JP2011153493A - 内窓 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内窓1のふかし枠11は、上下の横ベース枠17、19と、左右の竪ベース枠21と、各ベース枠17、19、21に取付けてベース枠の室内側面及び外周側見込み面を覆うカバー部材23a、23b、23cと、カバー部材23a、23b、23cの端部を室内側から隠すコーナ部材25とを有し、コーナ部材25にはカバー部材側面に係合突起49が設けてあり、上下の横カバー部材23a、23bと左右の竪カバー部材23cのうちの少なくとも一方のカバー部材には両端部にコーナ部材の係合突起49に係合する係合孔47が形成してあり、係合孔47のカバー部材長手方向の寸法S1は、係合突起49のカバー部材長手方向の寸法S2よりも長くしてあり、カバー部材23a、23bとコーナ部材25とが相対的に移動可能である。
【選択図】図1
Description
かかる内窓として、特許文献1には、上下の横ベース枠と、左右の竪ベース枠とを連結部材で連結し、且つ連結部材により上下左右寸法を調整可能に枠組し、枠組みしたベース枠を窓開口部に挿入して各ベース枠を化粧枠に固定した後、各ベース枠にカバー部材を取付け、各角部に設けてある連結部材にコーナ部材を嵌合して、カバー部材の突き合わせ端をコーナ部材で隠すことが開示されている。
しかし、特許文献1のふかし枠は、ベース枠を連結部材により調整可能に枠組みした後、窓開口部に挿入して固定するので、ベース枠の枠組みが不安定な為、変形しやすくなり作業性に劣るという問題がある。特に、大型のふかし枠の場合において、一人で作業するときにふかし枠の左右の一側を持って窓開口部に挿入しようとすると、分解してしまうおそれがある。したがって、一人で作業するのが困難であった。
また、コーナ部材は連結部材に嵌合する構成であるから、連結部材との嵌合構造が必要になり、連結部材及びコーナ部材の構成が複雑になるという問題がある。
これに対して、特許文献2の技術では、上下左右の各ベース枠を各々窓開口部に固定した後、各ベース枠にカバー部材を取付け、角部にコーナ部材を取付けて各カバー部材の突き合わせ端をコーナ部材により隠すことが開示されている。
一方、カバー部材が室内の熱により伸びる場合があるので、コーナ部材に対するカバー部材の熱伸びを許容できる構成が要求されている。
コーナ部材は係合突起によりカバー部材の係合孔に係合しているので、指の引っ掛かり等により簡単に脱落することがないから、コーナ部材を強固に固定できる。
カバー部材に形成した係合孔はカバー部材長手方向の寸法が係合突起のカバー部材長手方向の寸法よりも長くしてあるので、コーナ部材に対するカバー部材の熱伸びを許容できる。
コーナ部材は、コーナ部材に設けた係合突起をカバー部材に形成した係合孔に係合することにより取付けてあるので、室内側からの押し込みによりカバー部材に簡単に取付けできる。
内窓1は、化粧枠9の室内側に取付けるふかし枠11と、ふかし枠11の内周に固定する窓枠13と、窓枠13の内周に配置する障子15とを備えている。本実施の形態にかかる障子15は引き違い障子である。
図2〜図4に示すように、ふかし枠11は、上横ベース枠17と、下横ベース枠19と、左右の竪ベース枠21と、下横ベース枠19に取付ける下横カバー部材23a、上横ベース枠17に取付ける上横カバー部材23b、竪ベース枠21に取付ける竪カバー部材23cと、横ベース枠17、19と竪ベース枠21との各コーナ部に設けるコーナ部材25とを備えている。
室外側片29は化粧枠9の内周側面に内周側から止めるねじ28でねじ固定されており、本体部27は室内側面にねじの挿通孔31が形成されており、室内側から挿通したねじ33により中空部の仕切り壁30にねじの頭を係止して固定されている。
本体部27には外周面室外側に凹状の室外側係止部35が形成してあり、内周面室内側に凹状の室内側係止部37が形成されている。
図1に示すように、上下の横カバー部材23a、23bは各々、上下の横ベース枠17、19よりも長く形成してあり、横カバー部材23a、23bの両端14は、横ベース枠17、19の端17a、19aから突出している。
図1及び図4に示すように、上下の横カバー部材23a、23bにおいて横ベース枠17、19の各端17a、19aから突出した部分(突出部)45には、各々その見付け面(図7(b)参照)に2つの第1係合孔47が並列に形成してある。各第1係合孔47は、コーナ部材25に設けた第1係合突起(後述する)49に係合するようになっている。そして、図6(e)に示すように各第1係合孔47におけるカバー部材長手方向の寸法S1は、係合突起49におけるカバー部材長手方向の寸法S2よりも長くしてある。また、図6(b)に示すように、第1係合突起49の基部50の巾Wは、第1係合突起49の基部50が挿入される第1係合孔47の巾M(図6(e)参照)と略同じにしてある。
図1に示すように、下横カバー部材23aの端部には竪カバー部材23cの下端が載置してあり、上横カバー部材23bの端部と竪カバー部材23cの上端との間には隙間Kが形成されている。
図7に示すように、横カバー部材23a、23bの突出部45において、その見込み面にも第2係合孔51が形成してあり、図6に示すように、第2係合孔51にはコーナ部材25に設けた第2係合突起53(後述する)に係合するようになっている。第2係合孔51も第1係合孔47と同様に、各第2係合孔51におけるカバー部材長手方向の寸法T1(図7(c)参照)は、係合突起49におけるカバー部材長手方向の寸法T2(図6(d)参照)よりも長くしてある。
尚、図1及び図4に示すように、竪カバー部材23cには、第1係合孔47及び第2係合孔51のいずれも形成されていない。
図6に示すように、コーナ部材25には、見付け面55の室外側に2つの第1係合突起49が室外側に向けて並んで突設してあり、各第1係合突起49は先端が第1係合孔の巾M(図6(e)参照)よりも巾N(図6(f)参照)が広い爪部61が設けてあり、爪部61は一組の分割爪部61a、61bを対向して配置して形成し、各分割爪部61a、61bを互いに対向する側に向けて弾性変形できるようになっている。第1係合突起49は各爪部61の巾を狭めるように弾性変形させて第1係合孔47に挿入した後、弾性復帰して爪部61の巾を第1係合孔47の巾M(図6(e)及び図7(b)参照))よりも広げて、第1係合孔47の縁部に係合している。
図6(b)に示すように、コーナ部材25において、水平見込み面59の内面には、内周に向けて突出した第2係合突起53が設けてある。第2係合突起53は、起立部53aと起立部53aの先端から室外側に向けて延出する延出部53bとで断面略L字を成しており、延出部53bと水平見込み面59との間に室外側に向けて開口する溝部53cが形成されている。図4及び図6(f)に示すように、第2係合突起53を横カバー部材23aの第2係合孔51内に挿入した後、コーナ部材25を室外側に向けて押し付けると、第2係合孔51の縁部が溝部53に入り込んで起立部53aに当接することでコーナ部材25の室外側(見込み方向)を位置決めすると共にカバー部材の第2係合孔51の縁部を溝部53内に挿入して第2係合突起53と第2係合孔51とを係合している。
尚、コーナ部材25には、中空部63が設けてある。
次に、図4に示すように、上横カバー部材23bを上横ベース枠17に、下横カバー部材23aを下横ベース枠19に取付ける。図5に示すように、下横カバー部材23aの取付けは、下横カバー部材23aの室外側被係止部39を横ベース本体部27の室外側係止部35に係止した後、室外側被係止部39を軸にして下横カバー部材23aを上方に向けて回転するように押し上げることで、下横カバー部材23aの室内側被係止部41を横ベース本体部27の室内側係止部37にクリック感を持って係止して、下横カバー部材23aを下横ベース枠17に嵌め込む。尚、下横カバー部材23aを下横ベース枠19に取付けるときには、下横ベース枠19の長手方向端から室外側係止部35に下横カバー部材23aの室外側被係止部39を、室内側係止部37に室内側被係止部41を係止して下横ベース枠19に下横カバー部材23aを挿通して取付けても良い。
この状態で、図1に示すように、下横カバー部材23aの両端では突出部45が下横ベース枠19の端14よりも突出して配置される。上横カバー部材23bも、下横カバー部材23aと同様に上横ベース枠17に取付ける。尚、上横カバー部材23b及び下横カバー部材23aは長手方向にスライド可能であり、必要に応じて長手方向の位置を調整する。
次に、左右の各竪ベース枠21に竪カバー部材23cを取付けるが、竪カバー部材23cの取付けは、上下の横カバー部材23a、23bと同様にして竪ベース枠21に嵌め込み、竪カバー部材23cの下端を下横カバー部材23aの端部(突出部)45に載置する。
その後、各横カバー部材23a、23bと竪カバー部材23cとの各付き合わせ角部にコーナ部材25を取付ける。図4又は図6に示すように、コーナ部材25の取付けは、第2係合突起53を横カバー部材23a、23bの第2係合孔51に挿入し、コーナ部材25を室外側に向けて押し付けると、第2係合突起53の溝部53c(図6(b)参照)に第2係合孔51の縁部が挿入され、縁部が第2係合突起53の起立部53aに当接したところでコーナ部材25の室外側への移動が規制される。この状態で、図6に示すように、各第1係合突起49が第1係合孔47内に挿入されると共に、各第1係合突起49は第1係合孔47に挿入するときに互いに近接するように弾性変形した後、弾性復帰して各爪部61、61が第1係合孔47の縁部に係合する。このようにして、4つの各コーナ部材25を取付ける。
そして、ふかし枠11の内周に窓枠13を取付けるが、窓枠13の室内側端は横カバー部材23a、23b及び竪カバー部材23cに設けてある窓枠用位置規制突起43(図5参照)により位置決めし、窓枠13の室外側端は各ベース枠17、19、21の室外側片29の段差部29aにより位置決めして、窓枠13を化粧枠9にねじ固定する。
横カバー部材23a、23bは、一端を横ベース枠17、19の端より長くして横ベース枠17、19の端よりも突出した突出部45に形成した第1係合孔47(又は第2係合孔51)に、コーナ部材25の第1係合突起49(又は第2係合突起53)を係合しているので、横ベース部材17、19が邪魔にならず、簡易な構成でコーナ部材25を横カバー部材23a、23bに取付けできる。
コーナ部材25は、コーナ部材25に設けた第1係合突起49を横カバー部材23a、23bに形成した第1係合孔47に係合することにより取付けてあるので、室内側からの押し込みにより横カバー部材23a、23bに簡単に取付けできる。
コーナ部材25は第1係合突起49(又は第2係合突起53)により横カバー部材23a、23bの第1係合孔47(又は第2係合孔51)に係合しているので、指の引っ掛かり等により簡単に脱落することがないから、コーナ部材25を強固に固定できる。
第1実施の形態では、図2に示すように横カバー部材23a、23bの見込み寸法を後述する第2実施の形態(図8参照)よりも大きくしているが、図4に示すように、コーナ部材25は見付け面55と見込み面59との2カ所で各々横カバー部材23a、23bに設けた係合孔47、51に係合しているので、横カバー部材23a、23bの見込み寸法が大きい場合でも、コーナ部材25を横カバー部材23a、23bに強固に固定できる。
図6(e)又は図7に示すように、横カバー部材23a、23bに形成された第1係合孔47及び第2係合孔51は、カバー部材長手方向の寸法S1、T1(図7(c)参照)が各々第1係合突起49及び第2係合突起53のカバー部材長手方向の寸法S2、T2よりも長くしているので、コーナ部材25に対して横カバー部材23a、23bに相対的な熱伸びが生じた場合でも、横カバー部材23a、23bの熱伸びを許容できる。
また、図1に示すように、竪カバー部材23cは、下端を下横カバー部材23aに載置し、上端は上横カバー部材23bとの間に隙間Kを空けて配置しているので、左右の上コーナ部材25に対する竪カバー部材23cの熱伸びも許容できる。
図6(e)(f)に示すように、第1係合突起49は先端が第1係合孔47の巾M(図7(b)参照)よりも巾Nが広い爪部61で係合しているので、コーナ部材25が室内側へ移動するのを制限できると共に室内方向の外力が作用した場合でもコーナ部材25の脱落を防止できる。
第1係合突起49の基部50の巾Wは、第1係合突起49の基部50が挿入される第1係合孔47の巾M(図6(e)参照)と略同じにしてあるので、横カバー部材23a、23bに対するコーナ部材25のがたつきを防止できる。
図1に示すように、竪カバー部材23cの下端24は下横カバー23aの端部に載置してあるので、コーナ部材25に竪カバー部材23cの下限位置を規定する部位や部品を必要としないので、コーナ部材25を簡易な構成にできると共にコーナ部材25の設計の自由度が高い。
コーナ部材25には、中空部63を設けているので、コーナ部材の強度を高めることができる。特に、中空部63を設けることにより、化粧枠9にコーナ部材25を強く押し付けてときでもコーナ部材25の潰れを防止できる。尚、中空部63は縦カバー部材21cの下限位置まで形成して、コーナ部材25の強度を更に高めても良い。
第2係合突起53の起立部53aが第2係合孔51の縁部に当接することでコーナ部材25を室外側へ向けて押し込んだときの位置を規制しているので、第2係合突起53が位置規制部材を兼用でき、別途位置規制部材を設けなくて済むから、構成を簡易にできる。また、コーナ部材25を押し込みにより取付けできるから、コーナ部材25の取付けが簡単である。
各カバー部材23a、23b、23cは、長手方向を固定していないので、ベース枠17、19、21の長手方向の取付け位置が多少ずれた場合でも、カバー部材23a、23b、23cの長手方向をずらして取付けることにより隙間をあけないで覆うことができる。
図5に示すように、横カバー部材23a、23b及び竪カバー部材23cの室内側端には窓枠用位置規制突起43を設けて窓枠13の室内側端を位置決めし、各ベース枠17、19、21の室外側片29に段差部29aを設けて窓枠13の室外側端を位置決めしているので、窓枠13の位置決めが容易にでき、施工し易い。
図8〜図11に第2実施の形態を示す。この第2実施の形態では、第1実施の形態よりもふかし枠11の見込み寸法を小さくしてあり、図2及び図3に示す第1実施の形態に比較して、上横ベース枠17、下横ベース枠19、竪ベース枠21の見込み寸法が、図8及び図9に示す第2実施の形態では小さくなっている。また、第2実施の形態では、上横ベース枠17、下横ベース枠19、竪ベース枠21には、本体部27のみが設けてあり、室外側片29(図5参照)がない。更に、図10及び図11に示すように、上下の横カバー部材23a、23bには第1係合孔47のみが形成してあり、第2係合孔51(図4参照)がない点、及びコーナ部材25には第2係合突起53(図4参照)がない点が第1実施の形態と異なっている。その他の構成は、第1実施の形態と同様である。
横カバー部材23a、23bは、一端を横ベース枠17、19の端より長くして横ベース枠17、19の端よりも突出した突出部45に形成した第1係合孔47に、コーナ部材25の第1係合突起49を係合しているので、簡易な構成でコーナ部材25を横カバー部材23a、23bに取付けできる。
コーナ部材25は、コーナ部材25に設けた第1係合突起49を横カバー部材23a、23bに形成した第1係合孔47に係合することにより取付けてあるので、室内側からの押し込みにより横カバー部材23a、23bに簡単に取付けできる。
コーナ部材25は第1係合突起49により横カバー部材23a、23bの第1係合孔47に係合しているので、指の引っ掛かり等により簡単に脱落することがないから、コーナ部材25を強固に固定できる。
図11(e)に示すように、第1係合孔47は、カバー部材長手方向の寸法S1が第1係合突起49のカバー部材長手方向の寸法S2よりも長くしているので、コーナ部材25に対して横カバー部材23a、23bに相対的な熱伸びが生じた場合でも、横カバー部材23a、23bの熱伸びを許容できる。
また、第2実施の形態でも第1実施の形態と同様に、竪カバー部材23cは、下端を下横カバー部材23aに載置し、上端は上横カバー部材23bとの間に隙間K(図11(e)参照)を空けて配置しているので、左右の上コーナ部材25に対する竪カバー部材23cの熱伸びも許容できる。
第1係合突起49の基部50の巾Wは、第1係合突起49の基部50が挿入される第1係合孔47の巾M(図6(e)参照)と略同じにしてあるので、横カバー部材23a、23bに対するコーナ部材25のがたつきを防止できる。
図11(e)(f)に示すように、第1係合突起49は先端が第1係合孔47の巾M(図7(b)参照)よりも巾Nが広い爪部61で係合しているので、コーナ部材25が室内側へ移動するのを制限できると共に室内方向の外力が作用した場合でもコーナ部材25の脱落を防止できる。
図1に示すように、竪カバー部材23cの下端24は下横カバー23aの端部に載置してあるので、コーナ部材25に竪カバー部材23cの下限位置を規定する部位や部品を必要としないので、コーナ部材25を簡易な構成にできると共にコーナ部材の設計の自由度が高い。
コーナ部材25には、中空部63を設けているので、コーナ部材の強度を高めることができる。
各カバー部材23a、23b、23cは、長手方向を固定していないので、ベース枠17、19、21の長手方向の取付け位置が多少ずれた場合でも、カバー部材23a、23b、23cの長手方向をずらして取付けることにより隙間をあけないで覆うことができる。
竪カバー部材23c、23cは、その上端と下端を各々竪ベース枠21の上端と下端より長くして竪ベース枠21の上端及び下端よりも突出した突出部45に形成した第1係合孔47に、コーナ部材25の第1係合突起49を係合しているので、簡易な構成でコーナ部材25を各カバー部材23a、23b、23cに取付けできる。
コーナ部材25は、コーナ部材25に設けた第1係合突起49を横カバー部材23a、23bに形成した第1係合孔47に係合することにより取付けてあるので、室内側からの押し込みにより横カバー部材23a、23bに簡単に取付けできる。
コーナ部材25は第1係合突起49により竪カバー部材23cの第1係合孔47に係合しているので、指の引っ掛かり等により簡単に脱落することがないから、コーナ部材25を強固に固定できる。
第1係合突起49の基部50の巾Wは、第1係合突起49の基部50が挿入される第1係合孔47の巾M(図6(e)参照)と略同じにしてあるので、竪カバー部材23cに対するコーナ部材25のがたつきを防止できる。
コーナ部材25には、中空部63を設けているので、コーナ部材の強度を高めることができる。
第1係合孔47は、カバー部材長手方向の寸法S1が第1係合突起49のカバー部材長手方向の寸法S2よりも長くしているから、コーナ部材25に対する竪カバー部材23cの熱伸びを許容できる。
例えば、コーナ部材25には、中空部63がなくても良い。
第1係合突起49は2つ設けることに限らず、一つであっても良いし、その数は制限されない。
第2係合孔51及び第2係合突起53は、第1係合孔47及び第1係合突起49と同様な構成にして、横カバー部材23a、23bに対する位置決めをしないものであっても良い。
第1係合突起49は、第1係合孔47の巾Mよりも巾Nが大きい爪部61を設けることに限らず、爪部61を設けないで、第1係合孔47に挿入されるだけでも良い。
障子は引き違い障子に限らず、片引き障子であっても良く、窓種は限定されない。
9 化粧枠
11 ふかし枠
17 上横ベース枠
19 下横ベース枠
21 竪ベース枠
23a 下横カバー部材
23b 上横カバー部材
23c 竪カバー部材
25 コーナ部材
45 突出部(端部)
47 第1係合孔(見付け面の係合孔)
49 第1係合突起(見付け面の係合突起)
51 第2係合孔(見込み面の係合孔)
53 第2係合突起(見込み面の係合突起)
55 見付け面
59 垂直見込み面(見込み面)
Claims (3)
- 窓開口部の室内側に取付けるふかし枠と、ふかし枠の内周に固定する窓枠と、窓枠の内周に配置する障子とを備え、ふかし枠は、上下の横ベース枠と、左右の竪ベース枠と、各ベース枠に取付けてベース枠の室内側面及び外周側見込み面を覆うカバー部材と、横ベース枠と竪ベース枠との各コーナ部に設けてカバー部材の端部を室内側から隠すコーナ部材とを有し、コーナ部材にはカバー部材側面に係合突起が設けてあり、上下の横カバー部材と左右の竪カバー部材のうちの少なくとも一方のカバー部材には両端部にコーナ部材の係合突起に係合する係合孔が形成してあり、係合孔のカバー部材長手方向の寸法は、係合突起のカバー部材長手方向の寸法よりも長くしてあり、カバー部材とコーナ部材とが相対的に移動可能であることを特徴とする内窓。
- カバー部材の係合孔はカバー部材の見付け面と見込み面とに設けてあり、コーナ部材の係合突起はカバー部材の係合孔に対向する位置に各々に設けてあることを特徴とする請求項1に記載の内窓。
- 下横カバー部材は下横ベース枠よりも長いものであり、下横カバー部材の端部に竪カバー部材の下端が載置してあることを特徴とする請求項1又は2に記載の内窓。
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