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JP2009129228A - 情報記録媒体 - Google Patents

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JP2009129228A JP2007304088A JP2007304088A JP2009129228A JP 2009129228 A JP2009129228 A JP 2009129228A JP 2007304088 A JP2007304088 A JP 2007304088A JP 2007304088 A JP2007304088 A JP 2007304088A JP 2009129228 A JP2009129228 A JP 2009129228A
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Abstract

【課題】反りや変形がなく、傷が付きにくく、かつ、耐熱性、耐久性に優れた情報記録媒体を提供すること。
【解決手段】第1の外装基材11及び第2の外装基材13は、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂またはポリエチレンナフタレート樹脂1の表裏に保護樹脂層2が形成されてなり、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂またはポリエチレンナフタレート樹脂は厚さが20〜200μmの範囲であり、第1の外装基材と第2の外装基材とは同じ厚さである。保護樹脂層はポリエステル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂等を主成分とし、ワックス等の添加物が混入している。
【選択図】図2

Description

本発明は、クレジットカードやキャッシュカード等の磁気カード、接触型ICカード、非接触型ICカード等の情報記録媒体に関し、特には、反りが発生しにくく、傷の付きにくい情報記録媒体に関する。
近年、キャッシュカードやクレジットカード、IDカード等の情報記録媒体が広く利用されており、その素材としては主にポリ塩化ビニル樹脂や塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂が用いられており、特に塩化ビニル樹脂が一般的であった。塩化ビニル樹脂は、物理的な機械特性や文字部分のエンボス適性などが優れ、素材のコストが安価なことからカードなどの情報記録媒体の素材として広く用いられている。
ところで情報記録媒体のIC化につれて、情報記録媒体の特性も高機能化が要求されている。特に高耐久性、高耐熱性及び環境に優しい情報記録媒体が求められている。
しかしながら、従来の情報記録媒体の基材であるポリ塩化ビニル樹脂や塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂は耐熱性が低く、保管温度が80℃以上になると記録媒体が変形することがある。
また、ポリ塩化ビニル樹脂は使用後廃棄される際、特に焼却時に塩化水素ガスが発生し、焼却炉を傷めて寿命を縮める。また、焼却温度にもよるが、焼却の際にダイオキシンが発生するおそれもあるといわれている。
そこで、塩化ビニル樹脂に代わるものとして種々の樹脂の提案や改質が行われている。情報記録媒体の構成において、表裏の外装基材として二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂を用いる方法もそれらの一つである(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
上記先行特許文献を示す。
特開2004−202817号公報。 特開2004−206349号公報。
しかし、上記の方法は、耐熱性、耐久性は改善されたものの、多面付けシートにした場合、反りや変形を生じ易い、製品にした場合に傷付きやすいといった問題がある。
本発明は、表裏の外装基材に二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂を用いた情報記録媒体に関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、反りや変形が無く、傷が付きにくく、かつ、耐熱性、耐久性に優れた情報記録媒体を提供することを課題とする。
本発明の請求項1の発明は、第1の外装基材、中心基材であるコアシート、及び第2の外装基材、これら少なくとも3つの基材がこの順序で積層された情報記録媒体であって、前記第1の外装基材及び第2の外装基材は、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂または二軸延伸ポリエチレンナフタレート樹脂の表裏に保護樹脂層が形成されてなることを特徴とする情報記録媒体である。
このように請求項1に記載の発明によれば、第1の外装基材及び第2の外装基材は、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂または二軸延伸ポリエチレンナフタレート樹脂の表裏に保護樹脂層が形成されてなるので、耐熱性、耐久性に優れた情報記録媒体とすることができる。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記第1の外装基材及び第2の外装基材を構成する二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂または二軸延伸ポリエチレンナフタレート樹脂は、厚さが20〜200μmの範囲であることを特徴とする情報記録媒体である。
このように請求項2に記載の発明によれば、第1の外装基材及び第2の外装基材を構成する二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂または二軸延伸ポリエチレンナフタレート樹脂は、厚さが20〜200μmの範囲であり、第1の外装基材と第2の外装基材とは同じ厚みであるので、シート単体で反りが起きにくく、印刷機での印刷が可能となる。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂または二軸延伸ポリエチレンナフタレート樹脂の表裏に形成される保護樹脂層は、ポリエステル樹脂、ポリエステルウレタン樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂のいずれか一つの樹脂を主成分とし、5〜15μmの厚さで、±0.5μmの範囲内で表裏が同じ厚みであることを特徴とする情報記録媒体である。
このように請求項3に記載の発明によれば、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂または二軸延伸ポリエチレンナフタレート樹脂の表裏に形成される保護樹脂層は、ポリエステル樹脂、ポリエステルウレタン樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂のいずれか一つの樹脂を主成分とし、5〜15μmの厚さで、±0.5μmの範囲内で表裏が同じ厚みであるので、多面付けシートにしても反りがほとんどない。
また、請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明において、前記樹脂層には、重量分率で0.1〜5.0%の割合で添加物が添加されていることを特徴とする情報記録媒体である。
このように請求項4に記載の発明によれば、樹脂層には重量分率で0.1〜5.0%の割合で添加物が添加されているので、透明性が保持できる。
また、請求項5の発明は、請求項4に記載の発明において、前記添加物の粒径は、1〜20μmの範囲であることを特徴とする情報記録媒体である。
このように請求項5に記載の発明によれば、添加物の粒径は1〜20μmの範囲であるので、樹脂層の厚みと同レベルである。そのため傷が付きにくい。添加物(主としてワックス)は、通常正確には円形ではなく、鱗片状や楕円形をしている。積層、ラミネート後、物性的に問題のないレベルで処方を決めればよい。
また、請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明において、前記二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂または二軸延伸ポリエチレンナフタレート樹脂を用いた第1の外装基材と第2の外装基材とは、同一材料を使用し、かつ、延伸方向を揃えて積層されていることを特徴とする情報記録媒体である。
このように請求項6に記載の発明によれば、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂または二軸延伸ポリエチレンナフタレート樹脂を用いた第1の外装基材と第2の外装基材とは、同一材料を使用し、かつ、延伸方向を揃えて積層されているので、引っ張り合う力
が均衡して反りがなくなる。
また、請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の発明において、前記保護樹脂層の表面又は裏面には、印刷層が設けられていることを特徴とする情報記録媒体である。
また、請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の発明において、前記コアシートには、90〜150℃で軟化、流動する耐熱性の低い熱可塑性樹脂が使用されていることを特徴とする情報記録媒体である。
このように請求項8に記載の発明によれば、コアシートには、90〜150℃で軟化、流動する耐熱性の低い熱可塑性樹脂が使用されているので、熱ラミネートで、例えば、磁気テープを埋め込む際、コアシート内部の樹脂が流動することで埋め込みの負荷を軽減し、平滑にし易い。
また、請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の発明において、前記情報記録媒体は、コアシートに非接触ICチップとアンテナ素子が埋設された非接触型ICカードであることを特徴とする情報記録媒体である。
また、請求項10の発明は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の発明において、前記情報記録媒体は、接触型ICカードモジュールがカード表面に具備された接触型ICカードであることを特徴とする情報記録媒体である。
また、請求項11の発明は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の発明において、前記情報記録媒体は、第1の外装基材の表面に磁気記録層が具備された磁気カードであることを特徴とする情報記録媒体である。
このように本発明の情報記録媒体は、つぎのような効果がある。すなわち、通常、このような情報記録媒体は大判のシートに多面付けして製造されるが、透明な二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂あるいは二軸延伸ポリエチレンナフタレート樹脂のシートの表裏に、同程度の厚みの保護樹脂層である熱可塑性樹脂層を設けてあるので、シート状態での反りがないため、大判でのシート状態で印刷機を使用して印刷を行うことができる。
カード基材の外形サイズより小さい面積のテープ状の磁気テープを熱ラミネートでカード基材に平滑に埋め込むことができる。また、そのカードは、延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂あるいは延伸ポリエチレンナフタレート樹脂を中心に用いた樹脂シートを用いているので傷が付きにくいカードとなる。
さらに、保護樹脂層に、樹脂層の厚みと同程度の粒径を有するワックス系添加剤を混合してあるので傷が付きにくい。
二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂あるいは二軸延伸ポリエチレンナフタレート樹脂を中心に用いた樹脂シートを表裏に使用して仕上げた磁気カードやICカードも含むが、表裏に延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂を用いるので、耐曲げ、耐割れに優れたカードとなる。
本発明を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明の情報記録媒体(10)は、例えば、図1、図2に示すように、第1の外装基材(11)、中心基材であるコアシート(12)、及び第2の外装基材(13)、これら少なくとも3つの基材がこの順序で積層された情報記録媒体である。
そして、第1の外装基材(11)及び第2の外装基材(13)は、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂または二軸延伸ポリエチレンナフタレート樹脂(1)の表裏に保護樹脂層(2)が形成されてなることを特徴とするものである。
第1の外装基材(11)及び第2の外装基材(13)を構成する二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂または二軸延伸ポリエチレンナフタレート樹脂(1)は、厚さが20〜200μmの範囲であることが好ましく、第1の外装基材(11)と第2の外装基材(13)とは同じ厚みとしても良い。また、表面が未処理のもの、コロナ放電のような表面処理を施したもの、易接着層の付着されたもの、いずれであって良い。さらに、延伸工程で発泡処理を施したものも含まれる。
保護樹脂層(2)は、ポリエステル樹脂、ポリエステルウレタン樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂のいずれか一つの樹脂を主成分とするものであり、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンオキサイド樹脂等の耐熱性の高いエンジニアリングプラスチックも成分に含まれる。そして、保護樹脂層(2)の厚さは、5〜15μmで、±0.5μmの範囲内で表裏が同じ厚みとする。
このように二軸延伸ポリエチレンフタレート樹脂または二軸延伸ポリエチレンナフタレート樹脂(1)の表裏に同じ厚さの保護樹脂層(2)を形成させ、かつ、第1の外装シート(11)と第2の外装シート(13)とは同じ厚みに構成されているので、反りがほとんど無い。これまでは、表裏に種類が異なり、また厚みの異なる保護樹脂層を塗布していた。この表裏に異なる樹脂を塗布したシートは、350mm×350mmで、0.5〜4.0cm程度の反りが発生していた。それに対して本発明のシートにおいては、0〜0.3mm以内の反り量である。
さらに、保護樹脂層(2)には、重量分率で0.1〜5.0%の割合で添加物が添加されている。添加物としては、ポリエチレンワックス、ポリエステルワックス、フッ素系ワックス及びその他の樹脂系ワックスが該当する。添加量を重量分率で0.1〜5.0%とすることで保護樹脂層の透明性を維持している。
また、このような有機化合物のほかに、シリカのようなケイ素系化合物、炭酸カルシウム、また酸化チタン、カーボンブラックのような無機化合物も含まれる。
これらの添加物を樹脂に添加する際は、粒径を1〜20μmにして、保護樹脂層(2)の厚みと同レベルとする。このことにより傷が付きにくいシートとなる。
保護樹脂層(2)は、添加物を加えた上記の樹脂成分を溶媒に希釈して溶液化し、グラビアコート法等の公知の塗布方法により二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂または二軸延伸ポリエチレンナフタレート樹脂(1)の両面にコーティングすることができる。
このように情報記録媒体の表裏にワックスを主とした添加物が混入した保護樹脂層を形成した外装基材が存在するため、傷が付きにくい情報記録媒体となる。
中心基材となるコアシート(12)としては、耐熱性の低い、具体的には、90〜150℃で軟化、流動する熱可塑性樹脂、例えば、塩化ビニル樹脂やPET−G(EASTMAN CHEMICAL社製造)が好ましく使用できる。
中心基材となるコアシートに耐熱性の低い熱可塑性樹脂を用いることで、中心基材の樹脂が最も早く流動化するため、外装基材及びその印刷への負荷を吸収し、外観品質の劣化
(絵柄の歪み、割れ等)を軽減する。
第1の外装基材及び第2の外装基材を二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂あるいは二軸延伸ポリエチレンナフタレート樹脂とすることで、カードの形状に対する支配力を最大化する。
PET−Gを用いたコアシートに第1の外装基材及び第2の外装基材をPET−Gの組合せでは23mmの静曲げ強さであった。それに対して、PET−Gを用いたコアシートに第1の外装基材及び第2の外装基材を二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂にした組合せでは静曲げ強さが17mmとなり、腰が出、硬いカードとなる。
つぎに本発明の情報記録媒体を具体的な実施例によりさらに詳細に説明する。
第1の外装基材(11)及び第2の外装基材(13)を作製するため、まず、略350mm×350mm、厚さ0.2mmの透明な二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂シート(1)を準備した。
また、中心基材となるコアシートとして、厚さが100μm、130μmおよび180μmの白色PET−G(EASTMAN CHEMICAL社製造)数枚を準備した。
別に、ポリエステル樹脂を主成分とし、ポリエチレンワックス等の添加物を樹脂量に対して重量分率で3.0%添加して溶媒に溶かした溶液を保護樹脂層(2)を形成させるための樹脂溶液として準備した。なお、添加物の粒径は1〜20μmの範囲であった。
先に準備した二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂シート(1)の表裏両面に、この樹脂溶液をグラビアコート法により塗布し、保護樹脂層(2)を形成させた。その際、保護樹脂層の厚さは10μmであり、表側の保護樹脂層と裏側の保護樹脂層の厚みの差は±0.5μmの範囲内に収まるものであった。
この外装基材の保護樹脂層上にオフセット印刷法により個別絵柄のデザイン印刷(6)を行った。
つぎに、印刷層(6)の上に磁気テープ(5)を貼り付け、面一ラミネートにより磁気テープ(5)を外装基材(11)に埋め込んだ。ここで、外装基材に形成させた保護樹脂層(2)は、磁気テープのエッジの平滑性を確保する働きをする。
非接触ICインレット(4)を挟むように複数枚の白色PET−Gシートを積層して熱ラミネートし、ICインレット内蔵シートであるコアシート(3)を作製した。図2において、コアシート(3)は熱ラミネート後の一体化された状態のものを示しているが、ラミネート前の状態では複数枚の白色PET−Gシートが積層されている。
このコアシート(3)の表裏両面に、先に作製しておいた外装シート(11、13)となる保護樹脂層を表裏両面にコートした透明な二軸延伸ポリエチレンテレフタレートシート(1)を積層して熱ラミネートして一体化し、情報記録媒体が多数面付けされた多面付けシート(20)が作製される。その際、第1の外装基材(11)と第2の外装基材(13)とは延伸方向を揃えて積層する。また、カード強度を向上させるため、カードの長手方向にシートの流れ方向(MD方向)を配置することが望ましい。
最後に多面付けシート(20)を情報記録媒体単体サイズに切断分離して所望の実施例1の情報記録媒体(10)とする。
この実施例では、情報記録媒体(10)を磁気ストライブ付きの非接触型ICカードとしての構成で説明したが、磁気カードのみとしても適用でき、また、このカードに接触型ICモジュールを既存の技術により埋め込むことにより接触型ICカードにも適用できる。
本発明の情報記録媒体を複数個並べた多面付けシートの一実施例を示す平面説明図である。 本発明の情報記録媒体の断面説明図である。
符号の説明
1‥‥二軸延伸ポリエチレンテレフタレート、二軸延伸ポリエチレンナフタレート
2‥‥保護樹脂層
3‥‥IC
4‥‥非接触ICインレット
5‥‥磁気テープ
6‥‥印刷層
10‥‥情報記録媒体
11‥‥第1の外装基材
12‥‥コアシート
13‥‥第2の外装基材
20‥‥多面付けシート

Claims (11)

  1. 第1の外装基材、中心基材であるコアシート、及び第2の外装基材、これら少なくとも3つの基材がこの順序で積層された情報記録媒体であって、
    前記第1の外装基材及び第2の外装基材は、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂または二軸延伸ポリエチレンナフタレート樹脂の表裏に保護樹脂層が形成されてなることを特徴とする情報記録媒体。
  2. 前記第1の外装基材及び第2の外装基材を構成する二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂または二軸延伸ポリエチレンナフタレート樹脂は、厚さが20〜200μmの範囲であることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  3. 前記二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂または二軸延伸ポリエチレンナフタレート樹脂の表裏に形成される保護樹脂層は、ポリエステル樹脂、ポリエステルウレタン樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂のいずれか一つの樹脂を主成分とし、5〜15μmの厚さで、±0.5μmの範囲内で表裏が同じ厚みであることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報記録媒体。
  4. 前記保護樹脂層には、重量分率で0.1〜5.0%の割合で添加物が添加されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報記録媒体。
  5. 前記添加物の粒径は、1〜20μmの範囲であることを特徴とする請求項4に記載の情報記録媒体。
  6. 前記二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂または二軸延伸ポリエチレンナフタレート樹脂を用いた第1の外装基材と第2の外装基材とは、同一材料を使用し、かつ、延伸方向を揃えて積層されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報記録媒体。
  7. 前記保護樹脂層の表面又は裏面には、印刷層が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報記録媒体。
  8. 前記コアシートには、90〜150℃で軟化、流動する耐熱性の低い熱可塑性樹脂が使用されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報記録媒体。
  9. 前記情報記録媒体は、コアシートに非接触ICチップとアンテナ素子が埋設された非接触型ICカードであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報記録媒体。
  10. 前記情報記録媒体は、接触型ICカードモジュールがカード表面に具備された接触型ICカードであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報記録媒体。
  11. 前記情報記録媒体は、第1の表面基材の表面に磁気記録層が具備された磁気カードであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報記録媒体。
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