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JP2005129319A - 光硬化型組成物、それを用いたプラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 - Google Patents

光硬化型組成物、それを用いたプラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 Download PDF

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JP2005129319A
JP2005129319A JP2003362629A JP2003362629A JP2005129319A JP 2005129319 A JP2005129319 A JP 2005129319A JP 2003362629 A JP2003362629 A JP 2003362629A JP 2003362629 A JP2003362629 A JP 2003362629A JP 2005129319 A JP2005129319 A JP 2005129319A
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Satoru Kawase
覚 河瀬
Keisuke Sumita
圭介 住田
Naoyuki Tani
直幸 谷
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】 プラズマディスプレイなどで、導電性を要する黒色電極と絶縁性を要するブラックストライプの双方を形成できる光硬化型組成物を提供する。
【解決手段】 黒色電極8およびブラックストライプ5のパターンを形成するための光硬化型組成物を、(A)平均粒径0.1〜1.5μmの黒色絶縁性粒子、(B)有機バインダー、(C)光重合性モノマー、及び(D)光重合開始剤を含有したものとする。この光硬化型組成物を用いて所望形状の薄膜を形成し焼成した時に、黒色絶縁性粒子(以下、黒色粒子)が充分に小さいことから、密に並びバス電極の黒色電極として十分な黒さが得られるとともに、薄膜であることから、黒色粒子が絶縁性のものであるに関わらずバス電極として十分な導電性が得られる。また黒色粒子が充分に小さいことから、薄膜であってもブラックストライプとして十分な黒さが得られるとともに、黒色粒子が絶縁性のものであるため十分な絶縁性が得られる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、黒色電極やブラックストライプパターンの形成に有用な光硬化型組成物、それを用いたプラズマディスプレイパネルおよびその製造方法に関するものである。
プラズマディスプレイパネル(以下、PDPと称する)の構造を図1に示す。
前面板1は、前面ガラス基板2上に透明電極3、バス電極4、ブラックストライプ5のパターンが形成され、これらを覆う誘電体層6及び酸化マグネシウム(MgO)からなる誘電体保護層7が形成されたものである。バス電極4は黒色電極8と白色電極9との2層構造であり、透明電極3の上にこの順に形成されている。
背面板10は、背面ガラス基板11上に誘電体層12、アドレス電極13、隔壁14、及び蛍光体層15が形成されたものである。蛍光体層15には通常、赤、緑、青の3色が順に配置されている。
前面板1と背面板10とは周辺シール材(図示略)で貼り合わされており、隔壁14で仕切られた放電空間16には排気管(図示略)を通して放電ガスが封入されている。貼り合わされた前面板1,背面板10にはさらに、発光表示板や回路など(図示略)が組合わされている。
放電ガスは、アドレス電極13、バス電極4などへの周期的な電圧印加で生起される放電により紫外線を照射するものであり、その紫外線が蛍光体層15で可視光に変換されることで画像表示が行われる。放電ガスとしては、ネオンやキセノンなどを混合したものが、通常、65kPa(500Torr)程度の圧力で封入される。
以下、詳細に説明する。
前面ガラス基板2は、大型化が比較的容易であることからフロート法で作成されることが多い。フロート法は、溶融窯で溶かされたガラス原料を高温で溶融しているスズの上に流し込み、冷却することで平板を得るものである。
前面板1には、外光反射を抑えて明所コントラストを向上させるために、上記した黒色電極8が透明電極3と白色電極9との間に配置されるとともに、ブラックストライプ5が配置されている。黒色電極8およびブラックストライプ5はそれぞれ、黒色酸化物材料を含んだ光硬化型樹脂ペーストで形成される。透明電極4および白色電極2も光硬化型樹脂ペーストで形成される。
黒色電極8のための黒色酸化物材料としてはルテニウム酸化物RuO2等が使用されている(例えば特許文献1特開平10−255670号公報)。ブラックストライプ7のための黒色酸化物材料としては鉄−クロム系やコバルトの混合酸化物などが使用されている(例えば特許文献2特開2001−135250号公報)。
これら光硬化型樹脂ペーストを用いる電極やブラックストライプは、成膜、乾燥、露光、現像、焼成などの工程を経て目的の形状に成形される。
成膜方法としては、スクリーン印刷法、ダイコート法、スピンコート法、ドライフィルム法などが行なわれる。ドライフィルム法はフィルム上に形成された光硬化型樹脂ペーストの膜を転写するもので、この方法による場合は乾燥工程と露光工程との間に転写工程などが必要となる。
形成された膜を線状などの目的の形状とするためにフォトリソグラフィー法が行なわれる。そのための露光工程には、目的の露光パターンを有するネガマスクを用いた接触露光及び非接触露光が用いられる。露光光源としては、ハロゲンランプ、高圧水銀灯、レーザー光、メタルハライドランプ、ブラックランプ、無電極ランプなどが使用される。露光量としては50〜1000mJ/cm2程度が好適に使用される。
露光後の現像工程にはスプレー法、浸漬法等が用いられる。現像液としては、たとえば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の金属アルカリ水溶液など、なかでも約1.5重量%以下の濃度の希アルカリ水溶液が用いられる。現像後には水洗や酸中和が行われる。
焼成工程では、約600℃の高温に昇温され、それによりペースト中に含まれている有機バインダー、光重合性モノマー、及び光重合開始剤といった有機化合物が蒸発・焼失し、目的の形状の電極等が残留する。
特開平10−255670号公報 特開2001−135250号公報
上記したように、PDPにおいてはバス電極の黒色電極とブラックストライプの双方に黒色酸化物が用いられており、したがって黒色電極とブラックストライプを共用の材料で形成することが考えられる。
しかしこれまで共用の材料が用いられなかったのは、黒色電極に求められる特性は黒さと導電性である一方で、ブラックストライプに求められる特性は黒さと絶縁性であるためである。従来の黒色電極用材料をブラックストライプに用いると、ブラックストライプ上で電気が導通して誤放電を起こす。また従来のブラックストライプ用材料を黒色電極に用いると充分な導電性が得られない。
しかしなお、黒色電極には導電性黒色酸化物を含むペースト、ブラックストライプには絶縁性黒色酸化物を含むペースト、という2種類のペーストを用いている現状は、プロセスの効率化、生産性、コストという観点から問題があり、改善が望まれる。
本発明は上記課題を解決するもので、導電性を要する黒色電極と絶縁性を要するブラックストライプの双方を形成できる光硬化型組成物、それを用いたプラズマディスプレイパネルおよびその製造方法を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、適当粒径の黒色絶縁性粒子を選択して感光性化合物を含んだ樹脂に配合することにより、光硬化型組成物を構成したものであり、この光硬化型組成物を用いて、黒色電極とブラックストライプの双方を形成可能である。
すなわち本発明は、黒色電極およびブラックストライプパターンを形成するための光硬化型組成物であって、(A)平均粒径0.1〜1.5μmの黒色絶縁性粒子、(B)有機バインダー、(C)光重合性モノマー、及び(D)光重合開始剤を含有した光硬化型組成物を提供する。
また本発明は、上記した光硬化型組成物で成膜され焼成されてなる黒色電極およびブラックストライプパターンを備えたプラズマディスプレイパネルを提供する。
さらに本発明は、上記した光硬化型組成物の膜を基板上に所望形状に形成し、焼成することにより、黒色電極およびブラックストライプパターンを形成するプラズマディスプレイパネルの製造方法を提供する。
本発明の光硬化型組成物によれば、所望形状の薄膜を形成し焼成した時に、黒色絶縁性粒子(以下、黒色粒子ともいう)が充分に小さいことから、密に並びバス電極の黒色電極として十分な黒さが得られるとともに、薄膜であることから、黒色粒子が絶縁性のものであるに関わらずバス電極として十分な導電性が得られる。また黒色粒子が充分に小さいことから、薄膜であってもブラックストライプとして十分な黒さが得られるとともに、黒色粒子が絶縁性のものであるため十分な絶縁性が得られる。
プラズマディスプレイパネルでは、上述したように、前面板の基板上、透明電極の上に黒白二層のバス電極が形成され、また透明電極やバス電極の発光を伴わない箇所の線間にブラックストライプが形成される。このように透明電極(ITOやネサなどで形成される)と白色電極(銀などで形成される)との間に配置される黒色電極に、本発明の光硬化性組成物を充分に薄膜化して用いると、実際の画面側から見たときの黒さを確保できるとともに、焼成時に白色電極の導電性物質の拡散が生じ、透明電極と白色電極との層間導通を充分に確保できる。またブラックストライプ用の材料として同光硬化性組成物を用いると、誤放電を誘発しない充分な絶縁性と、実際の画面側から見たときの黒さとを共に確保できる。
本発明の光硬化型組成物の膜は、一般に行われるように基板上に成膜し、フォトリソグラフィー法などで成形するようにしてもよいが、予めフィルム上に形成し、基板上に転写するようにしてもよい。本発明の光硬化型組成物は、転写の際に基板に対する優れた密着性を示し、解像性、焼成性を損なうことはない。
黒色絶縁性粒子は、平均粒径が0.1〜1.5μmのもの、好ましくは0.1〜1.0μmのものを用いることができる。
これより大きいと、充分な黒さを確保するために焼成後の膜厚を大きく設定せざるを得ず、バス電極の黒色電極として充分な導電性を得るのが困難になる。平均粒径0.1〜1.5μmで、焼成膜の黒さ、導電性をともに充分に達成可能である。
これより平均粒径が小さいと、導電性が著しく向上するわけではないのに、黒色絶縁性粒子自体のコストが著しく増加してしまう。また露光工程で紫外線が透過しにくくなる。したがって精細な電極線を形成するためには、(C)光重合性モノマーや(D)光重合開始剤を追加し、必要に応じて(B)有機バインダーを低減することで、露光感度を向上させなければならない。しかしその場合、焼成工程において電極線の収縮性が大きくなり、電極線の一部が基板から剥離するなどの問題が起こる。
黒色絶縁性粒子としては、たとえば銅−クロム系酸化物を使用できる。
銅−クロム系金属酸化物は、ブラックストライプに用いるのに十分な絶縁性を有し、かつ、光硬化性組成物に含有させた時にその塗料としての安定性と現像後のパターンの精細度に優れたものとする。銅−クロム系酸化物としてはたとえば、CuO−Cr23やCuO−Cr23−Mn23などの銅−クロム系複合酸化物が挙げられる。
このような銅−クロム系酸化物であって、上記した平均粒径を持った微粒子を用いることで、バス電極の黒色電極とブラックストライプとの各機能を充分に発揮させることが可能となる。
これに対して従来は、先に少し触れたように、バス電極の黒色電極にはルテニウム酸化物やルテニウム化合物などが用いられ、またブラックストライプには銅−鉄系、コバルトの複合酸化物などが用いられてきた。銅−鉄系の黒色複合酸化物としては、CuO−Fe23やCuO−Fe23−Mn23、CuO−Fe23−Mn23−Al23などが用いられている。
しかし、ルテニウム酸化物やルテニウム化合物は絶縁性に劣るため、ブラックストライプに用いた場合も電極として作用してしまい、誤った箇所に電圧を印加して誤放電させる原因となり、PDPとしての性能不良を来たす。よって、ルテニウム酸化物やルテニウム化合物は、バス電極の黒色電極とブラックストライプの共用材料として用いることはできないものである。これらルテニウム酸化物やルテニウム化合物は、希少な金属であるルテニウムを含むことから、著しいコスト増につながるものでもあった。
一方、鉄やコバルトを含んだ複合酸化物は、有機バインダーとして使用される化合物と反応してしまい、そのため光硬化性組成物はゲル化してしまうなど、安定性が悪くなる。このような光硬化性組成物を成膜工程で塗料として用いると、現像工程においてアルカリ現像の反応性が低下し、パターンの精細度に劣ることとなる。したがって、銅−鉄系、コバルトの複合酸化物を用いて黒色電極を形成すると、電気抵抗が不安定なものとなり、結果として発光をうながす放電のために印加する電圧が不安定なものとなり、性能が低いPDPとなる。よって銅−鉄系、コバルトの複合酸化物は、バス電極の黒色電極とブラックストライプの共用材料として用いることはできないものである。
光硬化性組成物に無機微粒子を少なくとも1種含ませるのが好ましい。
上述したように、黒色電極やブラックストライプは、光硬化性組成物を原料として成膜、乾燥、露光、現像、焼成などの工程を経て目的の形状に形成される。しかしその内の焼成工程において、光硬化性組成物中の有機バインダー、光重合性モノマー、光重合開始剤といった有機化合物が蒸発・焼失する一方で、黒色粒子は焼成工程での約600℃では焼結を起こしにくいため、形成される焼成膜とその下層であるガラス基板や透明電極層との結着が損なわれる。
そこで焼成膜とガラス基板や透明電極層との結着、および黒色絶縁性粒子どうしを結着させるために無機微粒子を含ませる。無機微粒子は、PDPの焼成温度600℃までもち、一旦溶けて固まることで接着性を発揮するもので、通常はガラスフリットが用いられる。パネル封着や電極ペーストや誘電体膜などのすべてにおいて、成分が異なるガラスフリットが用いられている。平均粒径が黒色絶縁性粒子と同等で、最大粒径が焼成膜の膜厚よりも小さい無機微粒子が望ましい。
焼成後の膜厚が1.0〜3.5μm、望ましくは1.5〜2.5μmとなることが必要である。
黒色電極となる光硬化性組成物の膜は、上層の白色電極と同時あるいは逐一焼成されるのであるが、その際に白色電極の銀などの導電性物質が膜中に拡散することで下層のITOなどの透明電極と導通する。
膜厚が1.0〜3.5μmよりも厚いと、白色電極の導電性物質の拡散が不十分となり、白色電極と透明電極との導通が得られなくなる。それよりも薄いと、黒色絶縁性粒子の平均粒径が0.1〜1.5μmであることから前記粒子が緻密に分散されず、目的の黒さが得られなくなる。
有機バインダーとしては、たとえばカルボキシル基を有する樹脂を使用できる。エチレン性不飽和二重結合を有するカルボキシル基含有感光性樹脂、エチレン性不飽和二重結合を有さないカルボキシル基含有感光性樹脂のいずれをも使用可能である。
好適に使用できる樹脂(オリゴマー及びポリマーのいずれでもよい)には、たとえば次のようなものがある:
(1)(a)不飽和カルボン酸と(b)不飽和二重結合を有する化合物とを共重合させることによって得られるカルボキシル基含有感光性樹脂;
(2)(a)不飽和カルボン酸と(b)不飽和二重結合を有する化合物との共重合体に、エチレン性不飽和基をペンダントとして付加させることによって得られるカルボキシル基含有感光性樹脂;
(3)(b)不飽和二重結合を有する化合物と(c)グリシジル基と不飽和二重結合を有する化合物との共重合体に(a)不飽和カルボン酸を反応させ、生成した2級の水酸基を有する反応生成物に(d)多塩基酸無水物を反応させて得られるカルボキシル基含有感光性樹脂;
(4)(e)不飽和二重結合を有する酸無水物と(b)不飽和二重結合を有する化合物との共重合体に、(f)水酸基と不飽和二重結合を有する化合物を反応させて得られるカルボキシル基含有感光性樹脂;
(5)(g)エポキシ化合物と(h)不飽和モノカルボン酸とを反応させ、生成した2級の水酸基を有する反応生成物に(d)多塩基酸無水物を反応させて得られるカルボキシル基含有感光性樹脂;
(6)(b)不飽和二重結合を有する化合物とグリシジル(メタ)アクリレートとの共重合体に、(i)1分子中に1つのカルボキシル基を有しエチレン性不飽和結合を持たない有機酸を反応させ、生成した2級の水酸基を有する反応生成物に(d)多塩基酸無水物を反応させて得られるカルボキシル基含有感光性樹脂;
(7)(j)水酸基含有ポリマーに(d)多塩基酸無水物を反応させて得られるカルボキシル基含有感光性樹脂;
(8)(j)水酸基含有ポリマーに(d)多塩基酸無水物を反応させて得られるカルボキシル基含有樹脂に、(c)グリシジル基と不飽和二重結合を有する化合物をさらに反応させて得られるカルボキシル基含有感光性樹脂。
これらの内、エチレン性不飽和二重結合を有するカルボキシル基含有感光性樹脂(2)〜(5)及び(8)がより好ましい。具体例としては、ポリメチルメタクリレート−ポリメタクリル酸やポリメチルメタクリレート−ポリアクリル酸などがある。
光重合性モノマーは、光硬化性組成物の光硬化性の促進及び現像性を向上させるために用いる。
好適に使用できる光重合性モノマーとしては例えば、2−メチル−1,8−オクタンジオールジアクリレート、ジメチロール−トリシクロデカンジアクリレート、ビスフェノールAのEO付加物ジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、EO変性トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタンエリスリトールトリアクリレート、ペンタンエリスリトールテトラアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、PEG400#ジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、3−メチル−1,5−ペンタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオールジアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、及び前記アクリレートに対応するメタクリレート類や、フタル酸、アジピン酸、マレイン酸、テレフタル酸等の多塩基酸とヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートとのモノー、ジー、トリー又はそれ以上のポリ−エステル類などが挙げられるが、特定のものに限定されるものではなく、これらを単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの光重合性モノマーの中でも、1分子中に2個以上のアクリロイル基又はメタクリロイル基を有する多官能モノマーが好ましい。
光重合開始剤としては、市販の光ラジカル開始剤が好適に使用できる。
例えば、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイド、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2,4−ジエチルチオキサントン、p−(N,N−ジメチルアミノ)−安息香酸エチルエステルなどが挙げられ、これら市販の光重合開始剤を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。ただしこれらの光重合開始剤に限定されるものではない。
必要に応じて光硬化性組成物に、光反応を促進するための光重合増感剤や、成膜前あるいは成膜後に化学的にあるいは環境的に安定させるための分散剤や光重合禁止剤を配合してもよい。
成膜工程を容易にするために、光硬化性組成物を希釈してペースト化する適宜の量の有機溶剤を配合することができる。
たとえば、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、ブチルカルビトール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテルなどのグリコールエーテル類、酢酸エチル、酢酸ブチル、ブチルセロソルブアセテート、カルビトールアセテート、ブチルカルビトールアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートなどの酢酸エステル類、エタノール、プロパノール、2−ブタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、テルピオネールなどのアルコール類、オクタン、デカンなどの脂肪族炭化水素を使用することができ、これらを単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。ただしこれらの溶剤に限定されるものではない。
本発明の光硬化型組成物は上記構成を有し、充分な黒さと絶縁性とを有したブラックストライプ、および、充分な黒さと導電性とを有した黒色電極を形成できる。また、保存安定性に優れ、かつ、薄い膜厚で充分なコントラストが得られる。よって、この光硬化性組成物を共用の材料として、ブラックストライプと黒色電極とを要するPDPを、明所コントラストを向上させて、効率よく製造することができ、PDPの量産性、低コスト化にも極めて有効である。
以下に実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明するが、下記実施例は本発明を限定する意図のものではない。なお、「%」とあるのは、特に断りがない限り全て質量基準である。
(実施例1,2および比較例1〜6)
実施例1,2および比較例1〜6の光硬化性組成物をそれぞれ、(A)表1に示す組成および平均粒径を有する黒色絶縁性粒子、(B)有機バインダーとしてのポリメチルメタクリレート−ポリメタクリル酸、(C)光重合性モノマーとしてのトリメチロールプロパントリアクリレート、(D)光重合開始剤としての2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1、(E)無機微粒子としての低軟化点ガラスフリット、(F)光重合増感剤(日本化薬(株)カヤキュアDETX−S)、(G)溶媒としてのテルピオネールを以下に示す比率となるように秤量し、(A)から(G)の順に分散機に投入することにより調製した。
実施例1,2および比較例4〜6の光硬化性組成物は、(A)黒色絶縁性酸化物微粒子23.0%、(B)有機バインダー17.5%、(C)光重合性モノマー5.0%、(D)光重合開始剤1.0%、(E)無機微粒子23.0%、(F)光重合増感剤0.5%、(G)溶媒30%とした。
比較例1〜3の光硬化性組成物は、(A)黒色絶縁性酸化物微粒子22.8%、(B)有機バインダー11.5%、(C)光重合性モノマー10.0%、(D)光重合開始剤2.5%、(E)無機微粒子22.8%、(F)光重合増感剤0.5%、(G)溶媒30%とした。
実施例1,2および比較例4〜6の光硬化性組成物を以下のようにして評価した。
1)黒色電極およびブラックストライプともに必要特性である黒さの評価
各実施例、比較例の光硬化性組成物を塗料として用いて、鉛直方向に20μm、30μm、40μmのギャップを設けたナイフコーターによりガラス基板上に黒色膜を成膜し、80℃で20分間乾燥させた。その上層に白色電極用の導電性塗料を40μmのギャップで成膜し、80℃で20分乾燥させた。
次いで、メタルハライドランプを用いて黒色膜上の積算光量が300mJ/cm2となるように全面露光し、その後に液温25℃の0.4wt%Na2CO3水溶液を用いて現像し、水洗した。最後に空気雰囲気下にて5℃/分で昇温させ、600℃で10分間焼成した。得られた膜付き基板をサンプルとした。
サンプルの焼成被膜について、色彩色差計(ミノルタカメラ(株)製、CR−221)を用いて、L***表色系の値をJIS−Z−8729に従って測定し、明度を表す指数であるL*値を黒色度の指標として評価した。L*値が小さいほど黒色度に優れる。本発明ではPDPにおいてブラックストライプや黒色電極に求められる黒さとしてL*値15以下を規定し、これとの比較を行なった。L値は表1に示した。
2)黒色電極としての必要特性である白色電極と透明電極間の層間導通の有無の評価
各実施例、比較例の光硬化性組成物を塗料として用いて、鉛直方向に20μm、30μm、40μmのギャップを設けたナイフコーターにより、あらかじめ透明電極が形成されたガラス基板上に黒色膜を成膜し、80℃で20分間乾燥させた。その上層に白色電極用の導電性塗料を40μmのギャップで成膜し、80℃で20分乾燥させた。
次いで、透明電極と整合するように、ライン幅100μmとなるネガマスクおよびメタルハライドランプを用いて、黒色膜上の積算光量が300mJ/cm2となるように露光し、その後に液温25℃の0.4wt%Na2CO3水溶液を用いて現像し、水洗した。最後に空気雰囲気下にて5℃/分で昇温させ、600℃で10分間焼成した。得られた白黒2層電極付きの基板をサンプルとした。
白黒2層電極の白層と透明電極との間の層間抵抗を測定し、その抵抗値を黒層の抵抗値として層間導通性を評価した。結果は表1に示した。○は層間導通あり、×は層間導通なしである。
3)ブラックストライプとしての必要特性である絶縁性の評価
各実施例、比較例の光硬化性組成物を塗料として用いて、鉛直方向に30μmのギャップを設けたナイフコーターにより、あらかじめ透明電極が形成されたガラス基板上に黒色膜を成膜し、80℃で20分間乾燥させた。
次いで、2.5cm×5.0cmの長方形状のネガマスクおよびメタルハライドランプを用いて、黒色膜上の積算光量が300mJ/cm2となるように露光し、その後に液温25℃の0.4wt%Na2CO3水溶液を用いて現像し、水洗した。最後に空気雰囲気下にて5℃/分で昇温させ、600℃で10分間焼成した。得られた膜付きの基板をサンプルとした。
サンプルの焼成膜(黒色電極)のシート抵抗を菱化学(株)製ロレスタMP(4素子)で測定した。結果は表1に示した。本発明では、黒色電極とブラックストライプとを共用の材料で作成することを意図しているので、ブラックストライプに必要な絶縁性を体積抵抗率1.0×103(Ω・cm)以上と規定し、それとの比較を行なった。なおブラックストライプと共用できない従来の黒色電極の体積抵抗率は3.9×101(Ω・cm)程度である。
4)光硬化性組成物の安定性およびゲル化の評価
各実施例、比較例の光硬化性組成物を塗料として用いて、鉛直方向に30μmのギャップを設けたナイフコーターにより、ガラス基板上に黒色膜を成膜し、80℃で20分間乾燥させた。そして未露光のまま現像工程に付し、その全面未露光膜が0.4wt%Na2CO3水溶液で溶解する時間を測定した。結果は表1に示した。
ゲル化は、光硬化性組成物中の黒色絶縁性粒子の成分と、有機バインダーとして用いられているポリメチルメタクリレート−ポリメタクリル酸のカルボキシル基とが反応して起こるものであり、ゲル化が起こっていればそうでない場合に比べて、アルカリ現像での溶解に時間がかかる。本発明では現像溶解時間が40秒を超えるものはゲル化が起こっており、不安定であると判断した。
5)光硬化性組成物の焼成時の収縮率の評価
上記2)と同様にして成膜し、ライン幅100μmとなるように現像し、600℃、10分の焼成を行い、その収縮率を、焼成後のライン幅/焼成前のライン幅として算出した。結果は表1に示した。
表1からわかるように、実施例1及び実施例2はそれぞれ、平均粒径1.0μm,1.1μmの銅−クロム系混合酸化物を黒色絶縁性粒子として含んだ光硬化性組成物を用いたものであり、焼成膜の膜厚は1.5μm,1.6μmである。それぞれ、L*値13.7,14.8と規定値15以下で十分に黒く、白色層と透明電極の層間導通もある。現像溶解時間はいずれも20秒で、組成物はゲル化せず安定していることを示している。シート抵抗は2.6×104(Ω・cm),8.8×103と充分に大きく、ブラックストライプとして十分な絶縁性を有することを示している。焼成時収縮率は90%で大きくは収縮しておらず、焼成時に基板から剥離することもなかった。
比較例1は、平均粒径0.02μmの銅−クロム系混合酸化物を黒色絶縁性粒子として含んだ光硬化性組成物を用いたものであるが、焼成時に膜が大きく収縮し、基板から剥離してしまった。
比較例2及び比較例4はそれぞれ、平均粒径0.02μm,1.0μmの銅−鉄系混合酸化物を黒色絶縁性粒子として含んだ光硬化性組成物を用いたものであるが、組成物のゲル化が起こり、現像溶解時間が95秒、80秒と非常に長い結果となった。また比較例2は焼成時に膜が大きく収縮し、基板から剥離してしまった。
比較例3は、平均粒径0.02μmのCo23を黒色絶縁性酸化物微粒子として含んだ光硬化性組成物を用いたものであるが、組成物がゲル化するのみならず、焼成時に大きく収縮し、基板から剥離する結果となった。白色層と透明電極との層間導通も不可であった。
比較例5,比較例6はそれぞれ、平均粒径1.0μmの銅−クロム系混合酸化物を黒色絶縁性粒子として含んだ光硬化性組成物を用いたものであり、焼成膜の膜厚は4.0μm,0.8μmである。比較例5は、膜厚が大きいため層間導通が不可となり、黒色電極として充分な特性を得るのは不可能であることが判った。比較例6は、膜厚が小さいため黒色絶縁性粒子が緻密にならず、黒さを示すL*値が22と規定値15以上となり、黒色電極およびブラックストライプとして十分な特性を得るのは不可能であることが判った。
Figure 2005129319
よって、実施例1,実施例2の光硬化性組成物をはじめとする本発明の光硬化性組成物を用いて黒色電極およびブラックストライプパターンを形成することで、プラズマディスプレイパネルを明所コントラストを向上させて、効率よく製造することができる。プラズマディスプレイパネルの構造は先に図1を用いて説明した従来のものと同様なので、図示を省略する。
本発明の光硬化性組成物は、その他、液晶ディスプレイ、蛍光表示ディスプレイ、発光ダイオードディスプレイ、カソードレイチューブカラーディスプレイ、液晶プロジェクター等のディスプレイのフィルター基板や表示パネル基板へのブラックストライプや黒色電極の形成にも適用可能である。
本発明の光硬化型組成物は、黒色電極やブラックストライプパターンの形成に有用であり、これらを備えたプラズマディスプレイパネルおよびその製造方法を実現できる。
本発明の光硬化型組成物を用いて製造できる従来の交流型プラズマディスプレイパネルの概略構成を示す断面図
符号の説明
2 前面ガラス基板
3 透明電極
4 バス電極
5 ブラックストライプ
8 黒色電極
9 白色電極

Claims (7)

  1. 黒色電極およびブラックストライプパターンを形成するための光硬化型組成物であって、
    (A)平均粒径0.1〜1.5μmの黒色絶縁性粒子、(B)有機バインダー、(C)光重合性モノマー、及び(D)光重合開始剤を含有した光硬化型組成物。
  2. 黒色絶縁性粒子が銅−クロム系酸化物である請求項1記載の光硬化型組成物。
  3. さらに(E)無機微粒子を含有した請求項1または請求項2のいずれかに記載の光硬化型組成物。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の光硬化型組成物で成膜され焼成されてなる黒色電極およびブラックストライプパターンを備えたプラズマディスプレイパネル。
  5. 黒色電極およびブラックストライプパターンの焼成後の膜厚が1.0〜3.5μmである請求項4記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の光硬化型組成物の膜を基板上に所望形状に形成し、焼成することにより、黒色電極およびブラックストライプパターンを形成するプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  7. 光硬化型組成物の膜は、予めフィルム上に形成し、基板上に転写する請求項6記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
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