JP2008166528A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】溝部の両側面にそれぞれ形成された2つの電荷蓄積層からデータを読み出す際のデータの読み分け性を向上させることが可能な半導体装置およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、半導体基板10内に設けられた溝部30と、溝部30の両側面に設けられたボトム酸化膜14と、ボトム酸化膜14の側面に設けられた2つの電荷蓄積層16と、2つの電荷蓄積層16の側面に設けられたトップ酸化膜18と、溝部30の底面上に設けられ、膜厚がトップ酸化膜18より薄い酸化シリコン層22と、を具備する半導体装置およびその製造方法である。
【選択図】図5
【解決手段】本発明は、半導体基板10内に設けられた溝部30と、溝部30の両側面に設けられたボトム酸化膜14と、ボトム酸化膜14の側面に設けられた2つの電荷蓄積層16と、2つの電荷蓄積層16の側面に設けられたトップ酸化膜18と、溝部30の底面上に設けられ、膜厚がトップ酸化膜18より薄い酸化シリコン層22と、を具備する半導体装置およびその製造方法である。
【選択図】図5
Description
本発明は半導体装置およびその製造方法に関し、特に、1トランジスタに2つの電荷蓄積領域を有する不揮発性メモリを備えた半導体装置およびその製造方法に関する。
近年、電源を切ってもデータ保持が可能な半導体装置である不揮発性メモリが広く利用されている。代表的な不揮発性メモリであるフラッシュメモリにおいては、メモリセルを構成するトランジスタが電荷蓄積層と呼ばれるフローティングゲートまたは絶縁膜を有している。そして、電荷蓄積層に電荷を蓄積させることにより、データを記憶する。絶縁膜を電荷蓄積層とするフラッシュメモリとして、ONO(Oxide/Nitride/Oxide)膜中のトラップ層に電荷を蓄積するSONOS(Silicon Oxide Nitride Oxide Silicon)型構造を有するフラッシュメモリがある。特許文献1にはSONOS型フラッシュメモリの1つとして、ソースとドレインを入れ替えて対称的に動作させる仮想接地型メモリセルを有するフラッシュメモリ(従来例1)が開示されている。従来例1においては、ソースとドレインとを入れ替えて対称的に動作させることにより、1つのトランジスタのソースとドレインとの間の電荷蓄積層に2つの電荷蓄積領域を形成することができきる。これにより、1つのトランジスタに2ビットを記憶することができる。
しかし、従来例1において、メモリセルを微細化するとチャネル長が短くなり、ソースとドレインとの間の電荷蓄積層に形成された2つの電荷蓄積領域が分離しなくなる。つまり、電荷の書き分けが難しくなる。この課題の解決のため、特許文献2には、メモリセルの微細化が可能なフラッシュメモリ(従来例2)が開示されている。図1は従来例2に係るフラッシュメモリの断面図である。図1を参照に、半導体基板10内に溝部30が設けられ、溝部30の両側面にはボトム酸化膜14、電荷蓄積層としてトラップ層16およびトップ酸化膜18からなるONO膜20が設けられている。トップ酸化膜18上には、ゲート電極を兼ねるワードライン24が設けられている。溝部30の両側の半導体基板10内にはソースおよびドレインを兼ねるビットライン12が設けられている。
従来例2によれば、ビットライン12間隔が小さくなった場合も、チャネル51のように溝部30の周囲がチャネル長となる。よって、チャンル長を長くすることができる。これにより、ソースとドレインとの間に2つの電荷蓄積領域を分離し形成することが可能となる。また、溝部30の底面上にトラップ層16が形成されておらず、トラップ層16が左右に分離している。このため、左右のトラップ層16への電荷の書き分け性が向上する。
米国特許第6011725号明細書
特開2005−517301号公報
しかしながら、従来例2においても、左右のトラップ層16に記憶されたデータ(つまり、左右のトラップ層16に電荷が蓄積されているか)の読み分けが難しいという課題がある。図1を参照に、この課題について説明する。左側のトラップ層16に記憶されたデータの読み出しは以下のようにして行う。左側のビットライン12をソース、右側のビットライン12をドレインとする。左側のトラップ層16に電子が蓄積されている場合、トラップ層16の電界により、ソースとドレインとの間のチャネル51を流れる電流は小さくなる。左側のトラップ層16に電荷(電子)が蓄積されていない場合、チャネル51を流れる電流は大きくなる。この電流を検知することにより、トラップ層16のデータを読み出す。
しかしながら、右側のトラップ層16の電荷による電界が矢印50のように、溝部30の底面上のボトム酸化膜14およびトップ酸化膜18を伝わり左側のトラップ層16近くのチャネル51まで到達してしまう。このため、左側のトラップ層16に記憶されたデータの読み出す際に、チャネルを流れる電流は、右側のトラップ層16に蓄積された電荷に影響されてしまう。つまり、データの読み分けが難しくなる。
本発明は、上記課題に鑑み、溝部の両側面にそれぞれ形成された2つの電荷蓄積層からデータを読み出す際のデータの読み分け性を向上させることが可能な半導体装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、半導体基板内に設けられた溝部と、該溝部の両側面に設けられたボトム酸化膜と、該ボトム酸化膜の側面に設けられた2つの電荷蓄積層と、該2つの電荷蓄積層の側面に設けられたトップ酸化膜と、前記溝部の底面上に設けられ、膜厚が前記トップ酸化膜より薄い酸化シリコン層と、を具備する半導体装置である。本発明によれば、データを読み出す際のデータの読み分け性を向上させることができる。
上記構成において、前記トップ酸化膜の側面および前記酸化シリコン層上に設けられ、前記2つの電荷蓄積層に対応する1つのゲート電極を具備する構成とすることができる。この構成によれば、酸化シリコン層が薄いため、ゲート電極からの電界が大きくなり、チャネルの制御性が高まる。
本発明は、半導体基板内に設けられた溝部と、該溝部の両側面に設けられたボトム酸化膜と、該ボトム酸化膜の側面に設けられた2つの電荷蓄積層と、該2つの電荷蓄積層の側面に設けられたトップ酸化膜と、前記2つの電荷蓄積層の間の前記半導体基板内に設けられた第2溝部と、を具備する半導体装置である。本発明によれば、データを読み出す際のデータの読み分け性を向上させることができる。
上記構成において、前記トップ酸化膜の側面および前記第2溝部内に設けられ、前記2つの電荷蓄積層に対応する1つのゲート電極を具備する構成とすることができる。この構成によれば、データを読み出す際のデータの読み分け性をより向上させることができる。
上記構成において、前記第2溝部の底面上に設けられ、膜厚が前記トップ酸化膜より薄い酸化シリコン層を具備する構成とすることができる。この構成によれば、データを読み出す際のデータの読み分け性をより向上させることができる。
上記構成において、前記溝部の両側の前記半導体基板内に設けられたビットラインを具備する構成とすることができる。上記構成において、前記電荷蓄積層は窒化シリコン膜を含む構成とすることができる。上記構成において、前記電荷蓄積層はフローティングゲートを含む構成とすることができる。
本発明は、半導体基板内に溝部を形成する工程と、前記溝部の側面および底面に電荷蓄積層を形成する工程と、前記溝部の側面に形成された前記電荷蓄積層をマスクに、前記溝部の底面の前記電荷蓄積層を除去する工程と、前記電荷蓄積層の側面にトップ酸化膜を形成する工程と、前記溝部の底面に、前記トップ酸化膜より膜厚の薄い酸化シリコン層を形成する工程と、を有する半導体装置の製造方法である。本発明によれば、データを読み出す際のデータの読み分け性を向上させることが可能な半導体装置を製造することができる。
上記構成において、前記トップ酸化膜を形成する工程は、前記溝部の側面および底面に形成された前記電荷蓄積層上に前記トップ酸化膜を形成する工程を含み、前記電荷蓄積層を除去する工程は、前記電荷蓄積層および前記トップ酸化膜をマスクに前記溝部の底面の前記電荷蓄積層および前記トップ酸化膜を除去する工程を含む構成とすることができる。この構成によれば、簡単に溝部の底面に、トップ酸化膜より膜厚の薄い酸化シリコン層を形成することができる。
上記構成において、前記溝部の側面および底面にボトム酸化膜を形成する工程を具備し、前記電荷蓄積層を除去する工程は、前記溝部の側面に形成された前記ボトム酸化膜および前記電荷蓄積層をマスクに、前記溝部の底面の前記ボトム酸化膜および前記電荷蓄積層を除去する工程と、前記溝部の側面の前記電荷蓄積層の上面を、前記溝部の側面の前記ボトム酸化膜の上面より低く形成する工程と、を含む構成とすることができる。上記構成によれば、電荷蓄積層上のトップ酸化膜を厚く形成できる。これにより、信頼性の高い半導体装置を製造することができる。
本発明は、半導体基板内に溝部を形成する工程と、前記溝部の側面および底面に電荷蓄積層を形成する工程と、前記溝部の側面に形成された前記電荷蓄積層をマスクに、前記溝部の底面の前記電荷蓄積層を除去する工程と、前記溝部の側面に形成された前記電荷蓄積層をマスクに前記溝部の底面をエッチングし前記半導体基板内に第2溝部を形成する工程と、前記第2溝部の側面および底面に酸化シリコン層を形成する工程と、を有する半導体装置の製造方法である。本発明によれば、データを読み出す際のデータの読み分け性を向上させることが可能な半導体装置を製造することができる。
本発明は、半導体基板上に開口部を有する絶縁層を形成する工程と、前記開口部下の前記半導体基板をエッチングし溝部を形成する工程と、前記溝部の側面および底面に電荷蓄積層を形成する工程と、前記溝部の側面に形成された前記電荷蓄積層をマスクに、前記溝部の底面の前記電荷蓄積層を除去する工程と、前記溝部内および前記絶縁層上にゲート電極を形成する工程と、を有し、前記電荷蓄積層を除去する工程は、前記半導体基板上の前記絶縁層が残存するように前記電荷蓄積層を除去する工程を含む半導体装置の製造方法である。本発明によれば、データを読み出す際のデータの読み分け性を向上させることが可能な半導体装置の製造方法において、ゲート電極と半導体基板との電気的分離を簡単に行うことができる。
本発明によれば、溝部の両側面にそれぞれ形成された2つの電荷蓄積層からデータを読み出す際のデータの読み分け性を向上させることが可能な半導体装置およびその製造方法を提供することができる。
以下、図面を参照に本発明の実施例を説明する。
図2(a)は実施例1にかかるフラッシュメモリの上視図(保護膜36、配線層34、層間絶縁膜32およびONO膜20は図示していない)、図2(b)は図2(a)のA−A断面を示す図である。図2(a)より、半導体基板10には溝部30が設けられ、溝部30の両側の半導体基板10内にはソースおよびドレインを兼ねるビットライン12が設けられている。ビットライン12の幅方向にはゲートを兼ねるワードライン24が延在している。図2(b)を参照に、溝部30の両側面には従来例2の図1と同様に、ONO膜20が設けられている。溝部30の底面上にはトップ酸化膜18の膜厚より薄い酸化シリコン層22が設けられている。溝部30内のトップ酸化膜18の間および酸化シリコン層22上にはワードライン24が設けられている。ワードライン24上には例えば酸化シリコン膜からなる層間絶縁膜32が設けられている。層間絶縁膜32上のビットライン12の上方には例えばアルミニウムや銅からなる配線層34が設けられている。配線層34はビットライン12の延在方向に延在している。配線層34を覆うように例えば酸化シリコン膜からなる保護膜36が設けられている。
図3(a)から図4(c)を用い、実施例1に係るフラッシュメモリの製造方法に説明する。図3(a)を参照に、P型シリコン半導体基板(または半導体基板内のP型ウェル)10の上部に例えば砒素をイオン注入し、その後熱処理することにより深さが例えば約50nmのN型拡散層12(ビットライン12となる層)を形成する。図3(b)を参照に、N型拡散層12上に例えば酸化シリコン膜等の絶縁膜からなるビットライン絶縁膜40を形成する。ビットライン絶縁膜40は熱酸化法またはCVD法により形成される。ただし、N型拡散層の拡散を防止するため、プラズマ酸化法またはプラズマCVD法を用い低温で形成することが好ましい。図3(c)を参照に、フォトレジストを用いビットライン絶縁膜40および半導体基板10をRIE(反応性ドライエッチング)法を用いエッチングする。これにより半導体基板10内に深さが例えば約80nm、幅が例えば約100nmのU字状の溝部30を形成する。N型拡散層より、溝部30の両側にビットライン12が形成される。溝部30は矩形状でもよいが、溝部30の角部への電界集中を抑制するためU字状とすることが好ましい。
図4(a)を参照に、溝部30の両側面および底面に酸化シリコン膜からなるボトム酸化膜14を形成する。ボトム酸化膜14はCVD法、熱酸化法、プラズマ酸化法、LPRO(Low Pressure Radical Oxidation)法またはISSG(In-Situ Steam Generation)法を用いることができる。高品質の酸化シリコン膜を形成するため、直接酸化法である熱酸化法、プラズマ酸化法、LPRO法またはISSG法を用いることが好ましい。ボトム酸化膜14の側面および底面上に窒化シリコン膜からなるトラップ層16を形成する。トラップ層16は電荷の保持特性の観点から熱CVD法を用い形成することが好ましい。トラップ層16の側面および底面上に酸化シリコン膜からなるトップ酸化膜18を形成する。トップ酸化膜18は膜厚の確保が容易なCVD法で形成することが好ましい。以上により、ボトム酸化膜14、トラップ層16およびトップ酸化膜18からなるONO膜20が形成される。
図4(b)を参照に、RIE法を用いトップ酸化膜18、トラップ層16およびボトム酸化膜14を全面エッチングし、溝部30の側面にONO膜20を残存させる。このとき、オーバエッチングされてもビットライン絶縁膜40により、ビットライン12が露出することを防止することができる。一方、溝部30の底面は半導体基板10が露出する。図4(c)を参照に、溝部30の底面に酸化シリコン層22を形成する。酸化シリコン膜22は良好な膜質とするため、熱酸化法、プラズマ酸化法またはISSG法を用いることが好ましい。このとき、酸化シリコン層22の膜厚はトップ酸化膜18の膜厚より薄く形成する。この際、トラップ層16の端面も酸化され酸化シリコン膜となる。その後、溝部30内のトップ酸化膜18間および酸化シリコン層22上並びにビットライン絶縁膜40上にポリシリコンからなるワードライン24を形成する。ビットライン12上にはビットライン絶縁膜40を介しワードライン24を形成できるため、ワードライン24とビットライン12を電気的に分離することができる。さらに、層間絶縁膜32、配線層34および保護膜36を形成する。以上により実施例1に係るフラッシュメモリが完成する。
図5は実施例1の効果を説明するための図である。溝部30の底面上の酸化シリコン層22の膜厚は例えば約5nm、溝部30の側面のトップ酸化膜18の膜厚は例えば約10nmであり、酸化シリコン層22の膜厚はトップ酸化膜18の膜厚より薄い。その他の構成は図1と同じであり、同じ部材は同じ符号を付し説明を省略する。図5を参照に、左側のトラップ層16のデータを読み出す際、右側のトラップ層16に蓄積された電荷による電界は矢印52のように左側までは到達しない。よって、データを読み出す際のデータの読み分け性を向上させることができる。
さらに、トップ酸化膜18の側面および酸化シリコン層22上に2つの電荷蓄積層に対応する1つのワードライン24(ゲート電極)が設けられている。酸化シリコン層22が薄いため、ワードライン24(ゲート電極)からの電界が大きくなり、チャネル54の制御性が高まる。よって、チャネル54を流れる電流のオン/オフの電流比が十分確保され、トランジスタの動作マージンが大きくなる。
また、実施例1に係るフラッシュメモリの製造方法は、図4(a)のように、溝部30の側面および底面にボトム酸化膜14、電荷蓄積層であるトラップ層16およびトップ酸化膜18を形成する。図4(b)のように、溝部30の側面に形成されたボトム酸化膜14、トラップ層16およびトップ酸化膜18をマスクに、溝部30の底面のボトム酸化膜14、トラップ層16およびトップ酸化膜18を除去する。これにより、図4(c)のように、簡単に、溝部30の底面に、トップ酸化膜18より膜厚の薄い酸化シリコン層22を形成することができる。
さらに、図3(c)のように、半導体基板10上に開口部を有する絶縁性のビットライン絶縁膜40(絶縁層)を形成し、ビットライン絶縁膜40の開口部下の半導体基板10をエッチングし溝部30を形成している。そして、図4(b)のように、溝部30の側面に形成されたボトム酸化膜14、トラップ層16およびトップ酸化膜18をマスクに、溝部30の底面のボトム酸化膜14、トラップ層16およびトップ酸化膜18を除去する際に、半導体基板10上のビットライン絶縁膜が残存するようにボトム酸化膜14、トラップ層16およびトップ酸化膜18を除去する。これにより、溝部30内およびビットライン絶縁膜40上にワードライン24(ゲート電極)を形成することができる。このようにして、ワードライン24と半導体基板10との電気的分離を簡単に行うことができる。
図6は実施例2に係るフラッシュメモリの製造方法を示す図である。図6(a)を参照に、実施例1の図3(c)までの工程を行った後、ボトム酸化膜14およびトラップ層16を図4(a)と同様に形成する。図6(b)を参照に、トラップ層16およびボトム酸化膜14を全面でエッチングする。これにより、溝部30の側面に、トラップ層16およびボトム酸化膜14が残存し、溝部30の底面の半導体基板10が露出する。さらに、窒化シリコン膜であるトラップ層16をエッチングする。これにより、トラップ層16aの上面がボトム酸化膜14より例えば約10nm(図6(b)のL)低くなる。後にこの部分に形成されるトップ酸化膜を厚くするため、この段差Lはトラップ層16の厚さより大きくすることが好ましい。
図6(c)を参照に、トラップ層16aの側面および溝部30の底面上にトップ酸化膜18を例えばCVD法を用い形成する。このとき、トップ酸化膜18はトラップ層16よりも厚く形成することが好ましい。また、トラップ層16aの上面がボトム酸化膜14より低いため、トラップ層16aの上面には溝部30の底面より厚くトップ酸化膜18が形成される。トップ酸化膜18をエッチングする。これにより、溝部30の底面に半導体基板10が露出する。このとき、トラップ層16aの上面にはトップ酸化膜18が残存する。図6(d)を参照に、溝部30の底面を例えば直接酸化法である例えば熱酸化法を用い酸化し、酸化シリコン層22を形成する。このとき、酸化シリコン層22の膜厚はトップ酸化膜18より薄く形成する。その後、ワードライン24、層間絶縁膜、配線層および保護膜を形成することによりフラッシュメモリが完成する。
実施例1においては、図4(c)のように、溝部30の側面のトラップ層16上に形成される酸化シリコン膜は、溝部30の底面の酸化シリコン層22の膜厚程度となってしまう。この場合、信頼性が低下することもありうる。これに対し、実施例2に係るフラッシュメモリの製造方法においては、図6(b)のように、溝部30の底面のトラップ層16を除去する際に、溝部30の側面のトラップ層16aの上面を、溝部30の側面のボトム酸化膜14の上面より低く形成する。これにより、図6(d)のように、トップ酸化膜18を形成する際に、トラップ層16上に形成される酸化シリコン膜の厚さを溝部30の底面の酸化シリコン層22の膜厚より厚くすることができる。よって、実施例1のように、信頼性が低下する可能性がない。
実施例3は溝部30の底面にさらに第2溝部42を有する例である。図7(a)を参照に、実施例2の図6(a)までの工程を行った後、溝部30の側面のボトム酸化膜14およびトラップ層16をマスクに、溝部30の底面のボトム酸化膜14およびトラップ層16を除去する。図7(b)を参照に、ビットライン絶縁膜40、ボトム酸化膜14およびトラップ層16をマスクに、RIE法を用い溝部30の底面をエッチングし、深さが例えば約20nm、幅が例えば約20nmのU字状の第2溝部42を形成する。図7(c)を参照に、トップ酸化膜18をトラップ層16の側面および第2溝部42の側面および底面に形成する。その後、ワードライン24、層間絶縁膜、配線層および保護膜を形成することによりフラッシュメモリが完成する。
図8は実施例3に係るフラッシュメモリの断面図である。溝部30内の2つのトラップ層16間の半導体基板内に第2溝部42が設けられている。また、トップ酸化膜18の側面および第2溝部42内に、2つのトラップ層16に対応する1つのワードライン24(ゲート電極)が設けられている。その他の構成は、実施例1の図5と同じであり同じ部材は同じ符号を付説明を省略する。実施例3によれば、第2溝部42内のワードライン24により、左側のトラップ層16のデータを読み出す際、右側のトラップ層16に蓄積された電荷による電界は矢印56のように左側までは到達しない。よって、データを読み出す際のデータの読み分け性を向上させることができる。
図7に示した製造方法で実施例3を製造すると、第2溝部42内の酸化シリコン層22の膜厚はトップ酸化膜18とほぼ同じとなる。このように、酸化シリコン層22の膜厚がトップ酸化膜18の膜厚以上であっても、第2溝部42中のワードライン24により右側のトラップ層16に蓄積された電荷の電界が左側まで到達することを抑制することができる。
図8のように、酸化シリコン層22の膜厚をトップ酸化膜18の膜厚より薄くすることにより、右側のトラップ層16に蓄積された電荷の電界が左側まで到達することをより抑制することができる。よって、データを読み出す際のデータの読み分け性をより向上させることができる。図8のフラッシュメモリは、例えば、以下により製造することができる。図6(c)までの製造工程を行った後、トップ酸化膜18およびビットライン絶縁膜40をマスクに半導体基板10をエッチングすることにより第2溝部を形成する。その後、図6(d)と同様に、薄い酸化シリコン膜を第2溝部の側面および底面に形成する。
実施例3に係るフラッシュメモリの製造方法によれば、図7(b)のように、溝部30の側面に形成されたボトム酸化膜14およびトラップ層16をマスクに溝部30の底面をエッチングし第2溝部42を形成している。さらに、図7(c)のように、第2溝部42の側面および底面にトップ酸化膜18と同時に酸化シリコン層を形成している。このように、第2溝部42内にボトム酸化膜14およびトラップ層16を形成せずに、酸化シリコン層を形成することにより、第2溝部42の幅を狭くし、微細化を図ることができる。例えば、第2溝部42内にONO膜20を形成する場合は、第2溝部42の幅は50nm以上必要である。一方、実施例3のように、第2溝部42内に酸化シリコン層のみを形成する場合は、第2溝部42の幅は20nm程度とすることができる。
実施例4は電荷蓄積層がフローティングゲートの例である。図9は実施例4に係るフラッシュメモリの断面図である。実施例1に対し電荷蓄積層がポリシリコン17で形成されている、その他の構成は実施例1と同じであり同じ部材は同じ符号を付し説明を省略する。実施例4のように、電荷蓄積層として、ポリシリコン等の導電層を用いたフローティングゲートを用いても良い。実施例2および実施例3においても、電荷蓄積層としてポリシリコン等の導電層を用いたフローティングゲートを用いてもよい。さらに、電荷蓄積層として、半導体ナノクリスタルを多数含む絶縁膜またはハフニア(ハフニウム酸化膜)などのHigh-k膜を電荷蓄積層を用いることもできる。
実施例1から実施例3において、酸化シリコン膜の形成方法として好適な例を示したがこれらの形成方法に限られるものではない。例えば、熱酸化法、プラズマ酸化法、LPRO法、ISSG法等の直接酸化法、熱CVD法、プラズマCVD法等、適宜使用することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 半導体基板
12 ビットライン(N型拡散層)
14 ボトム酸化膜
16 トラップ層
18 トップ酸化膜
20 ONO膜
22 酸化シリコン層
30 溝部
32 層間絶縁膜
34 配線層
36 保護膜
40 ビットライン絶縁膜
42 第2溝部
12 ビットライン(N型拡散層)
14 ボトム酸化膜
16 トラップ層
18 トップ酸化膜
20 ONO膜
22 酸化シリコン層
30 溝部
32 層間絶縁膜
34 配線層
36 保護膜
40 ビットライン絶縁膜
42 第2溝部
Claims (13)
- 半導体基板内に設けられた溝部と、
該溝部の両側面に設けられたボトム酸化膜と、
該ボトム酸化膜の側面に設けられた2つの電荷蓄積層と、
該2つの電荷蓄積層の側面に設けられたトップ酸化膜と、
前記溝部の底面上に設けられ、膜厚が前記トップ酸化膜より薄い酸化シリコン層と、を具備する半導体装置。 - 前記トップ酸化膜の側面および前記酸化シリコン層上に設けられ、前記2つの電荷蓄積層に対応する1つのゲート電極を具備する請求項1記載の半導体装置。
- 半導体基板内に設けられた溝部と、
該溝部の両側面に設けられたボトム酸化膜と、
該ボトム酸化膜の側面に設けられた2つの電荷蓄積層と、
該2つの電荷蓄積層の側面に設けられたトップ酸化膜と、
前記2つの電荷蓄積層の間の前記半導体基板内に設けられた第2溝部と、を具備する半導体装置。 - 前記トップ酸化膜の側面および前記第2溝部内に設けられ、前記2つの電荷蓄積層に対応する1つのゲート電極を具備する請求項3記載の半導体装置。
- 前記第2溝部の底面上に設けられ、膜厚が前記トップ酸化膜より薄い酸化シリコン層を具備する請求項3記載の半導体装置。
- 前記溝部の両側の前記半導体基板内に設けられたビットラインを具備する請求項1から5のいずれか一項記載の半導体装置。
- 前記電荷蓄積層は窒化シリコン膜を含む請求項1から6のいずれか一項記載の半導体装置。
- 前記電荷蓄積層はフローティングゲートを含む請求項1から6のいずれか一項記載の半導体装置。
- 半導体基板内に溝部を形成する工程と、
前記溝部の側面および底面に電荷蓄積層を形成する工程と、
前記溝部の側面に形成された前記電荷蓄積層をマスクに、前記溝部の底面の前記電荷蓄積層を除去する工程と、
前記電荷蓄積層の側面にトップ酸化膜を形成する工程と、
前記溝部の底面に、前記トップ酸化膜より膜厚の薄い酸化シリコン層を形成する工程と、を有する半導体装置の製造方法。 - 前記トップ酸化膜を形成する工程は、前記溝部の側面および底面に形成された前記電荷蓄積層上に前記トップ酸化膜を形成する工程を含み、
前記電荷蓄積層を除去する工程は、前記電荷蓄積層および前記トップ酸化膜をマスクに前記溝部の底面の前記電荷蓄積層および前記トップ酸化膜を除去する工程を含む請求項9記載の半導体装置の製造方法。 - 前記溝部の側面および底面にボトム酸化膜を形成する工程を具備し、
前記電荷蓄積層を除去する工程は、前記溝部の側面に形成された前記ボトム酸化膜および前記電荷蓄積層をマスクに、前記溝部の底面の前記ボトム酸化膜および前記電荷蓄積層を除去する工程と、前記溝部の側面の前記電荷蓄積層の上面を、前記溝部の側面の前記ボトム酸化膜の上面より低く形成する工程と、を含む請求項9記載の半導体装置の製造方法。 - 半導体基板内に溝部を形成する工程と、
前記溝部の側面および底面に電荷蓄積層を形成する工程と、
前記溝部の側面に形成された前記電荷蓄積層をマスクに、前記溝部の底面の前記電荷蓄積層を除去する工程と、
前記溝部の側面に形成された前記電荷蓄積層をマスクに前記溝部の底面をエッチングし前記半導体基板内に第2溝部を形成する工程と、
前記第2溝部の側面および底面に酸化シリコン層を形成する工程と、を有する半導体装置の製造方法。 - 半導体基板上に開口部を有する絶縁層を形成する工程と、
前記開口部下の前記半導体基板をエッチングし溝部を形成する工程と、
前記溝部の側面および底面に電荷蓄積層を形成する工程と、
前記溝部の側面に形成された前記電荷蓄積層をマスクに、前記溝部の底面の前記電荷蓄積層を除去する工程と、
前記溝部内および前記絶縁層上にゲート電極を形成する工程と、を有し、
前記電荷蓄積層を除去する工程は、前記半導体基板上の前記絶縁層が残存するように前記電荷蓄積層を除去する工程を含む半導体装置の製造方法。
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