[go: up one dir, main page]

JP2005074653A - 印刷装置、印刷方法、および印刷用プログラム - Google Patents

印刷装置、印刷方法、および印刷用プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005074653A
JP2005074653A JP2003304570A JP2003304570A JP2005074653A JP 2005074653 A JP2005074653 A JP 2005074653A JP 2003304570 A JP2003304570 A JP 2003304570A JP 2003304570 A JP2003304570 A JP 2003304570A JP 2005074653 A JP2005074653 A JP 2005074653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
ink
protruding
printing
print
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003304570A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Akase
崇 赤瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2003304570A priority Critical patent/JP2005074653A/ja
Publication of JP2005074653A publication Critical patent/JP2005074653A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

【課題】 印刷媒体をはみ出して吐出されるインクの量を正確に算出すること。
【解決手段】 画像データを入力し、画像データに対応してインクを印刷ヘッドから吐出することにより、印刷媒体に所望の画像を印刷する印刷装置(プリンタ22およびコンピュータ90)において、データ画像において、印刷媒体をはみ出した部分に対応する画像データを抽出する抽出手段(コンピュータ90)と、抽出手段によって抽出された画像データに基づいて、印刷媒体からはみ出して印刷されるインクの量を計算する計算手段(コンピュータ90)と、を有している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、印刷装置、印刷方法、および印刷用プログラムに関する。
近年、コンピュータの出力装置の一種として、画像またはテキスト等の情報をインクによって、印刷媒体に印刷するプリンタが広く用いられている。
このようなプリンタにおいて、印刷媒体の端まで隙間無く画像を印刷する、いわゆる「縁なし印刷」を行う場合には、紙送り制御系および印刷ヘッドの機械的な制御誤差によって発生する、印刷媒体の端の隙間を防止するため、印刷媒体よりも大きめの画像データを用いて印刷を行うようにしている。
しかしながら、印刷媒体よりも大きめの画像データを用いて印刷すると、印刷媒体をはみ出したインクが、プリンタ内部(例えば、プラテン)に付着してしまい、印刷媒体や装置自体を汚してしまう。
そこで、本願出願人は、プラテンに凹部を設けて、そこに吸収材を配置するとともに、縁なし印刷を行う場合には、印刷媒体をはみ出したインクが吸収材に吸収されるように印刷ヘッドからのインクの吐出位置を制御することにより、プラテンが汚損することを防止する発明を既に出願している(特許文献1参照)。
特開2002−103586号公報(請求の範囲、要約)
ところで、吸収材には、吸収することができるインクの量に限りがあるため、一定量以上のインクが吸収された場合には、吸収材を交換する必要がある。
従来においては、例えば、縁なし印刷を行った枚数に応じて、吸収材に吸収されるインク量を概算し、その概算された量に基づいて吸収材を交換する時期を検出し、交換時期に至ると吸収材を交換するようにユーザに指示をしている。
しかしながら、印刷媒体をはみ出すインクの量は、印刷する画像のデータや、画像の解像度によっても異なるため、吸収材に吸収されるインクの量を正確に算出することが困難であるという問題点がある。
その結果、吸収材の交換時期が正確に判断できないため、実際には吸収できる余地があるにも拘わらず吸収材が交換されてしまったり、既に吸収できる余地がないにも拘わらず継続して使用されてしまったり、という事態が生じるという問題点もある。
本発明は、上記の事情に基づきなされたもので、その目的とするところは、印刷媒体をはみ出して吐出されるインクの量を正確に算出することが可能な印刷装置、印刷方法、および印刷用プログラムを提供しよう、とするものである。
本発明は、課題を解決するために、画像データを入力し、画像データに対応してインクを印刷ヘッドから吐出することにより、印刷媒体に所望の画像を印刷する印刷装置において、画像データにおいて、印刷媒体をはみ出した部分に対応するはみ出し画像データを抽出する抽出手段と、抽出手段によって抽出されたはみ出し画像データに基づいて、印刷媒体からはみ出して吐出されるインクの量を計算する計算手段と、を有している。
このため、印刷媒体をはみ出して吐出されるインクの量を正確に算出することが可能になる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて、抽出手段は、画像データのサイズと印刷用紙のサイズを比較し、印刷媒体をはみ出した部分に対応するはみ出し画像データを抽出し、計算手段は、抽出手段によって抽出されたはみ出し画像データに含まれているドットの大きさを示す情報に基づいて、インクの量を計算するようにしている。このため、プリンタドライバにより、はみ出して印刷されるインクの量を正確に計算することが可能になる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて、抽出手段は、印刷ヘッドに供給される画像データから、各パス毎に上下端または左右端にそれぞれはみ出すはみ出し画像データを抽出し、計算手段は、抽出手段によって抽出されたはみ出し画像データに含まれているドットの大きさを示す情報に基づいて、インクの量を計算する、ようにしている。このため、プリンタのファームウエアにより、はみ出して印刷されるインクの量を正確に計算することが可能になる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて、印刷媒体と印刷ヘッドの相対的な位置関係を検出する検出手段をさらに有し、抽出手段は、検出手段によって検出された印刷媒体と印刷ヘッドの相対的な位置関係を参照し、印刷媒体をはみ出して印刷されるはみ出し画像データを抽出する、ようにしている。このため、印刷媒体のサイズの誤差や、誤ってサイズの異なる印刷媒体を用いた場合であっても、はみ出して印刷されるインクの量を正確に計算することが可能になる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて、印刷媒体をはみ出して吐出されたインクを吸収する吸収材と、計算手段によって計算された、印刷媒体をはみ出して印刷されるインクの総量を算出する算出手段と、算出手段によって算出されたインクの総量が、所定の量を超えた場合には、吸収材がインクを吸収できない状態になりつつある旨の警告を行う警告手段と、をさらに有するようにしている。このため、吸収材の交換時期を正確に知ることが可能になる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて、各印刷モードと、それぞれの印刷モードにおける各ドットのインク量、および、印刷媒体をはみ出して印刷されるドット数に関する情報を記憶する記憶手段をさらに有し、抽出手段と計算手段は、記憶手段に記憶されている情報に基づいて、処理を実行する、ようにしている。このため、複数の印刷モードが存在する場合であっても、はみ出して印刷されるインクの量を正確に計算することが可能になる。
また、本発明は、画像データを入力し、画像データに対応してインクを印刷ヘッドから吐出することにより、印刷媒体に所望の画像を印刷する印刷方法において、画像データにおいて、印刷媒体をはみ出した部分に対応するはみ出し画像データを抽出する抽出ステップと、抽出ステップによって抽出されたはみ出し画像データに基づいて、印刷媒体からはみ出して印刷されるインクの量を計算する計算ステップと、を有している。
このため、この印刷方法を用いれば、印刷媒体をはみ出して吐出されるインクの量を正確に算出することが可能になる。
また、本発明は、画像データを入力し、画像データに対応してインクを印刷ヘッドから吐出することにより、印刷媒体に所望の画像を印刷する処理をコンピュータに機能させるコンピュータ読み取り可能な印刷用プログラムにおいて、コンピュータを、画像データにおいて、印刷媒体をはみ出した部分に対応するはみ出し画像データを抽出する抽出手段、抽出手段によって抽出されたはみ出し画像データに基づいて、印刷媒体からはみ出して印刷されるインクの量を計算する計算手段、として機能させるようにしている。
このため、この印刷用プログラムをインストールすれば、印刷媒体をはみ出して吐出されるインクの量を正確に算出することが可能になる。
本発明によれば、印刷媒体をはみ出して吐出されるインクの量を正確に算出することが可能になる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
まず、本発明の実施の形態に係る印刷装置の概要について、図1および図2を参照しつつ説明する。なお、本明細書中においては、プリンタ22とコンピュータ90の組み合わせを「印刷装置」と称する。また、「画像」とは、自然画等の画像のみならず、線画およびテキストも含み、いわゆるイメージデータと呼ばれるものとテキストデータと呼ばれるものの両方のデータによって得られる画像、文字、線画等を含むものとする。
図1は、印刷装置を構成するプリンタ22の概略構成図であり、図2は、制御回路40を中心としたプリンタ22の主要部の構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、プリンタ22は、紙送りモータ23によって、印刷媒体である印刷用紙Pを搬送する副走査送り機構と、キャリッジモータ24によってキャリッジ31を紙送りローラ26の軸方向に往復動させる主走査送り機構とを有している。ここで、副走査送り機構による印刷用紙Pの送り方向を副走査方向といい、主走査送り機構によるキャリッジ31の移動方向を主走査方向という。
また、プリンタ22は、キャリッジ31に搭載され、印刷ヘッド12を備えた印刷ヘッドユニット60と、この印刷ヘッドユニット60を駆動してインクの吐出およびドット形成を制御するヘッド駆動機構と、これらの紙送りモータ23、キャリッジモータ24、印刷ヘッドユニット60および操作パネル32との信号のやり取りを司る制御回路40とを備えている。
つぎに、印刷ヘッド12の構成について、図1を参照しつつ説明する。
キャリッジ31には、図1に示すように、ブラック(K)のインクを収納したカートリッジ71、シアン(C)のインクを収納したカートリッジ72、マゼンタ(M)のインクを収納したカートリッジ73、イエロー(Y)のインクを収納したカートリッジ74の4つのインクカートリッジ71〜74が着脱可能に搭載される。
キャリッジ31の下部には印刷ヘッド12が設けられている。印刷ヘッド12には、インク吐出箇所としてのノズルが印刷用紙Pの搬送方向に列状に配置され、それぞれの色のインクに対応したノズル列を形成している。
また、キャリッジ31の下部に設けられ、各インクに対応づけられたノズル列には、ノズル毎に、電歪素子の1つであって応答性に優れたピエゾ素子が配置されている。ピエゾ素子は、ノズルまでインクを導くインク通路を形成する部材に接する位置に設置されている。ピエゾ素子は、電圧の印加により結晶構造が歪み、極めて高速に電気−機械エネルギの変換を行う。
本実施の形態では、ピエゾ素子の両端に設けられた電極間に所定時間幅の電圧を印加することにより、ピエゾ素子が電圧の印加時間だけ伸張し、インク通路の一側壁を変形させる。この結果、インク通路の体積はピエゾ素子の伸張に応じて収縮し、この収縮分に相当するインクが、インク滴となって、ノズルの先端から高速に吐出される。このインク滴が紙送りローラ26に沿わされた印刷用紙Pに染み込むことにより、ドットが形成されて印刷が行われる。インク滴の大きさは、ピエゾ素子への電圧の印加方法によって変更することができる。これにより、大、中、小の3種類の異なる大きさのドットを形成することができる。
制御回路40は、コネクタ56を介してコンピュータ90に接続されている。コンピュータ90は、後述するようにプリンタ22用のプリンタドライバプログラムを搭載し、入力装置であるキーボードや、マウス等の操作によるユーザの指令を受け付け、また、プリンタ22における種々の情報を表示装置の画面表示によりに提示するユーザインターフェースを構成している。
印刷用紙Pを搬送する副走査送り機構は、紙送りモータ23の回転を紙送りローラ26と用紙搬送ローラ(図示せず)とに伝達するギヤトレイン(図示せず)を備える。
また、キャリッジ31を往復動させる主走査送り機構は、紙送りローラ26の軸と並行に架設されキャリッジ31を摺動可能に保持する摺動軸34と、キャリッジモータ24との間に無端の駆動ベルト36を張設するプーリ38と、キャリッジ31の原点位置を検出するための光学センサ39とを備えている。なお、検出手段である光学センサ39は、光を印刷用紙Pに対して投射する光源と、印刷用紙Pからの反射光を対応する画像信号に変換するフォトダイオード(または、CCD素子)とによって構成されている。
図2に示すように、制御回路40は、抽出手段の一部であり、計算手段の一部であり、算出手段の一部であり、警告手段の一部であるCPU(Central Processing Unit)41、記憶手段の一部であるプログラマブルROM(P−ROM(Read Only Memory))43、RAM(Random Access Memory)44、文字のドットマトリクスを記憶したキャラクタジェネレータ(CG(Character Generator))45、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)46、およびエンコーダ47を備えた算術論理演算回路として構成されている。なお、エンコーダ47は、キャリッジモータ24に具備された、検出部48からの検出信号に基づいて、キャリッジ31の主走査方向における位置を検出する。また、エンコーダ47は、紙送りモータ23に具備された、検出部49からの検出信号に基づいて、印刷用紙Pの副走査方向における位置を検出する。
この制御回路40は、さらに、外部のモータ等とのインタフェース(I/F(Interface))であるI/F専用回路50と、このI/F専用回路50に接続され印刷ヘッドユニット60を駆動してインクを吐出させるヘッド駆動回路52と、紙送りモータ23およびキャリッジモータ24を駆動するモータ駆動回路54とを備えている。
I/F専用回路50は、パラレルインタフェース回路を内蔵しており、コネクタ56を介してコンピュータ90から供給される印刷データPDを受け取ることができる。
つぎに、コンピュータ90の構成について、図3を参照しつつ説明する。
図3に示すように、コンピュータ90は、CPU91、ROM92、RAM93、HDD(Hard Disk Drive)94、ビデオ回路95、I/F96、バス97、表示装置98、入力装置99および外部記憶装置100によって構成されている。
ここで、抽出手段の一部であり、計算手段の一部であり、算出手段の一部であり、警告手段の一部であるCPU91は、ROM92やHDD94に格納されているプログラムに従って各種演算処理を実行するとともに、装置の各部を制御する制御部である。
ROM92は、CPU91が実行する基本的なプログラムやデータを格納しているメモリである。RAM93は、CPU91が実行途中のプログラムや、演算途中のデータ等を一時的に格納するメモリである。
記憶手段の一部であるHDD94は、CPU91からの要求に応じて、記録媒体であるハードディスクに記録されているデータやプログラムを読み出すとともに、CPU91の演算処理の結果として発生したデータを前述したハードディスクに記録する記録装置である。
ビデオ回路95は、CPU91から供給された描画命令に応じて描画処理を実行し、得られた画像データを映像信号に変換して表示装置98に出力する回路である。
I/F96は、入力装置99および外部記憶装置100から出力された信号の表現形式を適宜変換するとともに、プリンタ22に対して印刷データPDを出力する回路である。
バス97は、CPU91、ROM92、RAM93、HDD94、ビデオ回路95およびI/F96を相互に接続し、これらの間でデータの授受を可能とする信号線である。
警告手段の一部である表示装置98は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)モニタやCRT(Cathode Ray Tube)モニタによって構成され、ビデオ回路95から出力された映像信号に応じた画像を表示する装置である。
入力装置99は、例えば、キーボードやマウスによって構成されており、ユーザの操作に応じた信号を生成して、I/F96に供給する装置である。
外部記憶装置100は、例えば、CD−ROM(Compact Disk-ROM)ドライブユニット、MO(Magneto Optic)ドライブユニット、FDD(Flexible Disk Drive)ユニットによって構成され、CD−ROMディスク、MOディスク、FDに記録されているデータやプログラムを読み出してCPU91に供給する装置である。また、MOドライブユニットおよびFDDユニットの場合には、CPU91から供給されたデータを、MOディスクまたはFDに記録する装置である。
図4は、コンピュータ90に実装されているプログラムおよびドライバの機能について説明する図である。なお、これらの機能は、コンピュータ90のハードウエアと、HDD94に記録されているソフトウエアとが協働することにより実現される。この図に示すように、コンピュータ90には、アプリケーションプログラム201、ビデオドライバプログラム202、およびプリンタドライバプログラム210が実装されており、これらが所定のオペレーティングシステム(OS)の下で動作している。
ここで、アプリケーションプログラム201は、例えば、画像処理プログラムであり、ディジタルカメラ等から取り込まれた画像を加工処理したり、ユーザによって描画された画像を加工処理したりした後、プリンタドライバプログラム210およびビデオドライバプログラム202に出力する。
ビデオドライバプログラム202は、ビデオ回路95を駆動するためのプログラムであり、例えば、アプリケーションプログラムから供給された画像データに対してガンマ処理やホワイトバランスの調整等を行った後、映像信号を生成して表示装置98に供給して表示させる。
プリンタドライバプログラム210は、解像度変換モジュール211、色変換モジュール212、色変換テーブル213、ハーフトーンモジュール214、記録率テーブル215、印刷データ生成モジュール216、およびはみ出しインク処理モジュール217によって構成されており、アプリケーションプログラム201によって生成された画像データに対して後述する種々の処理を施して印刷データPDを生成し、プリンタ22に供給する。
ここで、解像度変換モジュール211は、アプリケーションプログラム201から供給された画像データの解像度を、印刷ヘッド12の解像度に応じて変換する処理を行う。
色変換モジュール212は、RGB(Red, Green, Blue)表色系によって表現されている画像データを、色変換テーブル213を参照して、CMYK(Cyan, Magenta, Yellow, Black)表色系の画像データに変換する処理を行う。
ハーフトーンモジュール214は、後述するようにディザ処理により、CMYK表色系によって表された画像データを、記録率テーブル215を参照して、大、中、小の3種類のドットの組み合わせからなるビットマップデータに変換する。
印刷データ生成モジュール216は、ハーフトーンモジュール214から出力されたビットマップデータから、各主走査時のドットの記録状態を示すラスタデータと、副走査送り量を示すデータとを含む印刷データPDを生成して、プリンタ22に供給する。
はみ出しインク処理モジュール217は、後述するように、印刷用紙Pを外れて吐出されたインクの量を計算する処理を実行する。
つぎに、図5を参照して、図1に示すコンピュータ90により画像データを印刷する場合の処理について説明する。図5に示す処理は、HDD94に格納されている所定の画像データ(画像ファイル)が、入力装置99により指定され、当該画像データに関連付けられているアプリケーションプログラム201が起動された場合に実行される。このフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS10:アプリケーションプログラム201は、アプリケーションプログラム201の編集画面を表示させるための情報をHDD94から取得し、ビデオ回路95に供給する。その結果、図6に示すような、画面250が表示装置98に表示される。
図6に示す表示例では、画面250の上部には、メニューとしてファイル251、編集252、およびオプション253が表示されている。また、その下には編集の対象となる画像が表示される表示領域255がある。この例では、表示領域255には、画像が表示されているが、実際には、ステップS10の処理が終了した時点では画像は表示されていない。
ステップS11:アプリケーションプログラム201は、アプリケーションプログラム201を起動する際に指定された画像データを、HDD94から読み取る。
ステップS12:アプリケーションプログラム201は、ステップS11において読み取られた画像データを、表示領域255に表示する。その結果、表示領域255には、図6に示すように、例えば、ディジタルカメラ等によって撮影された画像が表示される。
ステップS13:アプリケーションプログラム201は、表示領域255に表示されている画像を印刷する操作がなされたか否かを判定する。具体的には、図7に示すように、ファイル251が操作されることにより表示されるプルダウンメニュー254から「印刷」が選択されたか否かを判定し、選択された場合にはステップS14に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。
ステップS14:アプリケーションプログラム201は、表示装置98に対して印刷画面を表示させる。その結果、表示装置98には、図8に示すような画面270が新たに表示される。
この表示例では、画面270には、タイトル271、ラジオボタン272,273、テキストボックス274,275、およびボタン276が表示されている。ここで、タイトル271である「印刷」はこの画面270が印刷用の画面であることを示す。ラジオボタン272は、通常印刷を実行する場合に選択される。ラジオボタン273は、縁なし印刷を実行する場合に選択される。ここで、縁なし印刷とは、印刷用紙Pの上下左右の全ての端に空白ができないように印刷する場合と、左右上下の少なくともひとつの端に空白ができないように印刷する場合を含むものとする。
テキストボックス274には、画像を印刷する枚数が入力される。テキストボックス275には、印刷用紙のサイズ(例えば、A4,B5等)が入力される。ボタン276は、入力された内容で印刷処理を開始する場合に操作される。
ステップS15:アプリケーションプログラム201は、図8に示すボタン276が操作されたか否かを判定し、操作された場合にはステップS16に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。
ステップS16:アプリケーションプログラム201は、印刷データPDを生成する処理を実行する。すなわち、アプリケーションプログラム201は、プリンタドライバプログラム210に画像データを供給し、印刷データPDを生成する処理を開始させる。
その結果、プリンタドライバプログラム210では、解像度変換モジュール211が、アプリケーションプログラム201から供給された画像データの解像度(ドット/インチ)を、印刷ヘッド12の解像度に応じて変換する。
色変換モジュール212は、RGB表色系によって表現されている画像データを、色変換テーブル213を参照して、CMYK表色系の画像データに変換する。
ハーフトーンモジュール214は、ディザ処理により、CMYK表色系によって表された画像データを、記録率テーブル215を参照して、大、中、小の3種類のドットの組み合わせからなるビットマップデータに変換する。ここで、ビットマップデータは、2ビットの2進数によって構成されており、大ドットは“11”、中ドットは“10”、小ドットは“01”、ドット無しは“00”によって表現される。
印刷データ生成モジュール216は、ハーフトーンモジュール214から出力されたビットマップデータから、各主走査時のドットの記録状態を示すラスタデータと、副走査送り量を示すデータとを含む印刷データPDを生成する。
ステップS17:アプリケーションプログラム201は、図8に示す画面270において、ラジオボタン273が選択されている場合、すなわち、縁なし印刷が選択されている場合にはステップS18に進み、ラジオボタン272が選択されている場合、すなわち、通常印刷が選択されている場合にはステップS22に進む。図8に示す例では、ラジオボタン273が選択されているので、ステップS18に進む。
ステップS18:はみ出しインク処理モジュール217は、縁なし印刷において、印刷用紙Pからはみ出した位置に吐出して印刷されるインク量を計算する処理を実行する。なお、この処理の詳細については、図9を参照して後述する。
ステップS19:はみ出しインク処理モジュール217は、ステップS18で計算したはみ出しインク量(新たな縁なし印刷によって生じると予想されるはみ出しインク量)を、P−ROM43に既に格納されている、その時点までのはみ出しインク量に累積加算する。
ステップS20:はみ出しインク処理モジュール217は、P−ROM43に格納されている累積加算量を参照し、当該値が所定量を超えている場合には、ステップS21に進み、それ以外の場合にはステップS22に進む。
ステップS21:はみ出しインク処理モジュール217は、表示装置98に対して、警告画面を表示し、吸収材の交換時期である旨を通知する。
図9は、このとき、表示装置98に表示される画面の一例を示す図である。この例では、画面290が新たに表示されている。画面290の最上部にはタイトル291として「警告!」が表示されている。また、その下には、メッセージ292として「インクの吸収材の交換時期です。マニュアルに従って、吸収材を交換して下さい。」が表示されている。また、画面290の最下部には、表示された内容を承知した場合に操作されるボタン293が表示されている。
ステップS22:プリンタドライバプログラム210は、ステップS16において生成された印刷データPDを、圧縮処理した後、プリンタ22に供給して印刷させる。その結果、図8に示すラジオボタン272が選択された場合には通常印刷が実行され、ラジオボタン273が選択された場合には縁なし印刷が実行される。なお、この実施の形態では、ステップS21で警告処理が行われると、印刷が実行されずに処理が終了するようになっているが、印刷媒体が汚れる等のリスクを通知し、そのリスクを承知した上で、印刷を実行したい者には、印刷を所定枚数だけ実行できるようにしてもよい。
つぎに、図10を参照して、図5に示すステップS18のはみ出しインク量算出処理の詳細について説明する。この図に示すフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS30:はみ出しインク処理モジュール217は、ハーフトーンモジュール214によって生成された、印刷しようとする画像のビットマップデータのサイズを取得する。具体的には、この例では「214×301mm」が取得される。
ステップS31:はみ出しインク処理モジュール217は、図8のテキストボックス275に入力された印刷用紙のサイズを取得する。図8の例では、テキストボックス275には、“A4”が入力されているので、A4のサイズとして「210×297mm」が取得される。
ステップS32:はみ出しインク処理モジュール217は、ステップS30で取得したビットマップデータのサイズと、ステップS31で取得した印刷用紙Pのサイズとを比較することにより、はみ出し領域のサイズを計算する。
ここで、はみ出し領域について説明する。図11は、印刷ヘッド12におけるノズルNの配列を示す説明図である。これらのノズルNの配置は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色ごとにインクを吐出する4組のノズルアレイから成っており、それぞれ180個のノズルが一定のノズルピッチkで一列に配列されている。これらの4組のノズルアレイは主走査方向に沿って並ぶように配列されている。なお、「ノズルピッチ」とは、印刷ヘッド12上に配されるノズルの副走査方向の間隔が何ラスタ分(すなわち、何画素分)であるかを示す値である。例えば、間に3ラスタ分の間隔をあけて配されているノズルピッチkの値は4である。なお、「ラスタ」とは、主走査方向に並ぶ画素の列である。
図12に示すように、印刷ヘッド12は、プラテン300に対向する位置に設けられている。プラテン300は、紙送りローラ26および排紙ローラ25の中間に配置され、紙送りローラ26と従動ローラ26aおよび排紙ローラ25と従動ローラ25aによって搬送される印刷用紙Pと、印刷ヘッド12の間の距離が一定に保たれるように印刷用紙Pを保持する。また、プラテン300の上部には、溝部301が設けられており、その底にはインクを吸収するための吸収材302が配置されている。
図11に破線で示した範囲Rmは、印刷ヘッド12上のノズルNのうちの副走査方向の中央近辺の所定の範囲である。図12に示すように、印刷ヘッド12と向かい合うプラテン300において、この範囲Rmに相当する部分には、溝部301が存在している。すなわち、これら各色ノズル列は、溝部301と向かい合う位置に設けられている。これら各色のノズル列の集合を、ノズル群Nmと表記する。
プラテン300の上流側の上面を上流側支持部303と呼び、下流側の上面を下流側支持部304と呼ぶ。溝部301は、主走査方向に沿って、このプリンタ22で使用可能な印刷用紙Pの最大幅よりも長くなるように構成されている。印刷ヘッド12は、紙送りローラ26および排紙ローラ25に挟まれたプラテン300上を主走査において往復動する。なお、溝部301は、主走査方向に沿って連続して設けられているが、図11に示す副走査方向の幅を全ての領域で有しないようにしてもよい。例えば、印刷用紙Pの支持と案内を確実に行うために、溝部301の中に印刷用紙Pを支持するための突起を設けるようにしてもよい。また、溝部301を主走査方向に沿って複数に分断されるような構成としてもよい。
ところで、縁なし印刷の場合には、印刷用紙Pの上端部分(最初にプリンタ22に吸引される部分)と、下端部分(最後にプリンタ22に吸引される部分)に空白部分が形成されることを防止するために、図12に示すように、上端部分をはみ出した部分にもインクを吐出し、副走査方向への印刷用紙Pの送り誤差が生じた場合であっても、空白部分が生じないようにしている。図12の例では、ノズル#5〜#9からインクIpが吐出されており、これらのうちノズル#7〜#9から吐出されたインクIpは印刷用紙P上に着弾している。しかし、ノズル#5,#6から吐出されたインクIpは印刷用紙Pを外れて溝部301の吸収材302に吸収されることになる。なお、図12の例では、印刷用紙Pの上端部分への印刷状況を示しているが、下端部分についても同様に印刷が行われる。
図13は、印刷用紙Pの左右端部分の印刷の状態を示す図である。溝部301は、それぞれ主走査方向に印刷用紙Pの幅よりも長く設けられている。また、印刷用紙Pは、溝部301の主走査方向のほぼ中央に位置決めされて送られてくる。そして、印刷用紙P上へのドットの形成に際しては、上下端の場合と同様に、空白部分の発生を防止するために、印刷用紙Pの左右の端をはみ出すようにして、インクIpの吐出が行われる。
以上をまとめると、縁なし印刷においては、印刷用紙Pの上下左右端に空白部分を生じないようにするために、印刷用紙Pをはみ出すように画像の印刷が行われる。これを図示すると、図14のようになる。ここで、実線320は画像データの範囲を示している。破線321は、印刷用紙Pの範囲を示している。そして、実線320と破線321の間に位置するのが、はみ出し領域322である。以下では、はみ出し領域322の画像を、はみ出し画像と呼ぶことにする。
具体的には、ビットマップデータは「214×301mm」であり、印刷用紙Pのサイズは「210×297mm」であるので、ビットマップデータの縦および横の長さから印刷用紙Pの縦および横の長さをそれぞれ引いて得られた値(4mm,4mm)の半値が上下左右にはみ出す領域の長さ(2mm,2mm)となる。
ステップS33:はみ出しインク処理モジュール217は、ビットマップデータからステップS32において求めたはみ出し領域に含まれているはみ出し画像データを取得する。具体的には、図14において、はみ出し領域322に含まれているビットマップデータが取得される。
ステップS34:はみ出しインク処理モジュール217は、はみ出し領域322のビットマップデータに含まれている小ドットの個数nsをカウントする。具体的には、はみ出し領域322のビットマップデータに含まれているデータ“01”の個数をカウントし、これをnsとする。
ステップS35:はみ出しインク処理モジュール217は、はみ出し領域322のビットマップデータに含まれている中ドットの個数nmをカウントする。具体的には、はみ出し領域322のビットマップデータに含まれているデータ“10”の個数をカウントし、これをnmとする。
ステップS36:はみ出しインク処理モジュール217は、はみ出し画像データ、すなわち、はみ出し領域322のビットマップデータに含まれている大ドットの個数nlをカウントする。具体的には、はみ出し領域322のビットマップデータに含まれているデータ“11”の個数をカウントし、これをnlとする。
ステップS37:はみ出しインク処理モジュール217は、印刷用紙Pをはみ出して打たれたはみ出しインク量Vを計算する。具体的には、はみ出しインク処理モジュール217は、ステップS34〜36において算出された、小ドット、中ドット、大ドットそれぞれの個数ns,nm,nlに対して小ドット、中ドット、大ドットの各質量Vs,Vm,Vlを乗算し、はみ出しインク量V(=ns×vs+nm×vm+nl×vl)を計算する。そして、元の処理に復帰(リターン)する。
ここで、図15に示すように、それぞれのドットのインク量は、画像の解像度によって異なるので、解像度に応じたインク量をテーブル等に予め格納しておき、このテーブルを参照して小ドット、中ドット、大ドットのそれぞれの質量を決定する必要がある。図15の例では、解像度が720×360(dpi(Dots Per Inch))の場合には、小ドットが7ng、中ドットが14ng、大ドットが21ngに設定されており、印刷媒体としては普通紙が対象となる。また、解像度720×720dpiの場合には、解像度が720×360dpiと同じ質量とされ、印刷媒体(メディア)としては、普通紙その他が対象となる。また、解像度が1440×720dpiの場合には、小ドットが2.5ng、中ドットが4ng、大ドットが11ngに設定されており、メディアとしてはエコノミースーパーファイン紙その他が対象となる。さらに、解像度が2880×1440dpiの場合には、全てのドットが2.5ngに設定される。
以上に説明したように、本発明の実施の形態によれば、はみ出し領域322に含まれているそれぞれの大きさのドットの個数をカウントし、得られた個数にそれぞれのドットのインク量を乗算して加算することにより、はみ出しインク量を求めるようにしたので、印刷用紙Pをはみ出すインクの量を正確に計算することが可能になる。この結果、例えば、吸収材302の交換時期を正確に知ることが可能になる。
なお、以上の実施の形態では、コンピュータ90のプリンタドライバプログラム210によって、はみ出しインク量を計算するようにしたが、プリンタ22においてはみ出しインク量を計算することも可能である。そのような場合の実施の形態について以下に説明する。
図16は、コンピュータ90から印刷データPDが送信されてきた場合に、プリンタ22においてはみ出しインク量を求めるために実行される処理の一例を示す図である。このフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS50:CPU41は、印刷ヘッド12の走査回数(パス数)をカウントする変数Pに初期値“0”を代入する。
ステップS51:CPU41は、プリンタ22から送信されてきた印刷信号を受信する。なお、この印刷信号は、1ライン単位で送信されてくるとともに、データ量を減らして転送速度を向上させるために、前述のように圧縮処理が施されている。
ステップS52:CPU41は、プリンタ22から受信した印刷信号を伸張し、もとの印刷データPDを生成する。
ステップS53:CPU41は、パス数をカウントする変数Pを“1”だけインクリメントする。この例では、最初にパス数は“1”となる。なお、このパス数は、縁なし印刷を行う際に、はみ出し領域322に対して行われる印刷ヘッド12の走査回数を表す。
ステップS54:CPU41は、印刷用紙Pの上端に対する処理である上端処理を現在実行中であるか否かを判定し、実行中である場合にはステップS55に進み、それ以外の場合にはステップS56に進む。ここで、上端処理とは、印刷用紙Pの上端に対して印刷を行う場合であって、インクの一部が印刷用紙Pをはみ出して吐出する場合の処理をいう。なお、この際、本実施の形態では、光学センサ39の出力を参照し、インクを吐出するノズルを適宜選択する処理を行う。
ステップS55:CPU41は、印刷用紙Pの上端において、印刷用紙Pをはみ出して吐出されたインクのインク量を計算する。なお、この処理の詳細は図17を参照して後述する。この処理により、図12に示すように、印刷用紙Pの上端において印刷用紙Pをはみ出して吐出されたインク(ノズル#5,#6からと出されたインク)の量を算出することができる。
ステップS56:CPU41は、印刷用紙Pの下端に対する処理である下端処理を現在実行中であるか否かを判定し、実行中である場合にはステップS57に進み、それ以外の場合にはステップS58に進む。ここで、下端処理とは、印刷用紙Pの下端に対して印刷を行う場合であって、インクの一部が印刷用紙Pをはみ出して吐出された場合の処理をいう。なお、この際、本実施の形態では、光学センサ39の出力を参照し、インクを吐出するノズルを適宜選択する処理を行う。
ステップS57:CPU41は、印刷用紙Pの下端において、印刷用紙Pをはみ出して吐出されたインクのインク量を計算する。なお、この処理の詳細は図17を参照して後述する。この処理により、印刷用紙Pの下端において印刷用紙Pをはみ出して吐出されたインクの量を算出することができる。
ステップS58:CPU41は、印刷用紙の左右端をはみ出して吐出されたインクの量を算出する。なお、この処理の詳細は図20を参照して後述する。この処理により、印刷用紙Pの左右端をはみ出して吐出されたインクの量を算出することができる。
ステップS59:CPU41は、印刷が終了したか否かを判定し、終了した場合には処理を完了し、それ以外の場合にはステップS51に戻って同様の処理を繰り返す。
図17は、図16に示すステップS55の上端はみ出しインク量算出処理の詳細を説明するためのフローチャートである。このフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS70:CPU41は、図16のステップS53においてインクリメントされた変数Pの値(パス数を示す値)に対応するはみ出しノズル数Nを、図18に示すテーブルから取得する。ここで、図18は、印刷モードと、縁なし領域のパス数と、はみ出しノズル数(上端)、およびはみ出しノズル数(下端)の関係を示す図である。例えば、印刷モードが720×360dpiの場合には、縁なし領域のパス数、すなわち、上端または下端処理の必要な走査回数は、上端が4パス、下端が5パスとなっている。また、上端のはみ出しノズル数(印刷用紙をはみ出して印刷を行うノズルの個数)は、1パス目が10ノズル、2パス目が7ノズル、3パス目が5ノズル、4パス目が3ノズルとなっている。一方、下端のはみ出しノズル数は、1パス目が16ノズル、2パス目が14ノズル、3パス目が10ノズル、4パス目が6ノズル、5パス目が2ノズルとなっている。例えば、印刷モードが720×360dpiであり、P=1であり、上端処理中である場合には、はみ出しノズル数Nとして10が取得される。
なお、下端のはみ出しノズル数は、印刷用紙Pの下端が印刷ヘッド12から離れるにしたがって、すなわち、パス数が増えるにしたがって増加し、下端が印刷ヘッド12の下を完全に通過した場合には一定値に収束するはずであるが、本実施の形態では、光学センサ39によって印刷用紙Pの下端が検出された場合には、下端から離れているノズルからのインクの吐出を停止するようにしている。このため、例えば、印刷モードが720×720dpiである場合に、下端のはみ出しノズル数は、一旦増加(14→17)した後に、減少(17→2)している。
ステップS71:CPU41は、1パス分のラスタデータの上端からNドット分のデータを取得する。なお、このNドット分のラスタデータは、印刷用紙Pをはみ出して印刷されるラスタデータである。
ステップS72:CPU41は、ステップS71において取得した上端に関するラスタデータから左右端のラスタデータを除外する。すなわち、図19に示すように、印刷用紙Pに対応する領域351に画像を印刷する際には、領域351よりもサイズが大きい画像データ350を用いて印刷する。その結果、印刷用紙Pに対応する領域351の周辺にははみ出し領域352〜359が発生するが、ステップS71の処理では、領域352、353、359に対するラスタデータ、すなわち、はみ出し画像データがはみ出し領域のラスタデータとして抽出される。一方、後述する左右方向のはみ出し領域の処理では、領域357,358,359および領域353,354,355に対するラスタデータがはみ出し領域のラスタデータとして抽出される。したがって、ステップS72の処理では、重複してラスタデータが取得される領域353,359に対応するラスタデータを除外する。この結果、図17の処理では、領域352のみが、また、後述する図20の左右端のはみ出し領域に対する処理では、領域353,354,355および領域357,358,359が処理の対象となり、さらに、下端はみ出しインク量算出処理では、領域356が処理の対象となる。この結果、左右端のはみ出し領域に対する処理では、領域353,355,357,359の重複を排除することができる。
ステップS73:CPU41は、取得したラスタデータ(図19の領域352に対応するラスタデータ)に含まれている小ドットの個数nsをカウントする。具体的には、ラスタデータに含まれている、小ドットに対応するデータ“01”の個数をカウントする。
ステップS74:CPU41は、取得したラスタデータに含まれている中ドットの個数nmをカウントする。具体的には、ラスタデータに含まれている、中ドットに対応するデータ“10”の個数をカウントする。
ステップS75:CPU41は、取得したラスタデータに含まれている大ドットの個数nlをカウントする。具体的には、ラスタデータに含まれている、大ドットに対応するデータ“11”の個数をカウントする。
ステップS76:CPU41は、印刷用紙Pをはみ出して打たれたインクのインク量Vを計算する。具体的には、CPU41は、ステップS73〜S75において算出された、小ドット、中ドット、大ドットそれぞれの個数ns,nm,nlに対して小ドット、中ドット、大ドットの質量を乗算し、はみ出しインク量V(=ns×vs+nm×vm+nl×vl)を計算する。そして、元の処理に復帰(リターン)する。
なお、それぞれのドットのインク量は、図15を参照して前述したように、画像の解像度によって異なるので、解像度に応じたインク量をテーブル等に予め格納しておき、このテーブルを参照して小ドット、中ドット、大ドットのそれぞれの質量を決定する必要がある。
以上の処理が終了すると、図16のステップS56に復帰する。
なお、以上の処理は、図16のステップS55に示す「上端はみ出しインク量算出」処理の詳細であるが、ステップS57に示す「下端はみ出しインク量算出」処理についても、同様の処理が下端に対して実行されるので、その詳細な説明については、省略する。
つぎに、図16のステップS58に示す「左右端はみ出しインク量算出」処理の詳細について説明する。図20は、「左右端はみ出しインク量算出」処理の詳細を説明するフローチャートである。このフローチャートが開始されると、以下のステップが開始される。
ステップS90:CPU41は、図8に示すテキストボックス275において設定され、コンピュータ90から送信されてきた印刷用紙のサイズに関する情報を取得する。具体的には、印刷用紙のサイズとして、例えば、A4の場合には「210×297mm」が取得される。
ステップS91:CPU41は、プリンタ22から送信されてきた、画像全体のラスタデータのサイズを取得する。具体的には、ラスタデータのサイズとして、例えば、「214×301mm」が取得される。
ステップS92:CPU41は、ステップS91で取得したラスタデータのサイズ(214×301mm)の左右方向の長さ(214mm)から、ステップS90で取得した印刷用紙の左右方向の長さ(210mm)を減算することにより、左右にはみ出した領域のサイズを計算する。具体的には、左右方向にそれぞれ2mm=((214−210)/2)はみ出ていることが計算により求められる。
ステップS93:CPU41は、ステップS92の計算結果に基づいて、コンピュータ90から送信されてきた1パス分のラスタデータから、図19に示す、領域353,354,355および領域357,358,359に含まれている部分を抽出する。
ステップS94:CPU41は、ステップS93で取得したラスタデータに含まれている小ドットの個数nsをカウントする。具体的には、ラスタデータに含まれている、小ドットに対応するデータ“01”の個数をカウントする。
ステップS95:CPU41は、取得したラスタデータに含まれている中ドットの個数nmをカウントする。具体的には、ラスタデータに含まれている、中ドットに対応するデータ“10”の個数をカウントする。
ステップS96:CPU41は、取得したラスタデータに含まれている大ドットの個数nlをカウントする。具体的には、ラスタデータに含まれている、大ドットに対応するデータ“11”の個数をカウントする。
ステップS97:CPU41は、印刷用紙Pをはみ出して打たれたインクのインク量Vを計算する。具体的には、CPU41は、ステップS94〜S96において算出された、小ドット、中ドット、大ドットそれぞれの個数ns,nm,nlに対して小ドット、中ドット、大ドットの質量を乗算し、はみ出しインク量V(=ns×vs+nm×vm+nl×vl)を計算する。そして、元の処理に復帰(リターン)する。
なお、それぞれのドットのインク量は、図15を参照して前述したように、画像の解像度によって異なるので、解像度に応じたインク量をテーブル等に予め格納しておき、このテーブルを参照して小ドット、中ドット、大ドットのそれぞれの質量を決定する必要がある。
以上の処理によれば、プリンタ22により、はみ出しインク量を正確に計算することが可能になる。このため、例えば、吸収材302の交換時期を正確に知ることが可能になる。
また、プリンタ22で処理する場合には、専用のハードウエアを設けることにより、処理を高速に実行することが可能になるので、システムにかける負担を増大させることなく、はみ出しインク量を正確かつ迅速に計算することができる。
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能である。例えば、以上の実施の形態では、インクとしては、CMYKの4色を用いるようにしたが、これら4色に加えて淡色系のインク(ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)、ダークイエロー(DY))のインクを用いるようにしてもよい。
また、以上の実施の形態では、ピエゾ素子を用いてインクを吐出するヘッドを備えたプリンタ22を用いているが、吐出駆動素子としては、ピエゾ素子以外の種々のものを利用することが可能である。例えば、インク通路に配置したヒータに通電し、インク通路内に発生する気泡(バブル)によりインクを吐出するタイプの吐出駆動素子を備えたプリンタに適用することも可能である。
また、以上の実施の形態では、ストッカに貯留されている印刷用紙Pを自動的に給紙して印刷する場合を例に挙げて説明したが、例えば、手差しにより印刷用紙Pを供給する場合において、同様の処理を実行することも可能である。また、印刷媒体の表面形状としては、上述の実施の形態のような四角形以外に、円形、三角形、五角形、台形等各種の形状のものに本発明を適用することができる。このように、四角形以外の場合、サイズではなく形状を検出し、その形状に応じて印刷データを生成することとなるが、「サイズ」とは、この形状を含むものとする。
また、以上の実施の形態では、指定された用紙サイズを基準として、はみ出し領域を計算するようにしたが、例えば、光学センサ39を使用し、印刷用紙Pの上下左右端を実際に検出し、その検出結果に応じて、はみ出し領域を計算するようにしてもよい。このようにすれば、はみ出し領域を一層正確に計算することが可能になる。また、指定したサイズとは異なる印刷用紙Pをプリンタ22にセットした場合であっても、はみ出し領域を正確に計算することが可能になる。
なお、以上の処理機能を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MOなどがある。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
本発明は、縁なし印刷を行う印刷装置に使用することができる。
本実施の形態に係る印刷装置の主要部分の概略構成を示す図である。 図1に示すプリンタの制御回路の詳細な構成例を示すブロック図である。 図1に示すコンピュータの詳細な構成例を示すブロック図である。 図3に示すコンピュータのハードウエアとソフトウエアとが協働することにより実現される処理機能の一例を示す図である。 図1に示す印刷装置において、画像を印刷する際に実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図5に示すフローチャートが実行された場合に、図3に示す表示装置に表示される画面の一例である。 図6に示す画面においてメニューとしての「ファイル」が操作された場合に表示されるプルダウンメニューの一例である。 図7に示すプルダウンメニューにおいて「印刷」が選択された場合に表示される画面の一例である。 図5に示すフローチャート中の警告処理により、図3に示す表示装置に表示される画面の一例である。 図5に示すフローチャート中のはみ出しインク量算出処理の詳細を説明するためのフローチャートである。 図1に示す印刷装置における印刷ヘッドの詳細な構成例を示す図である。 図1に示す印刷装置における印刷ヘッドと、印刷用紙、およびプラテンの関係を示す図であって、上下端にインクがはみ出して印刷される状況を説明するための図である。 図1に示す印刷装置における印刷ヘッドと、印刷用紙、およびプラテンの関係を示す図であって、左右端にインクがはみ出して印刷される状況を説明するための図である。 縁なし印刷が行われる際の印刷用紙と、画像データと、はみ出し領域の関係を示す図である。 図10に示すフローチャート中のはみ出しインク量の計算処理を行う際に利用するテーブルを示す図で、画像の解像度と、インク量と、メディアの関係を示す図である。 図1に示すプリンタにおいてはみ出しインク量を計算する処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図16のフローチャート中の上端はみ出しインク量算出処理の詳細を説明するためのフローチャートである。 印刷モードと、図16のフローチャートの対応するノズル数取得処理を行う際に利用するテーブルを示す図で、縁なし領域のパス数と、上端のはみ出しノズル数と、下端のはみ出しノズル数の関係を示す図である。 本発明における印刷用紙と、画像データと、はみ出し領域の関係の一例を示す図である。 図16に示されるフローチャート中の左右端はみ出しインク量算出処理の詳細を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
22 プリンタ(印刷装置の一部)
39 光学センサ(検出手段)
41 CPU(抽出手段の一部、計算手段の一部、算出手段の一部、警告手段の一部)
43 P−ROM(記憶手段の一部)
90 コンピュータ(印刷装置の一部)
91 CPU(抽出手段の一部、計算手段の一部、算出手段の一部、警告手段の一部)
94 HDD(記憶手段の一部)
98 表示装置(警告手段の一部)
302 吸収材
322 はみ出し領域

Claims (8)

  1. 画像データを入力し、上記画像データに対応してインクを印刷ヘッドから吐出することにより、印刷媒体に所望の画像を印刷する印刷装置において、
    上記画像データにおいて、上記印刷媒体をはみ出した部分に対応するはみ出し画像データを抽出する抽出手段と、
    上記抽出手段によって抽出されたはみ出し画像データに基づいて、上記印刷媒体からはみ出して吐出されるインクの量を計算する計算手段と、
    を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記抽出手段は、前記画像データのサイズと前記印刷用紙のサイズを比較し、前記印刷媒体をはみ出した部分に対応する前記はみ出し画像データを抽出し、
    前記計算手段は、前記抽出手段によって抽出された前記はみ出し画像データに含まれているドットの大きさを示す情報に基づいて、インクの量を計算する、
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記抽出手段は、前記印刷ヘッドに供給される画像データから、各パス毎に上下端または左右端にそれぞれはみ出す前記はみ出し画像データを抽出し、
    前記計算手段は、前記抽出手段によって抽出された前記はみ出し画像データに含まれているドットの大きさを示す情報に基づいて、インクの量を計算する、
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  4. 前記印刷媒体と前記印刷ヘッドの相対的な位置関係を検出する検出手段をさらに有し、
    前記抽出手段は、前記検出手段によって検出された前記印刷媒体と前記印刷ヘッドの相対的な位置関係を参照し、前記印刷媒体をはみ出して印刷される前記はみ出し画像データを抽出する、
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  5. 前記印刷媒体をはみ出して印刷されたインクを吸収する吸収材と、
    前記計算手段によって計算された、前記印刷媒体をはみ出して吐出されるインクの総量を算出する算出手段と、
    上記算出手段によって算出されたインクの総量が、所定の量を超えた場合には、上記吸収材がインクを吸収できない状態になりつつある旨の警告を行う警告手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  6. 各印刷モードと、それぞれの印刷モードにおける各ドットのインク量、および、前記印刷媒体をはみ出して印刷されるドット数に関する情報を記憶する記憶手段をさらに有し、
    前記抽出手段と前記計算手段は、前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて、処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  7. 画像データを入力し、上記画像データに対応してインクを印刷ヘッドから吐出することにより、印刷媒体に所望の画像を印刷する印刷方法において、
    上記画像データにおいて、上記印刷媒体をはみ出した部分に対応するはみ出し画像データを抽出する抽出ステップと、
    上記抽出ステップによって抽出された上記はみ出し画像データに基づいて、上記印刷媒体からはみ出して印刷されるインクの量を計算する計算ステップと、
    を有することを特徴とする印刷方法。
  8. 画像データを入力し、上記画像データに対応してインクを印刷ヘッドから吐出することにより、印刷媒体に所望の画像を印刷する処理をコンピュータに機能させるコンピュータ読み取り可能な印刷用プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    上記画像データにおいて、上記印刷媒体をはみ出した部分に対応するはみ出し画像データを抽出する抽出手段、
    上記抽出手段によって抽出された上記はみ出し画像データに基づいて、上記印刷媒体からはみ出して印刷されるインクの量を計算する計算手段、
    として機能させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な印刷用プログラム。
JP2003304570A 2003-08-28 2003-08-28 印刷装置、印刷方法、および印刷用プログラム Withdrawn JP2005074653A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003304570A JP2005074653A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 印刷装置、印刷方法、および印刷用プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003304570A JP2005074653A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 印刷装置、印刷方法、および印刷用プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005074653A true JP2005074653A (ja) 2005-03-24

Family

ID=34408217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003304570A Withdrawn JP2005074653A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 印刷装置、印刷方法、および印刷用プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005074653A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009132107A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置および制御プログラム
JP2012051198A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Canon Inc インクジェット記録装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009132107A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置および制御プログラム
JP2012051198A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Canon Inc インクジェット記録装置
US8950844B2 (en) 2010-08-31 2015-02-10 Canon Kabushiki Kaisha Inkjet printing apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6726302B2 (en) Printing apparatus and test pattern printing method
US10963761B2 (en) Recording apparatus, recording method, and recording controlling device for printing code information
JP4622405B2 (ja) 印刷方法、印刷装置、およびプログラム
US20050146557A1 (en) Printing apparatus, printing method, and print head
JP2009301576A (ja) 印刷装置、印刷方法、および印刷用コンピュータプログラム
JP4461756B2 (ja) 印刷装置、印刷方法、および印刷用プログラム
JP2005078154A (ja) 印刷装置、印刷方法、および印刷用プログラム
US20050017999A1 (en) Printing method, printing apparatus, computer-readable storage medium, and correction pattern
JP2005074653A (ja) 印刷装置、印刷方法、および印刷用プログラム
JP4352778B2 (ja) 印刷装置、印刷方法、および印刷用プログラム
JP4529379B2 (ja) 印刷装置、印刷方法、および、印刷用プログラム
JP4329448B2 (ja) 印刷装置、印刷方法、および印刷用プログラム
JP4529399B2 (ja) 印刷装置
JP2005238484A (ja) 印刷装置、印刷方法、および印刷用プログラム
JP4407221B2 (ja) 印刷装置、印刷方法、および印刷用プログラム
JP2005096371A (ja) 印刷装置、印刷方法、および印刷用プログラム
JP4333294B2 (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法、及び、プログラム
JP2004345124A (ja) 印刷装置、印刷方法、印刷用プログラム、および印刷補正用パターン
JP2007062308A (ja) 画像複写装置、画像処理装置、画像複写方法、および画像処理方法
JP2005324526A (ja) 印刷装置、印刷方法及びプログラム
JP2005262861A (ja) 印刷装置、印刷方法、調整方法及びプログラム
JP2005309842A (ja) 印刷システム、印刷装置、情報処理装置、印刷用プログラム、および印刷方法
JP2006102988A (ja) 印刷装置、印刷システム、プログラム及び記録媒体
JP2004338224A (ja) 印刷装置、印刷方法、および印刷用プログラム
JP2014031021A (ja) 印刷装置、印刷方法、および印刷プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061107