JPH11221381A - 縫製装置 - Google Patents
縫製装置Info
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- JPH11221381A JPH11221381A JP10044536A JP4453698A JPH11221381A JP H11221381 A JPH11221381 A JP H11221381A JP 10044536 A JP10044536 A JP 10044536A JP 4453698 A JP4453698 A JP 4453698A JP H11221381 A JPH11221381 A JP H11221381A
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- JP
- Japan
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- pattern
- sewing
- data
- embroidery
- pattern data
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B19/00—Programme-controlled sewing machines
- D05B19/02—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
- D05B19/04—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
- D05B19/10—Arrangements for selecting combinations of stitch or pattern data from memory ; Handling data in order to control stitch format, e.g. size, direction, mirror image
- D05B19/105—Physical layout of switches or displays; Switches co-operating with the display
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 刺繍縫製中に外部記憶媒体を取外しでき、し
かもこの外部記憶媒体に記憶した複数の刺繍模様を縫製
でき、縫製作業の作業性を高めること。 【解決手段】 電子制御式刺繍ミシンに電源が投入され
たときに、ROMカード28が刺繍ミシンに装着されて
いるときには(S11:Yes )、内部メモリに記憶させる
為の指示を何らすることなく、このROMカード28に
記憶している複数の刺繍模様の模様データの全てを一括
してRAM(揮発性メモリ)の模様データメモリや不揮
発性メモリであるフラッシュメモリの何れかに書込みさ
れるので(S17,S18)、刺繍縫製中におけるROMカ
ードの取外しが可能になるとともに、複数の刺繍模様の
刺繍縫製が簡単化し且つ縫製作業の作業性を高めること
ができる。
かもこの外部記憶媒体に記憶した複数の刺繍模様を縫製
でき、縫製作業の作業性を高めること。 【解決手段】 電子制御式刺繍ミシンに電源が投入され
たときに、ROMカード28が刺繍ミシンに装着されて
いるときには(S11:Yes )、内部メモリに記憶させる
為の指示を何らすることなく、このROMカード28に
記憶している複数の刺繍模様の模様データの全てを一括
してRAM(揮発性メモリ)の模様データメモリや不揮
発性メモリであるフラッシュメモリの何れかに書込みさ
れるので(S17,S18)、刺繍縫製中におけるROMカ
ードの取外しが可能になるとともに、複数の刺繍模様の
刺繍縫製が簡単化し且つ縫製作業の作業性を高めること
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縫製装置に関し、
特に外部記憶媒体に記憶された複数の刺繍模様の模様デ
ータの全てを一括して内部メモリに記憶させるようにし
たもの、外部記憶媒体に記憶された複数の刺繍模様の模
様データのうちから指定された模様群の模様データを一
括して内部メモリに記憶させるようにしたものに関す
る。
特に外部記憶媒体に記憶された複数の刺繍模様の模様デ
ータの全てを一括して内部メモリに記憶させるようにし
たもの、外部記憶媒体に記憶された複数の刺繍模様の模
様データのうちから指定された模様群の模様データを一
括して内部メモリに記憶させるようにしたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、刺繍装置を備えた家庭用の電子制
御式刺繍ミシンでは、制御装置のROM(不揮発性メモ
リ)に設けた模様データメモリ又は外部記憶媒体である
ROMカードに、複数の刺繍模様の模様データを格納し
ておき、ディスプレイに模様を表示させ表示画面を切換
えつつ所望の模様を検索し、所望の刺繍模様が選択され
たときには、その選択された刺繍模様の縫製データに基
づいて刺繍縫製するようになっている。
御式刺繍ミシンでは、制御装置のROM(不揮発性メモ
リ)に設けた模様データメモリ又は外部記憶媒体である
ROMカードに、複数の刺繍模様の模様データを格納し
ておき、ディスプレイに模様を表示させ表示画面を切換
えつつ所望の模様を検索し、所望の刺繍模様が選択され
たときには、その選択された刺繍模様の縫製データに基
づいて刺繍縫製するようになっている。
【0003】例えば、本願出願人が提案した特許第25
61650号公報には、制御装置内に設けた内部メモリ
に複数の刺繍模様の縫製データをコード番号に対応させ
て記憶する一方、複数の刺繍模様の縫製データと形象表
示データとを格納したメモリカセットを着脱可能に装着
するようになっており、このメモリカセットの刺繍模様
を選択するに際しては、模様選択キーを操作して縫製に
供する所望の刺繍模様の形象をディスプレイに表示させ
る一方、起動ボタンを操作することで、その選択した刺
繍模様の縫製データがメモリカセットから読み込まれ、
縫製手段により加工布に刺繍縫製するようにしたミシン
が記載されている。尚、参考までに、特公平1−406
35号公報には、模様表示データを縫製データから作成
するようにしたステッチパターン表示装置が提案されて
いる。
61650号公報には、制御装置内に設けた内部メモリ
に複数の刺繍模様の縫製データをコード番号に対応させ
て記憶する一方、複数の刺繍模様の縫製データと形象表
示データとを格納したメモリカセットを着脱可能に装着
するようになっており、このメモリカセットの刺繍模様
を選択するに際しては、模様選択キーを操作して縫製に
供する所望の刺繍模様の形象をディスプレイに表示させ
る一方、起動ボタンを操作することで、その選択した刺
繍模様の縫製データがメモリカセットから読み込まれ、
縫製手段により加工布に刺繍縫製するようにしたミシン
が記載されている。尚、参考までに、特公平1−406
35号公報には、模様表示データを縫製データから作成
するようにしたステッチパターン表示装置が提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、特許
第2561650号公報に記載のミシンにおいては、縫
製に供する刺繍模様を選択する毎に、その選択された刺
繍模様の縫製データをメモリカセットからミシンの制御
装置に読み込むようにしているので、刺繍縫製の実行時
に、メモリカットを誤ってミシンから取り外したときに
は、模様選択や刺繍縫製ができなくなること、縫製した
い複数の刺繍模様が複数枚のメモリカセットに分散して
記憶されている場合には、縫製するその都度、縫製に供
する刺繍模様を記憶しているメモリカセットを交換する
ことになり、縫製作業の作業性が低下すること、などの
問題がある。
第2561650号公報に記載のミシンにおいては、縫
製に供する刺繍模様を選択する毎に、その選択された刺
繍模様の縫製データをメモリカセットからミシンの制御
装置に読み込むようにしているので、刺繍縫製の実行時
に、メモリカットを誤ってミシンから取り外したときに
は、模様選択や刺繍縫製ができなくなること、縫製した
い複数の刺繍模様が複数枚のメモリカセットに分散して
記憶されている場合には、縫製するその都度、縫製に供
する刺繍模様を記憶しているメモリカセットを交換する
ことになり、縫製作業の作業性が低下すること、などの
問題がある。
【0005】本発明の目的は、刺繍縫製中に外部模様デ
ータ記憶手段を取外しでき、しかもこの外部模様データ
記憶手段に記憶した複数の刺繍模様を縫製でき、縫製作
業の作業性を高めることである。
ータ記憶手段を取外しでき、しかもこの外部模様データ
記憶手段に記憶した複数の刺繍模様を縫製でき、縫製作
業の作業性を高めることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の縫製装置は、
複数の刺繍模様の模様データを記憶した内部模様データ
記憶手段と、この内部模様データ記憶手段に記憶した複
数の刺繍模様以外の複数の刺繍模様の模様データを記憶
した外部記憶媒体からデータを供給される外部模様デー
タ受付け手段と、ディスプレイを含み模様を表示可能な
表示手段と、模様データに基づいて刺繍模様を縫製する
縫製手段とを有する縫製装置において、電源投入時に、
外部記憶媒体に記憶されている全てのデータを読み出し
て内部模様データ記憶手段とは異なる内部メモリに書き
込む第1データ書込み手段を備えたものである。
複数の刺繍模様の模様データを記憶した内部模様データ
記憶手段と、この内部模様データ記憶手段に記憶した複
数の刺繍模様以外の複数の刺繍模様の模様データを記憶
した外部記憶媒体からデータを供給される外部模様デー
タ受付け手段と、ディスプレイを含み模様を表示可能な
表示手段と、模様データに基づいて刺繍模様を縫製する
縫製手段とを有する縫製装置において、電源投入時に、
外部記憶媒体に記憶されている全てのデータを読み出し
て内部模様データ記憶手段とは異なる内部メモリに書き
込む第1データ書込み手段を備えたものである。
【0007】外部模様データ受付け手段により、ROM
カードやフロッピーディスクなどの外部記憶媒体から供
給されるデータを受付けるに際して、第1データ書込み
手段は、縫製装置に電源が投入されたとき、外部記憶媒
体に記憶されている複数の刺繍模様の模様データの全て
を一括して読出し、内部模様データ記憶手段とは異なる
内部メモリに書き込む。そして、その内部メモリに記憶
された複数の刺繍模様のうちから指定された刺繍模様の
模様データに基づいて縫製手段により縫製される。
カードやフロッピーディスクなどの外部記憶媒体から供
給されるデータを受付けるに際して、第1データ書込み
手段は、縫製装置に電源が投入されたとき、外部記憶媒
体に記憶されている複数の刺繍模様の模様データの全て
を一括して読出し、内部模様データ記憶手段とは異なる
内部メモリに書き込む。そして、その内部メモリに記憶
された複数の刺繍模様のうちから指定された刺繍模様の
模様データに基づいて縫製手段により縫製される。
【0008】請求項2の縫製装置は、複数の刺繍模様の
模様データを記憶した内部模様データ記憶手段と、この
内部模様データ記憶手段に記憶した複数の刺繍模様以外
の複数の刺繍模様の模様データを記憶した外部記憶媒体
からデータを供給される外部模様データ受付け手段と、
ディスプレイを含み模様を表示可能な表示手段と、模様
データに基づいて刺繍模様を縫製する縫製手段とを有す
る縫製装置において、外部記憶媒体に記憶している複数
の模様群の模様データのうちから指定された模様群の模
様データを読出して内部模様データ記憶手段とは異なる
内部メモリに書き込む第2データ書込み手段を備えたも
のである。
模様データを記憶した内部模様データ記憶手段と、この
内部模様データ記憶手段に記憶した複数の刺繍模様以外
の複数の刺繍模様の模様データを記憶した外部記憶媒体
からデータを供給される外部模様データ受付け手段と、
ディスプレイを含み模様を表示可能な表示手段と、模様
データに基づいて刺繍模様を縫製する縫製手段とを有す
る縫製装置において、外部記憶媒体に記憶している複数
の模様群の模様データのうちから指定された模様群の模
様データを読出して内部模様データ記憶手段とは異なる
内部メモリに書き込む第2データ書込み手段を備えたも
のである。
【0009】外部模様データ受付け手段により、ROM
カードやフロッピーディスクなどの外部記憶媒体から供
給されるデータを受付けるに際して、第2データ書込み
手段は、外部記憶媒体に記憶している複数の模様群の模
様データのうちから、例えば「動物」や「花」などの指
定された模様群の模様データを一括して読出し、内部模
様データ記憶手段とは異なる内部メモリに書込む。そし
て、その内部メモリに記憶された複数の刺繍模様のうち
から指定された刺繍模様の模様データに基づいて縫製手
段により縫製される。
カードやフロッピーディスクなどの外部記憶媒体から供
給されるデータを受付けるに際して、第2データ書込み
手段は、外部記憶媒体に記憶している複数の模様群の模
様データのうちから、例えば「動物」や「花」などの指
定された模様群の模様データを一括して読出し、内部模
様データ記憶手段とは異なる内部メモリに書込む。そし
て、その内部メモリに記憶された複数の刺繍模様のうち
から指定された刺繍模様の模様データに基づいて縫製手
段により縫製される。
【0010】請求項3の縫製装置は、請求項1又は2の
発明において、前記内部メモリに記憶した模様群を示す
群表示マークを、内部模様データ記憶手段に記憶した模
様群を示す群表示マークに対して識別可能に表示する識
別表示制御手段を備えたことを特徴とするものである。
この場合には、識別表示制御手段により、内部メモリに
記憶した複数の刺繍模様の模様群を示す群表示マーク
が、内部模様データ記憶手段に記憶した模様群を示す群
表示マークに対して、反転表示させるなどして識別可能
に表示される。その他請求項1又は2と同様の作用を奏
する。
発明において、前記内部メモリに記憶した模様群を示す
群表示マークを、内部模様データ記憶手段に記憶した模
様群を示す群表示マークに対して識別可能に表示する識
別表示制御手段を備えたことを特徴とするものである。
この場合には、識別表示制御手段により、内部メモリに
記憶した複数の刺繍模様の模様群を示す群表示マーク
が、内部模様データ記憶手段に記憶した模様群を示す群
表示マークに対して、反転表示させるなどして識別可能
に表示される。その他請求項1又は2と同様の作用を奏
する。
【0011】請求項4の縫製装置は、請求項1〜3の何
れか1項の発明において、前記内部メモリは、書込み可
能な揮発性メモリからなることを特徴とするものであ
る。この場合、外部模様データ記憶手段の複数の刺繍模
様の模様データを記憶する内部メモリは、書込み可能な
RAMなどの揮発性メモリからなるので、電源遮断と同
時に模様データを消去できるとともに、内部メモリを安
価にできる。その他請求項1〜3の何れか1項と同様の
作用を奏する。
れか1項の発明において、前記内部メモリは、書込み可
能な揮発性メモリからなることを特徴とするものであ
る。この場合、外部模様データ記憶手段の複数の刺繍模
様の模様データを記憶する内部メモリは、書込み可能な
RAMなどの揮発性メモリからなるので、電源遮断と同
時に模様データを消去できるとともに、内部メモリを安
価にできる。その他請求項1〜3の何れか1項と同様の
作用を奏する。
【0012】請求項5の縫製装置は、請求項1〜3の何
れか1項の発明において、前記内部メモリは、書込み可
能な不揮発性メモリからなることを特徴とするものであ
る。この場合、外部模様データ記憶手段の複数の刺繍模
様の模様データを記憶する内部メモリは、書込み可能な
フラッシュメモリ(電気的に消去及び書込み可能なメモ
リ)などの不揮発性メモリからなるので、電源が遮断さ
れても、記憶した模様データを確実に記憶しておくこと
ができる。その他請求項1〜3の何れか1項と同様の作
用を奏する。
れか1項の発明において、前記内部メモリは、書込み可
能な不揮発性メモリからなることを特徴とするものであ
る。この場合、外部模様データ記憶手段の複数の刺繍模
様の模様データを記憶する内部メモリは、書込み可能な
フラッシュメモリ(電気的に消去及び書込み可能なメモ
リ)などの不揮発性メモリからなるので、電源が遮断さ
れても、記憶した模様データを確実に記憶しておくこと
ができる。その他請求項1〜3の何れか1項と同様の作
用を奏する。
【0013】請求項6の縫製装置は、請求項1〜3の何
れか1項の発明において、前記内部メモリは、書込み可
能な揮発性メモリ及び不揮発性メモリを備え、これら揮
発性メモリと不揮発性メモリとの何れに書き込むかを選
択する書込み選択手段を備えたことを特徴とするもので
ある。この場合には、内部メモリは、書込み可能な揮発
性メモリ及び不揮発性メモリを備えているので、外部記
憶媒体の複数の刺繍模様の模様データを、これら揮発性
メモリと不揮発性メモリとの何れに書き込むかを、書込
み選択手段により選択することができる。即ち、電源遮
断時に消去されてもよい模様データについては揮発性メ
モリに記憶できる一方、電源が遮断されても記憶させて
おきたい模様データについては不揮発性メモリに記憶で
きる。その他請求項1〜3の何れか1項と同様の作用を
奏する。
れか1項の発明において、前記内部メモリは、書込み可
能な揮発性メモリ及び不揮発性メモリを備え、これら揮
発性メモリと不揮発性メモリとの何れに書き込むかを選
択する書込み選択手段を備えたことを特徴とするもので
ある。この場合には、内部メモリは、書込み可能な揮発
性メモリ及び不揮発性メモリを備えているので、外部記
憶媒体の複数の刺繍模様の模様データを、これら揮発性
メモリと不揮発性メモリとの何れに書き込むかを、書込
み選択手段により選択することができる。即ち、電源遮
断時に消去されてもよい模様データについては揮発性メ
モリに記憶できる一方、電源が遮断されても記憶させて
おきたい模様データについては不揮発性メモリに記憶で
きる。その他請求項1〜3の何れか1項と同様の作用を
奏する。
【0014】請求項7の縫製装置は、請求項1〜6の何
れか1項の発明において、前記内部メモリに記憶した複
数の刺繍模様のうちから縫製に供する刺繍模様を選択す
る模様選択手段を備えたことを特徴とするものである。
この場合、模様選択手段により、内部メモリに記憶した
複数の刺繍模様のうちから、縫製に供する所望の刺繍模
様を選択できる。その他請求項1〜6の何れか1項と同
様の作用を奏する。
れか1項の発明において、前記内部メモリに記憶した複
数の刺繍模様のうちから縫製に供する刺繍模様を選択す
る模様選択手段を備えたことを特徴とするものである。
この場合、模様選択手段により、内部メモリに記憶した
複数の刺繍模様のうちから、縫製に供する所望の刺繍模
様を選択できる。その他請求項1〜6の何れか1項と同
様の作用を奏する。
【0015】請求項8の縫製装置は、刺繍模様の模様デ
ータを記憶した外部記憶媒体からデータを供給される外
部模様データ受付け手段と、模様データに基づいて刺繍
模様を縫製する縫製手段とを有する縫製装置において、
電源投入時に、外部記憶媒体に記憶されているデータを
読み出して内部メモリに書き込む第3データ書込み手段
を備えたものである。
ータを記憶した外部記憶媒体からデータを供給される外
部模様データ受付け手段と、模様データに基づいて刺繍
模様を縫製する縫製手段とを有する縫製装置において、
電源投入時に、外部記憶媒体に記憶されているデータを
読み出して内部メモリに書き込む第3データ書込み手段
を備えたものである。
【0016】外部模様データ受付け手段により、ROM
カードやフロッピーディスクなどの外部記憶媒体から供
給されるデータを受付けるに際して、第3データ書込み
手段は、縫製装置に電源が投入されたとき、外部記憶媒
体に記憶されている刺繍模様の模様データを一括して読
出し、内部模様データ記憶手段とは異なる内部メモリに
書き込む。そして、その内部メモリに記憶された複数の
刺繍模様のうちから指定された刺繍模様の模様データに
基づいて縫製手段により縫製される。
カードやフロッピーディスクなどの外部記憶媒体から供
給されるデータを受付けるに際して、第3データ書込み
手段は、縫製装置に電源が投入されたとき、外部記憶媒
体に記憶されている刺繍模様の模様データを一括して読
出し、内部模様データ記憶手段とは異なる内部メモリに
書き込む。そして、その内部メモリに記憶された複数の
刺繍模様のうちから指定された刺繍模様の模様データに
基づいて縫製手段により縫製される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。本実施形態は、刺繍装置
やROMカードを着脱可能に装着して、種々の刺繍模様
の縫製が可能な刺繍装置付き電子制御式刺繍ミシンに本
発明を適用した場合の例である。電子制御式刺繍ミシン
Mは、図1に示すように、ミシンベッド部1と、ベッド
部1の右端部から立設された脚柱部2と、脚柱部2の上
端からベッド部1に対向するように左方へ延びるアーム
部3を有する。
図面を参照しながら説明する。本実施形態は、刺繍装置
やROMカードを着脱可能に装着して、種々の刺繍模様
の縫製が可能な刺繍装置付き電子制御式刺繍ミシンに本
発明を適用した場合の例である。電子制御式刺繍ミシン
Mは、図1に示すように、ミシンベッド部1と、ベッド
部1の右端部から立設された脚柱部2と、脚柱部2の上
端からベッド部1に対向するように左方へ延びるアーム
部3を有する。
【0018】ベッド部1には、送り歯を上下動させる送
り歯上下動機構(図示略)及び前後動させる送り歯前後
動機構(図示略)、下糸ボビンを収容し縫針6と協働す
る糸輪捕捉器(例えば、水平釜)等が設けられている。
脚柱部2には、オプション的に追加される多数の刺繍模
様の模様データ(模様表示データと縫製データと付随情
報)を記録したROMカード28(外部記憶媒体に相当
する)を、内部のカード用コネクタ13(図2参照)に
接続する為のカード用スロット2aが形成されている。
り歯上下動機構(図示略)及び前後動させる送り歯前後
動機構(図示略)、下糸ボビンを収容し縫針6と協働す
る糸輪捕捉器(例えば、水平釜)等が設けられている。
脚柱部2には、オプション的に追加される多数の刺繍模
様の模様データ(模様表示データと縫製データと付随情
報)を記録したROMカード28(外部記憶媒体に相当
する)を、内部のカード用コネクタ13(図2参照)に
接続する為のカード用スロット2aが形成されている。
【0019】アーム部3には、下端に縫針6を装着した
針棒5を上下動させる針棒駆動機構、針棒5を布送り方
向と直交する方向に揺動させる針棒揺動機構(図示
略)、天秤を針棒5の上下動に調時して上下動させる天
秤駆動機構(図示略)等が設けられている。尚、送り歯
上下動機構と針棒駆動機構と天秤駆動機構とはミシンモ
ータ17で駆動され、針棒揺動機構は針棒揺動用ステッ
ピングモータ18で駆動され、送り歯前後動機構は送り
歯駆動用ステッピングモータ19で駆動される(図2参
照)。アーム部3の頭部4には、縫製作業の起動と停止
を指令する起動・停止スイッチ12が設けられている。
針棒5を上下動させる針棒駆動機構、針棒5を布送り方
向と直交する方向に揺動させる針棒揺動機構(図示
略)、天秤を針棒5の上下動に調時して上下動させる天
秤駆動機構(図示略)等が設けられている。尚、送り歯
上下動機構と針棒駆動機構と天秤駆動機構とはミシンモ
ータ17で駆動され、針棒揺動機構は針棒揺動用ステッ
ピングモータ18で駆動され、送り歯前後動機構は送り
歯駆動用ステッピングモータ19で駆動される(図2参
照)。アーム部3の頭部4には、縫製作業の起動と停止
を指令する起動・停止スイッチ12が設けられている。
【0020】アーム部3の前面には大型の液晶ディスプ
レイ10が設けられ、この液晶ディスプレイ10には、
実用模様や刺繍模様等の種々の縫目模様や各種の機能
名、更には種々のメッセージ等が表示される。この液晶
ディスプレイ10の前面には、複数の刺繍模様や機能を
示す機能名の表示位置の各々に対応させて、透明電極か
らなるタッチキー11がマトリックス状に設けられてい
る。即ち、所望の刺繍模様の選択や機能の指示を、これ
ら刺繍模様や機能名に対応するタッチキー11を押圧操
作することで実現することができる。
レイ10が設けられ、この液晶ディスプレイ10には、
実用模様や刺繍模様等の種々の縫目模様や各種の機能
名、更には種々のメッセージ等が表示される。この液晶
ディスプレイ10の前面には、複数の刺繍模様や機能を
示す機能名の表示位置の各々に対応させて、透明電極か
らなるタッチキー11がマトリックス状に設けられてい
る。即ち、所望の刺繍模様の選択や機能の指示を、これ
ら刺繍模様や機能名に対応するタッチキー11を押圧操
作することで実現することができる。
【0021】前記ベッド部1の左端側部分には、通称フ
リーアームと称されるフリーベッド部が形成され、この
フリーベッド部に刺繍装置30が着脱可能に装着され
る。刺繍装置30は、その本体ケース30aと、加工布
を着脱自在に装着する刺繍枠34と、刺繍枠34をY方
向(前後方向)へ駆動するY方向駆動機構を内蔵した収
容ケース31と、収容ケース31とその内部のY方向駆
動機構をX方向(左右方向)へ駆動するX方向駆動機構
であって本体ケース30a内に収容されたX方向駆動機
構とを備えており、X方向駆動機構は第1ステッピング
モータ32で駆動され、Y方向駆動機構は第2ステッピ
ングモータ33で駆動される(図2参照)。
リーアームと称されるフリーベッド部が形成され、この
フリーベッド部に刺繍装置30が着脱可能に装着され
る。刺繍装置30は、その本体ケース30aと、加工布
を着脱自在に装着する刺繍枠34と、刺繍枠34をY方
向(前後方向)へ駆動するY方向駆動機構を内蔵した収
容ケース31と、収容ケース31とその内部のY方向駆
動機構をX方向(左右方向)へ駆動するX方向駆動機構
であって本体ケース30a内に収容されたX方向駆動機
構とを備えており、X方向駆動機構は第1ステッピング
モータ32で駆動され、Y方向駆動機構は第2ステッピ
ングモータ33で駆動される(図2参照)。
【0022】刺繍装置30がフリーベッド部に装着され
ると、第1,第2ステッピングモータ32,33が、コ
ネクタ14を介して刺繍ミシンMの制御装置Cに電気的
に接続され、刺繍装置30の装着状態が検知される一
方、制御装置Cにより第1,第2ステッピングモータ3
2,33が駆動制御され、刺繍枠43と加工布とをX方
向とY方向とに独立に移動駆動しつつ刺繍縫製できる状
態になる。次に、刺繍ミシンMの制御系について説明す
る。
ると、第1,第2ステッピングモータ32,33が、コ
ネクタ14を介して刺繍ミシンMの制御装置Cに電気的
に接続され、刺繍装置30の装着状態が検知される一
方、制御装置Cにより第1,第2ステッピングモータ3
2,33が駆動制御され、刺繍枠43と加工布とをX方
向とY方向とに独立に移動駆動しつつ刺繍縫製できる状
態になる。次に、刺繍ミシンMの制御系について説明す
る。
【0023】図2に示すように、制御装置Cは、入力イ
ンターフェース21と、CPU23とROM24及びR
AM25と電気的に消去及び書込みが可能なフラッシュ
メモリ26とを含むコンピュータと、出力インターフェ
ース27と、これらを接続するバス22とを有する。入
力インターフェース21には、起動・停止スイッチ12
と、タッチキー11と、ミシン主軸の複数の回転位相を
検出するタイミング信号発生器16とが夫々接続されて
いる。
ンターフェース21と、CPU23とROM24及びR
AM25と電気的に消去及び書込みが可能なフラッシュ
メモリ26とを含むコンピュータと、出力インターフェ
ース27と、これらを接続するバス22とを有する。入
力インターフェース21には、起動・停止スイッチ12
と、タッチキー11と、ミシン主軸の複数の回転位相を
検出するタイミング信号発生器16とが夫々接続されて
いる。
【0024】出力インターフェース27には、ミシンモ
ータ17と、針棒揺動用ステッピングモータ18と、送
り歯駆動用ステッピングモータ19と、液晶ディスプレ
イ10の為のディスプレイコントローラ(LCDC)2
0と、刺繍装置30の第1,第2ステッピングモータ3
2,33が夫々接続されるコネクタ14等が接続されて
いる。前記ROMカード28のROM29は、コネクタ
13を介してバス22に接続されている。
ータ17と、針棒揺動用ステッピングモータ18と、送
り歯駆動用ステッピングモータ19と、液晶ディスプレ
イ10の為のディスプレイコントローラ(LCDC)2
0と、刺繍装置30の第1,第2ステッピングモータ3
2,33が夫々接続されるコネクタ14等が接続されて
いる。前記ROMカード28のROM29は、コネクタ
13を介してバス22に接続されている。
【0025】前記ROM24の制御プログラムメモリに
は、実用模様や種々の刺繍模様を選択する模様選択制御
の制御プログラム、選択された刺繍模様を縫製する縫製
制御プログラムや表示制御の一般的な制御プログラムに
加えて、選択した刺繍模様に対してディスプレイ10を
介してサイズ設定や縫製位置変更等の編集処理を施す編
集処理の制御プログラム、本願特有の後述のカードデー
タ書込み制御の制御プログラム等々が予め格納されてい
る。更に、ROM24の模様データメモリ(内部模様デ
ータ記憶手段に相当する)には、複数の実用模様や実用
的な文字(ひらかなやカタカナ文字、アルファベット文
字等)に関する文字模様の各々に関して、表示データと
縫製データとを有する模様データが、模様の種類別にグ
ループ分けし模様番号を付して格納されている。
は、実用模様や種々の刺繍模様を選択する模様選択制御
の制御プログラム、選択された刺繍模様を縫製する縫製
制御プログラムや表示制御の一般的な制御プログラムに
加えて、選択した刺繍模様に対してディスプレイ10を
介してサイズ設定や縫製位置変更等の編集処理を施す編
集処理の制御プログラム、本願特有の後述のカードデー
タ書込み制御の制御プログラム等々が予め格納されてい
る。更に、ROM24の模様データメモリ(内部模様デ
ータ記憶手段に相当する)には、複数の実用模様や実用
的な文字(ひらかなやカタカナ文字、アルファベット文
字等)に関する文字模様の各々に関して、表示データと
縫製データとを有する模様データが、模様の種類別にグ
ループ分けし模様番号を付して格納されている。
【0026】ところで、前記ROMカード28として
は、刺繍模様の種類に応じて複数枚分準備されており、
これらROMカード28のROM29には、比較的使用
頻度の高い「動物」や「乗り物」や「花」などの一般的
な模様群に加えて、種々の図形や形象、マーク、キャラ
クタ(例えば、テレビや映画等に登場する著名な人物、
動物、ロボット等)等の模様群毎に、多数の刺繍模様
(第1刺繍模様、第2刺繍模様、第3刺繍模様・・・・
・)の模様データが記録されている。
は、刺繍模様の種類に応じて複数枚分準備されており、
これらROMカード28のROM29には、比較的使用
頻度の高い「動物」や「乗り物」や「花」などの一般的
な模様群に加えて、種々の図形や形象、マーク、キャラ
クタ(例えば、テレビや映画等に登場する著名な人物、
動物、ロボット等)等の模様群毎に、多数の刺繍模様
(第1刺繍模様、第2刺繍模様、第3刺繍模様・・・・
・)の模様データが記録されている。
【0027】即ち、ROM29には、図3に示すよう
に、「カード番号」のデータ、複写が可能か否かを示す
「複写許可情報」のデータ、「模様群の数」及び各模様
群に含まれる「模様数」のデータ、各模様群の示す群表
示マークの表示データ等を含むカード情報が格納される
とともに、複数の模様群(第1模様群、第2模様群、第
3模様群・・・)の先頭アドレス、各模様群に含まれて
いる複数の刺繍模様(第1刺繍模様、第2刺繍模様、第
3刺繍模様・・・)の模様表示データ及び縫製データと
を対にして記憶した模様データと、図示していないが付
随的に情報を表示する為の付随情報表示データとが区別
して格納されている。ここで、著名なキャラクタを含ん
でいるROMカード28の「複写許可情報」としては、
著作権により、「不可」に設定されている。
に、「カード番号」のデータ、複写が可能か否かを示す
「複写許可情報」のデータ、「模様群の数」及び各模様
群に含まれる「模様数」のデータ、各模様群の示す群表
示マークの表示データ等を含むカード情報が格納される
とともに、複数の模様群(第1模様群、第2模様群、第
3模様群・・・)の先頭アドレス、各模様群に含まれて
いる複数の刺繍模様(第1刺繍模様、第2刺繍模様、第
3刺繍模様・・・)の模様表示データ及び縫製データと
を対にして記憶した模様データと、図示していないが付
随的に情報を表示する為の付随情報表示データとが区別
して格納されている。ここで、著名なキャラクタを含ん
でいるROMカード28の「複写許可情報」としては、
著作権により、「不可」に設定されている。
【0028】ここで、図示していないが、刺繍模様が複
数の色(白、赤、黒、・・)で構成されている場合に
は、模様表示データには、その色数に応じた色別模様部
の表示データが設けられているとともに、縫製データに
は、その色別模様部毎の縫製データと、色替えの為のス
トップコードとが設けられている。ここで、これら模様
表示データは、ビットマップデータ(ドットイメージデ
ータ)の形式で記憶されている。
数の色(白、赤、黒、・・)で構成されている場合に
は、模様表示データには、その色数に応じた色別模様部
の表示データが設けられているとともに、縫製データに
は、その色別模様部毎の縫製データと、色替えの為のス
トップコードとが設けられている。ここで、これら模様
表示データは、ビットマップデータ(ドットイメージデ
ータ)の形式で記憶されている。
【0029】前記揮発性メモリであるRAM25には、
ROMカード28のROM29に記憶されている複数の
刺繍模様の模様データを複写して記憶する模様データメ
モリ25aに加えて、前述した種々の制御に必要なメモ
リ類(フラグやポインタやカウンタ等のメモリ、レジス
タやバッファ等)が設けられている。また、不揮発性メ
モリであるフラッシュメモリ26には、模様データメモ
リ25aと同様に、ROM29に記憶されている複数の
刺繍模様の模様データを複写して記憶するようになって
いる。前記模様データメモリ25aは、複数枚のROM
カード28の模様データを記憶できるメモリ容量を有す
る。
ROMカード28のROM29に記憶されている複数の
刺繍模様の模様データを複写して記憶する模様データメ
モリ25aに加えて、前述した種々の制御に必要なメモ
リ類(フラグやポインタやカウンタ等のメモリ、レジス
タやバッファ等)が設けられている。また、不揮発性メ
モリであるフラッシュメモリ26には、模様データメモ
リ25aと同様に、ROM29に記憶されている複数の
刺繍模様の模様データを複写して記憶するようになって
いる。前記模様データメモリ25aは、複数枚のROM
カード28の模様データを記憶できるメモリ容量を有す
る。
【0030】次に、制御装置Cで実行されるカードデー
タ書込み制御(これが、第1データ書込み手段に相当す
る)のルーチンについて、図4のフローチャートを参照
して説明する。尚、これらの図中符号Si(i=10,
11,12・・・)は各ステップを示すものである。電
源の投入によりこの制御が開始されると、先ず、両ステ
ッピングモータ32,33のコネクタ14への接続を介
して、刺繍装置3つの装着が検知される(S10:Yes
)。
タ書込み制御(これが、第1データ書込み手段に相当す
る)のルーチンについて、図4のフローチャートを参照
して説明する。尚、これらの図中符号Si(i=10,
11,12・・・)は各ステップを示すものである。電
源の投入によりこの制御が開始されると、先ず、両ステ
ッピングモータ32,33のコネクタ14への接続を介
して、刺繍装置3つの装着が検知される(S10:Yes
)。
【0031】更に、ROMカード28の装着が検知され
たときには(S11:Yes )、装着されているROMカー
ド28のROM29に記憶されているデータを、RAM
25の模様データメモリ25aに複写して記憶させるの
か、フラッシュメモリ26に複写して記憶させるのかを
選択する記憶メモリ選択処理が実行される(S12)。例
えば、図5に示すように、ディスプレイ10には、実用
模様や刺繍模様を選択する為の初期画面において、「R
AMメモリ」を選択する選択キー11aと、「フラッシ
ュメモリ」を選択する選択キー11bとが表示されるの
で、所望の選択キーを押圧して記憶させるメモリが選択
される。
たときには(S11:Yes )、装着されているROMカー
ド28のROM29に記憶されているデータを、RAM
25の模様データメモリ25aに複写して記憶させるの
か、フラッシュメモリ26に複写して記憶させるのかを
選択する記憶メモリ選択処理が実行される(S12)。例
えば、図5に示すように、ディスプレイ10には、実用
模様や刺繍模様を選択する為の初期画面において、「R
AMメモリ」を選択する選択キー11aと、「フラッシ
ュメモリ」を選択する選択キー11bとが表示されるの
で、所望の選択キーを押圧して記憶させるメモリが選択
される。
【0032】次に、ROM29の先頭部に記憶されてい
るカード情報が読み込まれる(S13)。そして、そのカ
ード情報に含まれる複写許可情報が「可」であって、書
込み可能なときには(S14:Yes )、メッセージ「カー
ドを抜かないで下さい!!」がディスプレイ10に表示
される(S15)。例えば、図5に示すように、表示画面
の下側にメッセージが表示される。次に、S12で選択さ
れた記憶メモリとして、RAMに記憶するときには(S
16:Yes )、ROM29に記憶されている全てのデータ
(カード情報、先頭アドレス、各模様群毎の模様デー
タ)が一括して読み込まれ、模様データメモリ25aに
書込まれる(S17)。
るカード情報が読み込まれる(S13)。そして、そのカ
ード情報に含まれる複写許可情報が「可」であって、書
込み可能なときには(S14:Yes )、メッセージ「カー
ドを抜かないで下さい!!」がディスプレイ10に表示
される(S15)。例えば、図5に示すように、表示画面
の下側にメッセージが表示される。次に、S12で選択さ
れた記憶メモリとして、RAMに記憶するときには(S
16:Yes )、ROM29に記憶されている全てのデータ
(カード情報、先頭アドレス、各模様群毎の模様デー
タ)が一括して読み込まれ、模様データメモリ25aに
書込まれる(S17)。
【0033】一方、フラッシュメモリ26に記憶すると
きには(S16:No)、S17と同様に、ROM29に記憶
されている全てのデータが一括して読み込まれ、フラッ
シュメモリ26に記憶される(S18)。次に、S15で指
令したメッセージ表示が中止され(S19)、カード情報
に含まれる群表示マークの表示データを読出して、RO
Mカード28に含まれる全ての模様群の群表示マークが
ディスプレイ10に識別表示される(S20)。例えば、
図6に示すように、ROMカード28に含まれる複数の
模様群のうちの、最初から3つ目までの模様群の群表示
マークM1〜M3が、破線枠により夫々ディスプレイ1
0に識別表示される。
きには(S16:No)、S17と同様に、ROM29に記憶
されている全てのデータが一括して読み込まれ、フラッ
シュメモリ26に記憶される(S18)。次に、S15で指
令したメッセージ表示が中止され(S19)、カード情報
に含まれる群表示マークの表示データを読出して、RO
Mカード28に含まれる全ての模様群の群表示マークが
ディスプレイ10に識別表示される(S20)。例えば、
図6に示すように、ROMカード28に含まれる複数の
模様群のうちの、最初から3つ目までの模様群の群表示
マークM1〜M3が、破線枠により夫々ディスプレイ1
0に識別表示される。
【0034】即ち、ROM24に記憶している複数の実
用模様群の群表示マークm1〜m5については、実線枠
により夫々表示されるが、ROMカード28に含まれる
模様群の群表示マークM1〜M3につては、破線枠によ
り識別表示される。次に、今回読込んだROMカード2
8に専用の読込みフラグYFがセット(フラグデータが
「1」)され(S21)、この制御を終了して、メインル
ーチンにリターンする。
用模様群の群表示マークm1〜m5については、実線枠
により夫々表示されるが、ROMカード28に含まれる
模様群の群表示マークM1〜M3につては、破線枠によ
り識別表示される。次に、今回読込んだROMカード2
8に専用の読込みフラグYFがセット(フラグデータが
「1」)され(S21)、この制御を終了して、メインル
ーチンにリターンする。
【0035】一方、著作権により複写が禁止されてい
て、複写許可情報が「不可」であって、書込みが不可能
なときには(S14:No)、複写が不可能である旨のメッ
セージがディスプレイ10に表示される(S22)。例え
ば、図7に示すように、表示画面の下側に、「このカー
ドは複写できません!!」のメッセージが表示される。
そして、ROMカード28が、複写可能な別のカードに
交換されたときには(S23:Yes )、S22で指令したメ
ッセージ表示が中止され(S24)、S11に移行する。
て、複写許可情報が「不可」であって、書込みが不可能
なときには(S14:No)、複写が不可能である旨のメッ
セージがディスプレイ10に表示される(S22)。例え
ば、図7に示すように、表示画面の下側に、「このカー
ドは複写できません!!」のメッセージが表示される。
そして、ROMカード28が、複写可能な別のカードに
交換されたときには(S23:Yes )、S22で指令したメ
ッセージ表示が中止され(S24)、S11に移行する。
【0036】ところで、刺繍装置30の装着が検知され
ないとき(S10:No)、またROMカード28の装着が
検知されないときには(S11)、直ぐにこの制御を終了
してリターンする。そして、図示していないが、模様選
択制御(これが、模様選択手段に相当する)が実行され
ることにより、模様データメモリ25aやフラッシュメ
モリ26に記憶された複数の模様群のうちから、先ず所
望の模様群が群表示マークM1〜M3を介して選択さ
れ、更にその模様群のうちから縫製に供する刺繍模様が
個別に選択され、その選択された刺繍模様の縫製データ
に基づいて、縫製装置30により刺繍縫製される。
ないとき(S10:No)、またROMカード28の装着が
検知されないときには(S11)、直ぐにこの制御を終了
してリターンする。そして、図示していないが、模様選
択制御(これが、模様選択手段に相当する)が実行され
ることにより、模様データメモリ25aやフラッシュメ
モリ26に記憶された複数の模様群のうちから、先ず所
望の模様群が群表示マークM1〜M3を介して選択さ
れ、更にその模様群のうちから縫製に供する刺繍模様が
個別に選択され、その選択された刺繍模様の縫製データ
に基づいて、縫製装置30により刺繍縫製される。
【0037】以上説明したように、電子制御式刺繍ミシ
ンMに電源が投入されたときに、ROMカード28が刺
繍ミシンMに装着されているときには、内部メモリに記
憶させる為の指示を何らすることなく、このROMカー
ド28に記憶している複数の刺繍模様の模様データの全
てを一括して、模様データメモリ25aとフラッシュメ
モリ26との何れか一方に書き込むことができ、刺繍縫
製中におけるROMカード28の取外しが可能になると
ともに、複数の刺繍模様の刺繍縫製が簡単化し且つ縫製
作業の作業性を高めることができる。
ンMに電源が投入されたときに、ROMカード28が刺
繍ミシンMに装着されているときには、内部メモリに記
憶させる為の指示を何らすることなく、このROMカー
ド28に記憶している複数の刺繍模様の模様データの全
てを一括して、模様データメモリ25aとフラッシュメ
モリ26との何れか一方に書き込むことができ、刺繍縫
製中におけるROMカード28の取外しが可能になると
ともに、複数の刺繍模様の刺繍縫製が簡単化し且つ縫製
作業の作業性を高めることができる。
【0038】ところで、図8に示すように、ROMカー
ド28のROM29Aには、「カード番号」のデータ、
「模様群の数」及び各模様群に含まれる「模様数」のデ
ータ、各模様群の示す群表示マークの表示データ等を含
むカード情報が格納されるとともに、複数の模様群(第
1模様群、第2模様群、第3模様群・・・)のデータ量
と、複数の模様群の先頭アドレス、各模様群に含まれて
いる複数の刺繍模様(第1刺繍模様、第2刺繍模様、第
3刺繍模様・・・)の模様表示データ及び縫製データと
を対にして記憶した模様データ等が区別して格納されて
おり、指定した模様群の模様データを一括して読込むよ
うにしてもよい。
ド28のROM29Aには、「カード番号」のデータ、
「模様群の数」及び各模様群に含まれる「模様数」のデ
ータ、各模様群の示す群表示マークの表示データ等を含
むカード情報が格納されるとともに、複数の模様群(第
1模様群、第2模様群、第3模様群・・・)のデータ量
と、複数の模様群の先頭アドレス、各模様群に含まれて
いる複数の刺繍模様(第1刺繍模様、第2刺繍模様、第
3刺繍模様・・・)の模様表示データ及び縫製データと
を対にして記憶した模様データ等が区別して格納されて
おり、指定した模様群の模様データを一括して読込むよ
うにしてもよい。
【0039】但し、この制御が開始されるに際して、R
OMカード28が刺繍ミシンMに装着されているものと
する。即ち、電源が投入されると、図9のカードデータ
書込み制御(これが、第2データ書込み手段に相当す
る)が実行される。この制御が開始されると、先ずS12
と同様に、模様データを記憶する記憶メモリ選択処理が
実行され(S30)、更にS13と同様に、カード情報が読
込まれる(S31)。次に、カード情報に含まれる群表示
マークの表示データを読出して、模様群の群表示マーク
が識別表示される(S32)。例えば、図10に示すよう
に、ROMカード28に含まれる複数の模様群のうち
の、最初から3つ目までの模様群の群表示マークM5〜
M7が、破線枠により夫々ディスプレイ10に識別表示
される。
OMカード28が刺繍ミシンMに装着されているものと
する。即ち、電源が投入されると、図9のカードデータ
書込み制御(これが、第2データ書込み手段に相当す
る)が実行される。この制御が開始されると、先ずS12
と同様に、模様データを記憶する記憶メモリ選択処理が
実行され(S30)、更にS13と同様に、カード情報が読
込まれる(S31)。次に、カード情報に含まれる群表示
マークの表示データを読出して、模様群の群表示マーク
が識別表示される(S32)。例えば、図10に示すよう
に、ROMカード28に含まれる複数の模様群のうち
の、最初から3つ目までの模様群の群表示マークM5〜
M7が、破線枠により夫々ディスプレイ10に識別表示
される。
【0040】ここで、先頭の群表示マークM5が反転表
示されており、先頭の模様群の模様データが複写して記
憶可能になっている。そして、次のS33〜S36により、
記憶する模様群を変更するように制御される。即ち、
「前頁」キー又は「次頁」キーのページ指定キーが操作
されたときには(S33・S34:Yes )、表示されている
複数の模様群を操作されたページ指定キーに応じた表示
順序にスクロールさせるスクロール表示が実行される
(S38)。一方、「↑」キー又は「↓」キーの移動キー
が操作されたときには(S33:Yes 、S34:No、S35:
Yes )、反転表示を移動キーに応じた方向に移動させる
反転表示移動が実行される(S39)。
示されており、先頭の模様群の模様データが複写して記
憶可能になっている。そして、次のS33〜S36により、
記憶する模様群を変更するように制御される。即ち、
「前頁」キー又は「次頁」キーのページ指定キーが操作
されたときには(S33・S34:Yes )、表示されている
複数の模様群を操作されたページ指定キーに応じた表示
順序にスクロールさせるスクロール表示が実行される
(S38)。一方、「↑」キー又は「↓」キーの移動キー
が操作されたときには(S33:Yes 、S34:No、S35:
Yes )、反転表示を移動キーに応じた方向に移動させる
反転表示移動が実行される(S39)。
【0041】そして、「記憶」キーが操作されたときに
(S33:Yes 、S34・S35:No、S36:Yes )、S30で
選択された記憶メモリとして、RAMに記憶するときに
は(S40:Yes )、反転表示を介して指定された模様群
のデータ量が求められるとともに、模様データメモリ2
5aのメモリ残量が演算で求められ、その指定された模
様群のデータを書き込むのに充分なメモリ容量が確保で
きるときには(S41:Yes )、ROM29Aから指定さ
れた模様群の模様データが一括して読み込まれ、模様デ
ータメモリ25aに書込まれる(S42)。ここで、指定
された模様群のデータ量を、模様群に含まれる複数の刺
繍模様の模様データのデータ量に基づいて演算で求める
ようにしてもよい。
(S33:Yes 、S34・S35:No、S36:Yes )、S30で
選択された記憶メモリとして、RAMに記憶するときに
は(S40:Yes )、反転表示を介して指定された模様群
のデータ量が求められるとともに、模様データメモリ2
5aのメモリ残量が演算で求められ、その指定された模
様群のデータを書き込むのに充分なメモリ容量が確保で
きるときには(S41:Yes )、ROM29Aから指定さ
れた模様群の模様データが一括して読み込まれ、模様デ
ータメモリ25aに書込まれる(S42)。ここで、指定
された模様群のデータ量を、模様群に含まれる複数の刺
繍模様の模様データのデータ量に基づいて演算で求める
ようにしてもよい。
【0042】ところで、指定された模様群のデータを書
き込むのに充分なメモリ容量が確保できないときには
(S41:No)、記憶不可のエラーメッセージがディスプ
レイ10に表示され(S45)、S33に移行する。例え
ば、図11に示すように、「内部メモリの記憶容量がオ
ーバー。・・・・」のメッセージが表示される。そこ
で、操作者は、ページ指定キーや移動キーを操作して別
の模様群を反転表示して記憶指定することになる。一
方、フラッシュメモリ26に記憶するときには(S40:
No)、S41と同様に、指定された模様群のデータを書き
込むのに充分なメモリ容量が確保できるときには(S4
3:Yes )、指定された模様群の模様データが一括して
読み込まれ、フラッシュメモリ26に書込まれる(S4
4)。
き込むのに充分なメモリ容量が確保できないときには
(S41:No)、記憶不可のエラーメッセージがディスプ
レイ10に表示され(S45)、S33に移行する。例え
ば、図11に示すように、「内部メモリの記憶容量がオ
ーバー。・・・・」のメッセージが表示される。そこ
で、操作者は、ページ指定キーや移動キーを操作して別
の模様群を反転表示して記憶指定することになる。一
方、フラッシュメモリ26に記憶するときには(S40:
No)、S41と同様に、指定された模様群のデータを書き
込むのに充分なメモリ容量が確保できるときには(S4
3:Yes )、指定された模様群の模様データが一括して
読み込まれ、フラッシュメモリ26に書込まれる(S4
4)。
【0043】そして、ページ指定キーや移動キー記憶キ
ー以外のキーが操作されたときには(S37:No)、その
操作されたキーに対応する処理が実行され(S46)、
「終了」キーが操作されたときに(S33:Yes 、S34〜
S36:No、S37:Yes )、この制御を終了して、メイン
ルーチンにリターンする。その後、模様選択制御が実行
されることにより、模様データメモリ25aやフラッシ
ュメモリ26に記憶された複数の模様群のうちから、先
ず所望の模様群が群表示マークM5〜M7を介して選択
され、更にその模様群のうちから縫製に供する刺繍模様
が個別に選択され、その選択された刺繍模様の縫製デー
タに基づいて、縫製装置30により刺繍縫製される。
ー以外のキーが操作されたときには(S37:No)、その
操作されたキーに対応する処理が実行され(S46)、
「終了」キーが操作されたときに(S33:Yes 、S34〜
S36:No、S37:Yes )、この制御を終了して、メイン
ルーチンにリターンする。その後、模様選択制御が実行
されることにより、模様データメモリ25aやフラッシ
ュメモリ26に記憶された複数の模様群のうちから、先
ず所望の模様群が群表示マークM5〜M7を介して選択
され、更にその模様群のうちから縫製に供する刺繍模様
が個別に選択され、その選択された刺繍模様の縫製デー
タに基づいて、縫製装置30により刺繍縫製される。
【0044】以上説明したように、電子制御式刺繍ミシ
ンMに装着されているROMカード28に記憶している
複数の模様群のうちから、「動物」や「花」などの所望
の模様群を反転表示を介して指定するだけで、その指定
された模様群の模様データを一括して模様データメモリ
25aやフラッシュメモリ26の何れかに書き込むこと
ができ、刺繍縫製中におけるROMカード28の取外し
が可能になるとともに、複数の刺繍模様の刺繍縫製が簡
単化し且つ縫製作業の作業性を高めることができる。
ンMに装着されているROMカード28に記憶している
複数の模様群のうちから、「動物」や「花」などの所望
の模様群を反転表示を介して指定するだけで、その指定
された模様群の模様データを一括して模様データメモリ
25aやフラッシュメモリ26の何れかに書き込むこと
ができ、刺繍縫製中におけるROMカード28の取外し
が可能になるとともに、複数の刺繍模様の刺繍縫製が簡
単化し且つ縫製作業の作業性を高めることができる。
【0045】ここで、RAM25の模様データメモリ2
5aやフラッシュメモリ26が内部メモリに相当する。
コネクタ13、模様データメモリ25aやフラッシュメ
モリ26、カードデータ書込み制御や制御装置Cなどで
外部模様データ受付け手段が構成されている。液晶ディ
スプレイ10やディスプレイコントローラ20などが表
示手段に相当する。また、図4に示すカードデータ書込
み制御のS20や、図9に示すカードデータ書込み制御の
S32などが識別表示制御手段に相当する。次に、前記実
施形態の変更形態について説明する。
5aやフラッシュメモリ26が内部メモリに相当する。
コネクタ13、模様データメモリ25aやフラッシュメ
モリ26、カードデータ書込み制御や制御装置Cなどで
外部模様データ受付け手段が構成されている。液晶ディ
スプレイ10やディスプレイコントローラ20などが表
示手段に相当する。また、図4に示すカードデータ書込
み制御のS20や、図9に示すカードデータ書込み制御の
S32などが識別表示制御手段に相当する。次に、前記実
施形態の変更形態について説明する。
【0046】(1) フラッシュメモリ26に代えて、
バッテリでバックアップしたRAMカードやフロッピィ
ーディスクなどの種々の不揮発性メモリを採用するよう
にしてもよい。 (2) 模様データメモリ25aとフラッシュメモリ2
6との何れか一方だけを設けるようにしてもよい。 (3) ROMカード28に記憶された複数の刺繍模様
の模様データを、電話回線やインターネットなどの有線
通信手段を介して受信するようにしてもよく、また無線
通信手段を介して受信するようにしてもよい。
バッテリでバックアップしたRAMカードやフロッピィ
ーディスクなどの種々の不揮発性メモリを採用するよう
にしてもよい。 (2) 模様データメモリ25aとフラッシュメモリ2
6との何れか一方だけを設けるようにしてもよい。 (3) ROMカード28に記憶された複数の刺繍模様
の模様データを、電話回線やインターネットなどの有線
通信手段を介して受信するようにしてもよく、また無線
通信手段を介して受信するようにしてもよい。
【0047】(4) 前記ROM25に模様データメモ
リを設けないで、しかもディスプレイ10を含む表示装
置を設けていない簡易型の刺繍ミシンの場合には、電源
投入時に、装着されているROMカード28に記憶され
ている少数(例えば、1つ又は2つ)の刺繍模様の模様
データを読込んで、RAM25に書込むようにカードデ
ータ書込み制御を行なうようにし、ミシンMを起動させ
るだけでこの模様データに基づいて縫製するようにして
もよい。この場合、そのカードデータ書込み制御が第3
データ書込み手段に相当する。 (5) 前記実施形態に係るカードデータ書込み制御
は、一例を示すものにすぎず、本発明の技術思想を逸脱
しない範囲で種々の変更を加えて実施し得る。
リを設けないで、しかもディスプレイ10を含む表示装
置を設けていない簡易型の刺繍ミシンの場合には、電源
投入時に、装着されているROMカード28に記憶され
ている少数(例えば、1つ又は2つ)の刺繍模様の模様
データを読込んで、RAM25に書込むようにカードデ
ータ書込み制御を行なうようにし、ミシンMを起動させ
るだけでこの模様データに基づいて縫製するようにして
もよい。この場合、そのカードデータ書込み制御が第3
データ書込み手段に相当する。 (5) 前記実施形態に係るカードデータ書込み制御
は、一例を示すものにすぎず、本発明の技術思想を逸脱
しない範囲で種々の変更を加えて実施し得る。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、第1データ書
込み手段を設けたので、内部メモリに記憶させる為の記
憶操作をすることなく、電源を投入するだけで、外部記
憶媒体に記憶している複数の刺繍模様の模様データの全
てを一括して内部メモリに書込むことができ、刺繍縫製
中における外部記憶媒体の取外しが可能になるととも
に、複数の刺繍模様の刺繍縫製が簡単化し且つ縫製作業
の作業性を高めることができる。
込み手段を設けたので、内部メモリに記憶させる為の記
憶操作をすることなく、電源を投入するだけで、外部記
憶媒体に記憶している複数の刺繍模様の模様データの全
てを一括して内部メモリに書込むことができ、刺繍縫製
中における外部記憶媒体の取外しが可能になるととも
に、複数の刺繍模様の刺繍縫製が簡単化し且つ縫製作業
の作業性を高めることができる。
【0049】請求項2の発明によれば、第2データ書込
み手段を設けたので、外部記憶媒体に記憶している複数
の模様群の模様データのうちから、「動物」や「花」な
どの所望の模様群の模様データを内部メモリに一括して
書込むことができ、刺繍縫製中における外部記憶媒体の
取外しが可能になるとともに、複数の刺繍模様の刺繍縫
製が簡単化し且つ縫製作業の作業性を高めることができ
る。
み手段を設けたので、外部記憶媒体に記憶している複数
の模様群の模様データのうちから、「動物」や「花」な
どの所望の模様群の模様データを内部メモリに一括して
書込むことができ、刺繍縫製中における外部記憶媒体の
取外しが可能になるとともに、複数の刺繍模様の刺繍縫
製が簡単化し且つ縫製作業の作業性を高めることができ
る。
【0050】請求項3の発明によれば、請求項1又は2
と同様の効果を奏するが、前記内部メモリに記憶した模
様群を示す群表示マークを、内部模様データ記憶手段に
記憶した模様群を示す群表示マークに対して識別可能に
表示する識別表示制御手段を備えたので、内部メモリに
記憶した模様群の種類を表示を介して簡単に認識するこ
とができる。請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
何れか1項と同様の効果を奏するが、前記内部メモリ
は、書込み可能な揮発性メモリからなるので、電源遮断
と同時に模様データを消去できるとともに、内部メモリ
の低コスト化が図れる。
と同様の効果を奏するが、前記内部メモリに記憶した模
様群を示す群表示マークを、内部模様データ記憶手段に
記憶した模様群を示す群表示マークに対して識別可能に
表示する識別表示制御手段を備えたので、内部メモリに
記憶した模様群の種類を表示を介して簡単に認識するこ
とができる。請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
何れか1項と同様の効果を奏するが、前記内部メモリ
は、書込み可能な揮発性メモリからなるので、電源遮断
と同時に模様データを消去できるとともに、内部メモリ
の低コスト化が図れる。
【0051】請求項5の発明によれば、請求項1〜3の
何れか1項と同様の効果を奏するが、前記内部メモリ
は、書込み可能な不揮発性メモリからなるので、電源が
遮断されても、記憶した模様データを確実に記憶してお
くことができる。請求項6の発明によれば、請求項1〜
3の何れか1項と同様の効果を奏するが、前記内部メモ
リは、書込み可能な揮発性メモリ及び不揮発性メモリを
備え、これら揮発性メモリと不揮発性メモリとの何れに
書き込むかを選択する書込み選択手段を備えたので、電
源遮断時に消去されてもよい模様データについては揮発
性メモリに記憶する一方、電源が遮断されても記憶させ
ておきたい模様データについては不揮発性メモリに記憶
できる。
何れか1項と同様の効果を奏するが、前記内部メモリ
は、書込み可能な不揮発性メモリからなるので、電源が
遮断されても、記憶した模様データを確実に記憶してお
くことができる。請求項6の発明によれば、請求項1〜
3の何れか1項と同様の効果を奏するが、前記内部メモ
リは、書込み可能な揮発性メモリ及び不揮発性メモリを
備え、これら揮発性メモリと不揮発性メモリとの何れに
書き込むかを選択する書込み選択手段を備えたので、電
源遮断時に消去されてもよい模様データについては揮発
性メモリに記憶する一方、電源が遮断されても記憶させ
ておきたい模様データについては不揮発性メモリに記憶
できる。
【0052】請求項7の発明によれば、請求項1〜6の
何れか1項と同様の効果を奏するが、前記内部メモリに
記憶した複数の刺繍模様のうちから縫製に供する刺繍模
様を選択する模様選択手段を備えたので、内部メモリに
記憶した複数の刺繍模様のうちから、縫製に供する所望
の刺繍模様を簡単に選択することができる。請求項8の
発明によれば、第3データ書込み手段を設けたので、内
部メモリに記憶させる為の記憶操作をすることなく、電
源を投入するだけで、外部記憶媒体に記憶している刺繍
模様の模様データを内部メモリに書込むことができ、刺
繍縫製中における外部記憶媒体の取外しが可能になると
ともに、縫製作業の作業性を高めることができる。
何れか1項と同様の効果を奏するが、前記内部メモリに
記憶した複数の刺繍模様のうちから縫製に供する刺繍模
様を選択する模様選択手段を備えたので、内部メモリに
記憶した複数の刺繍模様のうちから、縫製に供する所望
の刺繍模様を簡単に選択することができる。請求項8の
発明によれば、第3データ書込み手段を設けたので、内
部メモリに記憶させる為の記憶操作をすることなく、電
源を投入するだけで、外部記憶媒体に記憶している刺繍
模様の模様データを内部メモリに書込むことができ、刺
繍縫製中における外部記憶媒体の取外しが可能になると
ともに、縫製作業の作業性を高めることができる。
【図1】本発明の実施形態に係る電子制御式刺繍ミシン
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】電子制御式刺繍ミシンの制御系のブロック図で
ある。
ある。
【図3】ROMカードのデータ構造を説明する図表であ
る。
る。
【図4】カードデータ書込み制御のルーチンのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】模様選択の初期画面の説明図である。
【図6】複数の模様群を表示した表示画面の説明図であ
る。
る。
【図7】エラーメッセージを含む図5相当図である。
【図8】変更形態に係る図3相当図である。
【図9】変更形態に係る図4相当図である。
【図10】3つの群表示マークを表示した表示画面の説
明図である。
明図である。
【図11】エラーメッセージを含む図10相当図であ
る。
る。
M 電子制御式刺繍ミシン C 制御装置 10 液晶ディスプレイ 23 CPU 24 ROM 25 RAM 25a 模様データメモリ 26 フラッシュメモリ 28 ROMカード 29 ROM
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の刺繍模様の模様データを記憶した
内部模様データ記憶手段と、この内部模様データ記憶手
段に記憶した複数の刺繍模様以外の複数の刺繍模様の模
様データを記憶した外部記憶媒体からデータを供給され
る外部模様データ受付け手段と、ディスプレイを含み模
様を表示可能な表示手段と、模様データに基づいて刺繍
模様を縫製する縫製手段とを有する縫製装置において、 電源投入時に、外部記憶媒体に記憶されている全てのデ
ータを読み出して内部模様データ記憶手段とは異なる内
部メモリに書き込む第1データ書込み手段を備えたこと
を特徴とする縫製装置。 - 【請求項2】 複数の刺繍模様の模様データを記憶した
内部模様データ記憶手段と、この内部模様データ記憶手
段に記憶した複数の刺繍模様以外の複数の刺繍模様の模
様データを記憶した外部記憶媒体からデータを供給され
る外部模様データ受付け手段と、ディスプレイを含み模
様を表示可能な表示手段と、模様データに基づいて刺繍
模様を縫製する縫製手段とを有する縫製装置において、 前記外部記憶媒体に記憶している複数の模様群の模様デ
ータのうちから指定された模様群の模様データを読出し
て内部模様データ記憶手段とは異なる内部メモリに書き
込む第2データ書込み手段を備えたことを特徴とする縫
製装置。 - 【請求項3】 前記内部メモリに記憶した模様群を示す
群表示マークを、内部模様データ記憶手段に記憶した模
様群を示す群表示マークに対して識別可能に表示する識
別表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1又は
2に記載の縫製装置。 - 【請求項4】 前記内部メモリは、書込み可能な揮発性
メモリからなることを特徴とする請求項1〜3の何れか
1項に記載の縫製装置。 - 【請求項5】 前記内部メモリは、書込み可能な不揮発
性メモリからなることを特徴とする請求項1〜3の何れ
か1項に記載の縫製装置。 - 【請求項6】 前記内部メモリは、書込み可能な揮発性
メモリ及び不揮発性メモリを備え、これら揮発性メモリ
と不揮発性メモリとの何れに書き込むかを選択する書込
み選択手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何
れか1項に記載の縫製装置。 - 【請求項7】 前記内部メモリに記憶した複数の刺繍模
様のうちから縫製に供する刺繍模様を選択する模様選択
手段を備えたことを特徴とする請求項1〜6の何れか1
項に記載の縫製装置。 - 【請求項8】 刺繍模様の模様データを記憶した外部記
憶媒体からデータを供給される外部模様データ受付け手
段と、模様データに基づいて刺繍模様を縫製する縫製手
段とを有する縫製装置において、 電源投入時に、外部記憶媒体に記憶されているデータを
読み出して内部メモリに書き込む第3データ書込み手段
を備えたことを特徴とする縫製装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10044536A JPH11221381A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 縫製装置 |
US09/220,606 US5988083A (en) | 1998-02-09 | 1998-12-28 | Sewing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10044536A JPH11221381A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 縫製装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11221381A true JPH11221381A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12694240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10044536A Pending JPH11221381A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 縫製装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5988083A (ja) |
JP (1) | JPH11221381A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6216618B1 (en) | 2000-04-07 | 2001-04-17 | Pulse Microsystems Ltd. | Embroidery system utilizing windows CE based GUI |
WO2003016607A2 (en) | 2001-08-20 | 2003-02-27 | Muscle Corporation | Sewing machine with high speed interface for personal computer control |
US6925351B2 (en) | 2003-11-19 | 2005-08-02 | Action Tapes, Inc. | Method and system for updating stitch data in a memory card via a wireless transmission |
KR101365240B1 (ko) * | 2007-05-17 | 2014-02-18 | 주식회사 썬스타 | 자수기 바늘대의 재봉 순서 지정 장치 및 방법 |
JP2012135541A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Brother Ind Ltd | ミシンシステム、ミシン、及び記憶装置 |
SG2012072203A (en) * | 2012-09-27 | 2014-04-28 | Rockwell Automation Asia Pacific Business Ctr Pte Ltd | Motor drive configuration system and method |
TWI601864B (zh) * | 2016-08-19 | 2017-10-11 | Zeng Hsing Industrial Co Ltd | Embroidery machine wireless transmission control method |
US10590580B2 (en) | 2018-06-12 | 2020-03-17 | Pulse Microsystems Ltd. | Vector defined embroidery |
US12091797B2 (en) | 2020-10-19 | 2024-09-17 | Tajima Software Solutions Inc. | Embroidery color transition |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2199165B (en) * | 1986-11-21 | 1991-01-09 | Brother Ind Ltd | Stitch data processing apparatus for embroidery sewing machine |
JP2675366B2 (ja) * | 1988-11-21 | 1997-11-12 | 日本電信電話株式会社 | 光ファイバ結線状態監視システム |
JP2880306B2 (ja) * | 1991-02-22 | 1999-04-05 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | 刺繍データ作成装置 |
US5359949A (en) * | 1992-05-18 | 1994-11-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sewing system having function to store operation-state data upon detection of abnormality |
JPH06154442A (ja) * | 1992-11-20 | 1994-06-03 | Juki Corp | 電子サイクルミシン |
JPH06154443A (ja) * | 1992-11-20 | 1994-06-03 | Juki Corp | 電子サイクルミシン |
JP3744952B2 (ja) * | 1994-09-22 | 2006-02-15 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | 外部記憶媒体の模様情報に基づく刺繍縫いが可能なミシン |
JP3874817B2 (ja) * | 1994-09-29 | 2007-01-31 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | 記憶された模様情報に基づく刺繍縫いが可能なミシン |
-
1998
- 1998-02-09 JP JP10044536A patent/JPH11221381A/ja active Pending
- 1998-12-28 US US09/220,606 patent/US5988083A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5988083A (en) | 1999-11-23 |
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---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050114 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080123 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080603 |