JP2003245311A - 小型電動車両 - Google Patents
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Abstract
ペースを確保し、製作上あるいは組付上有利な構成を備
えた小型電動車両を提供する。 【解決手段】 フレーム上に支持された単座シートの下
方前方にて、フレーム上に敷設されたフロア3を有し、
ハンドル操作により左右に揺動する操向輪としてフロア
3の前方に設けられた左右一対の前輪1と、パワーユニ
ット600で駆動される駆動輪として単座シートの下方
後部に設けられた左右一対の後輪2とで走行可能に構成
される。パワーユニット600に電力を供給する電池ユ
ニット700を備える。操舵装置がフロア3の下方で車
両前後に延びる車体フレーム101の前端部に配置さ
れ、ステアリングシャフト501を回転自在に支持する
ステアリングフレーム102を車体フレーム101に着
脱可能に設ける。
Description
不自由な人の利用に供する四輪の小型電動車両にに関す
る。
カー(R)等と呼ばれ、高齢者等の足代わりになるもの
として極めて利用価値が高い。かかる小型電動車両の基
本構成において、たとえば車体後部に乗員が着座するシ
ートが設置され、その前方には乗員が足を載せるための
フロアが設けられ、さらにその前方に前輪を操舵するた
めのステアリングシャフトが立設される。ステアリング
シャフトの上端にはハンドルが取り付けられ、乗員はシ
ートに着座して該ハンドルを操作するようになってい
る。
その市場が拡大し、様々な用途で使用されるようになっ
てきている。従来では比較的に収納スペースに余裕のあ
る場合に購入、使用されていたが、今後は高齢者人口の
増加に伴い、都会での需要が増えると予想される。都会
においては収納スペースが制限され易く、またエレベー
タ等の乗り物に乗り込む機会が増えつつあるのが現状で
ある。
従う上限全長ではエレベータに搭乗することができず、
一方その対策として単純に全長をコンパクトにすると弊
害が生じる場合がある。最近のセニアカーの基本構成は
ステアリングシャフトとハンドルシャフトが一直線状に
配置され、このまま車両全長をコンパクトにすると乗員
とハンドルが窮屈になり、あるいは窮屈になる分だけシ
ートを後退させてスペースを確保することになる。シー
トを後方に位置させると、そのままでは車両後部の静的
安定性を損なうことになる。
ると、この種の小型電動車両では小型化を図るために駆
動輪である後輪のまわりに電動モータを備えるパワーユ
ニットやこのパワーユニットに電力を供給するバッテ
リ、さらには乗員用着座シートが配設されるのに対し
て、前輪のまわりには操舵装置のみが設置されるだけで
ある。このため前輪分担荷重が小さい車両構成となって
おり、そのままでは後輪軸を中心とした後方への転覆に
対する安定性に対して不利な構成である。
ル操作感を良くするために略直線状に後上方に延びる構
成となっているが、このような構成の場合、乗員の足載
せ用フロアの面積が同一であっても、操舵軸が傾斜して
設けられた分だけ乗員の脚部用スペースが狭くなってい
しまう。
電動車両では、前輪の操舵を担うステアリングシャフト
とその延長上に取り付けられるハンドルシャフトを支持
するための支持部材を持っている。これらは、パイプ材
やシャフトホルダ等により構成され、その高さは比較的
低く抑えられている。近年ではハンドルまわりにカウリ
ング(レッグシールド)が取り付けられる場合が多く、
カウリングを取り付けるためのブレース等が必要にな
る。製作上あるいは組付工場への荷姿から、かかるブレ
ースを一体化構成するのは得策ではなく、一般に別体に
する。
コンパクト化を図りながら有効にスペースを確保し、製
作上あるいは組付上有利な構成を備えた小型電動車両を
提供することを目的とする。
両は、車体フレーム上に支持された単座シートの下方前
方にて、前記車体フレーム上に敷設されたフロアを有
し、ハンドル操作により左右に揺動する操向輪として前
記フロアの前方に設けられた左右一対の前輪と、パワー
ユニットで駆動される駆動輪として前記単座シートの下
方後部に設けられた左右一対の後輪とで走行可能に構成
され、前記パワーユニットに電力を供給する電池ユニッ
トとを備えた小型電動車両であって、上端に設けたハン
ドルを左右に回動可能に支持するとともに前記フロアの
前端部から上方へ突出して設けられるステアリングシャ
フトと、左右方向外側に向って延設されたサスペンショ
ンアームの外側端部にキングピンを介して左右に揺動可
能に支持された前輪ステアリングナックルとが、タイロ
ッドアームおよびナックルアームを介して連結されてな
る操舵装置を有し、この操舵装置が前記フロアの下方で
車両前後に延びる前記車体フレームの前端部に配置さ
れ、前記ステアリングシャフトを回転自在に支持するス
テアリングフレームを前記車体フレームに着脱可能に設
けたことを特徴とする。
記フロアは、前記前輪よりも後方に位置しかつ前記前輪
の左右対向間隔と略等しい幅を有するメインフロア部
と、前記前輪の左右対向間隔よりも狭小でかつ前記メイ
ンフロア部よりも狭小な幅で前記メインフロア部の前方
に延設したフロントフロア部とにより構成され、前記車
体フレームは、前記左右の前輪の内側対向間隔と略等し
い幅を有し前記メインフロア部の左右両側縁部に沿って
前後に延び前記メインフロア部を形成するセンタフレー
ム部と、前記前輪の左右対向間隔よりも小さい対向間隔
で前記センタフレーム部の前方に延設され前記前輪およ
び該前輪を操舵する前記操舵装置を支持するとともに前
記フロントフロア部を形成するフロントフレーム部と、
前記センタフレーム部から後方に延設され前記単座シー
ト、前記パワーユニットおよび前記後輪を支持するリヤ
フレームとにより構成されることを特徴とする。
記センタフレーム部、前記フロントフレーム部および前
記リヤフレームを左右一対のメインフレーム部材により
形成し、前記メインフレーム部材側面の前記センタフレ
ーム部から外方に突出する側部キャリイングハンドル
と、前記単座シートの後方に突出し前記左右一対のメイ
ンフレーム部材の後端部を連結して左右方向に延設され
た後部キャリイングハンドルとを備えたことを特徴とす
る。
記ステアリングシャフトは、前記ハンドルが結合する上
端部と前記タイロッドアームが結合する下端部の略中間
部にて上半部および下半部に分割構成されるとともに、
前記上半部および前記下半部が屈曲自在な継ぎ手手段に
より連結され、前記下半部が略垂直に立設するとともに
前記上半部が前記単座シートに向けて後方へ傾斜するこ
とを特徴とする。
記ステアリングフレームは、前記継ぎ手手段付近で後方
へ傾斜するように屈曲するとともに、前記フロントフレ
ーム部から上方に同一幅で突出しかつ着脱可能に設けた
ことを特徴とする。
記ステアリングフレームは、クランプ装置により前記車
体フレームに着脱可能に設けられることを特徴とする。
ングフレームを別体構成することで荷姿を小さくコンパ
クトにすることができ、取扱性を向上するとともに組付
効率を改善することができる。また、操舵軸まわりを後
方へ適度に屈曲させることでフロアスペースを拡大し、
足元のユーティリティスペースを確保することができ
る。また、車両重心を車体後方に偏倚させずに適正位置
に設定することができ、車両の静的安定性が向上する。
小型電動車両における好適な実施の形態を説明する。図
1〜図5は、この実施形態における小型電動車両の全体
構成を示している。この実施形態は四輪小型電動車両の
例であり、これらの図において車体フレームを含むフレ
ームユニット100の前後部にそれぞれ左右一対の前輪
1および後輪2が支持される。前輪1は前輪支持機構2
00により、また後輪2は後輪支持機構300によりそ
れぞれ支持される。フレームユニット100の後部寄り
には、1人の乗員が着座するようにした単座シートを構
成するシートユニット400が支持される。単座シート
の下方前方には、車体フレーム上に敷設された低床の乗
員足載せフロアを構成するフロアパネル3を有する。フ
レームユニット100の前部には、ハンドル操作により
左右に揺動する操向輪としての前輪1を操舵する操舵機
構500を有する。
れ、単座シートの下方後部に設けられた電動モータを含
むパワーユニット600によって駆動されるようになっ
ている。そして本発明ではフロアパネル3の下側に、パ
ワーユニット600に電力を供給する二次電池を備えた
電池ユニット700が配置される。
参照して、シャーシ部分を構成する車体フレーム101
とステアリングハンドル等を支持するステアリングフレ
ーム102とから構成され、車体フレーム101はメイ
ンフレーム103とリヤフレーム104を含む。メイン
フレーム103はさらに、センタフレーム部105とセ
ンタフレーム部105の前方に延設したフロントフレー
ム部106とから構成される。
方向に配置された一対のメインフレーム部材107を含
み、メインフレーム部材107はセンタフレーム部10
5およびフロントフレーム部106の境界付近で、図8
等に示すように先細に窄んだ形状となっている。メイン
フレーム部材107は好適には角パイプ材により形成さ
れるが、これに限らずたとえばCチャンネル材あるいは
丸パイプ材等で形成することができる。いずれの場合
も、メインフレーム部材107は一定の高さ(上下方向
の厚さ)を有する。また、各メインフレーム部材107
には外側方に突出する、たとえば丸パイプ材でなるキャ
リイングハンドル111が付設される。
7においてその前端部とセンタフレーム部105および
フロントフレーム部106の境界付近と後端部とに3つ
のブリッジ部材108,109,110が横架され、こ
れによりメインフレーム103の高い剛性を確保してい
る。ブリッジ部材108,109は図7に示されるよう
に、下方に突出するように湾曲形成され、後述する前輪
支持機構のベース部材がブリッジ部材108,109上
に配置されるようになっている。なお、実車では図7の
ようにメインフレーム103は適度に前上がりに傾斜し
た状態になり、このとき前輪支持機構のベース部材は、
後述するサスペンションアームの回動軸がキングピンの
後方傾斜角度(キャスター角)と直交するように前上り
傾斜に支持される。
9にも示すように、4本のパイプ材102a〜dがフロ
ントフレーム部106の前端部内側にて、一体的に立設
支持されてなる。ステアリングフレーム102はフロン
トフレーム部106(メインフレーム部材107)から
垂直に立ち上がっているが、上述のようにメインフレー
ム103が前上がりに傾斜するため、ステアリングフレ
ーム102は単座シート側へ適度に傾斜する。なお、ス
テアリングフレーム102は好適には角パイプ材により
形成される。
部材107の後端部付近から後上方に傾斜配置され、そ
れぞれの後端部でキャリイングハンドル112によって
相互に結合される。リヤフレーム104の前後方向中ほ
どには、概略アーチ状もしくは台形状のブリッジ部材1
13が横架され、ブリッジ部材113の上部にシートユ
ニット400を支持するためのシートポスト114が取
り付けられる。リヤフレーム104あるいはブリッジ部
材113は、好適には角パイプ材により形成されるが、
これに限らずたとえばCチャンネル材あるいは丸パイプ
材等で形成することができる。リヤフレーム104の後
端部にはまた、下方に突出するように湾曲形成されたブ
リッジ部材115が横架される。
かつ揺動可能に支持するが、フロントフレーム部106
の下方に保持された支持部としてのベース部材201
と、ベース部材201上に固定されたサスペンションア
ームブラケット202と、サスペンションアームブラケ
ット202によって上下方向に揺動自在に支持され、車
両の左右方向中央部から外側へ延設されるとともにその
外側端部で前輪1を回転自在に支持するサスペンション
アーム203を含んでいる。
り、後述する電池ケースの前方において左右の前輪1の
対向間に亘り左右に延在し、該電池ケースよりも下側へ
突出する剛性部材からなる突出構造が構成される。すな
わちこの突出構造は図1〜図5あるいは図7等に示され
るように、フロントフレーム部106の下方に突出して
配置構成されたベース部材201、サスペンションアー
ムブラケット202およびサスペンションアーム203
等からなり、かかる突出構造を電池ケースの前方かつ下
側に持つことで、車両の電源装置として重要な機能を有
する電池ケースのバリヤもしくは防護手段を構成し、デ
リケートな電源装置を有効に保護することができる。な
お、このようにフロントフレーム部106の下方に突出
する突出構造を有していても、実車ではフロア3は前上
がりに傾斜配置されるため(図7参照)下方に張り出す
ことはなく、最低地上高を有効に確保することができ
る。
して、メインフレーム103のブリッジ部材108,1
09上に配置されたベース部材201上には、左右のサ
スペンションアーム203それぞれに対して前後2つの
サスペンションアームブラケット202が設けられてい
る。各サスペンションアーム203は前後に分岐する二
股状を呈し、その分岐した2つの基端(内側端)が前後
2つのサスペンションアームブラケット202により上
下へ回動自在に軸支される。サスペンションアーム20
3の先端には、コ字状のナックル204(前輪ステアリ
ングナックル)がキングピン208を介して左右に回動
可能に軸支される。ナックル204には車軸205が水
平に延設され、この車軸205に前輪1が回転自在に支
持される。
スペンションスプリング206を装架するためのブラケ
ット207が固着し、該ブラケット207とサスペンシ
ョンアーム203(二股状に分岐したうちの前側)との
間にサスペンションスプリング206が装着される。
00と協働して後輪2を支持する。この場合、パワーユ
ニット600は電動モータおよびその出力軸に連結する
減速ギヤ群を含み、最終段ギヤの支軸が後輪2の車軸3
01として構成される。パワーユニット600の前端側
は、メインフレーム部材107の後端に固着するブラケ
ット302(図1〜図3等参照)を介して枢支される。
パワーユニット600の後端側は、ショックアブソーバ
303の下端と連結する。ショックアブソーバ303の
上端は、リヤフレーム104の後端に固着するブラケッ
ト304を介して枢支される。なお、ショックアブソー
バ303は、圧縮コイルスプリングあるいは油圧等を利
用したものであってよい。
材等で形成されたシートクッションフレーム401およ
びシートバックフレーム402が概略L字状に結合して
一体化し、シートクッションフレーム401を略水平に
してシートポスト114上に支持される。この場合、シ
ートユニット400は左右に回動可能に、かつその回動
途中における複数の角度位置で選択的に固定し得るよう
に支持される。
体として構成されるシートクッション403が、またシ
ートバックフレーム402には弾性体として構成される
シートバック404がそれぞれ取り付けられる。シート
バックフレーム402の適度な高さ位置には、アームレ
スト405が回動可能に支持される。図3のようにシー
トポスト114上に支持されたシートユニット400に
着座した乗員は、フロアパネル3に足を乗せることがで
き、その際フロアパネル3の前部付近に配置されたフッ
トブレーキ4を踏むことができるようになっている。
例を説明する。図10において、シートクッションフレ
ーム401の下側にベースブラケット406が結合し、
該ベースブラケット406にはシートパイプ407が垂
下される。一方シートポスト114にはパイプホルダ4
08が嵌合し、このパイプホルダ408にシートパイプ
407が回転可能に内嵌するようになっている。これに
よりシートクッションフレーム401、したがって単座
シートは左右に回動可能になる。なお、パイプホルダ4
08はシートポスト114に着脱可能にしてもよい。
部に軸受409を有するレバーホルダ410が固着す
る。軸受409には回転軸411が挿通し、回転軸41
1が外側へ延設されて図示のように適度に屈曲すること
によりレバー部412が形成される。回転軸411に
は、ベースブラケット406に開設された開口413か
ら下方に突出する爪片414が固着する。レバー部41
2の操作で爪片414を回動させることができる。爪片
414は、後述するストッパプレートの歯と係合可能な
孔414aを有している。一方、パイプホルダ408の
上端にはストッパプレート415が固着し、ストッパプ
レート415の外周部には適度な角度間隔で複数の歯4
16が設けられる。各歯416の両側は逃げとして切除
されており、これにより爪片414と係合可能になる。
を挿入することにより、単座シートはシートポスト11
4上に支持される。この場合、レバー部412の操作に
より爪片414を所望の歯416と係合させることによ
り、単座シートを所望の角度位置で選択的に固定するこ
とができる。
等を参照して、ステアリングフレーム102の内側には
複数のホルダ502を介して、ステアリングシャフト5
01が回転自在に保持される。ステアリングシャフト5
01は長手方向の中間部でユニバーサルジョイント50
3を介して、単座シート側へ傾斜するように屈曲し、そ
の上端部にブラケット504を介してステアリングハン
ドル505が支持される。ステアリングハンドル505
は前部が切り欠かれた変形U字状を呈し、ステアリング
ハンドル505の適所を把持しながら、ブラケット50
4に取り付けられたアクセルレバー506を回動操作し
得るようになっている。
ーム部材107の前端部内側には、ブラケット507が
取り付けられており、このブラケット507上にステア
リングシャフト501の下端を回転自在に支持するため
のボスが設けられている。ブラケット507上のステア
リングシャフト501の後側には、ステアリングシャフ
ト501の下端に設けたギヤと噛合するギヤを有するカ
ウンタ軸508が配置される。カウンタ軸508にはタ
イロッドアーム509が固定されるが、ステアリングシ
ャフト501を右または左へ回転させると、カウンタ軸
508を介してタイロッドアーム509が右側または左
側へ回動する。
するナックルアーム510とタイロッドアーム509と
はタイロッド511を介して、相互に連結される。ステ
アリングハンドル505を右左旋させることで、ステア
リングシャフト501、カウンタ軸508、タイロッド
アーム509およびタイロッド511を介して前輪1は
右または左に操舵される。このようにカウンタ軸508
を設けることで、ステアリングハンドル505の旋回方
向と同一方向に前輪1を操舵することができる。この場
合、ステアリングシャフト501側のギヤとカウンタ軸
508側のギヤのギヤ比を適宜選択することで、操舵角
および操舵力を適切に設定することができる。
後輪支持機構300と協働して後輪2を支持する。後述
する電池ユニット700はパワーユニット600に電力
を供給し、その電動モータ601が駆動されるようにな
っている。
8に示すようにフロア(あるいはフロアパネルという)
3の主要領域においてその両側縁部に沿って配置された
フレーム相互間に、該フレームの高さと略同等の高さを
有する電池ケース701を収容し、この電池ケース70
1内に複数の二次電池702を列設配置する。図示例で
は前後2列で同一平面上に複数の二次電池702が配列
される。
置しかつ前輪1の左右対向間隔と略等しい幅を有するメ
インフロア部5と、前輪1の左右対向間隔よりも狭小で
かつメインフロア部5よりも狭小な幅でメインフロア部
5の前方に延設したフロントフロア部6とにより構成さ
れる。フロア3の主要領域は、メインフロア部5により
構成され、この部分に電池ケース701が配置される。
ンタフレーム部105は、メインフロア部5の左右両側
縁部に沿って前後に延びる。フロントフレーム部106
は、前輪1の左右対向間隔よりも小さい対向間隔でセン
タフレーム部105の前方に延設される。この例ではセ
ンタフレーム部105を構成するメインフレーム部材1
07相互間に、電池ケース701が配置される。
に、概略薄箱状を呈し、メインフレーム部材107と略
同一高さに形成される。そして、この電池ケース701
はメインフロア部5の下側でメインフレーム部材107
相互間に配置される。本発明で使用するドライ形の二次
電池702として典型的にはリチウムイオン電池が用い
られるが、この種のドライ形二次電池は通常、多数のセ
ルを組合せてパッキングされる。この場合、大型のセル
モジュールの密度を上げるために所謂、俵積みになるこ
とが多く、そのままではかなり嵩だかなものになってい
しまう。この実施形態では、前述したように左右一対の
前輪1を備え、メインフロア部5を前輪1の左右対向間
隔と略等しい幅を有する大面積に形成できたので、同一
平面に前後2列で合計8つの二次電池702が配列可能
である。二次電池702の幅(直径)をメインフレーム
部材107の高さと同等か、僅かに高い程度に留めるこ
とで、電池搭載スペースを極めて薄く設定することがで
きる。
れるように、二次電池702の外形に対応するように形
成された複数の凹凸状の保持部を備える。この保持部と
して本実施形態では、複数の半月状リブ701aが形成
される。上述のように二次電池702を同一平面に配列
したことにより、二次電池702が振動等によって電池
ケース701で動かないように固定する必要がある。半
月状リブ701aを設けることにより、二次電池702
を適正に固定し相互に干渉しないようにしている。
の取付部701bを有し、この取付部701bをメイン
フレーム部材107上に載せるかたちで、ビス等によっ
て該メインフレーム部材107に取り付けられる。この
場合、その取付用ビスの挿通孔701cが設けられる。
電池ケース701の前部、すなわち前列側の二次電池7
02の前側にはホルダ701dを介して、セルコントロ
ーラ(基板)703が配置される。
2(セル)間で容量差や電位差が生じないように制御す
るが、電池ケース701の底部に対して垂直に設けられ
る。このようにセルコントローラ703をフロントサス
ペンションまわりの部品と二次電池702の間に垂直に
設けることで、前後方向スペースを有効活用することが
できる。なお、セルコントローラ703を垂直に設けて
も、実車ではフロアは前上がりに傾斜配置されるため下
方に出っ張ることはなく、最低地上高を有効に確保する
ことができる。
池ケース701の上部には、平板状のカバー704が覆
設される。カバー704は電池ケース701の上部開口
と整合する形状を有し、その下面の周縁部から複数の爪
片704aが垂設される。電池ケース701には爪片7
04aに対応して複数の係合部701eが設けられ、爪
片704aを係合部701eに係合させることでカバー
704を固定する。なお、電池ケース701とカバー7
04の合せ部には、電池ケース701内に水あるいは塵
等が侵入しないようにガスケットが装着される。二次電
池702を収納した電池ケース701にカバー704を
覆設固定することで、電池もしくはバッテリパックが構
成される。
くはバッテリパックの上側、すなわちカバー704の上
側にフロアパネル3が配置される。フロアパネル3はス
ペーサを介して電池ケース701の取付部701b上に
載るかたちで、ビス等によって該メインフレーム部材1
07に取り付けられる。この場合、フロアパネル3の周
縁部にはその取付用ビスの挿通孔3aが設けられるとと
もに、取付部701bにも挿通孔3aの対応位置に挿通
孔701fが設けられる。
わち電池ケース701の下側には概略平板状のアンダガ
ード705が配置される。アンダガード705は電池ケ
ース701の下部を覆うように、ビス等によってブリッ
ジ部材109およびブリッジ部材110(図6等参照)
に取り付けられる。この場合、アンダガード705の前
縁部および後縁部にはそれぞれ、その取付用ビスの挿通
孔705a,705bが設けられる(図12)。
述した各図を参照して、フロア3の後方に配設した単座
シートの下方前半部には図3等に示されるように、パワ
ーユニット600の電動モータ601に供給すべき電力
を電子制御するメインコントローラ7と、電池ユニット
700の二次電池702に充電を行なうための充電装置
8とが配設される。メインコントローラ7および充電装
置8は、フロア3から一体的に連続して設けた車体カバ
ー(図示せず)によって覆われ、外部に露呈しないよう
になっている。
置する左右一対の後輪2間の空間には、箱状もしくは籠
状の荷物収納装置9が装架され、この荷物収納装置9の
上部には荷物等を出入れ可能とするための開口9aが開
設されている。前述したように単座シートはシートポス
ト114の上方至近位置で、該シートポスト114のま
わりに回動可能に支持される。単座シートを適宜回動さ
せることで、その下方に位置する荷物収納装置9の開口
9aの一部または全部を、単座シートで上方から開閉可
能に覆うことができる。
上部において、ステアリングハンドル505の前方至近
位置にスイッチボックス(操作パネル)10が取り付け
られる。このスイッチボックス10は、たとえば図7に
示されるようにステアリングフレーム102の上端に固
定された概略鍵形のブラケット11を介して、支持され
る。スイッチボックス10は各種スイッチ類を搭載する
が、たとえば前後進切替えノブ、速度設定ノブ、バッテ
リ残量表示器および充電ランプ、さらには左右のウィン
カスイッチおよびホーンボタン等のスイッチが配設され
る。
ンドル505の前方至近位置で適度に傾斜配置されてお
り、運転操作に必要なスイッチ類に容易に手が届き、表
示ランプ等の表示内容を見易く構成されている。したが
って、単座シートに着座した乗員は、スイッチボックス
10のスイッチ類を簡単かつ的確に操作することができ
る。その際、必要に応じてアクセルレバー506を適宜
操作可能である。
置にコードリールを内蔵したコードリールケース12
が、ステアリングフレーム102に取り付けられる。コ
ードリールには巻取り方向に付勢された充電用コード
が、繰出し自在に巻回されており、該充電用コードは充
電装置8に接続されている。電池ユニット700の二次
電池702に充電を行なう際には、コードリールケース
12から充電用コードを繰り出して、この充電用コード
を介して充電装置8が外部電源と接続される。
た、たとえばホルダ502を利用してメインキー13が
取り付けられる。メインキー13は、単座シートに着座
した乗員が操作し易い位置に配置される。メインキー1
3の下方にはステアリングフレーム102に箱状もしく
は籠状の荷物収納装置14が装架され、この荷物収納装
置14の上部には荷物等を出入れ可能とするための開口
が開設されている。
しくは合成樹脂等で形成された車体カバーによって覆わ
れ、車両全体として所定の外観意匠を得るようにデザイ
ンされる。この場合、ステアリングフレーム102まわ
りにはレッグシールド等が実装され、前輪1および後輪
2まわりにはそれぞれフロントフェンダおよびリヤフェ
ンダが装着されてよい。
安全あるいは保安部品類が装備される。この種の装備品
としてヘッドランプ、ウィンカ、ストップランプ、サイ
ドミラーあるいはホーン等が含まれ、さらに必要に応じ
てその他の部品等が装備される。
14にも示されるように、フロントフレーム部106か
ら上方に同一幅で突出する。そして本発明では特に、ス
テアリングフレーム102は、後述するクランプ装置に
より車体フレーム101に着脱可能に設けられる。この
場合、図15のようにステアリングフレーム102の下
端には、たとえばガルウィング状のブラケット507が
溶接され、両者は一体化されている。なお、ブラケット
507の凹部内には、ステアリングシャフト取付用ボス
512とカウンタ軸取付用ボス513とが配設される。
6を上下からクランプし、ステアリングフレーム102
をフロントフレーム部106に締結固定するようになっ
ている。この場合、図16に示されるようにブラケット
507のクランプ部507aと別物で構成されるクラン
プ部材514とでフロントフレーム部106を上下から
挟み、クランプ部507aおよびクランプ部材514を
ボルト515で締め込むことでステアリングフレーム1
02を取り付けることができる。このように車体フレー
ム101とステアリングフレーム102は別体で構成さ
れ、クランプ装置により着脱可能に結合する。
にステアリングシャフト501は、ステアリングハンド
ル505が結合する上端部とタイロッドアーム509が
結合する下端部の略中間部にて、上半部501Aおよび
下半部501Bに分割構成される。上半部501Aおよ
び下半部501Bは、屈曲自在な継ぎ手手段としてのユ
ニバーサルジョイント503により連結される。この場
合、下半部501Bがフロントフレーム部106から略
垂直に立設するとともに、上半部501Aが単座シート
に向けて後方へ傾斜配置される。
102はフロントフレーム部106から上方に突出する
が、図17等からも明かなようにステアリングシャフト
501のユニバーサルジョイント503付近で後方へ傾
斜するように屈曲する。この場合ステアリングフレーム
102の前側のパイプ材102a,102bが、ステア
リングシャフト501の上半部501Aと略平行になる
ように屈曲される。
単座シートに着座した乗員はステアリングハンドル50
5を把持し、アクセルレバー506を引きあるいは必要
に応じてフットブレーキ4を踏むことで車両を走行させ
ることができる。この場合、フロアパネル3の下側に収
納されている電池ユニット700からパワーユニット6
00に電力が供給され、パワーユニット600の電動モ
ータ601が後輪2を駆動することで、乗員はこの小型
電動車両を円滑かつ適正に運転することができる。
に、車体フレーム101とステアリングフレーム102
は別物で構成され、ステアリングフレーム102がクラ
ンプ装置によりに着脱可能に設けられる。このように別
体構成することで荷姿を小さくコンパクトにすることが
でき、たとえば組付工場等へ出荷する際の取扱性を大幅
に向上することができる。また操舵装置まわりの部品を
部組みすることができ、部組みしたかたちで納入するこ
とにより組付効率が改善される。
置によって車体フレーム101に取り付けられるため、
車体フレーム101に特別な加工を施す必要はなく、組
付に手間がかからず、かつガタ等がなく高い精度で組み
付けることができる。
その両側縁部に沿って配置されたフレーム相互間に、該
フレームの高さと略同等の高さを有する電池ケース70
1を収容し、この電池ケース701内に複数の二次電池
702を列設配置する。このように複数の二次電池70
2を同一平面上に配列し、電池搭載スペースを極めて薄
く設定する。これにより最低地上高を確保しながら、広
いフラット面を有するフロアを実現し、足元にユーティ
リティスペースを確保することができる。また、車両最
下部に電池ユニット700が配置されるため低重心化に
より、静的および走行安定性が向上する。
01の上半部501Aが単座シートに向けて後方へ傾斜
配置されるとともに、これを支持するステアリングフレ
ーム102も該上半部501Aと略平行になるように屈
曲される。このように操舵軸まわりを屈曲させることで
ステアリングフレーム102を車体フレーム101の最
前部に配置することができ、電池ユニット700の配置
構造と相俟ってフロアスペースを拡大し、足元のユーテ
ィリティスペースを確保することができる。また、車両
重心を車体後方に偏倚させずに適正位置に設定すること
ができ、車両の静的安定性が向上する。
と脚(膝まわり)の間にスペースが形成されることで、
荷物収納装置14を無理なく適正に装架することができ
る。従来車両ではフロントバスケットは、カウリングや
ステアリングシャフトの前方に配置され、乗員は搭乗し
たままそのフロントバスケットに荷物の出入れを行なう
ことができなかった。本発明では乗員の至近位置に配置
されるため、荷物収納装置14は使い勝手に優れ、さら
に荷物盗難等の事故を未然に防止することができる。
フロントフレーム部106から上方に同一幅、すなわち
車幅方向に広がらずにストレートに立ち上がるため、ス
テアリングフレーム102を中央配置してその左右両側
にユーティリティスペースを確保することができる。こ
のユーティリティスペースはたとえば、足置きとして利
用してもよく、あるいは荷台等を構成するために利用し
てもよい。
側部キャリイングハンドル111と後部キャリイングハ
ンドル112とを備えるが、これらのキャリイングハン
ドルはその本来の機能に加え、側部キャリイングハンド
ル111はたとえば乗降用ステップとして機能する。ま
た、後部キャリイングハンドル112はたとえば、リヤ
バンパとしての機能が期待される。
が、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるもので
はなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。たとえ
ばステアリングシャフト501あるいはステアリングフ
レーム102の傾斜角度等は、図示例の場合に限らず、
必要に応じて適宜設定可能である。
の種の小型電動車両において車体フレームとステアリン
グフレームを別体構成することで荷姿を小さくコンパク
トにすることができ、取扱性を向上するとともに組付効
率を改善することができる。また、操舵軸まわりを屈曲
させることでフロアスペースを拡大し、足元のユーティ
リティスペースを確保することができる。また、車両重
心を車体後方に偏倚させずに適正位置に設定することが
でき、車両の静的安定性が向上する。
構成を示す前方斜視図である。
構成を示す後方斜視図である。
構成を示す側面図である。
構成を示す平面図である。
構成を示す正面図である。
ームユニットおよび電池ユニットまわりを示す斜視図で
ある。
ームユニットまわりを示す側面図である。
ームユニットまわりを示す平面図である。
支持機構まわりを示す斜視図である。
座シートの回動機構まわりを示す斜視図である。
池ユニットを示す斜視図である。
池ユニットを示す分解斜視図である。
池ユニットを示す側面図である。
両フレームおよびステアリングフレームまわりを示す斜
視図である。
テアリングフレームを示す正面図および側面図である。
テアリングフレームおよびクランプ装置を示す斜視図で
ある。
テアリングシャフトおよびステアリングフレームまわり
を示す側面図である。
ペダル、7 メインコントローラ、8 充電装置、9
荷物収納装置、10 スイッチボックス、12コードリ
ールケース、13 メインキー、100 フレームユニ
ット、101車体フレーム、102 ステアリングフレ
ーム、103 メインフレーム、104 リヤフレー
ム、105 センタフレーム部、106 フロントフレ
ーム部、107 メインフレーム部材、108,10
9,110 ブリッジ部材、114 シートポスト、2
00 前輪支持機構、201 ベース部材、202 サ
スペンションアームブラケット、203 サスペンショ
ンアーム、204 ナックル、205 車軸、206
サスペンションスプリング、207 ブラケット、20
8 キングピン、300 後輪支持機構、301 車
軸、302 ブラケット、303 ショックアブソー
バ、400 シートユニット、401 シートクッショ
ンフレーム、402 シートバックフレーム、403
シートクッション、404 シートバック、405
アームレスト、500 操舵機構、501 ステアリン
グシャフト、505 ステアリングハンドル、506
アクセルレバー、507 ブラケット、507a ク
ランプ部、508 カウンタ軸、509 タイロッドア
ーム、510 ナックルアーム、511 タイロッド、
514 クランプ部材、515 ボルト、600 パワ
ーユニット、601 電動モータ、700 電池ユニッ
ト、701 電池ケース、702 二次電池、703
セルコントローラ、704 カバー、705 アンダガ
ード
Claims (6)
- 【請求項1】 車体フレーム上に支持された単座シート
の下方前方にて、前記車体フレーム上に敷設されたフロ
アを有し、ハンドル操作により左右に揺動する操向輪と
して前記フロアの前方に設けられた左右一対の前輪と、
パワーユニットで駆動される駆動輪として前記単座シー
トの下方後部に設けられた左右一対の後輪とで走行可能
に構成され、前記パワーユニットに電力を供給する電池
ユニットとを備えた小型電動車両であって、 上端に設けたハンドルを左右に回動可能に支持するとと
もに前記フロアの前端部から上方へ突出して設けられる
ステアリングシャフトと、左右方向外側に向って延設さ
れたサスペンションアームの外側端部にキングピンを介
して左右に揺動可能に支持された前輪ステアリングナッ
クルとが、タイロッドアームおよびナックルアームを介
して連結されてなる操舵装置を有し、この操舵装置が前
記フロアの下方で車両前後に延びる前記車体フレームの
前端部に配置され、 前記ステアリングシャフトを回転自在に支持するステア
リングフレームを前記車体フレームに着脱可能に設けた
ことを特徴とする小型電動車両。 - 【請求項2】 前記フロアは、前記前輪よりも後方に位
置しかつ前記前輪の左右対向間隔と略等しい幅を有する
メインフロア部と、前記前輪の左右対向間隔よりも狭小
でかつ前記メインフロア部よりも狭小な幅で前記メイン
フロア部の前方に延設したフロントフロア部とにより構
成され、 前記車体フレームは、前記左右の前輪の内側対向間隔と
略等しい幅を有し前記メインフロア部の左右両側縁部に
沿って前後に延び前記メインフロア部を形成するセンタ
フレーム部と、前記前輪の左右対向間隔よりも小さい対
向間隔で前記センタフレーム部の前方に延設され前記前
輪および該前輪を操舵する前記操舵装置を支持するとと
もに前記フロントフロア部を形成するフロントフレーム
部と、前記センタフレーム部から後方に延設され前記単
座シート、前記パワーユニットおよび前記後輪を支持す
るリヤフレームとにより構成されることを特徴とする請
求項1に記載の小型電動車両。 - 【請求項3】 前記センタフレーム部、前記フロントフ
レーム部および前記リヤフレームを左右一対のメインフ
レーム部材により形成し、 前記メインフレーム部材側面の前記センタフレーム部か
ら外方に突出する側部キャリイングハンドルと、前記単
座シートの後方に突出し前記左右一対のメインフレーム
部材の後端部を連結して左右方向に延設された後部キャ
リイングハンドルとを備えたことを特徴とする請求項2
に記載の小型電動車両。 - 【請求項4】 前記ステアリングシャフトは、前記ハン
ドルが結合する上端部と前記タイロッドアームが結合す
る下端部の略中間部にて上半部および下半部に分割構成
されるとともに、前記上半部および前記下半部が屈曲自
在な継ぎ手手段により連結され、前記下半部が略垂直に
立設するとともに前記上半部が前記単座シートに向けて
後方へ傾斜することを特徴とする請求項1〜3のいずれ
かに記載の小型電動車両。 - 【請求項5】 前記ステアリングフレームは、前記継ぎ
手手段付近で後方へ傾斜するように屈曲するとともに、
前記フロントフレーム部から上方に同一幅で突出しかつ
着脱可能に設けたことを特徴とする請求項2〜4のいず
れかに記載の小型電動車両。 - 【請求項6】 前記ステアリングフレームは、クランプ
装置により前記車体フレームに着脱可能に設けられるこ
とを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の小型電
動車両。
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