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JP2009135131A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Hiroyuki Nagashima
宏行 永嶋
Hirofumi Inoue
裕文 井上
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Toshiba Corp
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Abstract

【課題】製造コストを削減するとともに、チップサイズを縮小化することができる半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、互いに平行な複数の第1の配線、複数の第1の配線と交差するように形成された互いに平行な複数の第2の配線、第1の配線と第2の配線との各交差部に配置され、一端が第1の配線に他端が第2の配線にそれぞれ接続されたメモリセルを含むメモリセルアレイを積層した三次元メモリセルアレイ構造のメモリブロックを備える。隣接するメモリセルアレイ間に配置された第1の配線は、その上下のメモリセルで共有され、上下に重なる第1の配線同士が互いに接続されていることを特徴とする。
【選択図】図12

Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、特に、積層構造を有する3次元メモリブロックの構造に関する。
半導体集積回路の高集積化・微細化に伴い、より小さな面積に、より高密度で素子を形成することが必要になってきている。特に、半導体メモリにおいて、小さい面積により高密度で素子を形成し、ビット単価をより廉価に製造することが重要な課題のひとつである。
しかしながら、従来、最も低コストのメモリである多層NANDフラッシュメモリにおいても、製造ルールの縮小に伴い、加工の難しさ、電界効果型トランジスタの限界等により、これ以上のコスト低減が困難になっている。
一方、より高密度でメモリ素子を配列させたものとして、電界効果型トランジスタを用いないメモリセルを三次元配列させた構造を有するメモリが知られている(例えば、特許文献1)。このようなメモリで用いられるメモリセルとして、ダイオードや双方向に電流を制限することの出来る非オーミック素子等と、例えば、相変化メモリ、抵抗変化メモリ、コンダクタンス・ブリッジメモリ等のメモリ素子を使用するものがある。
しかしながら、三次元タイプのメモリにおいては、周辺回路の構造が複雑となり、この部分でのチップサイズの縮小化が困難になっている。
特開2003−78114号公報
本発明は、製造コストを低減するとともに、チップサイズを縮小化することができる半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明の一つの態様において、半導体記憶装置は、互いに平行な複数の第1の配線、複数の第1の配線と交差するように形成された互いに平行な複数の第2の配線、第1の配線と第2の配線との各交差部に配置され、一端が第1の配線に他端が第2の配線にそれぞれ接続されたメモリセルを含むメモリセルアレイを積層した三次元メモリセルアレイ構造のメモリブロックを備え、隣接するメモリセルアレイ間に配置された第1の配線は、その上下のメモリセルで共有され、上下に重なる第1の配線同士が互いに接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、製造コストが低く、チップサイズが縮小化した半導体記憶装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る半導体記憶装置の実施の形態について詳細に説明する。
[全体構成]
図1は、本発明の実施の形態に係る不揮発性メモリのブロック図である。
この不揮発性メモリは、後述する抵抗変化型素子を使用したメモリセルをマトリクス状に配置したメモリセルアレイを積層したメモリブロック1を備える。メモリブロック1のビット線BL方向に隣接する位置には、メモリブロック1のビット線BLを制御し、メモリセルのデータ消去、メモリセルへのデータ書き込み、及びメモリセルからのデータ読み出しを行うカラム制御回路2が設けられている。また、メモリブロック1のワード線WL方向に隣接する位置には、メモリブロック1のワード線WLを選択し、メモリセルのデータ消去、メモリセルへのデータ書き込み、及びメモリセルからのデータ読み出しに必要な電圧を印加するロウ制御回路3が設けられている。
データ入出力バッファ4は、図示しない外部のホストにI/O線を介して接続され、書き込みデータの受け取り、消去命令の受け取り、読み出しデータの出力、アドレスデータやコマンドデータの受け取りを行う。データ入出力バッファ4は、受け取った書き込みデータをカラム制御回路2に送り、カラム制御回路2から読み出したデータを受け取って外部に出力する。外部からデータ入出力バッファ4に供給されたアドレスは、アドレスレジスタ5を介してカラム制御回路2及びロウ制御回路3に送られる。また、ホストからデータ入出力バッファ4に供給されたコマンドは、コマンド・インターフェイス6に送られる。コマンド・インターフェイス6は、ホストからの外部制御信号を受け、データ入出力バッファ4に入力されたデータが書き込みデータかコマンドかアドレスかを判断し、コマンドであれば受け取りコマンド信号としてステートマシン7に転送する。ステートマシン7は、この不揮発性メモリ全体の管理を行うもので、ホストからのコマンドを受け付け、読み出し、書き込み、消去、データの入出力管理等を行う。
ステートマシン7からの制御信号は、パルスジェネレータ9に入力される。この制御信号によってパルスジェネレータ9は所定の電圧、所定のタイミングの書き込みパルスを出力する。パルスジェネレータ9で生成出力されたパルスが、カラム制御回路2及びロウ制御回路3で選択された任意の配線へ転送される。
[メモリセルアレイ及びその周辺回路]
図2は、メモリブロック1の一部の斜視図、図3は、図2におけるI−I′線で切断して矢印方向に見たメモリセルの縦方向一列分の断面図である。
複数本の第1の配線としてワード線WLが平行に配設され、これと交差して複数本の第2の配線としてビット線BLが平行に配設され、これらの各交差部に両配線に挟まれるようにメモリセルMCが配置される。
図示の例は、セルアレイMA0〜MA3からなる4層構造のメモリブロックであるが、これに限定されない。
第1層目のセルアレイMA0は、ワード線WL02、その上に形成されたメモリセルMC0、その上に形成されたビット線BL01aを含む。第2層目のセルアレイMA1は、ビット線B01b、その上に形成されたメモリセルMC1、その上に形成されたワード線WL12を含む。セルアレイMA0のビット線BL01aとセルアレイMA1のビット線BL01bとの間には層間絶縁膜IL0が形成されており、ビット線BL01aとBL01bとは互いに絶縁されている。
第3層目のセルアレイMA2は、ワード線WL12、その上に形成されたメモリセルMC2、その上に形成されたビット線BL11aを含む。第4層目のセルアレイMA3は、ビット線B11b、その上に形成されたメモリセルMC3、その上に形成されたワード線WL22を含む。セルアレイMA2のビット線BL11aとセルアレイMA3のビット線BL11bとの間には層間絶縁膜IL1が形成されており、ビット線BL11aとBL11bとは互いに絶縁されている。
この例では、セルアレイMA1とMA2とにより、ワード線WL12が共有されているが、ビット線BLはいずれのメモリセルにおいても共有されていない。他に、ビット線BLがその上下のメモリセルMCで共有され、ワード線WLがその上下のメモリセルMCで共有されるように、配線/セル/配線/セルの繰り返しとして構成されてもよい。
なお、メモリブロック1は、幾つかのメモリセル群のMATに分けられることも可能である。前述したカラム制御回路2及びロウ制御回路3は、MAT毎、セクタ毎、又はセルアレイMA毎に設けられていても良いし、これらで共有しても良い。また、面積削減のために複数のビット線BLで共有することも可能である。
第1及び第2の配線は、熱に強く、且つ抵抗値の低い材料が望ましく、例えばW,WSi,NiSi,CoSi等を用いることができる。
メモリセルMCは、図4に示すように、可変抵抗素子VRと非オーミック素子NOの直列接続回路からなる。
可変抵抗素子VRとしては、電圧印加によって、電流、熱、化学エネルギー等を介して抵抗値を変化させることができるもので、上下にバリアメタル及び接着層として機能する電極EL1,EL2が配置される。電極材としては、Pt,Au,Ag,TiAlN,SrRuO,Ru,RuN,Ir,Co,Ti,TiN,TaN,LaNiO,Al,PtIrOx, PtRhOx,Rh/TaAlN等が用いられる。また、配向性を一様にするようなメタル膜の挿入も可能である。また、別途バッファ層、バリアメタル層、接着層等を挿入することも可能である。
可変抵抗素子VRは、カルコゲナイド等のように結晶状態と非晶質状態の相転移により抵抗値を変化させるもの(PRAM)、遷移元素となる陽イオンを含む複合化合物であって陽イオンの移動により抵抗値が変化するもの等を用いることができる。
図5及び図6は、後者の可変抵抗素子の例を示す図である。図5に示す可変抵抗素子VRは、電極層11、13の間に記録層12を配置してなる。記録層12は、少なくとも2種類の陽イオン元素を有する複合化合物から構成される。陽イオン元素の少なくとも1種類は電子が不完全に満たされたd軌道を有する遷移元素とし、且つ隣接する陽イオン元素間の最短距離は、0.32nm以下とする。具体的には、化学式AxMyXz(AとMは互いに異なる元素)で表され、例えばスピネル構造(AM)、イルメナイト構造(AMO)、デラフォサイト構造(AMO)、LiMoN構造(AMN)、ウルフラマイト構造(AMO)、オリビン構造(AMO)、ホランダイト構造(AxMO)、ラムスデライト構造(AMO)ペロブスカイト構造(AMO)等の結晶構造を持つ材料により構成される。
図5の例では、AがZn、MがMn、XがOである。記録層12内の小さな白丸は拡散イオン(Zn)、大きな白丸は陰イオン(O)、小さな黒丸は遷移元素イオン(Mn)をそれぞれ表している。記録層12の初期状態は高抵抗状態であるが、電極層11を固定電位、電極層13側に負の電圧を印加すると、記録層12中の拡散イオンの一部が電極層13側に移動し、記録層12内の拡散イオンが陰イオンに対して相対的に減少する。電極層13側に移動した拡散イオンは、電極層13から電子を受け取り、メタルとして析出するため、メタル層14を形成する。記録層12の内部では、陰イオンが過剰となり、結果的に記録層12内の遷移元素イオンの下層を上昇させる。これにより、記録層12はキャリアの注入により電子伝導性を有するようになってセット動作が完了する。再生に関しては、記録層12を構成する材料が抵抗変化を起こさない程度の微小な電流値を流せば良い。プログラム状態(低抵抗状態)を初期状態(高抵抗状態)にリセットするには、例えば記録層12に大電流を充分な時間流してジュール加熱して、記録層12の酸化還元反応を促進すれば良い。また、セット時と逆向きの電場を印加することによってもリセット動作が可能である。
図6の例は、電極層11,13に挟まれた記録層15が第1化合物層15aと第2化合物層15bの2層で形成されている。第1化合物層15aは電極層11側に配置され化学式AxM1yX1zで表記される。第2化合物層15bは電極層13側に配置され第1化合物層15aの陽イオン元素を収容できる空隙サイトを有している。
図6の例では、第1化合物層15aにおけるAがMg、M1がMn、X1がOである。第2化合物層15bには、遷移還元イオンとして黒丸で示すTiが含まれている。また、第1化合物層15a内の小さな白丸は拡散イオン(Mg)、大きな白丸は陰イオン(O)、二重丸は遷移元素イオン(Mn)をそれぞれ表している。なお、第1化合物層15aと第2化合物層15bとは、2層以上の複数層となるように積層されていても良い。
この可変抵抗素子VRにおいて、第1化合物層15aが陽極側、第2化合物層15bが陰極側となるように、電極層11,13に電位を与え、記録層15に電位勾配を発生させると、第1化合物層15a内の拡散イオンの一部が結晶中を移動し、陰極側の第2化合物層15b内に進入する。第2化合物層15bの結晶中には、拡散イオンを収容できる空隙サイトがあるため、第1化合物層15a側から移動してきた拡散イオンは、この空隙サイトに収まることになる。このため、第1化合物層15a内の遷移元素イオンの価数が上昇し、第2化合物層15b内の遷移元素イオンの価数が減少する。初期状態において、第1及び第2の化合物層15a,15bが高抵抗状態であるとすれば、第1化合物層15a内の拡散イオンの一部が第2化合物層15b内に移動することにより、第1及び第2化合物の結晶中に伝導キャリアが発生し、両者共に電気伝導性を有することになる。なお、プログラム状態(低抵抗状態)を消去状態(高抵抗状態)にリセットするには、先の例と同様に、記録層15に大電流を充分な時間流してジュール加熱して、記録層15の酸化還元反応を促進すれば良い。また、セット時とは逆向きの電場を印加することによってもリセットは可能である。
非オーミック素子NOは、例えば図7に示すように、(a)ショットキーダイオード、(b)PN接合ダイオード、(c)PINダイオード等の各種ダイオード、(d)MIM(Metal-Insulator-Metal)構造、(e)SIS構造(Silicon-Insulator-Silicon)等からなる。ここにもバリアメタル層、接着層を形成する電極EL2,EL3を挿入しても良い。また、ダイオードを使用する場合はその特性上、ユニポーラ動作を行うことができ、また、MIM構造、SIS構造等の場合にはバイポーラ動作を行うことが可能である。なお、非オーミック素子NOと可変抵抗素子VRの配置は、図4と上下を逆にしても良いし、非オーミック素子NOの極性を上下反転させても良い。但し、その場合、隣接するメモリセルアレイ間でビット線BLを共通、ワード線WLを個別に設けることになる。
図8は、非オーミック素子NOとしてダイオードSDを用いたメモリブロック1及びその周辺回路の一層分の回路図である。
図8において、メモリセルMCを構成するダイオードのアノードはワード線WLに接続され、カソードは可変抵抗素子VRを介してビット線BLに接続されている。各ビット線BLの一端はカラム制御回路2の一部である選択回路2aに接続されている。また、各ワード線WRの一端はロウ制御回路3の一部である選択回路3aに接続されている。
選択回路2aは、ビット線BL毎に設けられた、ゲート及びドレインが共通接続された選択PMOSトランジスタQP0及び選択NMOSトランジスタQN0からなる。選択PMOSトランジスタQP0のソースは、高電位電源Vccに接続されている。選択NMOSトランジスタQN0のソースは、書き込みパルスを印加すると共にデータ読み出し時に検出すべき電流を流すビット線側ドライブセンス線BDSに接続されている。トランジスタQP0,QN0の共通ドレインは、ビット線BLに接続され、共通ゲートには、各ビット線BLを選択するビット線選択信号BSiが供給されている。
また、選択回路3aは、ワード線WL毎に設けられた、ゲート及びドレインが共通接続された選択PMOSトランジスタQP1及び選択NMOSトランジスタQN1からなる。選択PMOSトランジスタQP1のソースは、書き込みパルスを印加すると共にデータ読み出し時に検出すべき電流を流すワード線側ドライブセンス線WDSに接続されている。選択NMOSトランジスタQN1のソースは、低電位電源Vssに接続されている。トランジスタQP1,QN1の共通ドレインは、ワード線WLに接続され、共通ゲートには、各ワード線WLを選択するワード線選択信号/WSiが供給されている。
なお、以上は、メモリセルが個別に選択されるのに適した例を示したが、選択されたワード線WL1につながる複数のメモリセルMCのデータを一括で読み出す場合には、各ビット線BL0〜BL2に対して個別にセンスアンプが配置され、各ビット線BL0〜BL2は、ビット線選択信号BSで、選択回路2aを介して、個別にセンスアンプに接続される。
[二値データ読み出し及び書き込み動作]
次に、二値データのリード・ライト動作を説明する。
上述した回路において、データは各メモリセルMCの抵抗素子VRの抵抗値の大小として記憶される。非選択状態では、例えば、ワード線選択信号/WS0,/WS1,…が“H”レベル、ビット線選択信号BS0,BS1,…が“L”レベルとなって全てのワード線WLは“L”レベル、全てのビット線BLは“H”レベルとなる。この非選択状態では、全てのメモリセルMCのダイオードSDが逆バイアス状態でオフであり、可変抵抗素子VRには電流は流れない。ここで、ワード線WL1及びビット線BL1に繋がる真中のメモリセルMCを選択する場合を考えると、ロウ制御回路3はワード線選択信号/WS1を“L”レベルとし、カラム制御回路2はビット線選択信号BS1を “H”レベルとする。これによってワード線WL1はワード線側ドライブセンス線WDSに接続され、ビット線BL1はビット線側ドライブセンス線BDSに接続されるので、ドライブセンス線WDSに“H”レベル、ドライブセンス線BDSに“L”レベルを印加することにより、ワード線WL1が“H”レベル、ビット線BL1が“L”レベルとなる。これにより、選択セルでは、ダイオードSDが順バイアスになって電流が流れる。このとき、選択セルに流れる電流量は、抵抗素子VRの抵抗値によって決まるから、電流量の大きさを検知することにより、データの読み出しができる。すなわち、図9に示すように、例えば高抵抗の消去状態を“1”、低抵抗のプログラム状態を“0”に対応させて、センスされた電流値が少ない場合“1”、多い場合“0”と検出することができる。
なお、選択されたワード線WL1と非選択のビット線BLとは共に“H”レベルであるため、両者間に電流は流れず、非選択のワード線WLと選択されたビット線BL1とは共に“L”レベルであるから、これらの間にも電流は流れない。従って、選択されたメモリセル以外のメモリセルには電流は流れない。
図10は、上述したセルアレイに適用される二値データのセンスアンプ回路の基本構成を示している。これらは、カラム制御回路2の内部に設けられるが、ワード線WL側でセンス動作を行う場合にはロウ制御回路3の内部に設けられる。
このセンスアンプ回路は、シングルエンド型の電圧検出型センスアンプであって、センスノードNsenは、クランプ用NMOSトランジスタQ1を介してビット線BLに接続される。クランプ用NMOSトランジスタQ1は、ビット線電圧をクランプすると共に、プリセンスアンプとして働く。センスノードNsenにはまた、ビット線をプリチャージするためのプリチャージ用NMOSトランジスタQ2が接続されている。
センスノードNsenには電荷保持用キャパシタCが接続されて、ここがセンスデータを一時保持するデータ記憶回路TDCを構成している。
センスノードNsenは、転送用NMOSトランジスタQ3を介して、メインのデータ記憶回路であるデータラッチPDCに接続されている。センスノードNsenはまた、転送用NMOSトランジスタQ4を介して、外部とのデータ授受に供されるデータ記憶回路となるデータラッチSDCに接続されている。従ってデータラッチSDCは、カラム選択信号CSLにより駆動されるカラム選択ゲートQ8,Q9を介してデータ線DL,DLnに接続されている。
データラッチPDCのデータノードN1と、センスノードNsenとの間には、書き込みデータを一時保持して、次サイクルの書き込みデータの書き戻しを行うためのダイナミックデータ記憶回路DDCが設けられている。NMOSトランジスタQ6のゲートN3がその記憶ノードであって、これとデータラッチPDCのデータノードN1との間には転送用NMOSトランジスタQ5が配置されている。また記憶ノードN3のデータに応じて、センスノードNsenに所望のデータを書き戻すために、NMOSトランジスタQ7が配置されている。
データラッチPDCのデータノードN1nを監視してベリファイ判定を行うために、ベリファイチェック回路VCHが設けられている。ベリファイチェック回路VCHは、データノードN1nにゲートが接続された検知用NMOSトランジスタQ10と、そのソースを選択的に接地して活性化するためのNMOSトランジスタQ11と、NMOSトランジスタQ10のドレインを信号線COMに接続する転送ゲート用NMOSトランジスタQ13,Q14を有する。
信号線COMは、1ページ分のセンスアンプSAに共通に設けられる共通信号線であり、予めこれを“H”レベル状態に設定するプリチャージ回路(図示せず)が設けられる。ベリファイチェック回路VCHは、データラッチPDCのベリファイ読み出しデータに基づいて、プリチャージされた信号線COMが放電されるか否かを検知するものである。
データラッチPDCは、書き込みベリファイ時、書き込みが完了すると、“1”(N1=“H”)となる。従って、1ページの書き込みが完了すると、1ページ分のデータラッチPDCがオール“1”となる。ベリファイチェック回路VCHは、一つでも書き込みが不十分な箇所があると、N1n=“H”に基づいて、信号線COMを放電する。書き込みが完了したときには信号線COMが放電されない。従ってコントローラは信号線COMを監視することにより、書き込みシーケンスを制御することができる。
図10のセンスアンプ回路は、2値データ記憶方式にも4値データ記憶方式にも適用可能に構成された例である。2値データ記憶方式の場合は、データラッチSDCは動作原理上不要であるが、4値記憶方式ではこのデータラッチSDCが不可欠になる。
即ち4値データ記憶方式では、上位ページの書き込みベリファイのために、既にメモリセルアレイに書かれている下位ページデータを読み出して参照する必要がある。このため、データラッチPDCには書き込みデータを保持し、データラッチSDCにはセルアレイから読み出した下位ページデータを保持して、書き込みベリファイが行われる。
このように構成されたセンスアンプ回路におけるセンス動作は、次のようになる。
まず、データを読み出そうとするメモリセルMCが接続されたワード線WL及びビット線BLを選択し、クランプ用NMOSトランジスタQ1をオフ状態としたまま、ワード線WLを“H”レベルにすると共に、ビット線BLを“L”レベルにする。これにより、ビット線BLにはメモリセルMCの抵抗値に応じた値の電流が流れ、電流値に応じてビット線BLの寄生容量に電荷が蓄積される。具体的には、メモリセルMCが低抵抗のときには、ビット線BLの電位が高くなり、メモリセルMCが高抵抗のときには、ビット線BLの電位が低くなる。このとき同時に、或いはこれに続き、プリチャージ用トランジスタQ2もオンにして、電荷保持用キャパシタCをプリチャージする。次に、クランプ用トランジスタQ1のゲートにVBLC+Vt(VtはNMOSトランジスタQ1のしきい値電圧)を印加する。もし、ビット線BLの電圧がVBLC以上である場合には、トランジスタQ1はオフ状態のままであるが、ビット線BLの電圧がVBLCよりも小さい場合には、トランジスタQ1はオンになり、電荷保持用キャパシタCの電荷がビット線BLC側に放電される。従って、センスノードNsenの電圧は、メモリセルMCが低抵抗の場合“H”、高抵抗の場合“L”となる。この電圧を読み出しデータとして転送用NMOSトランジスタQ3を介してデータラッチPDCにラッチし、所定のタイミングでデータラッチSDCを介してデータ線DL、DLnに読み出せば良い。
図11は、データ書込時の選択信号/WS,BSと、ドライブデータ線WDS,BDSに印加する書き込みパルスWP,BPを示す波形図である。書き込みパルスWP,BPは、昇圧回路を含むパルスジェネレータ9から生成出力される。
高抵抗状態から低抵抗状態に変化させるデータセット時には、データを書き込むメモリセルに対応したワード線WL1のワード線選択信号/WS1を“L”レベルにすると共に、書き込むメモリに対応したビット線BL1のビット線選択信号BS1を“H”レベルにする。これと同時に、ワード線側ドライブセンス線WDSには、可変抵抗素子VRの抵抗値を消去レベルからプログラムレベルに変化させるための書き込みパルスWPを与える。この書き込みパルスWPのパルス高さは例えばVccレベルとする。同時にビット線側ドライブセンス線BDSには、Vssレベルとなる負の書き込みパルスBPが与えられる。これにより、高抵抗状態(消去状態)の可変抵抗素子VRを低抵抗状態(プログラム状態)にセットすることができる。
また、低抵抗状態から高低抵抗状態に変化させるデータリセット時には、複数のメモリセルに対する一括消去が可能であるが、メモリセル毎の個別消去も可能である。この場合には、データを消去するメモリセルに対応したワード線WL1のワード線選択信号/WS1をセット時よりも長い時間“L”レベルにすると共に、書き込むメモリに対応したビット線BL1のビット線選択信号BS1を同じくセット時よりも長い時間“H”レベルにする。消去時には、メモリセルが低抵抗状態となっているので、ワード線側ドライブセンス線WDSには、セット時よりも低い消去パルスEWPを印加し、ビット線側ドライブセンス線BDSには、Vssレベルとなる負の消去パルスEBPを印加する。これにより、低抵抗状態にある可変抵抗素子VRに長い時間、多めの電流を流すことによってジュール熱によって高抵抗状態にリセットすることができる。
[ワード線WL共有の第1の実施の形態]
以下、本発明に係るワード線WL共有の半導体記憶装置の第1の実施の形態について詳細に説明する。
図12は、図2に示すメモリブロック1の回路構造を概略的に示したものである。尚、層間絶縁膜は省略して示す。また、図13は、メモリブロックの概略的な斜視図である。
図12に示すように、メモリセルMC0〜MC11は、上記したように、可変抵抗素子VRとダイオードSDを直列接続して構成されている。ダイオードSDのアノードはワード線WLに接続され、カソードは可変抵抗素子VRを介してビット線BLに接続されている。
第1層目のセルアレイMA0と第2層目のセルアレイMA1とは、それらのビット線BL間の層間絶縁膜を中心として上下に対称に形成されている。同様に、第3層目のセルアレイMA2と第4層目のセルアレイMA3とは、ビット線BL間の層間絶縁膜を中心として上下に対称に形成されている。
ワード線WL12の下側には、セルアレイMA1のメモリセルMC3からMC5のダイオードSDのアノードが接続されており、ワード線WL12の上側にはセルアレイMA2のメモリセルMC6からMC8のダイオードSDのアノードが接続されている。すなわち、ワード線WL12は、第2層目のセルアレイMA1と第3層目のセルアレイMA2とにより共有されている。
ワード線WL01、WL12、WL22の一端は垂直方向に伸長する配線Lにより互いに接続されている。配線Lは、垂直下方に伸長し、選択回路3a内部のPMOSトランジスタQP1のソース電極に接続されている。
図13に示すように、メモリブロック1の直下の半導体基板表面には、ワード線WLを選択する選択回路3a、ビット線BLを選択する選択回路2a、センスアンプ回路2b、その他の回路を含む周辺回路10が形成されている。選択回路3aはメモリブロック1のX方向側面S1に沿って半導体基板表面に設けられている。選択回路2aは、選択回路2aa、2abからなり、それぞれメモリブロック1のY方向側面S2、S3に沿って半導体基板表面に設けられている。センスアンプ回路2bは、センスアンプ回路2ba、2bbからなり、選択回路2aa、2abに対応して、半導体基板表面に設けられている。ワード線WL0j、WL1j、WL2jを接続する配線Ljは、側面S1に沿ってZ方向に伸長し、選択回路3aと接続する。ビット線BLのうち、ビット線BL0ia、BL1iaはメモリブロック1の側面S2からZ方向に伸長して選択回路2aaと接続する。ビット線BLのうち、ビット線BL0ib、BL1ibは側面S3からZ方向に伸長して選択回路2abと接続する。
第1の実施形態に係る、例えば4層構造からなるメモリブロック1を有する不揮発性メモリの場合、形成されるビット線BLの層数は4層であるのに対して、ワード線WLの層数は3層である。したがって、形成すべきワード線の層数をビット線の層数より一層少なくすることができる。その結果、コスト削減に寄与することが可能である。
また、メモリブロック1の上下に重なるワード線WL0j〜WL2jで、ひとつの選択回路3aを共有することができる。その結果、チップ面積を削減することができ、高集積化に寄与することが可能である。
次に、第1の実施形態に係る不揮発性半導体メモリの動作について説明する。図14は、書き込み動作のタイミングチャートである。
メモリセルMC0の書き込みの場合を例にとって説明する。可変抵抗素子VRのセット及びリセットの動作原理については上述したので説明を省略する。
選択回路3aの共通ゲートにワード線選択信号/WSiが供給されて、選択トランジスタQP1がターンオンする。次いで、パルスジェネレータ9で生成された書き込み電圧パルスVpgmが、ワード線ドライブセンス線WDSから選択トランジスタQP1のドレインを介し配線Lを通じてワード線WL02、WL12、WL22に同時に印加される。このとき、メモリセルMC0に接続するビット線BL00aにはセンスアンプ回路により0Vが印加される。これにより、メモリセルMC0には順方向にセット電圧Vpgmが印加されるので、可変抵抗素子VRは高抵抗状態から低抵抗状態にセットされる。
この際、ビット線BL00a以外の非選択ビット線BLには、センスアンプ回路により、非選択セルの誤書き込みを防止するべく、電圧Vpreが印加される。電圧Vpreは、例えばセット電圧Vpgmより大きな電圧に設定される。それにより、非選択メモリセルMC1からMC11には逆バイアスがかかり、そのセルに書き込みは行われない。電圧Vpreは、これに限定されず、非選択セルMC1から11に誤書き込みが生じない程度の電圧であればよい。
なお、非選択のワード線WL01、WL11、WL21及び同じく非選択のワード線WL00、WL10、WL20には、パルスジェネレータ9により生成される0Vの電位が選択回路3aを介して印加される。このとき、選択ビット線BL00bに接続したメモリセルMC0には、バイアスがかからず、ビット線BL00a以外の非選択ビット線BLに接続するメモリセルMC1〜MC11には電圧Vpreが逆バイアス電圧として印加されることになるので、誤書き込みが防止される。
次に、本実施の形態によるメモリブロック1への一括書き込みの例について説明する。まず、図示しない外部のホストから、外部I/Oを通じて、書き込みデータがシリアル入力される。そのデータは上記したすべてのセンスアンプ回路に転送され、ラッチされる。センスアンプ回路より、選択ビット線BLには書き込み電圧0Vが、非選択ビット線BLには電圧Vpgmが一度に与えられる。
書き込み動作の間、選択ワード線WL02、WL12、WL22の電位はVpgmに維持され、非選択ワード線WLの電位は0Vに維持される。これにより、上下方向に重なる4層のセルアレイMAについてビット線BLごとに異なるデータを一括で書き込むことができ、セルアレイ全体の書き込み速度を向上させることが可能となる。
第1の実施形態に係る不揮発性半導体メモリによれば、ワード線の層数をビット線の層数より1つ減少させることができるため、製造コストを削減することが可能である。また、縦方向のアドレスが同一であるメモリセルMCについて選択回路を共有できるため周辺回路面積を減少させることができ、高集積化に寄与すること可能となる。
[ワード線WL共有の第2の実施の形態]
次に、本発明に係るワード線WL共有の半導体記憶装置の第2の実施の形態について詳細に説明する。第2の実施形態は、ワード線WLの両端が接続されひとつの選択回路が共有されている点で第1の実施形態と異なっている。第2の実施形態によれば、コスト削減及び高集積化の効果に加え、ワード線WLによる電圧降下の影響を回避することが可能となる。以下、第1の実施形態と同一の構成要素については、同一符号、同一記号で示す。
図15は、第2の実施形態に係るメモリブロックを備える不揮発性メモリの回路構造を概略的に示したものである。尚、層間絶縁膜は省略して示す。また、図16は、メモリブロックの概略的な斜視図である。ワード線WL02、WL12、WL22の一端が垂直方向に伸長する配線Lにより互いに接続され、他端が配線Lと平行に垂直方向に伸長する配線L’により互いに接続されている。配線Lは、垂直下方に伸長し、選択回路3a内部のPMOSトランジスタQP1のソース電極に接続されている。第2の実施形態によれば、ワード線WLの端部での電圧降下が回避され、電圧転送遅延を防止することができる。
図16に示すように、メモリブロック1の直下の半導体基板表面には、ワード線WLを選択する選択回路3a、ビット線BLを選択する選択回路2a、センスアンプ回路2b、その他の回路を含む周辺回路10が形成されている。選択回路3aは、選択回路3aa、3abから成り、それぞれメモリブロック1のX方向側面S1、S4に沿って半導体基板表面に設けられている。選択回路2aは、選択回路2aa、2abからなり、それぞれメモリブロック1のY方向側面S2、S3に沿って半導体基板表面に設けられている。センスアンプ回路2bは、センスアンプ回路2ba、2bbからなり、選択回路2aa、2abに対応して、半導体基板表面に設けられている。ワード線WL0j、WL1j、WL2jの一方の端部を接続する配線Ljは、側面S1に沿ってZ方向に伸長し、選択回路3aaと接続する。ワード線WL0j、WL1j、WL2jの他方の端部を接続する配線Lj’は、側面S4に沿ってZ方向に伸長し、選択回路3abと接続する。ビット線BLのうち、ビット線BL0ia、BL1iaはメモリブロック1の側面S2からZ方向に伸長して選択回路2aaと接続する。ビット線BLのうち、ビット線BL0ib、BL1ibは側面S3からZ方向に伸長して選択回路2abと接続する。
図16に示すように配線Lと配線L’に、それぞれ選択回路3aa、3abを配置することにより、電圧降下の補償効果が向上する。なお、ワード線WLを分割したポイントにおいて、下層のワード線WLと接続させ、セルアレイ間での遅延を均一化することも可能である。これにより、ワード線WLによる電圧降下の影響を最小限にすることができ、各メモリセルMCに対して正確な書き込み電圧を印加することが可能となる。結果として、メモリの信頼性の向上を図ることができる。
第2の実施形態に係る不揮発性半導体メモリの書き込み動作については、第1の実施形態と同様なので説明を省略する。
第2の実施形態に係る不揮発性半導体メモリによれば、ワード線の層数をビット線の層数より1つ減少させることができるため、製造コストを削減することが可能である。また、縦方向のアドレスが同一であるメモリセルMCについて選択回路を共有できるため周辺回路面積を減少させることができ、高集積化に寄与することが可能となる。さらに、ワード線WLの両端に同一電圧を供給することができるためワード線WLの端部での電圧降下を補償し、電圧転送遅延を防止して、各メモリセルに対して正確な電圧を印加することができる。結果として、メモリの信頼性を向上させることが可能となる。
[その他]
以上、発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加、応用等が可能である。例えば、本発明に係る半導体記憶装置をDRAMと組み合わせてコンピュータシステムのメインメモリとして構成することができる。こうすれば、高速動作が可能でかつ大容量のメインメモリを実現することができる。
本発明の実施の形態に係る不揮発性メモリのブロック図である。 本発明の実施形態に係るメモリブロックの一部を示す斜視図である。 図2におけるI−I′線で切断して矢印方向に見たメモリセル1つ分の断面図である。 メモリセル1つ分の断面図である。 同実施形態における可変抵抗素子の一例を示す模式的な断面図である。 同実施形態における可変抵抗素子の他の例を示す模式的な断面図である。 同実施形態における非オーミック素子の例を示す模式的断面図である。 同実施形態に係る不揮発性メモリのメモリセルアレイ及びその周辺回路の回路図である。 二値データの場合のメモリセルの抵抗値分布とデータの関係を示すグラフである。 同実施形態におけるセンスアンプの構成を示す回路図である。 同実施形態におけるデータ書込時の選択信号/WS,BSと、書き込みパルスWP,BPを示す波形図である。 本発明の第1の実施形態に係る不揮発性半導体メモリのメモリブロックの回路構造の概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る不揮発性半導体メモリのメモリブロックの斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る不揮発性半導体メモリの書き込み動作タイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る不揮発性半導体メモリのメモリブロックの回路構造の概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る不揮発性半導体メモリのメモリブロックの斜視図である。
符号の説明
1…メモリブロック、2…カラム制御回路、3…ロウ制御回路、4…データ入出力バッファ、5…アドレスレジスタ、6…コマンド・インターフェイス、7…ステートマシン、9…パルスジェネレータ。

Claims (5)

  1. 互いに平行な複数の第1の配線、前記複数の第1の配線と交差するように形成された互いに平行な複数の第2の配線、前記第1の配線と前記第2の配線との各交差部に配置され、一端が前記第1の配線に他端が前記第2の配線にそれぞれ接続されたメモリセルを含むメモリセルアレイを積層した三次元メモリセルアレイ構造のメモリブロックを備え、
    隣接する前記メモリセルアレイ間に配置された前記第1の配線は、その上下のメモリセルで共有され、上下に重なる前記第1の配線同士が互いに接続されている
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第1の配線は、それらの一端が共通接続されていることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記メモリブロックの前記第1の配線の共通接続された一端の下側の半導体基板に前記第1の配線を前記一端側から選択駆動する制御回路が形成され、
    前記制御回路は、上下に重なる前記第1の配線で共有される
    ことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1の配線は、それらの両端が共通接続されていることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  5. 前記メモリブロックの前記第1の配線の共通接続された両端の下側の半導体基板に前記第1の配線をその両側から選択駆動する制御回路が形成され、
    前記制御回路は、上下に重なる前記第1の配線で共有される
    ことを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置。
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