JP2003327898A - 粉体塗料 - Google Patents
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Abstract
への塗布が可能であと共に、その硬化塗膜物性が良好な
硬化性粉体塗料を提供する。 【解決手段】 2−(N−(6−((2−プロプ−2−
エノイルオキシエトキシ)カルボニルアミノ)ヘキシ
ル)カルバモイルオキシ)エチルプロプ−2−エノエー
トの如きウレタン結合含有アクリル単量体と、2−(N
−(2−((2−(3−オキソブタノイルオキシ)エト
キシ)カルボニルアミノ)エチル)カルバモイルオキ
シ)エチル 3−オキソブタノエートの如きβ−ジカル
ボニル化合物とをマイケル付加反応して得られ、かつ、
その融点が40〜200℃の温度範囲内にあるアクリロ
イル基含有樹脂を必須成分とする。
Description
(UV光)等の活性エネルギー線を照射することにより
硬化させることができる粉体塗料に関する。
た、細かく粉砕することで自由な流動性を確保できる点
からこの20年の間に注目を集めている。また、粉末塗
料は、揮発性有機化合物(VOC)を実質的に含まない
ので、それを取り扱う作業者や環境にやさしい材料であ
る。さらに、粉末塗料は本質的に100%リサイクル可
能である。スプレー後、残存した粉末塗料は完全に回収
され、粉末フィードと再混合されて再度スプレーに用い
ることができる。よって、粉体塗料は一般に非常に高い
塗装効率を提供し、発生する廃棄物の量を相当減少させ
ることができる。
硬化温度が高くなり、硬化時間も長くなるという問題を
抱えている。したがって、熱に敏感な基材に塗布する場
合、塗装が極めて困難なものとなり、よって、好ましく
は100℃以下で硬化する低温硬化性の塗料が要求され
る。たとえば、木または木を含む製品(例えばパーティ
クルボードまたは繊維板)は、通常、残留水分および樹
脂の接着剤を含んでおり、このような基材に対して長時
間の加熱を行うと、揮発性物質の逸散により、膨れ、ク
レーター、ピンホールおよび他の表面欠陥を招くことに
なる。
基材については低温粉末塗装システム、例えば紫外線な
どの活性エネルギー線によって硬化させる方式が検討さ
れている。
塗料は、紫外線による硬化プロセスの前に十分な流動性
を有する溶融物にし、基材上の連続的溶融フィルムを形
成させる必要がある。従って、活性エネルギー線照射前
にある程度の熱に曝されることが必要である。故に、紫
外線硬化型の粉体塗料は、低温で溶融すると共にそのレ
ベリング性も良好であることが必要である。
としては、一般にアクリロイル基含有樹脂が広く用いら
れている。即ち、アクリロイル基の如く活性なエチレン
性不飽和二重結合は紫外線に曝されると、急速な重合を
行うので、一般にアクリロイル基含有樹脂は、紫外線硬
化型塗料として極めて有用である。ところが、一般に、
アクリロイル基含有オリゴマーおよびポリマーは、液状
であるか、樹脂状であるか、または低いガラス転移温度
をもつ半固体であり、したがって、粉末塗料への適用が
困難なものであった。例えば、米国特許公報第6,02
5,410号には、多官能性アクリロイル基含有化合物
と活性水素原子含有β−ジカルボン酸とを反応させて得
られる光硬化性のオリゴマーが開示されている。
5,410号記載のオリゴマーは生成する樹脂がタック
性の強いものであって粉体塗料として使用することは困
難なものであった。また、その硬化物たる硬化塗膜も硬
度に劣り、耐溶剤性にも劣るものであった。
する課題は、アクリロイル基含有樹脂を用いた粉体塗料
であって、室温で乾燥状態にあり、かつ、低温域で溶融
すると共にそのレベリング性に優れ、更にその硬化塗膜
物性が良好な硬化性粉体塗料を提供することにある。
解決すべく鋭意検討を重ねた結果、少なくとも2個のア
クリロイル基を有する化合物(A)と、活性水素原子含
有β−ジカルボニル基を有する化合物(B)とをマイケ
ル付加反応させて得られ、かつ、その融点が40〜20
0℃なるアクリロイル基含有樹脂を必須成分として用い
ることにより、粉体塗料として低温溶融性に優れると共
に、硬化塗膜の塗膜硬度、耐溶剤性等の塗膜物性に優れ
たものとなることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
イル基を有する化合物(A)と、活性水素原子含有β−
ジカルボニル基を有する化合物(B)とを反応させて得
られ、かつ、その融点が40〜200℃の温度範囲にあ
るアクリロイル基含有樹脂を必須成分とすることを特徴
とする硬化性粉体塗料に関する。
イル基を有する化合物(A)は、例えば2−ヒドロキシ
エチルアクリレートと1,6−ヘキサンジイソシアネー
トの反応生成物のような固体ウレタンアクリレート、
(2−(N−(5−(2−(2−プロプロペノイルオキ
シ)エトキシ)カルボニル−アミノ)ペンチル)カルバ
モイルオキシ)エチル2−プロペノエート、溶融温度8
1℃)、またはイソシアネートで末端封止したウレタン
プレポリマーの2−ヒドロキシエチルアクリレートおよ
び2−ヒドロキシエチルメタクリレートとの固体反応生
成物、ビスフェノールA型エポキシ樹脂とアクリル酸の
反応生成物、フェノールノボラック型エポキシ樹脂とア
クリル酸との反応生成物、クレゾールノボラック型エポ
キシ樹脂とアクリル酸との反応生成物、グリシジルメタ
クリレートコポリマーとアクリル酸との反応生成物のよ
うな固体のエポキシアクリレート、固体のポリエステル
ポリオールとアクリル酸から調製された固体ポリエステ
ルアクリレート、(トリス(2−アクリロイルオキシエ
チル)イソシアヌレートのような固体のトリイソシアヌ
レート、固体のウレタンジアクリレートおよびウレタン
ジアクリレートプレポリマーが挙げられる。
した場合の溶融時の流動性が良好なものとなる点からウ
レタン結合を含む化合物が特に好ましい。
基を有する化合物(B)は、各種のβ−ジケトンおよび
β−ケトエステルを用いることができ、たとえばペンタ
ン−2,4−ジオン、1−フェニル−1,3−ブタンジ
オン、ベンゾイル酢酸メチルエステル、アセト酢酸メチ
ルエステル、アセト酢酸エチルエステル、1,4−ブタ
ンジオールジアセトアセテート、1,6−ヘキサンジオ
ールジアセトアセテート、ネオペンチルグリコールジア
セトアセテート、2−エチル−2−ブチル−1,3−プ
ロパンジオールジアセトアセテート、トリメチロールプ
ロパントリアセトアセテート、マロン酸ジメチル、マロ
ン酸ジエチル、アセト酢酸エチルエステルの固体オリゴ
マーまたはポリマーポリオールとのエステル交換反応に
よって得られた固体のアセト酢酸塩基含有のオリゴマー
およびポリマー、2−アセトアセトキシエチルメタクリ
レートの共重合によって得られる固体のアセトアセテー
ト基含有のオリゴマーおよびポリマー、ジオールとマロ
ン酸ジメチルから誘導された固体のオリゴマーおよびポ
リマー、たとえば、ポリ(2,2−ジメチル−1,3−
プロパンジオール−マロネート)(溶融温度:55℃)
などが挙げられる。これらのなかでも特に固体のジアセ
トアセテート、特にウレタンジアセトアセテートが好ま
しい。アセチルアセトンのようなβ−ジカルボニル基を
含む液状化合物も、最終生成物が固体であって、粉末塗
料の調製に適した要求される性質を持っている限り、使
用することができる。尚、β−ジカルボニル化合物を含
む液状成分は、また、乾式シリカのような、シリカタイ
プの充填剤に吸収させることによって固形物に変えた上
用いても良い。
を反応させてアクリロイル基含有樹脂を製造する方法と
しては、前記化合物(A)と、前記化合物(B)とを、
水酸化ナトリウムおよびジアザビシクロウンデセンのよ
うな有機又は無機の強塩基、アンモニウム、ならびにた
とえばフッ化テトラエチルアンモニウムのようなホスホ
ニウム塩、ならびに、たとえばトリオクチルホスフィン
のような有機ホスフィン等のマイケル付加反応触媒の存
在下、25〜150℃の温度で反応させる方法が挙げら
れる。触媒の使用量は、反応混合物の総量に対して0.
3〜5.0質量%、望ましくは0.7〜2.5質量%であ
る。ここで、「マイケル付加」のための詳細な反応条件
は、また、文献「Organikum、VEB Deu
tscher Verlag der Wissens
chaften、16版、ベルリン、1986年、50
9〜510頁」に記載の方法を採用することができる。
結合とβ−ジカルボニル基との反応の間、反応混合物は
空気に晒されている。加えて、不安定なアクリレートの
場合、製造中のアクリレート基の早すぎる重合を防ぐた
めに、重合禁止剤も0.01〜0.5質量%の量で添加
されることもある。適当な重合禁止剤は、たとえば、4
−メトキシフェノールおよびヒドロキノンである。
ト基と、前記化合物(B)中のβ−ジカルボニル基の割
合は、2.5:1〜20:1の範囲、望ましくは4:1
〜5:1の範囲であることが望ましい。前記の割合は反
応物質の官能基数によって支配される。一般に、使用さ
れる前記化合物(B)の官能基数が高ければ高いほど、
溶融可能な固体を作るためにアクリレートの過剰量を大
きくすることが好ましい。この際、前記化合物(A)及
び前記化合物(B)の官能基数を考慮することが好まし
い。尚、ゲル化点は P(ゲル)=(2/F)×100 で示される。ここで、Fは下記式で表されるものであ
る。
ボニル基の全当量数、Cはエチレン性不飽和基の過剰当
量数、Dは反応初期の各成分の合計モル数である。)こ
こで、P(ゲル)は、ゲル化時点での反応度である。望
ましくは、P(ゲル)は、エチレン性不飽和基とβ−ジ
カルボニル基の与えられた比率に対して>100であ
る。
有樹脂は、40℃以下の溶融温度を示す、無色またはわ
ずかに琥珀色をした固体であり、β−ジカルボニル基全
部と一部のエチレン性不飽和基との反応によって重合可
能な固形のオリゴマーまたはポリマーを形成している。
有樹脂を必須成分として含むものであるが、特筆すべき
は、それらがいかなる光開始重合剤も存在しない中で紫
外線によって硬化し得るということである。特に、前記
アクリロイル基含有樹脂の樹脂構造中にウレタン結合を
含む場合には、該樹脂からなる粉体塗料は光重合開始剤
なしでUV照射によって低温で架橋しうる、という顕著
な効果を奏する。
融させた後、UV照射によって高硬化速度で硬化するこ
とが可能である。そして、得られた塗膜は、極めて高い
耐溶剤性および引っかき抵抗性を示す。そして、前記ア
クリロイル基含有樹脂の樹脂構造中にウレタン結合を含
む粉体塗料は、比較的小さな溶融範囲を示し、一旦溶融
すると、かなり低い溶融粘度を示すという特徴を有す
る。これは、融解した粉末の流動ならびに水平化を加速
し、硬化プロセスが進行する全体的速度にプラスに影響
する。前記アクリロイル基含有樹脂の樹脂構造中にウレ
タン結合を導入する方法としては、1,6−ヘキサンジ
オールチオイソシアネートと2−ヒドロキシアクリレー
トとを反応させて、反応生成物中にウレタン結合を導入
する方法が挙げられる。かかるウレタンアクリレート
は、次いで、アセチルアセトンのようなβ−ジカルボニ
ル化合物と反応し、前記アクリロイル基含有樹脂が得ら
れる。。前記アクリロイル基含有樹脂の樹脂構造中にウ
レタン結合を導入する方法の一例を以下に示す。
は、下記構造式で表されるようなβ−ジカルボニル基と
ウレタン結合を含む固体の化合物によって導入すること
もできる。
ルアセトアセテートのエステル交換反応によって得られ
る。そのようなウレタンジアセトアセテートは、つい
で、大過剰の固体アクリル酸エステルと反応させること
により前記アクリロイル基含有樹脂の樹脂構造中にウレ
タン結合を導入することができる。その一例を下記に示
す。
含有樹脂の他に、顔料、流動改質剤、レベリング剤、脱
ガス剤、ワックス、体質顔料(フィラー)および荷電化
剤等の添加剤の他、その他の樹脂成分および架橋剤を、
更に硬化性を高める為に用いることができる。
ステル樹脂、不飽和ポリアクリレート、ポリメタクリレ
ート樹脂、またはそれらの混合物のような、エチレン性
不飽和官能基を含む樹脂が挙げられる。ここで、不飽和
ポリエステル樹脂、不飽和ポリアクリレートまたはポリ
メタクリレート樹脂は、市販品を利用することができ
る、あるいは既知の製造方法によって調製することがで
きる。
在下、アクリロイル基のエチレン性不飽和二重結合の重
合によって硬化する。熱硬化させる場合には、ラジカル
重合開始剤を用いる。
化物およびアゾ開始剤が挙げられる。好ましい過酸化物
開始剤の例は、ジアシルペルオキシド(たとえば、2,
4−ジクロロベンジルペルオキシド)、デカノイルペル
オキシド、ラウロイルペルオキシド、琥珀酸ペルオキシ
ド、アセチルペルオキシド、過酸化ベンゾイル、ジイソ
ブチリルペルオキシド、アセチルアルキルスルホニルペ
ルオキシド(たとえば、アセチルシクロヘキシルスルホ
ニルペルオキシド)、ジアルキルペルオキシジカーボネ
ート(たとえば、ジ(n−プロピル)ペルオキシジカー
ボネート、ジ(sec−ブチル)ペルオキシジカーボネ
ート、ジ(2−エチルヘキシル)ペルオキシ(ジカーボ
ネート)、ジイソプロピルペルオキシジカルボネート、
ジシクロヘキシルペルオキシジカーボネート)、ペルオ
キシエステル類(たとえば、α−クミルペルオキシピバ
レート、t−アミルペルオキシネオデカノエート、t−
アミルペルオキシネオデカノエート、t−ブチルペルオ
キシネオデカノエート、t−アミルペルオキシピバレー
ト、t−ブチルペルオキシピバレート、2,5−ジメチ
ル−2,5−ヂ(2−エチルヘキサノイルペルオキシ)
ヘキサン、t−アミルペルオキシ−2−エチルヘキサノ
エート、t−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエ
ートおよびt−ブチルペルオキシイソブチレート)、ア
ゾビス(アルキルニトリル)ペルオキシ化合物(たとえ
ば、2,2’−アゾビス−(2,4−ジメチルワレロニ
トリル)、アゾビスイソブチロニトリル、および2,
2’−アゾビス−(2−メチルブチロニトリル));t
−ブチルペルオキシマレイン酸、(1,1’−アゾビス
−(1−シクロヘキサンカルボニトリル)が挙げられ
る。その他、ペルオキシケタール類(たとえば1,1−
ジ(t−ブチルペルオキシ)−3,3,5−トリメチル
シクロヘキサン)、ペルオキシエステル類(たとえば
2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルペルオキ
シ)カーボネート、t−ブチルペルオキシアセテート、
t−ブチルペルオキシベンゾエート、ジt−ブチルジペ
ルオキシアゼラートおよびジ−t−ブチルペルオキシフ
タレート)、ジアルキルペルオキシド(たとえば、ジク
ミルペルオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t
−ベチルペルオキシ)ヘキサン、t−ブチルクミルペル
オキシド、ジ−t−ブチルペルオキシド、2,5−ジメ
チル−1,2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘクシ
ン−3))、ヒドロペルオキシド(たとえば、2,5−
ジヒドロペルオキシ−2,5−ジメチルヘキサン、クメ
ンヒドロペルオキシド、t−ブチルヒドロペルオキシド
およびt−アミルヒドロペルオキシド)、ケトンペルオ
キシド(たとえば、n−ブチル−4,4−ビス−(t−
ブチルペルオキシ)ワレレート、1,1−ジ(t−ブチ
ルペルオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ン、1,1’−ジ−t−アミル−ペルオキシシクロヘキ
サン、2,2−ジ(t−ブチルペルオキシ)ブタン、エ
チル−3,3−ジ(t−ブチルペルオキシ)ブチレート
および、t−ブチルペルオクトエートと1,1−ジ(t
−ベチルペルオキシ)シクロヘキサンの混合物)が挙げ
られる。
固体である。しかし、液状開始剤を使用する場合は、固
体の担体(たとえば乾式シリカ)の上に吸着させた後、
前記アクリロイル基含有樹脂等と混合することが望まし
い。
は、前記したとおり、光重合開始剤の不存在下に硬化さ
せることができる。しかし、硬化性を高めるため、周知
のUV光開始剤を用いて硬化させてもよい。ここで、用
いられるUV光開始剤は、α−開裂型フリーラジカル光
開始剤を好ましく用いることができ、例えばベンゾイン
およびその誘導体、たとえば、イソブチルベンゾインエ
ーテルのようなベンゾインエーテル類およびベンジルジ
メチルケタール、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フ
ェニルプロパン−1−オンおよび4−(2−ヒドロキシ
エトキシシ)フェニル−2−ヒドロキシ−2−プロピル
ケトンのようなベンジルケタール類;2,4,6,−ト
リメチルベンゾイルジフェニルホスフィンのようなアシ
ルホスフィン;1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニル
ケトン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4
−モルホリノフェニル)−ブタン−1−オン、2,2−
ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、ベンゾフェ
ノンとヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンの混合
物、過フッ素化ジフェニルチタノセン、ならびに2−メ
チル−1−(4−(メチルチオフェニル)−2−(4−
モルホリニル))−1−プロパノンが挙げられる。
タイプ光開始剤も上記の化合物と組み合わせて、または
単独で使用することができる。フリーラジカルタイプ光
開始剤としては、ミヒラーのケトン(4,4'−ビスジ
メチルアミノベンゾフェノン)、ミヒラーのエチルケト
ン(4,4'−ビスジメチルアミノベンゾフェノンエチ
ルケトン)、ベンゾフェノン、チオキサントン、アンス
ロキノン、ケトクマリン、アントラセンまたはその誘導
体等が挙げられる。
0重量%、望ましくは1〜5重量%の範囲である。
剤と、紫外線照射型の光重合開始剤とを併用してもよ
い。両タイプの開始剤の混合物が使われる場合、これは
二重硬化(dual cure)と呼ばれる。
の製造方法によって調整することができる。具体的に
は、前記アクリロイル基含有樹脂及び必要に応じ前記し
た各成分を混合し、次いで、60〜120℃での押出し
または混練し、次いで冷却後、溶融物を粉砕する方法、
またはたとえばボールミル中で高い剪断力の下で混合物
を均質化する方法により調整することができる。また、
粒径は特に限定されるものではないが、平均粒子径10
0μm以下であることが好ましい。このようにして得ら
れた本発明の粉体塗料は、光に曝されないときは極めて
優れた保存安定性を有する。
は、例えば、次の様にして行うことができる。本発明の
粉体塗料を平らな基材の上に置き、塗装する予定の基材
の上に、摩擦荷電またはコロナ荷電の後、静電気的に沈
積させ、ついで、粉体層を、循環エアオーブン中で60
〜160℃、このましくは60〜100℃に加熱するこ
とによって、または赤外線のような放射熱によって溶融
させる。ここで、100℃以下の低温での好ましい架橋
の場合には、溶融した粉末を紫外線に曝す。UV線の適
切な放出が硬化プロセスを開始するのに相応しい波長で
起こるように紫外線の選択も重要である。
用できる。Fusion社の「H」バルブは、主に中圧
水銀蒸気中での電気放電から成る汎用のUV源である。
Fusion社 の「D」バルブも少量のメタルハライ
ドを含み、Fusion社の「V」バルブはDバルブと
類似しているが、比較的長い波長のところで大きな光量
を発する。中圧のバルブは、1インチにつき200〜6
00ワットの強度で放射する。
化させる場合、前記「H」バルブをつけたランプが好ま
しい。即ち、「H」バルブをつけたランプは、300n
m以下に発光の大部分を含み、本発明の粉体塗料がこの
波長区域のUV放射の吸収示すので、本発明においては
特に有用である。
化が可能であるため、種々の基材に対して塗布すること
ができる。適用可能な基材は例えば、硬材、木複合材、
積層竹材、パーティクルボード、フィラーボード、中間
的密度の繊維板、紙、または木をかなりの量含む他の基
材、あるいは、ABS、PPO、SMC、ポリオレフィ
ン、アクリル樹脂またはナイロン等が挙げられる。これ
らの基材は、従来の熱硬化可能な粉末塗料で塗装する
と、劣化する為、適用が困難であったものである。
基材に限られず、シートの形をしたスチールまたはアル
ミニウム、パイプラインまたはコイル、ガラススクリー
ンまたはセラミックタイルのような、熱に抵抗性のある
基材にも好ましく適用できる。
溶融し良好なレベリング性を有するため、基材への熱負
荷は従来の熱硬化可能な粉末塗料と比較してかなり小さ
くなる。この際、硬化または架橋は熱よりむしろ紫外線
照射によって引き起こされるので、この方法により、従
来の熱硬化可能な粉末よりも速く、かつはるかに低い温
度で硬化することが可能になる。
する。
製:1,6−ヘキサンジイソシアネート168.0g、
4−メトキシフェノール0.30gおよびジブチルスズ
ジラウレート0.05gの混合物を65℃でホモジナイ
ズし、空気で分散させた。それから、ヒドロキシエチル
アクリレート232.0gを、温度が85℃を上回らな
いように3時間かけて滴々添加した。その混合物を85
℃でさらに一時間攪拌し、室温まで放冷して、2−(N
−(6−((2−プロプ−2−エノイルオキシエトキ
シ)カルボニルアミノ)ヘキシル)カルバモイルオキ
シ)エチルプロプ−2−エノエート 401gを生成し
た。溶融温度:81〜82°C。
の調製:2−(ヒドロキシエトキシ)−N−(2−
((ヒドロキシエトキシ)カルボニルアミノ)エチル)
カルボキサミド
0gと混合し、窒素下130℃まで加熱した。ついで、
4時間の間に、メタノールを留去し、温度を160℃ま
で上げる。その混合物を室温まで放冷すると、241g
の2−(N−(2−((2−(3−オキソブタノイルオ
キシ)エトキシ)カルボニルアミノ)エチル)カルバモ
イルオキシ)エチル 3−オキソブタノエートが生成し
た。この生成物の溶融融解温度は85〜86℃であっ
た。
た化合物との反応:Aにしたがって調製したウレタンア
クリレート30.0gを、Bにしたがって調製したウレ
タンジアセトアセテート3.6gと混合し、溶融し、9
0℃でホモジナイズした。ついで、トリ−n−オクチル
ホスフィン0.30gを滴状添加した。その混合物を9
0℃で30分間攪拌し、室温まで冷却させた。淡琥珀色
の重合可能な固体混合物が得られた。この固体混合物は
65〜90℃の溶融温度範囲、46℃のガラス転移温度
を有し、数平均分子量=836、重量平均分子量=18
86であった。
メトキシフェノール0.30g、およびジブチルスズジ
ラウレート0.05gの混合物を、65℃で均一混合
し、空気で分散した。ついで、2−ヒドロキシエチルア
クリレート232.0gを、温度が85℃を越えないよ
うに、3時間かかけて滴状添加した。この混合物を85
℃でさらに1時間攪拌した後、メチルアセトアセテート
80.0gとテトラメチルグアニジン5.0gの混合物
を、温度が95℃を越えないようにして滴状添加した。
ついで、その混合物を、80〜85℃でさらに1時間攪
拌し、室温まで冷却した。得られた生成物は、一夜の間
に固化し、45〜55℃の溶融温度範囲を示した。該生
成物は、数平均分子量=1285、重量平均分子量=2
335であった。
0gを使用した他は、実施例2と同様にして合成を行っ
た。得られた生成物は、溶融範囲:42〜46℃、数平
均分子量=1100、重量平均分子量=1900であっ
た。
スフェノールAエポキシ樹脂)273.0gを、樹脂リ
アクター中115℃で溶融させた。ついで、4−メトキ
シフェノール0.3gおよびベンジルトリエチルアンモ
ニウムクロリド2.5gを添加し、混合物を空気で分散
させた。アクリル酸35.0gを15分以内に滴状添加
した。添加後の混合物の酸価は113であった。その混
合物を攪拌し、115〜120℃で90分間空気で分散
させると、酸価は8に下がった。その時点で、生成した
中間体であるビスフェノールA型エポキシ樹脂のジアク
リレートは、1300の数平均分子量を示した。つい
で、混合物を100℃まで放冷させ、アセチルアセトン
20.0gとジアザビシクロウンデセン3.0gを添加
する間、非常にゆっくり攪拌した。粘度のかなりの上昇
が、2分以内に起こった。無色の固形物が得られた。得
られた生成物は、86〜100℃の溶融温度範囲、51
℃のガラス転移温度を有していた。また、該生成物は数
平均分子量=1900、重量平均分子量=4800であ
った。
始剤なしの紫外線硬化)実施例1の固体生成物を、超遠
心粉砕機で粉末に磨砕し、120g/m2の塗装量に達
するまで、アルミニウム基材の上に100μmの試験ス
クリーンを通して分級した。ついで、基材を3分間で9
0℃に加熱した。ついで、その粉末を、20m/分の硬
化速度で、Fusion社のF300Hバルブによる紫
外放射によって硬化させた。 塗膜性状: 強度(鉛筆強度):2H〜3H 耐溶剤性:MEK使用のダブルラビング100回以上 柔軟性:Madrell直径4mm
熱硬化)実施例3の固体組成物110.0gを、75℃
で、細かく粉砕した2gのn−ブチル−4,4−ビス
(t−ブチルオキシ)ワレレート(Atofina社製
Luperox 230XL)と混合した。ついで、そ
の混合物を室温まで放冷させた。その固体混合物を、超
遠心粉砕機で粉末になるまで粉砕し、磨り潰し、150
g/m2の塗装量に達するまでアルミニウム基材の上部
で100μmの試験スクリーンを通して分級した。つい
で、基材を5分かけて145℃まで加温し、その間に粉
末全部が溶融し、ついで架橋した。 塗膜性状: 硬度(鉛筆硬度):H〜2H 耐溶剤性:MEK使用のダブルラビング100回以上
の固体組成物を含む粉末塗料の調製および紫外線硬化)
不飽和ポリエステル(大日本インキ株式会社(日本)の
製品)MR 801080.0gを、実施例3の生成物
20gおよび2−ヒドロキシ−4' −(2−ヒドロキシ
エトキシ)−2−メチルプロピオフェノン(Irgac
ure 2959、Ciba社の製品、スイス)2.5
gと混合した。この混合物を、100℃でホモジナイズ
し、室温まで放冷した。150g/m2の塗装量に達す
るまで、固体生成物を超遠心粉砕機で磨り潰し、アルミ
ニウム基材の上部で100μm試験スクリーンを通して
分級した。ついで、基材を5分間で100℃まで加温
し、その間に粉末の全てが溶融した。ついで、その粉末
を16m/分(4回のパス)の硬化速度で、Fusio
n社のF300Hバルブによる紫外線によって硬化させ
た。 塗膜性状: 硬度(鉛筆硬度):H〜2H 耐溶剤性:MEK使用のダブルラビング100回以上
脂を用いて室温で乾燥状態にあり、かつ、低温域で溶融
して種々の基材への塗布が可能であると共にその硬化塗
膜物性が良好な硬化性粉体塗料を提供できる。
Claims (7)
- 【請求項1】 少なくとも2個のアクリロイル基を有す
る化合物(A)と、活性水素原子含有β−ジカルボニル
基を有する化合物(B)とを反応させて得られ、かつ、
その融点が40〜200℃の温度範囲にあるアクリロイ
ル基含有樹脂を必須成分とすることを特徴とする粉体塗
料。 - 【請求項2】 少なくとも2個のアクリロイル基を有す
る化合物(A)と、活性水素原子含有β−ジカルボニル
基を有する化合物(B)とを、モル比で(A):(B)
=2.5:1〜20:1の割合で反応させたものである
請求項1記載の粉体塗料。 - 【請求項3】 前記アクリロイル基含有樹脂が、ウレタ
ン結合をその分子構造内に有するものである請求項1又
は2記載の粉体塗料。 - 【請求項4】 前記アクリロイル基含有樹脂が、ガラス
転移点35℃以上のものである請求項1、2又は3記載
の粉体塗料。 - 【請求項5】 前記アクリロイル基含有樹脂が、少なく
とも2個のアクリロイル基を有する化合物(A)と、活
性水素原子含有β−ジカルボニル基を有する化合物
(B)とを第3級有機ホスフィンの存在下に反応させる
請求項1記載の粉体塗料。 - 【請求項6】 前記アクリロイル基含有樹脂に加え、更
にフリーラジカル開始剤を含有する請求項1〜5の何れ
か1つに記載の粉体塗料。 - 【請求項7】 前記アクリロイル基含有樹脂に加え、更
に光重合開始剤を含有する請求項1〜5の何れか1つに
記載の粉体塗料。
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