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JP2009087955A - 熱電変換システムを有する廃熱回収システム - Google Patents

熱電変換システムを有する廃熱回収システム Download PDF

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JP2009087955A JP2005004599A JP2005004599A JP2009087955A JP 2009087955 A JP2009087955 A JP 2009087955A JP 2005004599 A JP2005004599 A JP 2005004599A JP 2005004599 A JP2005004599 A JP 2005004599A JP 2009087955 A JP2009087955 A JP 2009087955A
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健一朗 中島
Nobuhiro Wakabayashi
信弘 若林
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Abstract

【課題】
熱電変換システムを用いて廃熱を電気に直接変換して可能な限りエネルギーを効率よく消費する。
【解決手段】
熱電変換システムを有する廃熱回収システムであって、熱電変換システムにより電力を供給する手段と、熱電変換システムから放出される熱を利用する手段とを有する、廃熱回収システム。熱電変換システムから放出される熱は、暖房、霜取り、曇り止め、燃料の保温、内燃機関の保温、燃料電池の保温などに利用される。当該廃熱回収システムは、車、焼却炉、燃料電池、産業機械等に搭載される。
【選択図】 なし

Description

本発明は、廃熱を熱電変換システムにより電気に変換し、さらに温水を得て暖房、霜取りなどに使用する、廃熱回収システムに関する。
近年、環境意識の高まりと化石燃料枯渇への有効な手段として、熱電変換システムを用いて廃熱を電気に直接変換して可能な限りエネルギーを効率よく消費することが求められている。
例えば、自動車であれば燃料のエネルギーのうち走行に使用されるエネルギーはわずか15%程度であり、電気として10%、他はラジエーター、排ガスおよびエンジン筐体などから熱として大気中に放出されている。
燃料のエネルギーを有効に使用して低燃費化を図るために、ハイブリット車が普及し始めているが、装備品が多く特殊な車となっているため普及は限定的となると思われ、省エネルギー化への寄与も限られる。
省エネルギー化への最も効果的な施策は、現在広く普及しているガソリン車あるいはディーゼル車の燃料を有効に使用することであり、そのためには、廃熱を回収して電気に変換し、発電のために消費されている燃料を削減することが有効である。
廃熱を回収する方法としては複数の方法が考案されており、中でも廃ガスを利用してピストンを駆動させてエネルギーを回収する、スターリングエンジンでは高効率にエネルギー回収が可能なことが知られている。
熱電変換システムは駆動部分が無いこと、温度差が生じれば直ちに発電可能なこと、構造がシンプルであるなど実用化を念頭に置いた場合の利点が挙げられており、自動車への搭載を念頭に置いた研究開発が進められている。
特開2004−36499公報 特開2004−76046公報 梶川武信ら 編、リアライズ社、熱電変換システム技術総覧(2004)
従来の熱電変換システムでは、熱電モジュール全体の過熱防止のために放熱用熱交換器を採用していたが、それらの熱は利用されることなく、廃熱として大気中に放出されていた。
従来の熱電材料は、排ガスの熱を有効に変換するためには性能が低く十分な効果が得られない欠点があったため、高効率熱電変換の実現のためには、新たな材料の開発が必要であり、さらには実用化に際しての高性能素子の量産技術開発が必要とされていた。
また、熱電素子が熱応力によって電極と剥離し、導通不良を生じるため、信頼性向上が必要とされていた。
本発明は上記の知見に基づきなされたもので、以下の各発明を含む。
(1)熱電変換システムを有する廃熱回収システムであって、熱電変換システムにより電力を供給する手段と、熱電変換システムから放出される熱を利用する手段とを有する、廃熱回収システム。
(2)熱電変換システムから放出される熱が、暖房、霜取り、曇り止め、燃料の保温、内燃機関の保温、燃料電池の保温からなる群より選ばれる1種以上に利用される(1)に記載の廃熱回収システム。
(3)熱電変換システムが、粒子径200μm以下の結晶から構成される焼結体を熱電発電素子として用いている(1)または(2)に記載の廃熱回収システム。
(4)熱電発電素子が、急冷凝固法により作製された合金を粉砕、焼結して得られたものである(3)に記載の廃熱回収システム。
(5)熱電発電素子が、ハーフホイスラー構造、ホイスラー構造、フィルドスクッテルダイト構造、スクッテルダイト構造からなる群から選ばれる1種以上の結晶を含んでいる(3)乃至(5)のいずれか1つに記載の廃熱回収システム。
(6)廃熱回収システムが、車載用である(1)乃至(5)のいずれか1つに記載の廃熱回収システム。
(7)(1)乃至(5)のいずれか1つに記載の廃熱回収システムを搭載した車。
(8)(1)乃至(5)のいずれか1つに記載の廃熱回収システムを搭載した燃料電池システム。
(9)(1)乃至(5)のいずれか1つに記載の廃熱回収システムを搭載した焼却炉。
(10)(1)乃至(5)のいずれか1つに記載の廃熱回収システムを搭載した産業用機械。
本発明の好ましい実施態様によれば、最高950℃にもおよぶ高温の排ガスからセラミックス製の熱交換器で熱を回収して熱電変換モジュールに熱を供給する一方で、低温側には冷却水を循環させて熱電変換モジュールから放出される熱を回収して大きな熱勾配を与えることができるために、大きな電力を得ることができる。
冷却水に回収された熱は暖房用熱源あるいは冬期の曇り止め、霜取り用の熱源として使用できるためさらなる省エネルギー効果が期待できる。
本システムで回収された温水は、暖房や霜取り、曇り止めなどに限定されず、エンジンや燃料の温度制御についても用いることができるため、さらなる低燃費が期待できる。
本システムを応用することで、各種エネルギーを効率よく利用できるシステムが確立できる。
本発明の好ましい実施態様においては、熱電変換ユニットはバッテリーチャージ配線を介してバッテリーと接続されており、発電によって得られた電力はバッテリーに充電される。
例えば、車載型熱電変換ユニットの場合、低温側は冷却系配管を介してラジエーターおよび空調ユニット、エンジンと接続され、エンジンから排出された排ガスによって高温になった熱電発電ユニットの高温部と温度差を強制的に生じさせることができる。例えば、排ガスとしてキャタライザー通過後の600℃程度の排ガスが採用可能である。排ガス流れ方向の寸法はなるべく小さくし、熱電モジュール内の大きな温度勾配発生を避けることが好ましい。
冷却方法としては、空冷・水冷のいずれも採用可能であるが、夏場の温水処理を避ける場合には、空冷が好ましい。
冷却系配管に接続された空調ユニットでは熱電変換ユニットから回収した廃熱を熱源に、暖房、霜取り、曇り止めを行うことができる。また、エンジンに配管の一部を接続することで燃料およびエンジン筐体の温度制御を行うことができる。
熱電変換基本ユニットは、高温熱交換器、電気絶縁体、電極、熱電素子、低温熱交換器などから構成され、複数台設置することができ、排ガス熱量や熱交換器能力によってその数を調整することができる。
熱電素子はp型素子とn型素子の二種類が存在し、電極を介して直列に複数個接続することで高い電圧を得ることができる。
高温熱交換器にて回収された高温排ガスの熱はp型素子、n型素子に与えられる。一方で低温熱交換器では水冷システムと接続される。
高温側熱交換器としては、公知のセラミックスが採用可能であるが、耐熱性、耐熱衝撃性および熱伝導度の観点から炭化珪素、窒化珪素、サイアロン、窒化アルミニウム、窒化チタン、硼化チタンなどが好ましく、特に好ましくは炭化珪素である。低温側熱交換器は、公知の金属材料が採用可能であるが、加工性およびコストの観点からアルミニウムやステンレスを使用することが好ましい。
熱電変換モジュールと高温側熱交換器との接合にはNiあるいはTiを使用した化学的接合あるいはネジやバネの機械的な接合方法を用いることができ、必要に応じて応力を緩和するために緩衝層を設けることができる。
熱電変換モジュールと低温側熱交換器との接合には銀ロウやハンダを用いることができ、必要に応じて応力を緩和するために緩衝層を設けることができる。
熱電変換モジュールは熱応力を緩和するために、いわゆるスケルトン構造といわれる固定用セラミック基板を用いない方式を用いることができ、この場合には電極と熱交換器との間に絶縁層を設けることができる。
熱交換器の形状は特に限定されるものではないが、特に高温側熱交換器において、熱を効率よく回収するためにフィン型の熱交換器を採用することができる。
熱電変換モジュールに用いる熱電素子は特に限定されず、公知の熱電素子がいずれも採用可能であるが、例えば、素子としてp型、n型ともにフィルドスクッテルダイト焼結体、p型あるいはn型の少なくとも一方がZnSb系素子、コバルト酸化物系素子、Mn―Si系素子、Mg−Si系素子、Bi−Te系素子、Pb−Te系素子、ホイスラーおよびハーフホイスラー系材料、Si−Ge系材料などを採用することも可能である。 これらの熱電素子は、酸化を防止するために素子にメッキや蒸着膜を付与して保護することもできる。
たとえば、熱電素子として、RE(Fe1−yMy)Sb12(REはLa、Ceのうち少なくとも一種、MはTi、Zr、Sn、Pbからなる群から選ばれた少なくとも一種。0<x≦1、0<y<1)で表されるフィルドスクッテルダイト型の希土類合金が採用可能である。この合金はp型熱電変換材料として好適に用いられる。この合金中には、Pb、As、Si、Al、Fe、Mo、W、C、O、Nなど不可避不純物を含んでもよく、薄膜、合金、焼結体いずれの形態でも良い。また結晶構造はスクッテルダイト型結晶構造であるのがより好ましい。上記希土類合金では、xが0.01より少ないと熱伝導度が悪化して特性が低下し、yが0.15を超えると、ゼーベック係数および電気伝導度両面において著しく低下するため0.15以下が好ましい。またyが0.01未満では添加による性能向上が不十分なので0.01以上が好ましい。上記の範囲内でMを添加すると、ゼーベック係数と電気伝導度の向上が両立できる。
また、希土類合金として、RE(Co1−yMy)Sb12(REはLa、Ceのうち少なくとも一種、MはTi、Zr、Sn、Pbからなる群から選ばれた少なくとも一種。0<x≦1、0<y<1)も採用可能である。この合金はn型熱電変換材料として好適に用いられる。そしてこの希土類合金は、この中にPb、As、Si、Al、Fe、Mo、W、C、O、Nなど不可避不純物を含んでもよく、薄膜、合金、焼結体いずれの形態でも良い。また結晶構造はスクッテルダイト型結晶構造であるのがより好ましい。この希土類合金では、xが0.01より少ないと熱伝導度が悪化して特性が低下し、yが0.15を超えると、ゼーベック係数および電気伝導度両面において著しく低下するため0.15以下が好ましい。またyが0.01未満では添加による性能向上が不十分なので0.01以上が好ましい。上記の範囲内でMを添加すると、おもにゼーベック係数が向上できるため、性能が向上できる。
これらの希土類合金は、RE(Fe1−ySb12(REはLa、Ceのうち少なくとも一種、MはTi、Zr、Sn、Pbからなる群から選ばれた少なくとも一種。0<x≦1、0<y<1)に示す組成になるよう原料を秤量し、この原料を不活性ガス雰囲気中で溶解後、急冷凝固することにより製造することができる。
また、RE(Co1−yMy)Sb12(REはLa、Ceのうち少なくとも一種、MはTi、Zr、Sn、Pbからなる群から選ばれた少なくとも一種。0<x≦1、0<y<1)に示す組成になるよう原料を秤量し、この原料を不活性ガス雰囲気中で溶解後、急冷凝固することにより製造することができる。
上記二つの合金の急冷方法としてストリップキャスティング法、その他溶融金属の急冷方法として公知の方法を用いることができる。これらの冷却速度は1400℃から800℃の範囲では1×10℃/秒以上が好ましく、より好ましくは1×10℃/秒以上、1×10℃/秒以下であり、さらに好ましくは、2×10℃/秒以上、1×10℃/秒以下である。1×10℃/秒より遅いと相が分離して粉砕による成分の変動が大きくなり、1×10℃/秒より早いとアモルファスとなり粉砕効率が悪化するため好ましくない。
このような急冷方法を採用すれば、合金薄片の平均厚みは概ね0.1〜2mm程度となるが、好ましくは、0.2〜0.4mm程度になり、最も好ましい急冷速度を採用することで平均厚みは0.25〜0.35mm程度になる。
ホイスラー合金は一般式A3−xCで表わされAとBには遷移金属、CにはIII族、IV族の金属からなり、空間群はFm3mである。また、ハーフホイスラー合金は、一般式ABCで表わされ同様にAとBは遷移金属、CにはIII族あるいはIV族の金属からなり、空間群はF43mである。
上記ホイスラー合金およびハーフホイスラー合金に添加物としてB、C、Mg、Cu、Zn、あるいは希土類金属Y、La、Ce、Nd、Pr、Dy、Tb、Ga、Ybなどを添加して電気的性質、熱的性質を調整することができる。本発明の好ましい実施態様における、ホイスラー相またはハーフホイスラー相の最強ピーク比は85%以上あることが好ましく、90%以上あると更に好ましい。なお、当該ピーク比は、粉末X線回折測定において測定されたホイスラー相またはハーフホイスラー相の最強ピーク(IHS)、不純物相Aの最強ピーク強度(IA)、不純物相Bの最強ピーク強度(IB)より、
IHS/(IHS+IA+IB)×100(%)で定義される。
これらホイスラー合金は例えば鋳造後の組成がハーフホイスラー系(TiZr1−x)NiSn、(0≦x≦1)となるように、スポンジTi(純度99%以上)、スポンジZr(純度99%以上)、電解Ni(純度99%以上)、Snメタル(純度99.9%以上)を秤量し、1700℃まで0.1MPaのAr雰囲気中で高周波溶解して急冷凝固することにより製造することができる。
合金を粉砕するときの粉砕方法は限定されず、公知の方法がいずれも採用可能であるが、例えばボールミル、ポットミル、アトライター、ピンミルのほか、ジェットミルを用いることができる。例えば、ジェットミルは粉砕コストが比較的高くなるが、連続運転が可能であり酸化防止や粉塵爆発防止に要する対応が容易である上、20μm程度の細かい粉末でも比較的短時間で処理することが可能であるので好ましい。急冷凝固合金は粉砕性が良いので、さらに短時間で20μm以下の微粉末を短時間かつ高い収率で得ることができる。
合金の成型方法は特に限定されないが、例えば、微粉砕して得られた数μmの粉末を0
.5t/cm〜5.0t/cmの圧力で成形して圧粉体とし不活性雰囲気中、それぞれの合金の融点直下で常圧液相焼結すると、結晶粒径100μm以下の微細な結晶粒からなる熱電素子素子を作製することができる。熱電素子の結晶粒径は格子散乱による熱伝導度低下を考慮すると小さいほど良く、100μm以下が好ましく、さらに好ましくは10〜15μmであれば粒界での熱散乱により高い性能が達成できる。
p型半導体およびn型半導体の熱電素子は、電気的に直列に接続して熱電変換モジュールを構成することが好ましく、電気的接続の方法としては半導体に金属製のキャップをはめて電極を介して接続する方法が好適である。
金属製のキャップの材質としては、特に限定されないが、熱電素子を構成する物質と熱膨張係数が同一あるいは小さい材質のキャップが好ましく、例えば、線熱膨張係数の大きい熱電素子に対してはステンレス鋼や銅、鉄、銀、金など、線膨張係数の小さい熱電素子に対してはモリブデン、ジルコニウム、チタン、タングステンなどを用いることができる。また、温度上昇による隙間の発生を防止するためにキャップと熱電素子の間に高温下で液状となる合金や金属の粒子を装填することも効果的である。
金属製のキャップの形状は、特に限定されないが、円筒状が好ましく、底面は平板あるいは曲率を有していても良い。ただし、キャップの高さは熱電素子の高さの半分以下であることが好ましい。また、底面に微細な孔を空けるか、側面の一部に溝を形成して温度上昇によって膨張した熱電素子とキャップの隙間に残っている空気を放出する仕組みを施すこともできる。
キャップと電極の接合は例えば、銀ロウなどを用いて700℃に加熱すれば接合することができるが、キャップはあらかじめ電極と接合しておくことも可能であり、これによりさらに生産性を向上させることができる。また、電極とキャップを一体化させた構造も可能であり、必要であれば、拡散防止層として機能する金属あるいは導電性セラミックスなどをキャップに被覆するか、この材質をキャップとして用いることで、熱電素子にこれらに被覆を施す工程を省略できるのでさらに生産性を向上できる。
また、電極の裏面をセラミックスなどの絶縁物膜で被覆すると従来のような絶縁板が不要となるため生産コストを低減することができる。絶縁物膜の材質は特に限定されないが、窒化アルミニウムや窒化珪素やサイアロンのほか酸化物セラミックスが採用可能であり、好ましくは一般的に入手できて安価なアルミナである。
絶縁物膜の膜厚は、適用するモジュール形状に合わせ選択すればよいが、好ましくは100nm程度である。
このようにして構成された熱電変換システムでは、高温接触部側および低温接触部側に接続されたp型半導体、n型半導体のそれぞれに温度差を発生させて、ゼーベック効果に基づく温度差に応じた電気が熱電変換により発電されることとなる。
モジュールの形状は平板状以外にも、筒状など熱源に応じて作り分けることができる。熱電変換モジュールは素子の酸化を防ぐために、密閉構造にすることができる。
冷却水系には過剰に回収した熱を放出させるために、空冷の熱交換器を用いることができる。
本システムで回収した電力は電池に供給して間接的に再利用しても良いし、油圧ポンプなどを直接駆動させても良いし、電気化学的反応の電気源として用いて排ガス浄化に使用しても良い。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではない。
(実施例)
本発明を自動車に取り付けた場合について説明する。図1に自動車などの移動体熱源を例に本発明の廃熱回収システムを設置した場合を例示している。熱電変換ユニット4はエンジン3と排気管5の間に設置されている。
熱電変換ユニット4はバッテリーチャージ配線8を介してバッテリー6と接続されており、発電によって得られた電力はバッテリー6に充電される。
熱電変換ユニット4の低温側は冷却系配管1を介してラジエーター2および空調ユニット7、エンジン3と接続されており、エンジン3から排出された排ガスによって高温になった熱電発電ユニット4の高温部と温度差を強制的に生じさせることができる。
冷却系配管1に接続された空調ユニット7では熱電変換ユニット4から回収した廃熱を熱源に、暖房、霜取り、曇り止めを行うことができる。また、エンジン3に配管の一部を接続することで燃料およびエンジン筐体の温度制御を行うことができる。
図2に熱電変換ユニット4の拡大図を示す。エンジン3から排出されたガスは排気ダクト入り口9から排気ダクト出口11へ流れており、排気ダクト入り口9の高温の排ガスは熱電変換基本ユニット12にて熱を熱電変換ユニット12内の熱電素子に与え排気ダクト11から排出される。
熱電変換基本ユニット12は冷却系配管1を介して冷却水入り口13から冷却水出口14へと冷却水を流すことにより一定温度に冷却されている。
熱電変換基本ユニット12は複数台設置することができ、排ガス熱量や熱交換器能力によってその数を調整することができる。
図3に熱電変換基本ユニット12の詳細な図を示す。熱電変換基本ユニット12は高温熱交換器15、電気絶縁体16および20、電極17、熱電素子18および19、低温熱交換器21から構成されている。
熱電素子はp型素子18とn型素子19の二種類が存在し、18と19を電極17を介して直列に複数個接続することで高い電圧を得ることができる。
電極17で電気的に接続されたp型素子18とn型素子19は高温熱交換器15および低温熱交換器19と電気的に絶縁するために電気絶縁体16および20が挿入される。
高温熱交換器15にて回収された高温排ガスの熱は電気絶縁体16、17を介してp型素子18、n型素子19に与えられる。一方で低温熱交換器21では冷却系配管1を介して水冷システムと接続されており、一定温度に保たれている。このため、強制的に温度差を生じさせることができるので大きな温度差を得ることができ、発電能力を向上させることができる。
本発明の廃熱回収システムは、自動車などの移動体熱源のみならず、燃料電池、焼却炉といった静置型熱源からの高効率エネルギー変換に寄与することができる。
自動車への適応事例を示した一例である。 熱電ユニットの模式図である 熱電変換ユニットの拡大図の一例である。
符号の説明
1 冷却系配管
2 ラジエーター
3 エンジン
4 熱電変換ユニット
5 排気管
6 バッテリー
7 空調ユニット
8 バッテリーチャージ配線
9 排気ダクト入口
10 水冷熱交換器
11 排気ダクト出口
12 熱電変換基本ユニット
13 冷却水入口
14 冷却水出口
15 高温熱交換器
16 電気絶縁体
17 電極
18 p型熱電素子
19 n型熱電素子
20 電気絶縁体
21 低温熱交換器

Claims (10)

  1. 熱電変換システムを有する廃熱回収システムであって、熱電変換システムにより電力を供給する手段と、熱電変換システムから放出される熱を利用する手段とを有する、廃熱回収システム。
  2. 熱電変換システムから放出される熱が、暖房、霜取り、曇り止め、燃料の保温、内燃機関の保温、燃料電池の保温からなる群より選ばれる1種以上に利用される請求項1に記載の廃熱回収システム。
  3. 熱電変換システムが、粒子径200μm以下の結晶から構成される焼結体を熱電発電素子として用いている請求項1または2に記載の廃熱回収システム。
  4. 熱電発電素子が、急冷凝固法により作製された合金を粉砕、焼結して得られたものである請求項3に記載の廃熱回収システム。
  5. 熱電発電素子が、ハーフホイスラー構造、ホイスラー構造、フィルドスクッテルダイト構造、スクッテルダイト構造からなる群から選ばれる1種以上の結晶を含んでいる請求項3乃至5のいずれか1項に記載の廃熱回収システム。
  6. 廃熱回収システムが、車載用である請求項1乃至5のいずれか1項に記載の廃熱回収システム。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の廃熱回収システムを搭載した車。
  8. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の廃熱回収システムを搭載した燃料電池システム。
  9. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の廃熱回収システムを搭載した焼却炉。
  10. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の廃熱回収システムを搭載した産業用機械。
JP2005004599A 2005-01-12 2005-01-12 熱電変換システムを有する廃熱回収システム Pending JP2009087955A (ja)

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