JP2008195689A - 化粧料製剤及びそれを配合する化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】天然由来で安全性に優れた界面活性剤を使用し、平均乳化粒子径が100nm以下の微細乳化組成物である化粧料製剤を配合した、油性感のない優れた官能特性と、高い経時安定性を有するスキンケア化粧料、ボディケア化粧料、ヘアケア化粧料等の幅広い分野で利用出来る化粧料を提供する。
【解決手段】次の成分(1)〜(4):
(1)水酸基価から算出した平均重合度2〜10のポリグリセリンと、炭素数8〜22の飽和又は不飽和より選ばれた1種又は2種以上の脂肪酸とをエステル化反応させたエステル化反応生成物の内、HLB値が13.0以上のエステル化反応生成物の一種又は二種以上5.0〜30.0重量%
(2)グリセリン3.0〜20.0重量%
(3)常温で液状の油性成分60.0重量%以下
(4)水10.0〜50.0重量%
から成る乳化組成物であり、且つ平均乳化粒子径を100nm以下とした微細乳化組成物である化粧料製剤を0.1〜50.0重量%配合した化粧料とする。
【選択図】なし
【解決手段】次の成分(1)〜(4):
(1)水酸基価から算出した平均重合度2〜10のポリグリセリンと、炭素数8〜22の飽和又は不飽和より選ばれた1種又は2種以上の脂肪酸とをエステル化反応させたエステル化反応生成物の内、HLB値が13.0以上のエステル化反応生成物の一種又は二種以上5.0〜30.0重量%
(2)グリセリン3.0〜20.0重量%
(3)常温で液状の油性成分60.0重量%以下
(4)水10.0〜50.0重量%
から成る乳化組成物であり、且つ平均乳化粒子径を100nm以下とした微細乳化組成物である化粧料製剤を0.1〜50.0重量%配合した化粧料とする。
【選択図】なし
Description
本発明は、平均乳化粒子径を100nm以下に微細化した、微細乳化組成物である化粧料製剤に関するものであり、またこの化粧料製剤を配合した、油性感のない優れた官能特性と、高い経時安定性を有する化粧料に関するものである。
従来、皮膚や毛髪を保護する目的で、種々の油性成分を配合した水中油型乳化組成物が化粧料に用いられている。これら水中油型乳化組成物は油滴が水中に分散した状態であり、経時的に分散している油滴が浮上してくる、所謂クリーミングが起こり易い。これを防止する為に、連続層である水相の粘度を上昇させたり、乳化粒子径を微細化させる等の方法が採られてきた。連続層の粘度を上昇させる方法は、クリームや乳液等の化粧料には有効であるが、化粧水等、低粘度の化粧料には適用できない。また、乳化粒子径が微細でない乳化組成物は、皮膚や毛髪に塗布した時ののびが厚ぼったく、油分のべたつきを感じる等、官能面上の問題があった。そこで、乳化粒子径を微細化させる方法が種々検討されている。例えば、特許文献1には、HLB9以上のポリグリセリン脂肪酸エステルと2価以上の水酸基を有する多価アルコールを油相成分中に含むことを特徴とした、多価アルコール中油型乳化組成物に関する報告があるが、得られる乳化物の平均乳化粒子径は充分に微細ではなく、官能面や安定性の点で充分ではなかった。また、特許文献2には、その実施例1〜27、42〜48に高圧ホモジナイザーを用いて粒子径を0.01〜0.15μmとした、親水性の界面活性剤と特定の油と水からなる微細乳化組成物が記載されている。しかしながら、親水性の界面活性剤として、ドデシル硫酸カリウム、オレイン酸トリエタノールアミン塩、ミリスチルトリメチルアンモニウムクロライド、セチルメチルアンモニウムブロマイド等、硫酸エステル塩類やトリエタノールアミン塩類、及びアンモニウム塩類等の皮膚刺激性が懸念される界面活性剤が使用されている。また、これ以外の界面活性剤として、POE(16)2−オクタドデシルエーテル、POE(20)デシルテトラデシルエーテル等が挙げられているが、これらも皮膚刺激性が懸念される石油系合成界面活性剤であり、その使用が敬遠される傾向にある。その為、天然由来で安全性に優れた界面活性剤を使用した処方系が望まれるケースが増えてきている。例えば、医薬品、化粧料、及び食料品の界面活性剤として有用である、脂肪酸とポリグリセリンとをエステル化する事によって得られる、ポリグリセリン脂肪酸エステルを用い、上記の問題点を克服した、乳化粒子径が微細である化粧料の開発が望まれていた。
特開昭56−37040号公報
特開平1−288330号公報
本発明が解決しようとする課題は、天然由来で安全性に優れた界面活性剤を使用し、平均乳化粒子径が100nm以下の微細乳化組成物である化粧料製剤、及びそれを配合する事により、油性感のない優れた官能特性と、高い経時安定性を有するスキンケア化粧料、ボディケア化粧料、ヘアケア化粧料等の化粧料を提供する事である。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、特定のポリグリセリン脂肪酸エステルと、グリセリン、油性成分、水から成る乳化組成物であり、且つ平均乳化粒子径を100nm以下とした微細乳化組成物である化粧料製剤を配合する事で上記課題を解決し得ることを見出だし、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は、次の成分(1)〜(4):
(1)水酸基価から算出した平均重合度2〜10のポリグリセリンと、炭素数8〜22の飽和又は不飽和より選ばれた1種又は2種以上の脂肪酸とをエステル化反応させたエステル化反応生成物の内、HLB値が13.0以上のエステル化反応生成物の一種又は二種以上5.0〜30.0重量%
(2)グリセリン3.0〜20.0重量%
(3)常温で液状の油性成分60.0重量%以下
(4)水10.0〜50.0重量%
から成る乳化組成物であり、且つ平均乳化粒子径を100nm以下とした微細乳化組成物である。更に、上記微細乳化組成物である化粧料製剤を0.1〜50.0重量%配合する化粧料である。
(1)水酸基価から算出した平均重合度2〜10のポリグリセリンと、炭素数8〜22の飽和又は不飽和より選ばれた1種又は2種以上の脂肪酸とをエステル化反応させたエステル化反応生成物の内、HLB値が13.0以上のエステル化反応生成物の一種又は二種以上5.0〜30.0重量%
(2)グリセリン3.0〜20.0重量%
(3)常温で液状の油性成分60.0重量%以下
(4)水10.0〜50.0重量%
から成る乳化組成物であり、且つ平均乳化粒子径を100nm以下とした微細乳化組成物である。更に、上記微細乳化組成物である化粧料製剤を0.1〜50.0重量%配合する化粧料である。
本発明の化粧料製剤は、天然由来で安全性に優れた界面活性剤を使用し、平均乳化粒子径が100nm以下の微細乳化組成物である化粧料製剤であり、これを配合した化粧料は、油性感のない優れた官能特性と、高い経時安定性を有するスキンケア化粧料、ボディケア化粧料、ヘアケア化粧料等の幅広い分野で利用出来るものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で使用する、成分(1)である、水酸基価から算出した平均重合度2〜10のポリグリセリンと、炭素数8〜22の飽和又は不飽和より選ばれた1種又は2種以上の脂肪酸とをエステル化反応させたエステル化反応生成物の内、HLB値が13.0以上のエステル化反応生成物としては、モノラウリン酸ヘキサグリセリル、モノラウリン酸デカグリセリル、ジラウリン酸デカグリセリル、モノミリスチン酸ヘキサグリセリル、モノミリスチン酸デカグリセリル、ジミリスチン酸デカグリセリル、モノパルミチン酸デカグリセリル、ジパルミチン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、モノオレイン酸デカグリセリル、モノイソステアリン酸デカグリセリル等のポリグリセリン脂肪酸エステルが挙げられ、これらの一種又は二種以上を用いる。これらの中でHLB値が14.0〜15.0のポリグリセリン脂肪酸エステルが好ましい。またHLB値が13.0未満のポリグリセリン脂肪酸エステルと、HLB値が13.0を超えるポリグリセリン脂肪酸エステルとを、HLB値が13.0以上となる割合で併用する事も出来る。ポリグリセリン脂肪酸エステルのHLB値が13.0未満の場合には、平均乳化粒子径が100nm以下の乳化組成物は得られず、本発明の効果を発現する事が出来ない。
ここで言うポリグリセリンの平均重合度とは、水酸基価から算出したものであり、以下の(i)式により算出する。また、(i)式中の水酸基価は「基準油脂物性試験法」(日本油化学協会制定)に準拠し測定する。具体的には、試料1gを無水酢酸・ピリジン溶液によりアセチル化する時、水酸基と結合した酢酸を中和するのに要する水酸化カリウム(KOH)のmg数で表され、以下の(ii)式で求められる。
平均重合度=(112.2×103−18×水酸基価)/(74×水酸基価−56.1×103) (i)
水酸基価=(a−b)×28.05/試料の採取量(g) (ii)
a:空試験による0.5N水酸化カリウム溶液の消費量(ml)
b:本試験による0.5N水酸化カリウム溶液の消費量(ml)
平均重合度=(112.2×103−18×水酸基価)/(74×水酸基価−56.1×103) (i)
水酸基価=(a−b)×28.05/試料の採取量(g) (ii)
a:空試験による0.5N水酸化カリウム溶液の消費量(ml)
b:本試験による0.5N水酸化カリウム溶液の消費量(ml)
尚、HLBとは、親水性−親油性のバランス(Hydrophilic−lipophiric Balance)を示す指標であり、本発明においては次式、Griffinによる経験式を用いて算出した値を用いている(「油脂化学便覧」(日本油化学界編)参照)。
HLB=20(1−SV/NV)
SV:エステルのケン化価
NV:脂肪酸の中和価
HLB=20(1−SV/NV)
SV:エステルのケン化価
NV:脂肪酸の中和価
本発明の化粧料製剤に対して、上記ポリグリセリン脂肪酸エステルを5.0〜30.0重量%、好ましくは10.0〜20.0重量%用いる。5.0重量%未満では、微細乳化組成物自体の調製が不可となったり、乳化組成物が得られた場合でも、その平均乳化粒子径が100nmを超え、これを配合した化粧料は、油性感が強かったり、経時安定性が悪く、分離等が起こる等、本発明の効果が発現出来ず好ましくない。逆に、30.0重量%を超えた場合は、平均乳化粒子径が100nm以下の微細乳化組成物が得られるものの、それを配合した化粧料は、後感が重い、べたつきを生じる等、官能面上好ましくない。
次に、成分(2)である、グリセリンは特に限定は無いが、天然由来品を用いる事が好ましい。本発明の化粧料製剤に対して、上記グリセリンを3.0〜20.0重量%、好ましくは5.0〜15.0重量%配合する。この範囲外(乳化組成物に対して、グリセリンが3.0重量%未満、及び20.0重量%を超える)では、得られる乳化組成物の平均乳化粒子径が100nmを超え、これを配合した化粧料は、油性感が強かったり、経時安定性が悪く、分離等が起こる等、本発明の効果が発現出来ず好ましくない。
次に、成分(3)である、常温で液状の油性成分としては、化粧料原料として用いられている種々のものが使用できる。例えば、流動パラフィン、流動イソパラフィン、スクワラン、プリスタン、α−オレフィンオリゴマー等の炭化水素類、アボガド油、アマニン油、アルモンド油、オリブ油、カロット油、キューカンバー油、ククイナッツ油、グレープシード油、ゴマ油、小麦胚芽油、コメヌカ油、サフラワー油、ダイズ油、茶油、月見草油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、パーシック油、ハトムギ油、パーム油、パーム核油、ヒマシ油、ヒマワリ油、ヘーゼルナッツ油、マカデミアナッツ油、メドウフォーム油、綿実油、ヤシ油、ラッカセイ油、ローズヒップ油、ツバキ油、サザンカ油、ナタネ油、ハトムギ油、ホホバ油等の植物油類、オレンジラフィー油、タートル油、ミンク油、卵黄油、液状ラノリン等の動物油類、イソステアリン酸、ウンデシレン酸、エルカ酸、オレイン酸、セバシン酸、リノール酸、リノレン酸、カプリン酸、カプリル酸、サフラワー油脂肪酸、コメヌカ脂肪酸、トール油脂肪酸、ヤシ脂肪酸等の脂肪酸類、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、オクチルドデカノール、オクチルアルコール、デシルアルコール、ヘキシルデカノール等の高級アルコール類、アボカド油脂肪酸エチル、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジ2−ヘキシルデシル、アジピン酸ジヘプチルウンデシル、安息香酸アルキル、イソステアリルグリセリル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸グリセリル、オクタン酸アルキル、エルカ酸オクチルドデシル、オクタン酸ペンタエリスリット、オクタン酸セチル、オクタン酸イソセチル、オクタン酸セテアリル、オクタン酸ステアリル、オクタン酸イソステアリル、オレイン酸エチル、オレイン酸オレイル、ジオレイン酸エチレングリコール、トリオレイン酸グリセリル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシル、カプリン酸セチル、カプリル酸セチル、トリカプリル酸グリセリル、エチルヘキサン酸セチル、エルカ酸オクチルドデシル、エチルヘキサン酸セトステアリル、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸エチレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジグリセリンイソパルミチン酸エステルセバシン酸縮合物、セチルイソオクタネート、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチル、ダイマー酸ジイソプロピル、炭酸ジアルキル、イソステアリン酸ペンタエリスリチル、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、トリイソステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、テトライソステアリン酸ジグリセリル、ノナイソステアリン酸デカグリセリル、デカイソステアリン酸デカグリセリル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、トリオクタノイン、トリオクタン酸トリメチロールプロパン、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ジメチルオクタン酸オクチルドデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソデシル、イソノナン酸トリデシル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、乳酸ミリスチル、乳酸ラウリル、乳酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソステアリル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、パルミチン酸イソセチル、イソパルミチン酸オクチル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ラウリン酸ヘキシル、ラウリン酸イソステアリル、ラノリン脂肪酸イソプロピル、リノール酸トコフェロール、リシノール酸オクチルドデシル、リンゴ酸ジイソステアリル、コハク酸ポリプロピレングリコールオリゴエステル、コハク酸ジ2−エチルヘキシル等のエステル油類、メチルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、環状シリコーンオイル等のシリコーン油類、アミノプロピルジメチコン、アルキルメチコン、シメチコン、フェニルトリメチコン等のシリコーン誘導体類、フッ素変性オルガノポリシロキサン、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油、レチノール、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール、ジカプリル酸ピリドキシン、トコフェロール類、ニコチン酸ベンジル、トリクロロカルバニリド等の油溶性薬剤、セージ油、ラベンダー油、ユーカリ油、アンゼリカ・ルート油、イランイラン油、エレミ油、オレンジ油、カモミール油、カユプテ油、カルダモン油、キャロットシード油、クラリセージ油、グレープフルーツ油、クローブ・バッド油、コリアンダー油、サイプレス油、サンダルウッド油、シダーウッド油、シトロネラ油、シナモンリーフ油、ジャスミン油、ジュニパーベリー油、ジンジャー油、スペアミント油、ゼラニウム油、タイム油、ティートリー油、ナツメグ油、ニアウリ油、パイン油、マジョラム油、マンダリン油、ミルラ油等の精油類、オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメート、オクチルメトキシシンナメート、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シクロヘキシル−p−メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート等の紫外線吸収剤類等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を用いる。
本発明の化粧料製剤に対して、上記常温で液状の油性成分を60.0重量%以下、好ましくは10.0〜50.0重量%用いる。60.0重量%を超える場合は、得られる乳化組成物の平均乳化粒子径が100nmを超え、これを配合した化粧料は、油性感が強かったり、経時安定性が悪く、分離等が起こる等、本発明の効果が発現出来ず好ましくない。
本発明の化粧料製剤に対して、成分(4)である、水を10.0〜50.0重量%、好ましくは20.0〜40.0重量%配合する。10.0重量%未満では、微細乳化組成物が非常に高粘度の状態となる為、ハンドリングの面や、それを希釈して化粧料に配合する際、溶解性が極めて悪くなる等、製造面において好ましくない。逆に、50.0重量%を超える場合は、得られる乳化組成物の平均乳化粒子径が100nmを超え、これを配合した化粧料は、油性感が強かったり、経時安定性が悪く、分離等が起こる等、本発明の効果が発現出来ず好ましくない。
本発明の化粧料製剤の調製法としては、先ず成分(1)と(2)を室温にて撹拌混合し、その撹拌下に成分(3)を添加、練り込んでいき、続いてその撹拌下に成分(4)を添加していく、非水乳化法を用いる。また、乳化物に対する剪断力が極めて高い(乳化物の微細化に優れた)、高圧ホモジナイザー等による機械力で、更に乳化粒子径を微細化する方法を採っても良い。
本発明において、上記微細乳化組成物である化粧料製剤を化粧料に対して、好ましくは0.1〜50.0重量%、更に好ましくは0.5〜40.0重量%配合する。0.1重量%未満では、得られる化粧料のエモリエント性が不充分であったり、塗布した皮膚や毛髪へのしっとり感が不足したりする等、化粧料として求められる性能を発揮出来無い場合がある。逆に、50.0重量%を超えて配合した化粧料は、油性感や、べたつきが強いものとなり、官能面上好ましくない場合がある。
本発明の化粧料には、発明の効果を損なわない範囲で通常の化粧料に使用される成分、例えば、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール等の多価アルコール類、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸等のムコ多糖類、カルボキシビニルポリマー、メチルセルロース、エチルセルロース、アラビアガム、ポリビニルアルコール等の水溶性高分子類、エタノール等のアルコール類、ブチルヒドロキシトルエン、トコフェロール、フィチン酸等の酸化防止剤類、安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸、パラオキシ安息香酸エステル(エチルパラベン、ブチルパラベン等)、ヘキサクロロフェン等の抗菌防腐剤類、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、セリン、トレオニン、フェニルアラニン、チロシン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン、タウリン、アルギニン、ヒスチジン等のアミノ酸類、アスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステル(塩)等のビタミンC類、アラントイン及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体、ヒノキチオール、ビサボロール、パントテニルエチルエーテル、プラセンタエキス等の各種薬剤類、植物をアルコール、多価アルコール、水等で抽出した天然エキス類、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸等の金属封鎖剤等を配合する事が出来る。
以下、実施例及び比較例により本発明を具体的に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例により限定されるものではない。
<実施例1〜8>
表1に、化粧料製剤及び化粧料の組成を記載した。化粧料製剤の平均乳化粒子径は、島津レーザ回折式粒度分布測定装置、SALD−2000A(島津製作所)にて測定した。その結果を表1に示す。
尚、乳液は、室温にて予め調製したカルボキシビニルポリマー水溶液から成る乳液ベースで、化粧料製剤を希釈する方法により調製した。その時の「希釈のし易さ」について以下の基準に従い評価した。
・評価方法
アンカー型ミキサー300rpmにて、乳液ベース中で化粧料製剤が完全溶解(目視確認)するまでの時間を測定し、以下の評価基準に従い評価した。その結果を表1に示す。
・評価基準 :(判定)
1分以内に完全溶解。 ○
1分を超え、2分以内に完全溶解。 △
2分を超えても完全溶解しない。 ×
また、これにより得た乳液を健常女性パネラー30名により官能評価を実施した。尚、評価項目としては「馴染み易さ」、「塗布時の油性感(べたつき)のなさ」、「塗布後のしっとり感」の3項目であり、評価は下記の絶対評価基準に従い5段階で評価し、評点の平均値を4段階判定基準を用いて判定した。その結果を表1に示す。
・絶対評価基準 ・4段階判定基準
(評点):(評価) (評点の平均点) :(判定)
5点 :非常に良好 4.5点以上 : ◎
4点 :良好 4.0点以上4.5点未満: ○
3点 :普通 3.0点以上4.0点未満: △
2点 :やや不良 3.0点未満 : ×
1点 :不良
調製し得た乳液を、50℃の恒温槽に1ヶ月放置し、状態の変化の有無について目視確認し、以下の評価基準を用いて評価した。その結果を表1に示す。
・評価基準 :(判定)
状態変化無し : ○
分離等の状態変化有り : ×
表1に、化粧料製剤及び化粧料の組成を記載した。化粧料製剤の平均乳化粒子径は、島津レーザ回折式粒度分布測定装置、SALD−2000A(島津製作所)にて測定した。その結果を表1に示す。
尚、乳液は、室温にて予め調製したカルボキシビニルポリマー水溶液から成る乳液ベースで、化粧料製剤を希釈する方法により調製した。その時の「希釈のし易さ」について以下の基準に従い評価した。
・評価方法
アンカー型ミキサー300rpmにて、乳液ベース中で化粧料製剤が完全溶解(目視確認)するまでの時間を測定し、以下の評価基準に従い評価した。その結果を表1に示す。
・評価基準 :(判定)
1分以内に完全溶解。 ○
1分を超え、2分以内に完全溶解。 △
2分を超えても完全溶解しない。 ×
また、これにより得た乳液を健常女性パネラー30名により官能評価を実施した。尚、評価項目としては「馴染み易さ」、「塗布時の油性感(べたつき)のなさ」、「塗布後のしっとり感」の3項目であり、評価は下記の絶対評価基準に従い5段階で評価し、評点の平均値を4段階判定基準を用いて判定した。その結果を表1に示す。
・絶対評価基準 ・4段階判定基準
(評点):(評価) (評点の平均点) :(判定)
5点 :非常に良好 4.5点以上 : ◎
4点 :良好 4.0点以上4.5点未満: ○
3点 :普通 3.0点以上4.0点未満: △
2点 :やや不良 3.0点未満 : ×
1点 :不良
調製し得た乳液を、50℃の恒温槽に1ヶ月放置し、状態の変化の有無について目視確認し、以下の評価基準を用いて評価した。その結果を表1に示す。
・評価基準 :(判定)
状態変化無し : ○
分離等の状態変化有り : ×
<比較例1〜7>
表2に記載した組成において、実施例と同様、乳化組成物を調製し、それを配合した乳液を調製した。これらに関する評価結果(平均乳化粒子径、「希釈のし易さ」、官能評価結果、50℃での安定性)を、表2に示す。
表2に記載した組成において、実施例と同様、乳化組成物を調製し、それを配合した乳液を調製した。これらに関する評価結果(平均乳化粒子径、「希釈のし易さ」、官能評価結果、50℃での安定性)を、表2に示す。
実施例1〜8の化粧料製剤は、平均乳化粒子径が、100nm以下であり、また、化粧料製剤を乳液ベースにより希釈する時の「希釈のし易さ」も良好であった。更に、化粧料製剤を配合した化粧料である乳液は、「馴染み易さ」、「塗布時の油性感(べたつき)のなさ」、「塗布後のしっとり感」の官能評価及び安定性の全てにおいて満足する結果であった。一方、比較例1〜7については、乳化組成物が調製不可であったり、調製できた場合でも、平均乳化粒子径が100nmよりも大きく、それを配合した化粧料は、官能評価及び安定性において、全ての評価項目を満足するものではなかった。
以下に示す配合実施例9〜10、及び配合比較例8〜9のボディローション、ヘアコンディショナーを調製し、実施例と同様な方法にて、評価した。その結果(官能評価結果、50℃での安定性)を、表3に示す。
配合実施例9 ボディローション
(重量%)
A相
実施例1の化粧料製剤 2.00
B相
1%−カルボキシビニルポリマー 1.00
10%−水酸化カリウム水溶液 0.20
1,3−ブチレングリコール 5.00
1%−ヒアルロン酸ナトリウム水溶液 2.00
メチルパラベン 0.25
精製水 89.80
B相を室温にて溶解し、これにB相を添加溶解させ、ボディローションを得た。
(重量%)
A相
実施例1の化粧料製剤 2.00
B相
1%−カルボキシビニルポリマー 1.00
10%−水酸化カリウム水溶液 0.20
1,3−ブチレングリコール 5.00
1%−ヒアルロン酸ナトリウム水溶液 2.00
メチルパラベン 0.25
精製水 89.80
B相を室温にて溶解し、これにB相を添加溶解させ、ボディローションを得た。
配合実施例10 ヘアコンディショナー(アウトバス)
A相 (重量%)
実施例2の化粧料製剤 10.00
B相
グリセリン 5.00
ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド 0.20
70%―グリコール酸水溶液 0.10
ベヘニルアルコール 6.00
モノステアリン酸グリセリン 3.00
フェノキシエタノール 0.30
精製水 75.40
B相を80℃にて溶解し、これを室温まで冷却、これにB相を添加溶解させ、ヘアコンディショナーを得た。
A相 (重量%)
実施例2の化粧料製剤 10.00
B相
グリセリン 5.00
ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド 0.20
70%―グリコール酸水溶液 0.10
ベヘニルアルコール 6.00
モノステアリン酸グリセリン 3.00
フェノキシエタノール 0.30
精製水 75.40
B相を80℃にて溶解し、これを室温まで冷却、これにB相を添加溶解させ、ヘアコンディショナーを得た。
配合比較例8 ボディローション
(重量%)
A相
比較例1の乳化組成物 2.00
B相
1%−カルボキシビニルポリマー 1.00
10%−水酸化カリウム水溶液 0.20
1,3−ブチレングリコール 5.00
1%−ヒアルロン酸ナトリウム水溶液 2.00
メチルパラベン 0.25
精製水 89.80
B相を室温にて溶解し、これにB相を添加溶解させ、ボディローションを得た。
(重量%)
A相
比較例1の乳化組成物 2.00
B相
1%−カルボキシビニルポリマー 1.00
10%−水酸化カリウム水溶液 0.20
1,3−ブチレングリコール 5.00
1%−ヒアルロン酸ナトリウム水溶液 2.00
メチルパラベン 0.25
精製水 89.80
B相を室温にて溶解し、これにB相を添加溶解させ、ボディローションを得た。
配合比較例9 ヘアコンディショナー(アウトバス)
A相 (重量%)
比較例2の乳化組成物 10.00
B相
グリセリン 5.00
ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド 0.20
70%―グリコール酸水溶液 0.10
ベヘニルアルコール 6.00
モノステアリン酸グリセリン 3.00
フェノキシエタノール 0.30
精製水 75.40
B相を80℃にて溶解し、これを室温まで冷却、これにB相を添加溶解させ、ヘアコンディショナーを得た。
A相 (重量%)
比較例2の乳化組成物 10.00
B相
グリセリン 5.00
ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド 0.20
70%―グリコール酸水溶液 0.10
ベヘニルアルコール 6.00
モノステアリン酸グリセリン 3.00
フェノキシエタノール 0.30
精製水 75.40
B相を80℃にて溶解し、これを室温まで冷却、これにB相を添加溶解させ、ヘアコンディショナーを得た。
配合実施例9〜10の化粧料は、配合比較例8〜9のものに比べ官能評価結果(「馴染み易さ」、「塗布時の油性感(べたつき)のなさ」、「塗布後のしっとり感」)、及び50℃での安定性について優れていることが確認された。
本発明の化粧料製剤は、天然由来で安全性に優れた界面活性剤を使用し、平均乳化粒子径が100nm以下の微細乳化組成物であり、それを化粧料に配合する事で、油性感のない優れた官能特性と、高い経時安定性を有する化粧料が得られる。この事からスキンケア化粧料、ボディケア化粧料、ヘアケア化粧料等の幅広い用途に利用が可能なものである。
Claims (2)
- 次の成分(1)〜(4):
(1)水酸基価から算出した平均重合度2〜10のポリグリセリンと、炭素数8〜22の飽和又は不飽和より選ばれた1種又は2種以上の脂肪酸とをエステル化反応させたエステル化反応生成物の内、HLB値が13.0以上のエステル化反応生成物の一種又は二種以上5.0〜30.0重量%
(2)グリセリン3.0〜20.0重量%
(3)常温で液状の油性成分60.0重量%以下
(4)水10.0〜50.0重量%
から成る乳化組成物であり、且つ平均乳化粒子径を100nm以下とした微細乳化組成物である化粧料製剤。 - 請求項1記載の化粧料製剤を0.1〜50.0重量%配合する化粧料。
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US8399661B2 (en) | 2007-08-30 | 2013-03-19 | National Sun Yat-Sen University | Sulfur-containing compound, method of preparation and pharmaceutical uses thereof |
CN105662918A (zh) * | 2016-01-15 | 2016-06-15 | 天津天狮生物发展有限公司 | 头皮发根护理精华露及其制备方法 |
JP2019064963A (ja) * | 2017-10-02 | 2019-04-25 | ロレアル | O/wエマルションの形態の組成物 |
-
2007
- 2007-02-15 JP JP2007034953A patent/JP2008195689A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US8703159B2 (en) | 2010-02-12 | 2014-04-22 | Evonik Goldschmidt Gmbh | Cosmetic composition containing polyglycerol partial ester |
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