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JP2011508822A5 - - Google Patents

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より具体的には、ポリウレタンは以下のものの反応生成物である:
1)化学量論的に過剰な脂肪族ポリイソシアネートを、アミン官能価が約2で分子量が1000より大きい一級アミン末端ポリエーテルと反応させることによって製造されるプレポリマーであって、得られるプレポリマーのフリーの−NCO含有量が18重量%より大きいプレポリマー;ならびに
2)2に等しい又はそれより大きい平均公称ヒドロキシル官能価、および約300〜約1000の平均ヒドロキシル当量を有するポリオール、ならびに
3)イソシアネート反応性基、2〜3の官能価、および400より小さい分子量を有する硬化剤。
より好ましくは、ポリウレタンは以下のものの反応生成物である:
1)脂環式ポリイソシアネートを、分子量が2000〜約2500の一級アミン末端ポリエーテルジアミンと反応させて、フリーの−NCO含有量が18%より大きい、より好ましくは約18%〜23%であるプレポリマーを得ることによって製造されるプレポリマー、および
2)(a)分子量が約540〜900のポリエステルポリオールトリオール、または(b)分子量が約650〜2000のポリエーテルグリコール、または(c)分子量が2000までのポリエステルポリオールジオールからなる群から選択されるポリオール、および
3)(a)ジアンヒドロヘキシトールまたは(b)芳香族ジアミンまたは(c)シクロへキサンジメタノールまたは(d)芳香環含有ジオールからなる群から選択される硬化剤。
本発明の組成物の製造において用いられる一級アミン末端ポリエーテル規定する際に用いられる用語「アミン官能価(またはアミン官能性)」は、その組成物の製造において用いられる材料に関して、ポリエーテルが有することが期待されるであろうアミノ官能価を意味する。例えば、ポリエーテルジオールの還元的アミノ化によって製造される一級アミン末端ポリエーテルは2の公称アミノ官能価を有するが、実際には、そのジオールの平均ヒドロキシル官能価は2より少し小さく、ヒドロキシル基からアミノ基への転化は完全には完了しないだろう。
本発明のポリイソシアネート組成物を製造するのに用いられる過剰量の有機ポリイソシアネートは、適切には、組成物が18重量%〜25重量%、特に18重量%〜23重量%の範囲のフリーの−NCO含有量を有するようなものである。
本発明のポリウレタン製造に関して、以下の順序が好ましい。使用すべきプレポリマーをまず調製し、そのフリーの−NCO含有量を決定する(これをポリウレタン系の「A」サイドと呼ぶ)。次に、プレポリマーの−NCO含有量を基準とする、ポリオールのヒドロキシル官能価および硬化剤の反応性官能価に対して必要とされる化学量論に従って、ポリオール、硬化剤、触媒および場合により他の添加剤(安定剤、色素、充填材等)(「B」サイドと呼ぶ)と、プレポリマーを混合する。AサイドとBサイドの両方を脱気して残留ガスを除去する。AサイドおよびBサイドを(FlackTek,Inc.製の市販のSpeedMixer(商標)等において)混合し、適切な温度に保持された金型に混合物を注ぐ。一般に、反応は1時間の内に完了する。
(例1 プレポリマー12−86−1)
160.0g(1.219 eq.)のイソシアネート1を、窒素流入口、撹拌器、滴下漏斗、マントルヒーターおよび熱電対を備えた反応フラスコに加えた。試料を窒素下に置き、撹拌しながら80℃に加熱した。96.24g(0.0982 eq.)のアミン末端ポリエーテル1を滴下漏斗に入れ、20分かけてイソシアネートに加えた。ポリエーテルを加えた後に温度は86.5℃に上昇し、反応をその温度で30分間保持した。プレポリマーを窒素下で保管容器に移し、70〜80℃で約16時間炉内に置いた。このプレポリマーの理論的なフリーの−NCOは18.38%であり、実際は18.32%であり、当量は229.26であった。
(例3 プレポリマー28−8−1)
例1に記載の方法によって、169.99g(1.296 eq.)のイソシアネート1および84.23g(0.0859 eq.)のアミン末端ポリエーテル1を混合して、フリーの−NCO含有量が19.89%(理論値=19.99%)であり当量が211.16であるプレポリマーを作製した。
(例5 プレポリマー32−58−1)
例1に記載の方法によって、169.42g(1.29 eq.)のイソシアネート1および96.16g(0.098 eq.)のアミン末端ポリエーテル1を混合して、フリーの−NCO含有量が17.9%(理論値=18.87%)で当量が234.9であるプレポリマーを作製した。
(例7 ポリマー、64.2%ハードセグメント32−60−1)
例5のプレポリマーのフリーの−NCO含有量を、より多くのイソシアネート1を現行の(または既に形成した)プレポリマーに加えることによって増加させた。この例において、5.53gのイソシアネート1を例5のプレポリマー49.48gに加え、フリーの−NCOを19.3%に増加させた。次に、例6に記載のように、このプレポリマーを11.44gのポリエーテル2、8.61gの連鎖延長剤1および0.084gの触媒1と反応させた。反応条件は以下の通りであった:Aサイド温度74℃、Bサイド温度73.5℃、および成形温度93℃。ポリマーは79Dのデュロメータ硬度を有し、完全に透明であり、102℃のビカットA軟化温度を有していた。
(例8 ポリマー、67.4%ハードセグメント32−61−1)
例5のプレポリマーのフリーの−NCO含有量は、より多くのイソシアネート1を現行の(または既に形成した)プレポリマーに加えることによって増加させた。この例において、9.8gのイソシアネート1を例5のプレポリマー45gに加え、フリーの−NCOを20.4%に増加させた。次に、例6に記載のように、このプレポリマーを10.4gのポリエーテル2、16.82gの連鎖延長剤1および0.084gの触媒1と反応させた。反応条件は以下の通りであった:Aサイド温度74℃、Bサイド温度73.8℃、および成形温度93℃。ポリマーは81Dのデュロメータ硬度を有し、完全に透明であり、106℃のビカットA軟化温度を有していた。
(例9 プレポリマー32−63−1)
例1に記載の方法によって、169.83g(1.294 eq.)のイソシアネート1および98.95g(0.101 eq.)のアミン末端ポリエーテル1を混合して、フリーの−NCO含有量が18.94%(理論値=18.65%)であり、当量が221.75であるプレポリマーを作製した。
(例10 ポリマー、60%ハードセグメント32−64−4)
のプレポリマー(54.45g)を、Speedmixer(商標)の混合カップに入れた。Bサイド(12.75gのポリエステル1、14.8gの連鎖延長剤1(溶融材料として取り扱われる)および0.084gの触媒1)を別の容器に入れ、両方を完全真空の下で20分間脱気した。次に、各サイドを炉内に置き、Aサイドを74.2℃、Bサイドを67.6℃に加熱した。化学量論的当量のBサイドをAサイドに注ぎ、上述の手順によって混合した。次に、混合した成分を93℃に予熱した金型に注ぎ、30分間硬化させた。ポリマーは透明であり、80Dのデュロメータ硬度を有し、ガードナー衝撃試験に合格した。
(例11 プレポリマー32−95−1)
例1に記載の方法によって、412.11g(3.14 eq.)のイソシアネート1および185.56g(0.189 eq.)のアミン末端ポリエーテル1を混合して、フリーの−NCO含有量が20.4%(理論値=20.75%)であり当量が205.68であるプレポリマーを作製した。
(例13 プレポリマー42−21−1)
例1に記載の方法によって、255.89g(1.95 eq.)のイソシアネート1および90.99g(0.093 eq.)のアミン末端ポリエーテル1を混合して、フリーの−NCO含有量が22.51%(理論値=22.49%)であり当量が186.34であるプレポリマーを作製した。
(例15 プレポリマー42−23−1)
例1に記載の方法によって、484.83g(3.69 eq.)のイソシアネート1および218.31g(0.222 eq.)のアミン末端ポリエーテル1を混合して、フリーの−NCO含有量が20.78%(理論値=20.75%)であり当量が202.12であるプレポリマーを作製した。
(例16 ポリマー、70%ハードセグメント42−28−3)
例15のプレポリマー(57.27)をSpeedmixer(商標)の混合カップに入れた。Bサイド(6.78gのポリエステル2、17.7gの連鎖延長剤3および0.056gの触媒1)を別の容器に入れ、両方を完全真空の下で20分間脱気した。次に、各サイドを炉内に置き、Aサイドを50.5℃、Bサイドを50.3℃に加熱した。化学量論的当量のBサイドをAサイドに注ぎ、上述の手順によって混合した。次に、混合した成分を104℃に予熱した金型に注ぎ、30分間硬化させた。ポリマーは透明であり、80Dのデュロメータ硬度を有し、ガードナー衝撃試験に合格した。
[比較例]
(例17 プレポリマー42−10−1)
例1に記載の方法によって、217.94g(1.66 eq.)のイソシアネート1および98.81g(0.0988 eq.)のポリエーテル1を混合して、フリーの−NCO含有量が20.7%(理論値=20.72%)であり当量が202.9であるプレポリマーを作製した。このポリエーテルを、滴下漏斗に加える前に、78℃に加熱して溶融させた。
(例19 プレポリマー42−16−1)
例1に記載の方法によって、254.54g(1.94 eq.)のイソシアネート1および42.74g(0.237 eq.)のポリエステル2を混合して、フリーの−NCO含有量が23.16%(理論値=24.09%)であり当量が181.35であるプレポリマーを作製した。
(例21 プレポリマー12−88−1)
例1に記載の方法によって、160g(1.22 eq.)のイソシアネート1および63.67g(0.199 eq.)のポリエーテル2を混合して、フリーの−NCO含有量が18.85%(理論値=18.38%)であり当量が222.81であるプレポリマーを作製した。
(例23 プレポリマー28−37−1)
例1に記載の方法によって、165.1g(1.26 eq.)のイソシアネート1および59.62g(0.187 eq.)のポリエーテル2を混合して、フリーの−NCO含有量が19.74%(理論値=20.0%)であり当量が212.7であるプレポリマーを作製した。
(例25 プレポリマー32−56−1)
例1に記載の方法によって、169.42g(1.29 eq.)のイソシアネート1、96.16g(0.098 eq.)のアミン末端ポリエーテル1および63.62g(0.199 eq.)のポリエーテル2(注:アミン末端ポリエーテル1およびポリエーテル2を、イソシアネートに加える前に予め混合した)を混合して、フリーの−NCO含有量が13.5%(理論値=12.7%)であり当量が301.08であるプレポリマーを作製した。
(例27 プレポリマー32−85−1)
例1に記載の方法によって、180.3g(1.37 eq.)のイソシアネート1、72.29g(0.074 eq.)のアミン末端ポリエーテル1および16.96g(0.01 eq.)のアミン末端ポリエーテル2(注:アミン末端ポリエーテル1および2を、イソシアネートに加える前に予め混合した)を混合して、フリーの−NCO含有量が20.1%(理論値=20.11%)であり当量が208.96であるプレポリマーを作製した。
(例28 ポリマー、65%ハードセグメント35−90−2)
例27のプレポリマー(54.88g)をSpeedmixer(商標)の混合カップに入れた。Bサイド(16.6gの連鎖延長剤1(溶融材料として取り扱われる)および0.084gの触媒1および10.52gのポリエステル1)を別の容器に入れ、両方を、完全真空の下で20分間脱気した。次に、各サイドを炉内に置き、Aサイドを81.4℃、Bサイドを76.2℃に加熱した。化学量論的当量のBサイドをAサイドに注ぎ、上述の手順によって混合した。次に、混合した成分を127℃に予熱した金型に注ぎ、30分間硬化させた。ポリマーは完全に不透明であった。Aサイド温度を79.7℃、Bサイド温度を77.6℃、成形温度を93℃とした、この実験の繰り返しもまた、完全に不透明なポリマーをもたらした。
本願発明は以下の態様を含む。
(態様1)
a) 化学量論的に過剰な脂肪族ポリイソシアネートを、アミン官能価が約2で分子量が1000より大きい一級アミン末端ポリエーテルと反応させることによって製造されるプレポリマーであって、得られるプレポリマーのフリーの−NCO含有量が18重量%より大きいプレポリマー;ならびに
b) 工程で形成される前記プレポリマーと、(i)2以上の平均公称ヒドロキシル官能価、および約300〜約1000の平均ヒドロキシル当量を有するポリオール、ならびに(ii)イソシアネート反応性基、2〜3の官能価、および400より小さい分子量を有する硬化剤との反応生成物
の反応生成物を含有するポリウレタン。
(態様2)
一級アミン末端ポリエーテルが2000〜約2500の分子量を有し、プレポリマーが約18重量%〜23重量%のフリーの−NCO含有量を有する、態様1に記載のポリウレタン。
(態様3)
ポリオールが、(a)分子量が約540〜900のポリエステルポリオールトリオール、または(b)分子量が約650〜2000のポリエーテルグリコール、または(c)分子量が2000までのポリエステルポリオールジオールからなる群から選択される、態様2に記載のポリウレタン。
(態様4)
硬化剤が、(a)ジアンヒドロヘキシトール;(b)芳香族ジアミン;(c)シクロへキサンジメタノール;および(d)芳香環含有ジオールからなる群から選択される、態様2に記載のポリウレタン。
(態様5)
ポリオールが、(a)分子量が約540〜900のポリエステルポリオールトリオール、または(b)分子量が約650〜2000のポリエーテルグリコールからなる群から選択される、態様4に記載のポリウレタン。
(態様6)
硬化剤が芳香環含有ジオールである、態様2に記載のポリウレタン。
(態様7)
硬化剤が芳香環含有ジオールである、態様5に記載のポリウレタン。
(態様8)
ポリオールが、分子量が2000までのポリエステルポリオールジオールである、態様5に記載のポリウレタン。
(態様9)
ポリオールが、分子量が約650〜2000のポリエーテルグリコールである、態様6に記載のポリウレタン。
(態様10)
a) 化学量論的に過剰な脂肪族ポリイソシアネートを、アミン官能価が約2で分子量が1000より大きい一級アミン末端ポリエーテルと反応させることによって製造されるプレポリマーであって、得られるプレポリマーのフリーの−NCO含有量が18重量%より大きいプレポリマーを形成すること;ならびに
b) 工程で形成される前記プレポリマーを、(i)2以上の平均公称ヒドロキシル官能価、および約300〜約1000の平均ヒドロキシル当量を有するポリオール、ならびに(ii)イソシアネート反応性基、2〜3の官能価、および400より小さい分子量を有する硬化剤と反応させること
を含む方法。
(態様11)
一級アミン末端ポリエーテルが2000〜約2500の分子量を有し、プレポリマーが約18重量%〜23重量%のフリーの−NCO含有量を有する、態様10に記載の方法。
(態様12)
ポリオールが、(a)分子量が約540〜900のポリエステルポリオールトリオール、または(b)分子量が約650〜2000のポリエーテルグリコール、または(c)分子量が2000までのポリエステルポリオールジオールからなる群から選択される、態様11に記載の方法。
(態様13)
硬化剤が、(a)ジアンヒドロヘキシトール、(b)芳香族ジアミン、(c)シクロへキサンジメタノール、および(d)芳香環含有ジオールからなる群から選択される、態様12に記載の方法。
(態様14)
ポリオールが、(a)分子量が約540〜900のポリエステルポリオールトリオール、または(b)分子量が約650〜2000のポリエーテルグリコール、または(c)分子量が2000までのポリエステルポリオールジオールからなる群から選択される、態様10に記載の方法。
(態様15)
硬化剤が、(a)ジアンヒドロヘキシトールおよび(b)芳香族ジアミンおよび(c)シクロへキサンジメタノールからなる群から選択される、態様14に記載の方法。
(態様16)
硬化剤がジアンヒドロヘキシトールである、態様14に記載の方法。
(態様17)
ポリオールが、分子量が2000までのポリエステルポリオールジオールである、態様16に記載の方法。
(態様18)
ポリオールが、分子量が2000までのポリエステルポリオールジオールである、態様11に記載の方法。
(態様19)
硬化剤が芳香環含有ジオールである、態様12に記載の方法。
(態様20)
硬化剤が芳香環含有ジオールである、態様14に記載の方法。

Claims (10)

  1. 83%より高い光透過率を有するポリウレタンであって、
    a) 化学量論的に過剰な脂肪族ポリイソシアネートを、アミン官能価が約2で、平均アミノ当量が1000〜1250で、他のいずれのポリエーテルも含まない一級アミン末端ポリエーテルと反応させることによって製造されるプレポリマーであって、得られるプレポリマーのフリーの−NCO含有量が18重量%より大きいプレポリマー;ならびに
    b) 前記a)のプレポリマーと、(i)2以上の平均公称ヒドロキシル官能価を有し且つ(a)ポリエステルポリオールトリオール、(b)ポリエーテルグリコールおよび(c)ポリエステルポリオールジオールからなる群から選択されるポリオール、ならびに(ii)イソシアネート反応性基、2〜3の官能価、および400より小さい分子量を有し且つ(a)ジアンヒドロヘキシトール;(b)芳香族ジアミン;(c)シクロへキサンジメタノール;および(d)芳香環含有ジオールからなる群から選択される硬化剤との反応生成物
    の反応生成物を含有するポリウレタン。
  2. 一級アミン末端ポリエーテルが2000〜約2500の分子量を有し、プレポリマーが約18重量%〜23重量%のフリーの−NCO含有量を有する、請求項1に記載のポリウレタン。
  3. ポリオールは、分子量が約900より小さいポリエステルポリオールトリオールである、請求項2に記載のポリウレタン。
  4. 硬化剤が、(a)ジアンヒドロヘキシトールおよび(b)シクロへキサンジメタノールからなる群から選択される、請求項2または3に記載のポリウレタン。
  5. ポリオールが、(a)分子量が約540〜900のポリエステルポリオールトリオール、または(b)分子量が約650〜2000のポリエーテルグリコールからなる群から選択される、請求項2または4に記載のポリウレタン。
  6. 硬化剤がジアンヒドロヘキシトールである、請求項に記載のポリウレタン。
  7. 硬化剤が芳香環含有ジオールである、請求項2または3に記載のポリウレタン。
  8. a) 化学量論的に過剰な脂肪族ポリイソシアネートを、アミン官能価が約2で、平均アミノ当量が1000〜1250で、他のいずれのポリエーテルも含まない一級アミン末端ポリエーテルと反応させることによって製造されるプレポリマーであって、得られるプレポリマーのフリーの−NCO含有量が18重量%より大きいプレポリマーを形成する工程;ならびに
    b) 工程a)で形成される前記プレポリマーを、(i)2以上の平均公称ヒドロキシル官能価を有し且つ(a)ポリエステルポリオールトリオール、(b)ポリエーテルグリコールおよび(c)ポリエステルポリオールジオールからなる群から選択されるポリオール、ならびに(ii)イソシアネート反応性基、2〜3の官能価、および400より小さい分子量を有し且つ(a)ジアンヒドロヘキシトール;(b)芳香族ジアミン;(c)シクロへキサンジメタノール;および(d)芳香環含有ジオールからなる群から選択される硬化剤と反応させる工程
    を含む方法であって、それにより光透過率が83%より高いポリウレタンを得る、方法
  9. 一級アミン末端ポリエーテルが2000〜約2500の分子量を有し、プレポリマーが18重量%〜23重量%のフリーの−NCO含有量を有する、請求項に記載の方法。
  10. 硬化剤が、(a)ジアンヒドロヘキシトールおよび(b)シクロへキサンジメタノールからなる群から選択される、請求項8または9に記載の方法。
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