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JP2010503544A - 金属薄板からスケールを除去するためのスラリーブラスト装置 - Google Patents

金属薄板からスケールを除去するためのスラリーブラスト装置 Download PDF

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JP2010503544A JP2009528377A JP2009528377A JP2010503544A JP 2010503544 A JP2010503544 A JP 2010503544A JP 2009528377 A JP2009528377 A JP 2009528377A JP 2009528377 A JP2009528377 A JP 2009528377A JP 2010503544 A JP2010503544 A JP 2010503544A
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Abstract

処理された金属薄板表面からスケールを除去するための装置および方法は、金属薄板表面に密接に近接して配置された逆方向に回転する車輪組によって進められるスケール除去媒体を利用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シートまたは連続する形態のいずれかの平坦な材料から、望ましくない表面物質を除去するための工程に関する。詳細には、本発明は、スケール(酸化膜)除去媒体、具体的には、液体/粒子スラリーを、装置内を通過する金属薄板の両面に対して進ませることによって、処理された金属薄板の表面からスケールを除去するための装置および方法に関する。
処理された金属薄板は、冷間圧延金属薄板を作成する際に使用する、および一部の物品を製造する際に使用するために準備された金属薄板である。このタイプの金属薄板は、鋼の厚みの全域を必要とする物品、例えば、農業用具、自動車部品、鋼容器およびベッドフレームを製造するのに使用される。
金属薄板が製造者に使用される前に、それは典型的に、熱間圧延工程によって調製される。熱間圧延工程において、炭素鋼は、華氏1,500°(815℃)を超える温度まで加熱される。加熱された鋼は、鋼板の厚みを縮小する対向するローラの連続する組の間を通される。熱間圧延工程が完了すると、処理された金属薄板または熱間圧延鋼は、典型的には水、油またはポリマー液体中(これらは全て、従来技術において既知である)で急冷することによって、温度を下げられる。処理された金属薄板は、次いで、保管しやすいように、また処理された金属薄板の最終的使用者、すなわち、航空機、自動車または家庭機器などの製造者に輸送しやすいようにコイル状に巻かれる。
熱間圧延金属薄板の処理の冷却段階において、金属薄板が、空気中の酸素および冷却工程中に含まれる水分と反応することにより、金属薄板の表面上に、鉄酸化物の層、すなわち一般にスケールと称されるものが形成され得る。金属薄板が冷却される速度、および熱間圧延工程からの全体の温度降下が、冷却工程中に表面上に形成するスケールの分量および組成を生じさせる。
ほとんどの場合、金属薄板が製造者に使用され得る前に、金属薄板の表面は、製造される製品に適した表面を提供するように調整される必要があり、その結果、金属薄板は、例えば、塗装を施される、またはそれ以外の方法でコーティングされてよい。金属薄板の表面をコーティングする前に、熱間圧延された、すなわち処理された金属薄板の表面から酸化物を除去する最も一般的な方法は、「酸洗い」として知られる工程である。酸化物を除去するこの工程において、熱間圧延工程に続いて、金属薄板表面上に形成されたスケールを化学的に除去するために、すでに周辺温度まで冷却された金属薄板は解かれ、酸の洗浄槽の中に引き込まれる。酸洗浄槽によるスケールの除去に続いて、金属薄板は次いで洗浄され、乾燥され、酸化またはさびから金属薄板の表面を保護する目的で、すぐに「油」を塗布される。油により、金属薄板のむき出しの表面を大気中の空気および水分への暴露から遮蔽する、空気に対するフィルム層障壁が形成される。酸洗い工程の直後に、金属薄板に油が塗布されることが重要であり、むき出しの金属表面が、大気中の空気および水分に対して暴露されると、ほとんどすぐに酸化が始まることがその理由である。
「酸洗い」工程は、処理された金属薄板から、ほとんど全ての酸化物層またはスケールを除去するのに効果的である。しかしながら、「酸洗い」工程は、いくつかの欠点を有する。例えば、金属薄板の酸洗浄槽内で使用される酸は、腐食性であり、それは機器に損傷を与え、人間にとって有害であり、特定の保管および廃棄の制約を有する環境上危険な化学物質である。さらに、工程の酸洗浄槽段階は、金属薄板処理施設内に十分な領域を必要とする。
したがって、産業界において、従来技術の「酸洗い」工程の製造床面積を必要とせず、酸などの有害な化学物質の使用が不要の、金属薄板の表面から酸化物またはスケールを除去することによって処理された金属薄板の表面調整をするための改良された装置および方法に対する要望がある。
本発明は、有害な化学物質の使用を伴わないスケール除去のより簡素な工程を提供することによって、処理された金属薄板からスケールを除去するのに利用される従来技術の装置および方法に関連する欠点を克服する。本発明の装置は、事前に処理された、「すなわち、熱間圧延」金属薄板を受け、金属薄板表面から完全にスケールを除去するために、本発明の方法を行う。「金属薄板」は、例えば、炭素およびステンレス鋼のストリップ、ならびにシート材の双方とも、金属薄板の全て形態を指す。
本発明の装置は、コイルから受けとった長い金属薄板を実質的に平らにする、または高さを揃えるように機能するレベラーを利用してよい。レベラーは、張力レベラーまたはローラレベラー、あるいはその両方であってよい。
長い金属薄板は、装置のレベラーからデスケーラへ進む。デスケーラは、横並びに配置され、デスケーラ内を通過する長い金属薄板の上方および下方に離間された、本明細書では車輪と称される複数組の遠心羽根車を含む。研磨スケール除去媒体、すなわち液体と粒子とのスラリーが、回転する車輪に供給される。回転する車輪は、長い金属薄板の平坦な表面に媒体を高速で進ませ、長い金属薄板がデスケーラ内を通過する際、スラリーが金属薄板と衝突し、金属薄板の表面からスケールを除去する。
装置はまた、Vogesの特許6,814,815号に続いて、任意選択でブラッシャまたはブラシかけ部分を含んでよい。大抵の場合、デスケーラからまたはブラシかけ部分から、長い金属薄板を受ける少なくとも1つのすすぎデバイスが存在する。ブラシを回転させるブラシかけ部分と、すすぎの噴霧とが、長い金属薄板の両面に対してぶつかり、デスケーラの研磨処理から残されたいかなる生成物も除去する助けをする。また薄板の反対側の面にぶつかる回転ブラシは、金属薄板面の表面材質または表面組織をさらに調整するように構成されてよい。
長い金属薄板は次いで、金属薄板からの残存するすすぎ液体を乾燥させる、またはその他の方法で除去する「ドライヤ」内を通過する。
乾かされた長い金属薄板は、次に任意選択で、金属薄板の乾燥した表面に油の膜または他の保護層を塗布するコーティングデバイス内を速やかに通過することができ、これにより、速やかに表面の再酸化を阻止し、乾かされ油を塗布された長い金属薄板が、次にコイルに戻るように長い金属薄板を巻き上げるリコイラーに進められる際、形成されたコイル内で2つの鋼表面同士の接触による損傷を防ぐ目的で、その後の処理のための注油を行う。スケール除去され油を塗布された金属薄板のコイルは次いで、その後の処理のために必要とされるまで保管しやすい形態である。
本発明の装置により実行される完全なスケール除去工程は、他の金属薄板工程、例えば、いくつかの亜鉛コーティング作業など完全なスケール除去を必要としない、多くの製品に適した腐食を阻止する表面を残し、調整された部分のスケールを除去するVogesの米国特許第6,814,815号の工程を補足する。
スケール除去装置およびその方法は、従来技術の工程に対していくつかの商業的利点を有する、処理された金属薄板からスケールを除去する新規の工程を提供する。例えば、従来技術の酸洗い工程と比較して、装置およびその作動方法は、作動コストがより少なく、同時に有害な物質を必要とせず、金属薄板上に残る有害なすすぎ液残留物がない。空気に対して曝され、または高温の時間がより長いことが酸化の増進を支持する場合、金属薄板ストリップ縁部上または金属薄板コイル端部上に形成されたより固定された酸化物を除去するために、処理ライン速度および他のパラメータを変更する必要はない。
スケール除去装置は、金属薄板処理ライン速度から独立して、広範な作業時間内で使用することが可能であり、ライン停止によるしみ、すすぎ液によるしみ、または歴史的に酸洗い工程に関連する金属薄板の過剰な酸洗いによって生じる処理された金属薄板における欠点に対応するものが生じない。裂片およびシーム(seems)など小さな表面の欠陥は、新規の工程を使用して除去される。酸洗いにおいて、ストリップ上に遊離する鋼のフラップが残り、スケールの一部を覆うことが多い。フラップは、その後の圧延、コーティングまたはアニーリング作業中に自由になり、鋼の処理業者にとっては、消費者への責任が増大することになる。
本発明の装置および方法は、片面用途の可能性も有する。
また本発明の装置およびその使用法は、処理された金属薄板の表面組織(質感)を調整するのに使用することができる。表面組織は、目標のきめを実現するように、本発明の装置を使用して調整することができる。きめは、より高い値が付けられた製品におけるキイパラメータである。シート消費者は、製造工程および材料の最終用途によって、購入したシートのRaおよびRpc値に対して厳しい範囲を特定することが多い。150マイクロインチ範囲のより高いRa値は、高コーティング重量の亜鉛めっきラインに対する亜鉛付着、または媒体中のコーティング重量の調整を向上させるために要求されることがあり、例えば、高いピークカウントを有する70マイクロインチRaは、引き抜きまたは型打ち工程での注油を向上させるために要求され得る、または最終塗装の後、魅力的な表面を提供するのに必要とされ得る。
装置はまた、金属薄板ストリップの両側の表面上で異なる目標のきめを実現するのに使用されてよい。これは、例えば部品の内面が、引き抜きのために潤滑剤の重量のあるコーティングを担持し、次いで、磨耗および腐食保護のために重量のあるポリマーコーティングを支持するための主たる要件を有し、外面が、魅力的な滑らかな塗装表面を提供することを必要とする場合に使用される。この技法は、高級自動車用のボディパネルに過去使用されてきたが、他の用途にも同様に適用可能である。シートの表面組織を調節する能力は重要であり、より粗い表面組織は通常コーティング接着を高めるが、より多くのコーティングを要することがその理由である。調節力の機能により、装置の使用者が、表面組織をより望ましいものに、必要とされる接着剤またはコーティングを調節することが可能になる。
装置は、特にマイクロラフネスと称されるきめの範囲の様々な形状を有する傾向のある金属薄板の表面を酸洗いすることによって達成可能なものより、より均一の表面組織を提供する。本発明の装置は、異なる幅の金属薄板ストリップを効率的に収容するように、容易に調節することができる。スラリーが金属薄板の表面に接触するブラスト区域の幅は、より幅の狭い材料用に縮小することが可能であるが、尚、基本的に装置車輪の全体の設計エネルギーを使用することができ、より幅の狭い材料上で、金属薄板処理ラインをより高速で作動させることが可能である。
スラリー中でのステンレス鋼粒子の使用は、金属薄板の腐食挙動を高めることがある。これは、伝えられるところによれば、金属の表面上の自由な鉄イオンの減少に起因し、結果として、若干の表面不動態化につながる。
乾燥ブラスト金属薄板と比較すると、本発明の装置および方法は、より安定した実績を提供し、その理由は、装置と共に使用されるスラリー内の研磨粒子が、乾燥ブラストで利用される同一のまたは同等の粒子ほど早くは劣化しないからである。装置で利用されるスラリー中に存在する液体が、偶発的な目的としない研磨粒子間の衝突によりスラリーの粒子に生じる損傷を減少させ、これは、研磨粒子の有益な寿命がより長くなることになる。同様に液体は、研磨粒子と機械構成要素間の接触に起因する磨耗を減少させ、これは、機械構成要素の有益な寿命がより長くなることになる。また、乾燥ブラストと異なり、本発明の装置は粉塵を生成せず、これにより、より不快感の少ない作業領域を実現し、火災の危険性を低下させ、騒音のより少ない状態で作動する。
本発明の装置はまた、金属薄板表面上またはその中に埋め込まれた一定の範囲の残留物を残す乾燥ブラストと比べて、より清浄なストリップ表面を提供する。これらの乾燥ブラスト残留物は、除去するのが非常に困難である金属すすを含み得る。さらに、乾燥ブラスト以前の金属薄板上の表面汚染物質が、金属薄板表面の中に埋め込まれることがある。さらに乾燥ブラストと異なり、進入するストリップ上のウエットスポットは、ストリップ内の別の一連の欠陥となる恐れのある、ストリップ表面上の遊離するスケールまたは磨耗粉の集塊の問題を生じさせない。集塊した塊は、ライン内で金属薄板ストリップまたは処理済みロールのいずれかに付着する可能性がある。
ストリップの局所的領域内で温度を上昇させ、ストリップの歪曲および/またはストリップの瞬間的腐食(flash corrosion)を生じる乾燥ブラストの問題は、本発明の装置においては遭遇しない。
本発明の装置は、例えば、より広い範囲の粒子サイズなど、乾燥ブラストを使用して実施されるよりも、より広い範囲のスケール除去媒体を使用することができる。本発明の装置はまた、金属薄板処理オプションを増大させる。例えば、スラリーは、スラリー中の液体として使用されるさび止め剤によって、金属薄板の表面を処理することができる。金属薄板の表面を脱脂するまたは清浄するために、スラリーの液体にクリーナーを加えてもよく、他の工程中に生成された不完全な物質を再処理することが可能である。
他のスラリーブラストデバイスと比較して、本発明の装置は、金属薄板の幅にわたってより均一な研磨材の分配を実現する。好ましい実施形態において、装置の各車輪によって進められたスラリーのそれぞれの流れは、金属薄板の幅全体を覆う。
本発明の装置はまた、金属薄板の異なる幅を収容するために容易に調節される。装置は、金属薄板幅の広範な範囲にわたって、その全エネルギーを使用する能力を有する。
装置は、エネルギー消費において、空気噴射スラリーブラストシステムと比べて、より効率がよい。空気噴射システムは、通常の工業用ストリップ幅を覆うために複数の排出ノズルを使用する必要がある。本発明によって、個々の流れのスラリーブラストパターンの縁部が金属薄板に接触する場合の不連続、および個々のパターンが重なる、またはそれらが開始および終了する場合の不連続は生じない。
本発明の遠心羽根車ストリップスケール除去装置はまた、他のスラリーブラストデバイスと比べて、より少ない構成要素部分を有する。装置のほとんどの個々の構成要素の複雑さも、代替のスラリーブラストデバイスより低くなっている。さらに、他のスラリーブラストデバイスと比較すると、同等のスラリー流れの全容積を有するシステムの場合、移動する研磨材と接触する構成要素の相対的表面領域は、本発明の構成でさらにより小さく、結果として全体の磨耗がより小さくなる。
本発明の装置および方法のさらなる特徴は、以下の本発明の詳細な説明および図面に記載される。
本発明の処理された金属薄板のスケール除去装置、およびその作動方法を概略的に示す側部立面図である。 図1の装置を概略的に示す平面図である。 図1の装置のデスケーラの側部立面図である。 デスケーラの上流端部からのデスケーラの端部立面図である。 デスケーラの下流端部からのデスケーラの端部立面図である。 図4および5のデスケーラの一部の図である。 図4および5に示されるデスケーラの別の一部の図である。
図1は、処理された金属薄板の表面からのスケール除去において、本発明の方法を実施するのに使用される本発明の装置の概略図を示す。説明されるように、金属薄板が、図1に示される装置内を左から右へ下流方向に移動する。図1に記載され示される装置の構成要素部分は、本発明の好ましい実施形態である。本出願の特許請求の範囲によって提供される目的の保護範囲から逸脱することなく、記載される好ましい実施形態に対する変形および修正を行うことができることを理解されたい。
図1を参照すると、装置に金属薄板16の一定の長さを供給するために、事前に処理された金属薄板(例えば、熱間圧延金属薄板)のコイル12が、装置14に隣接して配置される。金属薄板のコイル12は、制御された方法でロール12から金属薄板16の長さを選択的に解くように機能する、任意の従来のデバイスの上に支持されてよい。あるいは、金属薄板は、個々のシートとして装置に供給することができる。
ロールから解かれた金属薄板16の長さを受けるために、装置14のレベラー18が、金属薄板コイル12に隣接して配置される。レベラー18は、複数の離間したロール22、24で構成される。ローラレベラーが図面中に示されるが、本発明の装置および工程において、他のタイプのレベラーを利用することができる。
レベラー18から、処理された金属薄板16の長さは、本発明のデスケーラ26の中へと進む。図1および2において、2つの対合する組の遠心羽根車システムで構成され、1組がストリップの2つの平坦な表面それぞれを処理するように搭載された、一組のデスケーラ室26が、金属薄板16の下流方向の移動に沿って連続して配置されて示される。デスケーラ室26は両方とも、同様の方法で構築され、したがって、1つのデスケーラ室26のみを詳細に記載する。デスケーラ室の数は、装置の所望されるライン速度に適合するように選択され、適切なスケール除去、およびその後の表面組織の調節を保証する。
図3は、図1および2に示される装置から取り外したデスケーラ26の拡大された側部立面図を示す。図3において、長い金属薄板の下流方向の進行は、左から右である。デスケーラ26は、基本的に中空の箱28で構成される。図3から5で、デスケーラ箱28内を通過する金属薄板16の長さの一部が示される。金属薄板16の長さは、それがデスケーラ箱28内を通過する際、ほぼ水平の向きに配向されて示される。図面中に示される金属薄板16の水平の配向は、本発明の適切な作動に必須ではないことを理解されたい。金属薄板はまた、それがデスケーラ箱28内を通過する際、垂直または任意の他の向きで配向されてよい。したがって、用語「頂部」および「底部」と、「より上」および「より下」と、「上方」および「下方」とは、装置の適切な作動に関する装置の配向、または長い金属薄板の配向を制限するものと解釈すべきではない。
箱の上流端部壁32は、金属薄板16の長さの幅および厚みを受けるために、幅の狭い入り口開口スロット34を有する。箱の反対側の下流端部壁36は、これも金属薄板16の長さの幅および厚みを受けるように寸法を決められた、幅の狭いスロット出口開口38を有する。入り口開口34は、図4に示され、出口開口38は、図5に示される。開口は、ストリップの処理中、箱の中にスラリーを包含するように設計された密封デバイスを備える。デスケーラ箱28はまた、箱の内部空間を囲む頂部壁42、一連の底部壁パネル44、および一組の側部壁46、48を有する。簡素化のために、箱28は、長い金属薄板が、入り口開口34から出口開口38まで箱の内部を通って進む際、金属薄板16の長さを支持する対向するローラ52、54の組を除いて、基本的に開放された状態にある。多くの場合、ストリップの端部を機械の中に通す際、補助をするための引き込み補助デバイスが存在する。箱28の底部は、箱の内部に対する出口開口を有する排出シュート56を備えて形成される。排出シュート56により、金属薄板16の長さから除去された物質を排出し、箱28の内部から使用済みのスラリーを収集することができる。
一組の被動遠心羽根車68が、箱の頂部壁42に設置された、一列に並んだ覆い、囲い板またはカウリング58、62内に取り付けられる。囲い板58、62は、箱頂部壁42内の開口を介して、箱の内部と連通する中空内部を有する。
図3から5に示されるように、スラリー羽根車の覆い囲い板58、62は、横並びには配置されず、交互の配置で箱の頂部壁42上に配置される。これは、1つの羽根車からのスラリー排出が、他の組の羽根車からのスラリーに干渉しないことを保証するためになされる。
一組の電気モータ64が、囲い板58、62の組の上に設置される。電気モータ64はそれぞれ、それが連結される囲い板58、62の壁を貫通して、囲い板の内部まで延在する出力シャフト66を有する。スケール除去車輪およびそれらが連結された囲い板は、構造および作動において、その全てが参照により本明細書に組み込まれるMacMillanの米国特許第4,449,331号、第4,907,379号および第4,723,379号;Carpenter等の第4,561,220号;McDadeの第4,751,798号;およびLehaneの第5,637,029号に開示されるスラリー排出ヘッドと同様である。
スラリーは、毎分280フィートの速度範囲で羽根車から排出される。熱間圧延炭素鋼ストリップからのスケール除去を最適にするために、第1デスケーラ室で、水のスラリーおよび#20調整カットワイヤショットを使用することができる。結果として生じる表面組織は、第2のデスケーラ室内で一定の範囲のより柔軟なステンレス鋼を使用することによって調節される。#30と#10の混合ショットが、十分であることが証明されている。処理後に、製品が油を塗布されない場合、腐食防止剤、例えば、Oakite Product社による商標「Oakite」の名前で市販されるものを、液体に添加することができる。選択される特定の製品は、処理されたシートのその後の用途、および要求される保護のレベルに基づく。
進入する材料が、表面上にいずれかの油を有する場合、スラリーブラスト工程の効果を変えずに、商業的アルカリ化剤、あるいは清浄または脱脂剤をスラリーの水に添加することができる。当業者によって、使用するための他の研磨手段が選択されてよい。スラリー混合体の中に混合される研磨材の標準的サイズ、粒度分布、形状、および材料は、処理されるストリップの材料、および所望の表面仕上げ/調整に依存する。
電気モータシャフト66の回転が、シャフトに接続されたスケール除去車輪68を回転させる。電気モータ62は、スケール除去車輪68の好ましい原動力の供給源であるが、スケール除去車輪68を回転させる他の手段を利用してもよい。
遠心スラリー羽根車88の第2の組が、デスケーラ箱28の底部壁パネル44に設置される。ユニットは、基本的な機能およびサイズにおいて頂部の組と同一である。
第1組の羽根車68および第2の組88の両軸、およびそれらの組立体は、デスケーラ箱28内を通過する金属薄板16の長さの方向に対して一定の角度で配向されて、デスケーラ箱28に設置される。第2組のモータ84の軸98、102も、デスケーラ室28内通過する金属薄板16の長さの面に対して一定の角度で配向される。この角度は、スラリーの安定した流れを保証し、跳ね返る粒子と、ストリップ表面にまだぶつかっていない粒子との衝突を減少させ、また研磨材の研摩作用を向上させ、物質除去の効率を上げ、その後の衝突によって除去されるべき物質をストリップ内に埋め込む傾向のある力を減少させるように選択される。
スケール除去媒体104は、先に参照したLehane特許で記載されたものと同様の方法で、または他の同等の方法で、スケール除去車輪68および84の中心部分内で囲い板58、62のそれぞれの内部と連通する。本発明の好ましい実施形態でのスケール除去媒体は、水および微細な鋼粒子のスラリーである。デスケーラ箱28の内部に、異なるタイプの研磨スラリー除去媒体を供給する多様な既知の方法を示すために、スケール除去媒体104の供給が図3に概略的に示される。
スケール除去車輪の上方組68は、デスケーラ室28内を通過する金属薄板16の長さに向けて、スケール除去媒体105を下方に進める。スラリーの流体および固体の構成要素に対してストリップ上の同一の領域を効率的に対象とするために、先に参照した特許の概念を使用して、進められたスケール除去媒体105は、金属薄板16の長さの頂部面106に衝突し、頂部面からスケールを除去する。好ましい実施形態において、スケール除去車輪の任意組のそれぞれの車輪は、反対方向に回転する。例えば、金属薄板16の長さが下流方向に移動する際、金属薄板の頂部面106の左側のスケール除去車輪68が、反時計回りの回転を有する場合、金属薄板頂部面106の右側のスケール除去車輪68は、時計回りの回転を有する。これにより、スケール除去車輪68のそれぞれが、スケール除去媒体105を金属薄板16の長さの頂部面106に接触させ、各スケール除去車輪68によって進められたスケール除去媒体105の接触領域は、金属薄板16の長さの幅全体にわたって、またわずかにこれを超えて延在する。ストリップの縁部をわずかに超えて延在するように排出できることにより、最も均一な到達範囲が確実となる。これは、図6および7に示されるように、スケール除去媒体105が、金属薄板16の長さの頂部面と衝突する2つのほぼ矩形の領域112、114によって示される。ストリップの幅の方向に対する、車輪によって進められたスラリーの進行方向が、車輪の直径にわたるスラリーの排出位置と共に変化することから、車輪から最も離れたスラリー衝突の位置に対して、結果として生じたきめに対する若干の方向性が生じ得る。これは、本発明のこの好ましい実施形態において、ストリップの各部分が、最初に第1の車輪のスラリー排出を受け、次いで、第1の排出されたスラリーによるいずれの方向性の影響も、第1のスラリー排出のものに釣り合った逆向きのストリップ速度構成要素を有する第2の車輪から排出された第2のスラリーからの衝撃によって補償されるように、反対方向に回転する車輪組を使用することによって補償される。
車輪の上方組68の軸方向に交互の配置はまた、金属薄板表面106上の2つの衝突領域112、114を軸方向に離間させる。これは、各車輪68から進められた媒体105同士が干渉接触することなく、金属薄板の幅全体に、スケール除去媒体105が衝突することを可能にする。さらに、スケール除去車輪68および84の組は、デスケーラ内を通過する金属薄板の表面106に向かって、またそこから離れるように調節可能に配置することができる。これは、異なる幅の金属薄板で使用される二次的な調節を可能にする。モータ64および車輪68が、金属薄板の表面106から離れて移動することによって、金属薄板の表面106との衝突領域112、114の幅が拡大される。モータ64および車輪68が、金属薄板の表面106に向かって移動することによって、金属薄板の表面106との衝突領域112、114の幅が縮小される。モータ64およびそのスケール除去車輪68をこのように調節可能に配置することにより、装置を使用して異なる幅の金属薄板からスケールを除去することが可能になる。金属薄板表面とのスラリー衝突領域の幅を調節する付加的方法は、羽根車覆い/囲い板に対する入り口ノズル104の角度位置を動かすことである。これは、先に参照した特許の中で説明される。3番目のオプションは、ストリップ進行方向に対するその回転軸に垂直な軸116の周りで羽根車の組を回転させることであり、その結果、各車輪からのスラリー衝突の楕円形の領域は、同一の長さのままではあるが、正方形ではなく、あるいはストリップ進行方向を横切ることがない。ストリップを離れて、またストリップに向かって移動することは、流れの衝突エネルギーも変える。
さらに、またスケール除去車輪68の軸78、82の角度を付けられた配向により、スケール除去媒体105の衝突が、金属薄板16の表面に対して一定の角度に向けられる。スケール除去媒体105の、金属薄板16の表面との衝突の角度は、スケールの効率を最適化するように選択される。15度の角度が、十分であることが証明されている。
さらに、スケール除去媒体104の機能の調節は、スケール除去装置内を通過する金属薄板のストリップの表面組織を調節するために使用することができる。例えば、スケール除去媒体104のスラリー中の粒子サイズ、粒子の形状、または粒子の材料の組み合わせの調節は、金属薄板上に異なる所望の表面組織を生成することができる。
図3および7に示されるように、スケール除去車輪の下方の組88は、スケール除去車輪68の頂部の組と同様の方法で、金属薄板16の長さの底部面108と衝突するように、スケール除去スラリー105を誘導する。この構成において、金属薄板16の長さの底部面108上でのスケール除去媒体105の衝突の領域は、金属薄板の頂部面上の衝突領域112、114とちょうど反対側である。これは、ライン張力の安定性を向上させるために、頂部および底部のスラリーの流れによるストリップ負荷のバランスを保つ。したがって、底部スケール除去車輪88は、デスケーラ26内を通過した金属薄板16の底部面108からスケールを除去するために、頂部スケール除去車輪68と同様の方法で機能する。
図1および2に示される装置処理ラインの実施形態において、2つのブラスト室26が、装置のライン内を通過する金属薄板16の経路内に連続して配置される。2つの室26が存在する場合、金属薄板16を、さらに調整することができる。
デスケーラから金属薄板16の長さを受けるために、ブラスト室26に隣接してブラッシャ122が配置される。ブラッシャ122は、参照により本明細書に組み込まれるVogesの米国特許第6,814,815号に開示されるタイプであってよい。ブラッシャ122は、金属薄板16の幅にわたって配置される複数の回転ブラシを備える。ブラッシャ122内に内蔵された回転ブラシ122は、金属薄板がブラッシャ122内を通過する際、金属薄板16の長さの頂部面106および底部面108両面に接触し、一般には、より低い粗さを有し若干の方向性を備えた、固有のブラシがけされブラストされた表面を形成する。ブラシは、ブラッシャ122内に噴霧される水を使用して、金属薄板の両面を処理するように作用し、ブラスト室26によって生成された表面組織を調節または修正する。
ブラッシャから、またはブラストユニットが設置されないまたは除外された場合、スラリーブラスタから直接、金属薄板16の長さを受けるために、ブラッシャ122に隣接してドライヤ124が配置される。ドライヤ124は、金属薄板がドライヤ内を通過する際、金属薄板16の長さの表面から液体を乾燥させる。液体は、すすぎ工程からの残留物である。
コイラー126が、ドライヤ124から金属薄板16の長さを受け、金属薄板の保管または輸送用に長い金属薄板をコイルに巻く。
代替のライン構成/実施形態において、装置によって処理された長い金属薄板は、金属薄板の表面に付加されるコーティング、例えば、亜鉛めっきコーティングまたは塗装コーティングによって加工されてよい。
長い金属薄板はまた、図1および2に示されるライン装置内を長い金属薄板が2回流れることによって、さらに加工することができる。
長い金属薄板の両面を、例えば、装置を通過する長い金属薄板の上方および下方の車輪に供給される、異なるスケール除去媒体を採用することによって、装置によって異なるように処理することができる。
装置のデスケーラはまた、1つのライン内に、図1および2に示されるもの以外の異なる配置で配置することができる。例えば、デスケーラは、ブラッシャの後に配置することができる。
上記に記載するデスケーラ装置14は、従来技術のスケール除去工程、主に酸洗いと比べて、より少ない製造床面積、およびより少ない費用を要する、処理された金属薄板(すなわち、事前に熱間圧延された、またはそれ以外の方法で処理された金属薄板)から全てのスケールを実質的に除去する手段を提供する。
本発明の基本工程を概説すると、処理された金属薄板の高さを揃え、長い金属薄板の表面をほぼ平坦にする。
長い金属薄板は次いで、長い金属薄板の頂部面と底部面の両面が、少なくとも1つの遠心羽根車と、通常は水と粒子のスラリーである再循環スラリーシステムとを使用するスラリーブラストを受けることによってスケール除去される。長い金属薄板の頂部面と底部面の両面からスケールを除去するために、スラリーは、金属薄板の表面に対して進められる。
次いで、長い金属薄板上に残っている水が、頂部面および底部面の両面から乾かされる。スケール除去された金属薄板は、次いで、任意選択で油を塗布され、次に金属薄板の保管または輸送用にコイルに巻かれる。
本発明の方法の付加的特徴は、スケール除去工程の後、頂部面および底部面両面にブラシをかけるステップを含む。ブラシがけステップは、長い金属薄板の頂部面および底部面の両面に二次的な処理を行い、スケール除去により生じたきめを調節することによって表面を調整し、同一の装置から2つの製品ファミリを生産するオプションを提供する。
本発明の工程は、完全に環境に配慮した、すなわち、従来技術の酸洗い工程の危険な化学物質を必要としないさらなる利点を有する。本発明の装置および方法はまた、酸洗い工程で通常必要とされる500フィートのライン床面積に対して、約100フィートのライン床面積しか必要としない。
本発明の好ましい実施形態を参照することによって、本発明の装置および方法を本明細書に記載してきたが、添付の特許請求の範囲の目的とする範囲から逸脱することなく、本発明の基本概念に対して、変形および修正を行うことができることを理解されたい。
12:コイル
14:装置
16:金属薄板
18:レべラー
22、24、52、54:ロール
26:デスケーラ
28:箱
32:上流端部壁
34:スロット
36:下流端部壁
38:出口開口
42:頂部壁
44:底部壁パネル
46、48:側部壁
56:排出シュート
58、62:カウリング
64、84:電気モータ
66:電気モータシャフト
68、84:スケール除去車輪
78、82、116:軸
88:遠心スラリー羽根車
98、102:モータ軸
104、105:スケール除去媒体
106:頂部面
108:底部面
112、114:衝突領域
122:ブラッシャ
124:ドライヤ
126:コイラー

Claims (64)

  1. 金属薄板からスケールを除去する装置であって、
    長い金属薄板を受け、前記長い金属薄板が、デスケーラ内を第1の方向に移動する際、前記長い金属薄板の少なくとも1つの表面からスケールを除去するデスケーラと、
    前記デスケーラと連通し、前記デスケーラにスケール除去媒体を供給するスケール除去媒体供給源と、
    前記デスケーラ内を通過する前記長い金属薄板の少なくとも1つの表面に隣接して配置される前記デスケーラ上の一組の車輪であり、前記車輪組の第1の車輪および第2の車輪が、それぞれ第1および第2の回転軸を有し、前記スケール除去媒体供給源から前記スケール除去媒体を受けるために、前記第1の車輪および前記第2の車輪が、前記デスケーラ上に配置される前記一組の車輪と、
    前記第1の車輪および前記第2の車輪を回転させるために、前記第1の車輪および前記第2の車輪に作動可能に接続される少なくとも1つの原動力供給源であり、これにより前記第1の車輪の回転により、前記第1の車輪が受けとった前記スケール除去媒体が、前記第1の車輪から、前記デスケーラ内を通過した前記長い金属薄板の少なくとも1つの表面に対して進められ、前記第2の車輪の回転により、前記第2の車輪が受けとった前記スケール除去媒体が、前記第2の車輪から、前記デスケーラ内を通過した前記長い金属薄板の少なくとも1つの表面に対して進められる、前記少なくとも1つの原動力供給源と、を備える装置。
  2. 第1の方向に回転する前記第1の車輪と、第2の方向に回転する前記第2の車輪をさらに備え、前記第1の方向が前記第2の方向の反対方向である、請求項1に記載の装置。
  3. 液体と粒子とのスラリーである前記スケール除去媒体をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  4. 前記第1の車輪から前記第1の方向に離間した前記第2の車輪をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  5. 前記デスケーラ内を通過した前記長い金属薄板に向かって、およびそこから離れて移動するために、前記デスケーラ上に調節可能に配置された前記第1の車輪と、
    前記デスケーラ内を通過した前記長い金属薄板に向かって、およびそこから離れて移動するために、前記デスケーラ上に調節可能に配置された前記第2の車輪とをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  6. 前記長い金属薄板から等距離である前記第1の車輪と、前記第2の車輪とをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  7. 前記長い金属薄板が、前記第1の車輪と前記第2の車輪間の中心に配置された場合、前記長い金属薄板の両面の縁部に隣接して配置される前記第1の車輪と、前記第2の車輪とをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  8. 前記デスケーラから前記長い金属薄板を受けるブラッシャを含む金属薄板処理ラインの一部である前記デスケーラをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  9. 前記ブラッシャから前記長い金属薄板を受けるドライヤも含む前記金属薄板処理ラインの一部である前記デスケーラをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  10. 第1デスケーラである前記デスケーラと、
    前記長い金属薄板の少なくとも1つの表面に隣接して配置され、前記スケール除去媒体供給源からスケール除去媒体を受ける、前記第1デスケーラから前記第1の方向に配置された第2のデスケーラ上の第2の車輪組とをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  11. 長い金属薄板からスケールを除去する方法であって、
    前記長い金属薄板の第1の表面に隣接して、第1の回転軸を有する第1の車輪を配置するステップと、
    前記長い金属薄板の第1の表面に隣接して、第2の回転軸を有する前記第2の車輪を配置するステップと、
    前記第1の車輪および前記第2の車輪にスケール除去媒体を供給するステップと、
    前記第1の車輪を前記第1の回転軸の周りで回転させ、これにより、前記第1の車輪に供給された前記スケール除去媒体を、第1の車輪を回転させることによって、前記長い金属薄板の前記第1の表面の第1の領域に対して進めるステップと、
    前記第2の車輪を第2の回転軸の周りで回転させ、これにより、前記第2の車輪に供給された前記スケール除去媒体を、第2の車輪を回転させることによって、前記長い金属薄板の前記第1の表面の第2の領域に対して進めるステップとを含む方法。
  12. 前記長い金属薄板の前記第1の表面の前記第1の領域が、前記長い金属薄板の前記第1の表面の前記第2の領域と異なる前記長い金属薄板に対して、前記第1の車輪および前記第2の車輪を配置するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1の領域が、前記長い金属薄板の幅全面にわたって延在し、前記第2の領域が、前記長い金属薄板の前記幅全面にわたって延在する前記長い金属薄板に対して、前記第1の車輪および前記第2の車輪を配置するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記第1の領域が、前記長い金属薄板に沿って前記第2の領域から離間する前記長い金属薄板に対して、前記第1の車輪および前記第2の車輪を配置するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  15. 前記第1の車輪および前記第2の車輪を反対方向に回転させるステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  16. 前記第1の車輪および前記第2の車輪が軸方向に離間する前記第1の車輪および前記第2の車輪を配置するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  17. 液体と粒子とのスラリーとして前記スケール除去媒体を供給するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  18. 前記長い金属薄板のスケールを除去し清浄するために、前記第1の車輪および前記第2の車輪によって進められた前記スケール除去媒体内で、前記長い金属薄板を軸方向に移動させるステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  19. 前記長い金属薄板の表面仕上げを調節するために、前記第1の車輪および前記第2の車輪を前記長い金属薄板に向かって、およびそこから離れるように調節可能に配置するステップをさらに含む、請求項18に記載の方法。
  20. スケール除去媒体内で前記長い金属薄板を移動させた後、前記長い金属薄板をブラシがけするステップをさらに含む、請求項18に記載の方法。
  21. 前記長い金属薄板をブラシがけした後、前記長い金属薄板を乾燥させるステップをさらに含む、請求項18に記載の方法。
  22. 前記長い金属薄板を乾燥させた後、前記長い金属薄板をコーティングするステップをさらに含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記第1の車輪および前記第2の車輪を金属薄板ブラシがけ装置と組み合わせ、前記第1の車輪および前記第2の車輪のみを使用して、前記長い金属薄板を完全にスケール除去するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  24. 前記第1の車輪および前記第2の車輪を金属薄板ブラシがけ装置と組み合わせ、前記第1の車輪および前記第2の車輪のみを使用すること、また第1の車輪および前記第2の車輪で異なるスラリーを使用することによって、前記長い金属薄板を完全にスケール除去し、前記金属薄板の表面組織を調節するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  25. 前記第1の車輪および前記第2の車輪を金属薄板ブラシがけ装置と組み合わせ、ブラシがけ装置を使用して、前記長い金属薄板を完全にスケール除去し、前記長い金属薄板の表面組織を調節するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  26. 前記第1の車輪および前記第2の車輪を金属薄板ブラシがけ装置と組み合わせ、第1の車輪および前記第2の車輪で異なるスラリーを使用して、また前記ブラシがけ装置を使用して、前記長い金属薄板を完全にスケール除去し、前記長い金属薄板の表面組織を調節するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  27. 前記第1の車輪および前記第2の車輪を金属薄板ブラシがけ装置と組み合わせ、前記ブラシがけ装置のみを使用して、前記長い金属薄板をスケール除去するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  28. 前記第1の車輪および前記第2の車輪を金属薄板ブラシがけ装置と組み合わせ、前記第1の車輪と、前記第2の車輪と、前記ブラシがけ装置の異なる組み合わせを選択的に使用することによって、前記長い金属薄板からスケール層を選択的に除去し、前記長い金属薄板の表面組織を選択的に調節するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  29. 前記長い金属薄板の片面をブラシがけするために前記ブラシがけ装置を使用し、前記長い金属薄板の反対の面に対してスラリーを進めるために、前記第1の車輪および前記第2の車輪を使用するステップをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記長い金属薄板の片面のみをブラシがけするために前記ブラシがけ装置を使用し、前記長い金属薄板の片面のみに対してスラリーを進めるために、前記第1の車輪および前記第2の車輪を使用するステップをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  31. 前記長い金属薄板の片面のみにブラシがけするために前記ブラシがけ装置を使用し、前記長い金属薄板の反対の面に対してのみスラリーを進めるために、前記第1の車輪および前記第2の車輪を使用するステップをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  32. 前記長い金属薄板の両面にブラシがけするために前記ブラシがけ装置を使用し、前記金属薄板の片面のみに対してスラリーを進めるために、前記第1の車輪および前記第2の車輪を使用するステップをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  33. 前記長い金属薄板上に一定の範囲の表面仕上げを提供するために、前記装置を通る前記長い金属薄板の移動方向を逆にするステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  34. 前記長い金属薄板を清浄し、腐食を阻止するために、スラリーとして液体のみを付加するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  35. 前記第1の車輪および前記第2の車輪を、金属薄板前記ブラシがけ装置および少なくとも1つの金属薄板レベラーと組み合わせるステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  36. 金属薄板からスケールを除去する装置であって、
    長い金属薄板に対して横向きの幅を有する前記長い金属薄板を受け、前記長い金属薄板が前記スケーラ内を通過する際、前記長い金属薄板の前記幅全面にわたって、前記長い金属薄板の少なくとも1つの表面からスケールを除去するように作動可能であるデスケーラと、
    前記デスケーラと連通し、前記デスケーラに前記液体スラリーを供給し、除去し、前記デスケーラに供給された前記液体スラリーを再循環させるスケール除去液体スラリー供給源と、
    前記液体スラリー供給源によって供給された前記スラリーを受けるように前記デスケーラ上に配置され、前記長い金属薄板が前記スケーラ内を通過する際、前記長い金属薄板の前記幅全面にわたって延在する衝突領域内で、長い金属薄板の少なくとも1つの表面に対して、遠心力により前記スラリーを進める、回転軸を有する少なくとも1つの回転可能な羽根車車輪とを備える装置。
  37. 前記液体スラリー供給源によって供給された前記スラリーを受けるために、前記デスケーラ上に配置された一組の第1および第2の回転可能な車輪の1つであり、前記第1および第2の車輪が、前記長い金属薄板の少なくとも1つの表面に対して遠心力によって対称的に前記スラリーを進めるために、前記長い金属薄板の前記幅にわたる対称的なミラー像として配置され、進められたスラリーのミラー像パターンが、前記長い金属薄板の前記幅にわたる、車輪をさらに備える、請求項36に記載の装置。
  38. 前記液体スラリー供給源によって供給された前記スラリーを受け、前記長い金属薄板の第1および第2の面の両面に対してそれぞれ、前記スラリーを遠心力によって進めるために、前記デスケーラ上に配置された一組の第1および第2の回転可能な車輪の1つである車輪をさらに備える、請求項36に記載の装置。
  39. 前記長い金属薄板の両面上で前記デスケーラ上に配置された第1および第2の組の回転可能な車輪の1つであり、前記液体スラリー供給源によって供給されたスラリーを受け、
    前記長い金属薄板両面に対して対称的に前記スラリーを遠心力によって進めるために、前記長い金属薄板の各面上に、前記第1および第2の組の前記車輪が、前記前記長い金属薄板にわたる対称的なミラー像として配置され、進められたスラリーのミラー像パターンが、前記長い金属薄板の両面の前記幅にわたる、車輪をさらに備える、請求項36に記載の装置。
  40. 前記長い金属薄板にわたって前記衝突領域を回転させるために、前記車輪の回転軸に対して垂直な第2の軸の周りで回転可能な少なくとも1つの車輪をさらに備える、請求項36に記載の装置。
  41. 衝突の強度および前記衝突領域を調節するために、前記長い金属薄板の少なくとも1つの表面に向かって、およびそこから離れるように可動である少なくとも1つの車輪をさらに備える、請求項36に記載の装置。
  42. 前記第2の車輪に供給された前記スラリーと異なる、前記第1の車輪に供給されるスラリーをさらに備え、これにより同時におよび独立して、スケール除去と、表面組織特性を最適化する、請求項38に記載の装置。
  43. スケール除去と、表面組織特性を同時におよび独立して最適化するために、第1および第2の車輪の組みに供給される異なるスラリーをさらに備える、請求項39に記載の装置。
  44. カット鋼ワイヤ、鋼ショット、炭素鋼、ステンレス鋼の群からの粒子を含む前記スラリーをさらに備える、請求項36に記載の装置。
  45. 前記長い金属薄板からさらにスケールを除去し、前記長い金属薄板から前記スラリーの破片を除去し、前記長い金属薄板の表面組織を調節するためのブラシがけ装置を含む金属薄板処理ラインの一部である前記デスケーラをさらに備える、請求項36に記載の装置。
  46. 金属薄板圧延装置および金属薄板コーティング装置を含む金属薄板処理ラインの一部である前記デスケーラをさらに備える、請求項36に記載の装置。
  47. 前記長い金属薄板の両面上に配置され、前記長い金属薄板のゆがみを最小限にするために、前記長い金属薄板の整列された直接対向する面上に、スラリー衝突領域を有する第1および第2の回転可能な車輪をさらに備える、請求項38に記載の装置。
  48. 前記長い金属薄板の両面上に配置され、前記長い金属薄板のゆがみを最小限にするために、前記長い金属薄板の整列された直接対向する面上に、スラリー衝突領域を有する第1および第2の組の回転可能な車輪をさらに備える、請求項39に記載の装置。
  49. 前記長い金属薄板の1つの表面に隣接して配置される前記デスケーラと、前記金属薄板長さの反対側の面に隣接して配置されるブラッシャとをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  50. 前記長い金属薄板の表面粗さを変えるために、前記第1および第2の車輪の回転を調節するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  51. 前記長い金属薄板の1つの表面上に粗い面を、前記長い金属薄板の反対側の面上に滑らかな面を生成するために、前記長い金属薄板の一方の面上の前記第1の車輪および第2の車輪を、前記長い金属薄板の反対の面上の第3の車輪および第4の車輪と組み合わせるステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  52. 前記第1の車輪および第2の車輪を回転ブラシと組み合わせ、前記ブラシを使用して、表面粗さを低減させ前記長い金属薄板からスケールの層を選択的に除去するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  53. 室内を第1の直線方向に移動する金属物品を受ける室と、
    前記室と連通し、前記室にスラリーを供給するスラリー供給源と、
    前記室内を移動する前記金属物品の少なくとも一面に隣接して配置される、室内の一組の車輪であって、前記車輪組の第1の車輪および第2の車輪が、それぞれ第1および第2の回転軸を有し、第1の車輪および第2の車輪が、前記スラリー供給源から前記スラリーを受けるために前記室内に配置される、一組の車輪と、
    前記第1の車輪および前記第2の車輪を回転させるために、前記第1の車輪および前記第2の車輪に作動可能に接続され、これにより、前記第1の車輪および前記第2の車輪の回転により、前記第1の車輪および前記第2の車輪が受けとったスラリーが、前記第1の車輪および前記第2の車輪から、前記室内を移動した前記金属物品の少なくとも1つの表面に対して進められる、少なくとも1つの原動力源とを備える装置。
  54. 前記第1の直線方向に対して横向きの前記第1および第2の回転軸をさらに備える、請求項53に記載の装置。
  55. 前記第1の直線方向に整列された前記第1および第2の回転軸をさらに備える、請求項53に記載の装置。
  56. 第1の方向に回転する前記第1の車輪と、第2の方向に回転する前記第2の車輪とをさらに備え、前記第1および第2の回転方向が反対方向である、請求項53に記載の装置。
  57. 前記金属物品の1つの表面に隣接して配置された前記室と、前記金属物品の反対側の表面に隣接して配置されたブラッシャとをさらに備える、請求項53に記載の装置。
  58. 金属をスラリーブラストする方法であって、
    金属物品の第1の表面に隣接して、第1の回転軸を有する第1の車輪を配置するステップと、
    前記金属物品の第1の表面に隣接して、第2の回転軸を有する第2の車輪を配置するステップと、
    前記第1の車輪および前記第2の車輪にスラリーを供給するステップと、
    前記第1および第2の車輪をそれぞれ第1および第2の軸の周りで回転させ、これにより、前記第1および第2の車輪に供給された前記スラリーが、前記第1および第2の車輪を回転させることによって、前記金属物品の前記第1の表面の第1の領域および第2の領域それぞれに対して進められるステップとを含む方法。
  59. 前記金属物品の前記第1の表面の表面粗さを変えるために、前記第1の車輪および第2の車輪の回転を調節するステップをさらに含む、請求項58に記載の方法。
  60. 第3の回転軸を有する第3の車輪を、前記金属物品の前記第1の表面と反対側の前記金属物品の第2の表面に隣接して配置するステップと、
    第4の回転軸を有する第4の車輪を前記金属物品の前記第2の表面に隣接して配置するステップと、
    前記第3の車輪および前記第4の車輪に前記スラリーを供給するステップと、
    前記第3の車輪および前記第4の車輪をそれぞれ前記第3および第4の回転軸の周りで回転させ、これにより、前記第3および前記第4の車輪に供給された前記スラリーが、第3および第4の車輪を回転させることによって、夫々前記金属物品の前記第2の表面の第3および第4の領域対して進められるステップとをさらに含む、請求項58に記載の方法。
  61. 前記第1の表面に対して進められた前記スラリーによって、前記金属物品の前記第1の表面上に粗い表面を生成し、前記第2の表面に対して進められた前記スラリーによって、前記金属物品の前記第2の表面上に滑らかな表面を生成するステップをさらに含む、請求項60に記載の方法。
  62. 前記第1の車輪および第2の車輪を回転ブラシと組み合わせ、前記ブラシを使用して、表面粗さを減少させ、前記金属物品からスケールの層を選択的に除去するステップをさらに含む、請求項58に記載の方法。
  63. 前記第1の表面と反対側の前記金属物品の第2の表面に隣接して、ブラッシャを配置するステップと、
    前記ブラッシャによって、前記金属物品の前記第2の表面をブラシがけするステップとをさらに含む、請求項58に記載の方法。
  64. 前記金属物品の前記第1の表面に隣接してブラッシャを配置するステップと、
    前記ブラッシャによって、前記第1の表面にブラシがけするステップとをさらに含む、請求項58に記載の方法。
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