[go: up one dir, main page]

JP2008227524A - 半導体装置の製造方法およびdramの製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法およびdramの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008227524A
JP2008227524A JP2008107875A JP2008107875A JP2008227524A JP 2008227524 A JP2008227524 A JP 2008227524A JP 2008107875 A JP2008107875 A JP 2008107875A JP 2008107875 A JP2008107875 A JP 2008107875A JP 2008227524 A JP2008227524 A JP 2008227524A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating film
gate electrode
film
forming
contact hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008107875A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4874289B2 (ja
Inventor
Daisuke Matsunaga
大輔 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2008107875A priority Critical patent/JP4874289B2/ja
Publication of JP2008227524A publication Critical patent/JP2008227524A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4874289B2 publication Critical patent/JP4874289B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

【課題】側壁絶縁膜を有するゲート電極と、ゲート電極に対向するオーミック電極との間のリーク電流を抑圧することのできる半導体装置の提供。
【解決手段】基板1上にゲート絶縁膜2Bを介してゲート電極3を形成する工程と、前記基板中に拡散領域1Bを形成する工程と、前記ゲート電極の側壁に側壁絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート電極上に絶縁膜を堆積する工程と、前記絶縁膜に前記拡散領域表面を露出するコンタクトホール5Aを形成する工程と、前記露出した拡散領域表面をHF溶液により処理する工程と、前記コンタクトホールを埋めるように電極を形成する工程と、前記拡散領域と前記電極を介して蓄積電極8Aと電気的に接続されたメモリセルキャパシタを形成する工程と、を有し、前記側壁絶縁膜表面と前記ゲート電極側壁面との間に窒化膜9を形成する工程を含み、前記側壁絶縁膜と前記窒化膜と前記絶縁膜が前記コンタクトホールの側壁面に露出させる。
【選択図】図1

Description

本発明は一般に半導体装置に関し、特に微細化した半導体記憶装置およびその製造方法に関する。
素子微細化技術の進歩に伴い、半導体集積回路装置、特に記憶集積回路装置の集積密度は年々向上しており、今日では、最小線幅が0.3μm以下の、いわゆるサブハーフミクロンデバイスが精力的に研究されている。
情報を電荷の形で素子中のキャパシタに蓄積するDRAMでは、かかる素子の非常な微細化はキャパシタ容量の減少をもたらすため、キャパシタ中での情報の保持、あるいは読み書き動作が不安定になりやすい。このため、微細化されたキャパシタを有するDRAMの動作を安定させるため、多大の努力がなされている。同様な問題は、情報をフローティングゲート中に蓄積する、いわゆるフラッシュメモリにおいても生じる。
図14(A)〜図15(F)は従来のDRAMの製造工程を示す。
図14(A)を参照するに、典型的にはp型にドープされたSi基板1上には、SiO2よりなるフィールド酸化膜2Aで画成され、同じくSiO2よりなる熱酸化膜2Bに覆われた活性領域が形成され、さらにポリシリコンよりなるワード線WLが、前記フィールド酸化膜2Aあるいは熱酸化膜2Bで覆われた基板1上を延在する。ワード線WLは、前記活性領域上では熱酸化膜2B上を延在し、メモリセルトランジスタのゲート電極を形成する。これに伴い、前記熱酸化膜2Bは、メモリセルトランジスタのゲート絶縁膜を形成する。
さらに、図14(A)の工程では、前記ゲート電極3を自己整合マスクに、P+のイオン注入を行い、前記基板1中、ゲート電極3の両側に、前記メモリセルトランジスタの拡散領域1A,1Bを形成する。
次に、図14(B)の工程において、SiO2よりなる酸化膜4が図14(A)の構造上に、前記ゲート電極3を覆うように、高温CVD法により堆積され、さらに前記図14(C)の工程で、前記酸化膜4に前記基板1の主面に対して実質的に垂直に作用する異方性エッチングを、RIE法により実行し、前記ゲート電極3の側壁を覆う側壁酸化膜4A,4Bを形成する。図14(C)の工程では、図示は省略するが、さらに前記ゲート電極3および側壁酸化膜4A,4Bを自己整合マスクにP+のイオン注入を実行し、いわゆるLDD(lightly doped drain)構造を形成してもよい。
さらに、図15(D)の工程で、前記図14(C)の構造上にBPSG(borophosphosilicate)よりなる層間絶縁膜5を堆積した後、前記拡散領域1Aを露出するコンタクトホール5Aを形成し、さらに前記コンタクトホール5Aを介して前記拡散領域1Aとコンタクトする電極6を形成する。ただし、電極6は、ビット線の一部を構成する。
さらに、図15(E)の工程で、前記図15(D)の構造上にBPSGよりなる別の層間絶縁膜7を堆積し、さらに前記層間絶縁膜7および5を貫通して、前記拡散領域1Bを露出するコンタクトホール7Aを形成する。
最後に、図15(F)の工程で、前記コンタクトホール7Aを埋めるようにポリシリコンよりなる蓄積電極パターン8Aを形成し、さらにその上にSiN膜の両側に酸化膜を形成したいわゆるONO構造を有する誘電体膜8Bを形成する。さらに前記誘電体膜8B上にポリシリコンよりなる対向電極8Cを形成する。前記電極パターン8A,誘電体膜8Bおよび対向電極8Cは、情報を電荷の形で蓄積するメモリセルキャパシタ8を形成する。
かかる構成のDRAMにおいて素子の微細化を進めた場合、典型的には最小線幅が0.3μm以下になった場合に前記蓄積電極8Aとゲート電極3との間にリーク電流が流れる場合があることが発見された。蓄積電極8Aは、先にも述べたように情報を電荷の形で蓄積するメモリキャパシタ8の一部を構成するため、電極8Aに生じるリーク電流は、DRAMの動作、特にデータ保持特性に深刻な影響を与える。
図16(A)は、図15(F)のDRAMの一部を拡大して示す。
図16(A)を参照するに、前記ゲート電極3上には、ゲート電極3のパターニングの際に使われた反射防止膜3Aが残っており、また側壁酸化膜4A,4Bを覆うようにCVD酸化膜5Bが、前記層間絶縁膜5との間に形成されている。また、前記コンタクトホール5Aは、ゲート電極3との距離を確保するため、頂部から底部に向かって径が減少するテーパ形状に形成されている。
しかし、このような構造のDRAMにおいて、前記コンタクトホール5Aを、図16(A)に示すような理想的な整合状態で形成することは、特に最小線幅が0.3μm以下の超微細化された半導体装置では困難で、実際には図16(B)に示すように、コンタクトホール5Aの位置が、理想的な位置からずれてしまうことも多い。このような場合、コンタクトホール5Aを埋める蓄積電極8Aとゲート電極3とは接近し、このために蓄積電極8Aからゲート電極3に流れるリーク電流が発生するものと考えられる。リーク電流経路の詳細は、現状ではまだよくわかっていない。このリーク電流の問題は、後で説明するように、特に前記蓄積電極8Aを形成するに当たり、前記拡散領域1Bの表面から自然酸化膜を除去するために、緩衝HF水溶液によるエッチングを行った場合に顕著になる。
そこで、本発明は、上記の課題を解決した新規な半導体装置およびその製造方法を提供することを概括的課題とする。
本発明のより具体的な課題は、ゲート電極を有する半導体装置において、前記ゲート電極への、対向する電極からのリーク電流を実質的に除去することのできる半導体装置およびその製造方法を提供することにある。
本発明は上記の課題を、基板上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、前記基板中に、前記ゲート電極に隣接して拡散領域を形成する工程と、前記ゲート電極の側壁に側壁絶縁膜を形成する工程と、前記側壁絶縁膜を形成されたゲート電極上に、絶縁膜を堆積する工程と、前記絶縁膜に、前記ゲート電極に隣接して前記拡散領域表面を露出するコンタクトホールを形成する工程と、前記コンタクトホールに露出した拡散領域表面をHF溶液により処理する工程と、前記コンタクトホールを埋めるように電極を形成する工程と、前記拡散領域と、前記電極を介して蓄積電極と電気的に接続されたメモリセルキャパシタを形成する工程と、を有し、前記側壁絶縁膜表面と前記ゲート電極側壁面との間に窒化膜を形成する工程を含み、前記側壁絶縁膜と前記窒化膜と前記絶縁膜が前記コンタクトホールの側壁面に露出していることを特徴とする半導体装置の製造方法により解決する。
また本発明は上記の課題を、基板上にゲート電極を形成する工程と、前記基板中に、前記ゲート電極に接して一対の拡散領域を形成する工程と、前記ゲート電極の側壁面に側壁絶縁膜を形成する工程と、前記側壁絶縁膜が形成されたゲート電極上に、層間絶縁膜を堆積する工程と、前記層間絶縁膜に、前記一対の拡散領域の一方を露出する第1のコンタクトホールを形成する工程と、前記第1のコンタクトホールに露出した前記一対の拡散領域の一方の表面をHF溶液により処理する工程と、前記第1のコンタクトホールを埋めるように電極を形成する工程と、前記層間絶縁膜上に、前記一対の拡散領域の一方と前記第1のコンタクトホールを埋める電極を介して電気的に接続されたメモリセルキャパシタの蓄積電極を形成する工程と、を有し、少なくとも前記第1のコンタクトホールと対向する側において、前記側壁絶縁膜表面と前記ゲート電極側壁面との間に窒化膜を形成する工程とを含み、前記側壁絶縁膜と前記窒化膜と前記層間絶縁膜が前記第1のコンタクトホールの側壁面に露出していることを特徴とするDRAMの製造方法により、解決する。
[作用]
図1は、本発明の原理を説明する図である。ただし、図1中、先に説明した部分には対応する参照符号を付し、説明を省略する。
図1を参照するに、本発明では、前記ゲート電極3の上面(より正確には反射防止膜3A)および前記ゲート電極の側壁面を覆うようにSiN膜9が形成され、前記側壁酸化膜4Bは、前記SiN膜9上に形成される。さらに、前記SiN膜9は、前記ゲート電極3の側壁面からコンタクトホール5Aに向かって、前記ゲート絶縁膜2Bの延長上に形成された熱酸化膜上を延在する。
かかる構成により、前記コンタクトホール5Aを埋める蓄積電極8Aとゲート電極3との間のリーク電流が、効率的に抑圧される。
図2(A)は、Si基板11上に形成されたキャパシタのリーク電流について実験した結果を示す。
図2(A)を参照するに、Si基板11上には厚いSiO2膜12が、例えばウェット酸化法により形成されており、前記SiO2膜12上には第1のポリシリコン電極パターン13が形成される。さらに、前記SiO2膜12上には、前記ポリシリコン電極パターン13を覆うように、SiO2膜14が高温CVD法により、50nmの厚さに堆積され、さらにその上に第2のポリシリコン電極パターン15が堆積される。
図2(B)は、図2(A)の構造についてリーク電流特性を調べた結果を示す。ただし、図2(B)中、横軸はリーク電流を、また縦軸は各リーク電流における試料の個体数の割合を示す。
図2(B)中、●は図2(A)の構造において、前記第2のポリシリコン電極パターン15を前記SiO2膜14の堆積直後に形成した場合の結果を、また○は、同じく図2(A)の構造において、前記電極パターン15を形成するに先立って、前記SiO2膜14を緩衝HF水溶液で処理した場合の結果を示す。
図2(B)を参照するに、SiO2膜14の形成直後に電極パターン15を形成した場合には、ほとんどの試料でリーク電流が10-7A以下であるのに対し、SiO2膜14を緩衝HF水溶液で処理した場合には、SiO2膜の厚さは50nmから48nmまで4%だけしか減少しないにもかかわらず、10-7アンペア以上のリーク電流を示す試料の割合は大きく増大しているのがわかる。
先に説明した図16(A),(B)あるいは図1の構造では、前記蓄積電極8Aを形成するに先立ち、前記コンタクトホール5Aにより露出された拡散領域1Bの表面から自然酸化膜を除去するため、一般にかかる緩衝HF水溶液により、かかる拡散領域表面を処理することが行われるが、このような処理を行った場合、電極8Aと電極3との間のリーク電流特性が必然的に劣化することは、図2(B)の結果からも裏付けられる。
これに対し、図3(A)の構造では、前記SiO2膜14と上側のポリシリコン電極パターン15との間に、高温CVD法で形成したSiO2膜16とSiN膜17とを積層した積層構造を介在させている。ただし、図3(A)の構造は、前記SiN膜17の形成の後、前記ポリシリコン電極パターン15の形成の前に、緩衝HF水溶液によるエッチング処理を行っている。
図3(B)は、図3(A)の構造のリーク電流特性を示す。ただし、図3(B)中、×はSiO2膜16の厚さを10nm、SiN膜17の厚さを6nmとした場合、+はSiO2膜16およびSiN膜17の厚さをいずれも10nmとした場合を示す。さらに、○は、SiO2膜16およびSiN膜17を設けなかった場合、換言すると図2(A)の構造に突いての結果を示す。
図3(B)を参照するに、SiO2膜12上にSiN膜17を形成することにより、SiN膜17を形成しなかった場合よりも、リーク電流特性は著しく向上していることが明らかである。
すなわち、図3(B)の結果は、図1の構造において、SiN膜9を形成することにより、電極8Aと電極3との間のリーク電流が効果的に抑圧されることを示している。
図4は、本発明のさらに別の原理を示す。ただし、図4中、先に説明した部分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
図4を参照するに、図示の構造では、図16(A)あるいは(B)の構造において、前記側壁酸化膜4Bの外側に別の側壁酸化膜4Cが形成されている。側壁酸化膜4Cは、側壁酸化膜4Bと同様にSiO2層を前記ゲート電極3および側壁酸化膜4Bを覆うように高温CVD法で形成し、形成されたSiO2層に対して基板主面に対して実質的に垂直に作用する異方性エッチングを行うことによって形成されるが、その際、前記SiO2層の堆積に先立って既に形成されている側壁酸化膜4Bの表面を、前記SiO2層の堆積温度と実質的に同じ温度でN2Oにより処理し、前記表面に図4中に斜線で示したように、Nをドープした領域を形成する。
このように、側壁酸化膜を多層構造に形成することによっても、前記電極8Aと電極3との間のリーク電流を抑圧することが可能である。かかる多層構造は、側壁酸化膜4Bおよび4Cよりなる2層構造に限定されるものではなく、より多数の層を積層するものであってもよい。
本発明の特徴によれば、
基板と、基板上に形成されたゲート電極と、ゲート電極側壁面を覆う側壁絶縁膜と、前記基板中に、前記ゲート電極に隣接して形成された拡散領域と、前記拡散領域上に形成されたオーミック電極とよりなる半導体装置において、前記側壁絶縁膜表面と前記ゲート電極側壁面との間に、前記ゲート電極表面のうち前記オーミック電極と対向する部分を少なくとも覆うように、SiNあるいはSiON等の窒化膜を形成することにより、前記オーミック電極とゲート電極との間のリーク電流を効果的に抑圧することが可能になり、DRAMあるいはフラッシュメモリのデータ保持特性が向上する。
[第1実施例]
図5(A)〜図6(G)は、本発明の第1実施例によるDRAMの製造方法を示す。
図5(A)を参照するに、典型的にはp型にドープされたSi基板21上には、SiO2よりなるフィールド酸化膜22Aで画成され、同じくSiO2よりなる熱酸化膜22Bに覆われた活性領域が形成され、さらにポリシリコンよりなるワード線WLが、前記フィールド酸化膜22Aあるいは熱酸化膜22Bで覆われた基板21上を延在する。ワード線WLは、前記活性領域上では熱酸化膜22B上を延在し、メモリセルトランジスタのゲート電極23を形成する。これに伴い、前記熱酸化膜22Bは、メモリセルトランジスタのゲート絶縁膜を形成する。
さらに、図5(A)の工程では、前記ゲート電極23を自己整合マスクに、P+のイオン注入を行い、前記基板1中、ゲート電極23の両側に、前記メモリセルトランジスタの拡散領域21A,21Bを形成する。
次に、図5(B)の工程において、前記図5(A)の構造上に、SiN膜24を例えばCVD法により、SiN膜24がゲート電極23の上面および側壁面を覆うように、典型的には約30nmの厚さに堆積し、さらに図5(C)の工程で前記SiN膜24を覆うようにSiO2膜25を、高温CVD法により形成する。
次に、図5(D)の工程で、前記SiO2膜25に対して、前記基板主面に実質的に垂直に作用する異方性エッチングを行い、側壁酸化膜25Aおよび25Bを、前記ゲート電極23の両側壁面上に、SiN膜24を介して形成する。さらに、図5(D)の工程では、前記ゲート電極23およびかかる側壁酸化膜25A,25Bをマスクに、P+のイオン注入を行い、前記拡散領域21Aおよび21Bに部分的に重なるように、より深い拡散領域21Cおよび21Dをそれぞれ形成する。拡散領域21Aと21C、あるいは拡散領域21Bと21Dは、いわゆるLDD(lightly doped drain)構造を形成する。
次に、図6(E)の工程において、前記図6(D)の構造上にBPSGよりなる層間絶縁膜26をCVD法により堆積し、さらに前記層間絶縁膜26中に前記拡散領域21Aおよび21Cを露出するコンタクトホール26Aを形成する。さらに、緩衝HF水溶液により露出した拡散領域表面から自然酸化膜を除去した後、前記層間絶縁膜26上に、前記コンタクトホール26Aを埋めるように、ビット線BLの一部をなすオーミック電極27を形成する。
さらに、図6(F)の工程において、前記図6(E)の構造上に、BPSGよりなる第2の層間絶縁膜28を、CVD法により堆積し、さらに前記層間絶縁膜26,28を貫通して、前記拡散領域21B(および21D)を露出するコンタクトホール28Aを形成する。
さらに、図6(G)の工程において、前記コンタクトホール28Aにより露出した拡散領域表面の自然酸化膜を緩衝HF水溶液によるエッチングにより除去した後、前記コンタクトホール28Aを埋めるように、メモリセルキャパシタの蓄積電極を構成するポリシリコン電極29を前記拡散領域21B,21Dにコンタクトして形成し、さらにその上にSiNよりなるキャパシタ誘電体膜30を形成し、さらにその上に対向電極を構成するポリシリコン電極31を形成する。前記キャパシタ誘電体膜30は、SiN膜の上下面にSiO2膜を形成した、いわゆるONO構造を有するものであるのが好ましい。
かかる構造では、コンタクトホール28Aを埋めるポリシリコン電極29とゲート電極23との間にSiN膜24が介在するため、前記ビット線電極27あるいは蓄積電極29を形成する際に、露出した拡散領域表面から自然酸化膜を緩衝HF水溶液によりエッチング除去した場合にも、電極29と23との間におけるリーク電流が効果的に抑圧される。図3(B)の関係を参照。その際、SiN膜24は厚さが薄く、またゲート絶縁膜22Bの延長部を形成する熱酸化膜上を延在するため、半導体装置の動作に重要な拡散領域に歪みを及ぼすことはなく、SiN膜を形成することによる半導体装置の性能の低下は生じない。
本実施例は、また前記側壁酸化膜25A,25Bにより、コンタクトホール28Aを自己整合的に形成するいわゆる自己整合コンタクト構造を有するDRAM(例えば特開平8−274278号を参照)に対しても有効である。
[第2実施例]
図7(A)〜図8(G)は、本発明の第2実施例による、フラッシュメモリの製造方法を示す。
図7(A)を参照するに、典型的にはp型にドープされたSi基板41上には、SiO2よりなるフィールド酸化膜42Aで画成され、同じくSiO2よりなる熱酸化膜42Bに覆われた活性領域が形成され、図7(B)の工程において、前記熱酸化膜42B上にポリシリコンパターン43を、前記活性領域を覆うように形成する。前記熱酸化膜42Bは、形成されるフラッシュメモリのトンネル酸化膜として機能し、一方前記ポリシリコンパターン43はフローティングゲートの一部を構成する。
さらに、図7(C)の工程において、前記ポリシリコンパターン43の上面および側壁面を覆うように、SiONよりなる誘電体膜44が堆積され、さらに前記誘電体膜上に、前記ポリシリコンパターン43を覆うようにポリシリコン膜45およびWSi膜46が順次堆積され、さらに図7(D)の工程でパターニングを行うことにより、各々ポリシリコン層43、SiON層44、ポリシリコン層45およびWSi層46よりなるゲート電極構造G1,G2が形成される。ただし、前記ゲート電極構造G1,G2において、前記ポリシリコン層43は先にも説明したようにフローティングゲート電極を形成し、またポリシリコン層45およびWSi層46は制御電極を形成する。
さらに、図7(C)の工程では、前記ゲート電極構造G1およびG2をマスクに前記基板41中にP+あるいはAs+のイオン注入を実行することにより、基板41中に拡散領域41A,41B,41Cを形成する。
次に、図8(E)の工程で、前記図7(D)の構造上にSiO2膜47およびSiN膜48を、高温CVD法により形成する。ただし、前記SiO2膜47およびSiN膜48は、前記ゲート電極構造G1およびG2の各々の頂面および両側壁面を、連続して覆う。
次に、図7(F)の工程で、前記図7(E)の構造上に、BPSGよりなる層間絶縁膜49を、前記ゲート電極構造G1およびG2を埋めるように堆積し、さらに前記層間絶縁膜49中に、前記拡散領域41A〜41Cをそれぞれ露出するコンタクトホール49A〜49Cを形成する。
さらに、前記コンタクトホール49A〜49Cにより露出された拡散領域41A〜41Cの表面から緩衝HF水溶液により自然酸化膜を除去した後、オーミック電極50A〜50Cを、前記コンタクトホール49A〜49Cを埋めるように形成する。オーミック電極50Aあるいは50Cは例えばビット線BLの一部を形成し、オーミック電極50Bは他のメモリセルトランジスタの対応するオーミック電極と共に、消去電源に接続される。また、ゲート電極構造G1,G2中のシリサイド層46が、制御電極の一部として、ワード線に接続される。
かかる構造のフラッシュメモリでは、前記ゲート電極構造G1,G2がSiN膜48で連続的に覆われるため、フローティングゲート電極43のすぐ近傍にオーミック電極、例えば電極50Aが形成されても、フローティングゲート電極43から電極50Aに電荷がリークすることはなく、安定な情報の保持および書込み/読み出しが可能になる。
[変形例]
図9(A),(B)は、以上に説明したSiN膜をリーク電流の抑止に使った実施例の変形例を示す。ただし、図9(A),(B)中、先に説明した部分に対応する部分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
図9(A)は図1の構造の一変形例であり、SiN膜9が、図1の構造におけるように前記ゲート電極3の側壁面に接して形成されるかわりに、前記側壁酸化膜4B上に形成されている。かかる構成においても、前記SiN膜9は前記ゲート電極3のうち、前記オーミック電極8Aに対向する側を覆っており、電極8Aと8との間のリーク電流を効果的に抑圧する。
図9(B)の変形例では、図6(G)のDRAM構造において、前記SiN膜24を、前記ゲート電極23の側壁面に接するように形成するかわりに、前記側壁酸化膜25A,25B上を延在するように形成する。かかる構造においても、前記SiN膜24は、ゲート電極23のうち、前記蓄積電極29に対向する側を覆い、ゲート電極23と蓄積電極29との間のリーク電流を効果的に抑止する。
[第3実施例]
図10(A)〜図13(I)は、本発明の第3実施例によるDRAMの製造方法を示す。
図10(A)を参照するに、典型的にはp型にドープされたSi基板61上には、SiO2よりなるフィールド酸化膜62Aで画成され、同じくSiO2よりなる熱酸化膜62Bに覆われた活性領域が形成され、さらにポリシリコンよりなるワード線WLが、前記フィールド酸化膜62Aあるいは熱酸化膜62Bで覆われた基板61上を延在する。ワード線WLは、前記活性領域上では熱酸化膜62B上を延在し、メモリセルトランジスタのゲート電極63を形成する。これに伴い、前記熱酸化膜62Bは、メモリセルトランジスタのゲート絶縁膜を形成する。
さらに、図10(A)の工程では、前記ゲート電極63を自己整合マスクに、P+のイオン注入を行い、前記基板1中、ゲート電極63の両側に、前記メモリセルトランジスタの拡散領域61A,61Bを形成する。
次に、図10(B)の工程において、前記図10(A)の構造上に、SiO2膜64を高温CVD法により、SiO2膜64がゲート電極63の上面および側壁面を覆うように堆積する。
次に、図10(C)の工程で、前記SiO2膜64に対して、前記基板主面に実質的に垂直に作用する異方性エッチングを行い、側壁酸化膜64Aおよび64Bを、前記ゲート電極63の両側壁面上に形成する。さらに、図10(C)の工程では、前記ゲート電極63およびかかる側壁酸化膜64A〜64Dをマスクに、P+あるいはAs+のイオン注入を行い、前記拡散領域61Aおよび61Bに部分的に重なるように、より深い拡散領域61Cおよび61Dをそれぞれ形成する。拡散領域61Aと61C、あるいは拡散領域61Bと61Dは、いわゆるLDD(lightly doped drain)構造を形成する。
図10(C)の異方性エッチング工程は、前記SiO2膜64を堆積したのと同じ堆積装置中において、基板61を装置外に取り出すことなく実行され、さらに図11(D)の工程で、図10(C)の構造を、前記堆積装置中において、高温CVD法によりSiO2膜を形成する際の基板温度でN2O雰囲気に曝し、側壁酸化膜64A,64Bの表面にNをドープする。
さらに、図11(E)の工程において、前記図11(D)の構造上にSiO2膜(図示ぜず)を高温CVD法により堆積し、さらにこれを前記基板61の主面に対して実質的に垂直な方向に異方性エッチングすることにより、前記側壁酸化膜64A,64Bの外側に別の側壁酸化膜64C,64Dをそれぞれ形成する。
図11(E)の工程では、さらに前記ゲート電極63および側壁酸化膜64A,64C,64B,64Dをマスクに、P+あるいはAs+をイオン注入することにより、前記拡散領域61Aに一部重なるように、より深い拡散領域61Cを、また前記拡散領域61Bに一部重なるように、より深い拡散領域61Dを形成する。
次に、図12(F)の工程において、前記図11(E)の構造上に例えばBPSGよりなる層間絶縁膜65をCVD法により堆積し、前記層間絶縁膜65中に、前記拡散領域61Aおよび61Cを露出するコンタクトホール65Aを形成する。さらに、緩衝HF水溶液により露出した拡散領域表面から自然酸化膜を除去した後、前記層間絶縁膜65上に、前記コンタクトホール65Aを埋めるように、ビット線BLの一部をなすオーミック電極66を形成する。
次に、図12(G)の工程において、前記図11(E)の層間絶縁膜65上に、前記オーミック電極66を埋めるように、例えばBPSGよりなる第2の層間絶縁膜67を堆積し、前記第1および第2の層間絶縁膜65,67を貫通して、前記拡散領域61Bおよび61Dを露出するコンタクトホール67Aを形成する。
本実施例では、さらに図13(H)の工程において、前記コンタクトホール67Aを介して、露出された前記拡散領域61B,61Dの表面に対して、水素プラズマを使ったドライクリーニングを行い、自然酸化膜を除去する。ドライクリーニングは、例えばH2と酸素原子を含む気体、例えばH2Oとの混合ガス中において高周波励起によりプラズマを発生させ、200°C程度の温度で実行するのが好ましい。例えば、特開平6−140368を参照。
ドライクリーニングの後、図13(I)の工程において、前記コンタクトホール67Aを埋めるように、メモリセルキャパシタの蓄積電極を構成するポリシリコン電極68を前記拡散領域61B,61Dにコンタクトして形成し、さらにその上にSiNよりなるキャパシタ誘電体膜69を形成し、さらにその上に対向電極を構成するポリシリコン電極70を形成する。前記キャパシタ誘電体膜69は、SiN膜の上下面にSiO2膜を形成した、いわゆるONO構造を有するものであるのが好ましい。
本実施例では、前記ゲート電極63の側壁酸化膜が、層61Aあるいは61Bよりなる第1層と、層61Cあるいは61Dよりなる第2層とを含む多層構造を有するため、前記蓄積電極68とゲート電極63との間のリーク電流を、窒化膜を使わなくても、効果的に抑圧することができる。先にも説明したように、第1層(層61Aまたは61B)表面は、第2層(層61Cまたは61D)の形成の前にN2O雰囲気中で、SiO2膜の高温CVD法で使われる基板温度と同じ温度でアニールされる。
また、本実施例では、図13(I)で説明したように、前記蓄積電極68を堆積するに先立って、前記露出した拡散領域表面の自然酸化膜を、緩衝HF水溶液によるエッチングではなく、水素プラズマ中におけるドライクリーニングにより実行している。このため、緩衝HF水溶液処理を行った場合におけるようなリーク電流特性の劣化が抑制される。
本実施例において、側壁酸化膜の構成は、前記第1層および第2層のみに限定されるものではなく、より多層を含む構造としてもよい。
また、前記ドライクリーニングは、前記図12(F)の工程において、前記ビット線電極66を形成するに先立って、コンタクトホール65Aで露出された基板61表面に対して適用し、拡散領域61A,61Cの表面から自然酸化膜を除去するようにしてもよい。
以上、本発明を好ましい特徴について説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨内において様々な変形・変更が可能である。
以上、本発明を好ましい実施形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した要旨内において様々な変形・変更が可能である。
本発明の原理を説明する図(その1)である。 (A),(B)は本発明の原理を説明する図(その2)である。 (A),(B)は本発明の原理を説明する図(その3)である。 本発明の原理を説明する図(その4)である。 (A)〜(D)は、本発明の第1実施例によるDRAMの製造工程を説明する図(その1)である。 (E)〜(G)は、本発明の第1実施例によるDRAMの製造工程を説明する図(その2)である。 (A)〜(D)は、本発明の第2実施例によるフラッシュメモリの製造工程を説明する図(その1)である。 (E)〜(G)は、本発明の第2実施例によるフラッシュメモリの製造工程を説明する図(その2)である。 (A),(B)は、本発明第1実施例の変形例を示す図である。 (A)〜(C)は、本発明の第3実施例によるDRAMの製造工程を説明する図(その1)である。 (D),(E)は、本発明の第3実施例によるDRAMの製造工程を説明する図(その2)である。 (F),(G)は、本発明の第3実施例によるDRAMの製造工程を説明する図(その3)である。 (H),(I)は、本発明の第3実施例によるDRAMの製造工程を説明する図(その4)である。 (A)〜(C)は、従来のDRAMの製造工程を説明する図(その1)である。 (D)〜(F)は、従来のDRAMの製造工程を説明する図(その2)である。 (A),(B)は、従来の半導体装置における問題点を説明する図である。
符号の説明
1,11,21,41,61 基板
1A,1B,21A,21B,21C,21D,41A,41B,41C,61A,61B,61C,61D 拡散領域
2A,22A,42A,62A フィールド酸化膜
2B,22B,62B ゲート絶縁膜
3,23,63 ゲート電極
4,5B,14,16,25,47,64 SiO2
4A,4B,25A,25B,64A,64B,64C,64D 側壁酸化膜
5,7,26,28,49,65,67 層間絶縁膜
5A,7A,26A,28A,49A,49B,49C,65A,67A コンタクトホール
6,27,66 ビット線電極
8A,29,68 蓄積電極
8B,30,69 キャパシタ絶縁膜
8C,31,70 対向電極
9,17,24,48 窒化膜
12 SiO2
13,15 ポリシリコン電極
42B トンネル絶縁膜
42 ポリシリコン層
44 フローティング絶縁膜
45 ポリシリコン層
46 WSi制御電極
50A,50B,50C オーミック電極
1,G2 ゲート電極構造

Claims (19)

  1. 基板上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、
    前記基板中に、前記ゲート電極に隣接して拡散領域を形成する工程と、
    前記ゲート電極の側壁に側壁絶縁膜を形成する工程と、
    前記側壁絶縁膜を形成されたゲート電極上に、絶縁膜を堆積する工程と、
    前記絶縁膜に、前記ゲート電極に隣接して前記拡散領域表面を露出するコンタクトホールを形成する工程と、
    前記コンタクトホールに露出した拡散領域表面をHF溶液により処理する工程と、
    前記コンタクトホールを埋めるように電極を形成する工程と、
    前記拡散領域と、前記電極を介して蓄積電極と電気的に接続されたメモリセルキャパシタを形成する工程と、を有し、
    前記側壁絶縁膜表面と前記ゲート電極側壁面との間に窒化膜を形成する工程を含み、
    前記側壁絶縁膜と前記窒化膜と前記絶縁膜が前記コンタクトホールの側壁面に露出していることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記窒化膜を堆積する工程は、前記側壁絶縁膜を堆積する工程に先立って、前記窒化膜が前記ゲート電極側壁に接するように実行されることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記絶縁膜は、CVD法によって形成されることを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記ゲート絶縁膜が前記ゲート電極の外側にあって、前記拡散領域上に延在部を有し、前記延在部が前記コンタクトホールに露出するように形成され、前記延在部上に前記窒化膜が形成されることを特徴とする請求項1〜3のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記ゲート絶縁膜の延在部が熱酸化膜により形成されることを特徴とする請求項4記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記窒化膜は、SiN膜またはSiON膜よりなることを特徴とする請求項1〜5のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記側壁絶縁膜は、前記窒化膜と異なるエッチング耐性を持つことを特徴とする請求項1〜6のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記絶縁膜は、前記窒化膜と異なるエッチング耐性を持つことを特徴とする請求項1〜7のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記コンタクトホールはテーパ形状となるように形成されることを特徴とする請求項1〜8のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記ゲート電極の幅が0.3μm以下であることを特徴とする請求項1〜9のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記窒化膜は少なくとも5nmの膜厚を有することを特徴とする請求項1〜10のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
  12. 基板上にゲート電極を形成する工程と、
    前記基板中に、前記ゲート電極に接して一対の拡散領域を形成する工程と、
    前記ゲート電極の側壁面に側壁絶縁膜を形成する工程と、
    前記側壁絶縁膜が形成されたゲート電極上に、層間絶縁膜を堆積する工程と、
    前記層間絶縁膜に、前記一対の拡散領域の一方を露出する第1のコンタクトホールを形成する工程と、
    前記第1のコンタクトホールに露出した前記一対の拡散領域の一方の表面をHF溶液により処理する工程と、
    前記第1のコンタクトホールを埋めるように電極を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜上に、前記一対の拡散領域の一方と前記第1のコンタクトホールを埋める電極を介して電気的に接続されたメモリセルキャパシタの蓄積電極を形成する工程と、を有し、
    少なくとも前記第1のコンタクトホールと対向する側において、前記側壁絶縁膜表面と前記ゲート電極側壁面との間に窒化膜を形成する工程とを含み、
    前記側壁絶縁膜と前記窒化膜と前記層間絶縁膜が前記第1のコンタクトホールの側壁面に露出していることを特徴とするDRAMの製造方法。
  13. 前記窒化膜を形成する工程は、前記側壁絶縁膜を形成する工程に先立って、前記窒化膜が前記ゲート電極側壁面に接するように実行されることを特徴とする請求項12記載のDRAMの製造方法。
  14. 前記窒化膜は、前記ゲート電極の両側壁面及び上面を覆うように形成されることを特徴とする請求項12記載のDRAMの製造方法。
  15. 前記ゲート絶縁膜が前記ゲート電極の外側にあって、前記一対の拡散領域の一方の上に延在部を有し、前記延在部が前記第1のコンタクトホールに露出するように形成され、前記延在部上に前記窒化膜が形成されることを特徴とする請求項12〜14のうち、いずれか一項記載のDRAMの製造方法。
  16. 前記層間絶縁膜に、前記一対の拡散領域の他方を露出する第2のコンタクトホールを形成する工程と、
    前記第2のコンタクトホールを埋めるように電極を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜上に、前記一対の拡散領域の他方と前記第2のコンタクトホールを埋める電極を介して電気的に接続されたビット線を形成することを特徴とする請求項12〜15のうち、いずれか一項記載のDRAMの製造方法。
  17. 前記窒化膜はさらに、前記第2のコンタクトホールと対向する側において、前記側壁絶縁膜の表面と前記ゲート電極側壁面との間に形成されることを特徴とする請求項12〜16のうち、いずれか一項記載のDRAMの製造方法。
  18. 前記ゲート電極の幅が0.3μm以下であることを特徴とする請求項12〜18のうち、いずれか一項記載のDRAMの製造方法。
  19. 前記窒化膜は少なくとも6nmの膜厚を有することを特徴とする請求項12〜18のうち、いずれか一項記載のDRAMの製造方法。
JP2008107875A 2008-04-17 2008-04-17 半導体装置の製造方法およびdramの製造方法 Expired - Lifetime JP4874289B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008107875A JP4874289B2 (ja) 2008-04-17 2008-04-17 半導体装置の製造方法およびdramの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008107875A JP4874289B2 (ja) 2008-04-17 2008-04-17 半導体装置の製造方法およびdramの製造方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9191235A Division JPH1140766A (ja) 1997-07-16 1997-07-16 半導体装置、dram、フラッシュメモリ、およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008227524A true JP2008227524A (ja) 2008-09-25
JP4874289B2 JP4874289B2 (ja) 2012-02-15

Family

ID=39845681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008107875A Expired - Lifetime JP4874289B2 (ja) 2008-04-17 2008-04-17 半導体装置の製造方法およびdramの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4874289B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03101238A (ja) * 1989-09-14 1991-04-26 Toshiba Corp Mos型半導体装置及びその製造方法
JPH04102357A (ja) * 1990-08-22 1992-04-03 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JPH04146668A (ja) * 1990-10-09 1992-05-20 Miyagi Oki Denki Kk 半導体装置の製造方法
JPH04245442A (ja) * 1991-01-30 1992-09-02 Sanyo Electric Co Ltd Lddトランジスタの製造方法
JPH06181262A (ja) * 1992-09-09 1994-06-28 Hyundai Electron Ind Co Ltd 半導体装置の自己整合型コンタクトの製造方法
JPH08162619A (ja) * 1994-12-09 1996-06-21 Hitachi Ltd 半導体装置及びその製造方法
JPH08186256A (ja) * 1994-12-29 1996-07-16 Sony Corp Ldd構造のトランジスタの製造方法及びトランジスタ
JPH0955479A (ja) * 1995-08-15 1997-02-25 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置の製造方法および半導体集積回路装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03101238A (ja) * 1989-09-14 1991-04-26 Toshiba Corp Mos型半導体装置及びその製造方法
JPH04102357A (ja) * 1990-08-22 1992-04-03 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JPH04146668A (ja) * 1990-10-09 1992-05-20 Miyagi Oki Denki Kk 半導体装置の製造方法
JPH04245442A (ja) * 1991-01-30 1992-09-02 Sanyo Electric Co Ltd Lddトランジスタの製造方法
JPH06181262A (ja) * 1992-09-09 1994-06-28 Hyundai Electron Ind Co Ltd 半導体装置の自己整合型コンタクトの製造方法
JPH08162619A (ja) * 1994-12-09 1996-06-21 Hitachi Ltd 半導体装置及びその製造方法
JPH08186256A (ja) * 1994-12-29 1996-07-16 Sony Corp Ldd構造のトランジスタの製造方法及びトランジスタ
JPH0955479A (ja) * 1995-08-15 1997-02-25 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置の製造方法および半導体集積回路装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4874289B2 (ja) 2012-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3805603B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
US6645779B2 (en) FeRAM (ferroelectric random access memory) and method for forming the same
JP5076548B2 (ja) 半導体装置とその製造方法
JP2005277443A (ja) 半導体装置
JP3927179B2 (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JP2012039077A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2006108620A (ja) 導電性側壁スペーサを有する不揮発性メモリ装置及びその製造方法
JP2009231300A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
KR100297607B1 (ko) 반도체장치,dram,플래시메모리및그제조방법
JP2009253259A (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
JP4874289B2 (ja) 半導体装置の製造方法およびdramの製造方法
JP4859400B2 (ja) 3つの状態を有する不揮発性メモリ及びその製造方法
JP3028984B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置の製造方法
TWI543303B (zh) 非揮發性記憶體以及其製作方法
JP2008166528A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US11631694B2 (en) Manufacturing method of semiconductor device
JP2005277431A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2008103740A (ja) フラッシュメモリおよびその製造方法
JP4044525B2 (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JP4249691B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH11214639A (ja) 誘電体メモリおよびその製造方法
JPH06125052A (ja) 半導体記憶装置の製造方法
JPH1197640A (ja) Dramにおけるメモリセルの製造方法
KR101004693B1 (ko) 강유전체 메모리 소자 및 그 제조 방법
JP2006121009A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080729

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111025

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111122

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term