JP2012188586A - (メタ)アクリル酸系共重合体およびその製造方法 - Google Patents
(メタ)アクリル酸系共重合体およびその製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】全単量体由来の構造100モル%に対して、5モル%以上22モル%以下の下記一般式(1)で表される単量体に由来する構造単位(a)、78モル%以上95モル%以下の(メタ)アクリル酸(塩)由来の構造単位(b)、を必須構造単位として有する共重合体であって、少なくとも一つの主鎖末端にスルホン酸(塩)基を有し、重量平均分子量が13000〜50000であることを特徴とする(メタ)アクリル酸系共重合体である。
一般式(1)中、R2は、水素原子またはメチル基を表し、XおよびYは、それぞれ独立に水酸基またはスルホン酸(塩)基を表す(但し、X、Yのうち少なくとも一方はスルホン酸(塩)基を表す)。
【選択図】なし
Description
(式中、R1は、水素原子またはメチル基を表し、Xは、水素原子、金属原子、アンモニウム基または有機アミン基を表す。)
(式中、R2は、水素原子またはメチル基を表し、YおよびZは、それぞれ独立に水酸基またはスルホン酸基(但し、1価金属塩、2価金属塩、アンモニウム塩、もしくは有機アミン基の塩になっていてもよい。)を表す。)
特許文献1には、上記共重合体が、前記(メタ)アリルエーテル系単量体由来の構成単位である側鎖のスルホン酸基と、主鎖末端に導入されたスルホン酸基との相乗効果により、耐ゲル性能が著しく向上することが開示されている。
そこで、本発明は、上記水系用途に用いられた場合に従来より一層改善された耐ゲル性を有し、かつ高いカルシウムイオンのキレート能を有する共重合体、およびその製造方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の共重合体は、全単量体由来の構造100モル%に対して、5モル%以上22モル%以下の下記一般式(1)で表される単量体に由来する構造単位(a)、78モル%以上95モル%以下の(メタ)アクリル酸(塩)由来の構造単位(b)、を必須構造単位として有する共重合体であって、少なくとも一つの主鎖末端にスルホン酸(塩)基を有し、重量平均分子量が13000〜50000であることを特徴とする(メタ)アクリル酸系共重合体である。
一般式(1)中、R2は、水素原子またはメチル基を表し、XおよびYは、それぞれ独立に水酸基またはスルホン酸(塩)基を表す(但し、X、Yのうち少なくとも一方はスルホン酸(塩)基を表す)。
当該共重合体の重量平均分子量が13000〜50000であり、
当該共重合体は少なくとも一つの主鎖末端にスルホン酸(塩)基を有し、
当該共重合体の重量平均分子量(Mw)と全単量体由来の構造単位に対する上記一般式(1)で表される単量体に由来する構造単位(a)の組成(A質量%)の関係が、下記の式を満たすことを特徴とする、(メタ)アクリル酸系共重合体である。
本発明の共重合体は、下記一般式(1)で表される単量体に由来する構造単位(a)を特定の割合で有することを必須としている。
一般式(1)中、R2は、水素原子またはメチル基を表し、XおよびYは、それぞれ独立に水酸基またはスルホン酸(塩)基を表す(但し、X、Yのうち少なくとも一方はスルホン酸(塩)基を表す)。
スルホン酸(塩)とは、スルホン酸、スルホン酸塩をいう。
スルホン酸塩における塩とは、金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩である。具体的には、ナトリウム塩、リチウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;マグネシウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩;鉄の塩等の遷移金属塩;モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩等のアルカノールアミン塩;モノエチルアミン塩、ジエチルアミン塩、トリエチルアミン塩等のアルキルアミン塩;エチレンジアミン塩、トリエチレンジアミン塩等のポリアミン等の有機アミンの塩;等が挙げられる。この中でもナトリウム塩、カリウム塩が特に好ましい。
一般式(1)中、X、Yのうちいずれか一方がスルホン酸(塩)基であることが好ましい。
一般式(2)中、R2は、水素原子またはメチル基を表し、XおよびYは、それぞれ独立に水酸基またはスルホン酸(塩)基を表す(但し、X、Yのうち少なくとも一方はスルホン酸(塩)基を表す)。
本発明の共重合体が「一般式(1)で表される単量体に由来する構造単位(a)」を有するとは、最終的に得られた重合体が、上記一般式(2)で表される構造単位を含むことを意味する。
本発明の共重合体が一般式(1)で表される単量体に由来する構造単位(a)を所定量有することにより、耐ゲル性が顕著に向上する。構造単位(a)はエステル基やアミド基を含まないため、重合体の製造工程や、重合体を含む諸製品の製造工程における条件下においても安定性が高いことから、効率よく耐ゲル性を向上することが可能である。
上記式において、全単量体由来の構造単位に対する上記一般式(1)で表される単量体に由来する構造単位(a)の組成(A質量%)を計算する際は、単量体が酸基の塩を含む場合は、対応する酸として計算する(酸型換算)。また、単量体がアミノ基の塩を含む場合には、対応するアミンとして計算する(アミン換算)。例えば、アクリル酸ナトリウムに由来する構造単位であれば、対応する酸であるアクリル酸に由来する構造として割合(質量%)を計算する。
上記式において、「構造単位(a)の分子量」についても酸型換算で計算する。
上記式において、共重合体の重量平均分子量(Mw)は後述するゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる測定条件で測定された数値である。
上記式を満たすことにより、各重合体分子が適量の構造単位(a)を有することとなり、共重合体の耐ゲル性が良好なものとなる。
本発明の共重合体は、(メタ)アクリル酸(塩)(単量体(B)ともいう)に由来する構造単位(b)を特定の割合で有することを必須としている。
(メタ)アクリル酸(塩)とは、アクリル酸、アクリル酸塩、メタクリル酸、メタクリル酸塩をいう。(メタ)アクリル酸(塩)における塩とは、上記スルホン酸塩における塩と同様である。同様に、(メタ)アクリル酸(塩)としては、(メタ)アクリル酸のナトリウム塩、カリウム塩が特に好ましい。
(メタ)アクリル酸(塩)に由来する構造単位(b)が上記範囲内であれば、共重合体の耐ゲル性やキレート能が優れたものとなる。全単量体由来の構造100モル%に対する構造単位(b)の割合は、好ましくは82モル%以上92モル%以下であり、さらに好ましくは85モル%以上91モル%以下であり、特に好ましくは87モル%以上90モル%以下である。(メタ)アクリル酸(塩)に由来する構造単位(b)が上記範囲より低いと、共重合体のキレート能が低下する。
本発明の共重合体は、上記一般式(1)で表される構造単位(a)、(メタ)アクリル酸(塩)に由来する構造単位(b)に加え、その他の単量体(単量体(C)ともいう)に由来する構造単位(c)を有していても良い。
その他の単量体は、上記一般式(1)で表される構造単位(a)および/または(メタ)アクリル酸(塩)と共重合可能な単量体であることが好ましい。
その他の単量体は塩であっても良く、その場合の塩は、上記スルホン酸塩における塩と同様である。同様に、塩である場合には、ナトリウム塩、カリウム塩が特に好ましい。
本発明の共重合体が「その他の単量体に由来する構造単位(c)」を有するとは、最終的に得られた重合体が、その他の単量体の不飽和二重結合を単結合に置き換えた構造単位を含むことを意味する。
また、上記他の単量体(C)は、1種を単独で使用してもあるいは2種以上の混合物の形態で使用されてもよい。
本発明の共重合体は、重合体分子の少なくとも一つの主鎖末端にスルホン酸(塩)基を有することを特徴としている。少なくとも一つの主鎖末端にスルホン酸(塩)基を有するとは、1または2以上の主鎖末端にスルホン酸(塩)基を有することをいい、例えば直鎖状の重合体分子であれば2の主鎖末端にスルホン酸(塩)基を有していてもよく、分岐状の重合体分子であれば、3以上の主鎖末端にスルホン酸(塩)基を有していても良い。少なくとも一つの主鎖末端にスルホン酸(塩)基を有することにより耐ゲル性が向上することから、好ましい。共重合体の全質量100質量%に対する、重合体分子の主鎖末端のスルホン酸基の割合(質量%)が、0.01質量%以上、5質量%以下であることが好ましい。なお、共重合体の全質量に対する、分子末端のスルホン酸基の質量%を計算する場合も、酸換算で計算するものとし、該当する場合にはアミン換算で計算するものとする。
共重合体の分子末端のスルホン酸基は例えば1HNMR等により測定することができる。
本発明に係る(メタ)アクリル酸系重合体の重量平均分子量Mwは、13000〜50000、好ましくは16000〜45000、より好ましくは20000〜40000である。重量平均分子量がこの範囲内であれば、上記(メタ)アクリル酸系重合体は、キレート能が向上する傾向にある。そのため、スケール防止剤、洗剤ビルダーなどの用途に、より一層好適に用いることができる。(メタ)アクリル酸系重合体の重量平均分子量が13000未満の場合には、炭酸カルシウムのキレート能が低下する傾向にある。
また、重量平均分子量Mwが上記範囲であれば、Mwが小さい場合と比較して一定質量あたりの分子数が少ない為、構造単位(a)の組成を低く設定した場合においても低ゲル性を高く維持することが可能となる。
本発明における前記耐ゲル性試験とは、500mLのコニカルビーカーに、純水とほう酸−ほう酸ナトリウムpH緩衝液と共重合体水溶液と塩化カルシウム溶液とを順に加え、共重合体を固形分濃度で100mg/L含むpH8.5の試験液を、カルシウム濃度を変えて(100mgCaCO3/Lから100mgCaCO3/L毎に濃度を上げて)各々調製し、ポリ塩化ビニリデンフィルムでシールして90℃の恒温槽に1時間静置し、白濁が生じた試験液の最小濃度を耐ゲル化度として評価するものである。すなわち、該耐ゲル化度が大きいほど耐ゲル性が高いと言える。
本発明の共重合体は、耐ゲル化度が400mgCaCO3/L以上であることが好ましい。上記範囲であることにより、洗剤組成物や水処理剤等の添加剤として好ましく使用することができる。より好ましくは500mgCaCO3/L以上である。耐ゲル化度の上限に特に制限はないが、例えば10000mgCaCO3/L以下である。
本発明の(メタ)アクリル酸系共重合体は、良好なカルシウム捕捉能を発現するものである。
カルシウムイオン捕捉能(mgCaCO3/g)とは、水溶性重合体1gが捕捉するカルシウムイオンを炭酸カルシウムの量で換算したmg数として定義され、水溶性重合体が水中のカルシウムイオンをどれだけ多く捕捉するかを示す指標である。例えば、洗剤組成物等の用途において主成分として用いられる界面活性剤は、水中のカルシウムイオンと結合すると不溶化し、その界面活性効果が顕著に低下する。ここで、界面活性剤と共にカルシウムイオン捕捉能が高い水溶性重合体を用いると、界面活性剤の不溶化が防止され、洗浄力向上等の効果が大きくなり十分に発揮される。また、水処理剤に添加したときに、水中のカルシウムイオンを捕捉したり,スケールの元となる結晶核に吸着することによりスケールの生成や成長を抑制することが可能となる。
本発明において、カルシウムイオン捕捉能は、後述する実施例において記載した方法および条件で測定される値である。
本発明の共重合体は、カルシウムイオン捕捉能は、180mgCaCO3/g以上であることが好ましい。上記範囲であることにより、洗剤組成物や水処理剤等の添加剤として好ましく使用することができる。より好ましくは200mgCaCO3/g以上、さらに好ましくは220mgCaCO3/g以上である。カルシウムイオン捕捉能の上限に特に制限はないが、例えば500mgCaCO3/g以下である。
<単量体組成>
本発明の共重合体の製造方法は、全単量体(単量体(A)、(B)、(C)の合計)使用量100モル%に対して、5モル%以上22モル%以下の一般式(1)で表される単量体(単量体(A))、全単量体の使用量100モル%に対して、78モル%以上95モル%以下の(メタ)アクリル酸(塩)(単量体(B))を必須として共重合することが好ましい。
本発明の共重合体の製造方法においては、上記単量体(A)、単量体(B)は、それぞれ1種を用いても、2種以上を用いても構わない。本発明の共重合体の製造方法においては、上記単量体(A)、単量体(B)以外に、必要に応じ、上記その他の単量体(C)を更に共重合させてもよい。
本発明の共重合体の製造方法における単量体(E)の使用割合は、全単量体(単量体(A)、(B)、(E)の合計)100モル%に対して、0モル%以上、17モル%以下とすることが好ましい。上記任意成分である単量体(C)を使用する場合も、1種を使用しても2種を使用しても良い。
本発明の共重合体の製造方法は、得られる共重合体がより好ましい耐ゲル性や炭酸カルシウムのスケール防止能を発現すると言う観点から、上記共重合体を製造する際に用いる各単量体の組成比は、全単量体100モル%に対して、上記単量体(A)が8モル%以上18モル%以下、上記単量体(B)が82モル%以上92モル%以下、上記単量体(C)を、0〜10モル%とすることがより好ましい。さらに好ましくは、上記単量体(A)が9モル%以上15モル%以下、上記単量体(B)が85モル%以上91モル%以下、上記単量体(C)が0〜6モル%であり、特に好ましくは、上記単量体(A)が10モル%以上13モル%以下、上記単量体(B)が87モル%以上90モル%以下、上記単量体(C)がを0〜3モル%である。なお、上記単量体(A)、(B)及び(C)の合計量は100モル%としている。
本発明の共重合体の製造方法は、上記単量体(A)、(B)、(C)(単量体組成物ということがある。)を重合開始剤の存在下で重合することが好ましい。
上記開始剤としては、公知のものを使用することができ、例えば、過酸化水素;過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩;ジメチル2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート)、2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2’−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2’−アゾビス(イソ酪酸)ジメチル、4,4’−アゾビス(4−シアノ吉草酸)、2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス[N−(2−カルボキシエチル)−2−メチルプロピオンアミジン]n水和物、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二塩酸塩、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二硫酸塩二水和物、1,1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)等のアゾ系化合物;過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、過酢酸、ジ−t−ブチルパーオキサイド、クメンヒドロパーオキサイド等の有機過酸化物等が好適である。これらの重合開始剤のうち、得られる重合体の耐ゲル性が向上する傾向にあることから、後述する通り、過硫酸塩を使用することが好ましい。
開始剤の使用量は、単量体(A)、(B)ならびに必要であれば他の単量体(C)の共重合を開始できる量であれば特に制限されないが、以下に特に記載する場合を除き、単量体(A)、(B)ならびに必要であれば他の単量体(C)からなる全単量体成分1モルに対して、15g以下、より好ましくは1〜12gであることが好ましい。
本発明の共重合体の製造方法は、必要に応じ、重合に悪影響を及ぼさない範囲内で、重合体の分子量調整剤として連鎖移動剤を用いても良い。連鎖移動剤としては、具体的には、メルカプトエタノール、チオグリセロール、チオグリコール酸、2−メルカプトプロピオン際、3−メルカプトプロピオン際、チオリンゴ酸、チオグリコール酸オクチル、3−メルカプトプロピオン酸オクチル、2−メルカプトエタンスルホン酸、n−ドデシルメルカプタン、オクチルメルカプタン、ブチルチオグリコレート等の、チオール系連鎖移動剤;四塩化炭素、塩化メチレン、ブロモホルム、ブロモトリクロロエタン等の、ハロゲン化物;イソプロパノール、グリセリン等の、第2級アルコール;亜リン酸、次亜リン酸、及びその塩(次亜リン酸ナトリウム、次亜リン酸カリウム等)や、亜硫酸、重亜硫酸、亜二チオン酸、メタ重亜硫酸、及びその塩(重亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸カリウム、亜二チオン酸ナトリウム、亜二チオン酸カリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸カリウム等)等の、低級酸化物およびその塩などが挙げられる。上記連鎖移動剤は、単独で使用されてもあるいは2種以上の混合物の形態で使用されてもよい。
連鎖移動剤を使用すると、製造される共重合体が必要以上に高分子量化することを抑制し、低分子量の共重合体を効率よく製造することができるという利点がある。これらのうち、本発明に係る共重合反応においては、前記のとおり、重亜硫酸塩類を用いることが好適である。これにより、得られる共重合体の主鎖末端に定量的にスルホン酸基を導入することができるととなり、耐ゲル性を向上することが可能となる。また、連鎖移動剤として、重亜硫酸塩類を用いることにより、共重合体(組成物)の色調を改善することができるので好ましい。
本発明の製造方法において、連鎖移動剤の添加量は、単量体(A)、(B)ならびに必要であれば他の単量体(C)が良好に重合する量であれば制限されないが、以下に特に記載する場合を除き、好ましくは単量体(A)、(B)、ならびに必要であれば他の単量体(C)からなる全単量体成分1モルに対して、1〜20g、より好ましくは2〜15gである。
本発明の共重合体の製造方法は、開始剤系として、過硫酸塩および重亜硫酸塩類をそれぞれ1種類以上組み合わせて用いることが好ましい。これにより、末端や側鎖にスルホン酸基を定量的に導入し、分散能やキレート能に加えて耐ゲル性にも優れた低分子量の水溶性重合体を得、本発明の作用効果を有効に発現させることができる。過硫酸塩に加えて、重亜硫酸塩類を開始剤系に加えることで、得られる重合体が必要以上に高分子量化することが抑制され、低分子量の重合体を効率よく製造することができる。
また、本発明において重亜硫酸塩類とは、上記の通りであるが、具体的には、重亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸カリウム、重亜硫酸アンモニウムなどを挙げることができる。
上記過硫酸塩および重亜硫酸塩類を併用する場合の添加比率は、過硫酸塩1質量部に対して、重亜硫酸塩類は0.1〜5質量部、好ましくは0.2〜3質量部、より好ましくは0.2〜2質量部の範囲内である。過硫酸塩1質量部に対して重亜硫酸塩類が0.1質量部未満であると、重亜硫酸塩による効果が少なくなる傾向にある。そのため、重合体の末端のスルホン酸基を導入量が低下し、共重合体の耐ゲル性が低下する傾向にある。また、(メタ)アクリル酸系共重合体の重量平均分子量も高くなる傾向にある。一方、過硫酸塩1質量部に対して重亜硫酸塩類が5質量部を超えると、重亜硫酸塩類による効果が添加比率に伴うほど得られない状態で、重合反応系において重亜硫酸塩類が過剰に供給され(無駄に消費され)る傾向にある。このため、過剰な重亜硫酸塩類が重合反応系で分解され、亜硫酸ガスが多量に発生する。そのほか、(メタ)アクリル酸系共重合体中の不純物が多く生成し、得られる(メタ)アクリル系共重合体の性能が低下する傾向にある。また、低温保持時の不純物が析出しやすくなる傾向にある。
本発明の共重合体の製造方法において、上記単量体を水溶液中で重合する際に重合反応系に用いることのできる開始剤や連鎖移動剤以外の他の添加剤としては、本発明の作用効果に影響を与えない範囲で適当な添加剤を適量加えることができる。例えば、重金属濃度調整剤、pH調整剤などが用いられる。
上記重金属濃度調整剤は、特に制限されるべきものではなく、多価金属化合物または単体が利用できる。具体的には、オキシ三塩化バナジウム、三塩化バナジウム、シュウ酸バナジル、硫酸バナジル、無水バナジン酸、メタバナジン酸アンモニウム、硫酸アンモニウムハイポバナダス[(NH4)2SO4・VSO4・6H2O]、硫酸アンモニウムバナダス[(NH4)V(SO4)2・12H2O]、酢酸銅(II)、銅(II)、臭化銅(II)、銅(II)アセチルアセテート、塩化第二銅アンモニウム、塩化銅アンモニウム、炭酸銅、塩化銅(II)、クエン酸銅(II)、ギ酸銅(II)、水酸化銅(II)、硝酸銅、ナフテン酸銅、オレイン酸銅(II)、マレイン酸銅、リン酸銅、硫酸銅(II)、塩化第一銅、シアン化銅(I)、ヨウ化銅、酸化銅(I)、チオシアン酸銅、鉄アセチルアセナート、クエン酸鉄アンモニウム、シュウ酸第二鉄アンモニウム、硫酸鉄アンモニウム、硫酸第二鉄アンモニウム、クエン酸鉄、フマル酸鉄、マレイン酸鉄、乳酸第一鉄、硝酸第二鉄、鉄ペンタカルボニル、リン酸第二鉄、ピロリン酸第二鉄等の水溶性多価金属塩;五酸化バナジウム、酸化銅(II)、酸化第一鉄、酸化第二鉄等の多価金属酸化物;硫化鉄(III)、硫化鉄(II)、硫化銅等の多価金属硫化物;銅粉末、鉄粉末を挙げることができる。
本発明の共重合体の製造方法は、通常は上記単量体を溶媒中で重合することになるが、その際に重合反応系に用いられる溶媒は、水、アルコール、グリコール、グリセリン、ポリエチレングリコール類などの水性の溶媒であることが好ましく、特に好ましくは水である。これらは1種単独で用いてもよいし2種以上を併用してもよい。また、上記単量体の溶媒への溶解性を向上させるために、各単量体の重合に悪影響を及ぼさない範囲で有機溶媒を適宜加えてもよい。
上記有機溶媒は、具体的には、メタノール、エタノールなどの低級アルコール;ジメチルホルムアルデヒドなどのアミド類;ジエチルエーテル、ジオキサンなどのエーテル類;などから、1種類または2種類以上を適宜選択して用いられうる。
上記溶媒の使用量は、単量体全量に対して40〜200質量%、好ましくは45〜180質量%、より好ましくは50〜150質量%の範囲である。該溶媒の使用量が10質量%未満の場合には、分子量が高くなってしまう。一方、該溶媒の使用量が200質量%を超える場合には、製造された(メタ)アクリル酸系共重合体の濃度が低くなり、場合によっては溶媒除去が必要となる。なお、該溶媒の多くまたは全量は、重合初期に反応容器内に仕込んでおけばよいが、例えば溶媒の一部を、単独で重合中に反応系内に適当に添加(滴下)されてもよく、単量体成分や開始剤成分やその他の添加剤を予め溶媒に溶解させた形で、これらの成分と共に重合中に反応系内に適当に添加(滴下)されてもよい。
上記単量体の重合における重合温度は、特に限定はされない。効率よく重合体を製造できることから、重合温度は50℃以上であることが好ましく、70℃以上であることがより好ましい。また重合温度は99℃以下であることが好ましく、95℃以下であることがより好ましい。そのほか、重合時間が長くかかりすぎるため、生産性が低下する。一方、重合温度を99℃以下にする場合には、開始剤系として重亜硫酸塩を使用する場合に重亜硫酸塩が分解して亜硫酸ガスが多量に発生することを抑制できることから好ましい。ここでの重合温度とは、反応系内の反応溶液温度をいう。
上記単量体の重合に際して、反応系内の圧力は、特に限定されない。常圧(大気圧)下、減圧下、加圧下の何れの圧力下であってもよい。好ましくは、開始剤系として重亜硫酸塩を使用する場合に、重合中、亜硫酸ガスの放出を防ぎ、低分子量化を可能にするため、常圧または、反応系内を密閉し、加圧下で行うのがよい。また、常圧(大気圧)下で重合を行うと、加圧装置や減圧装置を併設する必要がなく、また耐圧製の反応容器や配管を用いる必要がない。このため、製造コストの観点からは、常圧(大気圧)が好ましい。すなわち、得られる(メタ)アクリル酸系共重合体の使用目的によって、適宜最適な圧力条件を設定すればよい。
反応系内の雰囲気は、空気雰囲気のままで行ってもよいが、不活性雰囲気とするのがよい。例えば、重合開始前に系内を窒素などの不活性ガスで置換することが望ましい。これにより、反応系内の雰囲気ガス(例えば、酸素ガスなど)が液相内に溶解し、重合禁止剤として作用する。その結果、開始剤(過硫酸塩等)が失活して低減するのが防止され、より低分子量化が可能となる。
本発明の製造方法では、上記単量体の重合反応は、酸性条件下で行うのが望ましい。酸性条件下で行うことによって、重合反応系の水溶液の粘度の上昇を抑制し、低分子量の(メタ)アクリル酸系共重合体を良好に製造することができる。しかも、従来よりも高濃度の条件下で重合反応を進行させることができるため、製造効率を大幅に上昇させることができる。特に、重合中の中和度を0〜25mol%と低くすることで、上記開始剤量低減による効果を相乗的に高めることができ、不純物の低減効果を格段に向上させることができる。さらに重合中の反応溶液の25℃でのpHが1〜6となるように調整するのが望ましい。このような酸性条件下で重合反応を行うことにより、高濃度かつ一段で重合を行うことができる。そのため、従来の製造方法では場合によっては必要であった濃縮工程を省略することも可能である。それゆえ、(メタ)アクリル酸系共重合体の生産性が大幅に向上し、製造コストの上昇も抑制しうる。
重合に際しては、上記単量体、開始剤、連鎖移動剤その他の添加剤は、これらを予め適当な溶媒(好ましくは被滴下液用の溶媒と同種の溶媒)に溶解し、単量体溶液、開始剤溶液および連鎖移動剤溶液その他の添加剤溶液として、それぞれを反応容器内に仕込んだ(水性の)溶媒(必要があれば所定の温度に調節したもの)に対して、所定の滴下時間に渡って連続的に滴下しながら重合することが好ましい。さらに水性の溶媒の一部についても、反応系内の容器に予め仕込んでなる初期仕込みの溶媒とは別に、後から滴下してもよい。ただし、本発明の製造方法は、これらに制限されない。例えば、滴下方法に関しては、連続的に滴下しても、断続的に何度かに小分けして滴下してもよい。単量体の1種または2種以上を、一部または全量を初期仕込みしてもよい(すなわち、重合開始時に一時に全量ないしその一部を滴下したものと見なすこともできる)。また、単量体の1種または2種以上の滴下速度(滴下量)も、滴下の開始から終了まで常に一定(一定量)として滴下してもよいし、あるいは重合温度等に応じて経時的に滴下速度(滴下量)を変化させてもよい。また、すべての滴下成分を同じように滴下せずとも、滴下成分ごとに開始時や終了時をずらせたり、滴下時間を短縮させたり延長させてもよい。このように、本発明の製造方法は、本発明の作用効果を損なわない範囲で適当に変更可能である。また、溶液の形態で各成分を滴下する場合には、反応系内の重合温度と同程度まで滴下溶液を加温しておいてもよい。こうしておくと、重合温度を一定に保持する場合に、温度変動が少なく温度調整が容易である。
重合に際しては、重合温度を低くして開始剤系として重亜硫酸塩を使用する場合においても、亜硫酸ガスの発生を抑え、不純物の形成を防止することがより重要である。このため、重合の際の総滴下時間は、150〜600分、好ましくは180〜450分、より好ましくは210〜300分と長くすることが好ましい。総滴下時間が150分未満の場合には、開始剤系として添加する過硫酸塩溶液および重亜硫酸塩溶液による効果が低下する傾向にある。そのため、得られる(メタ)アクリル酸系共重合体に対して、末端や側鎖に導入されるスルホン酸基等の硫黄含有基の量が低下する傾向にある。その結果、該重合体の重量平均分子量が高くなる傾向にある。また、反応系内に短期間に滴下されることで過剰に重亜硫酸塩が存在することが起こり得る。このため、こうした過剰な重亜硫酸塩が分解して亜硫酸ガスが発生し、系外に放出されたり、不純物を形成したりすることがある。ただし、重合温度および開始剤量を低い特定の範囲で実施することにより改善する傾向にある。一方、総滴下時間が600分を越える場合には、亜硫酸ガスの発生が抑えられるため、得られる重合体の性能は良好である。しかし、(メタ)アクリル酸系共重合体の生産性が低下し、使用用途が制限される場合がある。ここでいう総滴下時間とは、最初の滴下成分(1成分とは限らない)の滴下開始時から最後の滴下成分(1成分とは限らない)を滴下完了するまでの時間をいう。
上記各成分の滴下が終了し、重合反応系における重合反応が終了した時点での水溶液中の固形分濃度(すなわち単量体の重合固形分濃度)は、好ましくは35質量%以上、より好ましくは40〜70質量%、更に好ましくは45〜65質量%である。このように重合反応終了時の固形分濃度が35質量%以上であれば、高濃度かつ一段で重合を行うことができる。そのため、効率よく低分子量の(メタ)アクリル酸系共重合体を得ることができる。例えば、従来の製造方法では場合によっては必要であった濃縮工程を省略することができる。それゆえ、その製造効率を大幅に上昇させたものとすることができる。その結果、(メタ)アクリル酸系共重合体の生産性が大幅に向上し、製造コストの上昇も抑制することが可能となる。
上記熟成時間は、通常1〜120分間、好ましくは5〜90分間、より好ましくは10〜60分間である。熟成時間が1分間未満の場合には、熟成不十分につき単量体成分が残ることがあり、残存モノマーに起因する不純物を形成し性能低下などを招くおそれがある。一方、熟成時間が120分間を超える場合には、重合体溶液の着色の恐れがある。そのほか、既に重合が完結しており、更なる重合温度を印加することは不経済である。
本発明に係る(メタ)アクリル酸系共重合体の製造方法では、重合は、上記の通り酸性条件下で行われることが好ましい。そのため、得られる(メタ)アクリル酸系共重合体のカルボン酸の中和度(カルボン酸最終中和度)は、重合が終了した後に、必要に応じて、後処理として適当なアルカリ成分を適宜添加することによって所定の範囲に設定されても良い。
本発明の(メタ)アクリル酸系共重合体は、バッチ式で製造されてもよいし、連続式で製造されてもよい。
本発明の共重合体組成物は、本発明の(メタ)アクリル酸系共重合体を必須として含有し、本発明の共重合体のみを含んでいても良いが、通常はその他に、重合開始剤残渣、残存モノマー、重合時の副生成物、水分から選ばれる1以上を含有する。本発明の共重合体組成物は、本発明の共重合体組成物100質量%に対し、本発明の共重合体を1〜100質量%含有することが好ましい。好ましい共重合体組成物の形態の一つは、共重合体を40〜60質量%含有し、水を40〜60質量%含有する形態である。
本発明の共重合体(または共重合体組成物)は、水処理剤、繊維処理剤、分散剤、洗剤ビルダー(または洗剤組成物)、スケール防止剤(スケール抑制剤)、金属イオン封止剤、増粘剤、各種バインダー、乳化剤、スキンケア剤、ヘアケア剤等として用いられうる。洗剤ビルダーとしては、衣料用、食器用、住居用、毛髪用、身体用、歯磨き用、及び自動車用など、様々な用途の洗剤に添加されて使用されうる。
本発明の共重合体(または共重合体組成物)は、水処理剤に用いることができる。該水処理剤には、必要に応じて、他の配合剤として、重合リン酸塩、ホスホン酸塩、防食剤、スライムコントロール剤、キレート剤を用いても良い。
本発明の共重合体(または共重合体組成物)は、繊維処理剤に用いることができる。該繊維処理剤は、染色剤、過酸化物および界面活性剤からなる群より選ばれる少なくとも1つと、本発明の共重合体(または共重合体組成物)を含む。
本発明の共重合体(または共重合体組成物)は、無機顔料分散剤に用いることができる。該無機顔料分散剤には、必要に応じて、他の配合剤として、縮合リン酸およびその塩、ホスホン酸およびその塩、ポリビニルアルコールを用いても良い。
本発明の共重合体、共重合体組成物は、洗剤ビルダーとして用いられうる。洗剤ビルダーとしては、衣料用、食器用、住居用、毛髪用、身体用、歯磨き用、及び自動車用など、様々な用途の洗剤に添加されて使用されうる。
本発明の共重合体(または共重合体組成物)は、洗剤組成物にも添加しうる。
厚さ10mmの50mm角セルに均一に攪拌した試料(液体洗剤)を仕込み、気泡を除いた後、日本電色株式会社製NDH2000(商品名、濁度計)を用いて25℃でのTubidity(カオリン濁度:mg/L)を測定する。
上記洗浄剤組成物に配合することができる酵素としては、プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ等が好適である。中でも、アルカリ洗浄液中で活性が高いプロテアーゼ、アルカリリパーゼ及びアルカリセルラーゼが好ましい。
上記酵素の添加量は、洗浄剤組成物100質量%に対して5質量%以下であることが好ましい。5質量%を超えると、洗浄力の向上が見られなくなり、経済性が低下するおそれがある。
上記アルカリビルダーとしては、珪酸塩、炭酸塩、硫酸塩等が好適である。上記キレートビルダーとしては、ジグリコール酸、オキシカルボン酸塩、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)、DTPA(ジエチレントリアミン五酢酸)、STPP(トリポリリン酸ナトリウム)、クエン酸等が好適である。本発明における共重合体以外のその他の水溶性ポリカルボン酸系ポリマーを用いてもよい。
上記洗浄剤組成物は、分散能に優れ、更に、長期間保存した場合の性能低下や低温で保持した場合の不純物析出等が生じにくい極めて高品質剤性能で安定性に優れた洗剤とすることができる。
また、単量体の定量、共重合体の重量平均分子量の測定及び評価は、下記方法に従って行なった。
単量体等の含有量の測定は、下記条件で、液体クロマトグラフィーを用いて行なった。
装置:株式会社日立製作所製 L−7000シリーズ
検出器:株式会社日立製作所製 UV検出器 L−7400
カラム:昭和電工株式会社製 Shodex RSpak DE−413L
流量:1.0ml/min
カラム温度:40℃
移動相:0.1%リン酸水溶液。
装置:東ソー株式会社製HLC−8320GPC
検出器:RI
カラム:昭和電工株式会社製 Shodex Asahipak GF−310−HQ, GF−710−HQ, GF−1G 7B
カラム温度:40℃
流速:0.5ml/min
検量線:創和科学株式会社製 POLYACRYLIC ACID STANDARD
溶離液:0.1N酢酸ナトリウム水溶液。
120℃に加熱したオーブンで本発明の共重合体(本発明の共重合体組成物1.0gに水1.0gを加えたもの)を2時間放置して乾燥処理した。乾燥前後の重量変化から、固形分(%)と、揮発成分(%)を算出した。
前述の耐ゲル性試験により、測定した。
容量100ccのビーカーに、0.001mol/Lの塩化カルシウム水溶液50gを採取し、共重合体を固形分換算で10mg添加した。次に、この水溶液のpHを希水酸化ナトリウムで9〜11に調整した。その後、撹拌下、カルシウムイオン電極安定剤として、4mol/Lの塩化カリウム水溶液1mlを添加した。
イオンアナライザー(EA920型,オリオン社製)及びカルシウムイオン電極(93−20型,オリオン社製)を用いて、遊離のカルシウムイオンを測定し、共重合体1g当たり、炭酸カルシウム換算で何mgのカルシウムイオンがキレートされたか(キレート能の1種であるカルシウムイオン捕捉能)を計算で求めた。カルシウムイオン捕捉能の単位は「mgCaCO3/g」である。
温度計、還流冷却器、攪拌機を備えた容量2.5LのSUS316製のセパラブルフラスコに、純水355.0gと、モール塩0.0319g(総仕込み量に対する鉄(II)の質量(ここで、総仕込み量とは、重合完結後の中和工程を含む、全ての投入物重量をいう。以下同様とする。)に換算すると3ppm)を仕込み、攪拌下、87℃に昇温した(初期仕込み)。
次いで攪拌下、87℃一定状態の重合反応系中に80質量%アクリル酸水溶液(以下、80%AAと称す)522.7g(5.8mol)、40質量%3−アリルオキシ−2−ヒドロキシ−1−プロパンスルホン酸ナトリウム水溶液(以下,40%HAPSと称す)431.6g(0.79mol)、15質量%過硫酸ナトリウム水溶液(以下15%NaPSと称す)176.0g、35質量%重亜硫酸ナトリウム水溶液(以下、35%SBSと称す)28.3g、をそれぞれ別個の滴下ノズルより滴下した。それぞれの滴下時間は、80%AAを180分間、40%HAPSを150分間、35%SBSを170分間,15%NaPSを200分間とした。また、滴下開始時間に関しては各滴下液はすべて同時に滴下を開始した。40%HAPSは107.9gを0−20分に一定の滴下速度で連続的に滴下し、残り323.7gを20−150分に一定の滴下速度で連続的に滴下した。15%NaPSは88.0gを0−130分に一定の滴下速度で連続的に滴下し、残り88.0gを130−200分に一定の滴下速度で連続的に滴下した。80%AAと35%SBSはそれぞれの滴下時間の間、滴下速度は一定とし、連続的に滴下した。
滴下終了後、さらに60分間に渡って反応溶液を87℃に保持して熟成し重合を完結せしめた。このようにして、固形分濃度が45質量%の本発明の共重合体組成物(重合体組成物(1))を得た(含まれる共重合体を重合体(1)とする)。
得られた共重合体組成物(1)を室温で減圧乾燥して水を留去した後、重水を溶媒に用いて1HNMR測定したところ、2.6ppmおよび3.0ppmに、ポリマー主鎖末端にスルホン酸基が導入されたことに由来するメチレンおよびメチン基のピークが確認された。
実施例1において、表1に記載した条件を変更した以外は実施例1と同様にして、重合体組成物(2)〜(5)を得た(含まれる共重合体をそれぞれ重合体(2)〜(5)とする)。
<比較例1>
温度計、還流冷却器、攪拌機を備えた容量2.5LのSUS316製のセパラブルフラスコに、純水273.2gと、モール塩0.0267g(総仕込み量に対する鉄(II)の質量に換算すると3ppm)を仕込み、攪拌下、87℃に昇温した(初期仕込み)。
次いで攪拌下、87℃一定状態の重合反応系中に80%AA418.9g(4.7mol)、40%HAPS345.2g(0.63mol)、15%NaPS141.0g、35%SBS90.6g、をそれぞれ別個の滴下ノズルより滴下した。それぞれの滴下時間は、80%AAを180分間、40%HAPSを120分間、35%SBSを170分間,15%NaPSを200分間とした。また、滴下開始時間に関しては各滴下液はすべて同時に滴下を開始した。40%HAPSは85.8gを0−15分に一定の滴下速度で連続的に滴下し、残り259.4gを15−120分に一定の滴下速度で連続的に滴下した。15%NaPSは70.5gを0−130分に一定の滴下速度で連続的に滴下し、残り70.5gを130−200分に一定の滴下速度で連続的に滴下した。80%AAと35%SBSはそれぞれの滴下時間の間、滴下速度は一定とし、連続的に滴下した。
滴下終了後、さらに60分間に渡って反応溶液を87℃に保持して熟成し重合を完結せしめた。このようにして、固形分濃度が46質量%の比較重合体組成物(比較重合体組成物(1))を得た(含まれる比較重合体を比較重合体(1)とする)。
得られた比較重合体組成物(1)を室温で減圧乾燥して水を留去した後、重水を溶媒に用いて1HNMR測定したところ、2.6ppmおよび3.0ppmに、ポリマー主鎖末端にスルホン酸基が導入されたことに由来するメチレンおよびメチン基のピークが確認された。
比較例1において、表2に記載した条件を変更した以外は比較例1と同様にして、比較重合体組成物(2)〜(3)を得た(含まれる比較重合体をそれぞれ比較重合体(2)〜(3)とする)。
<比較例4>
温度計、還流冷却器、攪拌機を備えた容量2.5LのSUS316製のセパラブルフラスコに、純水119.4gと、40%HAPS97.3g(0.18mol%)を仕込み、攪拌下、沸点還流状態になるまで昇温した(初期仕込み)。
次いで攪拌下、沸点還流状態の重合反応系中に80%AA41.1g(0.46mol)、37%アクリル酸ナトリウム(以下、37%SAと称す)1040.7g(4.1mol)、40%HAPS340.4g(0.63mol)、15%NaPS140.7g、35%過酸化水素(以下、35%HPと称す)46.7g、をそれぞれ別個の滴下ノズルより滴下した。それぞれの滴下時間は、80%AAと37%SAを120分間、40%HAPSを90分間、15%NaPSを200分間、35%HPを120分間とした。また、滴下開始時間に関しては各滴下液はすべて同時に滴下を開始した。15%NaPSは66.6gを0−90分に一定の滴下速度で連続的に滴下し、残り74.1gを90−140分に一定の滴下速度で連続的に滴下した。80%AAと40%HAPSと35%SBSはそれぞれの滴下時間の間、滴下速度は一定とし、連続的に滴下した。
滴下終了後、さらに30分間に渡って反応溶液を沸点還流状態に保持して熟成し重合を完結せしめた。このようにして、固形分濃度が37質量%の比較重合体組成物(比較重合体組成物(4))を得た(含まれる比較重合体を比較重合体(4)とする)。
得られた比較重合体組成物(4)を室温で減圧乾燥して水を留去した後、重水を溶媒に用いて1HNMR測定したところ、ポリマー主鎖末端にスルホン酸基が導入されたことに由来するピークは確認されなかった。
<実施例6>
得られた重合体(1)〜(5)、および比較重合体(1)〜(4)を用いて、上記に記載した方法で、それぞれの分子量の測定、耐ゲル性(耐ゲル化度)、カルシウム捕捉能(Ca捕捉能)の評価を行なった。結果を下記表4に示す。
上記評価結果から、本発明の共重合体は、従来の重合体と比較して良好な耐ゲル性とキレート能(カルシウム捕捉能)を有することが明らかとなった。
Claims (3)
- 下記一般式(1)で表される単量体に由来する構造単位(a)と(メタ)アクリル酸(塩)由来の構造単位(b)を必須構造単位として有する共重合体であって、
当該共重合体は少なくとも一つの主鎖末端にスルホン酸(塩)基を有し、
当該共重合体の重量平均分子量が13000〜50000であり、
当該共重合体の重量平均分子量(Mw)と全単量体由来の構造単位に対する上記一般式(1)で表される単量体に由来する構造単位(a)の組成(A質量%)の関係が、下記の式を満たすことを特徴とする、(メタ)アクリル酸系共重合体。
一般式(1)中、R2は、水素原子またはメチル基を表し、XおよびYは、それぞれ独立に水酸基またはスルホン酸(塩)基を表す(但し、X、Yのうち少なくとも一方はスルホン酸(塩)基を表す)。
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