JP2014101435A - かご型シルセスキオキサン化合物、それを用いた硬化性樹脂組成物及び樹脂硬化物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下記一般式(1):[R1SiO3/2]n[R2SiO3/2]m[R3SiO3/2]j・・・(1)で表されることを特徴とするかご型シルセスキオキサン化合物。式(1)中、R1は(メタ)アクリロイル基と炭素数4〜10の炭化水素鎖とを含有する反応性有機官能基を示し、R2は(メタ)アクリロイル基と炭素数1〜3の炭化水素鎖とを含有する反応性有機官能基を含有する基等を示し、R3は、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、フェニル基及びアリル基等を示す。
【選択図】なし
Description
下記一般式(1):
[R1SiO3/2]n[R2SiO3/2]m[R3SiO3/2]j ・・・(1)
{式(1)中、R1は下記一般式(2):
で表される基を示し、R2は下記一般式(3):
で表される基、下記一般式(4):
で表される基、下記一般式(5):
で表される基、及び下記式(6):
n≧2 ・・・(i)、
m≧1 ・・・(ii)、
j≧0 ・・・(iii)、
n+m+j=h ・・・(iv)
[式(iv)中、hは8、10、12及び14からなる群から選択されるいずれかの整数を示す。]
で表される条件を満たす整数を示し、n、m及びjがそれぞれ2以上の場合にはR1、R2及びR3はそれぞれ同一でも異なっていてもよい。}
で表されることを特徴とするものである。
二重結合変化率(AR)=(1−AW/AF)×100
により、前記(メタ)アクリロイル基の二重結合変化率(AR(%))、すなわち(メタ)アクリロイル基の反応率を求めることができる。
[R1SiO3/2]n[R2SiO3/2]m[R3SiO3/2]j ・・・(1)
で表されることを特徴とするものである。
n≧2 ・・・(i)、
m≧1 ・・・(ii)、
j≧0 ・・・(iii)、
n+m+j=h ・・・(iv)
[式(iv)中、hは8、10、12及び14からなる群より選択されるいずれかの整数を示す。]
で表される条件を満たす整数を示す。前記式(1)中のnが前記式(i)で表される条件を満たすことにより、本発明に係るかご型シルセスキオキサン化合物は(メタ)アクリロイル基と炭素数4〜10の炭化水素鎖とを含有する反応性有機官能基(前記式(2)で表される基)を2つ以上有するため、フレキシビリティーが十分に大きくラジカル重合性に優れており、得られる樹脂硬化物に残留する未反応基(残留二重結合)を十分に低減させることができ、紫外線に長期間暴露された際の分解や黄変を抑制することができる。
で表される化合物、上記一般式(1)中、R2が式(4)で表される基であり、R4がメチル基であり、nが2であり、mが6であり、jが0である下記式(8):
で表される化合物、上記一般式(1)中、R2が式(3)で表される基であり、R4及びR5がメチル基であり、nが4であり、mが4であり、jが0である下記式(9):
で表される化合物、上記一般式(1)中、R2が式(3)で表される基であり、R4及びR5がメチル基であり、nが3であり、mが7であり、jが0である下記式(10):
で表される化合物、上記一般式(1)中、R2が式(3)で表される基であり、R4及びR5がメチル基であり、nが5であり、mが5であり、jが0である下記式(11):
で表される化合物、上記一般式(1)中、R2が式(3)で表される基であり、R3がエチレン基(CH3−CH2−)であり、R4及びR5がメチル基であり、nが3であり、mが5であり、jが2である下記式(12):
で表される化合物、上記一般式(1)中、R2が式(6)で表される基であり、R4がメチル基であり、nが5であり、mが5であり、jが0である下記式(13):
で表される化合物、上記一般式(1)中、R2が式(6)で表される基であり、R3がエチレン基(CH3−CH2−)であり、R4がメチル基であり、nが5であり、mが3であり、jが2である下記式(14):
で表される化合物、上記一般式(1)中、R2が式(3)で表される基であり、R4及びR5がメチル基であり、nが4であり、mが8であり、jが0である下記式(15):
で表される化合物、上記一般式(1)中、R2が式(3)で表される基であり、R4及びR5がメチル基であり、nが7であり、mが5であり、jが0である下記式(16):
で表される化合物、上記一般式(1)中、R2が式(6)で表される基であり、R4がメチル基であり、nが10であり、mが2であり、jが0である下記式(17):
で表される化合物、上記一般式(1)中、R2が式(6)で表される基であり、R3がエチレン基(CH3−CH2−)であり、R4がメチル基であり、nが4であり、mが2であり、jが6である下記式(18):
で表される化合物がより好ましい。
R1SiX3 ・・・(19)
[式(19)中、R1は上記式(1)中のR1と同義であり、Xはアルコキシ基、アセトキシ基、ハロゲン原子及びヒドロキシ基からなる群から選択されるいずれか1種の加水分解性基を示す。]
で表されるケイ素化合物(A)、下記一般式(20):
R2SiY3 ・・・(20)
[式(20)中、R2は、上記式(1)中のR2と同義であり、Yはアルコキシ基、アセトキシ基、ハロゲン原子及びヒドロキシ基からなる群から選択されるいずれか1種の加水分解性基を示す。]
で表されるケイ素化合物(B)、及び必要に応じて下記一般式(21):
R3SiZ3 ・・・(21)
[式(21)中、R3は、上記式(1)中のR3と同義であり、Zは、アルコキシ基、アセトキシ基、ハロゲン原子及びヒドロキシ基からなる群から選択されるいずれか1種の加水分解性基を示す。]
で表されるケイ素化合物(C)を混合し、塩基性触媒存在下、水中で加水分解反応せしめると共に一部縮合させ、次いで、得られた加水分解反応生成物をさらに塩基性触媒及び非極性溶媒の存在下で再縮合せしめる方法が挙げられる。
本発明の硬化性樹脂組成物がこのような不飽和化合物を含有する場合、その含有量としては、前記本発明のかご型シルセスキオキサン化合物に対する質量比(かご型シルセスキオキサン化合物:不飽和化合物)が10:90〜80:20となる質量であることが好ましい。含有量が前記下限未満の場合には、硬化性樹脂組成物の粘度が増大して成形性が低下する傾向にあり、他方、前記上限を超える場合には、硬化性樹脂組成物の相溶性や、得られる樹脂硬化物における透明性、低熱膨張性、低吸水性等の物性が低下する傾向にある。
10/90≦a/(b+c)≦80/20
で表される条件を満たすことが好ましく、下記式:
20/80≦a/(b+c)≦75/25
で表される条件を満たすことがより好ましい。前記かご型シルセスキオキサン化合物の含有量が前記下限未満である場合には、硬化性樹脂組成物の相溶性や、得られる樹脂硬化物の透明性、低熱膨張性、低吸水性等の物性が低下する傾向にある。他方、前記上限を超える場合には、硬化性樹脂組成物の粘度が増大して成形性が低下する傾向にある。したがって、本発明の硬化性樹脂組成物に前述のかご型シルセスオキサンの反応生成物をそのまま使用する場合には、上記条件を満たすように、必要に応じて精製処理を施したものを用いることが好ましい。
ゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)(装置名:HLC−8320GPC(東ソー社製)、溶媒:THF、カラム:超高速セミミクロSECカラム SuperH シリーズ、温度:40℃、速度:0.6ml/min)を用いて行った。数平均分子量(Mn)及び分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量(Mw/Mn))は標準ポリスチレン(商品名:TSK−GEL、東ソー社製)による換算値として求めた。
エレクトロスプレーイオン化質量分析(ESI−MS)装置(装置名:LC装置;Separation module 2690(Waters社製)、MS装置;ZMD4000(Micromass社製)、測定条件:エレクトロスプレーイオン化法、キャピラリ電圧:3.5kV、コーン電圧:+30V)を用いて測定した。
先ず、撹拌機、滴下漏斗、温度計を備えた反応容器に、溶媒として2−プロパノール(IPA)120ml、トルエン150ml、塩基性触媒として5%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液(TMAH水溶液)30.0mlを入れた。次いで、8−メタクリロキシオクチルトリメトキシシラン(KBM−5803、信越化学工業株式会社製)66.87g(0.21mol)及び3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(SZ−6300、東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)52.15g(0.21mol)を混合して滴下漏斗に入れ、前記反応容器内に、撹拌しながら室温(約25℃)で30分かけて滴下した。滴下終了後、加熱することなく2時間撹拌した。攪拌後の反応容器内の溶液(反応溶液)をクエン酸水溶液で中性(pH7)に調整した後、純水を添加して有機相と水相とに分液し、有機相に無水硫酸マグネシウム10.0gを添加して脱水した。前記無水硫酸マグネシウムを濾別し、ロータリーエバポレーターにより濃縮することで加水分解反応生成物(シルセスキオキサン)を81.03g得た。この加水分解反応生成物は種々の有機溶剤に可溶な無色の粘性液体であった。
[CH2=C(CH3)COOC8H16SiO3/2]n[CH2=C(CH3)COOC3H6SiO3/2]m・・・(I)
で表されるかご型シルセスキオキサン樹脂を含む樹脂混合物であることが確認された。なお、得られた樹脂混合物1において、前記式(I)で表されるかご型シルセスキオキサン樹脂の含有量は81質量%であった。
2−プロパノール(IPA)を70ml、トルエンを170ml、8−メタクリロキシオクチルトリメトキシシランを92.7g(0.29mol)、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランを24.1g(0.097mol)としたこと以外は合成例1と同様にして加水分解反応生成物(シルセスキオキサン)を82.30g得た。この加水分解反応生成物は種々の有機溶剤に可溶な無色の粘性液体であった。次いで、この加水分解反応生成物を40.0g用い、トルエンを130mlとしたこと以外は合成例1と同様にして樹脂混合物2を36.55g得た。得られた樹脂混合物2は種々の有機溶剤に可溶な無色の粘性液体であった。
2−プロパノール(IPA)を90ml、8−メタクリロキシオクチルトリメトキシシランを28.32g(0.089mol)、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランを66.26g(0.27mol)としたこと以外は合成例1と同様にして加水分解反応生成物(シルセスキオキサン)を62.30g得た。この加水分解反応生成物は種々の有機溶剤に可溶な無色の粘性液体であった。次いで、この加水分解反応生成物を43.0g用いたこと以外は合成例1と同様にして樹脂混合物3を34.80g得た。得られた樹脂混合物3は種々の有機溶剤に可溶な無色の粘性液体であった。
2−プロパノール(IPA)を60ml、トルエンを100ml、8−メタクリロキシオクチルトリメトキシシランを87.25g(0.27mol)とし、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランに代えてビニルトリメトキシシラン(KBM−1003、信越化学工業株式会社製)40.61g(0.27mol)を用いたこと以外は合成例1と同様にして加水分解反応生成物(シルセスキオキサン)を65.94g得た。この加水分解反応生成物は種々の有機溶剤に可溶な無色の粘性液体であった。次いで、この加水分解反応生成物を用い、トルエンの還流温度が105℃であったこと以外は合成例1と同様にして樹脂混合物4を38.20g得た。得られた樹脂混合物4は種々の有機溶剤に可溶な無色の粘性液体であった。
[CH2=C(CH3)COOC8H16SiO3/2]n[CH2=CHSiO3/2]m・・・(II)
で表されるかご型シルセスキオキサン樹脂を含む樹脂混合物であることが確認された。なお、得られた樹脂混合物4において、前記式(II)で表されるかご型シルセスキオキサン樹脂の含有量は75質量%であった。
2−プロパノール(IPA)を100ml、トルエンを240mlとし、8−メタクリロキシオクチルトリメトキシシランを38.16g(0.12mol)、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランを9.92g(0.04mol)とし、さらにエチルトリメトキシシラン(LS−890、信越化学工業株式会社製)24.00g(0.16mol)を混合して滴下漏斗に入れたこと以外は合成例1と同様にして加水分解反応生成物(シルセスキオキサン)を45.20g得た。この加水分解反応生成物は種々の有機溶剤に可溶な無色の粘性液体であった。次いで、この加水分解反応生成物を40.0g用い、トルエンの還流温度が108℃であったこと以外は合成例Iと同様にして樹脂混合物5を36.05g得た。得られた樹脂混合物5は種々の有機溶剤に可溶な無色の粘性液体であった。
[CH2=C(CH3)COOC8H16SiO3/2]n[CH2=C(CH3)COOC3H6SiO3/2]m[CH3CH2SiO3/2]j・・・(III)
で表されるかご型シルセスキオキサン樹脂を含む樹脂混合物であることが確認された。なお、得られた樹脂混合物5において、前記式(III)で表されるかご型シルセスキオキサン樹脂の含有量は43質量%であった。
2−プロパノール(IPA)を60ml、トルエンを120ml、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランを69.27g(0.28mol)とし、8−メタクリロキシオクチルトリメトキシシランを用いなかったこと以外は合成例Iと同様にして加水分解反応生成物(シルセスキオキサン)を48.36g得た。この加水分解反応生成物は種々の有機溶剤に可溶な無色の粘性液体であった。次いで、この加水分解反応生成物を用い、トルエンを260mlとしたこと以外は合成例1と同様にして樹脂混合物6を41.40g得た。得られた樹脂混合物6は種々の有機溶剤に可溶な無色の粘性液体であった。
[CH2=C(CH3)COOC3H6SiO3/2]m・・・(IV)
で表され、mが10であるかご型シルセスキオキサン樹脂を含む樹脂混合物であることが確認された。なお、得られた樹脂混合物6において、前記式(IV)で表されるかご型シルセスキオキサン樹脂の含有量は84質量%であった。
2−プロパノール(IPA)を80ml、トルエンを160ml、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランを48.06g(0.19mol)とし、8−メタクリロキシオクチルトリメトキシシランに代えてビニルトリメトキシシラン28.68g(0.19mol)を用いたこと以外は合成例Iと同様にして加水分解反応生成物(シルセスキオキサン)を48.68g得て、この加水分解反応生成物を樹脂混合物7とした。
[CH2=C(CH3)COOC3H6SiO3/2]m’[CH2=CHSiO3/2]m’’・・・(V)
で表されるかご型シルセスキオキサン樹脂を含む樹脂混合物であることが確認された。なお、得られた樹脂混合物7において、前記式(V)で表されるかご型シルセスキオキサン樹脂の含有量は40質量%であった。
2−プロパノール(IPA)を130ml、トルエンを260mlとし、8−メタクリロキシオクチルトリメトキシシランを用いず、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランに代えてビニルトリメトキシシラン93.65g(0.632mol)を用いたこと以外は合成例Iと同様にして加水分解反応生成物(シルセスキオキサン)を44.03g得た。この加水分解反応生成物は種々の有機溶剤に可溶な無色の粘性液体であった。次いで、この加水分解反応生成物を42.0g用い、トルエンを260mlとしたこと以外は合成例1と同様にして樹脂混合物8を38.24g得た。得られた樹脂混合物8は種々の有機溶剤に可溶な無色の粘性液体であった。
[CH2=CHSiO3/2]m・・・(VI)
で表されるかご型シルセスキオキサン樹脂を含む樹脂混合物であることが確認された。なお、得られた樹脂混合物8において、前記式(VI)で表されるかご型シルセスキオキサン樹脂の含有量は83質量%であった。
先ず、合成例1で得られたかご型シルセスキオキサン化合物を含む樹脂混合物1を100質量部に対し、重合開始剤として1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(Irg184、チバ・ジャパン株式会社製)2.5質量部を混合し、硬化性樹脂組成物を得た。次いで、得られた硬化性樹脂組成物をガラス板上に2g塗布し、高さ0.2mmの金属スペーサーを配置した後、さらに上からガラス板を被せ、ガラス板の自重で樹脂組成物を流延させて厚さを0.2mmとした後、30W/cmの高圧水銀ランプを用い、2000mJ/cm2の積算露光量で硬化させ、フィルム状の樹脂硬化物を得た。
先ず、合成例1で得られたかご型シルセスキオキサン化合物を含む樹脂混合物1を70質量部、及び、ジシクロペンタニルジアクリレート(DCP−A、共栄社化学株式会社製)を30質量部を混合し、これに重合開始剤として1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(Irg184、チバ・ジャパン株式会社製)1.5質量部及びジクミルパーオキサイド(パークミルD、日本油脂株式会社製)1.0質量部を混合し、硬化性樹脂組成物を得た。次いで、得られた硬化性樹脂組成物を用いたこと以外は実施例1と同様にしてフィルム状の樹脂硬化物を得た。
樹脂混合物1に代えて合成例2で得られた樹脂混合物2を用いたこと以外は実施例1と同様にして硬化性樹脂組成物及び樹脂硬化物を得た。
樹脂混合物1に代えて合成例2で得られた樹脂混合物2を用いたこと以外は実施例2と同様にして硬化性樹脂組成物及び樹脂硬化物を得た。
樹脂混合物1に代えて合成例3で得られた樹脂混合物3を用いたこと以外は実施例1と同様にして硬化性樹脂組成物及び樹脂硬化物を得た。
樹脂混合物1に代えて合成例3で得られた樹脂混合物3を用いたこと以外は実施例2と同様にして硬化性樹脂組成物及び樹脂硬化物を得た。
樹脂混合物1に代えて合成例4で得られた樹脂混合物4を用い、さらにジクミルパーオキサイド(パークミルD、日本油脂株式会社製)1.0質量部を混合したこと以外は実施例1と同様にして硬化性樹脂組成物を得た。次いで、得られた硬化性樹脂組成物を用い、高圧水銀ランプを用いた硬化の後にさらに、窒素雰囲気下、200℃において1時間加熱したこと以外は実施例1と同様にして、樹脂硬化物を得た。
樹脂混合物1に代えて合成例4で得られた樹脂混合物4を用いたこと以外は実施例2と同様にして硬化性樹脂組成物を得た。次いで、得られた硬化性樹脂組成物を用い、高圧水銀ランプを用いた硬化の後にさらに、窒素雰囲気下、200℃において1時間加熱したこと以外は実施例2と同様にして、樹脂硬化物を得た。
樹脂混合物1に代えて合成例5で得られた樹脂混合物5を用いたこと以外は実施例1と同様にして硬化性樹脂組成物及び樹脂硬化物を得た。
樹脂混合物1に代えて合成例5で得られた樹脂混合物5を用いたこと以外は実施例2と同様にして硬化性樹脂組成物及び樹脂硬化物を得た。
樹脂混合物1に代えて合成例6で得られた樹脂混合物6を用いたこと以外は実施例1と同様にして硬化性樹脂組成物及び樹脂硬化物を得た。
樹脂混合物1に代えて合成例6で得られた樹脂混合物6を用いたこと以外は実施例2と同様にして硬化性樹脂組成物及び樹脂硬化物を得た。
樹脂混合物1に代えて合成例7で得られた樹脂混合物7を用い、さらにジクミルパーオキサイド(パークミルD、日本油脂株式会社製)1.0質量部を混合したこと以外は実施例1と同様にして硬化性樹脂組成物を得た。次いで、得られた硬化性樹脂組成物を用い、高圧水銀ランプを用いた硬化の後にさらに、窒素雰囲気下、200℃において1時間加熱したこと以外は実施例1と同様にして、樹脂硬化物を得た。
樹脂混合物1に代えて合成例7で得られた樹脂混合物7を用いたこと以外は実施例2と同様にして硬化性樹脂組成物を得た。次いで、得られた硬化性樹脂組成物を用い、高圧水銀ランプを用いた硬化の後にさらに、窒素雰囲気下、200℃において1時間加熱したこと以外は実施例2と同様にして、樹脂硬化物を得た。
樹脂混合物1に代えて合成例8で得られた樹脂混合物8を用い、さらにジクミルパーオキサイド(パークミルD、日本油脂株式会社製)1.0質量部を混合したこと以外は実施例1と同様にして硬化性樹脂組成物を得た。次いで、得られた硬化性樹脂組成物を用い、高圧水銀ランプを用いた硬化の後にさらに、窒素雰囲気下、200℃において1時間加熱したこと以外は実施例1と同様にして、樹脂硬化物を得た。
樹脂混合物1に代えて合成例8で得られた樹脂混合物8を用いたこと以外は実施例2と同様にして硬化性樹脂組成物を得た。次いで、得られた硬化性樹脂組成物を用い、高圧水銀ランプを用いた硬化の後にさらに、窒素雰囲気下、200℃において1時間加熱したこと以外は実施例2と同様にして、樹脂硬化物を得た。
先ず、各実施例及び比較例で得られた硬化性樹脂組成物について、顕微赤外分光装置(商品名:FT−IR6100、日本分光社製)を用いて、1728cm−1における(メタ)アクリロイル基中の炭素‐酸素二重結合(C=O)の伸縮振動に由来する最大吸光度(AWC=O)、及び、1635cm−1における(メタ)アクリロイル基中の炭素‐炭素二重結合(C=C)の伸縮振動に由来する最大吸光度(AWC=C)をそれぞれ測定した。次いで、前記硬化性樹脂組成物のラジカル重合後、各実施例及び比較例で得られた樹脂硬化物について、1728cm−1における最大吸光度(AFC=O)及び1635cm−1における最大吸光度(AFC=C)を上記と同様に測定した。AWC=OとAWC=Cとの比(AW=AWC=O/AWC=C)、及び、AFC=OとAFC=Cとの比(AF=AFC=O/AFC=C)から、次式:
二重結合変化率(AR)=(1−AW/AF)×100
により、(メタ)アクリロイル基の二重結合変化率(AR(%))を求め、これを(メタ)アクリロイル基の反応率とした。結果を表1に示す。
先ず、得られた樹脂硬化物を24時間、50℃において保持し、予備乾燥を行った。次いで、プラスチック‐吸水率の求め方(JISK7209)に基づいて吸水率の測定を行った。得られた結果を表1に示す。
得られた樹脂硬化物(厚さ0.2mm)について、NDH2000(日本電色社製)を用いて透過光強度及び入射光強度を測定し、次式:
全光透過率(%)=透過光強度/入射光強度
により全光透過率を算出した。得られた結果を表1に示す。
得られた樹脂硬化物(厚さ0.2mm)に対して、Q−Lab社製 QUV Accelerated Weathering Tester(使用ランプ「UVB−313」)を用いて、ランプ距離5cmの条件で72時間紫外線を照射した。紫外線により曝露される前及び曝露後の樹脂硬化物について、プラスチック‐黄色度及び黄色度の求め方(JISK7373)に従って、黄色度(YI)をそれぞれ求めた。結果を表1に示す。
Claims (6)
- 下記一般式(1):
[R1SiO3/2]n[R2SiO3/2]m[R3SiO3/2]j ・・・(1)
{式(1)中、R1は下記一般式(2):
で表される基を示し、R2は下記一般式(3):
で表される基、下記一般式(4):
で表される基、下記一般式(5):
で表される基、及び下記式(6):
n≧2 ・・・(i)、
m≧1 ・・・(ii)、
j≧0 ・・・(iii)、
n+m+j=h ・・・(iv)
[式(iv)中、hは8、10、12及び14からなる群から選択されるいずれかの整数を示す。]
で表される条件を満たす整数を示し、n、m及びjがそれぞれ2以上の場合にはR1、R2及びR3はそれぞれ同一でも異なっていてもよい。}
で表されることを特徴とするかご型シルセスキオキサン化合物。 - 請求項1に記載のかご型シルセスキオキサン化合物とラジカル重合開始剤とを含有しており、前記かご型シルセスキオキサン化合物の含有量が10〜80質量%であることを特徴とする硬化性樹脂組成物。
- 前記かご型シルセスキオキサン化合物、ラダー型シロキサン及びランダム型シロキサン以外の(メタ)アクリロイル基を有する不飽和化合物をさらに含有することを特徴とする請求項2に記載の硬化性樹脂組成物。
- 厚みが0.2mmとなるように流延させ、照度30W/cmの高圧水銀ランプを用いて室温で積算露光量2000mJ/cm2の光照射によりラジカル重合せしめた際において、赤外分光法により測定される(メタ)アクリロイル基の反応率が70%以上となることを特徴とする請求項2又は3に記載の硬化性樹脂組成物。
- 前記ラジカル重合開始剤の含有量が0.01〜10質量%であることを特徴とする請求項2〜4のうちのいずれか一項に記載の硬化性樹脂組成物。
- 請求項2〜5のうちのいずれか一項に記載の硬化性樹脂組成物をラジカル重合せしめて得られたものであることを特徴とする樹脂硬化物。
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