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JP2006308689A - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

現像装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 現像装置の傾きによる現像剤排出状態の変動を抑え、現像容器内の現像剤量を安定に保つための現像剤排出手段を備えたトリクル方式の現像装置を実現する。
【解決手段】 現像槽131内に仕切り板138で仕切られた2つの攪拌室を有し、それぞれの攪拌室には攪拌スクリュー133および134が備えられる。現像槽131の余剰現像剤を排出する排出口20Aおよび20Bは、攪拌スクリュー133および134のそれぞれの搬送方向下流側に設けられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられ、像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって現像する現像装置およびこれを備える画像形成装置に関し、特に、トナーとキャリヤを用いる二成分現像装置およびこれを備える画像形成装置に関するものである。
2成分現像方式での性能劣化要因の1つに、キャリアへのトナー付着(所謂スペント現象)や、表面のコーティングが剥がれるキャリアコート剥がれ等の、キャリア性能の低下がある。そして、従来、このようなキャリア性能の低下を抑制する手法が種々提案されている。
例えば、特許文献1,2には、トナー補給時に少量のキャリアを補給する一方、現像装置内で余剰になったキャリア(或いはキャリアとトナーの混合物である現像剤)を排出し、現像装置内のキャリア性能をほぼ一定レベルに推移させて、経時での性能安定化を図る、所謂トリクル方式が記載されている。
トリクル方式における重要な動作として、補給された現像剤(キャリア量)に見合う現像剤を排出し、現像装置内の現像剤量を一定に保つことが挙げられる。これは、現像装置内の現像剤量の変動は、画質に悪影響を及ぼすためである。
ところが、上記特許文献1,2に記載されている現像剤の排出方式は、溢れ出しによる自然排出方式(オーバーフロー方式)であり、補給量分だけ現像剤の嵩が増加し、現像剤の排出口位置よりも高くなった現像剤が排出されるという動作により、現像装置内の現像剤量を設定通りに推移させるものである。
このような単純なオーバーフロー方式では、画像形成装置本体の設置状態の傾きによる影響を受けやすく、現像装置内の現像剤が過剰に排出されたり、反対に現像剤の排出が阻害されたりする。
これを図16(a)〜(c)を用いてより詳しく説明する。現像槽101の長手方向の一方側端部(図では右側)に、排出口100が形成されている現像装置において、図16(a)に示すように、現像装置の設置が正常(水平)であれば(参照)、現像槽内の現像剤量が設定通りのZ(g)のときに、現像槽内の現像剤の頂面(一点鎖線)が排出口100の下端部に位置し、現像槽内の現像剤量が設定通りのZ(g)で安定する。
しかしながら、図16(b)に示すように、現像装置が排出口100の形成されている側の端部を下方にして傾くと、Z(g)の現像剤では、その頂面(一点鎖線)が排出口100の下端部を超えるため、頂面が排出口100の下端部の位置となるまで現像剤が排出される。その結果、現像槽101内の現像剤量は、設定通りのZ(g)よりもX(g)少ない、Z−X(g)で安定する。
反対に、図16(c)に示すように、現像装置が排出口100の形成されている側の端部を上方にして傾くと、Z(g)の現像剤では、その頂面(一点鎖線)が排出口100の下端部に届かないため、頂面が排出口100の下端部の位置となるまで現像剤が補給される。その結果、現像槽101内の現像剤量は、設定通りのZ(g)よりもY(g)多い、Z+Y(g)で安定する。
このような現像装置の傾きによる現像剤量の変動を抑制する手法として、例えば、シャッター部材を現像槽の壁面に備え、所定の印字量や現像槽内の現像剤量を検知し、この検知信号に基づいてシャッター部材を開閉して余剰現像剤を排出するものがある。また、特許文献3には、現像剤排出口を現像装置の長手方向の中間に配置することにより、傾きによる現像剤量への影響を小さくする構成が開示されている。
特公平7−111598号公報(公開日1987年6月10日) 特公平2−21591号公報(公開日1984年6月9日) 特許第3034736号(公開日1995年5月12日) 特許第3603492号(公開日1998年2月20日)
しかしながら、トリクル方式での余剰現像剤はごく微量であるため、シャッター部材を用いてごく微量の現像剤を精度よく排出するのは非常に困難であり、所定の現像剤量を高精度に維持すること自体が難しくなる。
また、特許文献3のように、現像剤排出口を現像装置の長手方向の中間に配置する方法は、高い撹拌性能が求められるカラー複写機等の現像装置で使用されるスクリューによる循環撹拌においては効果が期待できない。これは、スクリューによる循環撹拌では、現像装置の長手方向の中間あたりでも、現像剤面高さの傾きに対する依存が大きいためである。また、長手方向と直交する方向への傾きには効果が期待できない。
なお、特許文献4には、排出口を複数個設けた現像装置の構成が開示されているが、これらの排出口は現像剤の流れが滞留するところと安定しているところ、といった特性の異なる場所に設置しているため、現像装置の傾きに対して現像剤量の安定を得ることは困難である。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、現像装置の傾きによる現像剤排出状態の変動を抑え、現像容器内の現像剤量を安定に保つための現像剤排出手段を備えたトリクル方式の現像装置を実現することにある。
本発明に係る現像装置は、上記課題を解決するために、現像槽内にトナーおよびキャリヤからなる二成分現像剤が補給され、該二成分現像剤の補給に伴い、余剰の二成分現像剤を排出するための現像剤排出口を有する現像装置において、上記現像剤排出口は、該現像装置の長手方向の両端側付近に少なくとも一つずつ設けられることを特徴としている。
上記の構成によれば、上記現像剤排出口は、現像装置の長手方向の両端側付近に少なくとも一つずつ設けられることにより、これらの現像剤排出口は、現像装置の長手方向の傾きに対する現像剤量の増減については逆になる特性を持つ。すなわち、現像装置がその長手方向に傾いた時には、その傾き方向が何れの方向であっても、上記現像剤排出口の少なくとも一つにおいてその位置が下がるので、現像槽内の現像剤は、傾きによって減少することはあっても増加することは無く、その結果、現像装置の傾きに対する現像剤量の変動を緩和できる。
また、上記現像装置では、上記現像剤排出口からの現像剤の排出が、現像槽内の二成分現像剤が上記現像剤排出口の下縁部を越えたときに該現像剤排出口から溢れ出すことによって行われる構成とすることができる。
上記の構成によれば、現像装置の傾きによる現像剤量の変動を抑制する手法として、現像剤排出口に、シャッター部材の開閉機構や、その制御手段等の他の構成を必要とせず、簡便な構成で、低コストに、現像剤量の変動を抑制する現像装置を提供できる。
また、上記現像装置では、上記現像槽内に、間を仕切り板で仕切られると共に、その仕切り板の両端で連通部分が形成された少なくとも2つの攪拌室が形成されており、上記攪拌室のそれぞれに撹拌搬送手段を有する構成とすることができる。
上記の構成によれば、上記仕切り板で仕切られた複数の攪拌室が連通され現像剤の循環経路を形成するため、現像剤の攪拌性能が向上する。また、上記仕切り板は、未撹拌な現像剤が現像ローラへ近づくことを防ぎ、高画質化に貢献する。
また、上記現像装置では、上記撹拌搬送手段は、スクリュー部材である構成とすることができる。
上記の構成によれば、上記スクリュー部材は、アジテータ等とは異なり、強制循環により重力に逆らい現像剤を低いところから高いところに搬送することができるので、傾きによる現像装置内の現像剤の偏りを緩和する機能を持ち、傾きに対する現像剤の変化量を低く抑えることが可能となる。また、画質への要求が厳しいカラー複写機に本現像装置を適用する場合、上記スクリュー部材を利用することでよりよい撹拌性能が得られる。
また、上記現像装置では、上記現像剤排出口は、上記攪拌室のそれぞれにおいて、各攪拌室に設けられる撹拌搬送手段による搬送方向上流側付近に設けられる構成とすることができる。
あるいは、上記現像装置では、上記現像剤排出口は、上記攪拌室のそれぞれにおいて、各攪拌室に設けられる撹拌搬送手段による搬送方向下流側付近に設けられる構成とすることができる。
あるいは、上記現像装置では、上記現像剤排出口は、間に仕切り板を介して隣接する2つの攪拌室に対して、これら2つの攪拌室に設けられる撹拌搬送手段の軸受けを有する側壁における、これら2つの撹拌搬送手段の軸間に設けられる構成とすることができる。
これらの構成によれば、上記2つの現像剤排出口が、例えば仕切り板の中点を中心として、線対称・点対称になる位置に設置されるため、2つの現像剤排出口の排出特性が類似し、現像剤排出特性の傾ける方向への依存性を低下させることができる。
また、上記現像装置では、上記現像剤排出口は、上記攪拌室のそれぞれにおいて、各攪拌室に設けられる撹拌搬送手段の回転軸の延長線上の、該撹拌搬送手段が時計回りして見える側の視点から撹拌搬送手段を見たとき、該撹拌搬送手段の左側にある側壁又は仕切り板に設けられる構成とすることができる。
あるいは、上記現像装置では、上記現像剤排出口は、上記攪拌室のそれぞれにおいて、各攪拌室に設けられる撹拌搬送手段の回転軸の延長線上の、該撹拌搬送手段が時計回りして見える側の視点から撹拌搬送手段を見たとき、該撹拌搬送手段の右側にある側壁又は仕切り板に設けられる構成とすることができる。
これらの構成によれば、上記複数の現像剤排出口は、それぞれの現像剤排出口で現像剤の挙動が類似しているところにのみ設置され、現像剤の増減量の変化幅を抑えやすくなる。
また、上記現像装置では、2つの攪拌室を有しており、仕切り板の長手方向の延長線上から撹拌搬送手段を見たとき、仕切り板の右側の撹拌搬送手段が時計回り、仕切り板の左側の撹拌搬送手段が反時計回りする構成であり、上記現像剤排出口は、上記攪拌室のそれぞれにおいて、仕切り板に設けられる構成とすることができる。
あるいは、上記現像装置では、2つの攪拌室を有しており、仕切り板の長手方向の延長線上から撹拌搬送手段を見たとき、仕切り板の右側の撹拌搬送手段が反時計回り、仕切り板の左側の撹拌搬送手段が時計回りする構成であり、上記現像剤排出口は、上記攪拌室のそれぞれにおいて、仕切り板に設けられる構成とすることができる。
また、上記現像装置では、上記複数の排出口からの排出現像剤をまとめて搬送する搬送管を備えている構成とすることができる。
上記の構成によれば、複数の現像剤排出口からの排出現像剤をまとめて搬送管により搬送することで、排出現像剤の廃トナーボックスへの搬送機構が簡素化でき、現像装置を低コスト化できる。
本発明の現像装置は、以上のように、現像槽内にトナーおよびキャリヤからなる二成分現像剤が補給され、該二成分現像剤の補給に伴い、余剰の二成分現像剤を排出するための現像剤排出口を有する現像装置において、上記現像剤排出口は、該現像装置の長手方向の両端側付近に少なくとも一つずつ設けられる構成である。
それゆえ、現像装置がその長手方向に傾いた時には、その傾き方向が何れの方向であっても、上記現像剤排出口の少なくとも一つにおいてその位置が下がるので、現像槽内の現像剤は、傾きによって減少することはあっても増加することは無く、その結果、現像装置の傾きに対する現像剤量の変動を緩和できるといった効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1ないし図15に基づいて説明すると以下の通りである。先ずは、本発明にかかる現像装置が適用される画像形成装置の構成例を、図2を参照して説明する。
図2に示す画像形成装置は、電子写真プロセスが適用されるものであり、円筒形状の感光体10を中心として、その周囲に、帯電部材11、露光部材12、現像装置13、転写部材14、クリーニング部材15、および除電部材16がこの順で配置されている。感光体10と転写部材14との間には、記録媒体としての用紙Pが用紙搬送路を介して搬送されるようになっている。また、用紙搬送路の搬送方向から見て感光体10の下流側には、定着部材17が配置されている。勿論、本発明の画像形成装置は、上記構成に限定されるものではなく、他の部材が配置されていてもよい。
電子写真プロセスでは、像担持体としての感光体10上に帯電部材11および露光部材12によって静電潜像が形成され、この静電潜像が現像装置13によって可視化されてトナー像となる。
感光体10は、基材上に光導電層が形成された構造となっており、帯電部材11から各部材の配置順に従って、すなわち図中の矢印A方向に沿って回転可能となっている。まず、感光体10表面は、帯電部材11によって所定の電位となるまで帯電される。所定電位まで帯電された感光体10表面は、該感光体10の回転によって露光部材12の位置まで到達する。露光部材12は書き込み手段であり、画像情報に基づいて、例えばレーザ光によって帯電している感光体10表面上に画像を書き込む。これによって、感光体10上に静電潜像が形成される。この静電潜像は、スキャナ等の読取手段で読み取られた原稿像、あるいはホストコンピュータから送られるデータに対応する画像情報に基づいて形成される。静電潜像が形成された感光体10表面は、該感光体10の回転によって現像装置13の位置まで到達し、現像装置13によって静電潜像が可視化されてトナー像となる。
現像装置13によって可視化されたトナー像は、転写部材14によって用紙P上に転写され、定着部材17によって用紙P上に定着されることによって画像形成が行われる。また、クリーニング部材15は感光体10上の残留トナーや紙粉等を除去するものであり、除電部材16は感光体10上の残留電荷を除去するものである。上述した一連の動作によって一回の画像形成が終了する。
感光体10としては、例えば、アルミニウムなどの金属ドラムを基材として、その外周面にアモルファスシリコン(a−Si)・セレン(Se)や有機光半導体(OPC)などの光導電層が薄膜状に形成されてなる構成が挙げられる。
帯電部材11としては、例えば、タングステンワイヤなどの帯電線・金属製のシールド板・グリッド板などよりなるコロナ帯電器や、帯電ローラ・帯電ブラシなどの構成が挙げられる。
露光部材12としては、例えば、半導体レーザや発光ダイオードなどが挙げられる。転写部材14としては、例えば、コロナ転写器・転写ローラ・転写ブラシなどが挙げられる。クリーニング部材15としては、例えば、クリーニングブレードなどが挙げられる。除電部材16としては、例えば、除電ランプなどが挙げられる。
また、図2では、単色での印字を行う画像形成装置の構成を例示しているが、カラー画像形成を行う場合には、少なくとも3個以上のトナー色の異なる現像装置と感光体とを有するタンデム型や、1つの感光体で多色を重ねていく3ないし4回転型の画層形成装置を形成すればよい。これらについては既に公知の技術内容を採用すればよく、ここでは詳細な説明を省略する。
次いで、現像装置13の構成例を、図1および図3を参照して説明する。図1は、現像装置13を上方から見た場合の上面図である。図3は、現像装置13の横断面図である。
現像装置13は、図1および図3に示すように、容器状の現像槽131を有し、この現像槽131の内部には、マグネットローラよりなる現像ローラ132と、撹拌手段としての撹拌スクリュー133および134とが回転自在に配設されている。尚、図1においては、現像槽131内部にある現像ローラ132、撹拌スクリュー133および134も図示されている。この現像槽131内に収容されている現像剤は、キャリアとトナーとからなる二成分現像剤であり、通常はトナーの重量比が数%程度となるように設定される。尚、以下の説明では特に説明が無い限り、現像剤とはキャリアとトナーとが混合されたものを意味するものとする。
上記キャリヤは、例えば、磁性を有する粒子の表面に、トナーの帯電性を制御したり、トナーの粘着を抑制するための樹脂コート層を有した構成である。または、樹脂粒子中に磁性体微粉末を分散させた樹脂キャリア等を用いることもできる。
上記現像剤が、撹拌スクリュー133および134によって撹拌されると、トナーは摩擦帯電する。そして、現像ローラ131が、キャリアを磁力によって吸着し、磁気ブラシを形成させて搬送することにより、キャリアに付着したトナーが感光体10に供給され、感光体10の静電潜像に吸着されて、現像が行われる。なお、現像ローラ131における上記磁気ブラシの穂立ちの高さはドクタ135によって規制されるようになっている。また、攪拌部材としては、撹拌スクリュー133および134のようなスクリュータイプのものに限定されず、パドル状のもの等も使用可能である。
現像槽16の上壁部には、現像剤の補給用開口136(図1参照)が形成され、この補給用開口136に、現像剤供給ユニット18(図3参照)が上方から嵌着されている。この現像剤供給ユニット18では、内部に収納される現像剤において、キャリアとトナーとが所定比率で混合されている。この現像剤におけるトナーの重量比は70〜95%程度に設定され、極少量のキャリアがトナーと共に供給される。
現像剤供給ユニット18の底部には、図示しない制御装置により駆動制御される現像剤補給ローラ181が設けられている。現像剤補給ローラ181が回転駆動されることによって、その駆動時間に応じた量の現像剤が、現像剤供給ユニット18から現像槽131内へと流下し、現像槽131内に供給される。現像槽131内に供給された現像剤は、攪拌スクリュー133および134により攪拌搬送される。
一方、現像槽131の端部側の側壁部には、現像剤排出用の排出口20Aおよび20Bが形成されている。排出口20Aおよび20Bは、現像槽131内でオーバーフローした現像剤を回収容器21Aおよび21Bに排出するようになっている。つまり、現像槽131の側壁部に形成された排出口20Aおよび20Bから、該現像槽131に収納された現像剤の表面高さに応じて余剰現像剤をオーバーフローして排出するようになっている。なお、排出口20A,20Bおよび回収容器21A,21Bからなる余剰現像剤の排出機構の詳細については後述する。
また、現像槽131には、現像槽131内のトナー濃度を検出するトナー濃度センサ137が設けられている。このトナー濃度センサ137は、透磁率センサからなり、現像槽131内を搬送される現像剤に接触してその磁率を検出する。トナー濃度センサ137により検出された透磁率から、キャリアに対するトナーの比率が求められる。
例えば、トナー濃度センサ137に対峙している現像剤中におけるキャリア量が少ない場合は、トナー比率が高いと検出される。一方、トナー濃度センサ137に接触するキャリア量が多い場合は、トナー比率が低いと検出される。そして、このトナー濃度センサ137の検出信号は、図示しない制御装置に出力され、この検出信号に基づいて現像剤供給ユニット18の現像剤補給ローラ181が駆動され、現像槽131内に現像剤を補給するようになっている。
これより、本実施の形態に係る現像装置13における特徴的構成についてさらに具体的な構成例を、図4を参照して説明する。
図4に示す現像装置13は、現像剤を攪拌および搬送するために、スクリュータイプの攪拌搬送部材(すなわち、撹拌スクリュー133および134)を2本用いた構成となっている。撹拌スクリュー133および134の間には仕切り壁138が設けられ、撹拌スクリュー133および134の各々による攪拌領域が形成されている。これにより、現像装置13では、撹拌スクリュー133,134および仕切り壁138によって、図中に矢印で示すような現像剤の攪拌搬送経路が形成される。現像装置13において、印字動作により現像剤中のトナー濃度が低下すると、トナー補給部よりトナーと極少量のキャリアとが同時に補給され、上記攪拌搬送経路に沿って現像剤が搬送される。
また、図4に示す撹拌スクリュー133および134では、それぞれのスクリューの搬送方向下流側には逆ピッチの羽根部材が備えられている。これは搬送されてきた現像剤が、撹拌スクリュー133または134の現像容器側の軸受け部に押し込まれ、軸受け部の摺動状態が悪化し、撹拌スクリュー133または134の回転動作が円滑に行えなくことを防ぐためのものである。
また、図4に示す現像装置13は、トリクル方式を採用するものであるため、トリクル方式に特有の構成である余剰現像剤の排出口20Aおよび20Bを有している。排出口20Aおよび20Bは、現像装置13内に所定量の現像剤が入れられた時に、排出口20Aおよび20B付近での現像剤面高さとほぼ同等の高さになる位置に配設される。ここでの現像剤の所定量とは、現像装置13内において現像剤量の変動が生じないように、現像装置13内で保たれるべき現像剤の量(一定量)のことを指す。
現像剤の補充により、現像装置13内の現像剤量が増加し、排出口20Aおよび20Bより現像剤面が高くなると、余剰現像剤が該排出口20Aおよび20Bより溢れ出して現像剤の排出が行われる。すなわち、現像装置13は、所謂オーバーフロー方式の形態となっている。
この排出口20Aおよび20Bの外側には、排出された現像剤を図示していない回収手段へ放出するための排出筒21Aおよび21Bが設けられている。排出筒21Aおよび21B内部での排出現像剤の排出手段については、スクリュー形態の部材により強制的に外部へ搬送放出するものや、排出筒の底部が下方に傾斜して自然に現像剤が放出される形態のものなどを用いることができる。
このように本実施の形態に係る現像装置13では、排出口20Aおよび20Bが設けられ、これらの排出口20Aおよび20Bは、撹拌スクリュー133または134の軸方向に対して反対側となる側面にそれぞれ形成される。また、図4の例では、排出口20Aおよび20Bは、撹拌スクリュー133または134のそれぞれの搬送方向下流に排出口が形成されている。
本実施の形態に係る現像装置13による効果を、図5(a)〜(c)を参照して説明すると以下の通りである。尚、以下の考察では、現像動作は行わずに、一定のレート(単位時間当たりに補給または排出される現像剤の重量)で微少量の現像剤補給を行った場合について考えている。
現像装置13が正常に設置されている場合、すなわち現像装置13が水平面に設置されている場合、現像装置13では、排出口20Aおよび20Bの下縁部は同一水平面に存在する。この時、図5(a)に示すように、排出口20Aおよび20Bから現像剤の排出が行われ、現像装置13内の現像剤はZ(g)になったところで、現像剤排出レートと現像剤補給レートが一致して、装置内の現像剤の量が一定になる。現像剤の排出レートは非常に小さい量であるので、現像装置13内の現像剤面は排出口20Aおよび20Bの下面を僅かにだけ上回っている。尚、従来の現像装置(排出口20Aに相当する排出口のみが形成され、排出口Bに相当する排出口が形成されていないこと以外は、現像装置13と同構成であるとする)でも、現像装置が正常に設置されている場合には、現像装置内の現像剤はZ(g)になったところで一定になる(図16(a)参照)。
上記の水平時の安定状態から、排出口20Aが排出口20Bよりも下となるように傾けられた時は、図5(b)に示すように、排出口20Aから現像剤が排出される。この時、排出口20Aにおける現像剤面の上昇によりさらに現像剤の排出が行われる。一方、排出口20Bにおける現像剤面は下降するので、排出口20Bからは現像剤の排出はほとんど行われない。
その結果、現像剤量はZ(g)よりX(g)減少し、装置内現像剤量は、Z−X(g)まで減少したところで、現像剤排出レートと現像剤補給レートが一致して、装置内の現像剤の量が一定になる。この時、現像装置13内の現像剤面は排出口20Aの下面を僅かにだけ上回っている。尚、従来の液晶表示装置(排出口20Aに相当する排出口のみが形成され、排出口Bに相当する排出口が形成されていないこと以外は、現像装置13と同構成であるとする)でも、排出口の形成されている側の端部を下にするように傾きが与えられた場合には、現像装置内の現像剤はZ−X(g)になったところで一定になる(図16(b)参照)。
次に、上記の水平時の安定状態から、排出口20Aが排出口20Bよりも上となるように傾けられた時は、図5(c)に示すように、排出口20Bから現像剤が排出される。この時、排出口20Bにおける現像剤面の上昇によりさらに現像剤の排出が行われる。一方、排出口20Aにおける現像剤面は下降するので、排出口20Aからは現像剤の排出はほとんど行われない。
その結果、現像剤量はやはりZ(g)よりX(g)減少し、装置内現像剤量は、Z−X(g)まで減少したところで、現像剤排出レートと現像剤補給レートが一致して、装置内の現像剤の量が一定になる。この時、現像装置13内の現像剤面は排出口20Bの下面を僅かにだけ上回っている。
一方、従来の現像装置(排出口20Aに相当する排出口のみが形成され、排出口Bに相当する排出口が形成されていないこと以外は、現像装置13と同構成であるとする)では、排出口の形成されている側の端部を上にするように傾きが与えられた場合には、現像装置内の現像剤はZ+Y(g)になったところで一定になる(図16(c)参照)。すなわち、このような傾きが与えられた場合には、この傾きによって排出口側の現像剤面は下降するので、さらなる現像剤の追加により現像剤面が排出口の下面に達するまでは、現像剤の排出は行われない。その結果、現像剤量はZ(g)よりY(g)増加し、装置内現像剤量はZ+Y(g)まで増加したところで、現像剤排出レートと現像剤補給レートが一致して、装置内の現像剤の量が一定になる。
以上より、本実施の形態に係る現像装置13では、図5(a)〜(c)に示す範囲で傾きが発生した場合の現像装置内の現像剤安定量は、Z−X(g)〜Z(g)の範囲で変動する。すなわち、現像剤安定量の変化幅はX(g)である。これに対し、上記従来の液晶表示装置では、図16(a)〜(c)に示す範囲で傾きが発生した場合の現像装置内の現像剤安定量は、Z−X(g)〜Z+Y(g)の範囲で変動するため、現像剤安定量の変化幅はX+Y(g)である。このように本実施の形態に係る現像装置13では、現像装置の傾きによる現像剤の変化幅を抑える効果がある。
上記図4に示す現像装置13では、排出口20Aおよび20Bは、撹拌スクリュー133および134のそれぞれの搬送方向下流に形成されている。しかしながら、本発明に係る現像装置において、余剰現像剤を排出するための排出口は、撹拌スクリューの軸方向に対して反対側となる両側面にそれぞれ形成され、かつ、現像装置が水平面に設置されている場合にこれら排出口の下縁部が同一水平面に存在するような配置となっていれば良い。
このため、排出口20Aおよび20Bの配置位置は、図4の例に限定されるものではなく、図6(a),(b)に示すような配置例とすることもできる。すなわち、図6(a)は、排出口20Aおよび20Bを撹拌スクリュー133および134のそれぞれの搬送方向上流に形成した例となっている。図6(b)は、排出口20Aおよび20Bを撹拌スクリュー133および134の軸間に形成した例となっている。
図4の構成例では、現像剤補給場所を撹拌スクリュー134の最も上流部にしても、少なくとも1軸の撹拌スクリュー134の最上流から最下流の区間を撹拌されながら搬送されるので、補給された現像剤が直ぐに排出されることはない。また、現像ローラに対して一番離れている場所に現像剤を補給できる、優れた配置となっている。
図6(a)の例では、排出口20Aおよび20Bを撹拌スクリュー133および134のそれぞれの搬送方向上流側に設置される。この構成では、撹拌スクリュー133および134のそれぞれは、排出口20Aおよび20B付近の現像剤に対して、排出口20Aおよび20Bから現像剤を引き離す方向の搬送を与える。このため、現像装置が過剰に傾けられ、排出口20Aまたは20Bに大量に現像剤が押し寄せた場合であっても、現像剤の過剰な排出を撹拌スクリュー133または134の搬送作用により緩和する効果が期待できる。
また、図6(b)の例では、排出口20Aおよび20Bが、撹拌スクリュー133および134の軸間のほぼ中間に位置する。この構成では、現像剤が撹拌スクリュー133および134の並び方向(撹拌スクリューの軸方向に直交する方向)の傾きに対して、排出口20Aおよび20Bの近くでの現像剤面の変化は小さく抑えられる。このため、現像剤の増減を抑制する効果が期待できる。
図4,図6(a),または図6(b)に示す構成例は何れも、現像装置を上から見た場合に、仕切り壁138の中心点(仕切り板の長さと厚みにおける中心点)を中心としたほぼ点対称な位置に排出口20Aおよび20Bが配置されている。これは、排出口20Aおよび20Bの組の設置場所が、仕切り板の中心点に対して点対称となっていない場合は、撹拌スクリュー133および134の並び方向(撹拌スクリューの軸方向に直交する方向)の傾きに対しても現像装置内の現像剤の変動が大きくなるためである。
すなわち、図4,図6(a)の構成例では、排出口20Aおよび20Bの設置位置が、攪拌スクリューの軸方向の対極の位置にあるだけでなく、撹拌スクリューの並び方向(撹拌スクリューの軸方向に直交する方向)においても対極にもなる位置にある。このため,撹拌スクリューの並び方向の傾きに関しても同様の効果が期待できる。さらに、図6(b)の構成例では、排出口20Aおよび20Bの設置位置が、撹拌スクリューの軸方向に平行に並んでいるため、排出現像剤搬送管を撹拌スクリューの軸方向に平行に設置でき、複数の排出口からの排出現像剤を簡単にまとめて搬送することが容易である。
また、図6(a)または図6(b)に示す構成例では、図4の構成例のように現像剤補給場所を撹拌スクリュー134の最も上流部とすると、現像剤補給場所と排出口20Aの距離が近くなりすぎ、補給直後の現像剤が直ぐに排出されてしまうといった可能性がある。このため、図6(a)または図6(b)に図示しているように、現像剤補給場所を撹拌スクリュー134の最上流部から少し下ったところに設定することで、このような問題を回避できる。
次に、本実施の形態に係る現像装置を適用した画像形成装置において、その効果を確認する実験を行った。この実験結果について以下に説明する。尚、以下の説明では、シャープ社製AR−450Mの画像形成装置を改造し、現像装置においては、余剰現像剤の排出口を搬送撹拌手段(すなわち、撹拌スクリュー)の軸のちょうど中間に設置した(図6(b)の構成)。また、現像剤としては、AR−450M純正の現像剤を用い、現像剤における重量トナー濃度は5%に設定された。
ここでの実験では、実際の現像を行わず、搬送撹拌手段の回転により現像剤を現像槽内で循環のみさせている。現像装置内には、あらかじめ現像剤を所定量より多めに入れておき、キャリアおよびトナーの補給は一切行わない。現像装置内には所定より多めの現像剤が存在するので、排出口からは余剰現像剤が排出され、現像装置内の現像剤の減少とともに、現像剤排出レートも低下していく。
一定時間ごとに、現像装置内の現像剤量、および現像剤の排出レートの測定を行い、その特性を観測している。すなわち、ある測定期間に排出された現像剤量を測定し、その排出現像剤量を測定時間で割ることにより、現像剤の排出レートが求められる。また、初期現像剤量から累計排出現像剤量を引くことにより、その時点での装置内の現像剤量を求められる。
尚、上記AR−450Mの画像形成装置では、重量トナー濃度70%の現像剤を補給しながら、A4用紙に印字率2%で毎分40枚の印刷を行う時には、0.1(g/分)のレートで現像剤が排出される。一般的な印字率は5%程度なので、印字率2%はその半分以下となり、0.1(g/分)の排出レートは、余剰現像剤の排出レートとしては十分に小さい量であるといえる。
そこで、ここでの実験では、排出レートが0.1(g/分)に達した時点で測定を終了している。排出レートが0.1(g/分)時の現像剤量は、実使用において現像剤が安定する最小の値であるといえる。
図7(a)〜(c)に上記実験結果を示す。図7(a)は、本実施の形態に係る現像装置を適用した画像形成装置における、現像剤量と排出レートとを示すグラフである。また、図7(b),(c)は、比較例として示されるものであり、本発明を採用しない現像装置を適用した画像形成装置における、現像剤量と排出レートとを示すグラフである。すなわち、図7(b)は、余剰現像剤の排出口として図6(b)の排出口20Aのみを設けた現像装置における実験結果を示しており、図7(c)は、余剰現像剤の排出口として図6(b)の排出口20Bのみを設けた現像装置における実験結果を示している。
図7(a)〜(c)では、それぞれの現像装置について、水平状態とした場合、搬送撹拌手段の軸方向において排出口20Aが下となる方向に傾けた場合(図6(b)において右側に傾けた場合)、および搬送撹拌手段の軸方向において排出口20Bが下となる方向に傾けた場合(図6(b)において左側に傾けた場合)の3条件で測定を行った。また、現像装置に傾きを与える場合において、その傾き角(水平面と搬送撹拌手段の軸とがなす角)は1°とした。
先ず、図7(a)〜(c)の横軸に示す現像剤量については、水平状態において排出レートが0.1(g/分)となる安定時の現像剤量を100%とする。図7(b)の結果より、排出口20Aのみでは、左側に傾けると水平状態に比べ7.0%増加し、右側に傾けると水平状態に比べ7.5%減少している。結果、14.5%の変化幅を持つ。また、図7(c)の結果より、排出口20Bのみでは、左側に傾けると水平状態に比べ8.4%減少し、右側に傾けると水平状態に比べ7.3%増加している。結果、15.7%の変化幅を持つ。
これに対し、本発明の適用例である図7(a)の結果では、左右どちらに傾けても、水平状態に比べ7.4%以上は減少せず、また増加することはない。結果、7.4%の変化幅しかもたない。以上の結果より、本発明は、現像装置の傾きによる現像装置内の現像剤量の変化を緩和する能力があることが確認された。
また、図7(a)に示す本発明の適用例では、水平状態の場合でも、余剰現像剤の排出が二つの排出口から行われるため、本発明未適用時に比べて波形の傾きが立っている(すなわち、現像装置内の現像量が同じである時、本発明未適用時に比べて現像剤の排出レートが大きいことを示している)。この特性により、高印字を持続的に行った場合(トナーが消費率が高い場合)には、現像剤の補給レートが増加するために現像装置内の現像剤が増加しやすくなるが、本発明を適用する現像装置では、現像剤排出口からの排出スピードがそれに伴い大きく上昇するので、本発明未適用時に比べて現像装置内の現像剤の増加を抑えられる。
実際、図7(b),(c)に示す例では、水平状態時で、4(g/分)(これは、重量トナー濃度90%の補給現像剤を用い、印字率100%、毎分100枚の印刷を行った時の排出レートに匹敵する)の排出レートとなっている時点で現像剤が18〜19%程度増加しているが、図7(a)に示す例では、同じく4(g/分)の排出レートとなっている時点で15%程度の増加に留まっている。
また、上記説明の現像装置においては、搬送撹拌手段として2本の攪拌スクリューを具備した構成を例示しているが、撹拌能力の向上等を狙って撹拌搬送手段として3本以上の攪拌スクリューを具備した構成としてもよい。3本の攪拌スクリューを具備した現像装置の構成例を図8に示す。
図8の例では、3本の攪拌スクリューにそれぞれに対して、その搬送方向下流側の端部に排出口を設置している。しかしながら、排出口の設置位置はこれに限られるものではなく、図6(a)の構成と同様に攪拌スクリューの搬送方向上流側に設置したり、図6(b)の構成と同様に攪拌スクリューの軸間に設置したりしても良い。図8のように排出口を設置することで、攪拌スクリューを3本以上設置し撹拌能力の向上を向上させつつ、現像剤量の安定化も図ることが可能である。
また、図6(b)に示すように、攪拌スクリューの軸間に排出口を配置する場合では、排出口20Aおよび20Bの近く、より具体的には排出口20Aおよび20B付近での現像剤搬送方向の上流側に、図9に示すような部材22を設置することで、現像装置内の現像剤量の更なる安定を得ることができる。すなわち、排出口20Aおよび20B付近では、現像剤の搬送方向が切り替わるため現像剤の搬送圧力が高くなり、現像剤面が高くなりやすい。上記部材22は、排出口20Aおよび20B部分での現像剤面が盛り上がることを防止し、現像装置内の現像剤量の安定化に寄与する。
この部材22は、仕切り壁138と同じ高さとし、排出口20Aおよび20Bが形成される側壁に密着させて設置すればよい。また、部材22の変形例として、図10に示すような、排出口20Aおよび20Bと同じ高さに切り込みを入れた部材22’を設けても良い。
上記説明では、現像装置内の余剰現像剤を排出する排出口20A,20Bを、搬送撹拌手段である攪拌スクリューの軸方向端部の側面(すなわち、攪拌スクリューの軸と直交する側面)に形成した構成を例示している。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、攪拌スクリューの側面あるいは仕切り壁(すなわち、攪拌スクリューの軸に平衡となる側面あるいは仕切り壁)に排出口を形成することも可能である。
まず、回転する攪拌スクリュー近傍での現像剤面の状態を図11(a),(b)に示す。図11(a)は、攪拌スクリュー回転軸の延長線上の、攪拌スクリューが時計回りして見える側の視点から見た図であり、図11(b)は図11(a)を上から見た図を示す。尚、図11(b)の図面上では、現像剤の搬送方向は図における下向きになるが、これは特に現像剤の搬送方向を限定するものではなく、図11(b)とは逆の巻き方向のスクリューを用いて現像剤の搬送方向を上向きにした場合でも以下の議論は同じである。
攪拌スクリューの回転により、図11(a)における回転軸左側では現像剤が持ち上げられ現像剤面は上昇し、逆に回転軸右側では現像剤が引き込まれ現像剤面が下降する。左側の現像剤面の上昇は、盛り上がった現像剤が攪拌スクリューの回転軸の上を乗り越え右側に移動するために、ある程度までに抑えられる。この働きにより、現像装置内の現像剤の増加による回転軸左側(すなわち、スクリューの回転によって現像剤が下から上に搬送される側)の現像剤面の変化幅は小さくなる。一方、上記の現象の結果として、回転軸右側(すなわち、スクリューの回転によって現像剤が上から下に搬送される側)では、逆に現像剤の増加による現像剤面の変化幅が大きくなる。また、現像装置の傾きによる現像剤量の増減に対しても同様に、攪拌スクリューの回転軸左側の現像剤面の変化幅は小さく、回転軸右側の現像剤面の変化幅は大きくなる。
このように、攪拌スクリュー回転軸の右側と左側とでは現像剤面の挙動が大きく異なる。これはつまり、現像剤の排出口を攪拌スクリュー回転軸のどちら側に設置するかにより、その現像剤排出口の現像剤排出特性が異なったものになることを意味している。
図12に示す構成例では、攪拌スクリュー133および134のそれぞれにおいて、仕切り壁138側で現像剤面が上昇する回転方向となっている。すなわち、この構成では、攪拌スクリュー133および134のそれぞれにおいて、仕切り壁138側で現像剤面の変化幅が小さくなる。そして、余剰現像剤を排出するための排出口23Aおよび23Bが仕切り壁138において形成されている。すなわち、排出口23Aおよび23Bは、仕切り壁138において攪拌スクリュー133および134のそれぞれと対向する側の面の所定高さの位置に形成され、排出口23Aおよび23Bから排出される現像剤は、仕切り壁138内部に形成される連通穴を介して、現像装置の底面から排出される。
図12に示す構成例においても、図4の構成例と同様に、攪拌スクリューの軸方向、および攪拌スクリューの並び方向の両方の傾きに対して、現像装置内の現像剤量の変化を緩和する効果が期待できる。また、現像装置の底面から排出された現像剤は、仕切り板138の下に排出現像剤の搬送管24を一つだけ用意することで、複数の排出口23Aおよび23Bからの排出現像剤の回収が容易に行える。
また、図12の構成例に対して、現像ローラの回転方向の都合上、攪拌スクリューを逆回転させたい場合も考えうる。図13の構成例では、攪拌スクリュー133および134の回転方向を図12の構成と逆にしているが、排出口23Aおよび23Bの位置は図12と同じである。すなわち、図13の構成例では、攪拌スクリュー133および134の巻き方向が、図12の構成例とは逆になっている。図13の構成例では、攪拌スクリュー133および134の回転方向が図12と逆になっていることから、排出口23Aおよび23B付近での現像剤の挙動は、スクリューの回転によって現像剤が上から下に搬送されることとなるが、排出口23Aおよび23Bの排出特性は同じであるので、この場合も、傾きに対する現像剤の増減量について優れた性能が得られる。
図12および図13の構成例の場合、排出口23Aおよび23Bは何れも仕切り壁138に形成されており、かつ、排出口23Aおよび23Bは仕切り壁138の長手方向の両端側に形成されている。このため、排出口23Aおよび23Bは、攪拌スクリュー軸方向の傾きに対する現像剤量の増減については逆になる特性を持ち、現像剤量の増減に対する排出レートの変化についてはほぼ同じ特性を持つ。その結果、傾きに対する現像剤の増減量について優れた性能が得られる。
図12および図13の構成例では、仕切り壁138の表側と裏側との左右両端近くの位置に排出口23Aおよび23Bを設置しているが、排出口23Aおよび23Bの設置場所はこれに限られるものではない。ギアトレーンや撹拌性能の都合により、攪拌スクリューの回転方向が図14のように規定された場合でも、図14に示す場所に排出口25Aおよび25Bを設置することで、排出口25Aおよび25Bが攪拌スクリュー軸方向の傾きに対する現像剤量の増減については逆になる特性を持ち、現像剤量の増減に対する排出レートの変化についてはほぼ同じ特性を持つ。その結果、傾きに対する現像剤の増減量について優れた性能が得られる。
また、図15の構成例では、攪拌スクリュー134は、仕切り板138と反対側で現像剤面の変化幅が大きくなるような回転方向となっており、この場合は、攪拌スクリュー134に対して仕切り板138と反対側にある側壁に排出口26Aおよび26Bを設置してもよい。この場合も、複数の排出口26Aおよび26Bが、攪拌スクリュー軸方向の傾きに対する現像剤量の増減については逆になる特性を持ち、現像剤量の増減に対する排出レートの変化についてはほぼ同じ特性を持つ。その結果、傾きに対する現像剤の増減量について優れた性能が得られる。この例では、現像ローラと反対側の側壁に排出口26Aおよび26Bを設置しているが、排出口の設置場所はこれに限定するものではない。
また、以上の説明では、余剰現像剤を排出するための排出口は、該排出口の下縁部を越えた現像剤を現像装置外に溢れ出させて排出するものであるが、該排出口の内側に、現像剤の排出を補助するためのスクリュー部材等を設けても良い。
本発明の実施形態を示すものであり、現像装置の要部構成を示す上面図である。 実施の形態に係る現像装置が適用される画像形成装置の要部断面図である。 実施の形態に係る現像装置の要部構成を示す断面図である。 実施の形態に係る現像装置の構成例を示す投影図である。 図5(a)〜(c)は、実施の形態に係る現像装置の傾きによる現像剤量の変動を示す図である。 図6(a),(b)は、実施の形態に係る現像装置における排出口の配置の変形例を示す図である。 図7(a)は、実施の形態に係る現像装置における現像剤量と排出速度との関係を示すグラフであり、図7(b),(c)は、従来の現像装置における現像剤量と排出速度との関係を示すグラフである。 実施の形態に係る現像装置の変形例を示す図である。 実施の形態に係る現像装置の変形例を示す図である。 図9に示す現像装置において用いられる部材の変形例を示す図である。 図11(a),(b)は、回転する攪拌スクリュー近傍での現像剤面の状態を示す図である。 実施の形態に係る現像装置の変形例を示す投影図である。 実施の形態に係る現像装置の変形例を示す投影図である。 実施の形態に係る現像装置の変形例を示す投影図である。 実施の形態に係る現像装置の変形例を示す投影図である。 図16(a)〜(c)は、従来の現像装置の傾きによる現像剤量の変動を示す図である。
符号の説明
13 現像装置
131 現像槽
133,134 攪拌スクリュー(撹拌搬送手段、スクリュー部材)
138 仕切り板
20A,20B 排出口(現像剤排出口)
23A,23B 排出口(現像剤排出口)
24 搬送管
25A,25B 排出口(現像剤排出口)
26A,26B 排出口(現像剤排出口)

Claims (13)

  1. 現像槽内にトナーおよびキャリヤからなる二成分現像剤が補給され、該二成分現像剤の補給に伴い、余剰の二成分現像剤を排出するための現像剤排出口を有する現像装置において、
    上記現像剤排出口は、該現像装置の長手方向の両端側付近に少なくとも一つずつ設けられていることを特徴とする現像装置。
  2. 上記現像剤排出口からの現像剤の排出が、現像槽内の二成分現像剤が上記現像剤排出口の下縁部を越えたときに該現像剤排出口から溢れ出すことによって行われることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 上記現像槽内に、間を仕切り板で仕切られると共に、その仕切り板の両端で連通部分が形成された少なくとも2つの攪拌室が形成されており、
    上記攪拌室のそれぞれに撹拌搬送手段を有することを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  4. 上記撹拌搬送手段は、スクリュー部材であることを特徴とする請求項3記載の現像装置。
  5. 上記現像剤排出口は、上記攪拌室のそれぞれにおいて、各攪拌室に設けられる撹拌搬送手段による搬送方向上流側付近に設けられることを特徴とする請求項3記載の現像装置。
  6. 上記現像剤排出口は、上記攪拌室のそれぞれにおいて、各攪拌室に設けられる撹拌搬送手段による搬送方向下流側付近に設けられることを特徴とする請求項3記載の現像装置。
  7. 上記現像剤排出口は、間に仕切り板を介して隣接する2つの攪拌室に対して、これら2つの攪拌室に設けられる撹拌搬送手段の軸受けを有する側壁における、これら2つの撹拌搬送手段の軸間に設けられることを特徴とする請求項3記載の現像装置。
  8. 上記現像剤排出口は、上記攪拌室のそれぞれにおいて、各攪拌室に設けられる撹拌搬送手段の回転軸の延長線上の、該撹拌搬送手段が時計回りして見える側の視点から撹拌搬送手段を見たとき、該撹拌搬送手段の左側にある側壁又は仕切り板に設けられることを特徴とする請求項3記載の現像装置。
  9. 上記現像剤排出口は、上記攪拌室のそれぞれにおいて、各攪拌室に設けられる撹拌搬送手段の回転軸の延長線上の、該撹拌搬送手段が時計回りして見える側の視点から撹拌搬送手段を見たとき、該撹拌搬送手段の右側にある側壁又は仕切り板に設けられることを特徴とする請求項3記載の現像装置。
  10. 2つの攪拌室を有しており、
    仕切り板の長手方向の延長線上から撹拌搬送手段を見たとき、仕切り板の右側の撹拌搬送手段が時計回り、仕切り板の左側の撹拌搬送手段が反時計回りする構成であり、
    上記現像剤排出口は、上記攪拌室のそれぞれにおいて、仕切り板に設けられることを特徴とする請求項8記載の現像装置。
  11. 2つの攪拌室を有しており、
    仕切り板の長手方向の延長線上から撹拌搬送手段を見たとき、仕切り板の右側の撹拌搬送手段が反時計回り、仕切り板の左側の撹拌搬送手段が時計回りする構成であり、
    上記現像剤排出口は、上記攪拌室のそれぞれにおいて、仕切り板に設けられることを特徴とする請求項9記載の現像装置。
  12. 上記複数の排出口からの排出現像剤をまとめて搬送する搬送管を備えていることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  13. 上記請求項1ないし12の何れかに記載の現像装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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