JP2001009181A - 刺繍縫製可能なミシンの模様選択装置及び模様選択プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
刺繍縫製可能なミシンの模様選択装置及び模様選択プログラムを記録した記録媒体Info
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B19/00—Programme-controlled sewing machines
- D05B19/02—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
- D05B19/04—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
- D05B19/08—Arrangements for inputting stitch or pattern data to memory ; Editing stitch or pattern data
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 刺繍縫製に供する刺繍模様の模様選択を間違
ったときの操作性や作業性、更には作業能率を向上させ
ること、刺繍模様の選択間違いに気付いたときの対処を
迅速にできること。 【解決手段】 選択するように指定された刺繍模様の表
示データと縫製データとをフロッピーディスクから順に
読み込むに際して、表示データの読み込み中((S2
1)、その刺繍模様の形象が表示された後(S23)、そ
の刺繍模様の縫製データの読み込み中(S27)に、模様
の選択間違いに気付いて中止キーが操作されたときに
は、その時点でデータ読み込み制御に対して読み込み中
止指令を出力し、データの読み込みをその時点で即座に
中止することができる。
ったときの操作性や作業性、更には作業能率を向上させ
ること、刺繍模様の選択間違いに気付いたときの対処を
迅速にできること。 【解決手段】 選択するように指定された刺繍模様の表
示データと縫製データとをフロッピーディスクから順に
読み込むに際して、表示データの読み込み中((S2
1)、その刺繍模様の形象が表示された後(S23)、そ
の刺繍模様の縫製データの読み込み中(S27)に、模様
の選択間違いに気付いて中止キーが操作されたときに
は、その時点でデータ読み込み制御に対して読み込み中
止指令を出力し、データの読み込みをその時点で即座に
中止することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、刺繍縫製可能な
ミシンの模様選択装置及び模様選択プログラムを記録し
た記録媒体に関し、特に刺繍に関わる刺繍関連データを
記録した外部記憶媒体から、又は外部の刺繍データ処理
装置などから通信手段を介して、指定した刺繍模様の刺
繍関連データの読み込み中に、その読み込みを任意の時
期に中止できるようにしたものに関する。
ミシンの模様選択装置及び模様選択プログラムを記録し
た記録媒体に関し、特に刺繍に関わる刺繍関連データを
記録した外部記憶媒体から、又は外部の刺繍データ処理
装置などから通信手段を介して、指定した刺繍模様の刺
繍関連データの読み込み中に、その読み込みを任意の時
期に中止できるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、家庭用の電子制御式ミシンにお
いては、刺繍枠を直交する2方向へ独立に移動駆動する
刺繍枠駆動機構を備え、ディスプレイを介して選択した
所望の刺繍模様の縫製データに基づいて、ミシンモータ
や刺繍枠駆動機構を駆動することで、ジグザグ縫いや直
線縫い等の実用模様だけでなく、刺繍枠に取付けた加工
布に刺繍模様を複数色でカラフルに縫製できるようにな
っている。
いては、刺繍枠を直交する2方向へ独立に移動駆動する
刺繍枠駆動機構を備え、ディスプレイを介して選択した
所望の刺繍模様の縫製データに基づいて、ミシンモータ
や刺繍枠駆動機構を駆動することで、ジグザグ縫いや直
線縫い等の実用模様だけでなく、刺繍枠に取付けた加工
布に刺繍模様を複数色でカラフルに縫製できるようにな
っている。
【0003】そこで、本願出願人が提案した特開平5−
123471号公報や特許2561650号公報の記載
においては、制御装置に設けたROMや着脱可能なRO
Mカードに、複数の刺繍模様の各々に関する模様データ
(刺繍模様を表示する表示用データと縫目形成用の縫製
データとを含む)を格納しておき、これら複数の刺繍模
様の具象をディスプレイに一覧表示し、選択された刺繍
模様を縫製するようになっている。
123471号公報や特許2561650号公報の記載
においては、制御装置に設けたROMや着脱可能なRO
Mカードに、複数の刺繍模様の各々に関する模様データ
(刺繍模様を表示する表示用データと縫目形成用の縫製
データとを含む)を格納しておき、これら複数の刺繍模
様の具象をディスプレイに一覧表示し、選択された刺繍
模様を縫製するようになっている。
【0004】ところで、「花柄」や「動物」等のカラフ
ルな各種の刺繍模様を作成して販売する業者は、パーソ
ナルコンピュータ等からなる刺繍模様作成装置や刺繍模
様編集装置により新作の刺繍模様の縫製データを作成
し、しかもその表示用データを作成し、これら表示デー
タと縫製データとを模様名に対応させて、フロッピー
(登録商標)ディスクドライブ装置を介してフロッピー
ディスクに書き込み、その刺繍用フロッピーディスクを
販売するようにしている。
ルな各種の刺繍模様を作成して販売する業者は、パーソ
ナルコンピュータ等からなる刺繍模様作成装置や刺繍模
様編集装置により新作の刺繍模様の縫製データを作成
し、しかもその表示用データを作成し、これら表示デー
タと縫製データとを模様名に対応させて、フロッピー
(登録商標)ディスクドライブ装置を介してフロッピー
ディスクに書き込み、その刺繍用フロッピーディスクを
販売するようにしている。
【0005】それ故、最近では、家庭用の電子制御式ミ
シンにフロッピーディスクドライブ装置を搭載するよう
にし、購入した刺繍用フロッピーディスクをフロッピー
ディスクドライブ装置に装着して縫製でき、ユーザーの
好みのユニークな刺繍模様を容易に且つ格安で縫製でき
るようになってきている。この場合、模様選択に際し
て、複数の刺繍模様の模様名が一覧表示されるので、そ
の模様名のうちから指定した模様名の表示データと縫製
データとが連続して読み込まれ、表示データに基づいて
模様が表示され、縫製データの読み込みが完了したとき
に刺繍縫製が開始される。
シンにフロッピーディスクドライブ装置を搭載するよう
にし、購入した刺繍用フロッピーディスクをフロッピー
ディスクドライブ装置に装着して縫製でき、ユーザーの
好みのユニークな刺繍模様を容易に且つ格安で縫製でき
るようになってきている。この場合、模様選択に際し
て、複数の刺繍模様の模様名が一覧表示されるので、そ
の模様名のうちから指定した模様名の表示データと縫製
データとが連続して読み込まれ、表示データに基づいて
模様が表示され、縫製データの読み込みが完了したとき
に刺繍縫製が開始される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 前述したように、特
開平5−123471号公報や特許2561650号公
報に記載の家庭用電子制御式ミシンにおいては、ミシン
の制御装置に設けた模様ROMやROMカードから選択
した刺繍模様の表示データと縫製データとを読み込む場
合、これら模様ROMやROMカードのROMは制御装
置のデータバスやアドレスバスに直接に接続される関係
から、これら表示データや縫製データを連続的に高速で
読み込みでき、RAM等のデータメモリに書き込むよう
になっているため、例え、針数が多い刺繍模様を間違っ
て選択した場合でも、表示データと縫製データの読み込
みが短時間で直ぐに終了することから、読み込みを中止
させるようにはなっていない。
開平5−123471号公報や特許2561650号公
報に記載の家庭用電子制御式ミシンにおいては、ミシン
の制御装置に設けた模様ROMやROMカードから選択
した刺繍模様の表示データと縫製データとを読み込む場
合、これら模様ROMやROMカードのROMは制御装
置のデータバスやアドレスバスに直接に接続される関係
から、これら表示データや縫製データを連続的に高速で
読み込みでき、RAM等のデータメモリに書き込むよう
になっているため、例え、針数が多い刺繍模様を間違っ
て選択した場合でも、表示データと縫製データの読み込
みが短時間で直ぐに終了することから、読み込みを中止
させるようにはなっていない。
【0007】この種のミシンにフロッピーディスクドラ
イブ装置を設け、このフロッピーディスクドライブ装置
に装着した刺繍模様用フロッピーディスクから模様名で
指定した刺繍模様の表示データと縫製データとを読み込
む場合、ヘッドロード時間や読み出しアドレスのシーク
時間を必要とし、データの読み込み速度はROMのデー
タ読み込み速度よりも低速になるため、特に針数が多い
刺繍模様の縫製データの読み込み中に、模様選択の間違
いに気付いた場合でも読み込みを中止できず、しかもそ
の読み込みが完了するまでその他の操作もできず、只、
読み込み終了を待たざるを得ないことになり、選択間違
いしたときの操作性や作業能率が悪いこと、等の問題が
ある。
イブ装置を設け、このフロッピーディスクドライブ装置
に装着した刺繍模様用フロッピーディスクから模様名で
指定した刺繍模様の表示データと縫製データとを読み込
む場合、ヘッドロード時間や読み出しアドレスのシーク
時間を必要とし、データの読み込み速度はROMのデー
タ読み込み速度よりも低速になるため、特に針数が多い
刺繍模様の縫製データの読み込み中に、模様選択の間違
いに気付いた場合でも読み込みを中止できず、しかもそ
の読み込みが完了するまでその他の操作もできず、只、
読み込み終了を待たざるを得ないことになり、選択間違
いしたときの操作性や作業能率が悪いこと、等の問題が
ある。
【0008】更に、選択間違いで読み込んだ表示データ
や縫製データは、ミシンの制御装置内のRAM等のデー
タメモリに記憶された状態のため、不必要なデータがデ
ータメモリに残存することになり、データメモリの有効
利用を図る為には、データ消去操作をする必要があり、
選択間違いしたときの作業性も悪くなる。本発明の目的
は、刺繍縫製に供する刺繍模様の模様選択を間違ったと
きの操作性や作業性、更には作業能率を向上させるこ
と、刺繍模様の選択間違いに気付いたときの対処を迅速
にできること、等である。
や縫製データは、ミシンの制御装置内のRAM等のデー
タメモリに記憶された状態のため、不必要なデータがデ
ータメモリに残存することになり、データメモリの有効
利用を図る為には、データ消去操作をする必要があり、
選択間違いしたときの作業性も悪くなる。本発明の目的
は、刺繍縫製に供する刺繍模様の模様選択を間違ったと
きの操作性や作業性、更には作業能率を向上させるこ
と、刺繍模様の選択間違いに気付いたときの対処を迅速
にできること、等である。
【0009】
【課題を解決するための手段】 請求項1の刺繍縫製可
能なミシンの模様選択装置は、ディスプレイを含む表示
手段を備え、刺繍模様の表示データ及び縫製データ等の
刺繍に関わる刺繍関連データを記憶した外部記憶媒体ま
たは通信手段を介して外部の刺繍データ処理装置より刺
繍関連データを読み込んでディスプレイを介して刺繍模
様を選択可能な刺繍縫製可能なミシンにおいて、指定さ
れた刺繍模様の刺繍関連データを読み込んで所定の記憶
メモリに書き込むデータ読込み手段と、データ読込み手
段による刺繍関連データの読み込み中に、データ読込み
手段に対して刺繍関連データの読み込みを中止させる読
込み中止手段とを備えたものである。
能なミシンの模様選択装置は、ディスプレイを含む表示
手段を備え、刺繍模様の表示データ及び縫製データ等の
刺繍に関わる刺繍関連データを記憶した外部記憶媒体ま
たは通信手段を介して外部の刺繍データ処理装置より刺
繍関連データを読み込んでディスプレイを介して刺繍模
様を選択可能な刺繍縫製可能なミシンにおいて、指定さ
れた刺繍模様の刺繍関連データを読み込んで所定の記憶
メモリに書き込むデータ読込み手段と、データ読込み手
段による刺繍関連データの読み込み中に、データ読込み
手段に対して刺繍関連データの読み込みを中止させる読
込み中止手段とを備えたものである。
【0010】データ読込み手段は、模様選択に際して指
定された刺繍模様の刺繍関連データを外部記憶媒体か
ら、又は外部の刺繍データ処理装置などから通信手段を
介して読み込んで、ミシンの制御装置に設けられたRA
M等の所定の記憶メモリに書き込む。ところで、読込み
中止手段は、データ読込み手段による刺繍関連データの
読み込み中に、模様選択を間違ったような場合など、必
要に応じて、データ読込み手段に対して刺繍関連データ
の読み込みを中止させることができる。それ故、刺繍模
様の選択間違いに気付いたときには、その間違いに迅速
に対処することができる。そのため、操作性や作業性が
向上する。また、間違って選択した刺繍模様の刺繍関連
データを最後まで読み込まないため、無駄な読み込み時
間を解消でき、作業能率が大幅に向上する。
定された刺繍模様の刺繍関連データを外部記憶媒体か
ら、又は外部の刺繍データ処理装置などから通信手段を
介して読み込んで、ミシンの制御装置に設けられたRA
M等の所定の記憶メモリに書き込む。ところで、読込み
中止手段は、データ読込み手段による刺繍関連データの
読み込み中に、模様選択を間違ったような場合など、必
要に応じて、データ読込み手段に対して刺繍関連データ
の読み込みを中止させることができる。それ故、刺繍模
様の選択間違いに気付いたときには、その間違いに迅速
に対処することができる。そのため、操作性や作業性が
向上する。また、間違って選択した刺繍模様の刺繍関連
データを最後まで読み込まないため、無駄な読み込み時
間を解消でき、作業能率が大幅に向上する。
【0011】ここで、前記データ読込み手段は指定され
た刺繍模様の表示データと縫製データとを順に読み込む
ように構成され、読込み中止手段はその表示データの読
み込み中に、データ読込み手段による表示データの読み
込みを中止させる場合(請求項1に従属の請求項2)に
は、データ読込み手段により指定された刺繍模様の表示
データと縫製データとを順に読み込むときに、表示デー
タの読み込み途中であっても、刺繍模様の選択間違いに
気付いたその時点で、つまり時間を要する縫製データの
読み込み前に、その読み込みを即座に中止させることが
できる。
た刺繍模様の表示データと縫製データとを順に読み込む
ように構成され、読込み中止手段はその表示データの読
み込み中に、データ読込み手段による表示データの読み
込みを中止させる場合(請求項1に従属の請求項2)に
は、データ読込み手段により指定された刺繍模様の表示
データと縫製データとを順に読み込むときに、表示デー
タの読み込み途中であっても、刺繍模様の選択間違いに
気付いたその時点で、つまり時間を要する縫製データの
読み込み前に、その読み込みを即座に中止させることが
できる。
【0012】また、前記データ読込み手段は指定された
刺繍模様の表示データと縫製データとを順に読み込むよ
うに構成され、読込み中止手段は表示データの読み込み
後、データ読込み手段による縫製データの読み込みを中
止させる場合(請求項1又は2に従属の請求項3)に
は、データ読込み手段により指定された刺繍模様の表示
データと縫製データとを順に読み込むときに、表示デー
タの次の縫製データの読み込み途中であっても、刺繍模
様の選択間違いに気付いたその時点で、つまり時間を要
する縫製データの読み込み完了する前に、その読み込み
を即座に中止させることができる。
刺繍模様の表示データと縫製データとを順に読み込むよ
うに構成され、読込み中止手段は表示データの読み込み
後、データ読込み手段による縫製データの読み込みを中
止させる場合(請求項1又は2に従属の請求項3)に
は、データ読込み手段により指定された刺繍模様の表示
データと縫製データとを順に読み込むときに、表示デー
タの次の縫製データの読み込み途中であっても、刺繍模
様の選択間違いに気付いたその時点で、つまり時間を要
する縫製データの読み込み完了する前に、その読み込み
を即座に中止させることができる。
【0013】また、前記データ読込み手段で読み込まれ
て記憶メモリに書き込まれた表示データに基づいて刺繍
模様をディスプレイに表示させる模様表示制御手段を設
けた場合(請求項2又は3に従属の請求項4)には、模
様表示制御手段による指定した刺繍模様の形象のディス
プレイへの表示を介して、刺繍縫製に供する所望の刺繍
模様か否かを容易に確認することができる。
て記憶メモリに書き込まれた表示データに基づいて刺繍
模様をディスプレイに表示させる模様表示制御手段を設
けた場合(請求項2又は3に従属の請求項4)には、模
様表示制御手段による指定した刺繍模様の形象のディス
プレイへの表示を介して、刺繍縫製に供する所望の刺繍
模様か否かを容易に確認することができる。
【0014】また、前記読込み中止手段が、刺繍関連デ
ータの読み込み中止指令を出力する中止指令手段を有す
る場合(請求項1〜4の何れかに従属の請求項5)に
は、模様選択の間違いに気付いた任意の時点で、その中
止指令手段により刺繍関連データの読み込み中止指令を
容易に出力することができる。
ータの読み込み中止指令を出力する中止指令手段を有す
る場合(請求項1〜4の何れかに従属の請求項5)に
は、模様選択の間違いに気付いた任意の時点で、その中
止指令手段により刺繍関連データの読み込み中止指令を
容易に出力することができる。
【0015】また、前記読込み中止手段は、読込みを中
止したとき、記憶メモリに書き込んだ刺繍関連データを
全て消去する場合(請求項1〜5の何れかに従属の請求
項6)には、読み込み中止に際して、ミシンの制御装置
内のRAM等の記憶メモリに、選択を間違った刺繍模様
の不要な刺繍関連データが残存しないため、記憶メモリ
の有効利用が図れ、しかもデータ消去操作をする必要が
なく、選択間違いしたときの作業性が向上する。
止したとき、記憶メモリに書き込んだ刺繍関連データを
全て消去する場合(請求項1〜5の何れかに従属の請求
項6)には、読み込み中止に際して、ミシンの制御装置
内のRAM等の記憶メモリに、選択を間違った刺繍模様
の不要な刺繍関連データが残存しないため、記憶メモリ
の有効利用が図れ、しかもデータ消去操作をする必要が
なく、選択間違いしたときの作業性が向上する。
【0016】また、前記模様表示制御手段により刺繍模
様が表示されたディスプレイの画面に、刺繍関連データ
の読み込みの中止を指令する中止タッチキーと読み込み
の実行を指令する確定タッチキーが表示される場合(請
求項1〜6の何れかに従属の請求項7)には、ディスプ
レイに表示された刺繍模様により所望の刺繍模様か否か
を容易に確認でき、刺繍模様を確認してから、間違った
ときには中止タッチキーを操作して読み込みの中止を指
令でき、所望の刺繍模様のときには確定タッチキーを操
作して読み込みの実行を指令することができる。
様が表示されたディスプレイの画面に、刺繍関連データ
の読み込みの中止を指令する中止タッチキーと読み込み
の実行を指令する確定タッチキーが表示される場合(請
求項1〜6の何れかに従属の請求項7)には、ディスプ
レイに表示された刺繍模様により所望の刺繍模様か否か
を容易に確認でき、刺繍模様を確認してから、間違った
ときには中止タッチキーを操作して読み込みの中止を指
令でき、所望の刺繍模様のときには確定タッチキーを操
作して読み込みの実行を指令することができる。
【0017】また、前記外部記憶媒体が磁気記憶媒体ま
たは光学記憶媒体である場合(請求項1〜7の何れかに
従属の請求項8)には、フロッピーディスク等の磁気記
憶媒体、CD−ROM等の光学記憶媒体をドライブ装置
に装着するだけで、磁気記憶媒体や光学記憶媒体に書き
込まれた刺繍関連データを容易に読み込むことができ
る。これら記憶媒体のデータ読み込み速度は、ROMや
ROMカードのデータ読み込み速度よりも遅くなり、デ
ータ量に比例して読み込みに時間を要するが、選択間違
いのときには即座に読み込みを中止でき、データの読み
込みを完了するまで待機することなく、無駄な読み込み
時間の節約が顕著になる。
たは光学記憶媒体である場合(請求項1〜7の何れかに
従属の請求項8)には、フロッピーディスク等の磁気記
憶媒体、CD−ROM等の光学記憶媒体をドライブ装置
に装着するだけで、磁気記憶媒体や光学記憶媒体に書き
込まれた刺繍関連データを容易に読み込むことができ
る。これら記憶媒体のデータ読み込み速度は、ROMや
ROMカードのデータ読み込み速度よりも遅くなり、デ
ータ量に比例して読み込みに時間を要するが、選択間違
いのときには即座に読み込みを中止でき、データの読み
込みを完了するまで待機することなく、無駄な読み込み
時間の節約が顕著になる。
【0018】また、前記中止指令手段は、ディスプレイ
の画面に表示された中止指令タッチキーを含む場合(請
求項5に従属の請求項9)には、中止指令の為のスイッ
チを別途設けることなく、ミシンの前面に設けたディス
プレイに表示された中止指令タッチキーを使用でき、コ
スト的に有利になり、しかもミシンの前面に設けられた
中止指令タッチキーを容易に操作でき、使い勝手がよく
なる。
の画面に表示された中止指令タッチキーを含む場合(請
求項5に従属の請求項9)には、中止指令の為のスイッ
チを別途設けることなく、ミシンの前面に設けたディス
プレイに表示された中止指令タッチキーを使用でき、コ
スト的に有利になり、しかもミシンの前面に設けられた
中止指令タッチキーを容易に操作でき、使い勝手がよく
なる。
【0019】請求項10の模様選択プログラムを記録し
た記録媒体は、ディスプレイを含む表示手段を備えた刺
繍縫製可能なミシンにおいて、刺繍模様の表示データ及
び縫製データ等の刺繍に関わる刺繍関連データを記憶し
た外部記憶媒体または通信手段を介して外部の刺繍デー
タ処理装置より刺繍関連データを読み込んでディスプレ
イを介して刺繍模様を選択する模様選択プログラムを記
録した記録媒体であって、外部記憶媒体または外部の刺
繍データ処理装置から、指定された刺繍模様の刺繍関連
データを読み込んで所定の記憶メモリに書き込むデータ
読込みルーチンと、データ読込みルーチンによる刺繍関
連データの読み込み中に、データ読込みルーチンに対し
て刺繍関連データの読み込みを中止させる読込み中止ル
ーチンとを備えたものである。
た記録媒体は、ディスプレイを含む表示手段を備えた刺
繍縫製可能なミシンにおいて、刺繍模様の表示データ及
び縫製データ等の刺繍に関わる刺繍関連データを記憶し
た外部記憶媒体または通信手段を介して外部の刺繍デー
タ処理装置より刺繍関連データを読み込んでディスプレ
イを介して刺繍模様を選択する模様選択プログラムを記
録した記録媒体であって、外部記憶媒体または外部の刺
繍データ処理装置から、指定された刺繍模様の刺繍関連
データを読み込んで所定の記憶メモリに書き込むデータ
読込みルーチンと、データ読込みルーチンによる刺繍関
連データの読み込み中に、データ読込みルーチンに対し
て刺繍関連データの読み込みを中止させる読込み中止ル
ーチンとを備えたものである。
【0020】即ち、模様選択プログラムを記録した記録
媒体は、ディスプレイを含む表示手段を備えた刺繍縫製
可能なミシンにおいて、刺繍模様の表示データ及び縫製
データ等の刺繍に関わる刺繍関連データを記憶した外部
記憶媒体または通信手段を介して外部の刺繍データ処理
装置より前記刺繍関連データを読み込んでディスプレイ
を介して刺繍模様を選択する模様選択プログラムを記録
した記録媒体であって、データ読込みルーチンと、読込
み中止ルーチンとを備えたので、これらデータ読込みル
ーチンと読込み中止ルーチンとを備えた模様選択プログ
ラムを記録した記録媒体を、ディスプレイを含む表示手
段を備えた刺繍縫製可能なミシンに装着することで、請
求項1と同様の作用を奏する。
媒体は、ディスプレイを含む表示手段を備えた刺繍縫製
可能なミシンにおいて、刺繍模様の表示データ及び縫製
データ等の刺繍に関わる刺繍関連データを記憶した外部
記憶媒体または通信手段を介して外部の刺繍データ処理
装置より前記刺繍関連データを読み込んでディスプレイ
を介して刺繍模様を選択する模様選択プログラムを記録
した記録媒体であって、データ読込みルーチンと、読込
み中止ルーチンとを備えたので、これらデータ読込みル
ーチンと読込み中止ルーチンとを備えた模様選択プログ
ラムを記録した記録媒体を、ディスプレイを含む表示手
段を備えた刺繍縫製可能なミシンに装着することで、請
求項1と同様の作用を奏する。
【0021】ここで、前記データ読込みルーチンは指定
された刺繍模様の表示データと縫製データとを順に読み
込むように構成され、読込み中止ルーチンは表示データ
の読み込み中に、データ読込みルーチンによる刺繍関連
データの読み込みを中止させる場合(請求項10に従属
の請求項11)には、これらデータ読込みルーチンと読
込み中止ルーチンを含む模様選択プログラムを記録した
記録媒体を、ディスプレイを含む表示手段を備えた刺繍
縫製可能なミシンに装着することで、請求項2と同様の
作用を奏する。
された刺繍模様の表示データと縫製データとを順に読み
込むように構成され、読込み中止ルーチンは表示データ
の読み込み中に、データ読込みルーチンによる刺繍関連
データの読み込みを中止させる場合(請求項10に従属
の請求項11)には、これらデータ読込みルーチンと読
込み中止ルーチンを含む模様選択プログラムを記録した
記録媒体を、ディスプレイを含む表示手段を備えた刺繍
縫製可能なミシンに装着することで、請求項2と同様の
作用を奏する。
【0022】ここで、前記データ読込みルーチンは指定
された刺繍模様の表示データと縫製データとを順に読み
込むように構成され、前記読込み中止ルーチンは表示デ
ータの読み込み後、データ読込みルーチンによる縫製デ
ータの読み込みを中止させる場合(請求項10又は11
に従属の請求項12)には、これらデータ読込みルーチ
ンと読込み中止ルーチンを含む模様選択プログラムを記
録した記録媒体を、ディスプレイを含む表示手段を備え
た刺繍縫製可能なミシンに装着することで、請求項3と
同様の作用を奏する。
された刺繍模様の表示データと縫製データとを順に読み
込むように構成され、前記読込み中止ルーチンは表示デ
ータの読み込み後、データ読込みルーチンによる縫製デ
ータの読み込みを中止させる場合(請求項10又は11
に従属の請求項12)には、これらデータ読込みルーチ
ンと読込み中止ルーチンを含む模様選択プログラムを記
録した記録媒体を、ディスプレイを含む表示手段を備え
た刺繍縫製可能なミシンに装着することで、請求項3と
同様の作用を奏する。
【0023】ここで、前記データ読込みルーチンで前記
縫製データを読み込み中の刺繍模様の形象を、前記記憶
メモリに書き込まれた表示データに基づいてディスプレ
イに表示させる模様表示制御ルーチンを含む場合(請求
項11又は12に従属の請求項13)には、この模様表
示制御ルーチンを含む模様選択プログラムを記録した記
録媒体を、ディスプレイを含む表示手段を備えた刺繍縫
製可能なミシンに装着することで、請求項4と同様の作
用を奏する。
縫製データを読み込み中の刺繍模様の形象を、前記記憶
メモリに書き込まれた表示データに基づいてディスプレ
イに表示させる模様表示制御ルーチンを含む場合(請求
項11又は12に従属の請求項13)には、この模様表
示制御ルーチンを含む模様選択プログラムを記録した記
録媒体を、ディスプレイを含む表示手段を備えた刺繍縫
製可能なミシンに装着することで、請求項4と同様の作
用を奏する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基いて説明する。本実施形態は、刺繍枠駆動装
置(所謂、刺繍装置)を着脱可能に装着することで、実
用模様に加えて種々の刺繍模様の縫製が可能な電子制御
式ミシンに本発明を適用した場合の例である。電子制御
式ミシンMは、図1に示すように、ミシンベッド部1
と、ベッド部1の右端部から立設された脚柱部2と、脚
柱部2の上端からベッド部1に対向するように左方へ延
びるアーム部3を有する。
て図面に基いて説明する。本実施形態は、刺繍枠駆動装
置(所謂、刺繍装置)を着脱可能に装着することで、実
用模様に加えて種々の刺繍模様の縫製が可能な電子制御
式ミシンに本発明を適用した場合の例である。電子制御
式ミシンMは、図1に示すように、ミシンベッド部1
と、ベッド部1の右端部から立設された脚柱部2と、脚
柱部2の上端からベッド部1に対向するように左方へ延
びるアーム部3を有する。
【0025】ベッド部1には、送り歯を上下動させる送
り歯上下動機構(図示略)及び前後動させる送り歯前後
動機構(図示略)、下糸ボビンを収容し縫針6と協働す
る糸輪捕捉器(例えば、水平釜)等が設けられている。
脚柱部2には、オプション的に追加される多数の刺繍模
様の模様データ(縫製データと模様表示データ)を記録
したROMカード40を、内部のカード用コネクタ13
(図2参照)に接続する為のカード用スロット2aが形
成されている。また、刺繍模様の模様データを記録した
フロッピーディスクFDを着脱可能に装着するフロッピ
ーディスクドライブ29が設けられている。
り歯上下動機構(図示略)及び前後動させる送り歯前後
動機構(図示略)、下糸ボビンを収容し縫針6と協働す
る糸輪捕捉器(例えば、水平釜)等が設けられている。
脚柱部2には、オプション的に追加される多数の刺繍模
様の模様データ(縫製データと模様表示データ)を記録
したROMカード40を、内部のカード用コネクタ13
(図2参照)に接続する為のカード用スロット2aが形
成されている。また、刺繍模様の模様データを記録した
フロッピーディスクFDを着脱可能に装着するフロッピ
ーディスクドライブ29が設けられている。
【0026】アーム部3には、下端に縫針6を装着した
針棒5を上下動させる針棒駆動機構、針棒5を布送り方
向と直交する方向に揺動させる針棒揺動機構(図示
略)、天秤を針棒5の上下動に調時して上下動させる天
秤駆動機構(図示略)等が設けられている。尚、送り歯
上下動機構と針棒駆動機構と天秤駆動機構とはミシンモ
ータ17で駆動され、針棒揺動機構は針棒揺動用ステッ
ピングモータ18で駆動され、送り歯前後動機構は送り
歯前後駆動用ステッピングモータ19で駆動される(図
2参照)。アーム部3の頭部4には、縫製作業の起動と
停止を指令する起動・停止スイッチ12aの為の起動・
停止ボタン12が設けられている。
針棒5を上下動させる針棒駆動機構、針棒5を布送り方
向と直交する方向に揺動させる針棒揺動機構(図示
略)、天秤を針棒5の上下動に調時して上下動させる天
秤駆動機構(図示略)等が設けられている。尚、送り歯
上下動機構と針棒駆動機構と天秤駆動機構とはミシンモ
ータ17で駆動され、針棒揺動機構は針棒揺動用ステッ
ピングモータ18で駆動され、送り歯前後動機構は送り
歯前後駆動用ステッピングモータ19で駆動される(図
2参照)。アーム部3の頭部4には、縫製作業の起動と
停止を指令する起動・停止スイッチ12aの為の起動・
停止ボタン12が設けられている。
【0027】脚柱部2の前面には、大型でカラーの液晶
ディスプレイ(以下、単にカラーディスプレイと言う)
10が設けられ、このカラーディスプレイ10には、実
用模様や刺繍模様等の種々の縫目模様、更には模様名や
種々のメッセージ等が表示される。このカラーディスプ
レイ10の前面には、複数の刺繍模様や模様名や機能を
示す機能名の表示位置の各々に対応させて、透明電極か
らなるタッチキー11が設けられ、所望の刺繍模様の選
択や機能の指示を、これら刺繍模様や模様名や機能名に
対応するタッチキー11を押圧操作することで実現でき
る。
ディスプレイ(以下、単にカラーディスプレイと言う)
10が設けられ、このカラーディスプレイ10には、実
用模様や刺繍模様等の種々の縫目模様、更には模様名や
種々のメッセージ等が表示される。このカラーディスプ
レイ10の前面には、複数の刺繍模様や模様名や機能を
示す機能名の表示位置の各々に対応させて、透明電極か
らなるタッチキー11が設けられ、所望の刺繍模様の選
択や機能の指示を、これら刺繍模様や模様名や機能名に
対応するタッチキー11を押圧操作することで実現でき
る。
【0028】前記ベッド部1の左端側部分には、通称フ
リーアームと称されるフリーベッド部が形成され、この
フリーベッド部に刺繍枠駆動機構30が着脱可能に装着
される。刺繍枠駆動機構30は、その本体ケース31
と、加工布を着脱自在に装着する刺繍枠32と、刺繍枠
32をY方向(前後方向)へ駆動するY方向駆動機構を
内蔵したY方向駆動部33と、このY方向駆動部33を
X方向(左右方向)へ駆動するX方向駆動機構であって
本体ケース31内に収容されたX方向駆動機構とを備え
ており、X方向駆動機構は第1ステッピングモータ34
で駆動され、Y方向駆動機構は第2ステッピングモータ
35で駆動される(図2参照)。
リーアームと称されるフリーベッド部が形成され、この
フリーベッド部に刺繍枠駆動機構30が着脱可能に装着
される。刺繍枠駆動機構30は、その本体ケース31
と、加工布を着脱自在に装着する刺繍枠32と、刺繍枠
32をY方向(前後方向)へ駆動するY方向駆動機構を
内蔵したY方向駆動部33と、このY方向駆動部33を
X方向(左右方向)へ駆動するX方向駆動機構であって
本体ケース31内に収容されたX方向駆動機構とを備え
ており、X方向駆動機構は第1ステッピングモータ34
で駆動され、Y方向駆動機構は第2ステッピングモータ
35で駆動される(図2参照)。
【0029】刺繍枠駆動機構30がフリーベッド部に装
着されると、第1,第2ステッピングモータ34,35
が、コネクタ14を介してミシンMの制御装置Cに電気
的に接続され、制御装置Cにより第1,第2ステッピン
グモータ34,35が駆動制御され、加工布をセットし
た刺繍枠32をX方向とY方向とに独立に移動駆動しつ
つ刺繍縫製できるようになっている。次に、電子制御式
ミシンMの制御系について説明する。
着されると、第1,第2ステッピングモータ34,35
が、コネクタ14を介してミシンMの制御装置Cに電気
的に接続され、制御装置Cにより第1,第2ステッピン
グモータ34,35が駆動制御され、加工布をセットし
た刺繍枠32をX方向とY方向とに独立に移動駆動しつ
つ刺繍縫製できるようになっている。次に、電子制御式
ミシンMの制御系について説明する。
【0030】図2に示すように、制御装置Cは、入力イ
ンターフェイス21と、CPU22とROM23及びR
AM24と、電気的に書換え可能な不揮発性のフラッシ
ュメモリ25と、出力インターフェイス26等を含むコ
ンピュータと、フロッピーディスクドライブ(FDD)
29を駆動するフロッピーディスクコントローラ(FD
C)28と、これらを接続するデータバスなどのバス2
7とを有する。入力インターフェイス21には、起動・
停止スイッチ12aと、タッチキー11と、ミシン主軸
の複数の回転位相を検出するタイミング信号発生器16
などが接続されている。
ンターフェイス21と、CPU22とROM23及びR
AM24と、電気的に書換え可能な不揮発性のフラッシ
ュメモリ25と、出力インターフェイス26等を含むコ
ンピュータと、フロッピーディスクドライブ(FDD)
29を駆動するフロッピーディスクコントローラ(FD
C)28と、これらを接続するデータバスなどのバス2
7とを有する。入力インターフェイス21には、起動・
停止スイッチ12aと、タッチキー11と、ミシン主軸
の複数の回転位相を検出するタイミング信号発生器16
などが接続されている。
【0031】出力インターフェイス26には、モータ1
7〜19と、カラーディスプレイ(カラーLCD)10
の為のディスプレイコントローラ(LCDC)20と、
刺繍枠駆動機構30の第1,第2ステッピングモータ3
4,35がコネクタ14を介して接続されている。ま
た、前記ROMカード40のROM41はコネクタ13
を介してバス27に接続されるとともに、FDC28も
バス27に接続されている。
7〜19と、カラーディスプレイ(カラーLCD)10
の為のディスプレイコントローラ(LCDC)20と、
刺繍枠駆動機構30の第1,第2ステッピングモータ3
4,35がコネクタ14を介して接続されている。ま
た、前記ROMカード40のROM41はコネクタ13
を介してバス27に接続されるとともに、FDC28も
バス27に接続されている。
【0032】前記ROM23には、実用模様を縫製する
縫製制御や表示制御の一般的な制御プログラムに加え
て、選択した刺繍模様に対してカラーディスプレイ10
を介して拡大や縮小や回転等の編集処理と選択された刺
繍模様を縫製する刺繍縫製処理とを含む模様選択編集縫
製制御の制御プログラム、フロッピーディスクFDに記
録されたデータを1セクタずつ順々に読み込むデータ読
み込み制御プログラム、本願特有の後述の模様選択制御
の制御プログラム等が予め格納されている。
縫製制御や表示制御の一般的な制御プログラムに加え
て、選択した刺繍模様に対してカラーディスプレイ10
を介して拡大や縮小や回転等の編集処理と選択された刺
繍模様を縫製する刺繍縫製処理とを含む模様選択編集縫
製制御の制御プログラム、フロッピーディスクFDに記
録されたデータを1セクタずつ順々に読み込むデータ読
み込み制御プログラム、本願特有の後述の模様選択制御
の制御プログラム等が予め格納されている。
【0033】更に、ROM23には、刺繍模様の模様名
やこれに付随する「針数」や「色数」等の付随データを
表示する為に、縦寸法が10pt(約3.6mm)であるアル
ファベット表示用フォントデータと、縦寸法が15pt
(約5.4mm)であるアルファベット表示用フォントデータ
と、縦寸法が27pt(約10mm) であるアルファベット
表示用フォントデータとが、アルファベット文字のコー
ドデータと対応付けて格納されている。
やこれに付随する「針数」や「色数」等の付随データを
表示する為に、縦寸法が10pt(約3.6mm)であるアル
ファベット表示用フォントデータと、縦寸法が15pt
(約5.4mm)であるアルファベット表示用フォントデータ
と、縦寸法が27pt(約10mm) であるアルファベット
表示用フォントデータとが、アルファベット文字のコー
ドデータと対応付けて格納されている。
【0034】更に、ROM23の模様データメモリ23
aには、図3に示すように、数字やアルファベットの文
字模様の各々に関する表示データとその縫製データとか
らなる文字模様データ、複数の実用模様の各々に関する
表示データとその縫製データとからなる実用模様デー
タ、比較的使用頻度の高い多数の刺繍模様(第1刺繍模
様、第2刺繍模様、第3刺繍模様・・・・・)の模様デ
ータが格納され、多数の刺繍模様の模様データは、刺繍
模様の種類別にグループ分けし模様番号を付して格納さ
れている。この模様データが刺繍に関わる刺繍関連デー
タに相当する。
aには、図3に示すように、数字やアルファベットの文
字模様の各々に関する表示データとその縫製データとか
らなる文字模様データ、複数の実用模様の各々に関する
表示データとその縫製データとからなる実用模様デー
タ、比較的使用頻度の高い多数の刺繍模様(第1刺繍模
様、第2刺繍模様、第3刺繍模様・・・・・)の模様デ
ータが格納され、多数の刺繍模様の模様データは、刺繍
模様の種類別にグループ分けし模様番号を付して格納さ
れている。この模様データが刺繍に関わる刺繍関連デー
タに相当する。
【0035】即ち、各刺繍模様の模様データは同様の構
成なので、第1刺繍模様の模様データについて説明する
と、図3に示すように、模様データには、刺繍模様と刺
繍模様に含まれる複数の色別模様部を表示する為の模様
表示データと、刺繍縫製の為の縫製データと、図10、
図14に示す模様選択に関連する画面表示の為の表示情
報を始め、図15に示すように、選択された刺繍模様や
色別刺繍領域以外の文字や数字や記号などを含む縫製中
の表示情報などの付随情報を表示する為の付随情報表示
データとが区別して格納されている。
成なので、第1刺繍模様の模様データについて説明する
と、図3に示すように、模様データには、刺繍模様と刺
繍模様に含まれる複数の色別模様部を表示する為の模様
表示データと、刺繍縫製の為の縫製データと、図10、
図14に示す模様選択に関連する画面表示の為の表示情
報を始め、図15に示すように、選択された刺繍模様や
色別刺繍領域以外の文字や数字や記号などを含む縫製中
の表示情報などの付随情報を表示する為の付随情報表示
データとが区別して格納されている。
【0036】第1刺繍模様の模様表示データには、例え
ば図15に示す「象」の刺繍模様の場合、第1〜第3色
別模様部と、各色別模様部の外周部を囲む矩形枠とを表
示する為に、矩形枠のビットデータ(ドットデータ)
と、第1〜第3色別模様部のビットデータ等が格納され
ている。また、縫製データとして、例えば3色用のとき
には、第1〜第3色別模様部の3色分の縫製データが格
納されている。また、付随情報の表示データには、種々
の表示画面に表示する文字や機能名の為の表示データ等
が格納されている。ここで、各色別模様部毎の縫製デー
タには、糸替えの為の停止コードSCや縫製時間のデー
タ等が夫々格納されている。但し、最終模様部の縫製デ
ータには、その末尾に終了コードECが格納されてい
る。
ば図15に示す「象」の刺繍模様の場合、第1〜第3色
別模様部と、各色別模様部の外周部を囲む矩形枠とを表
示する為に、矩形枠のビットデータ(ドットデータ)
と、第1〜第3色別模様部のビットデータ等が格納され
ている。また、縫製データとして、例えば3色用のとき
には、第1〜第3色別模様部の3色分の縫製データが格
納されている。また、付随情報の表示データには、種々
の表示画面に表示する文字や機能名の為の表示データ等
が格納されている。ここで、各色別模様部毎の縫製デー
タには、糸替えの為の停止コードSCや縫製時間のデー
タ等が夫々格納されている。但し、最終模様部の縫製デ
ータには、その末尾に終了コードECが格納されてい
る。
【0037】ところで、ROMカード40としては、模
様種類毎に複数枚分準備されており、これらROMカー
ド40のROM41にはROM23と同様に、比較的使
用頻度の低い多数の刺繍模様(第1刺繍模様、第2刺繍
模様、第3刺繍模様・・・・・)の模様データが格納さ
れ、多数の刺繍模様の模様データは、刺繍模様の種類別
にグループ分けし模様番号を付して格納されている(図
3参照)。
様種類毎に複数枚分準備されており、これらROMカー
ド40のROM41にはROM23と同様に、比較的使
用頻度の低い多数の刺繍模様(第1刺繍模様、第2刺繍
模様、第3刺繍模様・・・・・)の模様データが格納さ
れ、多数の刺繍模様の模様データは、刺繍模様の種類別
にグループ分けし模様番号を付して格納されている(図
3参照)。
【0038】前記RAM24の模様名メモリ24aに
は、フロッピーディスクFDから読み込まれた複数の模
様名のデータとそれに付随する付随データとが格納され
る。表示データメモリ24bには、指定された模様名の
刺繍模様の表示データが格納される。縫製データメモリ
24cには、指定された模様名の刺繍模様の縫製データ
が格納される。更に、RAM24には、前述した各種の
制御に必要なメモリ類(フラグやポインタやカウンタ等
のメモリ、レジスタやバッファ等)が設けられている。
これらメモリ24a〜24cなどが所定の記憶メモリに
相当する。ここで、フロッピーディスクFDには、図4
に示すように、刺繍模様の為の表示データや縫製データ
以外に、各種のデータが格納されている。
は、フロッピーディスクFDから読み込まれた複数の模
様名のデータとそれに付随する付随データとが格納され
る。表示データメモリ24bには、指定された模様名の
刺繍模様の表示データが格納される。縫製データメモリ
24cには、指定された模様名の刺繍模様の縫製データ
が格納される。更に、RAM24には、前述した各種の
制御に必要なメモリ類(フラグやポインタやカウンタ等
のメモリ、レジスタやバッファ等)が設けられている。
これらメモリ24a〜24cなどが所定の記憶メモリに
相当する。ここで、フロッピーディスクFDには、図4
に示すように、刺繍模様の為の表示データや縫製データ
以外に、各種のデータが格納されている。
【0039】即ち、システム領域には、「2DD」や
「2HD」などの各種のデータを記録する記録型式を規
定するデータ、ボリュームラベル「FLOWER」、収容模様
数「22」などの管理データに加えて、刺繍模様毎に、
「模様名」とこれに付随する「拡張子」に関する模様名
データと、これに対応させた記録日時、データ領域にお
ける表示データや縫製データのデータ格納アドレス、フ
ァイル長及び縫目形成に関連する付随データとが格納さ
れている。ここで、拡張子は「.HUS」のように、模様名
やその他のファイル名に付随させて、模様名やファイル
名の種類を表している。
「2HD」などの各種のデータを記録する記録型式を規
定するデータ、ボリュームラベル「FLOWER」、収容模様
数「22」などの管理データに加えて、刺繍模様毎に、
「模様名」とこれに付随する「拡張子」に関する模様名
データと、これに対応させた記録日時、データ領域にお
ける表示データや縫製データのデータ格納アドレス、フ
ァイル長及び縫目形成に関連する付随データとが格納さ
れている。ここで、拡張子は「.HUS」のように、模様名
やその他のファイル名に付随させて、模様名やファイル
名の種類を表している。
【0040】また、付随データには、縫目数に対応する
「針数」のデータ、使用する刺繍糸の「色数」のデー
タ、その「色数」に対応する「色名」のデータが格納さ
れている。一方、データ領域には、刺繍模様毎に、デー
タ格納アドレスで指示される先頭アドレスから、刺繍模
様の為の表示データと縫製データ(ステッチデータ)が
格納されている。ここで、この縫製データが複数の異な
る糸色で縫製するような場合には、糸替えの為の停止コ
ードが適宜設けられている。
「針数」のデータ、使用する刺繍糸の「色数」のデー
タ、その「色数」に対応する「色名」のデータが格納さ
れている。一方、データ領域には、刺繍模様毎に、デー
タ格納アドレスで指示される先頭アドレスから、刺繍模
様の為の表示データと縫製データ(ステッチデータ)が
格納されている。ここで、この縫製データが複数の異な
る糸色で縫製するような場合には、糸替えの為の停止コ
ードが適宜設けられている。
【0041】次に、制御装置Cで実行される模様選択制
御のルーチンについて、図5〜図9のフローチャートに
基づいて説明する。但し、図中符号Si(i=1、2、
3・・・)は各ステップを示すものである。電源の投入
によりこの制御が開始されると、先ず、RAM24の各
メモリをクリアする等の初期化処理が実行され(S
1)、模様の種類(分類)を指定する為のメニュー画面
がカラーディスプレイ10に表示される(S2)。
御のルーチンについて、図5〜図9のフローチャートに
基づいて説明する。但し、図中符号Si(i=1、2、
3・・・)は各ステップを示すものである。電源の投入
によりこの制御が開始されると、先ず、RAM24の各
メモリをクリアする等の初期化処理が実行され(S
1)、模様の種類(分類)を指定する為のメニュー画面
がカラーディスプレイ10に表示される(S2)。
【0042】例えば、図10に示すように、かな文字や
アルファベットの文字模様を書体に応じて選択する文字
指定キー11a〜11d、実用模様を選択する実用指定
キー11e、具象模様を選択する具象指定キー11f〜
11h、装着されたROMカード40に記録されている
刺繍模様を選択するカード指定キー11i、装着された
フロッピーディスクFDに記録されている刺繍模様を選
択するフロッピー指定キー11jを含むメニュー画面が
表示される。但し、これら指定キー11a〜11jは、
画面に表示された文字や模様と協働して機能キーを構成
するタッチキーである。
アルファベットの文字模様を書体に応じて選択する文字
指定キー11a〜11d、実用模様を選択する実用指定
キー11e、具象模様を選択する具象指定キー11f〜
11h、装着されたROMカード40に記録されている
刺繍模様を選択するカード指定キー11i、装着された
フロッピーディスクFDに記録されている刺繍模様を選
択するフロッピー指定キー11jを含むメニュー画面が
表示される。但し、これら指定キー11a〜11jは、
画面に表示された文字や模様と協働して機能キーを構成
するタッチキーである。
【0043】そこで、フロッピーディスクFDに記録さ
れている刺繍模様を選択する為に、フロッピー指定キー
11jを操作したときには(S3:Yes 、S4:No、S
5:Yes )、フロッピーディスクFDから模様名のデー
タと、これに対応する付随データとを読み込むデータ読
み込み処理(図7参照)が実行される(S7)。このデ
ータ読み込み制御が開始されると、先ずデータの読み込
みを中止させる為の中止キー11kが所定の表示位置に
表示される(S40)。例えば、図10に示すように、メ
ニュー画面の下部に、タッチキーである中止キー11k
が表示される。
れている刺繍模様を選択する為に、フロッピー指定キー
11jを操作したときには(S3:Yes 、S4:No、S
5:Yes )、フロッピーディスクFDから模様名のデー
タと、これに対応する付随データとを読み込むデータ読
み込み処理(図7参照)が実行される(S7)。このデ
ータ読み込み制御が開始されると、先ずデータの読み込
みを中止させる為の中止キー11kが所定の表示位置に
表示される(S40)。例えば、図10に示すように、メ
ニュー画面の下部に、タッチキーである中止キー11k
が表示される。
【0044】次に、フロッピーディスクFDに記録され
ている模様名のデータと付随データが、フロッピーディ
スクFDに複数のセクタに亙って1セクタ毎に所定バイ
ト(例えば、256 バイト)ずつ記録されているので、デ
ータ読み込み制御プログラムにより1セクタのデータが
読み込まれて模様名メモリ24aに書込まれる(S4
1)。次に、データ読み込みが完了でなく(S42:N
o)、しかも中止キー11kが操作されないときには
(S43:No)、S41〜43が繰り返して実行され、模様名
のデータと付随データが1セクタずつ順次読み込まれて
模様名メモリ24aに書込まれる。中止キー11kが操
作されることなく、データ読み込みが完了したときには
(S42:Yes )、この制御を終了して、模様選択制御の
S8にリターンする。
ている模様名のデータと付随データが、フロッピーディ
スクFDに複数のセクタに亙って1セクタ毎に所定バイ
ト(例えば、256 バイト)ずつ記録されているので、デ
ータ読み込み制御プログラムにより1セクタのデータが
読み込まれて模様名メモリ24aに書込まれる(S4
1)。次に、データ読み込みが完了でなく(S42:N
o)、しかも中止キー11kが操作されないときには
(S43:No)、S41〜43が繰り返して実行され、模様名
のデータと付随データが1セクタずつ順次読み込まれて
模様名メモリ24aに書込まれる。中止キー11kが操
作されることなく、データ読み込みが完了したときには
(S42:Yes )、この制御を終了して、模様選択制御の
S8にリターンする。
【0045】しかし、データの読み込み途中に中止キー
11kが操作されたときは(S43:Yes )、データ読み
込み制御プログラムによるデータの読み込みが中止され
(S44)、しかも模様名メモリ24aに書込まれたデー
タが全て消去され(S45)、中止フラグCFがセットされ
(S46)、この制御を終了してS8にリターンする。模
様選択制御において、中止フラグCFがセットされている
ときには(S8:Yes)、その中止フラグCFがリセット
され(S9)、S3以降が繰り返して実行される。
11kが操作されたときは(S43:Yes )、データ読み
込み制御プログラムによるデータの読み込みが中止され
(S44)、しかも模様名メモリ24aに書込まれたデー
タが全て消去され(S45)、中止フラグCFがセットされ
(S46)、この制御を終了してS8にリターンする。模
様選択制御において、中止フラグCFがセットされている
ときには(S8:Yes)、その中止フラグCFがリセット
され(S9)、S3以降が繰り返して実行される。
【0046】ところで、中止フラグCFがセットされてい
ないとき、つまりデータの読み込みが中止されていない
ときには(S8:No)、模様名メモリ24aの複数の模
様名について、アルファベットの配列に基づく模様名の
順に並べる模様名順ソート処理が実行され、そのソート
処理後の模様名がRAM24の所定のメモリに更新して
格納され(S10)、カラーディスプレイ10には、その
ソート処理された模様名が一覧表により表示され(S1
1)、更に模様名毎に付随データが表示される(S1
2)。
ないとき、つまりデータの読み込みが中止されていない
ときには(S8:No)、模様名メモリ24aの複数の模
様名について、アルファベットの配列に基づく模様名の
順に並べる模様名順ソート処理が実行され、そのソート
処理後の模様名がRAM24の所定のメモリに更新して
格納され(S10)、カラーディスプレイ10には、その
ソート処理された模様名が一覧表により表示され(S1
1)、更に模様名毎に付随データが表示される(S1
2)。
【0047】例えば、図11に示すように、カラーディ
スプレイ10には、フロッピーディスクFDに記録され
ている複数の模様名のうちの先頭部分の模様名「AAA
」、「AAB 」、「BBB 」・・・が、例えば、15pt
の表示用フォントにより、横方向に2列に並べた表形式
で表示されるとともに、各模様名毎に、「針数」と「色
数」とが、夫々行方向に接近させて表示される。更に、
「名前順」や「針数順」などでソート処理するソート用
機能名、「戻る」や「確定」などの機能名が表示され
る。このとき、右下がり斜線で示す模様名「.AA
A」、「.CAC」、「.DEA」・・の表示領域が、例えば
「青」でカラー表示されるとともに、左下がり斜線で示
す模様名「.AAB」、「.BBB」、「.EEB」・・の表示領域
が、例えば「緑」でカラー表示される。
スプレイ10には、フロッピーディスクFDに記録され
ている複数の模様名のうちの先頭部分の模様名「AAA
」、「AAB 」、「BBB 」・・・が、例えば、15pt
の表示用フォントにより、横方向に2列に並べた表形式
で表示されるとともに、各模様名毎に、「針数」と「色
数」とが、夫々行方向に接近させて表示される。更に、
「名前順」や「針数順」などでソート処理するソート用
機能名、「戻る」や「確定」などの機能名が表示され
る。このとき、右下がり斜線で示す模様名「.AA
A」、「.CAC」、「.DEA」・・の表示領域が、例えば
「青」でカラー表示されるとともに、左下がり斜線で示
す模様名「.AAB」、「.BBB」、「.EEB」・・の表示領域
が、例えば「緑」でカラー表示される。
【0048】次に、所望の模様名に対応する模様名キー
11pを押圧操作したときには(S13:Yes )、その操
作された模様名キー11pに対応する模様名が反転表示
される(S18)。例えば、図12に示すように、模様名
キー11pにより模様名「BBB 」を選択したときには、
「針数」や「色数」の表示を含む模様名「BBB 」の表示
領域において、模様名を白抜きにした反転表示により識
別表示される。ここで、この反転表示以外に、別の表示
色として、例えば「赤」などの刺激的な色により識別表
示させたり、点滅表示させるようにしてもよい。
11pを押圧操作したときには(S13:Yes )、その操
作された模様名キー11pに対応する模様名が反転表示
される(S18)。例えば、図12に示すように、模様名
キー11pにより模様名「BBB 」を選択したときには、
「針数」や「色数」の表示を含む模様名「BBB 」の表示
領域において、模様名を白抜きにした反転表示により識
別表示される。ここで、この反転表示以外に、別の表示
色として、例えば「赤」などの刺激的な色により識別表
示させたり、点滅表示させるようにしてもよい。
【0049】ところで、「名前順ソート」や「針数順ソ
ート」などのソートキー11mが操作されたときには
(S13:No、S14:Yes )、操作されたソートキー11
mに対応するソート処理が実行され(S19)、そのソー
ト処理後の模様名が表形式でカラーディスプレイ10に
表示される(S20)。一方、「戻る」キー11nが操作
されたときには(S13〜S14:No、S15:Yes )、S2
以降が実行される。
ート」などのソートキー11mが操作されたときには
(S13:No、S14:Yes )、操作されたソートキー11
mに対応するソート処理が実行され(S19)、そのソー
ト処理後の模様名が表形式でカラーディスプレイ10に
表示される(S20)。一方、「戻る」キー11nが操作
されたときには(S13〜S14:No、S15:Yes )、S2
以降が実行される。
【0050】ところで、「確定」キー11oが操作され
たときには(S13〜S15:No、S16:Yes )、反転表示
されている模様名の模様選択が確定され、その確定した
刺繍模様の表示データをフロッピーディスクFDから読
み込む読み込み処理(図8参照)が実行される(S2
1)。この表示データ読み込み制御は、前述した模様デ
ータ及び付随データ読み込み制御と略同様なので簡単に
説明すると、中止キー11kが所定の表示位置に表示
(図12参照)される(S50)。
たときには(S13〜S15:No、S16:Yes )、反転表示
されている模様名の模様選択が確定され、その確定した
刺繍模様の表示データをフロッピーディスクFDから読
み込む読み込み処理(図8参照)が実行される(S2
1)。この表示データ読み込み制御は、前述した模様デ
ータ及び付随データ読み込み制御と略同様なので簡単に
説明すると、中止キー11kが所定の表示位置に表示
(図12参照)される(S50)。
【0051】次に、フロッピーディスクFDから1セク
タ分の表示データを読み込んで表示データメモリ24b
に書込まれ(S51)、データ読み込みが完了でなく(S
52:No)、しかも中止キー11kが操作されないときに
は(S53:No)、S51〜53が繰り返して実行される。表
示データ読み込みが完了したときには(S52:Yes )、
この制御を終了して、模様選択制御のS22にリターンす
る。
タ分の表示データを読み込んで表示データメモリ24b
に書込まれ(S51)、データ読み込みが完了でなく(S
52:No)、しかも中止キー11kが操作されないときに
は(S53:No)、S51〜53が繰り返して実行される。表
示データ読み込みが完了したときには(S52:Yes )、
この制御を終了して、模様選択制御のS22にリターンす
る。
【0052】しかし、表示データの読み込み途中に、模
様の間違いに気付いて中止キー11kが操作されたとき
は(S53:Yes )、表示データの読み込みが即座に中止
され(S54)、しかも表示データメモリ24bに書込ま
れたデータが全て消去され(S55)、中止フラグCFがセ
ットされ(S56)、この制御を終了してS22にリターン
する。模様選択制御において、中止フラグCFがセットさ
れているときには(S22:Yes )、その中止フラグCFが
リセットされ(S29)、S2以降が繰り返して実行され
る。それ故、表示データの読み込み途中であっても、間
違いに気付いたその時点で、つまり時間を要する縫製デ
ータの読み込み前に、その読み込みを即座に中止させる
ことができ、間違いに対して迅速に対処することがで
き、選択間違いしたときの操作性や作業性を向上させる
ことができる。
様の間違いに気付いて中止キー11kが操作されたとき
は(S53:Yes )、表示データの読み込みが即座に中止
され(S54)、しかも表示データメモリ24bに書込ま
れたデータが全て消去され(S55)、中止フラグCFがセ
ットされ(S56)、この制御を終了してS22にリターン
する。模様選択制御において、中止フラグCFがセットさ
れているときには(S22:Yes )、その中止フラグCFが
リセットされ(S29)、S2以降が繰り返して実行され
る。それ故、表示データの読み込み途中であっても、間
違いに気付いたその時点で、つまり時間を要する縫製デ
ータの読み込み前に、その読み込みを即座に中止させる
ことができ、間違いに対して迅速に対処することがで
き、選択間違いしたときの操作性や作業性を向上させる
ことができる。
【0053】ところで、中止フラグCFがセットされてい
ないとき、つまり表示データの読み込みが完了したとき
には(S22:No)、表示データメモリ24bに書込まれ
た表示データに基づいて刺繍模様の形象が模様名一覧表
示に代えて表示される(S23)。例えば、図13に示す
ように、模様名キー11pにより選択した模様名「BBB
」の刺繍模様「花柄」が模様名一覧表示に代えて表示
される。次に、その刺繍模様の縫製データを読み込むに
際して、縫製データの読み込みの中止を指令する中止キ
ー11kと、読み込みの実行を指令する確定キー11o
が表示される(S24)。例えば、図13に示すように、
模様表示画面の下部に、中止キー11kと確定キー11
oの両方が表示される。
ないとき、つまり表示データの読み込みが完了したとき
には(S22:No)、表示データメモリ24bに書込まれ
た表示データに基づいて刺繍模様の形象が模様名一覧表
示に代えて表示される(S23)。例えば、図13に示す
ように、模様名キー11pにより選択した模様名「BBB
」の刺繍模様「花柄」が模様名一覧表示に代えて表示
される。次に、その刺繍模様の縫製データを読み込むに
際して、縫製データの読み込みの中止を指令する中止キ
ー11kと、読み込みの実行を指令する確定キー11o
が表示される(S24)。例えば、図13に示すように、
模様表示画面の下部に、中止キー11kと確定キー11
oの両方が表示される。
【0054】次に、表示された刺繍模様の表示により、
選択した刺繍模様の間違いに気付いて、この時点で中止
キー11kが操作されたとき(S25:Yes )、縫製デー
タの読み込みが中止され、これにより表示データメモリ
24bに書込まれた表示データが全て消去され(S3
0)、前記S2以降が繰り返して実行される。これによ
り、刺繍模様の形象が表示され、その模様を確認した結
果、刺繍模様の選択間違いに気付いたとき、間違った刺
繍模様の縫製データを読み込みを開始する前に、縫製デ
ータの読み込みを中止させることができ、間違いに対し
て迅速に対処することができる。それ故、選択間違いし
たときの操作性や作業性を向上させることができる。
選択した刺繍模様の間違いに気付いて、この時点で中止
キー11kが操作されたとき(S25:Yes )、縫製デー
タの読み込みが中止され、これにより表示データメモリ
24bに書込まれた表示データが全て消去され(S3
0)、前記S2以降が繰り返して実行される。これによ
り、刺繍模様の形象が表示され、その模様を確認した結
果、刺繍模様の選択間違いに気付いたとき、間違った刺
繍模様の縫製データを読み込みを開始する前に、縫製デ
ータの読み込みを中止させることができ、間違いに対し
て迅速に対処することができる。それ故、選択間違いし
たときの操作性や作業性を向上させることができる。
【0055】一方、選択した刺繍模様で間違いがなく、
この時点で確定キー11oが操作されたときには(S2
6:Yes )、確定した刺繍模様の縫製データをフロッピ
ーディスクFDから読み込む読み込み処理(図9参照)
が実行される(S27)。この縫製データ読み込み制御
は、前述した表示データ読み込み制御と略同様なので簡
単に説明すると、中止キー11kが所定の表示位置に表
示(図13参照)される(S60)。次に、フロッピーデ
ィスクFDから1セクタ分の縫製データを読み込んで縫
製データメモリ24cに書込まれ(S61)、データ読み
込みが完了でなく(S62:No)、しかも中止キー11k
が操作されないときには(S63:No)、S61〜63が繰り
返して実行される。縫製データ読み込みが完了したとき
には(S62:Yes )、この制御を終了して、模様選択制
御のS28にリターンする。
この時点で確定キー11oが操作されたときには(S2
6:Yes )、確定した刺繍模様の縫製データをフロッピ
ーディスクFDから読み込む読み込み処理(図9参照)
が実行される(S27)。この縫製データ読み込み制御
は、前述した表示データ読み込み制御と略同様なので簡
単に説明すると、中止キー11kが所定の表示位置に表
示(図13参照)される(S60)。次に、フロッピーデ
ィスクFDから1セクタ分の縫製データを読み込んで縫
製データメモリ24cに書込まれ(S61)、データ読み
込みが完了でなく(S62:No)、しかも中止キー11k
が操作されないときには(S63:No)、S61〜63が繰り
返して実行される。縫製データ読み込みが完了したとき
には(S62:Yes )、この制御を終了して、模様選択制
御のS28にリターンする。
【0056】しかし、縫製データの読み込み途中に、模
様の間違いに気付いて中止キー11kが操作されたとき
は(S63:Yes )、縫製データの読み込みが中止され
(S64)、しかも縫製データメモリ24cと表示データ
メモリ24bに書込まれたデータが全て消去され(S6
5)、中止フラグCFがセットされ(S66)、この制御を
終了してS28にリターンする。模様選択制御において、
中止フラグCFがセットされているときには(S28:Yes
)、その中止フラグCFがリセットされ(S29)、S2
以降が繰り返して実行される。
様の間違いに気付いて中止キー11kが操作されたとき
は(S63:Yes )、縫製データの読み込みが中止され
(S64)、しかも縫製データメモリ24cと表示データ
メモリ24bに書込まれたデータが全て消去され(S6
5)、中止フラグCFがセットされ(S66)、この制御を
終了してS28にリターンする。模様選択制御において、
中止フラグCFがセットされているときには(S28:Yes
)、その中止フラグCFがリセットされ(S29)、S2
以降が繰り返して実行される。
【0057】即ち、表示データの読み込み後に、刺繍模
様が表示されて、模様確認してから縫製データの読み込
みを中止できるようにしたので、刺繍模様の選択間違い
に気付いたその時点で、間違った刺繍模様の縫製データ
の読み込みが完了する前に、その読み込みを即座に中止
させることができ、間違いに対して迅速に対処すること
ができる。それ故、選択間違いしたときの操作性や作業
性を向上させることができる。更に、間違って選択した
刺繍模様の縫製データを最後まで読み込まなくて済み、
無駄な読み込み時間を節約でき、作業能率が大幅に向上
する。
様が表示されて、模様確認してから縫製データの読み込
みを中止できるようにしたので、刺繍模様の選択間違い
に気付いたその時点で、間違った刺繍模様の縫製データ
の読み込みが完了する前に、その読み込みを即座に中止
させることができ、間違いに対して迅速に対処すること
ができる。それ故、選択間違いしたときの操作性や作業
性を向上させることができる。更に、間違って選択した
刺繍模様の縫製データを最後まで読み込まなくて済み、
無駄な読み込み時間を節約でき、作業能率が大幅に向上
する。
【0058】ところで、中止フラグCFがセットされてい
ないとき、つまり縫製データの読み込みが完了したとき
には(S28:No)、縫製開始まで待機する(S31:N
o)。起動・停止スイッチ12aの操作により縫製処理
が開始されたときには(S31:Yes )、縫製処理を開始
するように指令される(S32)。その結果、縫製制御に
より、縫製データメモリ24cから1針分ずつのステッ
チデータを読み込むことで縫製処理が実行される(S3
2、S33:No、S35:No)。
ないとき、つまり縫製データの読み込みが完了したとき
には(S28:No)、縫製開始まで待機する(S31:N
o)。起動・停止スイッチ12aの操作により縫製処理
が開始されたときには(S31:Yes )、縫製処理を開始
するように指令される(S32)。その結果、縫製制御に
より、縫製データメモリ24cから1針分ずつのステッ
チデータを読み込むことで縫製処理が実行される(S3
2、S33:No、S35:No)。
【0059】そして、縫製途中において、糸替えの為の
停止コードSC等により一時的に縫製が停止されたとき
には(S33:Yes )、次の糸色による縫製に関する情報
がカラーディスプレイ10に表示される(S34)。この
情報は、例えば、メッセージ「2色目を縫製します」と
か、「3色目を縫製します」が表示される。但し、糸切
れが発生したり、起動・停止スイッチ12aの操作で縫
製を停止するときには、縫製動作を一時的に停止するだ
けである。
停止コードSC等により一時的に縫製が停止されたとき
には(S33:Yes )、次の糸色による縫製に関する情報
がカラーディスプレイ10に表示される(S34)。この
情報は、例えば、メッセージ「2色目を縫製します」と
か、「3色目を縫製します」が表示される。但し、糸切
れが発生したり、起動・停止スイッチ12aの操作で縫
製を停止するときには、縫製動作を一時的に停止するだ
けである。
【0060】そして、全ての刺繍領域の縫製処理が完了
し、刺繍縫製が終了したときには(S33:No、S35:Ye
s )、S2以降が繰り返して実行される。一方、メニュ
ー画面表示中に、所望の模様種類「動物や乗り物」の具
象指定キー11fを操作したときには(S3・S4:Ye
s )、図14に示すように、多数の「動物」や「乗り
物」に関する模様群がマトリックス状に一覧表示される
ので(S34)、例えば、模様キー11qを操作して刺繍
模様「象」を選択したときには(S35)、図15に示す
ように、刺繍模様「象」と、その「象」に含まれる3つ
の色別模様部などを有する模様確認画面がカラーディス
プレイ10に表示される(S36)。但し、この模様確認
画面の表示中に、「戻る」キーが操作されたときには、
S34に戻る。
し、刺繍縫製が終了したときには(S33:No、S35:Ye
s )、S2以降が繰り返して実行される。一方、メニュ
ー画面表示中に、所望の模様種類「動物や乗り物」の具
象指定キー11fを操作したときには(S3・S4:Ye
s )、図14に示すように、多数の「動物」や「乗り
物」に関する模様群がマトリックス状に一覧表示される
ので(S34)、例えば、模様キー11qを操作して刺繍
模様「象」を選択したときには(S35)、図15に示す
ように、刺繍模様「象」と、その「象」に含まれる3つ
の色別模様部などを有する模様確認画面がカラーディス
プレイ10に表示される(S36)。但し、この模様確認
画面の表示中に、「戻る」キーが操作されたときには、
S34に戻る。
【0061】そして、前述したようにS31〜S35が実行
され、刺繍模様「象」が3色の刺繍糸により縫製処理さ
れる。この場合、S34においては、糸色毎の刺繍縫製が
終了して一時的に停止する毎に(S33:Yes )、第2色
別模様部や第3色別模様部が順次先頭位置に移動して表
示される。
され、刺繍模様「象」が3色の刺繍糸により縫製処理さ
れる。この場合、S34においては、糸色毎の刺繍縫製が
終了して一時的に停止する毎に(S33:Yes )、第2色
別模様部や第3色別模様部が順次先頭位置に移動して表
示される。
【0062】ここで、カラーディスプレイ10やLCD
C20及び表示制御プログラムなどが表示手段に相当
し、模様選択制御の特にS21、S27や制御装置Cなどが
データ読み込み手段やデータ読み込みルーチンに相当
し、中止キー11kやS50、S53〜S55、S60、S63〜
S65や制御装置Cなどが読込み中止手段や読込み中止ル
ーチンに相当し、模様選択制御の特にS23や制御装置C
などが模様表示制御手段や模様表示制御ルーチンに相当
し、中止キー11kや縫製データ読込み制御の特にS64
などが中止指令手段に相当する。また、中止キー11k
が中止指令タッチキー、中止タッチキーに相当し、確定
キー11oが確定タッチキーに相当する。
C20及び表示制御プログラムなどが表示手段に相当
し、模様選択制御の特にS21、S27や制御装置Cなどが
データ読み込み手段やデータ読み込みルーチンに相当
し、中止キー11kやS50、S53〜S55、S60、S63〜
S65や制御装置Cなどが読込み中止手段や読込み中止ル
ーチンに相当し、模様選択制御の特にS23や制御装置C
などが模様表示制御手段や模様表示制御ルーチンに相当
し、中止キー11kや縫製データ読込み制御の特にS64
などが中止指令手段に相当する。また、中止キー11k
が中止指令タッチキー、中止タッチキーに相当し、確定
キー11oが確定タッチキーに相当する。
【0063】このように、所望の刺繍模様を選択する模
様選択制御において、刺繍模様のデータが記録されたフ
ロッピーディスクFDから、選択するように指定された
表示データと縫製データとを順に読み込むに際して、表
示データの読み込み途中であっても、刺繍模様の選択間
違いに気付いたその時点で、つまり時間を要する縫製デ
ータの読み込み前に、その読み込みを即座に中止させる
ことができる。また、表示データの次の縫製データの読
み込み途中であっても、刺繍模様の選択間違いに気付い
たその時点で、つまり時間を要する縫製データの読み込
みを完了する前に、その読み込みを即座に中止させるこ
とができる。これにより、選択間違いに気付いたときの
操作性や作業性を向上させることができる。更に、間違
って選択した刺繍模様の縫製データを最後まで読み込ま
ないため、無駄な読み込み時間を解消でき、作業能率が
大幅に向上する。
様選択制御において、刺繍模様のデータが記録されたフ
ロッピーディスクFDから、選択するように指定された
表示データと縫製データとを順に読み込むに際して、表
示データの読み込み途中であっても、刺繍模様の選択間
違いに気付いたその時点で、つまり時間を要する縫製デ
ータの読み込み前に、その読み込みを即座に中止させる
ことができる。また、表示データの次の縫製データの読
み込み途中であっても、刺繍模様の選択間違いに気付い
たその時点で、つまり時間を要する縫製データの読み込
みを完了する前に、その読み込みを即座に中止させるこ
とができる。これにより、選択間違いに気付いたときの
操作性や作業性を向上させることができる。更に、間違
って選択した刺繍模様の縫製データを最後まで読み込ま
ないため、無駄な読み込み時間を解消でき、作業能率が
大幅に向上する。
【0064】また、表示データ読み込み制御によりフロ
ッピーディスクFDから読み込まれて表示データメモリ
24bに記憶された指定した刺繍模様の表示データに基
づいて刺繍模様がカラーディスプレイ10に表示される
ので、選択した刺繍模様のカラーディスプレイ10への
表示を介して、刺繍縫製に供する所望の刺繍模様か否か
を容易に確認することができる。
ッピーディスクFDから読み込まれて表示データメモリ
24bに記憶された指定した刺繍模様の表示データに基
づいて刺繍模様がカラーディスプレイ10に表示される
ので、選択した刺繍模様のカラーディスプレイ10への
表示を介して、刺繍縫製に供する所望の刺繍模様か否か
を容易に確認することができる。
【0065】また、縫製データ読み込みを実行中に、中
止キー11kの操作により縫製データの読み込みが中止
されたときには、縫製データメモリ24cと表示データ
メモリ24bに書込まれたデータが全て消去されるの
で、これらメモリ24b,24cに、選択を間違った刺
繍模様の不要な表示データや縫製データが残存しないた
め、メモリ24b,24cの有効利用が図れ、しかもデ
ータ消去操作をする必要がなく、選択間違いしたときの
作業性を向上させることができる。
止キー11kの操作により縫製データの読み込みが中止
されたときには、縫製データメモリ24cと表示データ
メモリ24bに書込まれたデータが全て消去されるの
で、これらメモリ24b,24cに、選択を間違った刺
繍模様の不要な表示データや縫製データが残存しないた
め、メモリ24b,24cの有効利用が図れ、しかもデ
ータ消去操作をする必要がなく、選択間違いしたときの
作業性を向上させることができる。
【0066】更に、模様選択において、指定した模様名
の刺繍模様が表示されたカラーディスプレイ10の画面
に、縫製データの読み込みの中止を指令する中止キー1
1kと、読み込みの実行を指令する確定キー11oが表
示されるので、表示された刺繍模様の形象を確認した結
果、刺繍模様の選択間違いに気付いたとき、間違った刺
繍模様の縫製データの読み込みを開始する前に、縫製デ
ータの読み込みを中止させることができ、間違いに対し
て迅速に対処することができる。それ故、選択間違いし
たときの操作性や作業性を向上させることができる。
の刺繍模様が表示されたカラーディスプレイ10の画面
に、縫製データの読み込みの中止を指令する中止キー1
1kと、読み込みの実行を指令する確定キー11oが表
示されるので、表示された刺繍模様の形象を確認した結
果、刺繍模様の選択間違いに気付いたとき、間違った刺
繍模様の縫製データの読み込みを開始する前に、縫製デ
ータの読み込みを中止させることができ、間違いに対し
て迅速に対処することができる。それ故、選択間違いし
たときの操作性や作業性を向上させることができる。
【0067】ここで、前記フロッピーディスクFDに、
ROM23に設けた模様選択制御の制御プログラムを追
加的に記録し、この模様選択制御プログラムを記録した
フロッピーディスクFDを刺繍縫製可能なミシンに装着
して用いることができ、この場合、このフロッピーディ
スクFDが本発明の模様選択プログラムを記録した記録
媒体に相当する。記録媒体は、フロッピーディスクFD
以外に、RAMカード、CD−ROM、DVD(デジタ
ル・ビデオ・ディスク)やレーザディスク等であっても
よい。
ROM23に設けた模様選択制御の制御プログラムを追
加的に記録し、この模様選択制御プログラムを記録した
フロッピーディスクFDを刺繍縫製可能なミシンに装着
して用いることができ、この場合、このフロッピーディ
スクFDが本発明の模様選択プログラムを記録した記録
媒体に相当する。記録媒体は、フロッピーディスクFD
以外に、RAMカード、CD−ROM、DVD(デジタ
ル・ビデオ・ディスク)やレーザディスク等であっても
よい。
【0068】本発明は、以上説明した実施形態に限定し
て解釈されるべきではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変更を付加した形態で実施することができ
る。 1)脚柱部2やアーム部3の前面に、中止スイッチを別
途設けるようにしてもよい。 2)この刺繍縫製可能な電子制御式ミシンMを外部のパ
ーソナルコンピュータやインターネットに接続し、これ
らパーソナルコンピュータやインターネットから表示デ
ータや縫製データを通信手段を介して受信する場合に
も、データの読み込みを中止させるように、つまり表示
データや縫製データ等の刺繍関連データの受信を中止さ
せるように構成してもよい。 3)フロッピーディスクドライブ29は、脚柱部2以外
の任意の部位に設けてもよく、ミシンMとは別体に設け
られたものであってもよい。
て解釈されるべきではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変更を付加した形態で実施することができ
る。 1)脚柱部2やアーム部3の前面に、中止スイッチを別
途設けるようにしてもよい。 2)この刺繍縫製可能な電子制御式ミシンMを外部のパ
ーソナルコンピュータやインターネットに接続し、これ
らパーソナルコンピュータやインターネットから表示デ
ータや縫製データを通信手段を介して受信する場合に
も、データの読み込みを中止させるように、つまり表示
データや縫製データ等の刺繍関連データの受信を中止さ
せるように構成してもよい。 3)フロッピーディスクドライブ29は、脚柱部2以外
の任意の部位に設けてもよく、ミシンMとは別体に設け
られたものであってもよい。
【0069】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、ディスプレ
イを含む表示手段を備え、刺繍模様の表示データ及び縫
製データ等の刺繍に関わる刺繍関連データを記憶した外
部記憶媒体または通信手段を介して外部の刺繍データ処
理装置より刺繍関連データを読み込んでディスプレイを
介して刺繍模様を選択可能な刺繍縫製可能なミシンにお
いて、データ読込み手段と、読込み中止手段とを設けた
ので、刺繍模様の選択間違いに気付いたときには、間違
った刺繍模様の刺繍関連データの読み込みを即座に中止
させて、その間違いに対して迅速に対処することができ
る。そのため、選択間違いしたときの操作性や作業性を
向上させることができる。更に、間違って選択した刺繍
模様の刺繍関連データを最後まで読み込まないため、無
駄な読み込み時間を節約でき、作業能率が大幅に向上す
る。
イを含む表示手段を備え、刺繍模様の表示データ及び縫
製データ等の刺繍に関わる刺繍関連データを記憶した外
部記憶媒体または通信手段を介して外部の刺繍データ処
理装置より刺繍関連データを読み込んでディスプレイを
介して刺繍模様を選択可能な刺繍縫製可能なミシンにお
いて、データ読込み手段と、読込み中止手段とを設けた
ので、刺繍模様の選択間違いに気付いたときには、間違
った刺繍模様の刺繍関連データの読み込みを即座に中止
させて、その間違いに対して迅速に対処することができ
る。そのため、選択間違いしたときの操作性や作業性を
向上させることができる。更に、間違って選択した刺繍
模様の刺繍関連データを最後まで読み込まないため、無
駄な読み込み時間を節約でき、作業能率が大幅に向上す
る。
【0070】請求項2の発明によれば、前記データ読込
み手段は指定された刺繍模様の表示データと縫製データ
とを順に読み込むように構成され、読込み中止手段はそ
の表示データの読み込み中に、データ読込み手段による
表示データの読み込みを中止させるので、データ読込み
手段により指定された刺繍模様の表示データと縫製デー
タとを順に読み込むときに、表示データの読み込み途中
であっても、刺繍模様の選択間違いに気付いたその時点
で、つまり時間を要する縫製データの読み込み前に、そ
の読み込みを即座に中止させることができる。その他請
求項1と同様の効果を奏する。
み手段は指定された刺繍模様の表示データと縫製データ
とを順に読み込むように構成され、読込み中止手段はそ
の表示データの読み込み中に、データ読込み手段による
表示データの読み込みを中止させるので、データ読込み
手段により指定された刺繍模様の表示データと縫製デー
タとを順に読み込むときに、表示データの読み込み途中
であっても、刺繍模様の選択間違いに気付いたその時点
で、つまり時間を要する縫製データの読み込み前に、そ
の読み込みを即座に中止させることができる。その他請
求項1と同様の効果を奏する。
【0071】請求項3の発明によれば、前記データ読込
み手段は指定された刺繍模様の表示データと縫製データ
とを順に読み込むように構成され、読込み中止手段は表
示データの読み込み後、データ読込み手段による縫製デ
ータの読み込みを中止させるので、データ読込み手段に
より指定された刺繍模様の表示データと縫製データとを
順に読み込むときに、表示データの次の縫製データの読
み込み途中であっても、刺繍模様の選択間違いに気付い
たその時点で、つまり時間を要する縫製データの読み込
み完了する前に、その読み込みを即座に中止させること
ができる。その他請求項1又は2と同様の効果を奏す
る。
み手段は指定された刺繍模様の表示データと縫製データ
とを順に読み込むように構成され、読込み中止手段は表
示データの読み込み後、データ読込み手段による縫製デ
ータの読み込みを中止させるので、データ読込み手段に
より指定された刺繍模様の表示データと縫製データとを
順に読み込むときに、表示データの次の縫製データの読
み込み途中であっても、刺繍模様の選択間違いに気付い
たその時点で、つまり時間を要する縫製データの読み込
み完了する前に、その読み込みを即座に中止させること
ができる。その他請求項1又は2と同様の効果を奏す
る。
【0072】請求項4の発明によれば、前記データ読込
み手段で読み込まれて前記記憶メモリに書き込まれた表
示データに基づいて刺繍模様の形象をディスプレイに表
示させる模様表示制御手段を設けたので、模様表示制御
手段による指定した刺繍模様の形象のディスプレイへの
表示を介して、刺繍縫製に供する所望の刺繍模様か否か
を容易に確認することができる。その他請求項2又は3
と同様の効果を奏する。
み手段で読み込まれて前記記憶メモリに書き込まれた表
示データに基づいて刺繍模様の形象をディスプレイに表
示させる模様表示制御手段を設けたので、模様表示制御
手段による指定した刺繍模様の形象のディスプレイへの
表示を介して、刺繍縫製に供する所望の刺繍模様か否か
を容易に確認することができる。その他請求項2又は3
と同様の効果を奏する。
【0073】請求項5の発明によれば、前記読込み中止
手段が、刺繍関連データの読み込み中止指令を出力する
中止指令手段を有するので、模様選択の間違いに気付い
た任意の時点で、その中止指令手段により刺繍関連デー
タの読み込み中止指令を容易に出力することができる。
その他請求項1〜4の何れかと同様の効果を奏する。
手段が、刺繍関連データの読み込み中止指令を出力する
中止指令手段を有するので、模様選択の間違いに気付い
た任意の時点で、その中止指令手段により刺繍関連デー
タの読み込み中止指令を容易に出力することができる。
その他請求項1〜4の何れかと同様の効果を奏する。
【0074】請求項6の発明によれば、前記読込み中止
手段は、読み込みを中止したとき、記憶メモリに書き込
んだ刺繍関連データを全て消去するので、ミシン等に設
けた所定の記憶メモリに、選択を間違った刺繍模様の不
要な刺繍関連データが残存しないため、記憶メモリの有
効利用が図れ、しかもデータ消去操作をする必要がな
く、選択間違いしたときの作業性を向上させることがで
きる。その他請求項1〜5の何れかと同様の効果を奏す
る。
手段は、読み込みを中止したとき、記憶メモリに書き込
んだ刺繍関連データを全て消去するので、ミシン等に設
けた所定の記憶メモリに、選択を間違った刺繍模様の不
要な刺繍関連データが残存しないため、記憶メモリの有
効利用が図れ、しかもデータ消去操作をする必要がな
く、選択間違いしたときの作業性を向上させることがで
きる。その他請求項1〜5の何れかと同様の効果を奏す
る。
【0075】請求項7の発明によれば、前記模様表示制
御手段により刺繍模様が表示されたディスプレイの画面
に、刺繍関連データの読み込みの中止を指令する中止タ
ッチキーと読み込みの実行を指令する確定タッチキーが
表示されるので、ディスプレイに表示された刺繍模様に
より所望の刺繍模様か否かを確認でき、間違った刺繍模
様のときには中止タッチキーを操作して中止を指令で
き、所望の刺繍模様のときには確定タッチキーを操作し
て読み込みの実行を指令することができる。その他請求
項1〜6の何れかと同様の効果を奏する。
御手段により刺繍模様が表示されたディスプレイの画面
に、刺繍関連データの読み込みの中止を指令する中止タ
ッチキーと読み込みの実行を指令する確定タッチキーが
表示されるので、ディスプレイに表示された刺繍模様に
より所望の刺繍模様か否かを確認でき、間違った刺繍模
様のときには中止タッチキーを操作して中止を指令で
き、所望の刺繍模様のときには確定タッチキーを操作し
て読み込みの実行を指令することができる。その他請求
項1〜6の何れかと同様の効果を奏する。
【0076】請求項8の発明によれば、前記外部記憶媒
体が磁気記憶媒体または光学記憶媒体であるので、磁気
記憶媒体または光学記憶媒体をドライブ装置に装着する
だけで、磁気記憶媒体や光学記憶媒体に書き込まれた刺
繍関連データを容易に読み込むことができる。これら記
憶媒体のデータ読み込み速度は、ROMやROMカード
のデータ読み込み速度よりも遅くなり、データ量に比例
して読み込みに時間を要するが、選択間違いのときには
即座に読み込みを中止でき、データの読み込みを完了す
るまで待機することなく、無駄な読み込み時間の節約が
顕著になる。その他請求項1〜7の何れかと同様の効果
を奏する。
体が磁気記憶媒体または光学記憶媒体であるので、磁気
記憶媒体または光学記憶媒体をドライブ装置に装着する
だけで、磁気記憶媒体や光学記憶媒体に書き込まれた刺
繍関連データを容易に読み込むことができる。これら記
憶媒体のデータ読み込み速度は、ROMやROMカード
のデータ読み込み速度よりも遅くなり、データ量に比例
して読み込みに時間を要するが、選択間違いのときには
即座に読み込みを中止でき、データの読み込みを完了す
るまで待機することなく、無駄な読み込み時間の節約が
顕著になる。その他請求項1〜7の何れかと同様の効果
を奏する。
【0077】請求項9の発明によれば、前記中止指令手
段は、ディスプレイの画面に表示された中止指令タッチ
キーを含むので、中止指令の為のスイッチを別途設ける
ことなく、ミシンの前面に設けたディスプレイに表示さ
れた中止指令タッチキーを使用でき、コスト的に有利に
なり、しかもミシンの前面に設けられた中止指令タッチ
キーを容易に操作でき、操作性を向上することができ
る。その他請求項5と同様の効果を奏する。
段は、ディスプレイの画面に表示された中止指令タッチ
キーを含むので、中止指令の為のスイッチを別途設ける
ことなく、ミシンの前面に設けたディスプレイに表示さ
れた中止指令タッチキーを使用でき、コスト的に有利に
なり、しかもミシンの前面に設けられた中止指令タッチ
キーを容易に操作でき、操作性を向上することができ
る。その他請求項5と同様の効果を奏する。
【0078】請求項10の発明によれば、模様選択プロ
グラムを記録した記録媒体は、データ読込みルーチン
と、読込み中止ルーチンとを備えたので、これらデータ
読込みルーチンと読込み中止ルーチンとを含む模様選択
プログラムを記録した記録媒体を、ディスプレイを含む
表示手段を備えた刺繍縫製可能なミシンの模様選択装置
に装着することで、請求項1と同様の効果を奏する。
グラムを記録した記録媒体は、データ読込みルーチン
と、読込み中止ルーチンとを備えたので、これらデータ
読込みルーチンと読込み中止ルーチンとを含む模様選択
プログラムを記録した記録媒体を、ディスプレイを含む
表示手段を備えた刺繍縫製可能なミシンの模様選択装置
に装着することで、請求項1と同様の効果を奏する。
【0079】請求項11の発明によれば、前記データ読
込みルーチンは指定された刺繍模様の表示データと縫製
データとを順に読み込むように構成され、読込み中止ル
ーチンは表示データの読み込み中に、データ読込みルー
チンによる刺繍関連データの読み込みを中止させるの
で、これらデータ読込みルーチンと読込み中止ルーチン
を含む模様選択プログラムを記録した記録媒体を、ディ
スプレイを含む表示手段を備えた刺繍縫製可能なミシン
に装着することで、請求項2と同様の効果を奏する。そ
の他請求項10と同様の効果を奏する。
込みルーチンは指定された刺繍模様の表示データと縫製
データとを順に読み込むように構成され、読込み中止ル
ーチンは表示データの読み込み中に、データ読込みルー
チンによる刺繍関連データの読み込みを中止させるの
で、これらデータ読込みルーチンと読込み中止ルーチン
を含む模様選択プログラムを記録した記録媒体を、ディ
スプレイを含む表示手段を備えた刺繍縫製可能なミシン
に装着することで、請求項2と同様の効果を奏する。そ
の他請求項10と同様の効果を奏する。
【0080】請求項12の発明によれば、前記データ読
込みルーチンは指定された刺繍模様の表示データと縫製
データとを順に読み込むように構成され、前記読込み中
止ルーチンは表示データの読み込み後、データ読込みル
ーチンによる縫製データの読み込みを中止させるので、
これらデータ読込みルーチンと読込み中止ルーチンを含
む模様選択プログラムを記録した記録媒体を、ディスプ
レイを含む表示手段を備えた刺繍縫製可能なミシンに装
着することで、請求項3と同様の効果を奏する。その他
請求項10又は11と同様の効果を奏する。
込みルーチンは指定された刺繍模様の表示データと縫製
データとを順に読み込むように構成され、前記読込み中
止ルーチンは表示データの読み込み後、データ読込みル
ーチンによる縫製データの読み込みを中止させるので、
これらデータ読込みルーチンと読込み中止ルーチンを含
む模様選択プログラムを記録した記録媒体を、ディスプ
レイを含む表示手段を備えた刺繍縫製可能なミシンに装
着することで、請求項3と同様の効果を奏する。その他
請求項10又は11と同様の効果を奏する。
【0081】請求項13の発明によれば、前記データ読
込みルーチンで前記縫製データを読み込み中の刺繍模様
の形象を、前記記憶メモリに書き込まれた表示データに
基づいてディスプレイに表示させる模様表示制御ルーチ
ンを含むので、この模様表示制御ルーチンを含む模様選
択プログラムを記録した記録媒体を、ディスプレイを含
む表示手段を備えた刺繍縫製可能なミシンに装着するこ
とで、請求項4と同様の効果を奏する。その他請求項1
1又は12と同様の効果を奏する。
込みルーチンで前記縫製データを読み込み中の刺繍模様
の形象を、前記記憶メモリに書き込まれた表示データに
基づいてディスプレイに表示させる模様表示制御ルーチ
ンを含むので、この模様表示制御ルーチンを含む模様選
択プログラムを記録した記録媒体を、ディスプレイを含
む表示手段を備えた刺繍縫製可能なミシンに装着するこ
とで、請求項4と同様の効果を奏する。その他請求項1
1又は12と同様の効果を奏する。
【図1】本発明の実施形態に係る刺繍縫製可能な電子制
御式ミシンの斜視図である。
御式ミシンの斜視図である。
【図2】電子制御式ミシンの制御系のブロック図であ
る。
る。
【図3】模様データメモリのデータ構成を説明する図表
である。
である。
【図4】フロッピーディスクに記録されたデータ構成を
説明する図表である。
説明する図表である。
【図5】模様選択制御のフローチャートの一部である。
【図6】模様選択制御のフローチャートの残部である。
【図7】模様名データと付随データ読み込み制御のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図8】表示データ読み込み制御のフローチャートであ
る。
る。
【図9】縫製データ読み込み制御のフローチャートであ
る。
る。
【図10】模様種類を選択するメニュー画面の表示例を
示す図である。
示す図である。
【図11】模様名表示画面の表示例を示す図である。
【図12】選択模様を確定したときの図11相当図であ
る。
る。
【図13】模様名で指定した刺繍模様の表示例を示す図
である。
である。
【図14】刺繍模様群の表示画面の表示例を示す図であ
る。
る。
【図15】選択した刺繍模様とその色別模様部の表示例
を示す図である。
を示す図である。
M 刺繍縫製可能な電子制御式ミシン 10 液晶カラーディスプレイ 11k 中止キー 11o 確定キー 22 CPU 23 ROM 24 RAM 24b 表示データメモリ 24c 縫製データメモリ C 制御装置 FD フロッピーディスク
Claims (13)
- 【請求項1】 ディスプレイを含む表示手段を備え、刺
繍模様の表示データ及び縫製データ等の刺繍に関わる刺
繍関連データを記憶した外部記憶媒体または通信手段を
介して外部の刺繍データ処理装置より前記刺繍関連デー
タを読み込んでディスプレイを介して刺繍模様を選択可
能な刺繍縫製可能なミシンにおいて、 指定された刺繍模様の刺繍関連データを読み込んで所定
の記憶メモリに書き込むデータ読込み手段と、 前記データ読込み手段による刺繍関連データの読み込み
中に、データ読込み手段に対して刺繍関連データの読み
込みを中止させる読込み中止手段と、 を備えたことを特徴とする刺繍縫製可能なミシンの模様
選択装置。 - 【請求項2】 前記データ読込み手段は指定された刺繍
模様の表示データと縫製データとを順に読み込むように
構成され、前記読込み中止手段はその表示データの読み
込み中に、データ読込み手段による表示データの読み込
みを中止させることを特徴とする請求項1に記載の刺繍
縫製可能なミシンの模様選択装置。 - 【請求項3】 前記データ読込み手段は指定された刺繍
模様の表示データと縫製データとを順に読み込むように
構成され、前記読込み中止手段は表示データの読み込み
後、データ読込み手段による縫製データの読み込みを中
止させることを特徴とする請求項1又は2に記載の刺繍
縫製可能なミシンの模様選択装置。 - 【請求項4】 前記データ読込み手段で読み込まれて前
記記憶メモリに書き込まれた表示データに基づいて刺繍
模様の形象をディスプレイに表示させる模様表示制御手
段を設けたことを特徴とする請求項2又は3に記載の刺
繍縫製可能なミシンの模様選択装置。 - 【請求項5】 前記読込み中止手段が、刺繍関連データ
の読み込み中止指令を出力する中止指令手段を有するこ
とを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の刺繍縫製
可能なミシンの模様選択装置。 - 【請求項6】 前記読込み中止手段は、読み込みを中止
したとき、記憶メモリに書き込んだ刺繍関連データを全
て消去することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記
載の刺繍縫製可能なミシンの模様選択装置。 - 【請求項7】 前記模様表示制御手段により刺繍模様が
表示されたディスプレイの画面に、刺繍関連データの読
み込みの中止を指令する中止タッチキーと読み込みの実
行を指令する確定タッチキーが表示されることを特徴と
する請求項1〜6の何れかに記載の刺繍縫製可能なミシ
ンの模様選択装置。 - 【請求項8】 前記外部記憶媒体が磁気記憶媒体または
光学記憶媒体であることを特徴とする請求項1〜7の何
れかに記載の刺繍縫製可能なミシンの模様選択装置。 - 【請求項9】 前記中止指令手段は、ディスプレイの画
面に表示された中止指令タッチキーを含むことを特徴と
する請求項5に記載の刺繍縫製可能なミシンの模様選択
装置。 - 【請求項10】 ディスプレイを含む表示手段を備えた
刺繍縫製可能なミシンにおいて、刺繍模様の表示データ
及び縫製データ等の刺繍に関わる刺繍関連データを記憶
した外部記憶媒体または通信手段を介して外部の刺繍デ
ータ処理装置より前記刺繍関連データを読み込んでディ
スプレイを介して刺繍模様を選択する模様選択プログラ
ムを記録した記録媒体であって、 前記外部記憶媒体または外部の刺繍データ処理装置か
ら、指定された刺繍模様の刺繍関連データを読み込んで
所定の記憶メモリに書き込むデータ読込みルーチンと、 前記データ読込みルーチンによる刺繍関連データの読み
込み中に、データ読込みルーチンに対して刺繍関連デー
タの読み込みを中止させる読込み中止ルーチンと、 を備えたことを特徴とする模様選択プログラムを記録し
た記録媒体。 - 【請求項11】 前記データ読込みルーチンは指定され
た刺繍模様の表示データと縫製データとを順に読み込む
ように構成され、前記読込み中止ルーチンは表示データ
の読み込み中に、データ読込みルーチンによる刺繍関連
データの読み込みを中止させることを特徴とする請求項
10に記載の模様選択プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項12】 前記データ読込みルーチンは指定され
た刺繍模様の表示データと縫製データとを順に読み込む
ように構成され、前記読込み中止ルーチンは表示データ
の読み込み後、データ読込みルーチンによる縫製データ
の読み込みを中止させることを特徴とする請求項10又
は11に記載の模様選択プログラムを記録した記録媒
体。 - 【請求項13】 前記データ読込みルーチンで前記縫製
データを読み込み中の刺繍模様の形象を、前記記憶メモ
リに書き込まれた表示データに基づいてディスプレイに
表示させる模様表示制御ルーチンを含むことを特徴とす
る請求項11又は12に記載の模様選択プログラムを記
録した記録媒体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11185239A JP2001009181A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 刺繍縫製可能なミシンの模様選択装置及び模様選択プログラムを記録した記録媒体 |
US09/603,974 US6209467B1 (en) | 1999-06-30 | 2000-06-26 | Pattern data reading apparatus for sewing machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11185239A JP2001009181A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 刺繍縫製可能なミシンの模様選択装置及び模様選択プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001009181A true JP2001009181A (ja) | 2001-01-16 |
Family
ID=16167333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11185239A Pending JP2001009181A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 刺繍縫製可能なミシンの模様選択装置及び模様選択プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6209467B1 (ja) |
JP (1) | JP2001009181A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040021133A (ko) * | 2002-09-02 | 2004-03-10 | 썬스타 특수정밀 주식회사 | 자수기의 디자인 코드 식별 방법 및 그 방법에 대한컴퓨터 프로그램 소스를 저장한 기록매체 |
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KR100339699B1 (ko) * | 2000-02-18 | 2002-06-05 | 박인철 | 작업저장 기능을 갖는 자수기 및 이의 자수제어방법 |
US6732008B2 (en) * | 2001-02-23 | 2004-05-04 | Brian D. Bailie | Software program and system for evaluating the density of an embroidery machine design |
US20050234583A1 (en) * | 2004-04-20 | 2005-10-20 | Alexander Kantarovich | Methods and systems for online embridery data processing |
US8069091B1 (en) | 2006-07-27 | 2011-11-29 | Corporate Casuals, LLC. | Apparatus, system and method for embroidery design |
US10590580B2 (en) * | 2018-06-12 | 2020-03-17 | Pulse Microsystems Ltd. | Vector defined embroidery |
JP2020058511A (ja) * | 2018-10-09 | 2020-04-16 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | 縫製データ処理システム、端末、ミシンおよびプログラム |
JP7680276B2 (ja) * | 2021-06-17 | 2025-05-20 | 株式会社ジャノメ | 座標データ作成装置、ミシンおよびプログラム |
JP7608279B2 (ja) * | 2021-06-17 | 2025-01-06 | 株式会社ジャノメ | 座標データ作成装置、ミシンおよびプログラム |
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JPH10108987A (ja) * | 1996-10-09 | 1998-04-28 | Brother Ind Ltd | 縫製データ編集方法並びに縫製データ編集装置 |
JP3644617B2 (ja) * | 1996-10-15 | 2005-05-11 | ブラザー工業株式会社 | 多針ミシン |
JPH11253676A (ja) * | 1998-03-13 | 1999-09-21 | Brother Ind Ltd | 刺繍縫製装置用生産管理システム |
-
1999
- 1999-06-30 JP JP11185239A patent/JP2001009181A/ja active Pending
-
2000
- 2000-06-26 US US09/603,974 patent/US6209467B1/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20040021133A (ko) * | 2002-09-02 | 2004-03-10 | 썬스타 특수정밀 주식회사 | 자수기의 디자인 코드 식별 방법 및 그 방법에 대한컴퓨터 프로그램 소스를 저장한 기록매체 |
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US6209467B1 (en) | 2001-04-03 |
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