JP2010142032A - 電動機モータのロータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外周部に沿って複数の開口211が形成された複数の磁性板210を、前記開口が重なるように回転軸方向に積層してなるコア220と、前記開口にそれぞれ埋設された永久磁石230と、を備える電動モータ1のロータ20において、前記磁性板の外周縁と前記開口の縁部との最小距離をブリッジ長Lと定義したときに、前記コアは、前記回転軸方向の両端領域Eに積層された磁性板のブリッジ長L1に比べて、ブリッジ長L2が短い磁性板が積層された領域Cを含む。
【選択図】 図4
Description
図1は発明の実施形態に係る電動モータを示す横断面図である。図1において、電動モータ1は、ハウジング1Aの内部に固定されたステータ10と、ハウジング1Aに回転自在に支持された回転軸30と、回転軸30に固定され、当該回転軸30とステータ10との間に設けられたロータ20とを備える。
図5は、発明の第2実施形態に係る磁性鋼板210を示す部分平面図(図1のII部)である。磁性鋼板210のブリッジ長Lを短くする実施形態として上述した第1実施形態では切欠部214を形成したが、本例では永久磁石230を埋め込むための開口211の両端部を大きくしている。
上述した第1実施形態では、図3に示すように互いに異なるブリッジ長L1,L2を有する2種類の磁性鋼板210を用いたが、ブリッジ長が異なる3種類以上の磁性鋼板210を用いてコア220を構成することもできる。
上述した第3実施形態では、図6の下図に斜線のハッチングで示す応力の余裕代を第1実施形態に比べてより小さくするために、ブリッジ長L1,L2,L3が異なる3種類の磁性鋼板210を用いたが、これよりさらに応力の余裕代を小さくすることもできる。
上述した第1実施形態では異なるブリッジ長L1,L2の磁性鋼板210を用いてコア220を構成したが、等しいブリッジ長の磁性鋼板であって、鋼板自体の強度が異なるものをコア220の中央領域Cと端部領域Eに積層することもできる。
10…ステータ
11…コイルユニット
20…ロータ
210…磁性鋼板(磁性板)
211…開口
212…開口の縁部
213…外縁
214…切欠部
220…コア
221…通孔
30…出力軸
Claims (13)
- 外周部に沿って複数の開口が形成された複数の磁性板を、前記開口が重なるように回転軸方向に積層してなるコアと、前記開口にそれぞれ埋設された永久磁石と、を備える電動モータのロータにおいて、
前記磁性板の外周縁と前記開口の縁部との最小距離をブリッジ長と定義したときに、
前記コアは、前記回転軸方向の両端領域に積層された磁性板のブリッジ長に比べて、ブリッジ長が短い磁性板が積層された領域を含むことを特徴とする電動モータのロータ。 - 請求項1に記載の電動モータのロータにおいて、
前記コアの前記回転軸方向の中心を含む中央領域に積層された磁性板のブリッジ長が、前記両端領域に積層された磁性板のブリッジ長より短いことを特徴とする電動モータのロータ。 - 請求項1又は2に記載の電動モータのロータにおいて、
前記コアの前記回転軸方向の中心を含む第1の中央領域に配置され、第1のブリッジ長を有する一または複数の第1の磁性板と、
前記第1の中央領域の両端に隣接する第2の中央領域に配置され、前記第1のブリッジ長より長い第2のブリッジ長を有する一または複数の第2の磁性板と、を含むことを特徴とする電動モータのロータ。 - 請求項3に記載の電動モータのロータにおいて、
前記第2の中央領域の両端に隣接する第3の中央領域に配置され、前記第2のブリッジ長より長い第3のブリッジ長を有する一または複数の第3の磁性板をさらに含むことを特徴とする電動モータのロータ。 - 請求項3又は4に記載の電動モータのロータにおいて、
前記第1、第2、第3の中央領域及び前記両端領域それぞれの、前記回転軸方向の長さが等しいことを特徴とする電動モータのロータ。 - 請求項3又は4に記載の電動モータのロータにおいて、
前記第1、第2、第3の中央領域及び前記両端領域それぞれの、前記回転軸方向の長さが、この順序で漸減するように構成されていることを特徴とする電動モータのロータ。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の電動モータのロータにおいて、
前記複数の磁性板の少なくともいずれかは、当該磁性板の前記開口の間の外周縁に切欠部が形成されていることを特徴とする電動モータのロータ。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載の電動モータのロータにおいて、
前記ブリッジ長が短い磁性板の開口は、前記ブリッジ長が長い磁性板の開口に比べてその両端部が大きく形成されていることを特徴とする電動モータのロータ。 - 外周部に沿って複数の開口が形成された複数の磁性鋼板を、前記開口が重なるように回転軸方向に積層してなるコアと、前記開口にそれぞれ埋設された永久磁石と、を備える電動モータのロータにおいて、
前記コアは、前記回転軸方向の両端を含む両端領域に配置された一または複数の磁性鋼板の強度が、他の領域に配置された磁性鋼板の強度に比べて高いことを特徴とする電動モータのロータ。 - 請求項9に記載の電動モータのロータにおいて、
前記両端領域に配置された前記磁性鋼板と、前記他の領域に配置された前記磁性鋼板の組成比が異なることを特徴とする電動モータのロータ。 - 請求項9に記載の電動モータのロータにおいて、
前記両端領域に配置された前記磁性鋼板と、前記他の領域に配置された前記磁性鋼板の板厚が異なることを特徴とする電動モータのロータ。 - 外周部に沿って複数の開口が形成された複数の磁性板を、前記開口が重なるように回転軸方向に積層してなるコアと、前記開口にそれぞれ埋設された永久磁石と、を備える電動モータのロータの製造方法において、
前記磁性板の外周縁と前記開口の縁部との最小距離をブリッジ長と定義したときに、
前記複数の磁性板に対し、所定のブリッジ長となるように前記開口を形成する工程と、
前記複数の磁性板のうちの一部の磁性板に対し、前記所定のブリッジ長より短いブリッジ長となるように、前記開口の間の外周縁に切欠部を形成する工程と、を有することを特徴とする電動モータのロータの製造方法。 - 外周部に沿って複数の開口が形成された複数の磁性板を、前記開口が重なるように回転軸方向に積層してなるコアと、前記開口にそれぞれ埋設された永久磁石と、を備える電動モータのロータの製造方法において、
前記磁性板の外周縁と前記開口の縁部との最小距離をブリッジ長と定義したときに、
前記複数の磁性板に対し、所定のブリッジ長となるように前記開口を形成する工程と、
前記開口が形成された複数の磁性板のうちの一部の磁性板に対し、前記所定のブリッジ長より短いブリッジ長となるように、前記開口の両端部を大きくする工程と、を有することを特徴とする電動モータのロータの製造方法。
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