JP2007108746A - 薄膜トランジスタ表示板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】薄膜トランジスタ表示板の製造工程を簡素化する製造方法を提供する。
【解決手段】基板110上にゲート電極を含むゲート線を形成する段階、ゲート線110上にゲート絶縁膜140を形成する段階、ゲート絶縁膜140上に半導体層150、160を形成する段階、半導体層150、160上にオーミックコンタクト部161を形成する段階、オーミックコンタクト部161上にソース電極173を含むデータ線171及びドレイン電極175を形成する段階、保護膜180を蒸着する段階、保護膜180上に感光膜を成膜して露光現像し、第1エッチングマスクとし、前記ゲート絶縁膜140及び保護膜180をエッチングしてドレイン電極175の一部と基板110の一部を露出させる段階、選択的蒸着法を利用してエッチングマスクが存在しない部分にドレイン電極175と接触する画素電極191を形成する段階、感光膜を除去する段階を含む。これによって、表示板の製造時間、製造費用が短縮されて、製品の生産性が向上する。
【選択図】図2a
【解決手段】基板110上にゲート電極を含むゲート線を形成する段階、ゲート線110上にゲート絶縁膜140を形成する段階、ゲート絶縁膜140上に半導体層150、160を形成する段階、半導体層150、160上にオーミックコンタクト部161を形成する段階、オーミックコンタクト部161上にソース電極173を含むデータ線171及びドレイン電極175を形成する段階、保護膜180を蒸着する段階、保護膜180上に感光膜を成膜して露光現像し、第1エッチングマスクとし、前記ゲート絶縁膜140及び保護膜180をエッチングしてドレイン電極175の一部と基板110の一部を露出させる段階、選択的蒸着法を利用してエッチングマスクが存在しない部分にドレイン電極175と接触する画素電極191を形成する段階、感光膜を除去する段階を含む。これによって、表示板の製造時間、製造費用が短縮されて、製品の生産性が向上する。
【選択図】図2a
Description
本発明は薄膜トランジスタ表示板の製造方法に関する。
液晶表示装置(LCD)や有機発光表示装置(OLED)など能動型(active matrix)表示装置は、行列状に配置され、電界生成電極及びスイッチング素子を含む複数の画素を含む。スイッチング素子としてはゲート、ソース及びドレインの三端子を持つ薄膜トランジスタ(TFT)などが挙げられ、各画素の薄膜トランジスタはゲートに印加されるゲート信号に応じて、ソースに印加されるデータ信号を電界生成電極に伝達する。
このような表示装置は、また、薄膜トランジスタに信号を伝達する複数の信号線を含み、信号線としてはゲート信号を伝達するゲート線とデータ信号を伝達するデータ線がある。
このような液晶表示装置と有機発光表示装置は、薄膜トランジスタ、電界生成電極及び信号線が備えられている表示板を含み、これを薄膜トランジスタ表示板という。
薄膜トランジスタ表示板は、いくつかの導電層と絶縁層が積層された層状構造を有する。ゲート線、データ線及び電界生成電極は互いに異なる導電層で形成され、絶縁層で分離されている。
このように層状構造を有する薄膜トランジスタ表示板は、数回の写真工程とそれに伴うエッチング工程によって完成する。写真工程は費用と時間が長く掛かるため、可能であればその数を減らすのが好ましい。
本発明が目的とする技術的課題は、薄膜トランジスタ表示板の製造工程を簡素化することである。
このような技術的課題を解決するための本発明の一つの特徴による薄膜トランジスタ表示板の製造方法は、基板上にゲート電極を含むゲート線を形成する段階と、前記ゲート線上に第1絶縁膜を形成する段階と、前記第1絶縁膜上に半導体層を形成する段階と、前記半導体層上にオーミックコンタクト部を形成する段階と、前記オーミックコンタクト部上にソース電極を含むデータ線及びドレイン電極を形成する段階と、前記ドレイン電極を形成後の前記基板上に第2絶縁膜を蒸着する段階と、前記第2絶縁膜上に第1感光膜を形成する段階と、前記第1感光膜をパターニングして第1エッチングマスクを形成し、当該第1エッチングマスクを通して前記第2絶縁膜及び前記第1絶縁膜をエッチングして前記ドレイン電極の一部と前記基板の一部を露出する段階と、選択的蒸着法を利用して前記第1感光膜が存在しない部分に前記ドレイン電極と接触する画素電極を形成する段階と、前記第1感光膜を除去する段階と、。
前記選択的蒸着法は、MOCVD(metal organIc chemIcal vapor deposItIon)であることが好ましい。
前記第1感光膜は、疏水性を有し、CH3基を含むことが好ましい。
前記ドレイン電極の一部と前記基板の一部は、前記ゲート線と前記データ線で囲まれた領域に含まれることが好ましい。
前記ドレイン電極と基板を露出する段階は、前記データ線の一部と前記ゲート線の一部を露出してもよい。
前記第1エッチングマスクは、遮光領域と透過領域を有する光マスクを用いて前記第1感光膜を露光及び現像することで形成することが好ましい。
前記半導体層形成段階と前記データ線及び前記ドレイン電極を形成する段階は、前記ゲート線上にゲート絶縁膜、真性非晶質シリコン層、不純物非晶質シリコン層、データ導電層を順次に蒸着する段階と、前記データ導電層の上に位置によって厚さが異なる第2感光膜を形成する段階と、前記第2感光膜から第2エッチングマスクを形成し、当該第2エッチングマスクを通して前記データ導電層、前記不純物非晶質シリコン層及び前記真性非晶質シリコン層を選択的にエッチングして、前記データ線及び前記ドレイン電極と前記オーミックコンタクト部を形成する段階と、を含むことが好ましい。
前記第2エッチングマスクは、前記第2感光膜を形成後、当該第2感光膜を、遮光領域、半透過領域及び透過領域を有する光マスクを用いて露光及び現像して形成することが好ましい。
本発明により、ドレイン電極と画素電極を連結する開口部及び画素電極を同時に形成することができる。これにより、画素電極を形成するための別途の写真エッチング工程を省略して全体工程を簡素化することができる。従って、薄膜トランジスタ表示板の製造時間と費用を節減できる。
また、ドレイン電極下のゲート絶縁膜がエッチングされ過ぎて画素電極とドレイン電極の連結が切れることを防止して動作の信頼性が高まる。
さらに、選択的蒸着法を使用して画素電極と接触補助部材を形成するため、製造費用が軽減され、製造工程が簡単でかつ生産性が向上する。
以下、添付図を参照して、本発明の実施形態について本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本発明は多様な形態に実現できて、ここで説明する実施形態に限定されない。
図面における種々の層及び領域を明確に示すために厚さを拡大して示し、明細書全体にわたって類似する部分については同一図面符号を付けた。層、膜、領域、板などの部分が他の部分の“上”にあるとする時、これは他の部分の“直ぐ上”にある場合だけでなく、その中間に他の部分がある場合も含む。また、ある部分が他の部分の“直上”にあるとする時にはその中間に他の部分がないことを意味する。
本発明の実施形態による薄膜トランジスタ表示板の製造方法について添付図を参照して詳細に説明する。
図1乃至図2bを参照して、本発明の一つの実施形態による薄膜トランジスタ表示板について詳細に説明する。
図1は、本発明の一つの実施形態による薄膜トランジスタ表示板の配置図であり、図2a及び図2bは各々図1の薄膜トランジスタ表示板をIIa−IIa線及びIIb−IIb線に沿って切断した断面図である。
図1乃至図2bで示したように、透明なガラスまたはプラスチックなどで形成された絶縁基板110上に複数のゲート線121が形成されている。
ゲート線121はゲート信号を伝達し、主に横方向に延びている。各ゲート線121は下に突出した複数のゲート電極124と他の層または外部駆動回路との接続のために面積が広い端部129を含む。
ゲート信号を生成するゲート駆動回路(図示せず)は、基板110上に付着される可撓性印刷回路膜(図示せず)上に装着されたり、基板110上に直接装着されるなど、基板110に集積できる。ゲート駆動回路が基板110上に集積されている場合、ゲート線121が延びてこれと直接連結される。
ゲート線121は、アルミニウム(Al)やアルミニウム合金などアルミニウム系金属、銀(Ag)や銀合金など銀系金属、銅(Cu)や銅合金など銅系金属、モリブデン(Mo)やモリブデン合金などモリブデン系金属、クロム(Cr)、タンタル(Ta)及びチタン(Ti)などで形成できる。
しかし、これらは物理的性質が異なる二つの導電膜(図示せず)を含む多重膜構造であってもよい。このうちの一つの導電膜は、信号遅延や電圧降下を減らすことができるように比抵抗が低い金属、例えば、アルミニウム系金属、銀系金属、銅系金属などで形成される。また、他の導電膜は他の物質、特にITO(インジウム錫酸化物)やIZO(インジウム亜鉛酸化物)との物理的、化学的、電気的接触特性に優れた物質、例えばモリブデン系金属、クロム、タンタル、チタンなどで形成される。このような組み合わせの良い例としては、前記ITOやIZOの膜を上に重ねるためのクロム下部膜とアルミニウム(合金)上部膜、及び、前記ITOやIZOの膜の上に重ねるためのアルミニウム(合金)下部膜とモリブデン(合金)上部膜がある。しかし、ゲート線121は、その他にも多様な金属または導電体で形成できる。
ゲート線121の側面は基板110面に対し傾いており、その傾斜角は約30゜乃至約80゜であるのが好ましい。
ゲート線121上には窒化ケイ素(SiNx)または酸化ケイ素(SiOx)などで形成されたゲート絶縁膜140(第1絶縁膜)が形成されている。
ゲート絶縁膜140上には、水素化非晶質シリコン(非晶質シリコンの略称はa−Siという)または多結晶シリコンなどで直線パターンまたは曲線パターンに形成された複数の線形の半導体層151が形成されている。この半導体層151は主に縦方向に延びていて、ゲート電極124に向かって突出した複数の突出部154を含む。
半導体層151上には複数の線状及び島型(点状)オーミックコンタクト部161、165が形成されている。オーミックコンタクト部161、165は、リンなどのn型不純物が高濃度にドーピングされているn+水素化非晶質シリコンなどの物質で形成されたり、シリサイドで形成できる。線状オーミックコンタクト部161は複数の突出部163を有し、この突出部163と島型オーミックコンタクト部165は対をなして半導体層151の突出部154上に配置されている。
半導体層151とオーミックコンタクト部161、165の側面も基板110の面に対し傾いて、傾斜角は30゜乃至80゜である。
オーミックコンタクト部161、165上には、複数のデータ線171と複数のドレイン電極175が形成されている。
データ線171は、データ信号を伝達して主に縦方向に延びてゲート線121と交差する。各データ線171は、ゲート電極124に向かって延びた複数のソース電極173と他の層または外部駆動回路との接続のために面積が広い端部179を含む。データ信号を生成するデータ駆動回路(図示せず)は、基板110上に付着される可撓性印刷回路膜(図示せず)上に装着されたり、基板110上に直接装着されるなど、基板110に集積できる。データ駆動回路が基板110上に集積されている場合、データ線171が延びてこれと直接連結される。
ドレイン電極175は、データ線171から分離されていて、ゲート電極124を中心にソース電極173と対向する。各ドレイン電極175は、広い端部である拡張部177と棒状の他側端部を有し、棒状端部は曲がったソース電極173で一部囲まれる。
一つのゲート電極124、一つのソース電極173及び一つのドレイン電極175は、半導体層151の突出部154と共に一つの薄膜トランジスタ(TFT)をなし、薄膜トランジスタのチャンネルはソース電極173とドレイン電極175の間の突出部154に形成される。
データ線171及びドレイン電極175は、モリブデン、クロム、タンタル及びチタンなど高融点金属またはこれらの合金で形成されることが好ましく、高融点金属膜(図示せず)と低抵抗導電膜(図示せず)を含む多重膜構造を有してもよい。多重膜構造の例としては、クロムまたはモリブデン(合金)下部膜とアルミニウム(合金)上部膜の二重膜、モリブデン(合金)下部膜とアルミニウム(合金)中間膜とモリブデン(合金)上部膜の三重膜がある。しかし、データ線171及びドレイン電極175はその他にも多様な金属または導電体で形成できる。
データ線171及びドレイン電極175も、その側面が基板110面に対し30゜乃至80゜程度の傾斜角に傾くのが好ましい。
オーミックコンタクト部161、165は、その下の半導体層151とその上のデータ線171及びドレイン電極175の間にだけ存在して、これらの間の接触抵抗を低くする。
半導体層151は、データ線171、ドレイン電極175及びその下のオーミックコンタクト部161、165と実質的に同一な平面の形をしている。しかし、半導体層151にはソース電極173とドレイン電極175の間をはじめとしてデータ線171やドレイン電極175では覆われずに露出された部分がある。
データ線171、ドレイン電極175の一部及び露出された半導体層154の部分には保護膜180が形成されている。保護膜180は無機絶縁物または有機絶縁物などで形成され、表面を平坦化できる。無機絶縁物の例としては、窒化ケイ素と酸化ケイ素がある。有機絶縁物には感光性を与えることができ、その誘電率は約4.0以下であるのが好ましい。しかし、保護膜180は有機膜の優れた絶縁特性を生かしながらも、露出された半導体層154の部分を傷つけないように、下部無機膜と上部有機膜の二重膜構造にできる。
また、ドレイン電極175の拡張部177の周縁付近に保護膜180が形成されてもよい。
保護膜180にはデータ線171の端部179を露出させる複数の接触孔182がある。また、ゲート線121(ゲート電極124を含む)とデータ線171(ソース電極173を含む)で囲まれた内側領域の大部分で、基板110の一部を露出させる開口部187が形成されているが、ドレイン電極175(拡張部177を含む)は基板110を覆って、光の透過を遮断したままである。この他、ゲート絶縁膜140から保護膜180までを貫通してゲート線121の端部129を露出させる複数の接触孔181も形成されている。
露出したドレイン電極175部分、露出した基板110の一部、露出したゲート線121の端部129及びデータ線171の端部179上には、複数の画素電極191及び複数の接触補助部材81、82が形成されている。これらはITOまたはIZOなどの透明導電物質やアルミニウム、銀、クロムまたはその合金などの光反射性金属で形成できる。
画素電極191と接触補助部材81、82は、MOCVDのような選択的蒸着法によって形成されるが、無電解メッキ法で形成してもよい。
画素電極191は、露出されたドレイン電極175と物理的・電気的に連結されており、ドレイン電極175からデータ電圧を印加される。データ電圧を印加された画素電極191は、共通電圧を印加される他の表示板(図示せず)の共通電極(図示せず)と協働して電場を生成し、両電極で挟まれた液晶層(図示せず)の液晶分子の方向を決定する。このように決定された液晶分子の方向によって、液晶層を通過する光の偏光が変わる。画素電極191と共通電極は、蓄電器[以下、“液晶蓄電器”という]を構成して、薄膜トランジスタがターンオフ(turn−off)された後にも、印加された電圧を維持する。電圧維持能力を強化するために液晶蓄電器と並列に連結された他の蓄電器を維持蓄電器という。
この維持蓄電器は、画素電極191と、これに隣接した他のゲート線121[これを前段ゲート線という]または、別途に形成された維持電極などが重なることで形成される。維持電極はゲート線121と同一層に形成され、ゲート線121から分離されて共通電極などから電圧を印加される。維持蓄電器の静電容量、つまり、保持容量を増やすために、重なる部分の面積を大きくしたり画素電極191と連結されて前段ゲート線または維持電極と重なる導電体を保護膜180の下に位置させ、二つの距離を近づけることもできる。
接触補助部材81、82は、各々接触孔181、182を通してゲート線121の端部129及びデータ線171の端部179と連結される。接触補助部材81、82は、ゲート線121の端部129及びデータ線171の端部179と外部装置との接着性を補ってこれらを保護する。
以下、図1乃至図2bに示した薄膜トランジスタ表示板を本発明の一実施形態に従って製造する方法について、図3乃至図12bと図1乃至図2bを参照して詳細に説明する。
図3、図6及び図10は、各々図1乃至図2bに示した薄膜トランジスタ表示板を本発明の一実施形態に従って製造する方法の中間段階における配置図であり、工程順に並べた図である。図4a及び図4bは、各々図3の薄膜トランジスタ表示板をIVa−IVa線及びIVb−IVb線に沿って切断した断面図であり、図5a及び図5bは、各々図4a及び図4bの次の段階における図である。また、図7a及び図7bは、各々図6の薄膜トランジスタ表示板をVIIa−VIIa線及びVIIb−VIIb線に沿って切断した断面図であり、図8a及び図8bは、各々図7a及び図7bの次の段階における図であり、図9a及び図9bは、各々図8a及び図8bの次の段階における図であり、図11a及び図11bは、各々図10の薄膜トランジスタ表示板をXIa−XIa線及びXIb−XIb線に沿って切断した断面図であり、図12a及び図12bは、各々図11a及び図11bの次の段階における図である。
まず、図3乃至4bに示したように、透明なガラスなどで形成された絶縁基板110上に金属などの導電体層をスパッタリングなどの方法で1、000Å乃至3、000Åの厚さに蒸着し、写真エッチングして複数のゲート電極124を含む複数のゲート線121を形成する。
次に、図5a及び図5bに示したように、ゲート絶縁膜140(第1絶縁膜)、真性非晶質シリコン層150、不純物非晶質シリコン層160を化学気相蒸着法(CVD)などで連続して積層する。次に金属などの導電体層170をスパッタリングなどの方法で所定の厚さに蒸着した後、その上に感光膜を1μm乃至2μmの厚さに塗布する。
その後、光マスク(図示せず)を通して感光膜に光を照射して露光した後、現像してエッチングマスクを形成する。現象された感光膜から出来上がったエッチングマスク40の厚さは位置によって異なり、図5a及び図5bでは、エッチングマスク40は厚さが次第に小さくなる第1乃至第3部分で構成される。領域(A)(以下、配線領域という)に位置した第1部分と領域(B)(以下、チャンネル領域とする)に位置した第2部分は各々図面符号42と44で示し、領域(C)(以下、その他領域という)に位置した第3部分に対する図面符号は付けなかったが、これは第3部分の厚さが無く、下方の導電体層170が露出されているためである。第1部分42と第2部分44の厚さの比は、後続工程での工程条件に応じて異なるようにし、第2部分44の厚さを第1部分42の厚さの1/2以下とするのが好ましく、例えば、塗布厚1μm乃至2μmに対して、4、000Å以下であるのが好ましい。
このように、位置によって感光膜(第1エッチングマスク40)の厚さを異ならせる方法は種々あるが、露光マスクに透過領域と遮光領域だけでなく、半透過領域を備えるのが一つの例である。半透過領域には、スリットパターン、格子パターンまたは透過率が中間であるか厚さが中間である薄膜が備えられる。スリットパターンを用いる時には、スリットの幅やスリットの間の間隔が写真工程で用いる露光器の分解能より小さいのが好ましい。他の例としては、リフローが可能な感光膜を用いることである。つまり、透過領域と遮光領域のみを有する通常のマスクにリフロー可能な感光膜を形成した後、リフローさせて、感光膜が残留しない領域に流すことによって薄い部分を形成する。
適切な工程条件を与えると、エッチングマスク42、44の厚さの差のため、下部層を選択的にエッチングすることができる。従って、一連のエッチング段階を通して、図6乃至図7bに示したような複数のソース電極173を含む複数のデータ線171及び拡張部177を含む複数のドレイン電極175を形成し、複数の突出部163を各々含む複数の線状オーミックコンタクト部161及び複数の島型オーミックコンタクト部165、そして複数の突出部154を含む複数の線状半導体層151を形成する。
説明の便宜上、配線領域(A)に位置する導電体層170、不純物非晶質シリコン層160、真性非晶質シリコン層150の部分を第1部分とし、チャンネル領域(B)に位置する導電体層170、不純物非晶質シリコン層160、真性非晶質シリコン層150の部分を第2部分として、その他の領域(C)に位置する導電体層170、不純物非晶質シリコン層160、真性非晶質シリコン層150の部分を第3部分とする。
このような構造を形成する順序の一例は次のようになる。
(1)その他領域(C)に位置する導電体層170、不純物非晶質シリコン層160及び真性非晶質シリコン層150の第3部分を除去、
(2)チャンネル領域(B)に位置する感光膜からなる第1エッチングマスクの第2部分44を除去、
(3)チャンネル領域(B)に位置する導電体層170及び不純物非晶質シリコン層160の第2部分を除去、そして
(4)配線領域(A)に位置する、感光膜からなる第1エッチングマスクの第1部分42を除去。
(2)チャンネル領域(B)に位置する感光膜からなる第1エッチングマスクの第2部分44を除去、
(3)チャンネル領域(B)に位置する導電体層170及び不純物非晶質シリコン層160の第2部分を除去、そして
(4)配線領域(A)に位置する、感光膜からなる第1エッチングマスクの第1部分42を除去。
このような順序の他の例は次のようになる。
(1)その他領域(C)に位置する導電体層170の第3部分を除去、
(2)チャンネル領域(B)に位置する、感光膜からなる第1エッチングマスクの第2部分44を除去する。これによる第2エッチングマスクが形成される。
(2)チャンネル領域(B)に位置する、感光膜からなる第1エッチングマスクの第2部分44を除去する。これによる第2エッチングマスクが形成される。
(3)その他領域(C)に位置する不純物非晶質シリコン層160及び真性非晶質シリコン層150の第3部分を除去、
(4)チャンネル領域(B)に位置する導電体層170の第2部分を除去、
(5)配線領域(A)に位置する、感光膜からなる第1エッチングマスクの第1部分42を除去、そして
(6)チャンネル領域(B)に位置する不純物非晶質シリコン層160の第2部分を除去する。
(4)チャンネル領域(B)に位置する導電体層170の第2部分を除去、
(5)配線領域(A)に位置する、感光膜からなる第1エッチングマスクの第1部分42を除去、そして
(6)チャンネル領域(B)に位置する不純物非晶質シリコン層160の第2部分を除去する。
第1エッチングマスクの第2部分44を除去する時、エッチングマスクの第1部分42の厚さが減るが、エッチングマスクの第2部分44の厚さがエッチングマスクの第1部分42より薄いため、下部層が除去されたりエッチングされることを防止する第1部分42が除去されない。
適切なエッチング条件を選択すると、第1エッチングマスクの第3部分の下の不純物非晶質シリコン層160及び真性非晶質シリコン層150の部分と第1エッチングマスクの第2部分44を同時に除去することができる。このように、第1エッチングマスクの第2部分44の下の不純物非晶質シリコン層160部分と第1エッチングマスクの第1部分42を同時に除去することができる。
導電体層170の表面に感光膜(エッチングマスク)の滓が残っている場合は、アッシングにより除去する。
次に図8a及び図8bに示すように、データ線171及びドレイン電極175上に保護膜180(第2絶縁膜)を積層した後、その上に感光膜50を塗布して、その上に光マスク60を位置合わせする。この時、感光膜50はメチル基(CH3基)のような炭化水素を含んで疏水性(hydrophobic)を有するのがよい。例えば、感光膜50は、オクタデシルトリクロロシラン(octadecyl trichloro silane,OTS)でもよい。
光マスク60は、透明な基板61とその上の不透明な遮光層62で構成され、遮光層62の幅が一定幅以上ではない透過領域(TA)と所定幅以上の遮光層62がある遮光領域(BA)を含む。
透過領域(TA)はゲート線121の端部とデータ線171の端部、そしてゲート線121とドレイン線171で囲まれた領域と対向し、その他の部分は遮光領域(BA)と対向する。このような光マスク60を通して感光膜50に光を照射した後現像すると、図9a及び図9bに示したように、遮光領域(BA)に対応する感光膜の一部52が残るが、これは図8a及び図8bで斜線部分を除いた残りの部分に該当する。
図10乃至図11bに示したように、残った感光膜部分をエッチングマスク52として保護膜180をエッチングして、データ線171の端部を露出する接触孔182とゲート線121とデータ線171で囲まれた領域の中でドレイン電極175の拡張部177部分のゲート絶縁膜140を露出する開口部187の上部側壁を形成し、ゲート線121の端部にゲート絶縁膜140を露出する接触孔181の上部側壁を形成する。この時、エッチングマスク52がエッチングされない条件でエッチング(例えば、等方性エッチング)を行って、保護膜180がエッチングマスク52の下でアンダーカットされるようにするのが好ましい。また、この時、保護膜180が完全に除去されないで残っている場合もあれば、逆にゲート絶縁膜140もある程度の厚さまでエッチングされることもある。次に、残ったエッチングマスク52を再びエッチングマスクとして露出されたゲート絶縁膜140をエッチングすると、接触孔181と開口部187が完成する。
図12a及び図12bに示したように、選択的蒸着法でエッチングマスク52が存在しない部分にIZOまたはITO、またはa−ITO膜を積層して複数の画素電極191と複数の接触補助部材81、82を形成する。IZOの場合、標的としては出光興産(株)のIDIXO(出光Indium X−metal oxide)を用いることができる。これは、In2O3及びZnOを含み、インジウムと亜鉛の総量に対して亜鉛が占める含有量は約15〜20at%の範囲であるのが好ましい。また、IZOのスパッタリング温度は、250℃以下であるのが他の導電体との接触抵抗を最少化するために好ましい。この時、本実施形態ではCH3基を含んでいる領域にIZO、ITO、またはa−ITO膜が蒸着されないMOCVDを実施して画素電極191と接触補助部材81、82を形成し、MOCVD温度は有機膜のエッチングマスク52が酸化して感光膜の特性が変わったり酸化する時に発生する異物質などによって工程条件が変わる温度以下、例えば、約130℃以下であり、蒸着圧力は0.5mTorr以下であるのがよい。しかし、無電解メッキ法を使用して画素電極191と接触補助部材81、82を形成することもできる。
画素電極191と接触補助部材81、82を形成する時、エッチングマスク(元の感光膜)52が疏水性ではなく親水性(hydrophilic)である場合、エッチングマスク52の表面をOTSなどで表面処理して疏水性をもたらすことにより、エッチングマスク52上に画素電極191と接触補助部材81、82が積層されないようにする。
次に、基板110を感光膜溶剤に浸すと、溶剤はエッチングマスク52(残留感光膜)の露出された側面を通してエッチングマスク52(残留感光膜)に浸透し、そのために感光膜部分52が除去される(図1と図2a及び図2b参照)。
また、透過領域(TA)と遮光領域(BA)だけでなく、遮光層62の幅または間隔が所定値以下であるスリット型半透過領域を備えた光マスクを利用して、ドレイン電極175の拡張部177の周縁付近に保護膜180を残すこともできる。この時、ドレイン電極175の拡張部177の周縁付近が半透過領域と対向する。つまり、図8a及び図8bに示した例のように、データ線171及びドレイン電極175上に保護膜180を積層した後に、その上に感光膜を塗布し、さらにその上に光マスクを位置合わせする。この時、光マスクは、ゲート線121の端部とデータ線171の端部、そして、ゲート線121とドレイン線171で囲まれた領域と対向する透過領域、ドレイン電極175の拡張部177の周縁付近と対向する半透過領域、及びその他の部分と対向する遮光領域を含む。
このような光マスクを通して感光膜に光を照射しして露光した後、現像すると、厚さが最も厚い第1感光膜部分と厚さが中程度の薄い第2感光膜部分が残る。つまり、第1感光膜部分は遮光領域に対応し、第2感光膜部分は半透過領域に対応する。その後、これら残った感光膜部分をマスクとして露出された保護膜180と、その下方のゲート絶縁膜140を順次にエッチングする。
その後さらに、アッシングなどの方法で第2感光膜部分を除去する。また、ドレイン電極175の拡張部177の周縁付近に保護膜180が存在する。またこの時、第1感光膜部分の厚さも減る。
その後、図12a及び図12bに示した例のように、MOCVDや無電解メッキ法で感光膜の残っていない部分にIZOまたはITO、またはa−ITO膜を積層して複数の画素電極191と複数の接触補助部材81、82を形成した後、残っている感光膜を全て除去する。
その結果、ドレイン電極175の拡張部177の周縁付近が保護膜180で覆われているため、ゲート絶縁膜140の境界がドレイン電極175の内側に入っていくアンダーカットが生じなくて、画素電極191とドレイン電極175の連結が切れることがない。
このように、本発明は選択的蒸着法を利用して感光膜が残っていない部分にだけ画素電極191と接触補助部材81、82を形成する。
従って、別途のマスクを利用せず、画素電極191を形成するため、製造工程が簡単でかつ、製造費用が減る。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれらに限定されることはなく、特許の請求範囲で定義している本発明の基本概念を利用した当業者の多様な変形及び改良形態も本発明の権利範囲に属するものとする。
121…ゲート線、
124…ゲート電極、
140…ゲート絶縁膜、
150…真性非晶質シリコン層、
160…不純物非晶質シリコン層、
161…オーミックコンタクト部、
171…データ線、
173…ソース電極、
175…ドレイン電極、
180…保護膜、
181、182…接触孔、
191…画素電極、
270…共通電極。
124…ゲート電極、
140…ゲート絶縁膜、
150…真性非晶質シリコン層、
160…不純物非晶質シリコン層、
161…オーミックコンタクト部、
171…データ線、
173…ソース電極、
175…ドレイン電極、
180…保護膜、
181、182…接触孔、
191…画素電極、
270…共通電極。
Claims (16)
- 基板上にゲート電極を含むゲート線を形成する段階と、
前記ゲート線上に第1絶縁膜を形成する段階と、
前記第1絶縁膜上に半導体層を形成する段階と、
前記半導体層上にオーミックコンタクト部を形成する段階と、
前記オーミックコンタクト部上にソース電極を含むデータ線及びドレイン電極を形成する段階と、
前記ドレイン電極を形成後の前記基板上に第2絶縁膜を蒸着する段階と、
前記第2絶縁膜上に第1感光膜を形成する段階と、
前記第1感光膜から第1エッチングマスクを形成し、当該第1エッチングマスクを通して前記第2絶縁膜及び前記第1絶縁膜をエッチングして前記ドレイン電極の一部と前記基板の一部を露出する段階と、
選択的蒸着法を利用して前記第1感光膜が存在しない部分に前記ドレイン電極と接触する画素電極を形成する段階と、
前記第1感光膜を除去する段階と、
を含むことを特徴とする薄膜トランジスタ表示板の製造方法。 - 前記選択的蒸着法は、MOCVDであることを特徴とする請求項1に記載の薄膜トランジスタ表示板の製造方法。
- 前記MOCVDは、約130℃以下で行われることを特徴とする請求項2に記載の薄膜トランジスタ表示板の製造方法。
- 前記第1感光膜は、疏水性を有することを特徴とする請求項1に記載の薄膜トランジスタ表示板の製造方法。
- 前記第1感光膜は、CH3基を含むことを特徴とする請求項4に記載の薄膜トランジスタ表示板の製造方法。
- 前記第1感光膜は、オクタデシルトリクロロシランであることを特徴とする請求項5に記載の薄膜トランジスタ表示板の製造方法。
- 前記第1感光膜は、親水性を有することを特徴とする請求項1に記載の薄膜トランジスタ表示板の製造方法。
- 前記第1感光膜の表面を処理して前記第1感光膜の表面を疏水性にする段階をさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の薄膜トランジスタ表示板の製造方法。
- 前記第1感光膜の表面は、オクタデシルトリクロロシランに表面処理することを特徴とする請求項8に記載の薄膜トランジスタ表示板の製造方法。
- 前記ドレイン電極の一部と前記基板の一部は、前記ゲート線と前記データ線で囲まれた領域に含まれることを特徴とする請求項1に記載の薄膜トランジスタ表示板の製造方法。
- 前記ドレイン電極と基板を露出する段階は、前記データ線の一部と前記ゲート線の一部を露出することを特徴とする請求項1に記載の薄膜トランジスタ表示板の製造方法。
- 前記第1エッチングマスクは、遮光領域と透過領域を有する光マスクを用いて前記第1感光膜を露光及び現像することで形成することを特徴とする請求項1に記載の薄膜トランジスタ表示板の製造方法。
- 前記第1エッチングマスクは、遮光領域、透過領域、及び半透過領域を有する光マスクを用いて前記第1感光膜を露光および現像することで形成することを特徴とする請求項1に記載の薄膜トランジスタ表示板の製造方法。
- 前記ドレイン電極は拡張部を含み、前記半透過領域は前記拡張部の周縁付近と対向することを特徴とする請求項13に記載の薄膜トランジスタ表示板の製造方法。
- 前記半導体層形成段階と前記データ線及び前記ドレイン電極を形成する段階は、
前記ゲート線上にゲート絶縁膜、真性非晶質シリコン層、不純物非晶質シリコン層、データ導電層を順次に蒸着する段階と、
前記データ導電層の上に位置によって厚さが異なる第2感光膜を形成する段階と、
前記第2感光膜から第2エッチングマスクを形成し、当該第2エッチングマスクを通して前記データ導電層、前記不純物非晶質シリコン層及び前記真性非晶質シリコン層を選択的にエッチングして、前記データ線及び前記ドレイン電極と前記オーミックコンタクト部を形成する段階と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の薄膜トランジスタ表示板の製造方法。 - 前記第2エッチングマスクは、前記第2感光膜を形成後、当該第2感光膜を、遮光領域、半透過領域及び透過領域を有する光マスクを用いて露光及び現像して形成することを特徴とする請求項15に記載の薄膜トランジスタ表示板の製造方法。
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