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JP2003315046A - 振動子および振動型ジャイロスコープ - Google Patents

振動子および振動型ジャイロスコープ

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JP2003315046A
JP2003315046A JP2002117549A JP2002117549A JP2003315046A JP 2003315046 A JP2003315046 A JP 2003315046A JP 2002117549 A JP2002117549 A JP 2002117549A JP 2002117549 A JP2002117549 A JP 2002117549A JP 2003315046 A JP2003315046 A JP 2003315046A
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JP
Japan
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vibrating piece
driving
axis
detecting
vibrator
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JP2002117549A
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Masaaki Masuda
昌明 桝田
Takayuki Kikuchi
菊池  尊行
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少なくとも互いに直交する第一の軸および第二
の軸の回りの各回転角速度を検出するときに利用され、
出力信号のノイズやばらつきを抑制することのできる振
動子を提供する。 【解決手段】少なくとも互いに直交する第一の軸および
第二の軸の回りの各回転角速度を検出するときに利用さ
れる振動子1Aを提供する。振動子1Aは、第一の軸Z
の回りの回転角速度を検出するための第一の駆動振動片
14A−14Dおよび第一の検出振動片20A、20B
と、第二の軸の回りの回転角速度を検出するための第二
の駆動振動片30A、30Bおよび第二の検出振動片4
0A、40Bと、第一の駆動振動片、第一の検出振動
片、第二の駆動振動片および第二の検出振動片を接続し
ている連結部6とを備えている。第一の駆動振動片14
A−14Dの駆動振動モードの固有共振周波数が、第二
の駆動振動片30A、30Bの駆動振動モードの固有共
振周波数と異なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動子および振動
型ジャイロスコープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車の車体回転速度フィードバ
ック式の車両制御方法に用いる回転速度センサーに、振
動型ジャイロスコープを使用することが検討されてい
る。こうしたシステムにおいては、操舵輪の方向をハン
ドルの回転角度によって検出する。これと同時に、実際
に車体が回転している回転速度を振動ジャイロスコープ
によって検出する。そして、操舵輪の方向と実際の車体
の回転速度を比較して差を求め、この差に基づいて車輪
トルク、操舵角に補正を加えることによって、安定した
車体制御を実現する。
【0003】こうした振動型ジャイロスコープでは、3
軸方向の各回転角速度を検出することが望まれる。本出
願人は、3軸方向の各回転角速度を検出するための振動
型ジャイロスコープを、特開2001−12953号公
報において開示した。これは、一体の平面的な振動子を
使用し、2つの回転軸の周りの各回転角速度を検出可能
としたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この振動型ジャイロス
コープは、2つの回転軸の回りの各回転角速度を測定で
きる点で優れたものであり、パッケージへの取り付けも
容易であった。しかし、この振動型ジャイロスコープを
用いて各回転角速度を測定した場合、振動子において発
生するノイズやバラツキによって、出力誤差が生じるこ
とがあった。
【0005】本発明の課題は、少なくとも互いに直交す
る第一の軸および第二の軸の回りの各回転角速度を検出
するときに、振動子におけるノイズやばらつきを抑制
し、出力誤差を低減可能とすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも互
いに直交する第一の軸および第二の軸の回りの各回転角
速度を検出するときに利用される振動子であって、第一
の軸の回りの回転角速度を検出するための第一の駆動振
動片および第一の検出振動片と、第二の軸の回りの回転
角速度を検出するための第二の駆動振動片および第二の
検出振動片と、第一の駆動振動片、第一の検出振動片、
第二の駆動振動片、および第二の検出振動片を接続して
いる連結部とを備えており、第一の駆動振動片の駆動振
動モードの固有共振周波数が、第二の駆動振動片の駆動
振動モードの固有共振周波数と異なっていることを特徴
とする。
【0007】従来の2軸検出用振動子においては、駆動
振動片に駆動振動を励振した後、第一の検出振動片にお
いて例えばX軸周りの回転角速度を検出し、第二の検出
振動片においてY軸周りの回転角速度を検出する。ここ
で、第一の検出振動片において検出される検出振動モー
ドと第二の検出振動片において検出される検出振動モー
ドとは、同じ駆動振動モードに基づいて励振された振動
モードである。このため、たとえ第一の検出振動片と第
二の検出振動片とが分離されていても、両者の間で結合
が発生し、回転角速度の測定値にノイズやバラツキを発
生させることを見いだした。
【0008】本発明者は、第一の回転軸の周りの回転角
速度を検出するために利用する駆動振動片と、第二の回
転軸の周りの回転角速度を検出するために利用する駆動
振動片とを分離し、互いに異なる周波数で励振すること
を想到した。この結果、前述のような結合や干渉が抑制
されることを見いだした。
【0009】本発明においては、各回転軸に対応して駆
動振動片を分離するのと共に、各駆動振動片における駆
動振動モードの固有共振周波数を互いに異ならせる。こ
の際には、検出振動における結合や干渉を抑制するとい
う観点からは、第一の駆動振動片の駆動振動モードの固
有共振周波数f1と、第二の駆動振動片の駆動振動モー
ドの固有共振周波数f2との差(f1−f2)は、3k
Hz以上であることが好ましく、6kHz以上であるこ
とが更に好ましい。
【0010】また、第一の駆動振動片の駆動振動モード
の固有共振周波数f1と、第二の駆動振動片の駆動振動
モードの固有共振周波数f2とは、互いに倍数波の関係
にないことが好ましい。ここで、倍数波の関係にないと
は、例えば2倍波、3倍波に該当しないことを意味して
いる。一般的には、は各駆動振動モードの各固有共振周
波数が、互いに整数倍に該当しないことを意味してい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】好適な実施形態においては、第三
の軸の回りの回転角速度を検出するための第三の駆動振
動片および第三の検出振動片をさらに備えており、連結
部は、第三の駆動振動片および第三の検出振動片をさら
に接続していてもよい。
【0012】また、好適な実施形態においては、第一の
駆動振動片の駆動振動モードの固有共振周波数f1が、
第三の駆動振動片の駆動振動モードの固有共振周波数f
3と異なっている。この場合には、検出振動における結
合や干渉を抑制するという観点からは、(f1−f3)
は、3kHz以上であることが好ましく、6kHz以上
であることが更に好ましい。
【0013】好適な実施形態においては、第二の駆動振
動片の駆動振動モードの固有共振周波数f2が、第三の
駆動振動片の駆動振動モードの固有共振周波f3と異な
っている。この場合には、検出振動における結合や干渉
を抑制するという観点からは、(f2−f3)は、3k
Hz以上であることが好ましく、6kHz以上であるこ
とが更に好ましい。
【0014】各駆動振動片の駆動振動モードの固有共振
周波数を制御する方法自体は公知である。例えば、駆動
振動片の材質、幅、厚さ、長さを変更することによっ
て、対応する駆動振動片の駆動振動モードの固有共振周
波数を変更することができる。
【0015】また、好適な実施形態においては、振動子
が所定の平面に沿って延びており、第一の軸が前記平面
に垂直な軸であってもよい。
【0016】図1は、本発明の第一の実施形態に係る振
動子1Aの平面図である。振動子1Aは、所定平面、即
ちXY平面に沿って延びている。図2は、図1に示す振
動子1Aにおいて、第二の軸すなわちX軸の回りの回転
角速度を検出するときに利用される要部を模式的に示
す。図3は、図1に示す振動子1Aにおいて、第三の軸
すなわちY軸の回りの回転角速度を検出するときに利用
される要部を模式的に示す。
【0017】振動子1Aは、所定平面に垂直な軸である
第一の軸すなわちZ軸の回りの回転角速度を検出するた
めの第一の駆動振動片14A、14B、14C、14D
および第一の検出振動片20A、20Bと、X軸の回り
の回転角速度を検出するための第二の駆動振動片30
A、30Bおよび第二の検出振動片40A、40Bと、
Y軸の回りの回転角速度を検出するための第三の駆動振
動片50A、50Bおよび第二の検出振動片60A、6
0Bと、これらの駆動振動片および検出振動片を接続し
ている連結部6とを備えている。
【0018】振動片20A、20Bの先端側には、幅の
広い重量部20aが設けられている。振動片30A、3
0B、40A、40Bの先端側には、幅の広い重量部3
0a、40aが設けられている。振動片50A、50
B、60A、60Bの先端側には、幅の広い重量部50
a、60aが設けられている。
【0019】振動子1Aは、たとえば重心GOおよびそ
の近傍を支持部100によって実装基板(図示せず)に
固定されて利用される。
【0020】各軸の回りの回転角速度の検出方法を概略
的に述べる。ただし、各軸に対する検出方法における駆
動手段および検出手段は周知慣用技術であるので、図示
省略する。
【0021】まず、Z軸の回りの回転角速度の検出に係
る構成および動作について述べる。振動子1Aの連結部
6は、振動子1Aの重心GOを中心として、4回対称の
正方形をしている。連結部6の周縁部から、四方に向か
って放射状に、二つの支持部15A、15Bと二つの第
一の検出振動片20A、20Bとが突出しており、両者
は互いに分離されている。第一の駆動振動片14A、1
4Bは、支持部15Aの先端側から支持部15Aに直交
する方向に延びるように設けられている。第一の駆動振
動片14C、14Dは、支持部15Bの先端側から支持
部15Bに直交する方向に延びるように設けられてい
る。
【0022】駆動モードにおいては、第一の駆動振動片
14A、14B、14C、14Dを支持部15A、15
Bの末端部分を中心として矢印AYのようにXY面内で
Y軸の方向に屈曲振動させる。検出モードにおいては、
支持部15A、15Bが連結部6への付け根を中心とし
て矢印CXのようにX軸の方向に周方向に屈曲振動し、
これに対応して第一の検出振動片20A、20Bが矢印
BYのように屈曲振動する。第一の検出振動片20A、
20Bに励起される各検出振動を測定することによっ
て、Z軸の回りの回転角速度を測定する。
【0023】次に、X軸の回りの回転角速度の検出に係
る構成および動作について述べる。図2に示すように、
連結部6の周縁部から二つの第二の駆動振動片30A、
30BがX軸に沿って突出している。また、連結部6に
おける第二の駆動振動片30A、30Bの付け根に対向
する周縁部からX軸に沿って二つの第二の検出振動片4
0A、40Bが突出している。このように両者は互いに
分離されている。
【0024】二つの第二の駆動振動片30A、30Bを
連結部6への付け根を中心として矢印AYのように屈曲
振動させる。この状態で、振動子1AをX軸の回りに回
転させると、第二の駆動振動片30A、30Bは、BZ
のようにZ軸の方向に振動する。この際、一方の第二の
駆動振動片30Aの振動の位相と他方の第二の駆動振動
片30Bの振動の位相とは逆になる。これに応答して、
第二の検出振動片40A、40Bが、CZのようにZ軸
の方向に互いに逆位相で振動する。第二の検出振動片4
0A、40Bに励起される各検出振動に基づいて、互い
に逆相の電気信号が発生するので、その差を算出する。
この差から、X軸の回りの回転角速度を算出する。
【0025】次に、Y軸の回りの回転角速度の検出に係
る構成および動作について述べる。図3に示すように、
連結部6の周縁部から第三の駆動振動片50Aおよび第
三の検出振動片60AがX軸およびY軸に対して交差す
る方向に沿って突出している。また、連結部6の周縁部
から、第三の駆動振動片50Bおよび第三の検出振動片
60BがX軸およびY軸に対して交差する方向に沿って
突出している。第三の駆動振動片50Aおよび第三の検
出振動片60Aと、第三の駆動振動片50Bおよび第三
の検出振動片60Bとは、X軸に対して線対称の位置に
配置されている。
【0026】二つの第三の駆動振動片50A、50Bを
連結部6への付け根を中心として矢印AXYのようにX
軸およびY軸に対して交差する方向に向かって屈曲振動
させる。この状態で、振動子1AをY軸の回りに回転さ
せると、第三の駆動振動片50A、50Bは、BZのよ
うにZ軸方向に振動する。この際、一方の第三の駆動振
動片50Aの振動の位相と他方の第三の駆動振動片50
Bの振動の位相とは同じになる。これに応答して、第三
の検出振動片60A、60Bが、CZのように互いに順
位相で振動する。第三の検出振動片60A、60Bに励
起される各検出振動に基づいて、互いに順位相の電気信
号が発生するので、その和を算出する。この和に基づい
て、X軸の回りの回転角速度を算出する。
【0027】図4は、第二の実施形態に係る振動子1B
の斜視図である。振動子1Bにおいては、第一の実施形
態に係る振動子1Aと同様に、第一の駆動振動片14
A、14B、14C、14Dと第一の検出振動片20
A、20Bを利用して、Z軸の回りの回転角速度が検出
される。Z軸の回りの回転角速度を検出するときの動作
は、図1を参照して説明した振動子1Aにおける動作と
同様なので説明を省略する。
【0028】第二の実施形態に係る振動子1Bにおける
X軸およびY軸の回りの回転角速度の検出方法が、第一
の実施形態に係る振動子1AにおけるX軸およびY軸に
対する検出方法と異なっている。
【0029】図5は、図4に示す振動子1Bにおいて、
X軸の回りの回転角速度を検出するときに利用される要
部を模式的に示す。図6は、図4に示す振動子1Bにお
いて、Y軸の回りの回転角速度を検出するときに利用さ
れる要部を模式的に示す。
【0030】図5に示すように第二の駆動振動片30
A、30B、30C、30Dを矢印AXYの方向に屈曲
振動させる。この状態で、振動子1AをX軸の回りに回
転させると、第二の駆動振動片30A、30BがBZの
ように互いに逆位相で振動し、第二の駆動振動片30
C、30DがBZのように互いに逆位相で振動する。駆
動振動片30Aの振動の位相と駆動振動片30Dの振動
の位相とは同じになる。これに応答して、検出振動片4
0A、40Bが、CZのように互いに逆位相で振動す
る。また、検出振動片40C、40DがCZのように互
いに逆位相で振動する。なお、検出振動片40Aの振動
の位相と検出振動片40Dの振動の位相とは同じにな
る。従って、検出振動片40A、40Dに励起される各
検出振動に基づいて得られた電気信号と、40B、40
Cに励起される各検出振動に基づいて得られた電気信号
とは、互いに逆相である。従って、両電気信号の差をと
り、この差に基づいて、X軸の回りの回転角速度を算出
する。
【0031】図6に示すように第二の駆動振動片30
A、30B、30C、30Dを矢印AXYの方向に屈曲
振動させる。この状態で、振動子1AをY軸の回りに回
転させると、第二の駆動振動片30A、30BがBZの
ように互いに順位相で振動し、第二の駆動振動片30
C、30DがBZのように互いに順位相で振動する。な
お、第二の駆動振動片30Aの振動の位相と第二の駆動
振動片30Dの振動の位相とは逆になる。これに応答し
て、第二の検出振動片40A、40Bが、CZのように
互いに順位相で振動する。また、第二の検出振動片40
C、40DがCZのように互いに順位相で振動する。な
お、検出振動片40Aの振動の位相と検出振動片40D
の振動の位相とは逆になる。検出振動片40A、40B
に励起される各検出振動に基づく電気信号と、40C、
40Dに励起される各検出振動に基づく電気信号とは逆
相になるので、両者の差をとり、この差に基づいて、Y
軸の回りの回転角速度を算出する。
【0032】各振動子の材質は特に限定しないが、水
晶、LiNbO3、LiTaO3、ニオブ酸リチウム−タ
ンタル酸リチウム固溶体(Li(Nb,Ta)O3)単
結晶、ホウ酸リチウム単結晶、ランガサイト単結晶等か
らなる圧電単結晶を使用することが好ましい。圧電性材
料としては、圧電単結晶の他に、PZT等の圧電セラミ
ックスがある。振動子は、圧電材料や恒弾性合金の他
に、シリコンマイクロマシンにおいて使用されるよう
に、シリコン半導体プロセスによって形成することもで
きる。
【0033】駆動振動片、検出振動片には、公知の駆動
手段、検出手段を設ける。このような駆動手段、検出手
段は、例えば圧電性材料に設けられた金属電極であって
よい。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、少
なくとも互いに直交する第一の軸および第二の軸の回り
の各回転角速度を検出するときに利用される振動子にお
いて、出力信号のノイズやバラツキを抑制することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係る振動子1Aの平
面図である。
【図2】図1の振動子1AにおいてX軸の回りの回転角
速度を検出するときに利用される要部を模式的に示す図
である。
【図3】図1の振動子1AにおいてY軸の回りの回転角
速度を検出するときに利用される要部を模式的に示す図
である。
【図4】本発明の第二の実施形態に係る振動子1Bの平
面図である。
【図5】図4の振動子1BにおいてX軸の回りの回転角
速度を検出するときに利用される要部を模式的に示す図
である。
【図6】図4の振動子1BにおいてY軸の回りの回転角
速度を検出するときに利用される要部を模式的に示す図
である。
【符号の説明】
1A、1B 振動子 6 連結部 1
4A、14B、14C、14D 第一の駆動振動片
20A、20B、20C、20D 第一の検出振
動片 30A、30B 第二の駆動振動片 40A、40B 第二の検出振動片 50A、
50B 第三の駆動振動片 60A、60B
第三の検出振動片

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも互いに直交する第一の軸および
    第二の軸の回りの各回転角速度を検出するときに利用さ
    れる振動子であって、 前記第一の軸の回りの回転角速度を検出するための第一
    の駆動振動片および第一の検出振動片と、 前記第二の軸の回りの回転角速度を検出するための第二
    の駆動振動片および第二の検出振動片と、 前記第一の駆動振動片、前記第一の検出振動片、前記第
    二の駆動振動片、および前記第二の検出振動片を接続し
    ている連結部とを備えており、 前記第一の駆動振動片の駆動振動モードの固有共振周波
    数が、前記第二の駆動振動片の駆動振動モードの固有共
    振周波数と異なっていることを特徴とする、振動子。
  2. 【請求項2】前記第一の駆動振動片の駆動振動モード
    が、前記第二の駆動振動片の駆動振動モードと倍数波の
    関係にないことを特徴とする、請求項1記載の振動子。
  3. 【請求項3】第三の軸の回りの回転角速度を検出するた
    めの第三の駆動振動片および第三の検出振動片をさらに
    備えており、 前記連結部が、前記第三の駆動振動片および前記第三の
    検出振動片をさらに接続していることを特徴とする、請
    求項1または2記載の振動子。
  4. 【請求項4】前記第一の駆動振動片の駆動振動モードの
    固有共振周波数が、前記第三の駆動振動片の駆動振動モ
    ードの固有共振周波数と異なっていることを特徴とす
    る、請求項3記載の振動子。
  5. 【請求項5】前記第二の駆動振動片の駆動振動モードの
    固有共振周波数が、前記第三の駆動振動片の駆動振動モ
    ードの固有共振周波数と異なっていることを特徴とす
    る、請求項3または4記載の振動子。
  6. 【請求項6】前記振動子が所定の平面に沿って延びてお
    り、 前記第一の軸が前記平面に垂直な軸であることを特徴と
    する、請求項1〜5のいずれか一つの請求項に記載の振
    動子。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか一つの請求項に記
    載の振動子を備えていることを特徴とする、振動型ジャ
    イロスコープ。
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