JP2010040123A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】データ信号の誤反転確率が低い半導体装置を提供する。
【解決手段】このMRAM4は、(m+1)行(n+1)列に配列された(m+1)×(n+1)個のメモリセルMCと、各行に対応して設けられたディジット線DLと、各列に対応して設けられたビット線BLとを備え、選択された行のディジット線DLに磁化電流Imを流してその行の各メモリセルMCを半選択状態にし、(n+1)本のビット線BLにそれぞれ(n+1)ビットのデータ信号の論理に応じた方向の書込電流Iwを流して(n+1)個のメモリセルMCにそれぞれ(n+1)ビットのデータ信号を書込む。したがって、ディジット線DLの磁界によってデータ信号の誤反転が発生することがない。
【選択図】図3
【解決手段】このMRAM4は、(m+1)行(n+1)列に配列された(m+1)×(n+1)個のメモリセルMCと、各行に対応して設けられたディジット線DLと、各列に対応して設けられたビット線BLとを備え、選択された行のディジット線DLに磁化電流Imを流してその行の各メモリセルMCを半選択状態にし、(n+1)本のビット線BLにそれぞれ(n+1)ビットのデータ信号の論理に応じた方向の書込電流Iwを流して(n+1)個のメモリセルMCにそれぞれ(n+1)ビットのデータ信号を書込む。したがって、ディジット線DLの磁界によってデータ信号の誤反転が発生することがない。
【選択図】図3
Description
この発明は半導体装置に関し、特に、半導体基板上に形成され、磁気的にデータ信号を記憶するメモリセルを備えた半導体装置に関する。
不揮発性半導体記憶装置は、電源電圧が遮断されても記憶データを保持することができ、待機状態時において電源電圧を供給する必要がない。このため、低消費電力であることが要求される携帯機器において広く用いられている。
このような不揮発性半導体記憶装置の1つに、磁気抵抗効果を利用してデータを記憶するMRAM(Magnetic Random Access Memory)がある。また、MRAMの1つに、磁気トンネル接合(MTJ:Magnetic Tunnel Junction)を有するトンネル磁気抵抗素子を用いたものがある(たとえば、特許文献1参照)。
トンネル磁気抵抗素子は、トンネル絶縁膜と、その上下に積層された2つの強磁性体膜とを含む。トンネル磁気抵抗素子の抵抗値は、2つの強磁性体膜の磁気モーメントの向きが同じである場合に最小値になり、それらの向きが反対である場合に最大値になる。トンネル磁気抵抗素子の抵抗値が最小値および最小値である場合をそれぞれデータ信号“0”および“1”に対応付けることにより、データ信号“0”および“1”を記憶することができる。トンネル磁気抵抗素子の2つの強磁性体膜の磁気モーメントの向きは、しきい値レベルを超えるレベルの反対向きの磁界が印加されるまで永久に維持される。
MRAMは、複数行複数列に配置された複数のトンネル磁気抵抗素子と、各行に対応して設けられたディジット線と、各列に対応して設けられたビット線とを備え、選択された行のディジット線に磁化電流を流すとともに、選択された列のビット線に書込データ信号に応じた方向の書込電流を流すことにより、選択されたトンネル磁気抵抗素子にデータ信号を書込む。
特開2004−185752号公報
しかし、従来のMRAMでは、選択されたトンネル磁気抵抗素子だけでなく、選択された行および列の他のトンネル磁気抵抗素子も磁界によってディスターブされ、データ信号の誤反転が発生する可能性があった。データ信号の誤反転の可能性(誤反転確率)は、トンネル磁気抵抗素子が受けているディスターブ磁界の大きさに比例して高くなる。データ信号の誤反転確率が高くなるとメモリデバイスとしての使用時の故障率が高くなり、信頼性が低下する。
それゆえに、この発明の主たる目的は、データ信号の誤反転確率が低い半導体装置を提供することである。
この発明に係る半導体装置は、半導体基板上に形成された半導体装置であって、メモリアレイ、行デコーダ、および書込回路を備えたものである。メモリアレイは、M行N列(ただし、M,Nの各々は2以上の整数である)に配置され、各々が磁気的にデータ信号を記憶するM×N個のメモリセルと、それぞれM行に対応して設けられたM本のディジット線と、それぞれN列に対応して設けられたN本のビット線とを含む。行デコーダは、行アドレス信号に従ってM行のうちのいずれかの行を選択する。書込回路は、書込動作時に、行デコーダによって選択された行のN個のメモリセルにそれぞれN個のデータ信号を書込む。この書込回路は、ディジット線ドライバおよびN個のビット線ドライバを含む。ディジット線ドライバは、行デコーダによって選択された行のディジット線に磁化電流を流して、その行のN個のメモリセルを半選択状態にする。N個のビット線ドライバは、それぞれN列に対応して設けられ、それぞれN個のデータ信号を受け、各々が、受けたデータ信号の論理に応じた方向の書込電流を対応の列のビット線に流して、半選択状態にされた対応の列のメモリセルにデータ信号を書込む。
また、この発明に係る他の半導体装置は、半導体基板上に形成された半導体装置であって、メモリアレイを備える。このメモリアレイは、複数行複数列に配置され、各々が磁気的にデータ信号を記憶する複数のメモリセルと、それぞれ複数行に対応して設けられた複数のワード線と、それぞれ複数行に対応して設けられた複数のディジット線と、それぞれ複数列に対応して設けられた複数のビット線とを含む。各メモリセルは、抵抗値のレベル変化によってデータ信号を記憶する磁気抵抗素子と、対応のビット線と基準電圧のラインとの間に磁気抵抗素子と直列接続され、そのゲートが対応のワード線に接続されたアクセストランジスタとを有する。この半導体装置は、さらに、読出回路および書込回路を備える。読出回路は、複数のワード線および複数のビット線に接続され、複数のメモリセルのうちの選択された少なくとも1つのメモリセルのデータ信号を読み出す。書込回路は、複数のディジット線および複数のビット線に接続され、複数のメモリセルのうちの選択された少なくとも1つのメモリセルにデータ信号を書込む。この書込回路は、各行に対応して設けられ、電源電圧のラインと基準電圧のラインとの間に対応の行のディジット線と直列接続され、対応の行のメモリセルが選択されたことに応じて導通するドライバトランジスタを含む。ドライバトランジスタと、それに対応する行の複数のメモリセルの複数のアクセストランジスタとは、ビット線の延在する方向に隣接して配置されている。
また、この発明に係るさらに他の半導体装置は、半導体基板上に形成された半導体装置であって、複数行複数列に配置された複数のメモリセルを備える。各メモリセルは、磁気的にデータを記憶する磁気抵抗素子と、該磁気抵抗素子と直列に接続されたアクセストランジスタとを含む。この半導体装置は、さらに、ワード線、ディジット線、およびドライバトランジスタを備える。ワード線は、各行に対応して設けられ、対応の行の各アクセストランジスタのゲート電極に接続される。ディジット線は、各行に対応して設けられ、対応の行の各磁気抵抗素子に誘起磁場を与える。ドライバトランジスタは、各行に対応して設けられ、書込動作時に対応のデジット線が選択されたことに応じて導通し、対応のデジット線に電流を流して誘起磁場を発生させる。ここで、複数のメモリセルに含まれる複数のアクセストランジスタは、半導体基板上に複数行複数列に配置される。複数のメモリセルに含まれる複数の磁気抵抗素子は、複数のアクセストランジスタが配置された層よりも上層に複数行複数列に配置される。ドライバトランジスタは、2つのアクセストランジスタ行の間に配置されている。
この発明に係る半導体装置では、M×N個のメモリセルをM行N列に配置し、選択された行のディジット線に磁化電流を流して、その行のN個のメモリセルを半選択状態にし、N本のビット線の各々に書込電流を流してN個のメモリセルの各々にデータ信号を書込む。したがって、選択されたディジット線に対応する全てのメモリセルにデータ信号を書き込むので、選択されたディジット線に対応するN個のメモリセルにおいてデータ信号の誤反転が生じることがない。また、ディジット線に流す磁化電流をビット線に流す書込電流よりも大きくすることにより、ビット線に対応するメモリセルで誤判定が発生する確率を低く抑えることができる。
また、この発明に係る他の半導体装置では、ディジット線用のドライバトランジスタと、それに対応する行の複数のメモリセルの複数のアクセストランジスタとは、ビット線の延在する方向に隣接して配置されている。したがって、ドライバトランジスタがメモリアレイ外に配置されていた従来に比べ、磁気抵抗素子の面積を大きくすることができ、データ信号の誤反転が発生する確率を低く抑えることができる。
また、この発明に係るさらに他の半導体装置では、複数のメモリセルに含まれる複数のアクセストランジスタは半導体基板上に複数行複数列に配置され、ドライバトランジスタは2つのアクセストランジスタ行の間に配置されている。したがって、ドライバトランジスタがメモリアレイ外に配置されていた従来に比べ、磁気抵抗素子の面積を大きくすることができ、データ信号の誤反転が発生する確率を低く抑えることができる。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による半導体チップ1の構成を示すブロック図である。図1において、この半導体チップ1は、半導体基板2と、その表面に形成された演算処理部3およびMRAM4とを備える。演算処理部3は、所定の演算処理を行なうCPU(Central Processing Unit)、MRAM4を制御するメモリコントローラなどを含む。MRAM4は、プログラムコードやデータの格納および読出のために使用される。
図1は、この発明の実施の形態1による半導体チップ1の構成を示すブロック図である。図1において、この半導体チップ1は、半導体基板2と、その表面に形成された演算処理部3およびMRAM4とを備える。演算処理部3は、所定の演算処理を行なうCPU(Central Processing Unit)、MRAM4を制御するメモリコントローラなどを含む。MRAM4は、プログラムコードやデータの格納および読出のために使用される。
演算処理部3からMRAM4にアドレス信号などを含む制御信号CNTが与えられ、演算処理部3とMRAM4の間で多ビットのデータ信号D0〜Dnの授受が行なわれる。ここで、nは、自然数であり、たとえば、15,31,63,127である。演算処理部3とMRAM4の間で並列に授受されるデータ信号D0〜Dnのビット数が多いほど、半導体チップ1の動作速度が速くなる。したがって、メモリ部と演算処理部を同一チップ上に形成するような半導体チップ1では、データ信号D0〜Dnの多ビット化が不可欠である。
図2は、MRAM4の構成を示すブロック図である。図2において、MRAM4は、メモリアレイMA1,MA2、行デコーダ5、列デコーダ6,7、読出回路8、および制御回路9を備える。メモリアレイMA1,MA2の各々は、複数行複数列(図では4行4列)に配置された複数のメモリブロックMBを含む。
メモリブロックMBは、図3に示すように、(m+1)行(n+1)列に配置された(m+1)×(n+1)個のメモリセルMC00〜MCmnと、それぞれ(m+1)行に対応して設けられた(m+1)本のワード線WL0〜WLmと、それぞれ(m+1)行に対応して設けられた(m+1)本のディジット線DL0〜DLmと、それぞれ(n+1)列に対応して設けられた(n+1)本のビット線BL0〜BLnとを含む。ただし、mは自然数である。
各メモリセルMCは、図4に示すように、トンネル磁気抵抗素子TMRおよびアクセストランジスタ(NチャネルMOSトランジスタ)ATRを含む。トンネル磁気抵抗素子TMRおよびアクセストランジスタATRは対応のビット線BLと接地電圧VSSのラインとの間に直列接続され、アクセストランジスタATRのゲートは対応のワード線WLに接続される。
トンネル磁気抵抗素子TMRは、図5(a)に示すように、対応のディジット線DLと対応のビット線BLとの間に配置されている。トンネル磁気抵抗素子TMRの磁化容易軸はディジット線DLの延在方向に向けられ、その磁化困難軸はビット線BLの延在方向に向けられている。ディジット線DLに磁化電流Imを流すとともにビット線BLに書込データ信号の論理に応じた方向の書込電流Iwを流すと、図5(b)に示すように、トンネル磁気抵抗素子TMRの磁化方向は、書込電流Iwの方向に応じて、磁化容易軸の正方向または負方向に向く。トンネル磁気抵抗素子TMRは、その磁化方向に応じて高抵抗状態または低抵抗状態になる。
詳しく説明すると、トンネル磁気抵抗素子TMRは、図6に示すように、電極ELとビット線BLの間に積層された固定磁化膜FL、トンネル絶縁膜TBおよび自由磁化膜VLを含む。固定磁化膜FLおよび自由磁化膜VLの各々は、強磁性体膜で構成されている。固定磁化膜FLの磁化方向は一方方向に固定されている。自由磁化膜VLの磁化方向は、一方方向および他方方向のうちのいずれかの方向に書込まれる。固定磁化膜FLおよび自由磁化膜VLの磁化方向が同一である場合はトンネル磁気抵抗素子TMRの抵抗値は比較的小さな値になり、両者の磁化方向が逆である場合はトンネル磁気抵抗素子TMRの電気抵抗値は比較的大きな値になる。トンネル磁気抵抗素子TMRの2段階の抵抗値は、たとえばデータ信号0,1にそれぞれ対応付けられる。
データ書込時は、図6に示すように、ワード線WLが非選択レベルの「L」レベルにされてアクセストランジスタATRが非導通状態にされ、ディジット線DLに磁化電流Imが流されるとともに、ビット線BLに書込電流Iwが流される。自由磁化膜VLの磁化方向は、磁化電流Imおよび書込電流Iwの方向の組合せによって決定される。
図7は、データ書込時における磁化電流Imおよび書込電流Iwの方向と磁界方向との関係を示す図である。図7を参照して、横軸で示される磁界Hxは、ディジット線DLを流れる磁化電流Imによって生じる磁界H(DL)を示している。一方、縦軸に示される磁界Hyは、ビット線BLを流れる書込電流Iwによって生じる磁界H(BL)を示している。
自由磁化膜VLに記憶される磁界方向は、磁界H(DL)とH(BL)の和が図中に示されるアステロイド特性線の外側の領域に達する場合においてのみ、新たに書込まれる。すなわち、アステロイド特性線の内側の領域に相当する磁界が印加された場合においては、自由磁化膜VLに記憶される磁界方向は更新されない。したがって、トンネル磁気抵抗素子TMRの記憶データを書込動作によって更新するためには、ディジット線DLとビット線BLとの両方に電流を流す必要がある。ここでは、ディジット線DLには一方方向の磁化電流Imを流し、ビット線BLにはデータ信号の論理(0または1)に応じた方向の書込電流Iwを流すものとする。トンネル磁気抵抗素子TMRに一旦記憶された磁界方向すなわち記憶データは、新たなデータ書込が実行されるまでの間不揮発的に保持される。
データ読出時は、図8に示すように、ワード線WLが選択レベルの「H」レベルにされてアクセストランジスタATRが導通し、ビット線BLからトンネル磁気抵抗素子TMRおよびアクセストランジスタATRを介して接地電圧VSSのラインに電流Isが流れる。この電流Isの値は、トンネル磁気抵抗素子TMRの抵抗値に応じて変化する。したがって、この電流Isの値を検知することにより、トンネル磁気抵抗素子TMRの記憶データを読出すことができる。
図2に戻って、メモリアレイMA1,MA2の各々の各メモリブロック行には、そのメモリブロック行の4つのメモリブロックMBに共通の(m+1)本のメインワード線MWL0〜MWLmが配置されている。また、メモリアレイMA1の4つのメモリブロック列にはそれぞれ列選択線CSL0〜CSL3が配置され、メモリアレイMA2の4つのメモリブロック列にはそれぞれ列選択線CSL4〜CSL7が配置されている。各列選択線CSLは、対応するメモリブロック列の4つのメモリブロックMBに共通に設けられている。
行デコーダ5は、制御回路9から与えられる行アドレス信号に従って、複数(図では8つ)のメモリブロック行のうちのいずれかのメモリブロック行と、そのメモリブロック行に属する(m+1)本のメインワード線MWL0〜MWLmのうちのいずれかメインワード線MWLを選択し、選択したメインワード線MWLを選択レベルの「H」レベルに立ち上げる。
列デコーダ6,7は、制御回路9から与えられる列アドレス信号に従って、複数(図では8個)のメモリブロック列のうちのいずれかのメモリブロック列を選択し、選択したメモリブロック列に対応する列選択線CSLを選択レベルの「H」レベルに立ち上げる。
読出回路8は、読出動作時に、デコーダ5〜7によって選択されたメモリブロックMBの(n+1)本のビット線BL0〜BLnの各々に所定の電圧を印加し、各ビット線BLに流れる電流に基づいて、選択された(n+1)個のメモリセルMCのデータ信号を読み出し、読み出した(n+1)ビットのデータ信号D0〜Dnを演算処理部3に出力する。制御回路9は、演算処理部3からの制御信号CNTに従ってMRAM4全体を制御する。
また、複数のメモリブロックMBの間の領域には、図9に示すように、各メモリブロックMBに対応してWLドライバ10、DLドライバ11、およびBLドライバ12,13が設けられている。WLドライバ10およびDLドライバ11の各々は、対応のメインワード線MWL0〜MWLmおよび列選択線CSLに接続される。BLドライバ12,13の各々は、対応の列選択線CSLに接続されるとともに、書込データ信号WD0〜WDnを受ける。書込データ信号WD0〜WDnは、演算処理部3から与えられたデータ信号D0〜Dnである。
WLドライバ10は、図10に示すように、各ワード線WLに対応して設けられたNANDゲート14およびインバータ15を含む。NANDゲート14の第1入力ノードは対応のメインワード線MWLに接続され、その第2入力ノードは対応の列選択線CSLに接続され、その第3入力ノードは読出活性化信号REを受け、その出力信号はインバータ15を介してワード線WLに与えられる。
読出動作時に、読出活性化信号REが活性化レベルの「H」レベルにされ、行デコーダ5によって対応のメインワード線MWLが選択レベルの「H」レベルにされ、かつ列デコーダ6,7によって対応の列選択線CSLが選択レベルの「H」レベルにされると、ワード線WLが選択レベルの「H」レベルに立ち上げられる。これにより、そのワード線WLに対応する各メモリセルMCのアクセストランジスタATRが導通し、そのワード線WLに対応する(n+1)個のメモリセルMCのデータ信号の読出が可能になる。
書込動作時は、読出活性化信号REが非活性化レベルの「L」レベルにされ、ワード線WLは非選択レベルの「L」レベルに固定され、そのワード線WLに対応する各メモリセルMCのアクセストランジスタATRが非導通になる。
DLドライバ11は、図11に示すように、各ディジット線DLに対応して設けられたNANDゲート16、インバータ17、およびNチャネルMOSトランジスタ(ドライバトランジスタ)18を含む。NANDゲート16の第1入力ノードは対応のメインワード線MWLに接続され、その第2入力ノードは対応の列選択線CSLに接続され、その第3入力ノードは書込活性化信号WEを受け、その出力信号はインバータ17を介してNチャネルMOSトランジスタ18のゲートに与えられる。NチャネルMOSトランジスタ18のドレインはディジット線DLを介して電源電圧VCCを受け、そのソースは接地電圧VSSを受ける。
書込動作時に、書込活性化信号WEが活性化レベルの「H」レベルにされ、行デコーダ5によって対応のメインワード線MWLが選択レベルの「H」レベルにされ、かつ列デコーダ6,7によって対応の列選択線CSLが選択レベルの「H」レベルにされると、インバータ17の出力信号が「H」レベルになる。これにより、NチャネルMOSトランジスタ18が導通してディジット線DLに磁化電流Imが流れ、その行の各メモリセルMCが半選択状態になり、その行の(n+1)個のメモリセルMCのデータ信号の書込が可能になる。読出動作時は、書込活性化信号WEが非活性化レベルの「L」レベルにされ、NチャネルMOSトランジスタ18は非導通状態に固定される。なお、磁化電流Imは、書込電流Iwよりも十分に大きな値に設定されている。この理由については、後述する。
BLドライバ12は、図12に示すように、各ビット線BLに対応して設けられたNANDゲート20、定電流源21、PチャネルMOSトランジスタ22、およびNチャネルMOSトランジスタ23を含む。NANDゲート20の第1入力ノードは対応の書込データ信号WDを受け、その第2入力ノードは対応の列選択線CSLに接続され、その第3入力ノードは書込活性化信号WEを受け、その出力信号はトランジスタ22,23のゲートに与えられる。定電流源21およびトランジスタ22,23は、電源電圧VCCのラインと接地電圧VSSのラインとの間に直列接続される。トランジスタ22,23のドレインは、対応のビット線BLの一方端に接続される。
また、BLドライバ13は、各ビット線BLに対応して設けられたインバータ24、NANDゲート25、定電流源26、PチャネルMOSトランジスタ27、およびNチャネルMOSトランジスタ28を含む。インバータ24は、書込データ信号WDを反転させる。NANDゲート25の第1入力ノードはインバータ24の出力信号を受け、その第2入力ノードは対応の列選択線CSLに接続され、その第3入力ノードは書込活性化信号WEを受け、その出力信号はトランジスタ27,28のゲートに与えられる。定電流源26およびトランジスタ27,28は、電源電圧VCCのラインと接地電圧VSSのラインとの間に直列接続される。トランジスタ27,28のドレインは、対応のビット線BLの他方端に接続される。
書込動作時に、書込活性化信号WEが活性化レベルの「H」レベルにされ、対応の列選択線CSLが選択レベルの「H」レベルにされ、かつ書込データ信号WDが「H」レベルにされると、NANDゲート20,25の出力信号がそれぞれ「L」レベルおよび「H」レベルになる。これにより、トランジスタ23,27が非導通になるとともにトランジスタ22,28が導通し、電源電圧VCCのラインから定電流源21、PチャネルMOSトランジスタ22、ビット線BL,およびNチャネルMOSトランジスタ28を介して接地電圧VSSのラインに書込電流Iwが流れる。
また、書込活性化信号WEが活性化レベルの「H」レベルにされ、対応の列選択線CSLが選択レベルの「H」レベルにされ、かつ書込データ信号WDが「L」レベルにされると、NANDゲート20,25の出力信号がそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルになる。これにより、トランジスタ22,28が非導通になるとともにトランジスタ23,27が導通し、電源電圧VCCのラインから定電流源26、PチャネルMOSトランジスタ27、ビット線BL,およびNチャネルMOSトランジスタ23を介して接地電圧VSSのラインに書込電流Iwが流れる。これにより、選択されたメモリブロックMBの選択された行の(n+1)個のメモリセルMCに(n+1)ビットの書込データ信号WD0〜WDnが同時に書き込まれる。
次に、この半導体チップ1の全体の動作について簡単に説明する。書込動作時は、アドレス信号を含む制御信号CNTと書込データ信号D0〜Dnとが演算処理部3からMRAM4に与えられる。演算処理部3からのアドレス信号に基づいて、制御回路9によって行アドレス信号および列アドレス信号が生成され、それぞれ行デコーダ5および列デコーダ6,7に与えられる。
デコーダ5〜7によって複数のメモリブロックMBのうちのいずれかのメモリブロックMBと、そのメモリブロックMBの(m+1)行のうちのいずれかの行が選択される。選択された行のディジット線DLにDLドライバ11によって磁化電流Imが流され、その行の(n+1)個のメモリセルMCが半選択状態にされる。また、選択されたメモリブロックMBの(n+1)本のビット線BL0〜BLnの各々にBLドライバ12,13によって書込データ信号に応じた方向の書込電流Iwが流され、(n+1)個のメモリセルMCにそれぞれデータ信号D0〜Dnが同時に書き込まれる。すなわち、選択されたメモリブロックMBの1本のディジット線DLによって半選択状態にされる(n+1)個の目盛セルMCの全てに並列に書込み動作が実施される。
また、読出動作時は、アドレス信号を含む制御信号CNTが演算処理部3からMRAM4に与えられる。演算処理部3からのアドレス信号に基づいて、制御回路9によって行アドレス信号および列アドレス信号が生成され、それぞれ行デコーダ5および列デコーダ6,7に与えられる。
デコーダ5〜7によって複数のメモリブロックMBのうちのいずれかのメモリブロックMBと、そのメモリブロックMBの(m+1)行のうちのいずれかの行が選択される。選択された行のワード線WLがWLドライバ10によって「H」レベルに立ち上げられ、その行の各メモリセルMCのアクセストランジスタATRが導通状態にされる。また、選択されたメモリブロックMBの(n+1)本のビット線BL0〜BLnに読出回路8によって所定の電圧が印加され、ビット線BL0〜BLnに流れる電流に基づいて、選択された行の(n+1)個のメモリセルMCからそれぞれデータ信号D0〜Dnが同時に読み出される。読み出されたデータ信号D0〜Dnは、演算処理部3に与えられる。ただし、読出動作については、ディジット線DLの選択は実施されないため、読出制御回路やセンスアンプなどの周辺回路を適宜整えれば、1ビットずつの読出しや、(n+1)個のメモリセルMCを時間分割で読み出すことも十分可能である。
次に、この実施の形態1の効果について説明する。従来のMRAMでは、書込動作時に、1つのメモリブロックMBにおいて、1本のディジット線DLと1本のビット線BLのみが選択されていた。今、図3のメモリブロックMBにおいて、たとえば、1本のディジット線DL1と1本のビット線BL0が選択されたものとする。この場合、ディジット線DL1に磁化電流Imが流されるとともに、ビット線BL0に書込電流Iwが流され、ディジット線DL1とビット線BL0の交差部のメモリセルMC10にのみデータ書込が行なわれる。
このとき、ビット線BL0の電流Iwによる磁界のみを受けるメモリセルMC00,MC20〜MCm0の各々と、ディジット線DL1の電流Imによる磁界のみを受けるメモリセルMC11〜MC1nの各々とは、半選択状態になるが、各々のデータは反転しない。しかし、半選択状態のメモリセルMCすなわちディスターブを受けているメモリセルMCにおいては、データ信号の誤反転が発生する可能性があり、その誤反転の可能性(誤反転確率)は、そのメモリセルMCが受けているディスターブ磁界の大きさに比例して高くなる。データ信号の誤反転確率が高くなるとメモリデバイスとしての使用時の故障率が高くなり、信頼性が低下する。
この状態を図13(a)〜図13(c)を用いて説明する。図13(a)は、書込動作時にメモリセルMCに印加される磁界を示す図である。図13(a)において、縦軸はデイジット線DLの電流Imによって発生する磁界H(DL)を示し、横軸はビット線BLの電流Iwによって発生する磁界H(BL)を示している。メモリセルMC10〜MC1nにはディジット線DL1の電流Imによって発生する磁界H(DL)が印加され、メモリセルMC00〜MCm0にはビット線BL0の電流Iwによって発生する磁界H(BL)が印加される。
メモリセルMC10には、ディジット線DL1で発生した磁界H(DL)とビット線BL0で発生した磁界H(BL)との両方が印加される。メモリセルMC10に印加される磁界の和はアステロイド曲線の外側の領域に達し、メモリセルMC10のデータ書込が行なわれる。
メモリセルMC11〜MC1nに印加される磁界H(DL)はアステロイド曲線の内側の領域に止まり、メモリセルMC11〜MC1nのデータ書込は行なわれない。しかし、メモリセルMC11〜MC1nは、その磁界H(DL)によるディスターブを受ける。メモリセルMC11〜MC1nの誤反転確率は、アステロイド曲線の縦軸方向の最大値とメモリセルMC11〜MC1nが受ける磁界H(DL)との差ΔHDLの大きさに反比例する。
また、メモリセルMC00,MC20〜MCm0に印加される磁界H(BL)はアステロイド曲線の内側の領域に止まり、メモリセルMC00,MC20〜MCm0のデータ書込は行なわれない。しかし、メモリセルMC00,MC20〜MCm0は、その磁界H(BL)によるディスターブを受ける。メモリセルMC00,MC20〜MCm0の誤反転確率は、アステロイド曲線の横軸方向の最大値とメモリセルMC00,MC20〜MCm0が受ける磁界H(BL)との差ΔHBLの大きさに反比例する。
ΔHBLを大きくするためには、図13(b)に示すように、メモリセルMC10に印加する磁界をアステロイド曲線に沿って上方に移動させ、磁界H(BL)を小さくするとともに磁界H(DL)を大きくすればよいが、ΔHDLが小さくなってしまう。逆に、ΔHDLを大きくするためには、メモリセルMC10に印加する磁界をアステロイド曲線に沿って下方に移動させ、磁界H(DL)を小さくするとともに磁界H(BL)を大きくすればよいが、ΔHBLが小さくなってしまう。このため、従来のMRAMでは、ΔHDLとΔHBLの両方が一定値以上になるように、書込対象のメモリセルMC10における磁界を図13(a)の状態に設定していた。
このように、アステロイド曲線が決まれば、ΔHDL,ΔHBLが決まってしまうので、ΔHDL,ΔHBLを大きくするためには、図13(c)に示すように、アステロイド曲線を拡大するしかない。しかし、アステロイド曲線を大きくすると、磁化電流Imおよび書込電流Iwを大きくする必要があるので、半導体チップ1の消費電流が大きくなってしまう。また、DLドライバ11およびBLドライバ12,13の電流駆動能力を大きくすることが必要になり、ドライバ11〜13のレイアウト面積が増大する。また、アステロイド曲線を大きくするためには、トンネル磁気抵抗素子TMRの自由磁化膜VLの体積(=面積×膜厚)を大きくする必要がある。したがって、チップ面積が増大してしまう。
これに対して本願発明では、書込動作時に、1つのメモリブロックMBにおいて、1本のディジット線DLと全ビット線BLが選択される。今、図3のメモリブロックMBにおいて、たとえば、1本のディジット線DL1と全ビット線BL0〜BLnが選択されたものとする。この場合、ディジット線DL1に磁化電流Imが流されるとともに、ビット線BL0〜BLnの各々に書込電流Iwが流され、ディジット線DL1とビット線BL0〜BLnの交差部のメモリセルMC10〜MC1nの各々にデータ書込が行なわれる。
このとき、ビット線BL0〜BLnの電流Iwによる磁界のみを受けるメモリセルMC00〜MC0n,MC20〜MC2n,…,MCm0〜MCmnは、半選択状態になるが、各々のデータは反転しない。半選択状態のメモリセルMCすなわちディスターブを受けているメモリセルMCにおいては、データ信号が誤反転を起こす可能性があり、その誤反転の可能性(誤反転確率)は受けているディスターブ磁界の大きさに比例して大きくなる。
しかし、本願発明では、ディジット線DL1に対応する全メモリセルMC10〜MC1nにデータ信号を書き込むので、ディジット線DL1の電流Imからのディスターブによるデータ信号の誤反転を考慮する必要がない。このため、ディジット線DLの電流Imは、ビット線BLの電流Iwよりも十分に大きな値に設定される。
したがって、ビット線BL0〜BLnの電流IwによってメモリセルMC00〜MC0n,MC20〜MC2n,…,MCm0〜MCmnが受けるディスターブを十分に小さくすることができ、データ信号の誤反転確率を低く抑えることができる。また、半導体チップ1の書込動作時の消費電流Iは、I=Im+n×Iw(nはたとえば64)で表わされるので、ビット線BLに流す電流Iwの低減化は半導体チップ1の消費電流の低減化に大きく寄与する。
この状態を図14を用いて説明する。図14は、書込動作時にメモリセルMCに印加される磁界を示す図であって、図13(a)と対比される図である。図14では、ビット線BL0に対応するメモリセルMC00〜MCm0のみが示されている。メモリセルMC00〜MCm0にはビット線BL0の電流Iwによって発生する弱い磁界H(BL)が印加され、メモリセルMC10にはディジット線DL1の電流Imによって発生する強い磁界H(DL)も印加される。メモリセルMC10に印加される磁界の和はアステロイド曲線の外側の領域に達し、メモリセルMC10のデータ書込が行なわれる。
メモリセルMC00,MC20〜MCm0に印加される磁界H(DL)はアステロイド曲線の内側の領域に止まり、メモリセルMC00,MC20〜MCm0のデータ書込は行なわれない。また、メモリセルMC00,MC20〜MCm0は、その磁界H(BL)によるディスターブを受ける。メモリセルMC00,MC20〜MCm0の誤反転確率は、アステロイド曲線の横軸方向の最大値とメモリセルMC00,MC20〜MCm0が受ける磁界H(BL)との差ΔHBLの大きさに反比例する。しかし、本願発明では、ΔHBLを大きくすることができ、メモリセルMC00,MC20〜MCm0の誤反転確率を低く抑制することができる。
以上のように、本願発明では、書込動作時に選択されたディジット線DLにより所謂半選択状態にされる(n+1)個のメモリセルMCの全てに並列に書込動作を行なうこと、すなわち、半選択状態の(n+1)個のメモリセルMCに対応する(n+1)本のビット線BLに並列に書込電流を供給することが重要である。したがって、データ信号D0〜Dnや書込データ信号WD0〜WDnの数と、これらを伝送するデータ信号線数(バス幅)とは、必ずしも同じである必要はなく、たとえば、ビット線BLとデータ信号線の間にレジスタを設け、64本のビット線BLに対して128本のデータ信号線を設けてもよい。また、2つのメモリブロックMBを同時選択して2×64=128本のビット線BLに同時に書込むことも可能である。
[実施の形態2]
図15は、この発明の実施の形態2による半導体チップのMRAMの要部を示すブロック図であって、図9と対比される図である。図15において、この半導体チップが実施の形態1の半導体チップ1と異なる点は、メモリブロックMBおよびDLドライバ11がメモリブロック+DLドライバ30で置換されている点である。DLドライバ11のうちのNチャネルMOSトランジスタ18はメモリブロックMB内に分散配置され、NANDゲート16およびインバータ17はNチャネルMOSトランジスタ18のゲートの近傍に配置される。
図15は、この発明の実施の形態2による半導体チップのMRAMの要部を示すブロック図であって、図9と対比される図である。図15において、この半導体チップが実施の形態1の半導体チップ1と異なる点は、メモリブロックMBおよびDLドライバ11がメモリブロック+DLドライバ30で置換されている点である。DLドライバ11のうちのNチャネルMOSトランジスタ18はメモリブロックMB内に分散配置され、NANDゲート16およびインバータ17はNチャネルMOSトランジスタ18のゲートの近傍に配置される。
図16はメモリブロック+DLドライバ30のうちのビット線BLよりも下の部分の構成を示す図であり、図17は図16のXVII−XVII線断面図である。図16および図17において、半導体基板のP型ウェルPWの表面に(m+1)本のゲート電極18gが所定のピッチで形成される。各ゲート電極18gとP型ウェルPWとの間には、ゲート酸化膜Gが形成されている。ゲート電極18gは、図11で示したNチャネルMOSトランジスタ18のゲート電極である。また、P型ウェルPWの表面に(m+1)本のワード線WLが所定のピッチで形成される。各ワード線WLとP型ウェルPWとの間には、ゲート酸化膜Gが形成されている。ワード線WLは、図4で示したアクセストランジスタATRのゲート電極を兼ねている。(m+1)本のゲート電極18gと(m+1)本のワード線WLは、1本ずつ交互に平行に配置される。なお、NチャネルMOSトランジスタ18のチャネル幅(図16の上下方向の長さ)は、アクセストランジスタATRのチャネル幅の数十倍(10〜80倍)である。
ゲート電極18gの両側にN型不純物が拡散されてNチャネルMOSトランジスタ18のソースSおよびドレインDが形成される。NチャネルMOSトランジスタ18のソースS上にコンタクトホールCHを介してソース配線18sが形成され、そのドレインD上にコンタクトホールCHを介してドレイン配線18dが形成される。配線18s,18dは、第1メタル層M1で形成される。
P型ウェルPWの一方側(図中の下側)に接地配線31が第1メタル層M1で形成される。接地配線31には、接地電圧VSSが与えられる。NチャネルMOSトランジスタ18の各ソース配線18sの一方端は、接地配線31に接続される。
また、各ドレイン配線18dの上方に、第2メタル配線層M2によってディジット線DLが形成される。ディジット線DLの一方端は、スルーホールTHを介してドレイン配線18dの一方端部(図中の下側端部)に接続される。P型ウェルPWの他方側(図中の上側)に電源配線32が第2メタル層M2で形成される。電源配線32には、電源電圧VCCが与えられる。各ディジット線DLの他方端は、電源配線32に接続される。
したがって、選択された1つのNチャネルMOSトランジスタ18が導通すると、電源配線32からディジット線DLおよびNチャネルMOSトランジスタ18を介して接地配線31に磁化電流Imが流れる。
また、図17に示すように、ワード線WLの両側にN型不純物が拡散されてアクセストランジスタ(NチャネルMOSトランジスタ)ATRのソースSおよびドレインDが形成される。アクセストランジスタATRのソースS上にコンタクトホールCHを介してソース電極ELsが形成され、そのドレインD上にコンタクトホールCHを介してドレイン電極ELdが形成される。電極ELs,ELdは、第1メタル層M1で形成される。ソース電極ELsには、接地電圧VSSが与えられる。
ドレイン電極ELd上にスルーホールTHを介して接続電極ELcが形成される。接続電極ELcは、第2メタル層M2で形成される。接続電極ELc上にスルーホールTHを介して電極ELが形成される。電極ELは、図6で示したものであり、ディジット線DLの上方まで延在している。電極ELの上面のうちのディジット線DLの上方の領域にトンネル磁気抵抗素子TMRが形成され、トンネル磁気抵抗素子TMRの表面に第3メタル層M3によってビット線BLが形成される。デジット線DLに磁化電流Imが流され、ビット線BLに書込電流Iwが流されると、トンネル磁気抵抗素子TMRのデータ信号の論理が反転される。他の構成および動作は、実施の形態1と同じであるので、その説明は繰り返さない。
この実施の形態2では、ディジット線DLを駆動するためのNチャネルMOSトランジスタ18と、それに対応する行の複数のメモリセルMCの複数のアクセストランジスタATRとは、ビット線BLの延在する方向に隣接して配置されている。したがって、NチャネルMOSトランジスタ18をメモリブロックMB外に配置した場合に比べ、トンネル磁気抵抗素子TMRの面積を大きくすることができ、データ信号の誤反転が発生する確率を低くすることができる。
また、ディジット線DLを駆動するためのNチャネルMOSトランジスタ18をメモリブロックMBの領域外に配置した場合と、実施の形態2のようにメモリブロックMBの領域内に配置した場合を比べると、メモリブロックMBの面積を少し大きくするだけで実施の形態2の構成が可能となり、実施の形態2の方が総合的なレイアウト面積が小さくなる場合もある。さらに、トランジスタのプロセス微細化技術が進めば、トンネル磁気抵抗素子TMRの面積との兼ね合いで、メモリブロックMBのレイアウト面積を増やすことなくメモリブロックMB内にNチャネルMOSトランジスタ18を配置することも可能になる。
また、図18は、この実施の形態2の変更例を示す図であって、図17と対比される図である。図18において、この変更例では、アクセストランジスタATRのソース電極ELsがNチャネルMOSトランジスタ18のソース配線18sを兼ねている。NチャネルMOSトランジスタ18のゲート電極18gは、ソース電極ELsとドレイン配線18dの間に配置される。この変更例でも、実施の形態2と同じ効果が得られる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 半導体チップ、2 半導体基板、3 演算処理部、4 MRAM、5 行デコーダ、6,7 列デコーダ、8 読出回路、9 制御回路、MA メモリアレイ、MB メモリブロック、MWL メインワード線、CSL 列選択線、MC メモリセル、BL ビット線、WL ワード線、DL ディジット線、TMR トンネル磁気抵抗素子、ATR アクセストランジスタ、VL 自由磁化膜、TB トンネル絶縁膜、FL 固定磁化膜、10 WLドライバ、11 DLドライバ、12,13 BLドライバ、14,15,16,20,25 NANDゲート、15,17,24 インバータ、18,23,28 NチャネルMOSトランジスタ、21,26 定電流源、22,27 PチャネルMOSトランジスタ、30 メモリブロック+DLドライバ、31 接地配線、32 電源配線、G ゲート酸化膜、18g ゲート電極、S ソース、D ドレイン、18s ソース配線、ELs ソース電極、18d ドレイン配線、ELd ドレイン電極、CH コンタクトホール、TH スルーホール、ELc 接続電極。
Claims (11)
- 半導体基板上に形成された半導体装置であって、
M行N列(ただし、M,Nの各々は2以上の整数である)に配置され、各々が磁気的にデータ信号を記憶するM×N個のメモリセルと、それぞれ前記M行に対応して設けられたM本のディジット線と、それぞれ前記N列に対応して設けられたN本のビット線とを含むメモリアレイ、
行アドレス信号に従って前記M行のうちのいずれかの行を選択する行デコーダ、および
書込動作時に、前記行デコーダによって選択された行のN個のメモリセルにそれぞれN個のデータ信号を書込む書込回路を備え、
前記書込回路は、
前記行デコーダによって選択された行のディジット線に磁化電流を流して、その行のN個のメモリセルを半選択状態にするディジット線ドライバ、および
それぞれ前記N列に対応して設けられ、それぞれ前記N個のデータ信号を受け、各々が、受けたデータ信号の論理に応じた方向の書込電流を対応の列のビット線に流して、半選択状態にされた対応の列のメモリセルに前記データ信号を書込むN個のビット線ドライバを含む、半導体装置。 - 前記磁化電流は前記書込電流よりも大きな値に設定されている、請求項1に記載の半導体装置。
- 前記メモリアレイは、それぞれ前記M行に対応して設けられたM本のワード線を含み、
各メモリセルは、
抵抗値のレベル変化によってデータ信号を記憶する磁気抵抗素子、および
対応のビット線と基準電圧のラインとの間に前記磁気抵抗素子と直列接続され、そのゲートが対応のワード線に接続されたアクセストランジスタを含み、
さらに、読出動作時に、前記行デコーダによって選択された行のワード線を選択レベルにして、その行のN個のメモリセルのN個のアクセストランジスタを導通させるワード線ドライバ、および
前記N本のビット線を介して、前記行デコーダによって選択された行のN個のメモリセルからN個のデータ信号を読み出す読出回路を備える、請求項1または請求項2に記載の半導体装置。 - 前記ディジット線ドライバは、各行に対応して設けられ、電源電圧のラインと前記基準電圧のラインとの間に対応の行のディジット線と直列接続され、前記行デコーダによって対応の行が選択されたことに応じて導通するドライバトランジスタを含み、
前記ドライバトランジスタと、それに対応する行の複数のメモリセルの複数のアクセストランジスタとは、前記ビット線の延在する方向に隣接して配置されている、請求項3に記載の半導体装置。 - 半導体基板上に形成された半導体装置であって、
複数のメモリブロックに分割されたメモリアレイを備え、
各メモリブロックは、M行N列(ただし、M,Nの各々は2以上の整数である)に配置され、各々が磁気的にデータ信号を記憶するM×N個のメモリセルと、それぞれ前記M行に対応して設けられたM本のディジット線と、それぞれ前記N列に対応して設けられたN本のビット線とを含み、
さらに、アドレス信号に従って前記複数のメモリブロックのうちのいずれかのメモリブロックと、そのメモリブロックの前記M行のうちのいずれかの行を選択するデコーダ、および
書込動作時に、前記デコーダによって選択された行のN個のメモリセルにそれぞれN個のデータ信号を書込む書込回路を備え、
前記書込回路は、
各メモリブロックに対応して設けられて対応のメモリブロックが前記デコーダによって選択された場合に活性化され、前記デコーダによって選択された行のディジット線に磁化電流を流して、その行のN個のメモリセルを半選択状態にするディジット線ドライバ、および
各メモリブロックに対応して設けられて対応のメモリブロックが前記デコーダによって選択された場合に活性化され、それぞれ前記N列に対応して設けられ、それぞれ前記N個のデータ信号を受け、各々が、受けたデータ信号の論理に応じた方向の書込電流を対応の列のビット線に流して、半選択状態にされた対応の列のメモリセルに前記データ信号を書込むN個のビット線ドライバを含む、半導体装置。 - 半導体基板上に形成された半導体装置であって、
複数行複数列に配置され、各々が磁気的にデータ信号を記憶する複数のメモリセルと、それぞれ前記複数行に対応して設けられた複数のワード線と、それぞれ前記複数行に対応して設けられた複数のディジット線と、それぞれ前記複数列に対応して設けられた複数のビット線とを含むメモリアレイを備え、
各メモリセルは、抵抗値のレベル変化によってデータ信号を記憶する磁気抵抗素子と、対応のビット線と基準電圧のラインとの間に前記磁気抵抗素子と直列接続され、そのゲートが対応のワード線に接続されたアクセストランジスタとを有し、
さらに、前記複数のワード線および前記複数のビット線に接続され、前記複数のメモリセルのうちの選択された少なくとも1つのメモリセルのデータ信号を読み出す読出回路、および
前記複数のディジット線および前記複数のビット線に接続され、前記複数のメモリセルのうちの選択された少なくとも1つのメモリセルにデータ信号を書込む書込回路を備え、
前記書込回路は、各行に対応して設けられ、電源電圧のラインと前記基準電圧のラインとの間に対応の行のディジット線と直列接続され、対応の行のメモリセルが選択されたことに応じて導通するドライバトランジスタを含み、
前記ドライバトランジスタと、それに対応する行の複数のメモリセルの複数のアクセストランジスタとは、前記ビット線の延在する方向に隣接して配置されている、半導体装置。 - 半導体基板上に形成された半導体装置であって、
複数行複数列に配置された複数のメモリセルを備え、
各メモリセルは、磁気的にデータを記憶する磁気抵抗素子と、該磁気抵抗素子と直列に接続されたアクセストランジスタとを含み、
さらに、各行に対応して設けられ、対応の行の各アクセストランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、
各行に対応して設けられ、対応の行の各磁気抵抗素子に誘起磁場を与えるデジット線と、
各行に対応して設けられ、書込動作時に対応のデジット線が選択されたことに応じて導通し、対応のデジット線に電流を流して前記誘起磁場を発生させるドライバトランジスタとを備え、
前記複数のメモリセルに含まれる複数のアクセストランジスタは前記半導体基板上に複数行複数列に配置され、
前記複数のメモリセルに含まれる複数の磁気抵抗素子は前記複数のアクセストランジスタが配置された層よりも上層に複数行複数列に配置され、
前記ドライバトランジスタは2つのアクセストランジスタ行の間に配置されている、半導体装置。 - 前記ドライバトランジスタのゲート電極は前記ワード線と同じ方向に延在している、請求項7に記載の半導体装置。
- 前記ドライバトランジスタと、それに対応する行の各アクセストランジスタとはソース電極を共有している、請求項7または請求項8に記載の半導体装置。
- さらに、各列に対応して設けられ、書込動作時に、対応の列の各磁気抵抗素子に誘起磁場を与えるビット線を備える、請求項7から請求項9までのいずれかに記載の半導体装置。
- 前記ドライバトランジスタのチャネル幅は前記アクセストランジスタのチャネル幅よりも大きい、請求項7から請求項10までのいずれかに記載の半導体装置。
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