JP2006271597A - 刺繍データ編集処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 編集処理により刺繍模様の縫製に最適な刺繍枠の種類が変更されたことを作業者に確実に報知して認識させるようにすること。
【解決手段】 模様選択手段により選択された刺繍模様について、編集処理前の刺繍模様について、その刺繍模様の縫製に使用可能な刺繍枠が検出され(S31〜S33)、使用可能な刺繍枠が有効表示且つ使用不可能な刺繍枠はグレー表示される(S34〜S36)。一方、編集処理後の刺繍模様の縫製に使用可能な刺繍枠が検出され(S41〜S44)、使用可能な刺繍枠が有効表示且つ使用不可能な刺繍枠はグレー表示される(S34〜S36)。編集処理後の使用可能な刺繍枠と編集処理前に使用可能な刺繍枠とが異なる場合に(S38:Yes )、使用可能な刺繍枠が点滅表示され且つ警告ブザー15が鳴動される(S39)。
【選択図】 図4
【解決手段】 模様選択手段により選択された刺繍模様について、編集処理前の刺繍模様について、その刺繍模様の縫製に使用可能な刺繍枠が検出され(S31〜S33)、使用可能な刺繍枠が有効表示且つ使用不可能な刺繍枠はグレー表示される(S34〜S36)。一方、編集処理後の刺繍模様の縫製に使用可能な刺繍枠が検出され(S41〜S44)、使用可能な刺繍枠が有効表示且つ使用不可能な刺繍枠はグレー表示される(S34〜S36)。編集処理後の使用可能な刺繍枠と編集処理前に使用可能な刺繍枠とが異なる場合に(S38:Yes )、使用可能な刺繍枠が点滅表示され且つ警告ブザー15が鳴動される(S39)。
【選択図】 図4
Description
本発明は、刺繍データに基づいて模様選択手段で選択した刺繍模様に編集処理が可能な刺繍データ編集処理装置に関し、特に編集処理手段による編集処理後の刺繍模様を縫製可能な刺繍枠をディスプレイに表示するようにしたものに関する。
従来、刺繍ミシンを用いて、縫製対象である加工布に刺繍縫いを施す場合、その加工布を刺繍枠に取付けるとともに、その刺繍枠を刺繍機に装着して刺繍縫製を行う。この場合、刺繍縫いする刺繍模様のサイズよりも大きな刺繍範囲を有する刺繍枠を使用する必要がある。しかし、刺繍範囲の大きさが異なる複数種類の刺繍枠が準備されている場合、作業者は何れの刺繍枠を採用するのかを決めなければならず、戸惑うことにもなる。
この場合、仮に、刺繍縫いする刺繍模様の大きさよりも小さい刺繍範囲を有する刺繍枠を選択した場合、縫針が刺繍枠に衝突して縫針の損傷にも成りかねない。そこで、選択した刺繍模様を縫製するに際して、或いは選択した刺繍模様を編集処理した後の刺繍模様を縫製するに際して、刺繍縫いに適した刺繍枠を表示させるようにした刺繍データ編集処理装置が提案されている。
例えば、特許文献1に記載の縫製データ処理装置は、縫製模様データに基づいて表示手段に表示された縫製模様のうちから、所望の縫製模様を選択する一方、その縫製模様を所定位置に適宜配置した場合、配置後の縫製模様に対して使用可能な刺繍枠が表示手段に表示されるように、或いは使用不可能な刺繍枠が消去されるようにしてある。それ故、作業者は使用不可能な刺繍枠を誤って選択することを防止し、最適な刺繍枠を容易に決定することができる。
特開平9−164282号公報 (第4〜6頁、図8〜図10)
前述した特許文献1に記載の縫製データ処理装置においては、選択された縫製模様に対して、この縫製模様の縫製に使用可能な刺繍枠を表示手段に表示する、或いは使用不可能な刺繍枠が消去されるようにしてあるが、作業者が縫製模様を選択後に、その縫製模様に所望の編集処理を施した場合、例えば、模様サイズを拡大したり、回転させたり、又は移動させるような編集処理を施した場合、表示手段において、使用可能な刺繍枠の種類(大きさ)が変更される。
しかし、特に縫製作業に不慣れな作業者は、表示画面に表示された使用可能な刺繍枠の変化に気付かなかったり、使用可能な刺繍枠が変更されたことを表示上で確認しない場合が多く、誤った刺繍枠を刺繍機に装着した状態で、縫製作業を開始する場合がある。特に、表示用のディスプレイが小型であったり、しかもモノクロ表示用の場合には、表示内容の変化を確認しにくい傾向にあるため、使用可能な刺繍枠の確認ミスが起こり易いという問題がある。
請求項1に係る刺繍データ編集処理装置は、複数の刺繍模様から任意の刺繍模様を選択する模様選択手段と、模様選択手段で選択された刺繍模様を表示させる表示制御手段と、表示制御手段のディスプレイに表示された刺繍模様に編集処理を施す模様編集手段とを備えた刺繍データ編集処理装置において、模様選択手段により選択され、模様編集手段による編集処理前の刺繍模様について、その刺繍模様の刺繍データに基づいてその刺繍模様の縫製に使用可能な刺繍枠を検出する第1検出手段と、模様編集手段により編集処理された編集処理後の刺繍模様の縫製に使用可能な刺繍枠を検出する第2検出手段と、第2検出手段により検出された使用可能な刺繍枠が、第1検出手段により検出された使用可能な刺繍枠と異なる場合に、その旨を報知する報知手段とを備えたものである。
模様選択手段により任意の刺繍模様が選択された場合、その選択された刺繍模様が表示制御手段のディスプレイに表示される。このように、模様編集手段による編集処理前の刺繍模様について、第1検出手段によりその刺繍模様の縫製に使用可能な刺繍枠が検出される。その後、模様編集手段により編集処理が施された場合、第2検出手段により編集処理された編集処理後の刺繍模様の縫製に使用可能な刺繍枠が検出される。
このとき、編集処理後に使用可能な刺繍枠が、編集処理前において使用可能な刺繍枠と異なる場合には、報知手段によりその旨が報知される。このような報知により、作業者は、編集処理した結果、使用可能な刺繍枠が変更されたことに気付く。
請求項2に係る刺繍データ編集処理装置は、請求項1の発明において、前記表示制御手段は、第1検出手段により使用可能と検出された刺繍枠とそれ以外の使用不可能な刺繍枠とを識別表示する一方、第2検出手段により使用可能と検出された刺繍枠とそれ以外の使用不可能な刺繍枠とを前記ディスプレイに識別表示するように構成され、報知手段は、編集処理後に使用可能な刺繍枠をディスプレイに対して点滅表示させるものである。
請求項3に係る刺繍データ編集処理装置は、請求項1の発明において、前記表示制御手段は、第1検出手段により使用可能と検出された刺繍枠とそれ以外の使用不可能な刺繍枠とを識別表示する一方、第2検出手段により使用可能と検出された刺繍枠とそれ以外の使用不可能な刺繍枠とをディスプレイに識別表示するように構成され、報知手段は、編集処理後に使用不可能となった刺繍枠をディスプレイに対して点滅表示させるものである。
請求項4に係る刺繍データ編集処理装置は、請求項1の発明において、前記表示制御手段は、第1検出手段により使用可能と検出された刺繍枠をディスプレイに表示するとともに、第2検出手段により使用可能と検出された刺繍枠をディスプレイに表示させるように構成され、報知手段は、編集処理後に使用可能な刺繍枠をディスプレイに対して点滅表示させるものである。
請求項5に係る刺繍データ編集処理装置は、請求項1の発明において、前記表示制御手段は、第1検出手段により検出された編集処理前に使用可能な刺繍枠を表示する一方、編集処理前に使用可能な刺繍枠のうち第2検出手段により検出された編集処理後に使用可能な刺繍枠以外の使用不可能な刺繍枠を識別表示するように構成され、報知手段は、第2検出手段により検出された編集処理後に使用可能な刺繍枠をディスプレイに対して点滅表示させるものである。
請求項6に係る刺繍データ編集処理装置は、請求項1の発明において、前記表示制御手段は、第1検出手段により検出された編集処理前に使用可能な刺繍枠を表示する一方、編集処理前に使用可能な刺繍枠のうち第2検出手段により検出された編集処理後に使用可能な刺繍枠以外の使用不可能な刺繍枠を識別表示するように構成され、報知手段は、第2検出手段により検出された編集処理後に使用可能な刺繍枠以外の使用不可能な刺繍枠をディスプレイに対して点滅表示させるものである。
請求項7に係る刺繍データ編集処理装置は、請求項2〜6の何れかの発明において、前記報知手段は、音声出力手段により警告音を発生させるものである。
請求項1の発明によれば、模様選択手段と表示制御手段と模様編集手段とを備えた刺繍データ編集処理装置において、第1検出手段と、第2検出手段と報知手段とを設け、選択された刺繍模様が編集処理前の時点における使用可能な刺繍枠に対して、編集処理後の刺繍模様の縫製に使用可能な刺繍枠が異なる場合に、その旨が報知されるので、縫製作業に不慣れな作業者でも、その報知により、使用可能な刺繍枠の変更を確実に気付かせることができる。それ故、最終的に使用可能な刺繍枠の確認ミスを確実に防止することができ、縫製作業の円滑化が図れる。
請求項2の発明によれば、前記表示制御手段は、第1検出手段により使用可能と検出された刺繍枠とそれ以外の使用不可能な刺繍枠とを識別表示する一方、第2検出手段により使用可能と検出された刺繍枠とそれ以外の使用不可能な刺繍枠とをディスプレイに識別表示するように構成され、報知手段は、編集処理後に使用可能な刺繍枠をディスプレイに対して点滅表示させるので、編集処理を施した結果、最終的に使用可能な刺繍枠が点滅表示により明確化されるため、使用可能な刺繍枠の確認ミスを確実に防止することができ、縫製作業の円滑化が図れる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
請求項3の発明によれば、前記表示制御手段は、第1検出手段により使用可能と検出された刺繍枠とそれ以外の使用不可能な刺繍枠とを識別表示する一方、第2検出手段により使用可能と検出された刺繍枠とそれ以外の使用不可能な刺繍枠とをディスプレイに識別表示するように構成され、報知手段は、編集処理後に使用不可能となった刺繍枠をディスプレイに対して点滅表示させるので、編集処理を施した結果、最終的に使用不可能な刺繍枠が点滅表示により明確化されるため、その使用不可能な刺繍枠を除いた、つまり最終的に使用可能な刺繍枠の確認ミスを確実に防止することができ、縫製作業の円滑化が図れる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
請求項4の発明によれば、前記表示制御手段は、第1検出手段により使用可能と検出された刺繍枠をディスプレイに表示するとともに、第2検出手段により使用可能と検出された刺繍枠をディスプレイに表示させるように構成され、報知手段は、編集処理後に使用可能な刺繍枠をディスプレイに対して点滅表示させるので、編集処理を施した結果、最終的に使用可能な刺繍枠が点滅表示により明確化されるため、使用可能な刺繍枠の確認ミスを確実に防止することができ、縫製作業の円滑化が図れる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
請求項5の発明によれば、前記表示制御手段は、第1検出手段により検出された編集処理前に使用可能な刺繍枠を表示する一方、編集処理前に使用可能な刺繍枠のうち第2検出手段により検出された編集処理後に使用可能な刺繍枠以外の使用不可能な刺繍枠を識別表示するように構成され、報知手段は、第2検出手段により検出された編集処理後に使用可能な刺繍枠をディスプレイに対して点滅表示させるので、編集処理を施した結果、最終的に使用可能な刺繍枠が点滅表示により明確化されるため、使用可能な刺繍枠の確認ミスを確実に防止することができ、縫製作業の円滑化が図れる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
請求項6の発明によれば、前記表示制御手段は、第1検出手段により検出された編集処理前に使用可能な刺繍枠を表示する一方、編集処理前に使用可能な刺繍枠のうち第2検出手段により検出された編集処理後に使用可能な刺繍枠以外の使用不可能な刺繍枠を識別表示するように構成され、報知手段は、第2検出手段により検出された編集処理後に使用可能な刺繍枠以外の使用不可能な刺繍枠をディスプレイに対して点滅表示させるので、編集処理を施した結果、最終的に使用不可能な刺繍枠が点滅表示により明確化される。それ故、その使用不可能な刺繍枠を除いた、つまり最終的に使用可能な刺繍枠の確認ミスを確実に防止することができ、縫製作業の円滑化が図れる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
請求項7の発明によれば、前記報知手段は、音声出力手段により警告音を発生させるので、編集処理後に最終的に使用可能な刺繍枠に変更が生じたことを音声で認識できるようになり、使用可能な刺繍枠の確認効果を高めることができる。その他請求項2〜7の何れかと同様の効果を奏する。
本実施例における刺繍データ編集装置は、複数種類の刺繍模様のうちから選択された刺繍模様に編集処理を施した場合に、編集処理前の刺繍模様を縫製する際に使用可能な刺繍枠の組合せに対して、編集処理後の刺繍模様を縫製する際に使用可能な刺繍枠の組合せが異なる場合に、点滅表示により警告報知するようにしてある。
電子制御式ミシンMは、後述する刺繍枠駆動装置30(刺繍装置)を装着することで刺繍模様の縫製が可能であり、図1に示すように、ミシンベッド部1と、ベッド部1の右端部から立設された脚柱部2と、脚柱部2の上端からベッド部1に対向するように左方へ延びるアーム部3を有する。
ベッド部1には、送り歯(図示略)を上下動させる送り歯上下動機構(図示略)及び前後動させる送り歯前後動機構(図示略)、下糸ボビンを収容し縫針6と協働する糸輪捕捉器(例えば、水平釜)等が設けられている。
脚柱部2には、オプション的に追加される多数の刺繍模様の刺繍データを記録したROMカード40を、内部のカード用コネクタ13(図2参照)に接続する為のカード用スロット2aが形成されるとともに、フレキシブルディスクドライブ29(図2参照)にフレキシブルディスクFDを装着する為のディスク用スロット2bが形成されている。
アーム部3には、下端に縫針6を装着した針棒5を上下動させる針棒駆動機構(図示略)、針棒5を布送り方向と直交する方向に揺動させる針棒揺動機構(図示略)、図示外の天秤を針棒5の上下動に調時して上下動させる天秤駆動機構(図示略)等が設けられている。尚、送り歯上下動機構と針棒駆動機構と天秤駆動機構とはミシンモータ17で駆動され、針棒揺動機構は針棒揺動用ステッピングモータ18で駆動され、送り歯前後動機構は送り歯前後駆動用ステッピングモータ19で駆動される(図2参照)。
アーム部3の頭部4には、縫製作業の起動と停止を指令する起動・停止スイッチ12が設けられている。アーム部3の前面にはカラー液晶ディスプレイ(以下、単にディスプレイと言う)10が設けられ、このディスプレイ10には、実用模様や刺繍模様等の種々の縫目模様や各種の機能名、更には模様名や種々のメッセージ等が表示される。
このディスプレイ10の前面に、複数の刺繍模様や模様名や機能を示す機能名の表示位置の各々に対応させて、透明電極からなるタッチキー11がマトリックス状に設けられている。即ち、所望の刺繍模様の選択や機能の指示を、これら刺繍模様や模様名や機能名に対応するタッチキー11を押圧操作することで実現することができる。
前記ベッド部1の左端側部分には、通称フリーアームと称されるフリーベッド部が形成され、このフリーベッド部に刺繍枠駆動機構(所謂、刺繍装置)30が着脱可能に装着される。
この刺繍枠駆動機構30は、その本体ケース30aと、加工布を着脱自在に装着する刺繍枠31と、図示外の取付け部(キャリッジ)に取付けられた刺繍枠31をY方向(前後方向)へ駆動するY方向駆動機構を内蔵したY方向駆動部32と、このY方向駆動部32をX方向(左右方向)へ駆動するX方向駆動機構であって本体ケース30a内に収容されたX方向駆動機構とを備えており、X方向駆動機構は第1ステッピングモータ33で駆動され、Y方向駆動機構は第2ステッピングモータ34で駆動される(図2参照)。
刺繍枠駆動機構30がフリーベッド部に装着されると、第1,第2ステッピングモータ33,34が、コネクタ14を介してミシンMの制御装置20に電気的に接続され、制御装置20により第1,第2ステッピングモータ33,34が駆動制御され、加工布がセットされた刺繍枠31をX方向とY方向とに独立に移動駆動しつつ、ミシンモータ17により針棒5を上下駆動することにより刺繍縫製できるようになっている。次に、電子制御式ミシンMの制御系について説明する。
図2に示すように、制御装置20は、入力インターフェース21と、CPU22とROM23及びRAM24と電気的に書換え可能な不揮発性のフラッシュメモリ25とを含むコンピュータと、フレキシブルディスクドライブ(FDD)29を駆動するフレキシブルディスクコントローラ(FDC)28と、出力インターフェース26と、これらを接続するデータバスなどのバス27とを有する。入力インターフェース21には、起動・停止スイッチ12と、タッチキー11と、ミシン主軸の複数の回転位相を検出するタイミング信号発生器16などが接続されている。
出力インターフェース26には、前述の各モータ17〜19と、カラーディスプレイ(LCD)10の為のディスプレイコントローラ(LCDC)9と、刺繍枠駆動機構30の第1,第2ステッピングモータ33,34がコネクタ14を介して接続されている。また、前記ROMカード40のROM41はコネクタ13を介してバス27に接続されるとともに、FDC28もバス27に接続されている。
前記ROM23には、後述する3つの刺繍枠31(L刺繍枠,M刺繍枠,S刺繍枠)と夫々の縫製可能範囲とを対応させた刺繍枠情報と、送り歯による布送りにより実用模様を縫製する縫製制御や表示制御の一般的な制御プログラムに加えて、選択した刺繍模様に対してディスプレイ10を介して拡大や縮小や回転等の編集処理をディスプレイ上で編集処理する為の編集処理プログラムと、選択された刺繍模様を刺繍枠駆動機構30による布送りにより刺繍縫製する刺繍縫製処理の為の縫製制御プログラム、本願特有の後述の刺繍データ編集制御の制御プログラム等が予め格納されている。
前記RAM24に設けられた刺繍データメモリ24aには、選択された刺繍模様の刺繍データが格納される。また、RAM24に設けられた刺繍枠メモリ24bには、編集処理が実行される毎に最新の使用可能な刺繍枠31の種類が記憶される。更に、RAM24には、前述した各種の制御に必要なメモリ類(フラグやポインタやカウンタ等のメモリ、レジスタやバッファ等)が設けられている。
次に、制御装置20で実行される刺繍データ編集制御のルーチンについて、図3のフローチャートに基づいて説明する。但し、図中符号Si(i=11、12、13・・・)は各ステップを示すものである。
作業者による電源の投入によりこの制御が開始されると、先ず、RAM24の各メモリをクリアする等の初期化処理が実行され、ROM23に記憶された刺繍データ中の模様の種類(分類)や刺繍データが記憶された記憶媒体(図5の例ではROMカード40)を指定する為の模様種類選択画面(図5参照)がディスプレイ10に表示される(S11)。次に、作業者により、表示された模様種類選択画面の中から、タッチキー11の操作により1つの模様種類、ここでは例えば、符号10aで示す「動物・乗り物」が選択されると(S12:Yes )、この「動物・乗り物」の模様種類に属する刺繍模様から所望の模様を選択する為の模様選択画面(図6参照)がディスプレイ10に表示される(S13)。
このとき、作業者により「戻るキー」が操作されると(S14:Yes )、S11に戻り、再度模様種類選択画面が表示される。一方、模様選択画面の表示中に、表示された複数の刺繍模様の中から1つの刺繍模様(例えば、図6において符号10bで示す「ゾウ」)が選択されると(S15:Yes )、その選択された刺繍模様がディスプレイ10に表示(図7参照)される(S16)。
しかし、作業者により「戻るキー」が操作されると(S17:Yes )、S13に戻り、模様選択画面が表示される。そこで、S13〜S17を繰り返して実行することにより、複数の模様を選択することができる。次に、図7に示すように選択した刺繍模様がディスプレイ10に表示された状態で、レイアウトキー10eが操作されると(S19:Yes )、図8に示すレイアウト画面がディスプレイ10に表示される(S20)。
このレイアウト画面には、電子制御式ミシンMの縫製可能範囲10cと、選択された刺繍模様の輪郭の大きさを示す矩形状の外形枠10d(この場合には、選択された刺繍模様「ゾウ」について、たて3.0cm、よこ4.0cm)と、8方向への移動キー11aと、左右反転キー11bと、90度回転キー11cと、完了キー11dと、刺繍枠31に関して、縫製範囲が大きいLサイズのL刺繍枠LKと、縫製範囲が小さいSサイズのS刺繍枠SKと、縫製範囲がLサイズとSサイズの中間である中間サイズのM刺繍枠MK等が表示される。
尚、刺繍模様の選択直後(即ち、移動キー11dが操作される前の状態)においては、選択された刺繍模様は、縫製可能範囲10cの中央(上下方向及び左右方向の双方に関して中央)に配置されるようになっており、S15における刺繍模様の選択後、レイアウトキー10eが操作された状態では、図8に示すように、選択された刺繍模様の外形枠10dが縫製可能範囲10cの中央に表示される。
移動キー11aは、操作する毎に、縫製可能範囲10c内で矢印の方向に外形枠10d(選択された刺繍模様)を「0.1mm」ずつ移動させるためのキーである。左右反転キー11bは、外形枠10d(選択された刺繍模様)を左右反転させるためのキーである。90度回転キー11cは、外形枠10d(選択された刺繍模様)を所定の方向に90度回転させるためのキーである。ここで、これら複数の移動キー11aと、左右反転キー11bと、90度回転キー11c等を以降において、編集キーと総称する。
次に、刺繍模様を規定する外形枠10dの大きさや配置に基づいて、使用可能な刺繍枠31(L刺繍枠LK,M刺繍枠MK,S刺繍枠SK)を検出する刺繍枠検出制御(図4参照)が実行される。
この制御が開始されたときに、編集キーが操作されずに、編集処理が実行されていない場合には(S31:No)、選択した刺繍模様は、縫製可能範囲10cの配置されている為、その刺繍模様の幅寸法WがS刺繍枠SKの横方向縫製可能サイズSKw以下で且つその高さ寸法HがS刺繍枠SKの縦方向縫製可能サイズSKh以下の場合には(S32:Yes )、L,M,Sサイズの刺繍枠LK,MK,SKが夫々有効表示(図8に示すように、実線による通常表示)される(S36)。
即ち、作業者により選択され、移動・左右反転・回転等の編集処理が施される前の刺繍模様が何れの刺繍枠の縫製範囲にも収まると判断され、その編集処理前の刺繍模様の縫製にL刺繍枠LK、M刺繍枠MK、S刺繍枠SKの全ての刺繍枠が使用可能な刺繍枠として検出され、L刺繍枠LK、M刺繍枠MK、S刺繍枠SKの全ての刺繍枠が有効表示(実線表示)されることとなる。
しかし、S32における判定が「No」(即ち、刺繍模様がS刺繍枠SKの縫製範囲に収まらず、S刺繍枠SKは使用不可能と判定された場合)であって、選択した刺繍模様の幅寸法WがM刺繍枠MKの横方向縫製可能サイズSMw以下で且つその高さ寸法HがM刺繍枠MKの縦方向縫製可能サイズSMh以下の場合には(S33:Yes )、L,Mサイズの刺繍枠LK,MKが有効表示(図9に示す実線表示)され且つS刺繍枠SKについてはグレー表示(ハーフトーン表示であり、これが識別表示に相当する)される(S35)。
即ち、前述の通り作業者による編集処理が施される前の刺繍模様が、S刺繍枠SKの縫製範囲には収まらず,M刺繍枠MK及びL刺繍枠LKの針棒範囲には収まる為、その編集処理前の刺繍模様の縫製に使用可能な刺繍枠として、L刺繍枠LKとM刺繍枠MKが検出され、有効表示(実線表示)された使用可能なL刺繍枠LK、M刺繍枠MKと、グレー表示された使用不可能なS刺繍枠SKとが識別表示されることになる。
一方、S33における判定が「No」の場合(即ち、刺繍模様がMサイズ刺繍枠MKの縫製範囲に収まらないと判断された場合)には、Lの刺繍枠LKだけが有効表示(図10に示す実線表示)され且つM,S刺繍枠MK,SKについてはグレー表示される(S34)。
つまり、編集処理前の刺繍模様が、Lの刺繍枠LKのみの縫製範囲に収まる為、その刺繍模様の縫製に使用可能な刺繍枠として、L刺繍枠LKが検出され、有効表示(実線表示)された使用可能なL刺繍枠LKと、グレー表示された使用不可能なM刺繍枠MK、S刺繍枠SKとが識別表示されることになる。
次に、このように、S34〜S36で有効表示されて使用可能な刺繍枠が刺繍枠メモリ24bに記憶される(S37)。この場合には、編集処理されていない為、S38がスキップされ、この制御を終了して、刺繍データ編集制御にリターンする。
次に、刺繍データ編集制御において、完了キー11dが操作された場合には(S22:Yes )、S16以降の処理が実行される。一方、何れかの編集キーが操作された場合には(S23:Yes )、操作された視へしキーに応じた編集処理が行われる(S24)。そして、前述した刺繍枠検出制御が実行され(S25)、S23に戻る。
この制御が開始されたときには、編集処理が行われており(S31:Yes )、移動キー11a操作による移動処理の場合には(S40)、選択した刺繍模様の幅寸法Wに移動キー11a操作によるX方向移動量xを加算した幅寸法がS刺繍枠SKの横方向縫製可能サイズSKw以下で且つ選択した刺繍模様の高さ寸法Hに移動キー11a操作によるY方向移動量yを加算した高さ寸法がS刺繍枠SKの縦方向縫製可能サイズSKh以下の場合には(S41:Yes )、S36が実行される。これにより、移動処理後の刺繍模様について、使用可能な刺繍枠が検出され、前述と同様に、ディスプレイ10に表示される(この場合は、全ての刺繍枠が有効表示)。
しかし、S41における判定が「No」(即ち、移動処理後の刺繍模様の縫製にS刺繍枠SKは使用不可能な場合)であって、選択した刺繍模様の幅寸法WにX方向移動量xを加算した幅寸法がM刺繍枠MKの横方向縫製可能サイズSMw以下で且つその高さ寸法HにY方向移動量yを加算した高さ寸法がM刺繍枠MKの縦方向縫製可能サイズSMh以下の場合には(S42:Yes )、S36が実行される。
つまり、移動処理後の刺繍模様の縫製に使用可能な刺繍枠としてM刺繍枠MK及びL刺繍枠LKが検出され(S刺繍枠SKは使用不可能)、ディスプレイ10においてこれらM刺繍枠MK及びL刺繍枠LKが有効表示(実線表示)されるとともに、S刺繍枠SKがグレー表示されることにより、移動処理後の刺繍模様について使用可能な刺繍枠と使用不可能な刺繍枠とが識別表示されることになる。
一方、S42における判定が「No」の場合には、S34が実行される。つまり、移動処理後の刺繍模様の縫製に使用可能な刺繍枠としてL刺繍枠LKが検出され(S刺繍枠SK及びM刺繍枠MKは使用不可能)、ディスプレイ10においてこのL刺繍枠LKのみが有効表示(実線表示)されるとともに、S刺繍枠SK及びM刺繍枠MKがグレー表示されることにより、移動処理後の刺繍模様について使用可能な刺繍枠と使用不可能な刺繍枠とが識別表示されることになる。
次に、このようにS34〜S36で有効表示されて使用可能な刺繍枠が刺繍枠メモリ24bに更新して記憶される(S37)。この場合には、編集処理(刺繍模様移動処理)が実行された為、刺繍枠メモリ24bへの使用可能な刺繍枠情報を更新記憶する際に、更新前(即ち、編集処理前)に記憶された刺繍枠情報と変更があるか否かが判断される(S38)。
つまり、S34〜S36により編集処理後の刺繍模様の縫製に使用可能な刺繍枠としてディスプレイ10に有効表示される刺繍枠に関する情報と、編集処理前に使用可能な刺繍枠として刺繍枠メモリ24bに記憶された情報とが異なる場合には(S38:Yes )、編集処理後に使用可能な刺繍枠についてS34〜S36により有効表示される刺繍枠が点滅表示されるとともに、警告ブザー15から警告音が出力され(S39)、作業者に対して編集処理後の刺繍模様に関して、使用可能な刺繍枠が変更されたことが報知される。その後、この制御を終了して、刺繍データ編集制御にリターンする。
そして、最終的に、起動停止スイッチ12が操作されて縫製が開始されると(S18:Yes )、編集キーで指示した編集処理が実行された刺繍模様の刺繍データに基づいて、針棒5(ミシンモータ17)及び刺繍枠駆動装置30を駆動することにより縫製処理が実行される。ここで、制御装置20が刺繍データ編集処理装置に相当する。また、刺繍データ編集制御の特にS15等から模様選択手段が構成され、刺繍データ編集制御の特にS16等から表示制御手段が構成され、刺繍データ編集制御の特にS24等から模様編集手段が構成されている。
更に、刺繍枠検出制御の特にS31〜S33等から第1検出手段が構成され、刺繍枠検出制御の特にS31,S40〜S44等から第2検出手段が構成され、刺繍枠検出制御の特にS38,S39及び警告ブザー15等から報知手段が構成されている。
即ち、編集処理前の刺繍模様の縫製に際して、全て(3つ)の刺繍枠LK,MK,SKが使用可能な場合には、図8に示すように、3つの刺繍枠LK,MK,SKの全てが有効表示されているが、図9に示すように、編集処理後にL刺繍枠LKとM刺繍枠MKが使用可能であって有効表示される場合には、使用不可能なS刺繍枠SKについてはグレー表示される。このとき、編集処理後に使用可能なL刺繍枠LKとM刺繍枠MKが点滅表示され、警告ブザーが鳴る。それ故、作業者は、L刺繍枠LKとM刺繍枠MKの点滅表示とブザー音により、使用可能な刺繍枠が変更されたことを確実に認識することができる。
また、編集処理前の刺繍模様の縫製に際して、L刺繍枠LKとM刺繍枠MKとが使用可能な場合には、図9に示すように、L刺繍枠LKとM刺繍枠MKとが有効表示され且つ使用不可能なS刺繍枠SKがグレー表示されているが、図10に示すように、編集処理後にL刺繍枠LKだけが使用可能であって有効表示される場合には、使用不可能なM刺繍枠MKとS刺繍枠SKとについてはグレー表示される。このとき、編集処理後に使用可能なL刺繍枠LKが点滅表示され、同時に警告ブザーが鳴る。それ故、作業者は、L刺繍枠LKの点滅表示とブザー音により、使用可能な刺繍枠が変更されたことを確実に認識することができる。
次に、前記実施の形態の変更形態について説明する。
1〕図11に示すように、前述した刺繍枠検出制御を部分的に変更し、編集処理後に使用不可能な刺繍枠を点滅表示させるようにしてもよい。即ち、変更されたステップについて説明すると、編集処理後に使用可能な刺繍枠が、刺繍枠メモリ24bに記憶されている編集処理前に使用可能な刺繍枠と異なる場合には(S38:Yes )、編集処理後に使用不可能なグレー表示された刺繍枠が点滅表示されるとともに、警告ブザーから警告音が出力される(S39A )。尚、この使用不可能な刺繍枠については、所定時間点滅表示した後、ディスプレイ10から消去されるように構成してもよい。この場合にも、前述した実施例と同様の効果を奏することができる。
2〕図12に示すように、前述した刺繍枠検出制御を部分的に変更し、使用可能な刺繍枠だけを有効表示(S34A ,S35A)する一方、編集処理後に使用可能な刺繍枠を点滅表示させるようにしてもよい。
即ち、編集処理前には3つの刺繍枠LK,MK,SKの全てが使用可能な場合には、図8に示すように、これら刺繍枠LK,MK,SKが有効表示されているが、図13に示すように、編集処理後にL刺繍枠LKとM刺繍枠MKとが使用可能な場合には、これら2つの刺繍枠LK,MKが有効表示且つ点滅表示される。但し、編集処理後に使用不可能なS刺繍枠SKは表示されない。この場合にも、前述した実施例と同様の効果を奏することができる。
3〕前述した刺繍枠検出制御を部分的に変更し、編集処理前に使用可能な刺繍枠のうち、編集処理後に使用可能な刺繍枠を点滅表示させるようにしてもよい。即ち、図14に示すように、編集処理前において、L刺繍枠LKとM刺繍枠MKとが使用可能な場合には、これら2つの刺繍枠LK,MKが有効表示され、使用不可能なS刺繍枠SKは表示されない。
編集処理後にこれら2つの刺繍枠LK,MKのうちのL刺繍枠LKだけが使用可能になった場合には、図15に示すように、使用可能なL刺繍枠LKを有効表示し且つ使用不可能になったM刺繍枠MKがグレー表示され、しかも使用可能なL刺繍枠LKが点滅表示される。この場合にも、前述した実施例と同様の効果を奏することができる。
4〕前述した刺繍枠検出制御を部分的に変更し、編集処理前に使用可能な刺繍枠のうち、編集処理後に使用不可能な刺繍枠を点滅表示させるようにしてもよい。即ち、図14に示すように、編集処理前において、L刺繍枠LKとM刺繍枠MKとが使用可能な場合には、これら2つの刺繍枠LK,MKが有効表示され、使用不可能なS刺繍枠SKは表示されない。
編集処理後にこれら2つの刺繍枠LK,MKのうちのL刺繍枠LKだけが使用可能になった場合には、図16に示すように、使用可能なL刺繍枠LKを有効表示し且つ使用不可能になったM刺繍枠MKがグレー表示され、しかも使用不可能なM刺繍枠MKが点滅表示される。この場合にも、前述した実施例と同様の効果を奏することができる。
5〕刺繍枠検出制御におけるS39,S39A において、点滅表示させる刺繍枠の表示色を「赤」や「緑」等、奇抜な色で識別表示させるようにしてもよい。また、点滅させる刺繍枠又は点滅しない刺繍枠を、ユラユラと揺れる状態で識別表示させたり、回転させることで識別表示させるようにしてもよい。更に、警告ブザー15に代えてスピーカを装備している場合には、そのスピーカにより警告メッセージを出力させるようにしてもよい。
6〕前記実施形態においては、編集処理として、刺繍模様の移動処理を例に挙げて説明したが、移動処理に限らず、刺繍模様の左右反転、回転、拡大や縮小といった編集処理の場合にも、前記実施形態の場合と同様にして、編集処理後の刺繍模様の縫製に使用可能な刺繍枠が変更されたことを報知するように構成できる。
7〕前記実施形態においては、編集処理前の刺繍枠に関する刺繍枠検出処理(S21)を、レイアウトキー10eの操作後に行うようにしたが、これをS15による模様選択後、S16において選択された刺繍模様を表示する際に行うようにしても良く、その場合、図7に示す選択模様の表示画面にて使用可能な刺繍枠が表示されることになる。
8〕本発明は以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、当業者でれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施例に種々の変更を付加して実施することができ、本発明はそれらの変更形態をも包含するものである。
M 電子制御式ミシン
15 警告ブザー
10 液晶ディスプレイ
20 制御装置
LK L刺繍枠
MK M刺繍枠
SK S刺繍枠
15 警告ブザー
10 液晶ディスプレイ
20 制御装置
LK L刺繍枠
MK M刺繍枠
SK S刺繍枠
Claims (7)
- 複数の刺繍模様から任意の刺繍模様を選択する模様選択手段と、前記模様選択手段で選択された刺繍模様を表示させる表示制御手段と、前記表示制御手段のディスプレイに表示された刺繍模様に編集処理を施す模様編集手段とを備えた刺繍データ編集処理装置において、
前記模様選択手段により選択され、前記模様編集手段による編集処理前の刺繍模様について、その刺繍模様の刺繍データに基づいてその刺繍模様の縫製に使用可能な刺繍枠を検出する第1検出手段と、
前記模様編集手段により編集処理された編集処理後の刺繍模様の縫製に使用可能な刺繍枠を検出する第2検出手段と、
前記第2検出手段により検出された前記使用可能な刺繍枠が、前記第1検出手段により検出された使用可能な刺繍枠と異なる場合に、その旨を報知する報知手段と、
を備えたことを特徴とする刺繍データ編集処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記第1検出手段により使用可能と検出された刺繍枠とそれ以外の使用不可能な刺繍枠とを識別表示する一方、前記前記第2検出手段により使用可能と検出された刺繍枠とそれ以外の使用不可能な刺繍枠とを前記ディスプレイに識別表示するように構成され、
前記報知手段は、編集処理後に使用可能な刺繍枠を前記ディスプレイに対して点滅表示させることを特徴とする請求項1に記載の刺繍データ編集処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記第1検出手段により使用可能と検出された刺繍枠とそれ以外の使用不可能な刺繍枠とを識別表示する一方、前記前記第2検出手段により使用可能と検出された刺繍枠とそれ以外の使用不可能な刺繍枠とを前記ディスプレイに識別表示するように構成され、
前記報知手段は、編集処理後に使用不可能となった刺繍枠を前記ディスプレイに対して点滅表示させることを特徴とする請求項1に記載の刺繍データ編集処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記第1検出手段により使用可能と検出された刺繍枠を前記ディスプレイに表示するとともに、前記第2検出手段により使用可能と検出された刺繍枠を前記ディスプレイに表示させるように構成され、
前記報知手段は、編集処理後に使用可能な刺繍枠を前記ディスプレイに対して点滅表示させることを特徴とする請求項1に記載の刺繍データ編集処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記第1検出手段により検出された編集処理前に使用可能な刺繍枠を表示する一方、前記編集処理前に使用可能な刺繍枠のうち第2検出手段により検出された編集処理後に使用可能な刺繍枠以外の使用不可能な刺繍枠を識別表示するように構成され、
前記報知手段は、第2検出手段により検出された編集処理後に使用可能な刺繍枠を前記ディスプレイに対して点滅表示させることを特徴とする請求項1に記載の刺繍データ編集処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記第1検出手段により検出された編集処理前に使用可能な刺繍枠を表示する一方、前記編集処理前に使用可能な刺繍枠のうち第2検出手段により検出された編集処理後に使用可能な刺繍枠以外の使用不可能な刺繍枠を識別表示するように構成され、
前記報知手段は、第2検出手段により検出された編集処理後に使用可能な刺繍枠以外の使用不可能な刺繍枠を前記ディスプレイに対して点滅表示させることを特徴とする請求項1に記載の刺繍データ編集処理装置。 - 前記報知手段は、音声出力手段により警告音を発生させることを特徴とする請求項2〜6の何れかに記載の刺繍データ編集処理装置。
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