前記回転軸体の回転に応じて、前記上流路と前記供給室とを連通させることを特徴とするベーン型圧縮機。
  2. 前記軸受面及び前記軸周面の少なくとも一方には、前記軸受面と前記軸周面との滑り抵抗力を低減する摺動層が形成されている請求項1記載のベーン型圧縮機。
  3. 前記摺動層は、前記軸受面に形成されたスズめっきからなる請求項2記載のベーン型圧縮機。
  4. 前記回転路は、軸方向に延びる軸孔と、前記軸孔と連通し、前記軸周面まで径方向に延びる径孔とからなる請求項1乃至3のいずれか1項記載のベーン型圧縮機。
  5. 前記軸孔は前記回転軸体に形成されたセンタ穴である請求項4記載のベーン型圧縮機。
  6. 前記回転路は、前記軸周面に凹設され、軸方向に延在する軸溝からなる請求項1乃至3のいずれか1項記載のベーン型圧縮機。
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