JP2007148183A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】供給搬送路409、回収搬送路405、および攪拌搬送路407がほぼ水平に配置されており、現像装置401断面の現像剤担持体の中心をとおる垂直線で仮想的に分割した場合に、供給スクリュー408の軸中心位置が、感光体の存在する領域とは異なる領域に配置されていることにより、現像装置401及び画像形成装置100を提供することができる。
【選択図】図1
Description
そこで長期的に画像濃度の安定性を得るための方式として現像剤交換方式がある。それは未使用の現像剤を現像装置内に補給しつつ、現像装置内の現像剤を外部に排出することで、現像装置内の現像剤量を一定に保ったまま現像剤を交換する方式で、現像剤がリフレッシュされることにより現像剤の寿命を延ばすことができる。
しかしながら、上記従来例では、現像剤の循環経路において、現像器の下部に位置する回収・攪拌部での現像剤を、現像器の上部に位置する供給部へと持ち上げることが必要になるが、その持ち上げる機構は攪拌部下流で現像剤を滞留させて上部の開口部からオーバーフローさせる方式であり、その滞留部においては現像剤には過剰なストレスがかかっている。そのため、現像剤は劣化の進行が早まり、結果としてキャリアの帯電付与能力が低下することで正常なトナー帯電が得られなくなることから、安定した現像機能がなされず、画像濃度変動が生じてしまう。したがって、この構成で現像剤交換を行っても、所望の現像剤長寿命化が達成できず、長期的な画像濃度安定性が得られないという問題点があった。
本発明は、現像装置は、トナーとキャリアからなる現像剤を担持搬送する現像剤坦持体と、前記現像剤坦持体の軸線方向に沿って現像剤を攪拌搬送するとともに、前記現像剤坦持体に現像剤を供給する供給スクリューを有する供給搬送路と、前記現像剤坦持体から現像終了後の現像剤を回収するとともに、回収した現像剤を前記供給スクリューと平行でかつ同方向に搬送する回収スクリューを有する回収搬送路と、前記供給搬送路から前記現像剤坦持体に供給されなかった余剰現像剤と、前記供給搬送路を介して前記回収搬送路からの回収現像剤との供給を受け、前記供給スクリューと逆方向に攪拌搬送する攪拌搬送スクリューと、を有し、余剰現像剤と回収現像剤とを攪拌した現像剤を前記供給搬送路に循環供給する攪拌搬送路と、前記現像剤担持体に対向して前記供給搬送路から前記現像剤担持体に供給された現像剤の層の高さを規制する現像剤規制部材と、を具備し、前記現像剤担持体の回転方向は、前記現像剤規制部材通過直後の現像剤が上方に移動する方向であり、前記供給搬送路、前記回収搬送路、および前記攪拌搬送路がほぼ水平に配置されており、前記現像装置断面の前記現像剤担持体の中心をとおる垂直線で仮想的に分割した場合に、前記供給スクリューの軸中心位置は、感光体の存在する領域とは異なる領域に配置されていることを特徴とする現像装置である。
本発明は、各搬送路が、前記現像剤規制部材の近傍から、前記供給搬送路、前記攪拌搬送路、前記回収搬送路、の順で配置されていることを特徴とする。
本発明は、前記回収搬送路から前記攪拌搬送路への受渡し部と前記供給搬送路から前記攪拌搬送路への受渡し部が、それぞれ対向しない位置に配置されていることを特徴とする。
本発明は、各搬送路は、前記現像剤規制部材の近傍から、前記供給搬送路、前記回収搬送路、前記攪拌搬送路、の順で配置されていることを特徴とする。
本発明は、未使用のキャリアを少なくとも含む現像剤を前記現像装置内に供給する現像剤供給手段と、使用済みの現像剤を現像装置の外に排出する現像剤排出手段と、を有する
ことを特徴とする。
本発明は、前記現像剤供給手段と前記現像剤排出手段による1回の現像剤の交換量は、前記現像装置内の現像剤の全体量の一部であることを特徴とする。
本発明は、前記現像剤供給手段は、キャリアとトナーをそれぞれ独立な供給動作(量およびタイミング)で前記現像装置に供給することを特徴とする。
本発明は、前記現像剤排出手段は前記回収搬送路に設置されていることを特徴とする。
本発明は、用紙第一面(表面)に転写される第一トナー像は、各色毎に現像器と感光体を少なくとも有する第一画像形成ユニット群と、前記第一画像形成ユニット群にて形成された第一トナー像が転写され担持される第一トナー像担持ベルトからなる第一画像ステーションにより形成され、用紙第二面(裏面)に転写される第二トナー像は、各色毎に現像器と感光体を少なくとも有する第二画像形成ユニット群と、前記第二画像形成ユニット群にて形成された第二トナー像が転写され担持される第二トナー像担持ベルトからなる第二画像ステーションにより形成され、定着前において第一のトナー像と第二のトナー像が同時もしくは順次に用紙に転写される1パス両面転写方式であることを特徴とする。
本発明は、前記記載の現像装置に用いられ、体積平均粒径が3乃至8μmで、体積平均粒径(D4)と個数平均粒径(D1)との比(D4/D1)が1.00乃至1.40の範囲にあることを特徴とするトナーである。
本発明は、前記記載の現像装置に用いられ、形状係数SF−1が100乃至180の範囲にあり、形状係数SF−2が100乃至180の範囲にあることを特徴とするトナーである。
本発明は、前記記載の現像装置に用いられ、トナー母体粒子表面に平均一次粒径が50乃至500nmで、嵩密度が0.3g/cm3以上の微粒子が外添加されていることを特徴とするトナーである。
また回収においては、現像スリーブと回収スクリューの高低差があるために、他の引き剥がし部材を用いることなく、重力を用いて現像剤を完全に分離することができる。よって供給と回収の機能の両立をバランスよく保つことができる。さらには各スクリューがほぼ平行に配置されているため、従来例(図21)の攪拌から供給への受渡し部のように現像剤を上に持ち上げる必要がなく、現像剤へのストレスを大幅に低減できる。よって長期にわたり安定した画像濃度を得ることができる。
本発明は、供給部と回収部が離れて配置されているため、現像後の現像剤が供給部に進入する恐れがない。また、スクリュー間の剤受渡しはパドルからスクリュー部という単純な構成でよいため、剤の搬送効率が高くなる。
さらに、受渡し部の剤の逆流を防止し、スクリュー間の剤受渡しをさらに効率よく行うことができる。
さらに、回収部分におけるトナー濃度の低下した剤にトナーを補給することで補給トナーが現像剤中に効率よく分散しやすい。また補給されたトナーが現像剤担持体に達するまでの距離を長くとれるため十分に分散させることができる。
また、1回に全て現像剤を交換するのではなく、徐々に現像剤を交換していくことにより、現像剤の特性を安定して保つことができるので、常に一定の現像機能を長期にわたり発揮することが出来、安定した画像濃度をえることができる。
さらに、トナーの供給動作に関係なく、キャリアの劣化状態に応じてキャリアを補給し現像剤を交換することが可能となる。それによりキャリア劣化によるトナーの帯電能力の低下を未然に防止し、画像濃度の変動を抑えることができる。
さらに、回収搬送路では下流にいくにしたがって現像剤が多くなっていくため、劣化した現像剤の回収をしやすく、下流側で排出口を設けることでオーバーフローした剤を回収しやすい。また現像剤量が一旦減少しても剤循環全体への影響が少ない。
また、本発明の現像装置を1パス両面構成の画像形成装置に用いることにより、長期的に濃度安定性に優れたカラー画像を非常に生産性高く得ることが可能となる。それにより表裏での画質差がなく、常に画質の安定したカラー両面画像を得ることが可能となる。
さらには現像領域における磁気ブラシがより緻密になるために高画質化や画質の安定性が達成される。
なおキャリアの平均粒径が60μmより大きいと現像剤循環部でオーバーフローする現像剤が多くなり、安定な剤循環が行えない。さらには磁気ブラシが粗くなるため満足の行く画質を得ることができない。また20μmより小さいと感光体にキャリアが付着したり、現像器からキャリアが飛散しやすくなるという不具合が発生する。
本発明は、粒径が小さくかつ粒径分布のシャープなトナーを用いることで、トナー粒子間の間隙が小さくなるため、色再現性を損なうことなくトナーの必要付着量を低減することができる。よって現像における濃度変動を小さくすることができる。また微小なドット画像の安定再現性が向上し、長期間安定した高画質を得ることができる。なお、平均粒径(D4)が3μm未満では、転写効率の低下、ブレードクリーニング性の低下といった不具合が発生しやすい。平均粒径(D4)が8μmを超えると、現像剤の流動性が悪化するとともに、文字やラインの飛び散りを抑えることが難しく長期間画質を安定に維持することが困難となる。
また、トナーが球形に近いことにより、現像剤の流動性がよくなることで、剤循環におけるストレスが小さくなり、長期的に安定した剤循環と現像を行うことが可能となる。
さらに、トナーにおける外添剤の埋没が少なく、経時にて現像剤の流動性および帯電特性の変化が小さいため、長期的に安定した剤循環と現像を行うことが可能となる。
一方、供給搬送路409では現像ローラ402へ一定量の現像剤を供給しつつ、現像剤量を減少させながら現像剤が搬送される。その余剰剤はフィン412により攪拌搬送路407に流入し、攪拌搬送路407ではその余剰剤と前記の回収現像剤および後述する補給された現像剤が合流して一定量の現像剤が搬送されて供給搬送路409へ流入する、という現像剤循環となっている。なお、現像ローラ402がある領域(画像形成領域)においては、供給搬送路409と攪拌搬送路407とは仕切り板414で、攪拌搬送路407と回収搬送路405とは仕切り板413で、それぞれ仕切られており、画像形成領域での現像剤の流入を阻止するようになっている。
一方、図2に示すとおり回収搬送路405から攪拌搬送路407への受渡し部420と供給搬送路409から攪拌搬送路407への受渡し部422は、対向しない位置に設置することにより、フィン同士が向かい合っている部分で現像剤が逆流してしまうことを防止するようになっている。
現像剤供給手段は、内部に未使用のトナー431が収納されているトナー収納容器432とトナー補給手段435Aとを備えたトナー供給手段430と、内部に未使用のキャリア437が収納されているキャリア収納容器438とキャリア補給手段435Bとを備えたキャリア供給手段436と、現像剤供給搬送路433とからなる。トナー収納容器432とキャリア収納容器438は現像剤供給搬送路433の途中で合流し、現像剤として搬送され現像装置401のトナー補給口450につながっている。キャリア補給量はキャリア補給手段435Bで、トナーの補給量はトナー補給手段435Aで、それぞれ制御される。
この方式によればトナーカートリッジの設置場所の制約が少ないため、画像形成装置内部のスペース配分に対し有利である。またトナーが適時補給できるため、現像装置に大きなトナー貯留スペースを設けなくてすみ、現像装置の小型化がはかれる。
また現像剤供給手段の他の形態としてはトナー収納容器432に予め所定量の未使用キャリアを混合させた状態で、トナー補給とともにキャリアが供給される方式でもよい。この場合には現像剤の補給はトナー補給動作により行われる。この方式の場合には収納容器が1つで済むことによる省スペース化や制御の簡便さなどがメリットとしてあげられる。
制御部では、トナー濃度センサにより検出した現像装置内の現像剤のトナー濃度変化や画素カウント部によって検知された出力画像の面積率などの消費されたトナー量の情報から、現像装置内の現像剤が所定の目標トナー濃度になるように補給するトナー量が算出されて、トナー補給手段の例えばモーターの動作量などが決定される。モーターの動作量は、例えば図5の実施例においては補給クラッチの動作時間が制御されることで、補給量を可変にできる。一方、キャリア補給量は、プリント枚数や現像装置の駆動時間などから現像装置内での現像剤が循環した積算時間を検知してキャリアの劣化度を判断し、それに応じたキャリア補給量が算出されて、キャリア補給手段(例えばモーターの駆動時間やシャッターの開閉時間等)の動作量が決定される。
現像剤排出手段440は内部に使用済み現像剤441を収納する排出剤収納容器442と、現像器から排出された現像剤を搬送する排出剤搬送路443とからなる。一方、現像装置には回収スクリュー404のある回収搬送路405の下流側の側面部において排出開口部451があり、ここからオーバーフローした現像剤が排出剤搬送路443を通して排出剤収納容器442に回収される。排出剤搬送路443は中空のチューブで内部に螺旋状のスクリュー部材を備えて容器442に搬送してもよいし、重力のみで剤を落下させて容器442に収納してもよい。また現像装置の排出開口部451は現像装置の回収部側面でもよいし、下部に開閉可能なシャッターをつけたものでもよい。また現像剤の交換量は供給と排出でほぼ等量にすることが望ましい。オーバーフロー方式であれば自動的に現像装置内で一定の現像剤量にでき、下部の開閉シャッターなどの場合には、供給量に応じて開閉時間を制御すればよい。以上の構成の現像剤供給手段と現像剤排出手段により未使用の現像剤の投入と劣化した現像剤の回収がなされて現像装置内の現像剤の一部が少しずつ交換されていく構成になっている。
一方、供給搬送路409では現像ローラ402へ一定量の現像剤を供給しつつ、現像剤量を減少させながら現像剤が搬送される。その余剰剤はフィン412により回収搬送路405上のフィン410に流入し、前述の回収剤と混合される。攪拌搬送路407では余剰剤と前記の回収現像剤および後述する補給された現像剤が合流して一定量の現像剤が搬送されてフィン411およびフィン415により供給搬送路409へ流入する、という現像剤循環となっている。
なお、現像ローラがある領域(画像形成領域)においては、供給搬送路409と攪拌搬送路407とは仕切り板414で、攪拌搬送路407と回収搬送路405とは仕切り板413で、それぞれ仕切られており、画像形成領域での現像剤の流入を阻止するようになっている。現像剤供給手段および現像剤排出手段については図1と同様である。
図11は、本発明が適用される画像形成装置の内部の構成を示した略中央断面図である。図11に示す画像形成装置本体100の内部において、記録体搬送路40を境にして、上部には矢印方向に無端移動する第1像担持ベルト21を備えた第1像担持体ユニット20を、下部には矢印方向に無端移動する第2像担持ベルト31を備えた第2像担持体ユニット30が配備されている。第1像担持ベルト21の下部張架面には、4個の第1画像形成ユニット80Y、80C、80M、80Kが、第2像担持ベルト31の下部張架面には、4個の第2画像形成ユニット81Y、81C、81M、81Kが配備されている。これら第1、第2画像形成ユニットの番号に沿えたY、C、M、Kは、扱うトナーの色と対応させているもので、Yはイエロー、Cはシアン、Mはマゼンタ、Kはブラックを意味している。第1、第2画像形成ユニットに備えられ、第1像担持ベルト21と第2像担持ベルト31とともに回転する感光体1に対しても同じ意味あいでY、C、M、Kを沿えている。なお感光体1Yから1Kは同間隔で配置され、少なくとも画像形成時にはそれぞれ像担持ベルト21、31との張架部の一部と接触する。
感光体1は、例えば直径30乃至120mm程度のアルミニウム円筒表面に光導電性物質である有機感光層(OPC)を形成したものである。アモルファスシリコン(a−Si)層を形成した感光体も採用可能である。またベルト状の感光体も採用できる。クリーニング装置6は、クリーニングブラシ、クリーニングブレード、回収部材を備え、感光体表面に残留するトナー等の異物を除去、回収する。
露光装置3は、各色毎の画像データ対応の光を、帯電手段で一様に帯電済みの各感光体1の表面に走査し、静電潜像を形成する。図示例の露光装置3は、発光素子としてLED(発光ダイオード)アレイと結像素子からなる露光装置であるが、レーザ光源、ポリゴンミラー等を用い、形成すべき画像データに応じて変調したビーム光によるレーザスキャン方式の露光装置も採用できる。
帯電手段として、チャージャ2のほかに、感光体1の表面に接触させるタイプ、たとえば帯電ローラも採用できる。
本実施例の現像は、トナーとキャリヤからなる2成分現像剤を採用している現像方式である。負荷電の感光体1に対し露光装置3により各感光体1の表面に形成された色毎の静電潜像は、感光体の帯電極性と同極性(マイナス極性)の所定の色のトナーで現像され、顕像となる。いわゆる反転現像がおこなわれる。現像装置の構成の詳細説明については前述したとおりである。
第1像担持ベルト21の外周部には、ローラ23に対向する位置にクリーニング装置20Aが設けられている。このクリーニング装置20Aは、像担持ベルト21の表面に残留する不要なトナーや、紙粉などの異物を拭い去る。
上記の像担持ベルト21に関連する部材は、第1像担持体ユニット20として一体的に構成してあり、画像形成装置100に対し着脱が可能となっている。
複数のローラ32、33、34、35、36、37等により支持されて矢印方向に走行する、像担持体としての第2像担持ベルト31が、第2の画像形成ユニット81Y乃至81Kにおける感光体1Y,1C,1M,1Kに接触して、設けられている。この像担持ベルト31は無端状で、各感光体の現像工程後の一部が接触するように張架、配置されている。像担持ベルト31の内周部には各感光体1Y,1C,1M,1Kに対向させて1次転写ローラ32が設けられている。
上記の像担持ベルト31に関連する部材は、第2像担持体ユニット30として一体的に構成してあり、画像形成装置100に対し着脱が可能となっている。
さらに上記第1像担持ベルト21の外周で、支持ローラ24の近傍には、第1の2次転写ローラ41が設けてある。第1像担持ベルト21と2次転写ローラ41の間に記録媒体(以下用紙P)を通過させながら、第1の2次転写ローラ41にバイアスを印加することで第1像担持ベルト21が担持するトナーによる画像が用紙Pに転写される。
上記第2像担持ベルト31の外周で、支持ローラ35の近傍には、第2の2次転写手段である転写チャージャ42が設けてある。転写チャージャ42は公知のタイプで、タングステンや金の細い線を放電電極とし、ケーシングで保持し、放電電極に不図示の電源から転写電流が印加される。像担持ベルト31と転写チャージャ42の間に用紙Pを通過させながら、転写電流を印加することで第2像担持ベルト31が担持するトナーによる画像が用紙Pに転写される。上記転写ローラ41と転写チャージャ42に印加される転写電流の極性は、ともにトナーの極性と逆のプラス極性である。
記録体搬送路40の延長上に、前記第2の転写ステーションを通過した用紙を、記録体の搬送方向下流に備えた定着装置60における定着ニップまで、平面状態を保って搬送させるための、記録体移送手段50を備えている。記録体移送手段50は、矢印方向に無端移動する搬送ベルト51を支持するローラを有し、搬送ベルト51の外側には、ローラ55に対向させてクリーニング装置50A,ローラ56に対向させて記録体Pを吸着させるための吸着用チャージャ57、ローラ54に対向させて除電・分離チャージャ58を備えている。
未定着のトナー画像と接触しながら記録体Pとともに移動する搬送ベルト51は、前記吸着用チャージャ57により、トナーの極性と同極性のマイナス帯電が施される。搬送ベルト51として、金属ベルト、ポリイミドベルト、ポリアミドベルトなどが採用できる。表面にトナーとの離型性を与えるとともに、帯電可能の抵抗値を備える。このベルト51の走行速度は、定着装置における記録体の走行速度と合わせてある。
なお排紙スタック部75を通過させ、別の後処理装置に向けて用紙を搬送させることもできる。別の後処理装置としては、穴あけ、断裁、折、綴じなど製本のための装置である。
片面記録の方法は基本的に2種類あって、選択が可能となっている。2種類のうちの一つは、第1の像担持ベルト21に担持させた画像を用紙の片面に直接転写する方法であり、他の方法は、第2の像担持ベルト31に担持させた画像を用紙の片面に直接転写する方法である。本実施の形態では画像形成装置100の構成から、第1の像担持ベルト21に担持させた画像を用紙の片面に直接転写する場合には、画像が用紙の上面に、第2の像担持ベルト31に担持させた画像を用紙の片面に直接転写する場合には、画像が用紙の下面に形成される。記録するべきデータが複数の頁になるケースでは、排紙スタック部75上で頁が揃うように作像順序を制御するのが好都合である。
画像形成装置100を稼動させると、第1の像担持ベルト21と第1の画像形成ユニット80Y乃至80Kにおける感光体1Y,1C、1M,1Kが回動する。同時に第2の像担持ベルト31が回動するが、第2の画像形成ユニット81Y乃至81Kにおける感光体1Y,1C、1M,1Kは第2の像担持ベルト31と離間されるとともに不回転状態にされる。まず、画像形成ユニット80Yによる画像形成から開始される。LED(発光ダイオード)アレイと結像素子からなる露光装置の作動により、LEDから出射されたイエロー用の画像データ対応の光が、帯電装置により一様帯電された感光体1Yの表面に照射されて静電潜像が形成される。
静電潜像は現像ローラによりイエロートナーで現像され、可視像となり、1次転写ローラ22の転写作用により感光体1Yと同期して移動する第1像担持ベルト21上に静電的に1次転写される。このような潜像形成、現像、1次転写動作が感光体1C,1M,1K側でもタイミングをとって順次同様に行われる。
この結果、第1像担持ベルト21上には、イエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの各色トナー画像が、順次重なり合ったフルカラートナー画像として担持され、第1像担持ベルト21とともに矢印の方向に移動される。
第1像担持ベルト21上のこのフルカラートナー画像は、第1像担持ベルト21と同期して搬送される用紙Pの上面に、2次転写ローラ41による転写作用を受けて転写される。2次転写ローラ41に与えられるバイアスは、トナーの帯電極性と逆のプラス極性である。
その後、第1像担持ベルト21の表面が、ベルトクリーニング装置20Aによりクリーニングされる。また1次転写を終了した第1の画像形成ユニット80Y乃至80Kにおける感光体1Y,1C、1M,1Kの表面に残留するトナー等の異物はクリーニング装置6のクリーニングブラシ6a、クリーニングブレード6bにより、各感光体の表面から除去される。各感光体の表面は除電装置Qによる残留電位の除電作用がおこなわれて次の作像・転写工程に備える。除去されたトナー等の異物は、回収手段6cにより、回収部88に送られる。
なおセンサは、感光体表面の露光後の表面電位と、現像工程後の感光体表面に付着しているトナーの濃度が適切なものであるかを検知し、適宜作像条件の設定、制御のために不図示の制御手段に情報を出す。
用紙P上に重ねられていた各色のトナーが定着装置60の熱による定着作用を受け、溶融、混色されて完全にカラー画像となる。用紙の片面(上面)だけにトナーを有しているので、両面にトナーを有している両面記録時に比べ、定着に要する熱エネルギーは少なくて済む。不図示の制御手段が画像に応じて定着装置の使用する電力を最適に制御する。定着されたトナーも用紙上で完全に固着するまでは、搬送路のガイド部材等にこすられ、画像が欠落したり、乱れたりする。この不具合を防止するため、冷却手段である冷却ローラ対70が作動し、トナーと用紙を冷却する。その後、排紙ローラ71により排紙スタック部75に、画像面が上向きとなって排紙される。排紙スタック部75では若い頁の記録物が順次上に重ねられるようにスタックされるよう、作像順序がプログラムされているので、頁順が揃う。排紙スタック部75は、排紙される用紙の増加に従って、下降するので、用紙は整然と確実にスタックでき、頁順が乱れることがない。記録済みの用紙を排紙スタック部75に直接スタックする代わりに、穴あけ加工処理を実施するとか、ソータ、コレータや綴じ装置や折り装置など後処理装置に搬送することもできる。
用紙Pの片面に画像を形成させる他の方法では、第1の画像形成ユニット80Y乃至80Kにおける画像の形成をおこなわないようにするのと、頁揃えのために若い頁の画像データから順に像形成をさせる点が異なるが、基本的には上記の片面記録の工程と同じである。
このようにして片面に画像を有した用紙Pは、転写ローラ46の搬送作用により、引き続き第2の2次転写手段たる転写チャージャ42のある第2転写ステーションに送られる。そしてチャージャにプラス極性の転写電流が印加されることにより、第2像担持ベルト31にあらかじめ担持されているフルカラーの第2の画像が、一括して用紙Pの下面に転写される。
複数の頁の用紙に両面記録する場合、若い頁の画像が下面となって排紙スタック部75にスタックされるように作像順序を制御すると、そこから取り出し、上下面を逆にしたとき記録物は上から順に1頁、その裏に2頁、2枚目が3頁、その裏が4頁となり頁順が揃う。このような作像順序の制御や、定着装置に入力する電力を片面記録時より増やすなどの制御は、制御手段(不図示)により実行される。
片面記録、両面記録動作に関して、フルカラー記録を実行させる例で説明したが、ブラックトナーだけによるモノクロ記録も可能である。
図13のカラー画像形成装置は、各色毎のプロセスカートリッジが直列に配置された構成になっている。各色毎のプロセスカートリッジは、図12のように感光体1を中心に帯電装置2、露光装置3、現像装置4、クリーニング装置6等から構成される。また各プロセスカートリッジの感光体に対し、中間転写装置5が配置されており、その他に、用紙搬送部48、紙転写装置49、定着装置60などを備えている。本発明においては、上述の感光体1、帯電装置2、現像装置4及びクリ−ニング装置6等の構成要素のうち、複数のものをプロセスカ−トリッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカ−トリッジを複写機やプリンタ−等の画像形成装置本体に対して着脱可能に構成する。
これらの作像動作は前述の図11において裏面(第二面)の作像がないだけである。
キャリアについては、体積平均粒径が20乃至60μmが好ましい。平均粒径が60μm以下の小粒径のキャリアを用いることで、現像能力を低下させることなく、くみあげ量を低減することができ、現像装置内で循環する現像剤量を低減することができる。特にストレスのかかる現像剤規制部材を通過する現像剤量が少なくなることから、長寿命化に寄与する。またキャリアの低容量化がなされるため、キャリア貯蔵部等の装置の小型化が図れる。さらには現像領域における磁気ブラシがより緻密になるために高画質化や画質の安定性が達成される。なおキャリアの平均粒径が60μmより大きいと現像剤循環部でオーバーフローがおきやすくなり、安定な剤循環が行えない。また20μmより小さいと感光体にキャリアが付着したり、現像器からキャリアが飛散しやすくなるという不具合が発生する。
キャリアの平均粒径測定については、マイクロトラック粒度分析計(日機装株式会社)のSRAタイプを使用し、0.7[μm]以上、125[μm]以下のレンジ設定で行うことができる。
コールターカウンター法によるトナー粒子の粒度分布の測定装置としては、コールターカウンターTA−IIやコールターマルチサイザーII(いずれもコールター社製)があげられる。以下に測定方法について述べる。
まず、電解水溶液100乃至150mL中に分散剤として界面活性剤(好ましくはアルキルベンゼンスルフォン酸塩)を0.1乃至5mL加える。ここで、電解液とは1級塩化ナトリウムを用いて約1%NaCl水溶液を調製したもので、例えばISOTON−II(コールター社製)が使用できる。ここで、更に測定試料を2乃至20mg加える。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で約1乃至3分間分散処理を行ない、前記測定装置により、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用いて、トナー粒子又はトナーの体積、個数を測定して、体積分布と個数分布を算出する。得られた分布から、トナーの重量平均粒径(D4)、個数平均粒径(D1)を求めることができる。
SF−1={(MXLNG)2/AREA}×(100π/4) ・・・式(1)
SF−1の値が100の場合トナーの形状は真球となり、SF−1の値が大きくなるほど不定形になる。
また、形状係数SF−2は、トナーの形状の凹凸の割合を示すものであり、下記式(2)で表される。トナーを2次元平面に投影してできる図形の周長PERIの二乗を図形面積AREAで除して、100/4πを乗じた値である。
SF−2={(PERI)2/AREA}×(100/4π) ・・・式(2)
SF−2の値が100の場合トナー表面に凹凸が存在しなくなり、SF−2の値が大きくなるほどトナー表面の凹凸が顕著になる。
形状係数の測定は、具体的には、走査型電子顕微鏡(S−800:日立製作所製)でトナーの写真を撮り、これを画像解析装置(LUSEX3:ニレコ社製)に導入して解析して計算した。
トナーの形状が球形に近くなると、トナー間の接触状態が点接触となるためにトナー同士の吸着力は弱まりしたがって流動性が高くなる。ゆえに剤の循環性が向上するため、ストレスが小さくなり、長期的に安定した一方向循環を行うことが可能となる。また、トナーと感光体との接触状態が点接触になるために、トナーと感光体との吸着力も弱くなって、転写率は高くなり高画質化に寄与する。一方、形状係数SF−1、SF−2のいずれかが180を超えると、流動性が悪化し、剤循環性が悪いために好ましくない。また転写率が低下するため好ましくない。
嵩密度が0.3mg/cm3未満では、流動性向上への寄与はあるものの、トナー及び微粒子の飛散性および付着性が高くなるために、トナーとコロとしての効果や、クリーニング部で蓄積して、トナーのクリーニング不良を防止するいわゆるダム効果といった働きが低下してしまう。
また,有機化合物の微粒子としては、熱可塑性樹脂でも熱硬化性樹脂でもよく、例えばビニル系樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ケイ素系樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、アニリン樹脂、アイオノマー樹脂、ポリカーボネート樹脂等が挙げられる。樹脂微粒子としては、上記の樹脂を2種以上併用しても差し支えない。このうち好ましいのは、微細球状樹脂粒子の水性分散体が得られやすい点から、ビニル系樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂及びそれらの併用が好ましい。
ビニル系樹脂の具体的な例としては、ビニル系モノマーを単独重合また共重合したポリマーで、例えば、スチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、(メタ)アクリル酸−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−(メタ)アクリル酸共重合体等が挙げられる。
嵩密度(g/cm3)=微粒子量(g/100mL)÷100
本発明の微粒子を、トナー表面に外添加し付着させる方法としては、トナー母体粒子と微粒子を各種の公知の混合装置を用いて、機械的に混合して付着させる方法や、液相中でトナー母体粒子と微粒子を界面活性剤などで均一に分散させ、付着処理後、乾燥させる方法などがある。
図20の従来の2軸現像方式(初期現像剤1000g)と図11の画像形成装置を用いて、キャリア独立補給の現像剤交換をおこないつつ画像形成を行った。その耐久性を評価したところ、25万枚程度の印字で画像濃度の低下が見られた。
図21(特開平11−167260参照)の3軸現像方式(初期現像剤1000g)と図11の画像形成装置を用いて、キャリア独立補給の現像剤交換を行いつつ画像形成を行った。その耐久性を評価したところ、35万枚程度の印字で画像濃度の低下が見られた。
図1および図11の構成の実施例において(初期現像剤1000g)、本実施例の現像剤交換を行いつつ画像形成を行った。その耐久性を評価したところ、50万枚程度の印字で画像濃度の低下が見られた。比較例1、2に比べ飛躍的に現像剤寿命がのび、画像濃度が長期間安定して得られることが確認できた。
2 スコロトロンチャージャ(帯電装置)
3 露光装置
4 現像装置
5 転写装置
6 クリーニング装置
6a クリーニングブラシ
6b クリーニングブレード
6c 回収手段
20 第1像担持体ユニット
20A クリーニング装置
21 第1像担持ベルト
22 1次転写ローラ
23 ローラ
24 ローラ
25 ローラ
26 ローラ
27 ローラ
30 第2像担持体ユニット
30A クリーニング装置
31 第2像担持ベルト
32 1次転写ローラ
33 ローラ
34 ローラ
35 ローラ
36 ローラ
37 ローラ
40 記録体搬送路
41 2次転写ローラ
42 転写チャージャ
43 給紙装置
44 搬送ローラ対
45 レジストローラ対
46 転写ローラ
48 用紙搬送部
49 紙転写装置
50 記録体移送手段
50A クリーニング装置
51 搬送ベルト
54 ローラ
55 ローラ
56 ローラ
57 吸着用チャージャ
58 除電・分離チャージャ
60 定着装置
70 冷却ローラ対
71 排紙ローラ対
75 排紙スタック部
80Y、80C、80M、80K 第1画像形成ユニット
81Y、81C、81M、81K 第2画像形成ユニット
85 収納空間
86Y,86C,86M、86K カートリッジ
87 カートリッジ
88 回収部
100 画像形成装置本体
101 感光体
401 現像装置
402 現像ローラ
403 現像剤層規制部材
404 回収スクリュー
405 回収搬送路
406 攪拌搬送スクリュー
407 攪拌搬送路
408 供給スクリュー
409 供給搬送路
410 フィン
411 フィン
412 フィン
413 仕切り板
414 仕切り板
415 フィン
420 回収搬送路から攪拌搬送路への受渡し部
421 攪拌搬送路から供給搬送路への受渡し部
422 供給搬送路から攪拌搬送路への受渡し部
423 回収搬送路から攪拌搬送路への受渡し部
424 攪拌搬送路から供給搬送路への受渡し部
425 供給搬送路から回収搬送路への受渡し部
429A ローラ
430 トナー供給手段
431 未使用のトナー
432 トナー収納容器
433 現像剤供給搬送路
435 現像剤補給手段
435A トナー補給手段
435B キャリア補給手段
435C ホルダ
435D 駆動モータ
435E 補給クラッチ
435F 補給口
435G ローラ
435H ステータ
436 キャリア供給手段
437 未使用のキャリア
438 キャリア収納容器
440 現像剤排出手段
441 使用済み現像剤
442 排出剤収納容器
443 排出剤搬送路
450 トナー補給口
451 排出開口部
P1、P2、P3、P4、P5 磁石
P 用紙
Q 光除電装置
Claims (16)
- 現像装置は、
トナーとキャリアからなる現像剤を担持搬送する現像剤坦持体と、
前記現像剤坦持体の軸線方向に沿って現像剤を攪拌搬送するとともに、前記現像剤坦持体に現像剤を供給する供給スクリューを有する供給搬送路と、
前記現像剤坦持体から現像終了後の現像剤を回収するとともに、回収した現像剤を前記供給スクリューと平行でかつ同方向に搬送する回収スクリューを有する回収搬送路と、
前記供給搬送路から前記現像剤坦持体に供給されなかった余剰現像剤と、前記供給搬送路を介して前記回収搬送路からの回収現像剤との供給を受け、前記供給スクリューと逆方向に攪拌搬送する攪拌搬送スクリューと、
を有し、
余剰現像剤と回収現像剤とを攪拌した現像剤を前記供給搬送路に循環供給する攪拌搬送路と、
前記現像剤担持体に対向して前記供給搬送路から前記現像剤担持体に供給された現像剤の層の高さを規制する現像剤規制部材と、
を具備し、
前記現像剤担持体の回転方向は、前記現像剤規制部材通過直後の現像剤が上方に移動する方向であり、
前記供給搬送路、前記回収搬送路、および前記攪拌搬送路がほぼ水平に配置されており、
前記現像装置断面の前記現像剤担持体の中心をとおる垂直線で仮想的に分割した場合に、
前記供給スクリューの軸中心位置は、感光体の存在する領域とは異なる領域に配置されている
ことを特徴とする現像装置。 - 請求項1に記載の現像装置において、
前記現像装置は、前記現像装置断面の前記現像剤担持体の中心をとおる水平線と、
前記現像剤担持体中心と前記供給スクリューの軸中心とを結ぶ線とがなす角度をθとしたとき、
θは30°≦θ≦75°の範囲にある
ことを特徴とする現像装置。 - 請求項1又は2に記載の現像装置において、
前記現像装置は、各搬送路が、前記現像剤規制部材の近傍から、
前記供給搬送路、前記攪拌搬送路、前記回収搬送路、の順で配置されている
ことを特徴とする現像装置。 - 請求項3に記載の現像装置において、
前記現像装置は、前記回収搬送路から前記攪拌搬送路への受渡し部と前記供給搬送路から前記攪拌搬送路への受渡し部が、それぞれ対向しない位置に配置されている
ことを特徴とする現像装置。 - 請求項1又は2に記載の現像装置において、
前記現像装置は、各搬送路が、前記現像剤規制部材の近傍から、
前記供給搬送路、前記回収搬送路、前記攪拌搬送路、の順で配置されている
ことを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至5のいずれか一つに記載の現像装置において、
前記現像装置は、トナー補給位置が前記回収搬送路中に設置されている
ことを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至6のいずれか一つに記載の現像装置において、
前記現像装置は、未使用のキャリアを少なくとも含む現像剤を前記現像装置内に供給する現像剤供給手段と、
使用済みの現像剤を現像装置の外に排出する現像剤排出手段と、を有する
ことを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至7のいずれか一つに記載の現像装置において、
前記現像装置は、前記現像剤供給手段と前記現像剤排出手段による1回の現像剤の交換量が、前記現像装置内の現像剤の全体量の一部である
ことを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至8のいずれか一つに記載の現像装置において、
前記現像装置は、前記現像剤供給手段が、キャリアとトナーをそれぞれ独立な供給動作で前記現像装置に供給する
ことを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至9のいずれか一つに記載の現像装置において、
前記現像装置は、前記現像剤排出手段が前記回収搬送路に設置されている
ことを特徴とする現像装置。 - カラー画像形成装置は、表面に静電潜像が形成される像担持体と、請求項1乃至10のいずれか一つに記載の現像装置が複数備えられ、記録材にカラー画像を形成することを特徴とするカラー画像形成装置。
- 請求項11に記載のカラー画像形成装置において、
前記画像形成装置は、
用紙第一面(表面)に転写される第一トナー像は、
各色毎に現像器と感光体を少なくとも有する第一画像形成ユニット群と、
前記第一画像形成ユニット群にて形成された第一トナー像が転写され担持される第一トナー像担持ベルトからなる第一画像ステーションにより形成され、
用紙第二面(裏面)に転写される第二トナー像は、
各色毎に現像器と感光体を少なくとも有する第二画像形成ユニット群と、
前記第二画像形成ユニット群にて形成された第二トナー像が転写され担持される第二トナー像担持ベルトからなる第二画像ステーションにより形成され、
定着前において第一のトナー像と第二のトナー像が同時もしくは順次に用紙に転写される1パス両面転写方式である
ことを特徴とするカラー画像形成装置。 - キャリアは、請求項1乃至10のいずれか一つに記載の現像装置に用いられ、体積平均粒径が20乃至60μmであることを特徴とするキャリア。
- トナーは、請求項1乃至10のいずれか一つに記載の現像装置に用いられ、体積平均粒径が3乃至8μmで、体積平均粒径(D4)と個数平均粒径(D1)との比(D4/D1)が1.00乃至1.40の範囲にあることを特徴とするトナー。
- トナーは、請求項1乃至10のいずれか一つに記載の現像装置に用いられ、形状係数SF−1が100乃至180の範囲にあり、形状係数SF−2が100乃至180の範囲にあることを特徴とするトナー。
- トナーは、請求項1乃至10のいずれか一つに記載の現像装置に用いられ、トナー母体粒子表面に平均一次粒径が50乃至500nmで、嵩密度が0.3g/cm3以上の微粒子が外添加されていることを特徴とするトナー。
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