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JP2007093752A - 画像形成装置および現像カートリッジ - Google Patents

画像形成装置および現像カートリッジ Download PDF

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JP2007093752A JP2005280228A JP2005280228A JP2007093752A JP 2007093752 A JP2007093752 A JP 2007093752A JP 2005280228 A JP2005280228 A JP 2005280228A JP 2005280228 A JP2005280228 A JP 2005280228A JP 2007093752 A JP2007093752 A JP 2007093752A
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Abstract

【課題】 万が一漏れ出した現像剤を、搬送ベルトにおけるサイドシールと対向する位置以外に落下させ、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生を確実に防止することのできる現像カートリッジ、および、その現像カートリッジを備える画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 筐体50にトナー受け64を備える。漏れ出したトナーは、トナー受け64に形成された傾斜面76に案内されて、搬送ベルト168の表面における幅方向中央部へ向かって、内側ガイド口73から落下する。そのため、このトナーが、搬送ベルト168を介して別色のトナーの現像ローラ67に回収されたとしても、ゴムローラ158とサイドシール41との摺接領域以外(幅方向中央部)で回収されるので、別色のトナーのサイドシール41に侵入し、これを劣化させる虞が解消され、隣接する現像カートリッジ32の連鎖的なトナーの漏れの発生を確実に防止することができる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置、および、その画像形成装置に備えられる現像カートリッジに関する。
レーザプリンタなどの画像形成装置において、たとえば、感光ドラムの表面に現像剤を供給するための現像カートリッジが着脱自在に複数並んで配置されるタンデム方式のカラー画像形成装置が知られている(たとえば、特許文献1参照。)。
現像カートリッジは、現像剤を収容する筐体と、この筐体に回転可能に支持されて、筐体内の現像剤を担持する現像ローラとを備えている。筐体には、長手状の開口が形成されており、現像ローラは、その表面の一部が開口から露出し、感光ドラムの表面に対向するように配置されている。筐体内の現像剤は、現像ローラの表面上に担持され、現像ローラの回転に伴って、感光ドラムの表面に接触するときに、感光ドラムの表面に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光ドラムの表面上の静電潜像が現像剤像に現像され、その後、その現像剤像が用紙に転写されることによって、用紙への画像の形成が達成される。
このような現像カートリッジに配置された現像ローラの両端部には、現像ローラの両端部と筐体との間から現像剤が漏れることを防止するためのサイドシールが設けられている。
また、このような現像カートリッジにおいて、筐体の下端前縁部であって、サイドシールの前方部に、PETフィルムで形成されたセーフガードフィルムを貼り付けることが提案されている(たとえば、特許文献2参照。)。このようなセーフガードを貼り付けることにより、現像カートリッジから万が一現像剤が漏れ出した場合でもセーフガードフィルムで漏れの被害を最小限に食い止めることができる。
特開2003−015378号公報 特開2001−60040号公報
しかし、特許文献2に記載の現像カートリッジでも、セーフガードによって食い止めることができない現像剤は、一定量を超えると画像形成装置内の搬送ベルトに落下する。搬送ベルトに対する現像剤の落下位置はサイドシールと対向するので、複数の現像カートリッジを備えるカラー画像形成装置の場合、落下した現像剤が搬送ベルトによって搬送されると、隣接する現像カートリッジのサイドシールに対向する。すると、落下した現像剤は、隣接する現像カートリッジのサイドシールに感光ドラムを経由して侵入し、このサイドシールを劣化させるので、隣接する現像カートリッジからも現像剤が漏れ出す。その結果、複数の現像カートリッジから連鎖的に現像剤が漏れるという現象が起こる。
そこで、本発明の目的は、万が一漏れ出した現像剤を、搬送ベルトにおけるサイドシールと対向する位置以外に落下させ、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生を確実に防止することのできる現像カートリッジ、および、その現像カートリッジを備える画像形成装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、画像形成装置であって、並列に配列された複数の現像カートリッジと、複数の前記現像カートリッジの下方に設けられたベルトとを備え、前記現像カートリッジは、現像剤を収容する筐体と、前記筐体の下側に設けられた筐体開口部に回転可能に配置された現像剤担持体と、前記筐体開口部における前記現像剤担持体の長手方向両端部付近にて前記筐体に取り付けられ、前記現像剤担持体の長手方向両端部の外周面と摺接する現像剤漏れ防止部材と、各前記現像剤漏れ防止部材の下方に位置し、前記筐体の下端縁部に設けられ、前記漏れ防止部材から漏れる現像剤を受ける現像剤受け部材とを備えており、各前記現像剤受け部材の現像剤を受ける受け面は、前記ベルトの前記現像剤漏れ防止部材と対向する位置に前記漏れ防止部材から漏れる現像剤が落下しないように傾斜していることを特徴としている。
このような構成によると、万が一現像剤が現像剤漏れ防止部材から漏れ出したとしても、漏れ出した現像剤は、現像剤漏れ防止部材の下方に位置し、かつ筐体の下端縁部に設けられた現像剤受け部材に受けられる。そして、現像剤受け部材の現像剤を受ける受け面は、ベルトの現像剤漏れ防止部材と対向する位置に漏れ出した現像剤が落下しないように傾斜している。
そのため、現像剤受け部材から現像剤が落下したとしても、この現像剤は、ベルトの現像剤漏れ防止部材と対向する位置以外に落下するので、ベルトによって隣接する現像カートリッジに搬送されても、この現像カートリッジの現像剤漏れ防止部材に対向せず、よって、現像剤漏れ防止部材から漏れ出して現像剤受け部材から落下した現像剤が、隣接する現像カートリッジの漏れ防止部材に侵入して、これを劣化させ、隣接する現像カートリッジから現像剤が漏れ出すことを防止することができる。
その結果、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生を確実に防止することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記受け面は、前記漏れ防止部材から漏れる現像剤を前記ベルトの搬送方向と直交する方向の中心へ向けて案内するように、傾斜していることを特徴としている。
このような構成によると、漏れ防止部材から漏れ出した現像剤は、現像剤受け部材の受け面に案内され、ベルトの搬送方向と直交する方向の中心部に落下する。そのため、この現像剤が、ベルトによって隣接する現像カートリッジに搬送されても、この現像カートリッジの現像剤漏れ防止部材に対向することを防止することができる。
その結果、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生をより確実に防止することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記現像剤受け部材には、前記受け面における前記現像剤担持体の長手方向内側端部において、前記漏れ防止部材から漏れる現像剤の落下を堰き止める壁が、上方に向かって前記現像剤受け部材の上下方向途中まで延設されていることを特徴としている。
このような構成によると、現像剤受け部材の受け面における現像剤担持体の長手方向内側端部に設けられた壁により、漏れ防止部材から漏れ出した現像剤の、現像剤受け部材からの落下が抑制される。また、この壁は、上方へ向かって現像剤受け部材の上下方向途中まで延設されているので、漏れ出した現像剤が一定量を超えれば、この壁の上端縁から、一定量を超えた分の現像剤をベルトの搬送方向と直交する方向の中心部に落下させることができる。
その結果、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生をより一層確実に防止することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記受け面は、前記漏れ防止部材から漏れる現像剤を前記ベルトの搬送方向と直交する方向の両端に向けて案内するように、傾斜していることを特徴としている。
このような構成によると、漏れ防止部材から漏れ出した現像剤は、現像剤受け部材の受け面に案内され、ベルトの搬送方向と直交する方向の両端部に落下する。そのため、この現像剤が、ベルトによって隣接する現像カートリッジに搬送されても、この現像カートリッジの現像剤漏れ防止部材に対向することを防止することができる。
その結果、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生をより確実に防止することができる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記現像剤受け部材には、前記受け面における前記現像剤担持体の長手方向外側端部において、前記漏れ防止部材から漏れる現像剤の落下を堰き止める壁が、上方に向かって前記現像剤受け部材の上下方向途中まで延設されていることを特徴としている。
このような構成によると、現像剤受け部材の受け面における現像剤担持体の長手方向外側端部に設けられた壁により、漏れ防止部材から漏れ出した現像剤の、現像剤受け部材からの落下が抑制される。また、この壁は、上方へ向かって現像剤受け部材の上下方向途中まで延設されているので、漏れ出した現像剤が一定量を超えれば、この壁の上端縁から、一定量を超えた分の現像剤をベルトの搬送方向と直交する方向の両端部に落下させることができる。
その結果、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生をより一層確実に防止することができる。
また、請求項6に記載の発明は、複数個が並列に配列可能であり、ベルトを備えた画像形成装置本体に対して、前記ベルトの上方に着脱自在に装着可能な現像カートリッジであって、現像剤を収容する筐体と、前記筐体の下側に設けられた筐体開口部に回転可能に配置された現像剤担持体と、前記筐体開口部における前記現像剤担持体の長手方向両端部付近にて前記筐体に取り付けられ、前記現像剤担持体の長手方向両端部の外周面と摺接する現像剤漏れ防止部材と、各前記現像剤漏れ防止部材の下方に位置し、前記筐体の下端縁部に設けられ、前記漏れ防止部材から漏れる現像剤を受ける現像剤受け部材とを備えており、各前記現像剤受け部材の現像剤を受ける受け面は、前記ベルトの前記現像剤漏れ防止部材と対向する位置に前記漏れ防止部材から漏れる現像剤が落下しないように傾斜していることを特徴としている。
このような構成によると、万が一現像剤が現像剤漏れ防止部材から漏れ出したとしても、漏れ出した現像剤は、現像剤漏れ防止部材の下方に位置し、かつ筐体の下端縁部に設けられた現像剤受け部材に受けられる。そして、現像剤受け部材の現像剤を受ける受け面は、ベルトの現像剤漏れ防止部材と対向する位置に漏れ出した現像剤が落下しないように傾斜している。
そのため、現像剤受け部材から現像剤が落下したとしても、この現像剤は、ベルトの現像剤漏れ防止部材と対向する位置以外に落下するので、ベルトによって隣接する現像カートリッジに搬送されても、この現像カートリッジの現像剤漏れ防止部材に対向せず、よって、現像剤漏れ防止部材から漏れ出して現像剤受け部材から落下した現像剤が、隣接する現像カートリッジの漏れ防止部材に侵入して、これを劣化させ、隣接する現像カートリッジから現像剤が漏れ出すことを防止することができる。
その結果、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生を確実に防止することができる。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記受け面は、前記漏れ防止部材から漏れる現像剤を前記ベルトの搬送方向と直交する方向の中心へ向けて案内するように、傾斜していることを特徴としている。
このような構成によると、漏れ防止部材から漏れ出した現像剤は、現像剤受け部材の受け面に案内され、ベルトの搬送方向と直交する方向の中心部に落下する。そのため、この現像剤が、ベルトによって隣接する現像カートリッジに搬送されても、この現像カートリッジの現像剤漏れ防止部材に対向することを防止することができる。
その結果、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生をより確実に防止することができる。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記現像剤受け部材には、前記受け面における前記現像剤担持体の長手方向内側端部において、前記漏れ防止部材から漏れる現像剤の落下を堰き止める壁が、上方に向かって前記現像剤受け部材の上下方向途中まで延設されていることを特徴としている。
このような構成によると、現像剤受け部材の受け面における現像剤担持体の長手方向内側端部に設けられた壁により、漏れ防止部材から漏れ出した現像剤の、現像剤受け部材からの落下が抑制される。また、この壁は、上方へ向かって現像剤受け部材の上下方向途中まで延設されているので、漏れ出した現像剤が一定量を超えれば、この壁の上端縁から、一定量を超えた分の現像剤をベルトの搬送方向と直交する方向の中心部に落下させることができる。
その結果、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生をより一層確実に防止することができる。
また、請求項9に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記受け面は、前記漏れ防止部材から漏れる現像剤を前記ベルトの搬送方向と直交する方向の両端に向けて案内するように、傾斜していることを特徴としている。
このような構成によると、漏れ防止部材から漏れ出した現像剤は、現像剤受け部材の受け面に案内され、ベルトの搬送方向と直交する方向の両端部に落下する。そのため、この現像剤が、ベルトによって隣接する現像カートリッジに搬送されても、この現像カートリッジの現像剤漏れ防止部材に対向することを防止することができる。
その結果、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生をより確実に防止することができる。
また、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、前記現像剤受け部材には、前記受け面における前記現像剤担持体の長手方向外側端部において、前記漏れ防止部材から漏れる現像剤の落下を堰き止める壁が、上方に向かって前記現像剤受け部材の上下方向途中まで延設されていることを特徴としている。
このような構成によると、現像剤受け部材の受け面における現像剤担持体の長手方向外側端部に設けられた壁により、漏れ防止部材から漏れ出した現像剤の、現像剤受け部材からの落下が抑制される。また、この壁は、上方へ向かって現像剤受け部材の上下方向途中まで延設されているので、漏れ出した現像剤が一定量を超えれば、この壁の上端縁から、一定量を超えた分の現像剤をベルトの搬送方向と直交する方向の両端部に落下させることができる。
その結果、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生をより一層確実に防止することができる。
請求項1に記載の発明によれば、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生を確実に防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生をより確実に防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生をより一層確実に防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生をより確実に防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生をより一層確実に防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生を確実に防止することができる。
請求項7に記載の発明によれば、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生をより確実に防止することができる。
請求項8に記載の発明によれば、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生をより一層確実に防止することができる。
請求項9に記載の発明によれば、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生をより確実に防止することができる。
請求項10に記載の発明によれば、隣接する現像カートリッジの連鎖的な現像剤の漏れの発生をより一層確実に防止することができる。
1.カラーレーザプリンタの全体構成
図1は、本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図、図2は、図1に示すカラーレーザプリンタの、現像カートリッジが装着されたドラムサブユニットの要部側断面図、図3は、図2に示す現像カートリッジの要部側断面図、図4は、図1に示すカラーレーザプリンタの、プロセス部の左側斜視図である。
図1において、このカラーレーザプリンタ1は、複数のドラムサブユニット46が水平方向において並列的に配置される、横置きタイプのタンデム型カラーレーザプリンタであって、本体ケーシング2内に用紙3を給紙するための給紙部4と、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5と、画像が形成された用紙3を排紙するための排紙部6とを備えている。
なお、以下の説明において、図1の紙面右側(本体ケーシング2におけるドラム着脱口13が形成されている側)を前側とし、図1の紙面左側を後側とする。また、図1の紙厚方向手前側を左側とし、図1の紙厚方向手奥側を右側とする。
また、以下に示す方向は、特に言及がない限り、ドラムユニット10および現像カートリッジ32が本体ケーシング2に装着されている状態での方向である。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、前側が開放される側面視略矩形状のボックス形状をなし、その内部には、後述するプロセス部27を収容するプロセス収容部12が形成されている。また、本体ケーシング2の前壁には、フロントカバー7が設けられている。このフロントカバー7は、本体ケーシング2の前壁の下端部に設けられるヒンジ(図示せず)を介して回動自在に支持されており、本体ケーシング2に対して開閉自在に設けられている。フロントカバー7を、ヒンジを支点として閉じると、フロントカバー7によってプロセス収容部12が閉鎖され、逆に、フロントカバー7を、ヒンジを支点として開くと、プロセス収容部12が開放され、このプロセス収容部12に対して、プロセス部27を前方から着脱させることができる。
また、この本体ケーシング2は、プロセス収容部12の下方に、後述する給紙トレイ21を収容するトレイ収容部178が形成されている。トレイ収容部178には、後述する給紙トレイ21が、前後方向に沿ってスライド自在に装着される。
(2)給紙部
給紙部4は、本体ケーシング2内の底部において、本体ケーシング2のトレイ収容部178に対して、前側から前後方向にスライド自在に着脱され、用紙3を収容する給紙トレイ21と、その給紙トレイ21の前端部上方に設けられ、互いに対向配置される分離ローラ17および分離パッド18と、分離ローラ17の後側に設けられる給紙ローラ23とを備えている。
また、給紙部4において、用紙3の給紙側搬送経路11は、その上流側端部が、下方において分離ローラ17に隣接し、その下流側端部が、上方において、後述するベルトとしての搬送ベルト168に隣接しており、用紙3が前側に向かって給紙され、反転後、後側に向かって排紙される、側面視略U字形状に形成されている。
給紙側搬送経路11の途中には、分離ローラ17の前側上方に設けられ、互いに対向配置される紙粉取りローラ19およびピンチローラ20と、それらの上方に設けられる1対のレジストローラ26とが設けられている。
給紙トレイ21の内部には、用紙3が積層状に載置される用紙押圧板14が設けられている。この用紙押圧板14は、後端部において揺動自在に支持されることによって、前端部が下方に配置され、給紙トレイ21の底板に沿う載置位置と、前端部が上方に配置され、傾斜する給紙位置との間で移動自在とされている。
また、給紙トレイ21の前端部下方には、用紙押圧板14の前端部を上方に持ち上げる給紙レバー33が設けられている。この給紙レバー33は、用紙押圧板14の前端部下方において、上下方向に揺動自在に支持されている。
そして、給紙レバー33の揺動により、用紙押圧板14の前端部が、給紙レバー33によって持ち上げられ、用紙押圧板14が給紙位置に位置される。
用紙押圧板14が給紙位置に位置されると、用紙押圧板14上の最上位の用紙3は、給紙ローラ23に押圧され、給紙ローラ23の回転によって、分離ローラ17と分離パッド18との間に向けて給紙される。
なお、給紙トレイ21を本体ケーシング2から離脱させると、用紙押圧板14が載置位置に位置される。用紙押圧板14が載置位置に位置されると、用紙押圧板14上に用紙3を積層状に載置することができる。
給紙された用紙3は、分離ローラ17の回転によって、分離ローラ17と分離パッド18との間に挟まれ、1枚ごとに捌かれて搬送される。搬送された用紙3は、紙粉取りローラ19とピンチローラ20との間を通過し、紙粉が除去された後、給紙側搬送経路11に沿ってレジストローラ26に向けて搬送される。
レジストローラ26は、用紙3を、レジスト後に、搬送ベルト168に搬送する。
(3)画像形成部
画像形成部5は、スキャナ部34、プロセス部27、転写部28および定着部29を備えている。
(3−1)スキャナ部
スキャナ部34は、本体ケーシング2の上部に1つ設けられており、図示しないが、レーザ発光部、ポリゴンミラー、複数のレンズおよび反射鏡を備えている。スキャナ部34では、レーザ発光部から発光される各色に対応する画像データに基づくレーザビームを、ポリゴンミラーで走査して、複数のレンズおよび反射鏡を通過または反射させた後、各感光ドラム42に対応して、各色に対応して、それぞれ出射している。
(3−2)プロセス部
プロセス部27は、スキャナ部34の下方であって、給紙部4の上方に配置されており、図4に示すように、1つのドラムユニット10と、各色に対応して、4つの現像カートリッジ32を前後方向に並列に備えている。
(3−2−1)ドラムユニット
ドラムユニット10は、図1に示すように、本体ケーシング2のプロセス収容部12に対して、前側から前後方向に着脱自在に装着される。このドラムユニット10は、各色に対応して、4つのドラムサブユニット46を備えている。すなわち、ドラムサブユニット46は、イエロードラムサブユニット46Y、マゼンタドラムサブユニット46M、シアンドラムサブユニット46Cおよびブラックドラムサブユニット46Kの4つからなる。
各ドラムサブユニット46は、互いに前後方向に間隔を隔てて並列的に配置されており、より具体的には、前側から後側に向かって、イエロードラムサブユニット46Y、マゼンタドラムサブユニット46M、シアンドラムサブユニット46Cおよびブラックドラムサブユニット46Kが、順次配置されている。また、各ドラムサブユニット46は、幅方向において互いに間隔を隔てて対向配置される1対のサイドフレーム47(図4参照)と、各サイドフレーム47の後端部に架設されるセンターフレーム48(図2参照)とを備えている。
そして、ドラムユニット10は、上記したように、各ドラムサブユニット46を、前後方向に沿って並列的に配置し、最前端のドラムサブユニット46の前方にフロントビーム57を配置し、最後端のドラムサブユニット46の後方にリヤビーム58を配置して、これらフロントビーム57、各ドラムサブユニット46およびリヤビーム58を、幅方向(前後方向および上下方向に直交する左右方向、以下同じ。)の両方から、1対の側板53で挟持することにより、組み立てられている。
各ドラムサブユニット46は、図2に示すように、感光ドラム42、スコロトロン型帯電器62およびクリーニングブラシ63を保持している。
感光ドラム42は、幅方向に沿って配置され、円筒形状をなし、最表層がポリカーボネートからなる正帯電性の感光層により形成されるドラム本体59と、このドラム本体59の軸線方向に沿って配置されるドラム軸60とを備えている。
ドラム軸60は、各ドラムサブユニット46の各サイドフレーム47(図4参照)に相対回転不能に支持されている。
ドラム本体59の軸方向両端部には、回動支持部材(図示せず)が相対回転不能に嵌入されており、その回動支持部材(図示せず)が、ドラム軸60の周りにおいて、相対回転可能に支持されている。これによって、ドラム本体59がドラム軸60に対して回転自在に支持される。画像形成時において、感光ドラム42には、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力が伝達され、感光ドラム42が回転される。
スコロトロン型帯電器62は、感光ドラム42の斜め上側後方に、感光ドラム42と間隔を隔てて対向配置され、ドラムサブユニット46のセンターフレーム48に保持されている。このスコロトロン型帯電器62は、感光ドラム42と間隔を隔てて対向配置された放電ワイヤ106と、放電ワイヤ106と感光ドラム42との間に設けられるグリッド107とを備えている。
スコロトロン型帯電器62では、画像形成時において、本体ケーシング2内に設けられる図示しない高圧基板から放電ワイヤ106に高電圧を印加して、放電ワイヤ106をコロナ放電させるとともに、本体ケーシング2内に設けられる図示しない高圧基板からグリッド107にグリッドバイアスを印加して、感光ドラム42に供給される電荷量を制御しつつ、感光ドラム42の表面を一様に正極性に帯電させる。
クリーニングブラシ63は、感光ドラム42の後方において、感光ドラム42と対向して接触するように配置され、センターフレーム48に保持されている。クリーニングブラシ63には、画像形成時において、本体ケーシング2内に設けられる図示しない高圧基板からクリーニングバイアスが印加される。
(3−2−2)現像カートリッジ
現像カートリッジ32は、図4に示すように、各色に対応するドラムサブユニット46に対応して、それぞれ着脱自在に設けられている。すなわち、現像カートリッジ32は、イエロードラムサブユニット46Yに着脱自在に装着されるイエロー現像カートリッジ32Y、マゼンタドラムサブユニット46Mに着脱自在に装着されるマゼンタ現像カートリッジ32M、シアンドラムサブユニット46Cに着脱自在に装着されるシアン現像カートリッジ32C、および、ブラックドラムサブユニット46Kに着脱自在に装着されるブラック現像カートリッジ32Kの4つからなる。
各現像カートリッジ32は、図3に示すように、筐体50と、その筐体50内に設けられる、アジテータ69、供給ローラ66、現像剤担持体としての現像ローラ67および層厚規制ブレード68とを備えている。
筐体50は、下端部に筐体開口部としての開口部75が開口されるボックス形状に形成されており、上下方向途中に形成される隔壁83によって、トナー収容室92と現像室93とに区画されている。また、隔壁83には、トナー収容室92と現像室93とを連通する連通口84が形成されている。
また、図4に示すように、筐体50の左側面には、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力が入力されるカップリング受動ギヤ165と、カップリング受動ギヤ165に入力された駆動力を現像ローラ67、供給ローラ66およびアジテータ69に伝達するギヤ機構部(図示せず)とが備えられている。そして、この筐体50の左側面には、ギヤ機構部(図示せず)を覆い、カップリング受動ギヤ165を左側に露出させるギヤカバー164が設けられている。
図3に示すように、トナー収容室92は、筐体50における隔壁83より上側の空間として区画されており、各色に対応する現像剤としてのトナーが収容されている。より具体的には、各現像カートリッジ32に対応して、イエロー現像カートリッジ32Yにはイエロー、マゼンタ現像カートリッジ32Mにはマゼンタ、シアン現像カートリッジ32Cにはシアン、ブラック現像カートリッジ32Kにはブラックのトナーが、それぞれ収容されている。
各色に対応するトナーは、正帯電性の非磁性1成分の重合トナーが用いられる。重合トナーは、略球形であり、スチレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる、結着樹脂を主成分とし、これに、各色に対応する着色剤や、荷電制御剤、ワックスなどが配合されることによりトナー母粒子が形成され、さらに、流動性の向上を図るべく外添剤が添加されてなる。
着色剤としては、上記した、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各着色剤が、各色に対応して配合されている。また、荷電制御剤としては、たとえば、アンモニウム塩などのイオン性官能基を有するイオン性単量体と、スチレン系単量体やアクリル系単量体などのイオン性単量体と共重合可能な単量体との共重合によって得られる荷電制御樹脂が配合されている。また、外添剤としては、たとえば、シリカ、酸化アルミニウム、酸化チタン、チタン酸ストロンチウム、酸化セリウム、酸化マグネシウムなどの金属酸化物の粉末や、炭化物の粉末、金属塩の粉末などの無機粉末が配合されている。
また、トナー収容室92には、トナー収容室92内に収容されているトナーの残量を検出するための窓142が設けられている。窓142は、筐体50の幅方向両側において対向するように設けられた1対の側壁141に埋設され、トナー収容室92を挟んで対向配置されている。
アジテータ69は、トナー収容室92内に設けられている。アジテータ69は、筐体50の両側壁141に回転自在に支持される回転軸151と、その回転軸151の軸方向にわたって設けられ、回転軸から径方向外方に延びる攪拌部材152とを備えている。画像形成時において、回転軸151には、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力が、カップリング受動ギヤ165(図4参照)を介して伝達され、攪拌部材152がトナー収容室92内を周回移動する。
現像室93は、筐体50における隔壁83より下側の空間として区画されている。
供給ローラ66は、現像室93内において、連通口84の下方に設けられている。この供給ローラ66は、筐体50の両側壁141に回転自在に支持される金属製の供給ローラ軸155と、その供給ローラ軸155の周りを被覆する導電性のスポンジからなるスポンジローラ156とを備えている。画像形成時において、供給ローラ軸155には、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力が、カップリング受動ギヤ165を介して伝達され、供給ローラ66が回転される。
現像ローラ67は、現像室93内において、供給ローラ66に対して斜め後側下方に設けられている。この現像ローラ67は、筐体50の両側壁141に回転自在に支持される金属製の現像ローラ軸157と、その現像ローラ軸157の周りを被覆する導電性のゴムからなるゴムローラ158とを備えている。
より具体的には、ゴムローラ158は、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴム、シリコーンゴムまたはEPDMゴムなどからなるゴムローラ層と、そのゴムローラ層の表面に被覆され、ウレタンゴム、ウレタン樹脂、ポリイミド樹脂などを主成分とするコート層との2層構造からなる。
また、現像ローラ67は、供給ローラ66に対して、ゴムローラ158とスポンジローラ156とが互いに圧接するように、配置されている。また、現像ローラ67は、現像室93の開口部75から下方に向けて露出するように、配置されている。
現像ローラ67では、画像形成時において、現像ローラ軸157には、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力が、カップリング受動ギヤ165を介して伝達され、現像ローラ67が回転される。また、本体ケーシング2内に設けられる図示しない高圧基板から現像バイアスが印加される。
層厚規制ブレード68は、現像室93内において、現像ローラ67に上方から圧接するように設けられている。層厚規制ブレード68は、金属製の板ばね部材からなるブレード160と、ブレード160の遊端部に設けられる絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部162とを備えている。
ブレード160の基端部が、固定部材161によって隔壁83に固定されており、ブレード160の弾性力により、ブレード160の遊端部に設けられる押圧部162が、現像ローラ67のゴムローラ158に対して上方から圧接される。
(3−2−3)プロセス部での現像動作
そして、各現像カートリッジ32では、トナー収容室92に収容されている各色に対応するトナーが、自重によって連通口84に移動し、アジテータ69によって攪拌されながら、連通口84から現像室93へ放出される。
連通口84から現像室93へ放出されたトナーは、供給ローラ66に供給される。供給ローラ66に供給されたトナーは、供給ローラ66の回転により、現像ローラ67に供給され、このとき、供給ローラ66と、現像バイアスが印加されている現像ローラ67との間で正極性に摩擦帯電される。
現像ローラ67に供給されたトナーは、現像ローラ67の回転に伴って、層厚規制ブレード68の押圧部162と、現像ローラ67のゴムローラ158との間に進入して、一定厚さの薄層としてゴムローラ158の表面に担持される。
一方、図2に示すように、各現像カートリッジ32に対応するドラムサブユニット46では、スコロトロン型帯電器62が、コロナ放電を発生させて、感光ドラム42の表面を一様に正帯電させる。
感光ドラム42の表面は、感光ドラム42の回転に伴って、スコロトロン型帯電器62により一様に正帯電された後、スキャナ部34からのレーザビームの高速走査により露光され、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
さらに感光ドラム42が回転すると、次いで、現像ローラ67の表面に担持されかつ正帯電されているトナーが、現像ローラ67の回転により、感光ドラム42に対向して接触するときに、感光ドラム42の表面に形成されている静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム42の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給される。これにより、感光ドラム42の静電潜像は、現像により可視像化され、感光ドラム42の表面には、各色に対応して、反転現像によるトナー像が担持される。
なお、転写後に感光ドラム42上に残存する転写残トナーは、現像ローラ67に回収される。また、転写後に感光ドラム42上に付着する用紙3からの紙粉は、クリーニングブラシ63によって回収される。
(3−3)転写部
転写部28は、図1に示すように、本体ケーシング2内において、給紙部4の上方であって、プロセス部27の下方において、前後方向に沿って配置されている。この転写部28は、駆動ローラ153、従動ローラ154、搬送ベルト168、転写ローラ159およびクリーニング部112を備えている。
駆動ローラ153および従動ローラ154は、前後方向に間隔を隔てて対向配置されており、駆動ローラ153は、ブラックドラムサブユニット46Kよりも後方に配置され、従動ローラ154は、イエロードラムサブユニット46Yよりも前方に配置されている。
搬送ベルト168は、エンドレスベルトからなり、カーボンなどの導電性粒子を分散した導電性のポリカーボネートやポリイミドなどの樹脂フィルムから形成されている。この搬送ベルト168は、駆動ローラ153と従動ローラ154との間に巻回されている。なお、この搬送ベルト168の巻回方向、すなわち後述する用紙3を搬送する方向は、図1において矢印に示す反時計回りであり、また、現像カートリッジ32およびドラムサブユニット46の幅方向と、上面視、直交する。
画像形成時において、駆動ローラ153には、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力が伝達され、駆動ローラ153が回転される。すると、搬送ベルト168が、駆動ローラ153および従動ローラ154の間を、各ドラムサブユニット46の感光ドラム42と対向して接触する転写位置において、感光ドラム42と同方向に回転するように周回移動されるとともに、従動ローラ154が従動される。
転写ローラ159は、駆動ローラ153および従動ローラ154の間に巻回されている搬送ベルト168内において、各感光ドラム42と、搬送ベルト168を挟んで対向するように、それぞれ設けられている。各転写ローラ159は、金属製のローラ軸に、導電性のゴムからなるゴムローラが被覆されている。また、各転写ローラ159は、搬送ベルト168と対向して接触する転写位置において、搬送ベルト168の周回移動方向と同方向に回転するように設けられており、画像形成時には、本体ケーシング2内に設けられる図示しない高圧基板からの転写バイアスが印加される。
クリーニング部112は、駆動ローラ153および従動ローラ154の間に巻回されている搬送ベルト168の下方に配置され、1次クリーニングローラ113、2次クリーニングローラ114、掻取ブレード115およびトナー貯留部116を備えている。
1次クリーニングローラ113は、感光ドラム42および転写ローラ159が接触する上側の搬送ベルト168と反対側の、下側の搬送ベルト168と接触するように配置され、その接触位置において、搬送ベルト168の周回移動方向と同方向に回転するように設けられている。1次クリーニングローラ113には、画像形成時に、本体ケーシング2内に設けられる図示しない高圧基板からの1次クリーニングバイアスが印加される。
2次クリーニングローラ114は、1次クリーニングローラ113に対して下方から接触するように配置され、その接触位置において、1次クリーニングローラ113の回転方向と同方向に回転するように設けられている。2次クリーニングローラ114には、画像形成時に、本体ケーシング2内に設けられる図示しない高圧基板からの2次クリーニングバイアスが印加される。
掻取ブレード115は、2次クリーニングローラ114に対して下方から接触するように設けられている。
トナー貯留部116は、1次クリーニングローラ113および2次クリーニングローラ114の下方において、2次クリーニングローラ114から落下するトナーを貯留できるように設けられている。
そして、給紙部4から給紙された用紙3は、駆動ローラ153の駆動および従動ローラ154の従動により周回移動される搬送ベルト168によって、前側から後側に向かって、各ドラムサブユニット46に対応する転写位置を、順次通過するように搬送され、その搬送中に、各ドラムサブユニット46の感光ドラム42に担持されている各色のトナー像が、順次転写され、これにより、用紙3にカラー像が形成される。
すなわち、たとえば、イエロードラムサブユニット46Yの感光ドラム42の表面に担持されたイエローのトナー像が、用紙3に転写されると、次いで、マゼンタドラムサブユニット46Mの感光ドラム42の表面に担持されたマゼンタのトナー像が、既にイエローのトナー像が転写されている用紙3に重ねて転写され、以下同様の動作によって、シアンドラムサブユニット46Cの感光ドラム42の表面に担持されたシアンのトナー像、ブラックドラムサブユニット46Kの感光ドラム42の表面に担持されたブラックのトナー像が重ねて転写され、これによって、用紙3にカラー像が形成される。
一方、上記の転写動作において、搬送ベルト168の表面に付着したトナーは、クリーニング部112において、まず、搬送ベルト168の表面から、1次クリーニングバイアスにより1次クリーニングローラ113に転写され、さらに、2次クリーニングバイアスにより2次クリーニングローラ114に転写される。その後、2次クリーニングローラ114に転写されたトナーは、掻取ブレード115によって、掻き取られ、2次クリーニングローラ114から落下して、トナー貯留部116に貯留される。
(3−4)定着部
定着部29は、本体ケーシング2におけるブラックドラムサブユニット46Kよりも後側であって、感光ドラム42と搬送ベルト168とが接触する転写位置と、前後方向において対向するように配置されている。この定着部29は、加熱ローラ180および加圧ローラ181を備えている。
加熱ローラ180は、その表面に離型層が形成される金属素管からなり、その軸方向に沿ってハロゲンランプが内装されている。加熱ローラ180は、ハロゲンランプにより、その表面が定着温度に加熱される。
加圧ローラ181は、加熱ローラ180の下方において、加熱ローラ180と対向配置されている。この加圧ローラ181は、加熱ローラ180を下方から押圧する。
そして、用紙3上に転写されたカラー像は、次いで、定着部29に搬送され、用紙3が加熱ローラ180と加圧ローラ181との間を通過する間に、熱定着される。
(4)排紙部
排紙部6において、用紙3の排紙側搬送経路43は、その上流側端部が、下方において定着部29に隣接し、その下流側端部が、上方において排紙トレイ184に隣接しており、用紙3が後側に向かって給紙され、反転後、前側に向かって排紙される、側面視略U字形状に形成されている。
排紙側搬送経路43の途中には、互いに対向する搬送ローラ185およびピンチローラ186が設けられている。また、排紙側搬送経路43の下流側端部には、1対の排紙ローラ183が設けられている。
また、排紙部6には、排紙トレイ184が設けられている。排紙トレイ184は、本体ケーシング2の上壁を、前側から後側に向かって次第に窪むように形成して、排紙される用紙3を積層状に載置できるように、形成されている。
定着部29から搬送される用紙は、排紙側搬送経路43に沿って、搬送ローラ185およびピンチローラ186により搬送され、排紙ローラ183によって、排紙トレイ184上に排紙される。
2.現像カートリッジの現像側筐体の具体的構成
図5において、(a)は、現像カートリッジ(現像ローラおよびトナー受けが未装着の態様)の右側斜視図であり、(b)は、(a)に示した現像カートリッジの右側に備えられたサイドシール周辺を説明するための左側斜視図であり、(c)は、(a)に示した現像カートリッジの左側に備えられたサイドシール周辺を説明するための右側斜視図である。また、図6は、現像カートリッジ(現像ローラ、トナー受けおよびギヤカバーが装着された態様)の左側斜視図である。図7において、(a)は、現像カートリッジの、ドラムサブユニットに装着されたときの姿勢における左側側面図であり、(b)は、(a)における左側のトナー受けの左側斜視図である。図8は、図7(a)において、後方から見たA−A線断面図である。
なお、現像カートリッジ32の以降の説明においては、便宜上、図3に示すように、斜め上方後側を天面側、斜め下方前側を底面側とする。また、これに対し、斜め上方前側を上流側、斜め下方後側を下流側とする。これら上流側および下流側の定義は、現像カートリッジ32のドラムサブユニット46への装着方向に基づいている。
(1)現像側筐体
現像カートリッジ32の筐体50は、図3に示すように、天面側と底面側との対向方向において互いに対向する天壁35および底壁36と、上述した1対の側壁141と、上流壁37とを備えている。
1対の側壁141は、天壁35と底壁36との間を幅方向両側から閉鎖するように設けられている。
天壁35は、両側壁141の対向間隔よりも幅広の平板状をなし、トナー収容室92および現像室93の天面側を封鎖し、両側壁141の天面側端縁間に架設されている。
底壁36は、トナー収容室92および現像室93の底面側を封鎖し、両側壁141の底面側端縁間に架設され、上流底壁85、中流底壁86および下流底壁87を一体的に備えている。
上流底壁85は、上流側に延びて、上流壁37に連続するように接続されており、トナー収容室92内のアジテータ69の回転軌跡に沿う側断面略半円弧状に形成されている。
中流底壁86は、上流底壁85の下流側に配置され、現像室93内の供給ローラ66に沿う側断面略半円弧状に形成されている。
下流底壁87は、中流底壁86の下流側に配置され、上流側から下流側へ向かって底面側に傾斜する舌板状に形成されている。
上流壁37は、天壁35と底壁36との間を上流側から閉鎖するように設けられており、現像カートリッジ32をドラムサブユニット46に対して着脱するときに把持される把持部88が設けられている。
天壁35の下流側端部には、上述した隔壁83が底面側に向かって延設されており、この隔壁83、底壁36および両側壁141によって、上述した連通口84が、幅方向に延びる長手状の開口部として区画されている。
また、隔壁83には、上述したように、固定部材161によって層厚規制ブレード68のブレード160の基端部が固定されている。より具体的には隔壁83の下流側面には、ブレード160の基端部が、下流側面とブレード160の基端部との間にシール部材70を介在させた状態で、固定部材161によって固定されている。
シール部材70は、隔壁83の下流側面に配置され、下流側面と固定部材161との間からのトナー漏れを防止する。
固定部材161は、板状のフロントサポート部材79、断面略L字形状のバックサポート部材80および組みねじ81を備えている。フロントサポート部材79は、シール部材70の下流側に配置されている。フロントサポート部材79の下流側には、ブレード160の基端部が配置され、バックサポート部材80は、ブレード160の基端部の下流側に配置されている。組みねじ81は、バックサポート部材80、ブレード160の基端部およびフロントサポート部材79を、下流側と上流側とを結ぶ方向に貫通して、これらを一体的に固定している。そして、ブレード160の基端部は、固定ねじ82(図5参照)により、固定部材161とともにシール部材70を挟んで、隔壁83に固定されている。
開口部75は、固定部材161のバックサポート部材80、両側壁141の下流側端部および下流底壁87の下流側端部によって区画され、幅方向に伸び、略矩形状に開口されている。
この開口部75には、現像ローラ67が部分的に露出し、回転可能に配置されている。より具体的には、現像ローラ67は、その前半部分が筐体50内に収容され、その後半部分が筐体50内から開口部75を介して筐体50外へ突出するように配置されている。
また、下流底壁87の天面側表面には、現像ローラ67の軸方向に沿って延びるフィルム配置部38が形成されている。このフィルム配置部38には、ポリエチレンテレフタレートを材質とし、現像ローラ67のゴムローラ158の周面にその軸方向に沿って一様に摺接するロアフィルム39が配置されている。ロアフィルム39が、底壁36の天面側で、現像ローラ67のゴムローラ158の周面に、その軸方向に沿って一様に摺接することで、底壁36と現像ローラ67との間からトナー漏れを防止することができる。
各側壁141は、図5に示すように、開口部75において、現像ローラ67の現像ローラ軸157の長手方向(幅方向)両端部を支持するための支持板部40と、後述する現像剤漏れ防止部材としてのサイドシール41が配置されるシール配置部44とを備えている。
支持板部40は、天面側と底面側との間に延びる板状をなし、現像ローラ67の現像ローラ軸157を受けるための軸受孔51が形成されている。この軸受孔51は、側面視U字状をなし、その下流側端部が開放されており、その開放された下流側端部から現像ローラ67の現像ローラ軸157が受け入れられる。
シール配置部44は、各支持板部40に対して、幅方向内側(現像ローラ67の軸方向における内側)に隣接してそれぞれ設けられている。各シール配置部44は、現像ローラ67のゴムローラ158の外周面の軸方向端部に対向し、そのゴムローラ158の周面に沿って側断面視、湾曲状に延び、ゴムローラ158の表面と摺接するローラ対向面54を有している。
(2)サイドシール
各シール配置部44のローラ対向面54には、現像ローラ67のゴムローラ158の幅方向両端部とローラ対向面54との間からのトナーの漏れを防止するためのサイドシール41がそれぞれ配置される。
各サイドシール41は、たとえば、ウレタンフォームなどのスポンジ材からシート状に形成されている。各サイドシール41は、シール配置部44の天面側端部と底面側端部との間であって、側壁141の支持板部40とシール配置部44の幅方向内側端部との間に嵌め込むように取り付けられている。
そして、各サイドシール41は、現像ローラ67のゴムローラ158の長手方向(幅方向)両端部の外周面に摺接し、そのゴムローラ158とローラ対向面54との間からのトナーの漏れを防止する。なお、図6における斜線領域が、ゴムローラ158がサイドシール41と摺接する領域である。
(3)トナー受け
図7および図8に示すように、この現像カートリッジ32には、現像剤受け部材としてのトナー受け64が備えられている。
トナー受け64は、開口部75の幅方向両端部において、現像ローラ67に対して下流側に配置され、現像ローラ67の幅方向両端部と装着方向において間隔を隔てて対向するように設けられている。
各トナー受け64は、各支持板部40を幅方向に横切って、ゴムローラ158の底面側略半分部分と対向するように、幅方向に沿って延びる側断面視コ字形状をなし、1対のトナー受け側壁65と、トナーガイド壁71とを一体的に備えている。
各トナー受け側壁65は、幅方向に沿って延びる略矩形平板状をなし、天面側と底面側との対向方向において、互いに間隔を隔てて配置されている。また、底面側のトナー受け側壁65は、下流底壁87の下流側端縁に支持されており、その下流底壁87の下流側端縁から、天面側に傾斜しつつ、下流側に向かって延設されている。また、天面側のトナー受け側壁65は、底面側のトナー受け側壁65と平行して延設されている。
トナーガイド壁71は、幅方向に沿って延びる略矩形平板状をなし、1対のトナー受け側壁65の下流側端縁間に架設されている。このトナーガイド壁71は、1対のトナー受け側壁65の間において、天面側と底面側との対向方向に延び、その幅方向内側部分が、1対のトナー受け側壁65の内側部分とともに、上述した図6に示すゴムローラ158がサイドシール41と摺接する摺擦領域と対向配置される。
そして、各トナー受け64には、これら1対のトナー受け側壁65とトナーガイド壁71とにより、上流側に開口するトナー受け口72と、幅方向内側に開口する内側ガイド口73と、幅方向外側に開口する外側ガイド口74とが形成されている。トナー受け口72は、図6に示すゴムローラ158がサイドシール41と摺接する領域よりも幅方向内側に配置されている。
そして、このトナー受け64は、現像カートリッジ32がドラムサブユニット46に装着されたときに、図7(a)に示すように、トナーガイド壁71と底面側のトナー受け側壁65との連結部が上下方向最下位に位置するような姿勢になる。
また、各トナー受け64において、トナーガイド壁71と底面側のトナー受け側壁65との、ゴムローラ158およびサイドシール41と対向する内側表面には、傾斜部55が形成されている。
傾斜部55は、図7および図8に示すように、トナーガイド壁71と底面側のトナー受け側壁65とにおいて、ゴムローラ158およびサイドシール41より幅方向外側に、側壁141に平行な底壁部56を備え、トナー受け64の幅方向内側端縁に頂点部61を備えた錐体形状に形成されている。
底壁部56は、ゴムローラ158とサイドシール41との摺接領域よりも幅方向外側に位置し、幅方向外側からの側面視では、略V字形状であり、この略V字形状をなす2つの端部のうち、一端が、トナーガイド壁71の、ゴムローラ158およびサイドシール41と対向する内側表面の上下方向途中に接続され、他端が、底面側のトナー受け側壁65の、ゴムローラ158およびサイドシール41と対向する内側表面の上流側端部に接続されている。
頂点部61は、トナーガイド壁71と底面側のトナー受け側壁65との幅方向内側端縁の接合点である。
そして、傾斜部55は、底壁部56の幅方向外側から幅方向内側端縁の頂点部61まで連続し(すなわち傾斜部55は側断面視においても略V字形状をなす)、その底壁部56から頂点部61まで連続する、ゴムローラ158およびサイドシール41と対向する側の面を、受け面としての傾斜面76とする。
この傾斜面76は、縦断面視、幅方向外側から内側に向けて、上方から下方に傾斜している。また、この傾斜面76の傾斜方向は、上述した搬送ベルト168の搬送方向に対して、上面視、直交している。
なお、各トナー受け64は筐体50と一体的に形成されていてもよく、また、別体として形成されていてもよい。
3.作用効果
以上のように、現像カートリッジ32の筐体50において、現像ローラ67のゴムローラ158の外周面の幅方向両端部に対向するローラ対向面54には、図5に示すように、サイドシール41が配置されているので、そのローラ対向面54と現像ローラ67のゴムローラ158の両端部との間からのトナーの漏れを防止することができる。
しかし、万が一、ローラ対向面54と現像ローラ67のゴムローラ158の両端部との間からトナーが漏れ出した場合、図7および図8に示すように、漏れ出したトナーは、その自重により、ゴムローラ158とサイドシール41との摺接領域における底面側(下側)端部から、その鉛直下方に位置するトナー受け64の傾斜面76に向かって落下する。そして、傾斜面76に落下したトナーは、搬送ベルト168の搬送方向と直交する方向の中心、すなわち、図8に示すように、幅方向内側に向かって上方から下方に傾斜するこの傾斜面76により、内側ガイド口73へ案内され、搬送ベルト168の、感光ドラム42と対向して接触する表面(図1参照)における幅方向中央部へ向かって、内側ガイド口73から落下する。
そして、搬送ベルト168の表面の幅方向中央部に落下したトナーは、図1に示すように、搬送ベルト168により反時計回りに搬送され、上述したように、クリーニング部112に回収されるか、感光ドラム42を介して、現像ローラ67に回収される。
一方、このトナー受け64が備えられていなければ、漏れ出したトナーは、図8に示すように、その自重により、ゴムローラ158とサイドシール41との摺接領域(図8の斜線部)における下側端部から、その鉛直下方に位置する搬送ベルト168の表面の、上述の摺接領域と対向する領域(図8において矢印にて示した範囲)に落下する。この場合、搬送ベルト168に落下したトナーは、トナー受け64が備えられている場合と同様に、搬送ベルト168により反時計回りに搬送され、クリーニング部112に回収されるか、感光ドラム42を介して、現像ローラ67に回収される。
しかし、このトナーが、このトナーとは別色のトナーを備えるドラムサブユニット46において、感光ドラム42を介して、同じく別色のトナーが担持される現像ローラ67に回収されると、ゴムローラ158とサイドシール41との摺接領域にて別色のトナーの漏れ出しを防止するサイドシール41に侵入し、これを劣化させる。そのため、最初に漏れ出したトナーとは別色のトナーも、その別色のトナーを収容する現像カートリッジ32のローラ対向面54とゴムローラ158の両端部との間から漏れ出してしまう。そして、この現象は、並列配置された複数のドラムサブユニット46全てにおいて、搬送ベルト168を介することで連鎖的に発生し、最終的には、全ての色のトナーが漏れ出してしまう。
そのため、上述したように、トナー受け64により、最初に漏れ出したトナーを、上述の摺接領域と対向する領域を外した領域(幅方向中央部)に落とすことで、漏れ出したトナーが、搬送ベルト168に搬送され、感光ドラム42を介して別色のトナーを収容する現像カートリッジ32の現像ローラ67に回収されたとしても、ゴムローラ158とサイドシール41との摺接領域以外で回収されるので、別色のトナーの漏れ出しを防止するサイドシール41に進入し、これを劣化させる虞はない。そのため、別色のトナーがその別色のトナーを収容する現像カートリッジ32のローラ対向面54とゴムローラ158の両端部との間から漏れ出してしまうことを防止することができる。その結果、隣接する現像カートリッジ32の連鎖的なトナーの漏れの発生を確実に防止することができる。
また、このトナー受け64は、上述したように、傾斜面76が搬送ベルト168の搬送方向とは直交する方向に、すなわち、幅方向外側から幅方向内側に向かって上方から下方に傾斜しているので、傾斜面76に落下したトナーは、搬送ベルト168の表面の幅方向中央部に向かって、内側ガイド口73から落下する。
そのため、漏れ出したトナーが、搬送ベルト168によって搬送され、感光ドラム42を介して別色のトナーを収容する現像カートリッジ32の現像ローラ67に回収されたとしても、ゴムローラ158とサイドシール41との摺接領域とは離れたゴムローラ158の幅方向中央部にて回収される。その結果、隣接する現像カートリッジ32の連鎖的なトナーの漏れの発生をより確実に防止することができる。
4.トナー受けの変形例
(1)変形例1
上述した実施形態におけるトナー受け64において、図9に示すように、壁としての堤防壁77を、その内側ガイド口73の下側端縁から上方に向かって延設してもよい。
堤防壁77を設ければ、堤防壁77とトナー受け側壁65とトナーガイド壁73とでダム部78が形成され、ローラ対向面54と現像ローラ67のゴムローラ158の両端部との間から漏れ出して傾斜面76に落下したトナーは、堤防壁77に堰き止められ、ダム部78に蓄積される。よって、トナーの、トナー受け64から搬送ベルト168への落下が抑制される。
また、堤防壁77は、内側ガイド口73を全て塞がないように、すなわち、堤防壁77の上端縁とトナー受け側壁65とトナーガイド壁73とで、内側ガイド口73を形成するように、トナー受け64の上下方向途中まで延設してもよい。
これにより、ダム部78に蓄積されたトナーが一定量を超えてダム部78から溢れ出したとしても、その一定量を超えて溢れ出したトナーは、新たな内側ガイド口73から、搬送ベルト168の表面における幅方向中央部へ向かって落下する。よって、漏れ出したトナーが搬送ベルト168の表面に落下するまでの時間を稼ぐことができ、隣接する現像カートリッジ32の連鎖的なトナーの漏れの発生をより一層確実に防止することができる。
(2)変形例2
上述したように、隣接する現像カートリッジ32の連鎖的なトナーの漏れの発生を確実に防止するためには、漏れ出したトナーを、搬送ベルト168の表面の、ゴムローラ158とサイドシール41との摺接領域と対向する領域以外に落下させることが肝要である。
そのため、上述した実施形態において、トナー受け64を、傾斜面76が幅方向外側から幅方向内側に向かって上方から下方に傾斜するように備えるのに代えて、図10に示すように、傾斜面76が幅方向内側から幅方向外側に向かって上方から下方に傾斜するように形成することもできる。
その場合、傾斜面76に落下したトナーは、幅方向両外側に向かって上方から下方に傾斜する傾斜面76により、外側ガイド口74へ案内され、外側ガイド口74から落下して、搬送ベルト168の搬送方向と直交する方向の両端、すなわち、搬送ベルト168の幅方向両端部に落下する。そして、このトナーが搬送ベルト168によって搬送され、感光ドラム42を介して別色のトナーを収容する現像カートリッジ32の現像ローラ67に回収されたとしても、ゴムローラ158とサイドシール41との摺接領域とは離れたゴムローラ158の幅方向両端部にて回収され、上述した実施形態と同等の効果を得ることができる。
(3)変形例3
さらに、上述した変形例2において、図11に示すように、変形例1と同様の堤防壁77を、外側ガイド口74の下側端縁から上方に向かってトナー受け64の上下方向途中まで延設すると、変形例1の堤防壁77と同等の効果を得ることができる。
5.カラーレーザプリンタの変形例
上記各実施形態においては、各感光ドラム42から、直接、用紙3に転写するタンデム方式のカラーレーザプリンタ1を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば、各色毎のトナー像を、各感光体から一旦中間転写体に転写し、その後、用紙に一括転写する中間転写タイプのカラーレーザプリンタとして構成することもできる。
本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図である。 図1に示すカラーレーザプリンタの、現像カートリッジが装着されたドラムサブユニットの要部側断面図である。 図2に示す現像カートリッジの要部側断面図である。 プロセス部の左側斜視図である。 (a)は、現像カートリッジ(現像ローラおよびトナー受けが未装着の態様)の右側斜視図であり、(b)は、(a)に示した現像カートリッジの右側に備えられたサイドシール周辺を説明するための左側斜視図であり、(c)は、(a)に示した現像カートリッジの左側に備えられたサイドシール周辺を説明するための右側斜視図である。 現像カートリッジ(現像ローラ、トナー受けおよびギヤカバーが装着された態様)の左側斜視図である。 (a)は、現像カートリッジの、ドラムサブユニットに装着されたときの姿勢における左側側面図であり、(b)は、(a)における左側のトナー受けの左側斜視図である。 図7(a)において、後方から見たA−A線断面図である。 図8において、変形例1を適用した態様を示した図である。 図8において、変形例2を適用した態様を示した図である。 図10において、変形例3を適用した態様を示した図である。
符号の説明
1 カラーレーザプリンタ
32 現像カートリッジ
41 サイドシール
50 現像側筐体
64 トナー受け
67 現像ローラ
75 開口部
76 傾斜面
77 堤防壁
168 搬送ベルト

Claims (10)

  1. 並列に配列された複数の現像カートリッジと、
    複数の前記現像カートリッジの下方に設けられたベルトと
    を備え、
    前記現像カートリッジは、
    現像剤を収容する筐体と、
    前記筐体の下側に設けられた筐体開口部に回転可能に配置された現像剤担持体と、
    前記筐体開口部における前記現像剤担持体の長手方向両端部付近にて前記筐体に取り付けられ、前記現像剤担持体の長手方向両端部の外周面と摺接する現像剤漏れ防止部材と、
    各前記現像剤漏れ防止部材の下方に位置し、前記筐体の下端縁部に設けられ、前記漏れ防止部材から漏れる現像剤を受ける現像剤受け部材と
    を備えており、
    各前記現像剤受け部材の現像剤を受ける受け面は、前記ベルトの前記現像剤漏れ防止部材と対向する位置に前記漏れ防止部材から漏れる現像剤が落下しないように傾斜していることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記受け面は、前記漏れ防止部材から漏れる現像剤を前記ベルトの搬送方向と直交する方向の中心へ向けて案内するように、傾斜していることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像剤受け部材には、前記受け面における前記現像剤担持体の長手方向内側端部において、前記漏れ防止部材から漏れる現像剤の落下を堰き止める壁が、上方に向かって前記現像剤受け部材の上下方向途中まで延設されていることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記受け面は、前記漏れ防止部材から漏れる現像剤を前記ベルトの搬送方向と直交する方向の両端に向けて案内するように、傾斜していることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記現像剤受け部材には、前記受け面における前記現像剤担持体の長手方向外側端部において、前記漏れ防止部材から漏れる現像剤の落下を堰き止める壁が、上方に向かって前記現像剤受け部材の上下方向途中まで延設されていることを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 複数個が並列に配列可能であり、ベルトを備えた画像形成装置本体に対して、前記ベルトの上方に着脱自在に装着可能な現像カートリッジであって、
    現像剤を収容する筐体と、
    前記筐体の下側に設けられた筐体開口部に回転可能に配置された現像剤担持体と、
    前記筐体開口部における前記現像剤担持体の長手方向両端部付近にて前記筐体に取り付けられ、前記現像剤担持体の長手方向両端部の外周面と摺接する現像剤漏れ防止部材と、
    各前記現像剤漏れ防止部材の下方に位置し、前記筐体の下端縁部に設けられ、前記漏れ防止部材から漏れる現像剤を受ける現像剤受け部材と
    を備えており、
    各前記現像剤受け部材の現像剤を受ける受け面は、前記ベルトの前記現像剤漏れ防止部材と対向する位置に前記漏れ防止部材から漏れる現像剤が落下しないように傾斜していることを特徴とする、現像カートリッジ。
  7. 前記受け面は、前記漏れ防止部材から漏れる現像剤を前記ベルトの搬送方向と直交する方向の中心へ向けて案内するように、傾斜していることを特徴とする、請求項6に記載の現像カートリッジ。
  8. 前記現像剤受け部材には、前記受け面における前記現像剤担持体の長手方向内側端部において、前記漏れ防止部材から漏れる現像剤の落下を堰き止める壁が、上方に向かって前記現像剤受け部材の上下方向途中まで延設されていることを特徴とする、請求項7に記載の現像カートリッジ。
  9. 前記受け面は、前記漏れ防止部材から漏れる現像剤を前記ベルトの搬送方向と直交する方向の両端に向けて案内するように、傾斜していることを特徴とする、請求項6に記載の現像カートリッジ。
  10. 前記現像剤受け部材には、前記受け面における前記現像剤担持体の長手方向外側端部において、前記漏れ防止部材から漏れる現像剤の落下を堰き止める壁が、上方に向かって前記現像剤受け部材の上下方向途中まで延設されていることを特徴とする、請求項9に記載の現像カートリッジ。
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