JP2009021159A - 電気コネクタ組立体、雄型コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】雌型コンタクトと雄型コンタクトの嵌合を確実に行って信頼性を向上するとともに、作業効率の向上を図ることのできる電気コネクタ組立体を提供することを目的とする。
【解決手段】雄型コネクタ30を、雄型ハウジング40と、雌型コンタクト50と、雄型ハウジング40に雌型コンタクト50を固定するリテーナ60とから構成した。リテーナ60は、雄型コネクタ30の雌型コネクタ20への挿抜方向に対して直交する方向に挿入される。リテーナ60は、第一係止爪、第二係止爪により雄型ハウジング40に対して仮係止状態と本係止状態の2段階に係止する構成とした。これにより、雄型コンタクト22と雌型コンタクト50とを確実に電気的に接続する。また、リテーナ60が仮係止状態にあるときには、リテーナ60が雄型ハウジング40から側方に突出し、雄型コンタクト22と雌型コンタクト50との誤接触を防止する。
【選択図】図2
【解決手段】雄型コネクタ30を、雄型ハウジング40と、雌型コンタクト50と、雄型ハウジング40に雌型コンタクト50を固定するリテーナ60とから構成した。リテーナ60は、雄型コネクタ30の雌型コネクタ20への挿抜方向に対して直交する方向に挿入される。リテーナ60は、第一係止爪、第二係止爪により雄型ハウジング40に対して仮係止状態と本係止状態の2段階に係止する構成とした。これにより、雄型コンタクト22と雌型コンタクト50とを確実に電気的に接続する。また、リテーナ60が仮係止状態にあるときには、リテーナ60が雄型ハウジング40から側方に突出し、雄型コンタクト22と雌型コンタクト50との誤接触を防止する。
【選択図】図2
Description
雌型ハウジングを有する雌型コネクタと、この雌型コネクタと嵌合するとともに、雌型ハウジングに受容される雄型ハウジングを有する雄型コネクタとからなる電気コネクタ組立体、雄型コネクタに関する。
従来より、雌型コネクタと、この雌型コネクタと嵌合する雄型コネクタとからなる電気コネクタ組立体が、例えば、自動車用の各種電子機器の回路基板と電線とを電気的に接続する目的で用いられている。ここで、雌型コネクタは、雌型ハウジングと、この雌型ハウジングに取り付けられ、回路基板に接続される複数の雄型コンタクトとを備えているのが一般的である。一方、雄型コネクタは、雌型ハウジングに受容される雄型ハウジングと、この雄型ハウジングに取り付けられ、電線に接続されると共に前記雄型コンタクトに接触する雌型コンタクトとを備えているのが一般的である。
そして、近年においては、かかる自動車用の回路基板と電線とを電気的に接続する目的で用いられる電気コネクタ組立体において、小型化が要求されている。
雄型コネクタにおいては、雌型コンタクトの抜けを防止するため、雄型ハウジングまたは雌型ハウジングにランスが設けられている。電気コネクタ組立体における小型化の要求に伴い、当然、雄型コネクタも小型化を図る必要がある。雄型コネクタの小型化に伴って内部構造が高密度化されるため、雌型コンタクトが小型化し、その結果、ランスも小型化することになる。ランスを小型化してしまうと雌型コンタクトを保持し得る力が小さくなり、雌型コンタクトの抜けを防止する機能も低下してしまう。また、ランスを小型化すると、ランスを金型を用いて成形することが困難になるという問題もある。
雄型コネクタにおいては、雌型コンタクトの抜けを防止するため、雄型ハウジングまたは雌型ハウジングにランスが設けられている。電気コネクタ組立体における小型化の要求に伴い、当然、雄型コネクタも小型化を図る必要がある。雄型コネクタの小型化に伴って内部構造が高密度化されるため、雌型コンタクトが小型化し、その結果、ランスも小型化することになる。ランスを小型化してしまうと雌型コンタクトを保持し得る力が小さくなり、雌型コンタクトの抜けを防止する機能も低下してしまう。また、ランスを小型化すると、ランスを金型を用いて成形することが困難になるという問題もある。
そこで、本出願人は、図9に示すように、雌型コンタクト1を雄型ハウジング2に仮固定するためのランスブロック3と、ランスブロック3で仮固定された雌型コンタクト1を雄型ハウジング2に本固定するためのリテーナ4とを雄型コネクタ5に備えた構成の電気コネクタ組立体を既に提案した(特願2006−155018号)。提案された電気コネクタ組立体において、雌型コンタクト1を雄型ハウジング2に取り付けるには、ランスブロック3を雄型ハウジング2に取り付ける。次いで、雄型ハウジング2に形成されたコンタクトスロット6に雌型コンタクト1を挿入する。この状態で、コンタクトスロット6内の雌型コンタクト1はランスブロック3により仮固定される。この後、リテーナ4を雄型ハウジング2に取り付け、雌型コンタクト1を本固定する。雌型コンタクト1は、コンタクトスロット6に挿入された状態でランスブロック3およびリテーナ4によって雄型ハウジング2に固定されることになる。
電気コネクタ組立体においては、小型化ももちろんであるが、雄型コンタクトと雌型コンタクトの電気的な導通を確実に行うことが必須となっている。雄型コンタクトと雌型コンタクトの電気的な導通を確実に行うという観点において、図9に示した、ランスブロック3およびリテーナ4によって雌型コンタクト1を雄型ハウジング2に固定する電気コネクタ組立体においては、以下に示すような問題が存在することが、本発明者らの検討によって明らかになった。
雌型コンタクト1を取り付けた雄型コネクタ5を雌型コネクタ7に挿入して嵌合させるときに、ランスブロック3やリテーナ4が雄型ハウジング2に完全に押し込まれていない場合がある。このような場合、ランスブロック3やリテーナ4は雄型ハウジング2から突出しており、雄型コネクタ5は雌型コネクタ7に挿入できないのが通常である。
しかし、ランスブロック3やリテーナ4が確実に押し込まれていないことが判明するのは、雄型コネクタ5を雌型コネクタ7に挿入していき、雄型ハウジング2から突出したランスブロック3やリテーナ4が雌型コネクタ7の雌型ハウジング8に当たったときである。ランスブロック3やリテーナ4が確実に押し込まれていないことが判明した場合には、雄型コネクタ5を雌型コネクタ7から引き抜く。そして、ランスブロック3やリテーナ4を押し込んで雄型ハウジング2に確実に嵌合させた後、再び雄型コネクタ5を雌型コネクタ7に挿入する。しかしこれでは、作業効率が低下してしまう。
雌型コンタクト1を取り付けた雄型コネクタ5を雌型コネクタ7に挿入して嵌合させるときに、ランスブロック3やリテーナ4が雄型ハウジング2に完全に押し込まれていない場合がある。このような場合、ランスブロック3やリテーナ4は雄型ハウジング2から突出しており、雄型コネクタ5は雌型コネクタ7に挿入できないのが通常である。
しかし、ランスブロック3やリテーナ4が確実に押し込まれていないことが判明するのは、雄型コネクタ5を雌型コネクタ7に挿入していき、雄型ハウジング2から突出したランスブロック3やリテーナ4が雌型コネクタ7の雌型ハウジング8に当たったときである。ランスブロック3やリテーナ4が確実に押し込まれていないことが判明した場合には、雄型コネクタ5を雌型コネクタ7から引き抜く。そして、ランスブロック3やリテーナ4を押し込んで雄型ハウジング2に確実に嵌合させた後、再び雄型コネクタ5を雌型コネクタ7に挿入する。しかしこれでは、作業効率が低下してしまう。
また、ランスブロック3やリテーナ4が雄型ハウジング2に確実に押し込まれておらず、ランスブロック3やリテーナ4が雄型ハウジング2から突出している場合であっても、雌型コネクタ7の雌型ハウジング8は樹脂製で弾性を有しているため、無理やり押し込めば雄型コネクタ5を雌型コネクタ7に挿入できてしまうことがある。すると、雌型コンタクト1が雄型ハウジング2内で確実に固定されていないため、雌型コンタクト1と雌型コネクタ7側の雄型コンタクト9との嵌合が不完全となる可能性が生じる。
さらに、雄型コネクタ5は、雄型ハウジング2と、ランスブロック3と、リテーナ4の3点の部品から構成されているため、その組立工数も増加してしまう。
このように、現状の技術においても、作業効率の向上、雌型コンタクトと雄型コンタクトの完全な嵌合による信頼性向上といった観点で、依然として改善の余地がある。
本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたもので、雌型コンタクトと雄型コンタクトの嵌合を確実に行って信頼性を向上するとともに、作業効率の向上を図ることのできる電気コネクタ組立体、雄型コネクタを提供することを目的とする。
本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたもので、雌型コンタクトと雄型コンタクトの嵌合を確実に行って信頼性を向上するとともに、作業効率の向上を図ることのできる電気コネクタ組立体、雄型コネクタを提供することを目的とする。
かかる目的のもとになされた本発明の電気コネクタ組立体は、雌型コネクタと、雌型コネクタと嵌合する雄型コネクタとからなり、雌型コネクタは、雄型コネクタを受容する嵌合凹部を有した雌型ハウジングと、雌型ハウジングに保持された複数の雄型コンタクトとを備え、雄型コネクタは、嵌合凹部に挿入される雄型ハウジングと、雄型コンタクトに電気的に接続可能な複数の雌型コンタクトと、雄型ハウジングに装着されて複数の雌型コンタクトを保持するリテーナとを備える。
雄型ハウジングには、雄型ハウジングを嵌合凹部に挿入する方向に直交する向きにリテーナが挿入されるスロットが形成される。
リテーナは、雄型ハウジングからリテーナが突出せずに雌型ハウジングの嵌合凹部に挿入できる第一の位置と、リテーナの一部がリテーナに保持された複数の雌型コンタクトの配列ピッチpの1/2倍だけ雄型ハウジングから突出し、嵌合凹部に挿入するときに雌型ハウジングに干渉する第二の位置と、でそれぞれスロットに係止可能とされる。
このような電気コネクタ組立体においては、リテーナが第二の位置に係止されている状態で、リテーナへの雌型コンタクトの取り付けを行う。第二の位置では、スロットに挿入されたリテーナの一部が雄型ハウジングから突出している。その突出方向は、雄型ハウジングを嵌合凹部に挿入する方向に対して直交する向きである。この状態で雄型コネクタを誤って雌型コネクタの嵌合凹部に挿入しようとすると、突出したリテーナが雌型ハウジングに干渉する。したがって、この状態では雄型コネクタと雌型コネクタを嵌合させることができない。
リテーナを第一の位置でスロットに係止すれば、リテーナは雄型ハウジングから突出しない。この状態で雄型コネクタを雌型コネクタの嵌合凹部に挿入すれば、リテーナが雌型ハウジングに干渉することなく、雄型コネクタを雌型コネクタに嵌合させて雌型コンタクトと雄型コンタクトとを電気的に接続できる。
第二の位置にて、リテーナに保持された各雌型コンタクトは、第一の位置における雌型コンタクトの位置からずれることになる。この状態で雄型コネクタを雌型コネクタの嵌合凹部に挿入しようとしても、雄型コネクタの雌型コンタクトと雌型コネクタの雄型コンタクトとは互いにずれているため、雌型コンタクトと雄型コンタクトとを接続することができない。したがって、リテーナが第二の位置にあるときに、雌型コンタクトと雄型コンタクトとを接続することが物理的にできないため、雌型ハウジングと雄型ハウジングを無理やりに嵌合させようとした場合等においても、雌型コンタクトと雄型コンタクトとが誤接触してしまうのを防止できる。
また、リテーナを、スロットに対し、リテーナに保持された複数の雌型コンタクトの配列方向に沿って挿入するようにした。雌型コネクタの嵌合凹部は、一般に、雌型コンタクトの配列方向に長い矩形状をなしている。リテーナを雌型コンタクトの配列方向に沿って挿入すると、第二の位置では、リテーナの一部は、雌型コネクタの嵌合凹部の短辺に干渉することになる。雌型ハウジングは、長辺よりも短辺の方が剛性が高く変形しにくいため、リテーナが突出した状態であれば確実に雌型コンタクトに干渉する。
雄型ハウジングには、雄型ハウジングを嵌合凹部に挿入する方向に直交する向きにリテーナが挿入されるスロットが形成される。
リテーナは、雄型ハウジングからリテーナが突出せずに雌型ハウジングの嵌合凹部に挿入できる第一の位置と、リテーナの一部がリテーナに保持された複数の雌型コンタクトの配列ピッチpの1/2倍だけ雄型ハウジングから突出し、嵌合凹部に挿入するときに雌型ハウジングに干渉する第二の位置と、でそれぞれスロットに係止可能とされる。
このような電気コネクタ組立体においては、リテーナが第二の位置に係止されている状態で、リテーナへの雌型コンタクトの取り付けを行う。第二の位置では、スロットに挿入されたリテーナの一部が雄型ハウジングから突出している。その突出方向は、雄型ハウジングを嵌合凹部に挿入する方向に対して直交する向きである。この状態で雄型コネクタを誤って雌型コネクタの嵌合凹部に挿入しようとすると、突出したリテーナが雌型ハウジングに干渉する。したがって、この状態では雄型コネクタと雌型コネクタを嵌合させることができない。
リテーナを第一の位置でスロットに係止すれば、リテーナは雄型ハウジングから突出しない。この状態で雄型コネクタを雌型コネクタの嵌合凹部に挿入すれば、リテーナが雌型ハウジングに干渉することなく、雄型コネクタを雌型コネクタに嵌合させて雌型コンタクトと雄型コンタクトとを電気的に接続できる。
第二の位置にて、リテーナに保持された各雌型コンタクトは、第一の位置における雌型コンタクトの位置からずれることになる。この状態で雄型コネクタを雌型コネクタの嵌合凹部に挿入しようとしても、雄型コネクタの雌型コンタクトと雌型コネクタの雄型コンタクトとは互いにずれているため、雌型コンタクトと雄型コンタクトとを接続することができない。したがって、リテーナが第二の位置にあるときに、雌型コンタクトと雄型コンタクトとを接続することが物理的にできないため、雌型ハウジングと雄型ハウジングを無理やりに嵌合させようとした場合等においても、雌型コンタクトと雄型コンタクトとが誤接触してしまうのを防止できる。
また、リテーナを、スロットに対し、リテーナに保持された複数の雌型コンタクトの配列方向に沿って挿入するようにした。雌型コネクタの嵌合凹部は、一般に、雌型コンタクトの配列方向に長い矩形状をなしている。リテーナを雌型コンタクトの配列方向に沿って挿入すると、第二の位置では、リテーナの一部は、雌型コネクタの嵌合凹部の短辺に干渉することになる。雌型ハウジングは、長辺よりも短辺の方が剛性が高く変形しにくいため、リテーナが突出した状態であれば確実に雌型コンタクトに干渉する。
また、本発明の電気コネクタ組立体においては、雄型ハウジングの先端面に、雄型ハウジングを嵌合凹部に挿入したときに複数の雄型コンタクトが一本ずつ挿入される複数の挿入孔が形成される。さらに、リテーナに、複数の雌型コンタクトを一本ずつ保持するコンタクトスロットを複数形成し、互いに隣接するコンタクトスロットの間に極間壁を形成する。
これにより、雄型コネクタを雌型コネクタの嵌合凹部に挿入するときには、雌型コネクタの雄型コンタクトは挿入孔によって正しい位置にガイドされる。リテーナが第二の位置にあるとき、雄型コネクタを雌型コネクタの嵌合凹部に挿入しようとしても、雄型コネクタの雌型コンタクトと雌型コネクタの雄型コンタクトとは互いにずれている。雌型コンタクトと雄型コンタクトとが互いにずれた状態で、雄型コネクタを雌型コネクタの嵌合凹部に挿入しようとしても、雄型コンタクトは雄型ハウジングの挿入孔によって位置決めされているので、雄型コンタクトが不用意に変形するのを防ぐことができる。
また、リテーナが第二の位置にあるとき、雄型ハウジングの挿入孔は、リテーナの極間壁によって閉塞される。したがって、雄型ハウジングの挿入孔によって位置決めされた雄型コネクタは、極間壁に干渉し、リテーナのコンタクトスロット内への挿入が阻止される。したがって、リテーナが第二の位置にあるときに雄型コネクタと雌型コネクタとを嵌合させようとしても、雌型コンタクトと雄型コンタクトとが誤接触してしまうのを防止できる。
これにより、雄型コネクタを雌型コネクタの嵌合凹部に挿入するときには、雌型コネクタの雄型コンタクトは挿入孔によって正しい位置にガイドされる。リテーナが第二の位置にあるとき、雄型コネクタを雌型コネクタの嵌合凹部に挿入しようとしても、雄型コネクタの雌型コンタクトと雌型コネクタの雄型コンタクトとは互いにずれている。雌型コンタクトと雄型コンタクトとが互いにずれた状態で、雄型コネクタを雌型コネクタの嵌合凹部に挿入しようとしても、雄型コンタクトは雄型ハウジングの挿入孔によって位置決めされているので、雄型コンタクトが不用意に変形するのを防ぐことができる。
また、リテーナが第二の位置にあるとき、雄型ハウジングの挿入孔は、リテーナの極間壁によって閉塞される。したがって、雄型ハウジングの挿入孔によって位置決めされた雄型コネクタは、極間壁に干渉し、リテーナのコンタクトスロット内への挿入が阻止される。したがって、リテーナが第二の位置にあるときに雄型コネクタと雌型コネクタとを嵌合させようとしても、雌型コンタクトと雄型コンタクトとが誤接触してしまうのを防止できる。
さて、リテーナが第二の位置に係止された状態では、雄型コネクタを雌型コネクタの嵌合凹部に挿入しようとしても、雄型ハウジングから突出したリテーナが雌型ハウジングに干渉する。この状態で雄型コネクタを雌型コネクタの嵌合凹部に挿入しようとすれば、作業者はリテーナと雌型ハウジングの干渉を検知することで、リテーナが第二の位置に係止された状態であることを認識できる。
このとき、リテーナに保持された雌型コンタクトの先端部と、リテーナの側面とがほぼ同一面内に位置し、第二の位置にてリテーナの一部が雄型ハウジングから突出した状態で、リテーナの側面が、雄型ハウジングの先端部近傍に位置するようにすれば、雄型コネクタを雌型コネクタの嵌合凹部に挿入しはじめてすぐにリテーナが雌型ハウジングに干渉する。したがって、作業者はリテーナが第二の位置に係止された状態であることを早期に認識できる。
このとき、リテーナに保持された雌型コンタクトの先端部と、リテーナの側面とがほぼ同一面内に位置し、第二の位置にてリテーナの一部が雄型ハウジングから突出した状態で、リテーナの側面が、雄型ハウジングの先端部近傍に位置するようにすれば、雄型コネクタを雌型コネクタの嵌合凹部に挿入しはじめてすぐにリテーナが雌型ハウジングに干渉する。したがって、作業者はリテーナが第二の位置に係止された状態であることを早期に認識できる。
本発明は、雌型コネクタの嵌合凹部に嵌合される雄型コネクタのみに適用することもできる。この雄型コネクタは、嵌合凹部に挿入される雄型ハウジングと、雌型コネクタの雄型コンタクトに電気的に接続可能な複数の雌型コンタクトと、雄型ハウジングに装着されて複数の雌型コンタクトを保持するリテーナとを備える。そして、雄型ハウジングには、雄型ハウジングを嵌合凹部に挿入する方向に対して直交する向きにリテーナが挿入されるスロットが形成されるとともに、雄型ハウジングの先端面に、雄型ハウジングを嵌合凹部に挿入したときに複数の雄型コンタクトが一本ずつ挿入される複数の挿入孔が形成され、リテーナは、雄型ハウジングからリテーナが突出せずに雌型ハウジングの嵌合凹部に挿入できる第一の位置と、リテーナの一部がリテーナに保持された複数の雌型コンタクトの配列ピッチpの1/2倍だけ雄型ハウジングから突出し、嵌合凹部に挿入するときに雌型ハウジングに干渉する第二の位置と、でそれぞれスロットに係止可能とされるとともに、複数の雌型コンタクトを一本ずつ保持するコンタクトスロットが複数形成され、互いに隣接するコンタクトスロットの間に極間壁が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、リテーナが第二の位置に係止された状態では、スロットに挿入されたリテーナの一部が凸部から突出するため、この状態で雄型コネクタを雌型コネクタの嵌合凹部に挿入しようとしても、突出したリテーナが雌型ハウジングに干渉する。したがって、この状態では雄型コネクタと雌型コネクタを嵌合させることができない。その結果、リテーナが第二の位置に係止された状態で、雄型コネクタと雌型コネクタとを誤って嵌合させてしまうのを防ぐことができ、作業の確実性を高めることができる。
また、第二の位置と第一の位置との間隔を、リテーナに保持された複数の雌型コンタクトの配列ピッチpの1/2倍とすることで、第二の位置にて、リテーナに保持された各雌型コンタクトは、第一の位置における雌型コンタクトの位置からずれることになる。その結果、リテーナが第二の位置にあるときに、雄型コネクタと雌型コネクタとを誤って嵌合させようとしても、雌型コンタクトと雄型コンタクトは互いにずれているため、雌型コンタクトと雄型コンタクトとが誤接触してしまうのを防止できる。この点においても作業の確実性を高めることができる。
雄型ハウジングに、雄型ハウジングを嵌合凹部に挿入したときに複数の雄型コンタクトが一本ずつ挿入される挿入孔を複数形成し、互いに隣接する挿入孔の間を極間壁によって閉塞することで、雌型コネクタの雄型コンタクトを正しい位置に位置決めすることができる。これも、雌型コンタクトと雄型コンタクトとの誤接触の防止に寄与する。
リテーナに、複数の雌型コンタクトを一本ずつ保持するコンタクトスロットを複数形成し、互いに隣接するコンタクトスロットの間に極間壁を形成することで、リテーナが第二の位置にあるときに、雄型コネクタと雌型コネクタを嵌合させようとしても、雄型コンタクトが極間壁に干渉する。その結果、雌型コンタクトと雄型コンタクトとが誤接触してしまうのを防止できる。
リテーナが第二の位置に係止された状態では、雄型コネクタを雌型コネクタの嵌合凹部に挿入しようとしても、突出したリテーナが雌型ハウジングに干渉する。この状態で雄型コネクタを雌型コネクタの嵌合凹部に挿入しようとすれば、作業者はリテーナと雌型ハウジングの干渉を検知することで、リテーナが第二の位置に係止された状態であることを認識できる。
このとき、第二の位置にてリテーナの一部が突出した状態で、リテーナの先端側の端部が雄型ハウジングの先端部近傍に位置するようにすれば、作業者はリテーナが第二の位置に係止された状態であることを早期に認識できる。その結果、作業効率が高まる。
このとき、第二の位置にてリテーナの一部が突出した状態で、リテーナの先端側の端部が雄型ハウジングの先端部近傍に位置するようにすれば、作業者はリテーナが第二の位置に係止された状態であることを早期に認識できる。その結果、作業効率が高まる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態における電気コネクタ組立体の構成を示す図であり、リテーナが雄型コネクタから突出した状態で雄型コネクタを雌型コネクタに嵌合させる状態を示す斜視図である。図2の(a)はリテーナが仮係止状態にあるときに、雄型コネクタを雌型コネクタに嵌合させようとした状態の断面図、(b)は、(a)の要部拡大図であり、リテーナが仮係止状態にあるときの雄型ハウジングの挿入孔と雌型コンタクトとの位置関係を示す断面図である。図3は雄型ハウジングとリテーナを示す斜視図である。図4はリテーナの係止凸部と雄型ハウジングの第一係止爪、第二係止爪の位置関係を示す図である。図5の(a)はリテーナが雄型コネクタから突出した仮係止状態を示す斜視図であり、(b)はリテーナが雄型コネクタから突出した仮係止状態を示す正面図である。図6の(a)はリテーナが雄型コネクタから突出していない本係止状態を示す斜視図であり、(b)はリテーナが雄型コネクタから突出していない本係止状態を示す断面図である。図7の(a)はリテーナが仮係止状態にあるときのロック爪と係止爪の位置関係を示す断面図、(b)はリテーナが本係止状態にあるときのロック爪と係止爪の位置関係を示す断面図である。図8の(a)はリテーナが本係止状態にあるときに、雄型コネクタを雌型コネクタに嵌合させた状態の断面図、(b)は、(a)の要部拡大図であり、リテーナが本係止状態にあるときの雄型コンタクトと雌型コンタクトとの位置関係を示す断面図である。
図1は、本実施の形態における電気コネクタ組立体の構成を示す図であり、リテーナが雄型コネクタから突出した状態で雄型コネクタを雌型コネクタに嵌合させる状態を示す斜視図である。図2の(a)はリテーナが仮係止状態にあるときに、雄型コネクタを雌型コネクタに嵌合させようとした状態の断面図、(b)は、(a)の要部拡大図であり、リテーナが仮係止状態にあるときの雄型ハウジングの挿入孔と雌型コンタクトとの位置関係を示す断面図である。図3は雄型ハウジングとリテーナを示す斜視図である。図4はリテーナの係止凸部と雄型ハウジングの第一係止爪、第二係止爪の位置関係を示す図である。図5の(a)はリテーナが雄型コネクタから突出した仮係止状態を示す斜視図であり、(b)はリテーナが雄型コネクタから突出した仮係止状態を示す正面図である。図6の(a)はリテーナが雄型コネクタから突出していない本係止状態を示す斜視図であり、(b)はリテーナが雄型コネクタから突出していない本係止状態を示す断面図である。図7の(a)はリテーナが仮係止状態にあるときのロック爪と係止爪の位置関係を示す断面図、(b)はリテーナが本係止状態にあるときのロック爪と係止爪の位置関係を示す断面図である。図8の(a)はリテーナが本係止状態にあるときに、雄型コネクタを雌型コネクタに嵌合させた状態の断面図、(b)は、(a)の要部拡大図であり、リテーナが本係止状態にあるときの雄型コンタクトと雌型コンタクトとの位置関係を示す断面図である。
図1、図2に示すように、電気コネクタ組立体10は、雌型コネクタ20と、雄型コネクタ30とから構成されている。
雌型コネクタ20は、絶縁性を有した樹脂で形成された雌型ハウジング21と、雌型ハウジング21内に複数設けられた雄型コンタクト22とから構成されている。
雌型コネクタ20は、絶縁性を有した樹脂で形成された雌型ハウジング21と、雌型ハウジング21内に複数設けられた雄型コンタクト22とから構成されている。
図2に示したように、雌型ハウジング21には、その一面21a側に、雄型ハウジング40を受容するための嵌合凹部23が形成されている。嵌合凹部23の内周面には、雄型ハウジング40の挿抜方向に延びる突条23aが形成されている。
また、雌型ハウジング21には、その他面21b側から嵌合凹部23に貫通するコンタクトスロット24が一定間隔で複数形成されている。各雄型コンタクト22は、各コンタクトスロット24に嵌め込まれることで、雌型ハウジング21に保持されている。
さらに、雌型ハウジング21の外周面には、雌型ハウジング21をプリント配線板(図示無し)に固定するためのペグ25が設けられている。
また、雌型ハウジング21には、その他面21b側から嵌合凹部23に貫通するコンタクトスロット24が一定間隔で複数形成されている。各雄型コンタクト22は、各コンタクトスロット24に嵌め込まれることで、雌型ハウジング21に保持されている。
さらに、雌型ハウジング21の外周面には、雌型ハウジング21をプリント配線板(図示無し)に固定するためのペグ25が設けられている。
雄型コネクタ30は、絶縁性を有した樹脂で形成され、雌型ハウジング21に形成された嵌合凹部23に挿入される雄型ハウジング40と、雄型コンタクト22に電気的に接続可能な複数の雌型コンタクト50と、雄型ハウジング40に雌型コンタクト50を固定するリテーナ60とから構成されている。
図2、図3に示すように、雄型ハウジング40は、雌型ハウジング21の嵌合凹部23の断面形状と相補的な断面形状を有した凸部41を有している。凸部41の外周面には、嵌合凹部23に対する雄型ハウジング40の挿抜方向に連続するガイド溝41aが形成されている。このガイド溝41aが嵌合凹部23の突条23aに噛み合うことで、嵌合凹部23に対する雄型ハウジング40の挿抜方向が案内される。また、ガイド溝41aと突条23aとは、雄型ハウジング40と雌型ハウジング21が正しい組み合わせで嵌合されるよう、誤嵌合を防止するためのキーとしての機能を有している。
凸部41の外周面には、嵌合凹部23の内周面に形成された係止凹部(図示無し)に嵌合する係止爪41bが設けられている。この凸部41が嵌合凹部23に挿入され、係止爪41bが嵌合凹部23の係止凹部に係合することによって、互いに嵌合した雌型ハウジング21と雄型ハウジング40とがロックされる。
凸部41の外周面には、嵌合凹部23の内周面に形成された係止凹部(図示無し)に嵌合する係止爪41bが設けられている。この凸部41が嵌合凹部23に挿入され、係止爪41bが嵌合凹部23の係止凹部に係合することによって、互いに嵌合した雌型ハウジング21と雄型ハウジング40とがロックされる。
雄型ハウジング40には、雌型ハウジング21に対する雄型ハウジング40の挿抜方向に対して直交する向きに延びるリテーナスロット(スロット)42が形成されている。このリテーナスロット42は、凸部41の側面41cに開口して形成されている。リテーナスロット42の端部42aは、凸部41の先端部41dの近傍に位置している。また、リテーナスロット42の内周面には、リテーナスロット42と同じ方向に延びる突条42bが形成されている。
雄型ハウジング40の先端面40aには、雌型コネクタ20の雌型ハウジング21に保持された複数の雄型コンタクト22の間隔と同じ間隔で、雄型コンタクト22が挿入される複数の挿入孔43が形成されている。
さらに、雄型ハウジング40には、その他面40b側からリテーナスロット42に貫通する開口部45が形成されている。この開口部45には、雌型コンタクト50に接続される電線100が挿入される。また、電線100の先端部に接続された雌型コンタクト50をリテーナ60で保持した状態でリテーナ60をスライドできるよう、開口部45は、リテーナ60のスライド方向に延びるスリット状とされている。
雄型ハウジング40の先端面40aには、雌型コネクタ20の雌型ハウジング21に保持された複数の雄型コンタクト22の間隔と同じ間隔で、雄型コンタクト22が挿入される複数の挿入孔43が形成されている。
さらに、雄型ハウジング40には、その他面40b側からリテーナスロット42に貫通する開口部45が形成されている。この開口部45には、雌型コンタクト50に接続される電線100が挿入される。また、電線100の先端部に接続された雌型コンタクト50をリテーナ60で保持した状態でリテーナ60をスライドできるよう、開口部45は、リテーナ60のスライド方向に延びるスリット状とされている。
図3に示したように、リテーナ60は、雄型ハウジング40のリテーナスロット42の断面形状に相補的な断面形状を有して、リテーナスロット42に挿入可能とされている。リテーナ60内には、雌型コンタクト50を保持する複数のコンタクトスロット61が一定間隔で形成されている。各コンタクトスロット61には、雌型コンタクト50を係止するランス65が形成され、各コンタクトスロット61内で雌型コンタクト50の先端部がリテーナ60の側面60aとほぼ同一面内に位置するよう保持される。
各コンタクトスロット61は、極間壁62で互いに区切られている。極間壁62は、リテーナ60の側面60aにおいて、前記の挿入孔43を閉塞できる断面を有して形成されている。
また、リテーナ60に形成されたコンタクトスロット61は、リテーナスロット42の突条42bに臨む部分60bが開放されている。リテーナ60をリテーナスロット42に挿入すると、突条42bがこの部分60bに噛み合って、コンタクトスロット61に保持された雌型コンタクト50をロックする。
各コンタクトスロット61は、極間壁62で互いに区切られている。極間壁62は、リテーナ60の側面60aにおいて、前記の挿入孔43を閉塞できる断面を有して形成されている。
また、リテーナ60に形成されたコンタクトスロット61は、リテーナスロット42の突条42bに臨む部分60bが開放されている。リテーナ60をリテーナスロット42に挿入すると、突条42bがこの部分60bに噛み合って、コンタクトスロット61に保持された雌型コンタクト50をロックする。
リテーナ60の外周面には、リテーナスロット42に挿入されたリテーナ60を係止するための係止凸部63と、リテーナ60がリテーナスロット42から脱落するのを防止するためのロック爪64とが設けられている。
一方、リテーナスロット42の内周面には、係止凸部63、ロック爪64に対応した位置に、係止爪46、47が形成されている。ここで、図4に示すように、係止凸部63に係合する係止爪46として、第一係止爪46Aと第二係止爪46Bとが、リテーナスロット42に対するリテーナ60の挿入方向に沿って互いに間隔を隔てた2箇所に設けられている。
第一係止爪46Aは、リテーナスロット42に挿入されたリテーナ60の係止凸部63と係合した状態(この状態を仮係止状態と称する)で、図5に示すように、リテーナ60が雄型ハウジング40の凸部41の側面41cから突出する位置(第二の位置)に形成される。このときのリテーナ60の側面41cからの突出寸法は、互いに隣接するコンタクトスロット61の配列ピッチPの1/2倍(以下、この寸法を半ピッチと称する)となるよう、第一係止爪46Aが形成されている。
図6(a)、(b)に示すように、第二係止爪46Bは、リテーナスロット42に挿入されたリテーナ60の係止凸部63と係合した状態(この状態を本係止状態と称する)で、リテーナ60が雄型ハウジング40の凸部41の側面41cから突出しない位置(第一の位置)に形成される。
一方、リテーナスロット42の内周面には、係止凸部63、ロック爪64に対応した位置に、係止爪46、47が形成されている。ここで、図4に示すように、係止凸部63に係合する係止爪46として、第一係止爪46Aと第二係止爪46Bとが、リテーナスロット42に対するリテーナ60の挿入方向に沿って互いに間隔を隔てた2箇所に設けられている。
第一係止爪46Aは、リテーナスロット42に挿入されたリテーナ60の係止凸部63と係合した状態(この状態を仮係止状態と称する)で、図5に示すように、リテーナ60が雄型ハウジング40の凸部41の側面41cから突出する位置(第二の位置)に形成される。このときのリテーナ60の側面41cからの突出寸法は、互いに隣接するコンタクトスロット61の配列ピッチPの1/2倍(以下、この寸法を半ピッチと称する)となるよう、第一係止爪46Aが形成されている。
図6(a)、(b)に示すように、第二係止爪46Bは、リテーナスロット42に挿入されたリテーナ60の係止凸部63と係合した状態(この状態を本係止状態と称する)で、リテーナ60が雄型ハウジング40の凸部41の側面41cから突出しない位置(第一の位置)に形成される。
ロック爪47は、第一係止爪46Aと係止凸部63とが係合した仮係止状態で、ロック爪64と係合する位置に形成されている。このとき、図7に示すように、ロック爪47とロック爪64は、係止凸部63と第一係止爪46Aとの噛み合い状態よりも深く噛み合うように形成されている。これは、係止凸部63と第一係止爪46Aとが係合して仮係止状態にあるリテーナ60がリテーナスロット42から抜けるのを防ぐためである。ここで、図7(a)は仮係止状態におけるロック爪47とロック爪64の位置関係を示す図、図7(b)は本係止状態におけるロック爪47とロック爪64の位置関係を示す図である。
さて、上記したような構成の雄型コネクタ30を組み立てるには、まず図2、図5に示したように、リテーナ60をリテーナスロット42に挿入していき、第一係止爪46Aと係止凸部63とを係合させて仮係止状態とする。この状態で、リテーナ60は雄型ハウジング40の凸部41の側面41cから半ピッチ分だけ突出している。また、図2(a)、(b)に示したように、リテーナ60のコンタクトスロット61と雄型ハウジング40の挿入孔43も半ピッチ分ずれており、各挿入孔43に対向する位置には、リテーナ60の極間壁62が位置している。
次いで、図1に示したように、仮係止状態において、電線100の端部に取り付けられた雌型コンタクト50を、雄型ハウジング40の開口部45を通してリテーナ60の各コンタクトスロット61に挿入し、リテーナ60の各コンタクトスロット61に形成されたランス65によって雌型コンタクト50を仮係止する。
次いで、図1に示したように、仮係止状態において、電線100の端部に取り付けられた雌型コンタクト50を、雄型ハウジング40の開口部45を通してリテーナ60の各コンタクトスロット61に挿入し、リテーナ60の各コンタクトスロット61に形成されたランス65によって雌型コンタクト50を仮係止する。
この後、図6(a)、(b)に示すように、リテーナ60を完全に押し込み、係止凸部63を第二係止爪46Bに係合させ、本係止状態とする。図6(a)、(b)、図8(a)、(b)に示すように、この状態では、リテーナ60は、雄型ハウジング40の凸部41の側面41cから突出せず、側面41cとほぼ面一あるいは側面41cよりも凸部41の内方に位置している。また、図8(a)、(b)に示したように、この状態では、リテーナ60のコンタクトスロット61と雄型ハウジング40の挿入孔43とが一直線上に連続する。その結果、コンタクトスロット61に保持された雌型コンタクト50は、雄型ハウジング40の挿入孔43に臨むことになる。
これによって雄型コネクタ30が組み立てられる。
これによって雄型コネクタ30が組み立てられる。
組み立てた雄型コネクタ30は、別途組み立てた雌型コネクタ20に嵌合される。雄型コネクタ30を雌型コネクタ20に嵌合させるには、雌型ハウジング21の嵌合凹部23に、雄型ハウジング40の凸部41を挿入する。すると、雌型コネクタ20の雄型コンタクト22が、雄型ハウジング40の挿入孔43を通してリテーナ60内の雌型コンタクト50に挿入される。
凸部41の係止爪41bが嵌合凹部23の係止凹部に係合するまで雄型ハウジング40を挿入すると、雌型ハウジング21と雄型ハウジング40が互いに嵌合し、雄型コンタクト22と雌型コンタクト50とが電気的に接続される。
凸部41の係止爪41bが嵌合凹部23の係止凹部に係合するまで雄型ハウジング40を挿入すると、雌型ハウジング21と雄型ハウジング40が互いに嵌合し、雄型コンタクト22と雌型コンタクト50とが電気的に接続される。
ところで、リテーナ60をリテーナスロット42に仮係止した状態では、リテーナ60が雄型ハウジング40の凸部41の側面41cから突出している。この仮係止状態で、作業者が誤って雄型コネクタ30を雌型コネクタ20に嵌合させようとしても、図1に示したように、突出したリテーナ60の側面60aが雌型コネクタ20の雌型ハウジング21に衝突し、リテーナ60をそれ以上嵌合凹部23に押し込むことができない。したがって、作業者は、リテーナ60が仮係止状態であることを確実に検知することができる。このとき、リテーナスロット42は、端部42aが凸部41の先端部41dの近傍に形成されているので、雄型コネクタ30を雌型コネクタ20に挿入すれば、すぐにリテーナ60の側面60aが雌型ハウジング21に衝突する。したがって、作業者は、リテーナ60が仮係止状態であることを早期に検知することができる。
また、仮係止状態で誤って雄型コネクタ30を雌型コネクタ20に嵌合させようとした場合、リテーナ60のコンタクトスロット61と雄型ハウジング40の挿入孔43が半ピッチ分ずれており、各挿入孔43に対向してリテーナ60の極間壁62が位置している。したがって、雄型コンタクト22は挿入孔43を通して極間壁62に突き当たってしまい、雌型コンタクト50に接続されることもない。これにより、雄型コンタクト22と雌型コンタクト50の不完全嵌合を防止できる。
上述したようにして、雌型コネクタ20に対する雄型コネクタ30の挿抜方向に対して直交する向きに挿入されるリテーナ60を備え、さらにリテーナ60を第一係止爪46A、第二係止爪46Bにより雄型ハウジング40に対して仮係止状態と本係止状態の2段階に係止できる構成とした。これにより、雄型コンタクト22と雌型コンタクト50とを確実に電気的に接続することが可能となる。また、リテーナ60が仮係止状態にあるときには、雄型コンタクト22と雌型コンタクト50との誤接触を防止するとともに、雄型コネクタ30を雌型コネクタ20に嵌合させようとすればこれを作業者が早期に検知できるので、不用意な作業ロスを回避し、作業効率を向上させることができる。
なお、上記実施の形態では、電気コネクタ組立体10についての詳細な例を挙げたが、雌型コネクタ20や雄型コネクタ30の各部の構造や形状、雄型コンタクト22、雌型コンタクト50の極数等についてはなんら限定する意図はなく、本発明の主旨の範囲内で適宜の変更を行うことが可能である。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
10…電気コネクタ組立体、20…雌型コネクタ、21…雌型ハウジング、22…雄型コンタクト、23…嵌合凹部、30…雄型コネクタ、40…雄型ハウジング、41…凸部、41c…側面、42…リテーナスロット(スロット)、43…挿入孔、45…開口部、46…係止爪、46A…第一係止爪、46B…第二係止爪、50…雌型コンタクト、60…リテーナ、61…コンタクトスロット、62…極間壁、63…係止凸部、100…電線
Claims (3)
- 雌型コネクタと、前記雌型コネクタに嵌合する雄型コネクタとからなり、
前記雌型コネクタは、前記雄型コネクタを受容する嵌合凹部を有した雌型ハウジングと、前記雌型ハウジングに保持された複数の雄型コンタクトとを備え、
前記雄型コネクタは、前記嵌合凹部に挿入される雄型ハウジングと、前記雄型コンタクトに電気的に接続可能な複数の雌型コンタクトと、前記雄型ハウジングに装着されて複数の前記雌型コンタクトを保持するリテーナとを備え、
前記雄型ハウジングには、前記雄型ハウジングを前記嵌合凹部に挿入する方向に対して直交する向きに前記リテーナが挿入されるスロットが形成されるとともに、前記雄型ハウジングの先端面に、前記雄型ハウジングを前記嵌合凹部に挿入したときに複数の前記雄型コンタクトが一本ずつ挿入される複数の挿入孔が形成され、
前記リテーナは、前記雄型ハウジングから前記リテーナが突出せずに前記雌型ハウジングの前記嵌合凹部に挿入できる第一の位置と、前記リテーナの一部が前記リテーナに保持された複数の前記雌型コンタクトの配列ピッチpの1/2倍だけ前記雄型ハウジングから突出し、前記嵌合凹部に挿入するときに前記雌型ハウジングに干渉する第二の位置と、でそれぞれ前記スロットに係止可能とされるとともに、複数の前記雌型コンタクトを一本ずつ保持するコンタクトスロットが複数形成され、互いに隣接する前記コンタクトスロットの間に極間壁が形成されていることを特徴とする電気コネクタ組立体。 - 前記リテーナに保持された前記雌型コンタクトの先端部と、前記リテーナの側面とがほぼ同一面内に位置し、
前記第二の位置にて前記リテーナの一部が前記雄型ハウジングから突出した状態で、前記リテーナの前記側面が、前記雄型ハウジングの先端部近傍に位置することを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ組立体。 - 雌型コネクタの嵌合凹部に嵌合される雄型コネクタであって、
前記嵌合凹部に挿入される雄型ハウジングと、前記雌型コネクタの雄型コンタクトに電気的に接続可能な複数の雌型コンタクトと、前記雄型ハウジングに装着されて複数の前記雌型コンタクトを保持するリテーナとを備え、
前記雄型ハウジングには、前記雄型ハウジングを前記嵌合凹部に挿入する方向に対して直交する向きに前記リテーナが挿入されるスロットが形成されるとともに、前記雄型ハウジングの先端面に、前記雄型ハウジングを前記嵌合凹部に挿入したときに複数の前記雄型コンタクトが一本ずつ挿入される複数の挿入孔が形成され、
前記リテーナは、前記雄型ハウジングから前記リテーナが突出せずに前記雌型ハウジングの前記嵌合凹部に挿入できる第一の位置と、前記リテーナの一部が前記リテーナに保持された複数の前記雌型コンタクトの配列ピッチpの1/2倍だけ前記雄型ハウジングから突出し、前記嵌合凹部に挿入するときに前記雌型ハウジングに干渉する第二の位置と、でそれぞれ前記スロットに係止可能とされるとともに、複数の前記雌型コンタクトを一本ずつ保持するコンタクトスロットが複数形成され、互いに隣接する前記コンタクトスロットの間に極間壁が形成されていることを特徴とする雄型コネクタ。
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