JP3956721B2 - 小型電動車両 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に高齢者や足の不自由な人の利用に供する小型電動車両に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の小型電動車両はたとえばセニアカー(R)等と呼ばれ、高齢者等の足代わりになるものとして極めて利用価値が高い。かかる小型電動車両の基本構成において、たとえば車体後部に乗員が着座する単座シートが設置され、その前方には乗員が足を載せるためのフロアが設けられ、さらにその前方に前輪を操舵するためのステアリングシャフトが立設される。ステアリングシャフトの上端にはハンドルが取り付けられ、乗員は単座シートに着座して該ハンドルを操作するようになっている。
【0003】
前述したような小型電動車両のハンドル構造として、たとえば実開平5−76422号公報には、ステアリングシャフトの上端に固定された支持プレート上に、左右のバーハンドルの基端が固着された構造が開示されている。左右のバーハンドルは、支持プレートから側方に突出するとともに途中から単座シート側に湾曲し、バーハンドルの先端部分が内側に向かってまっすぐ延びる形状とされている。
【0004】
前記従来例の小型電動車両では、左右のバーハンドルのうち内側に向かってまっすぐ延びる先端部分にグリップが設けられており、一方のグリップに平行にアクセルレバーが配設されている。すなわち、左右のバーハンドルのグリップをそれぞれ把持してハンドル操作を行うものとされており、乗員に対して平行な部分を把持する1本バータイプのハンドルに似たハンドル操作を行うようにされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のように乗員に対して平行な部分を把持するハンドル操作では、手首の角度が一定のままとなるため、手首が疲れてしまうこと等があった。また、ハンドルを切ったときに、いずれか一方の把持部分が乗員側から離れていくため、乗員はその一方の側の手を伸ばさなければならなくなり、楽な姿勢でハンドル操作することができなくなる。
【0006】
さらに、バーハンドルが固定的に取り付けられているため、乗員の体格等によってはバーハンドルが遠く、前かがみになってバーハンドルを握る格好となり、操作性が損なわれるおそれもある。
【0007】
本発明は前記のような点に鑑みてなされたものであり、小型電動車両のハンドル操作性を向上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の小型電動車両は、フレーム上に支持された単座シートと、前記単座シートの下方前方にて前記フレーム上に敷設されたフロアと、前記フロアの前部にて立設されたステアリングシャフトと、前記ステアリングシャフトの上端に設けられたステアリングハンドルの操作により左右に揺動する操向輪として前記フロアの前方に設けられた前輪と、パワーユニットで駆動される駆動輪として前記単座シートの下方後部に設けられた後輪と、前記パワーユニットに電力を供給する電力供給源とを備えた小型電動車両であって、前記ステアリングハンドルを直線バー部及び前記直線バー部の左右両端から略円弧状に延びる側方バー部を有して前部が切り欠かれた変形U字状に形成する一方、前記ステアリングシャフトの上端に後方に向けて延設するステアリングハンドル支持部を設け、前記ステアリングハンドルは、その直線バー部を軸として前記ステアリングハンドル支持部上で前後方向に回動可能に支持すると共に、アクセルレバーが設けられたアクセル機構シャーシ部を前記変形U字状の内側に配置固定し、前記アクセルレバーの操作レバー部を前記ステアリングハンドルの側方バー部の下方で該側方バー部に対して略平行に配置した点に特徴を有する。
【0009】
また、本発明の小型電動車両の他の特徴とするところは、前記ステアリングハンドルの変形U字状に配置された直線バー部および左右の側方バー部の軸線を通る平面をステアリングシャフトに対して垂直にした状態のとき、前記ステアリングハンドルの中心と前記ステアリングシャフトの軸線とが略一致する点にある。
【0012】
また、本発明の小型電動車両の他の特徴とするところは、前記アクセルレバーは略コの字状とされており、一方の側辺部がアクセル機構シャーシ部で回動自在に支持され、他方の側辺部が前記操作レバー部として前記ステアリングハンドルの側方バー部の下方で該側方バー部に対して略平行に配置される点にある。
【0015】
また、本発明の小型電動車両の他の特徴とするところは、前記ステアリングシャフトは途中で分割されユニバーサルジョイントを介して連結され、このユニバーサルジョイントより上側のステアリングシャフトを単座シート側へ屈曲傾斜させると共に、フレームの前端部から一体的に立設されたステアリングフレームにホルダを介して回転自在に保持した点にある。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明による小型電動車両の好適な実施形態を説明する。
【0017】
図1〜図5は、この実施形態における小型電動車両の全体構成を示している。この実施形態は四輪小型電動車両の例であり、車体フレームを含むフレームユニット100の前後部にそれぞれ左右一対の前輪1および後輪2が支持される。前輪1は前輪支持機構200により、後輪2は後輪支持機構300によりそれぞれ支持される。
【0018】
フレームユニット100の後部寄りには、1人の乗員が着座するようにした単座シートを構成するシートユニット400が支持される。
【0019】
単座シートの下方前方には、車体フレーム上に敷設された低床の乗員足載せフロアを構成するフロアパネル3を有する。
【0020】
フレームユニット100の前部には、ハンドル操作により左右に揺動する操向輪としての前輪1を操舵する操舵機構500を有する。
【0021】
この例では後輪2が駆動輪として構成され、単座シートの下方後部に設けられた電動モータを含むパワーユニット600によって駆動されるようになっている。
【0022】
フロアパネル3の下側にはパワーユニット600に電力を供給する電力供給源としての二次電池を備えた電池ユニット700が配置される。
【0023】
まず、フレームユニット100について詳細に説明する。フレームユニット100は、図6〜図8をも参照して、シャーシ部分を構成する車体フレーム101とステアリングハンドル等を支持するステアリングフレーム102とから構成され、車体フレーム101はメインフレーム103とリヤフレーム104とを含む。メインフレーム103はさらにセンタフレーム部105とセンタフレーム部105の前方に延設したフロントフレーム部106とから構成される。
【0024】
車体フレーム101のメインフレーム103は、左右両側で前後方向に配置された一対のメインフレーム部材107を含み、メインフレーム部材107はセンタフレーム部105およびフロントフレーム部106の境界付近で、図8等に示すように先細に窄んだ形状となっている。メインフレーム部材107は好適には角パイプ材により形成されるが、これに限らずたとえばCチャンネル材あるいは丸パイプ材等で形成することができる。いずれの場合も、メインフレーム部材107は一定の高さ(上下方向の厚さ)を有する。また、各メインフレーム部材107には外側方に突出する、たとえば丸パイプ材でなるキャリイングハンドル111が付設される。
【0025】
また、この例ではメインフレーム部材107においてその前端部とセンタフレーム部105およびフロントフレーム部106の境界付近と後端部とに3つのブリッジ部材108、109、110が横架され、これによりメインフレーム103の高い剛性を確保している。ブリッジ部材108、109は図7に示されるように、下方に突出するように湾曲形成され、後述する前輪支持機構のベース部材がブリッジ部材108、109上に配置されるようになっている。なお、実車では図7のようにメインフレーム103は適度に前上がりに傾斜した状態になり、このとき前輪支持機構のベース部材はほぼ水平支持される。
【0026】
ステアリングフレーム102は、図9にも示すように、4本のパイプ材102a〜dがフロントフレーム部106の前端部内側にて一体的に立設支持されてなる。ステアリングフレーム102はフロントフレーム部106(メインフレーム部材107)から垂直に立ち上がっているが、前述のようにメインフレーム103が前上がりに傾斜するため、ステアリングフレーム102は単座シート側へ適度に傾斜する。なお、ステアリングフレーム102は好適には角パイプ材により形成される。
【0027】
車体フレーム101のリヤフレーム104は、各メインフレーム部材107の後端部付近から後上方に傾斜配置され、それぞれの後端部でキャリイングハンドル112によって相互に結合される。リヤフレーム104の前後方向中ほどには、概略アーチ状もしくは台形状のブリッジ部材113が横架され、ブリッジ部材113の上部にシートユニット400を支持するためのシートポスト114が取り付けられる。リヤフレーム104あるいはブリッジ部材113は、好適には角パイプ材により形成されるが、これに限らずたとえばCチャンネル材あるいは丸パイプ材等で形成することができる。リヤフレーム104の後端部にはまた、下方に突出するように湾曲形成されたブリッジ部材115が横架される。
【0028】
次に、前輪支持機構200について詳細に説明する。前輪支持機構200は、前輪1を回転自在かつ揺動可能に支持するが、フロントフレーム部106の下方に保持された支持部としてのベース部材201と、ベース部材201上に固定されたサスペンションアームブラケット202と、サスペンションアームブラケット202によって上下方向に揺動自在に支持され、車両の左右方向中央部から外側へ延設されるとともにその外側端部で前輪1を回転自在に支持するサスペンションアーム203とを含んでいる。
【0029】
ここで、主にこの前輪支持機構200により、後述する電池ケースの前方において左右の前輪1の対向間に亘り左右に延在し、該電池ケースよりも下側へ突出する剛性部材からなる突出構造が構成される。すなわちこの突出構造は図1〜図5あるいは図7等に示されるように、フロントフレーム部106の下方に突出して配置構成されたベース部材201、サスペンションアームブラケット202およびサスペンションアーム203等からなり、かかる突出構造を電池ケースの前方かつ下側に持つことで、車両の電源装置として重要な機能を有する電池ケースのバリヤもしくは防護手段を構成し、デリケートな電源装置を有効に保護することができる。なお、このようにフロントフレーム部106の下方に突出する突出構造を有していても、実車ではフロア3は前上がりに傾斜配置されるため(図7参照)下方に張り出すことはなく、最低地上高を有効に確保することができる。
【0030】
前輪支持機構200において、図9をも参照して、メインフレーム103のブリッジ部材108、109上に配置されたベース部材201上には、左右のサスペンションアーム203それぞれに対して前後2つのサスペンションアームブラケット202が設けられている。各サスペンションアーム203は前後に分岐する二股状を呈し、その分岐した2つの基端が前後2つのサスペンションアームブラケット202により軸支される。サスペンションアーム203の先端には、コ字状のナックル204が回動可能に軸支される。ナックル204には車軸205が水平に延設され、この車軸205に前輪1が回転自在に支持される。
【0031】
フロントフレーム部106の外側部にはサスペンションスプリング206を装架するためのブラケット207が固着し、該ブラケット207とサスペンションアーム203(二股状に分岐したうちの前側)との間にサスペンションスプリング206が装着される。
【0032】
次に、後輪支持機構300について詳細に説明する。後輪支持機構300は、パワーユニット600と協働して後輪2を支持する。この場合、パワーユニット600は電動モータおよびその出力軸に連結する減速ギヤ群を含み、最終段ギヤの支軸が後輪2の車軸301として構成される。パワーユニット600の前端側は、メインフレーム部材107の後端に固着するブラケット302(図1〜図3等参照)を介して枢支される。パワーユニット600の後端側は、ショックアブソーバ303の下端と連結する。ショックアブソーバ303の上端は、リヤフレーム104の後端に固着するブラケット304を介して枢支される。なお、ショックアブソーバ303は、圧縮コイルスプリングあるいは油圧等を利用したものであってよい。
【0033】
次に、シートユニット400について詳細に説明する。シートユニット400において、角パイプ材等で形成されたシートクッションフレーム401およびシートバックフレーム402が概略L字状に結合して一体化し、シートクッションフレーム401を略水平にしてシートポスト114上に支持される。この場合、シートユニット400は左右に回動可能に、かつその回動途中における複数の角度位置で選択的に固定し得るように支持される。
【0034】
シートクッションフレーム401には弾性体として構成されるシートクッション403が、またシートバックフレーム402には弾性体として構成されるシートバック404がそれぞれ取り付けられる。シートバックフレーム402の適度な高さ位置には、アームレスト405が回動可能に支持される。図3のようにシートポスト114上に支持されたシートユニット400に着座した乗員は、フロアパネル3に足を乗せることができ、その際フロアパネル3の前部付近に配置されたフットブレーキ4を踏むことができるようになっている。
【0035】
ここで、単座シートの回動支持機構の構成例を説明する。図10において、シートクッションフレーム401の下側にベースブラケット406が結合し、該ベースブラケット406にはシートパイプ407が垂下される。一方シートポスト114にはパイプホルダ408が嵌合し、このパイプホルダ408にシートパイプ407が回転可能に内嵌するようになっている。これによりシートクッションフレーム401、したがって単座シートは左右に回動可能になる。
【0036】
また、ベースブラケット406にはその前部に軸受409を有するレバーホルダ410が固着する。軸受409には回転軸411が挿通し、回転軸411が外側へ延設されて図示のように適度に屈曲することによりレバー部412が形成される。回転軸411には、ベースブラケット406に開設された開口413から下方に突出する爪片414が固着する。レバー部412の操作で爪片414を回動させることができる。爪片414は、後述するストッパプレートの歯と係合可能な孔414aを有している。一方、パイプホルダ408の上端にはストッパプレート415が固着し、ストッパプレート415の外周部には適度な角度間隔で複数の歯416が設けられる。各歯416の両側は逃げとして切除されており、これにより爪片414と係合可能になる。
【0037】
パイプホルダ408にシートパイプ407を挿入することにより、単座シートはシートポスト114上に支持される。この場合、レバー部412の操作により爪片414を所望の歯416と係合させることにより、単座シートを所望の角度位置で選択的に固定することができる。
【0038】
次に、操舵機構500について詳細に説明する。操舵機構500において、ステアリングフレーム102の内側には複数のホルダ502を介してステアリングシャフト501が回転自在に保持される。ステアリングシャフト501の上端にはステアリングハンドル505が設けられている。ステアリングシャフト501は途中で分割されてユニバーサルジョイント503を介して連結されており、上側のステアリングシャフトが単座シート側へさらに傾斜する。したがって、フロア空間を広く確保しつつ、ステアリングハンドル505を単座シートの近くに配置することが可能となる。
【0039】
図11、12には、ステアリングハンドル505まわりの斜視図を示す。ステアリングハンドル505は、直線バー部505S及び直線バー部505Sの左右両端から円弧状に延びる側方バー部505L、505Rを有し、前部が切り欠かれた変形U字状を呈する。
【0040】
ステアリングシャフト501の上端側面には、後方に向けて延び、途中から上方に屈曲するステアリングハンドル支持部512が設けられている。ステアリングハンドル支持部512の先端にはクランプ部材513が固定されている。クランプ部材513は左右に貫通する穴を有し、上下に分割されたものであり、その下側のクランプ部材513aがステアリングハンドル支持部512の先端に溶接され、上側のクランプ部材513bが下側のクランプ部材513aにボルト514を介して締結される。
【0041】
前記クランプ部材513で挟み込むようにしてステアリングハンドル505の直線バー部505Sの中央が支持される。したがって、ボルト514を緩めることによりステアリングハンドル505は直線バー部505Sを軸に回動可能となり(図中矢印R参照)、ステアリングハンドル505を寝かせたり、立たせたりして所望の角度へと調節することができる。
【0042】
前記のようにステアリングシャフト501の軸線上から単座シート側にオフセットした位置で支持されたステアリングハンドル505を寝かせた状態、すなわち、図12に示すようにステアリングシャフト501に対してステアリングハンドルを垂直にした状態では、ステアリングハンドル505の中心とステアリングシャフト501の軸線とが略一致するようにされている。
【0043】
また、ステアリングハンドル505の左右の側方バー部505L、505Rには内側やや下方に向けてブラケット515が溶接等により固着されている。そして、これらブラケット515によってアクセル機構シャーシ部504の両サイドが支持されている。このように固定されたアクセル機構シャーシ部504は、ステアリングハンドル505の内側でやや奥まって位置することになる。
【0044】
アクセル機構シャーシ部504の左右両サイドにはアクセルレバー506が配設されている。アクセルバー506は略コの字状とされており、開口側を下方に向けた状態で一方の側辺部506aがアクセル機構シャーシ部504のサイド部分でそれぞれ回動自在に支持される。そして、他方の側辺部506bは、操作レバー部としてステアリングハンドル505の側方バー部505L、505Rの下方で該側方バー部505L、505Rに対して略平行に配置される。したがって、ステアリングハンドル505の側方バー部505L、505Rを把持しながら、アクセルレバー506を回動操作することができる。なお、アクセルバー506の他方の側辺部506bをステアリングハンドル505の側方バー部505L、505Rに合わせて略円弧状としておけば、ステアリングハンドル505の側方バー部505L、505Rの上部や下部を把持するような場合でも、アクセルレバー506を回動操作しやすくすることができる。
【0045】
アクセル機構シャーシ部504の両サイド部分には、アクセルバー506の側辺部506aを回動自在に支持するホルダ516、アクセルバー506の回動を検知して増大するギヤセット517、ギヤセット517のピニオンに連係するアクセルセンサ518、アクセルレバー506をステアリングハンドル505側から離した状態(アクセルオフ状態)に維持する図示しないスプリング等が配設される。そして、左右いずれかのアクセルバー506の側辺部506bを握ってスプリングに抗して側辺部506aを軸にして回動操作すると、その回動がギヤセット517を介してアクセルセンサ518へと伝達され、メインコントローラ7に信号を送出する構成とされている。
【0046】
操舵機構500全体に説明に戻して、フロントフレーム部106の各メインフレーム部材107の前端部内側には、ブラケット507が取り付けられており、このブラケット507上にステアリングシャフト501の下端を回転自在に支持するためのボスが設けられている。ブラケット507上のステアリングシャフト501の後側には、ステアリングシャフト501の下端に設けたギヤと噛合するギヤを有するカウンタ軸508が配置される。カウンタ軸508にはタイロッドアーム509が固定されるが、ステアリングシャフト501を右または左へ回転させると、カウンタ軸508を介してタイロッドアーム509が右側または左側へ回動する。
【0047】
各前輪1において、ナックル204に固着するナックルアーム510とタイロッドアーム509とはタイロッド511を介して相互に連結される。ステアリングハンドル505を右左旋させることで、ステアリングシャフト501、カウンタ軸508、タイロッドアーム509およびタイロッド511を介して前輪1は右または左に操舵される。このようにカウンタ軸508を設けることで、ステアリングハンドル505の旋回方向と同一方向に前輪1を操舵することができる。この場合、ステアリングシャフト501側のギヤとカウンタ軸508側のギヤのギヤ比を適宜選択することで、操舵角および操舵力を適切に設定することができる。
【0048】
次に、パワーユニット600について詳細に説明する。パワーユニット600は、前述したように、後輪支持機構300と協働して後輪2を支持する。後述する電池ユニット700はパワーユニット600に電力を供給し、その電動モータ601が駆動されるようになっている。
【0049】
次に、電池ユニット700について詳細に説明する。電池ユニット700において、図8に示すようにフロア(あるいはフロアパネルという)3の主要領域においてその両側縁部に沿って配置されたフレーム相互間に、該フレームの高さと略同等の高さを有する電池ケース701を収容し、この電池ケース701内に複数の二次電池702を列設配置する。図示例では前後2列で同一平面上に複数の二次電池702が配列される。
【0050】
ここでフロア3は、前輪1よりも後方に位置しかつ前輪1の左右対向間隔と略等しい幅を有するメインフロア部5と、前輪1の左右対向間隔よりも狭小でかつメインフロア部5よりも狭小な幅でメインフロア部5の前方に延設したフロントフロア部6とにより構成される。フロア3の主要領域は、メインフロア部5により構成され、この部分に電池ケース701が配置される。
【0051】
また、前述したメインフレーム103のセンタフレーム部105は、メインフロア部5の左右両側縁部に沿って前後に延びる。フロントフレーム部106は、前輪1の左右対向間隔よりも小さい対向間隔でセンタフレーム部105の前方に延設される。この例ではセンタフレーム部105を構成するメインフレーム部材107相互間に、電池ケース701が配置される。
【0052】
電池ケース701は、図13に示すように、概略薄箱状を呈し、メインフレーム部材107と略同一高さに形成される。そして、この電池ケース701はメインフロア部5の下側でメインフレーム部材107相互間に配置される。ドライ形の二次電池702として典型的にはリチウムイオン電池が用いられるが、この種のドライ形二次電池は通常、多数のセルを組合せてパッキングされる。この場合、大型のセルモジュールの密度を上げるために所謂、俵積みになることが多く、そのままではかなり嵩だかなものになってしまう。この実施形態では、前述したように左右一対の前輪1を備え、メインフロア部5を前輪1の左右対向幅と略等しい幅を有する大面積に形成することができたので、同一平面に前後2列で合計8つの二次電池702が配列される。二次電池702の幅(直径)をメインフレーム部材107の高さと同等か、僅かに高い程度に留めることで、電池搭載スペースを極めて薄く設定することができる。
【0053】
電池ケース701の底部には、図14に示すように、二次電池702の外形に対応するように形成された複数の凹凸状の保持部を備える。この保持部として本実施形態では、複数の半月状リブ701aが形成される。前述のように二次電池702を同一平面に配列したことにより、二次電池702が振動等によって電池ケース701で動かないように固定する必要がある。半月状リブ701aを設けることにより、二次電池702を適正に固定し相互に干渉しないようにしている。
【0054】
電池ケース701は左右両側にフランジ状の取付部701bを有し、この取付部701bをメインフレーム部材107上に載せるかたちで、ビス等によって該メインフレーム部材107に取り付けられる。この場合、その取付用ビスの挿通孔701cが設けられる。電池ケース701の前部、すなわち前列側の二次電池702の前側にはホルダ701dを介して、セルコントローラ(基板)703が配置される。
【0055】
セルコントローラ703は、二次電池702(セル)間で容量差や電位差が生じないように制御するが、電池ケース701の底部に対して垂直に設けられる。このようにセルコントローラ703をフロントサスペンションまわりの部品と二次電池702の間に垂直に設けることで、前後方向スペースを有効活用することができる。なお、セルコントローラ703を垂直に設けても、実車ではフロアは前上がりに傾斜配置されるため下方に出っ張ることはなく、最低地上高を有効に確保することができる。
【0056】
図14あるいは図15に示されるように電池ケース701の上部には、平板状のカバー704が覆設される。カバー704は電池ケース701の上部開口と整合する形状を有し、その下面の周縁部から複数の爪片704aが垂設される。電池ケース701には爪片704aに対応して複数の係合部701eが設けられ、爪片704aを係合部701eに係合させることでカバー704を固定する。なお、電池ケース701とカバー704の合せ部には、電池ケース701内に水あるいは塵等が侵入しないようにガスケットが装着される。二次電池702を収納した電池ケース701にカバー704を覆設固定することで、電池もしくはバッテリパックが構成される。
【0057】
また、図15にも示されるように電池もしくはバッテリパックの上側、すなわちカバー704の上側にフロアパネル3が配置される。フロアパネル3はスペーサを介して電池ケース701の取付部701b上に載るかたちで、ビス等によって該メインフレーム部材107に取り付けられる。この場合、フロアパネル3の周縁部にはその取付用ビスの挿通孔3aが設けられるとともに、取付部701bにも挿通孔3aの対応位置に挿通孔701fが設けられる。
【0058】
電池もしくはバッテリパックの下側、すなわち電池ケース701の下側には概略平板状のアンダガード705が配置される。アンダガード705は電池ケース701の下部を覆うように、ビス等によってブリッジ部材109およびブリッジ部材110(図6等参照)に取り付けられる。この場合、アンダガード705の前縁部および後縁部にはそれぞれ、その取付用ビスの挿通孔705a、705bが設けられる(図14)。
【0059】
さらに、本実施形態の小型電動車両において、前述した各図を参照して、フロア3の後方に配設した単座シートの下方前半部には図3等に示されるように、パワーユニット600の電動モータ601に供給すべき電力を電子制御するメインコントローラ7と、電池ユニット700の二次電池702に充電を行なうための充電装置8とが配設される。メインコントローラ7および充電装置8は、フロア3から一体的に連続して設けた車体カバー(図示せず)によって覆われ、外部に露呈しないようになっている。
【0060】
また、メインコントローラ7等の後方に位置する左右一対の後輪2間の空間には、箱状もしくは籠状の荷物収納装置9が装架され、この荷物収納装置9の上部には荷物等を出入れ可能とするための開口9aが開設されている。前述したように単座シートはシートポスト114の上方至近位置で、該シートポスト114のまわりに回動可能に支持される。単座シートを適宜回動させることで、その下方に位置する荷物収納装置9の開口9aの一部または全部を、単座シートで上方から開閉可能に覆うことができる。
【0061】
一方、ステアリングフレーム102の上部において、ステアリングハンドル505の前方至近位置にスイッチボックス(操作パネル)10が取り付けられる。このスイッチボックス10は、たとえば図7に示されるようにステアリングフレーム102の上端に固定された概略鍵形のブラケット11を介して支持される。スイッチボックス10は各種スイッチ類を搭載するが、たとえば前後進切替えノブ、速度設定ノブ、バッテリ残量表示器および充電ランプ、さらには左右のウィンカスイッチおよびホーンボタン等のスイッチが配設される。
【0062】
スイッチボックス10は、ステアリングハンドル505の前方至近位置で適度に傾斜配置されており、運転操作に必要なスイッチ類に容易に手が届き、表示ランプ等の表示内容を見易く構成されている。したがって、単座シートに着座した乗員は、スイッチボックス10のスイッチ類を簡単かつ的確に操作することができる。その際、必要に応じてアクセルレバー506を適宜操作可能である。
【0063】
また、スイッチボックス10の下方至近位置にコードリールを内蔵したコードリールケース12が、ステアリングフレーム102に取り付けられる。コードリールには巻取り方向に付勢された充電用コードが、繰出し自在に巻回されており、該充電用コードは充電装置8に接続されている。電池ユニット700の二次電池702に充電を行なう際には、コードリールケース12から充電用コードを繰り出して、この充電用コードを介して充電装置8が外部電源と接続される。
【0064】
ステアリングフレーム102の上部にはまた、たとえばホルダ502を利用してメインキー13が取り付けられる。メインキー13は、単座シートに着座した乗員が操作し易い位置に配置される。メインキー13の下方にはステアリングフレーム102に箱状もしくは籠状の荷物収納装置14が装架され、この荷物収納装置14の上部には荷物等を出入れ可能とするための開口が開設されている。
【0065】
前記の場合、各ユニットはプラスチックもしくは合成樹脂等で形成された車体カバーによって覆われ、車両全体として所定の外観意匠を得るようにデザインされる。この場合、ステアリングフレーム102まわりにはレッグシールド等が実装され、前輪1および後輪2まわりにはそれぞれフロントフェンダおよびリヤフェンダが装着されてよい。
【0066】
さらに、実車においては走行上必要となる安全あるいは保安部品類が装備される。この種の装備品としてヘッドランプ、ウィンカ、ストップランプ、サイドミラーあるいはホーン等が含まれ、さらに必要に応じてその他の部品等が装備される。
【0067】
前記構成とした小型電動車両の実使用において、単座シートに着座した乗員はステアリングハンドル505を把持し、アクセルレバー506を引きあるいは必要に応じてフットブレーキ4を踏むことで車両を走行させることができる。この場合、フロアパネル3の下側に収納されている電池ユニット700からパワーユニット600に電力が供給され、パワーユニット600の電動モータ601が後輪2を駆動することで、乗員はこの小型電動車両を円滑かつ適正に運転することができる。
【0068】
以上述べた本実施の形態の小型電動車両においては、ステアリングシャフト501の軸線上から単座シート側にオフセットした位置でステアリングハンドル505が支持され、ステアリングハンドル505は直線バー部505Sの左右両端から円弧状に延びる側方バー部505L、505Rを有するので、乗員はステアリングハンドル505の側方バー部505L、505Rを自然な感じで把持してハンドル操作を行うことができる。ハンドルを切ったときに一方の側方バー部505L、505Rが乗員側から離れていくが、そのときは離れていく側方バー部部505L、505Rの下部や直線バー部505Sを把持しなおすこともできるので、常に楽な姿勢でハンドル操作を行うことができる。
【0069】
また、ステアリングハンドル505を寝かせたり、立たせたりすることができるので、乗員の体格等に応じて所望の角度へと調節することにより操作性を向上させることができる。例えば、乗員が比較的小柄な場合は、ステアリングハンドル505を立たせておけば、楽な姿勢でステアリングハンドル505を把持することができ、ハンドルを切ったときにも側方バー部505L、505Rが乗員側から離れていく度合いを小さくすることができる。
【0070】
また、アクセル機構シャーシ部504がステアリングハンドル505に固定されているので、アクセルステアリングハンドル505の角度を調節したときでも、ステアリングハンドル505の側方バー部505L、505Rとアクセルレバー506との位置関係は維持され、アクセルレバー506が操作しにくくなるようなこともない。
【0071】
さらに、ステアリングハンドル505の前部が切り欠かれているので、視認性を高めることができる。特に、前述したようにステアリングハンドル505の前方至近位置にスイッチボックス(操作パネル)10が配置されている場合は、そのスイッチボックス10に対する視認性を高めて、操作性を向上させることができる。
【0072】
さらにまた、アクセルレバー506が左右両側に設けられているので、いずれを使いやすい方を回動操作することができる。前述したようにアクセルレバー506の回動操作量はコントローラ7に伝えられ、それに応じて後輪2が駆動されるが、たとえば左右両方のアクセルレバー506が回動操作されたような場合には操作量の大きい方に従ってコントローラ7により後輪2の駆動制御を行うようにしておけばよい。
【0073】
以上、本発明を種々の実施形態とともに説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。たとえば、前記実施の形態では左右のウィンカスイッチおよびホーンボタンがスイッチボックス10に設けられた例を説明したが、図16に示すように、左右のウィンカスイッチ519やホーンボタン520がステアリングハンドル505に固着されたブラケット515に配設されるようにしてもよい。これにより、ステアリングハンドル505から手を離すことなく左右のウィンカスイッチ519やホーンボタン520操作をすることができる。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ステアリングシャフトの軸線上から単座シート側にオフセットした位置でステアリングハンドルが支持され、ステアリングハンドルは直線バー部の左右両端から円弧状に延びる側方バー部を有するので、乗員はステアリングハンドルの側方バー部を自然な感じで把持してハンドル操作を行うことができる。
【0075】
また、ステアリングハンドルが前後方向に回動可能となるよう支持されているので、ステアリングハンドルを寝かせたり、立たせたりすることができるので、乗員の体格等に応じて所望の角度へと調節することにより操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小型電動車両の実施形態における基本構成を示す前方斜視図である。
【図2】本発明の小型電動車両の実施形態における基本構成を示す後方斜視図である。
【図3】本発明の小型電動車両の実施形態における基本構成を示す側面図である。
【図4】本発明の小型電動車両の実施形態における基本構成を示す平面図である。
【図5】本発明の小型電動車両の実施形態における基本構成を示す正面図である。
【図6】本発明の小型電動車両の実施形態におけるフレームユニットおよび電池ユニットまわりを示す斜視図である。
【図7】本発明の小型電動車両の実施形態におけるフレームユニットまわりを示す側面図である。
【図8】本発明の小型電動車両の実施形態におけるフレームユニットまわりを示す平面図である。
【図9】本発明の小型電動車両の実施形態における前輪支持機構まわりを示す斜視図である。
【図10】本発明の小型電動車両の実施形態における単座シートの回動機構まわりを示す斜視図である。
【図11】本発明の小型電動車両の実施形態におけるステアリングハンドルまわりを示す斜視図である。
【図12】本発明の小型電動車両の実施形態におけるステアリングハンドルまわりを示す側面図である。
【図13】本発明の小型電動車両の実施形態における電池ユニットを示す斜視図である。
【図14】本発明の小型電動車両の実施形態における電池ユニットを示す分解斜視図である。
【図15】本発明の小型電動車両の実施形態における電池ユニットを示す側面図である。
【図16】他の例のステアリングハンドルまわりを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 前輪
2 後輪
3 フロアパネル
4 ブレーキペダル
7 メインコントローラ
8 充電装置
9 荷物収納装置
10 スイッチボックス
100 フレームユニット
200 前輪支持機構
300 後輪支持機構
400 シートユニット
500 操舵機構
501 ステアリングシャフト
502 ホルダ
503 ユニバーサルジョイント
504 アクセル機構シャーシ部
505 ステアリングハンドル
505S 直線バー部
505L、5050R 側方バー部
506 アクセルレバー
506a、506b 側辺部
512 ステアリングハンドル支持部
513 クランプ部材
514 ボルト
515 ブラケット
516 ホルダ
517 ギヤセット
518 アクセルセンサ
519 ウィンカスイッチ
520 ホーンボタン
600 パワーユニット
700 電池ユニット
Claims (4)
- フレーム上に支持された単座シートと、前記単座シートの下方前方にて前記フレーム上に敷設されたフロアと、前記フロアの前部にて立設されたステアリングシャフトと、前記ステアリングシャフトの上端に設けられたステアリングハンドルの操作により左右に揺動する操向輪として前記フロアの前方に設けられた前輪と、パワーユニットで駆動される駆動輪として前記単座シートの下方後部に設けられた後輪と、前記パワーユニットに電力を供給する電力供給源とを備えた小型電動車両であって、
前記ステアリングハンドルを直線バー部及び前記直線バー部の左右両端から略円弧状に延びる側方バー部を有して前部が切り欠かれた変形U字状に形成する一方、前記ステアリングシャフトの上端に後方に向けて延設するステアリングハンドル支持部を設け、
前記ステアリングハンドルは、その直線バー部を軸として前記ステアリングハンドル支持部上で前後方向に回動可能に支持すると共に、アクセルレバーが設けられたアクセル機構シャーシ部を前記変形U字状の内側に配置固定し、前記アクセルレバーの操作レバー部を前記ステアリングハンドルの側方バー部の下方で該側方バー部に対して略平行に配置したことを特徴とする小型電動車両。 - 前記ステアリングハンドルの変形U字状に配置された直線バー部および左右の側方バー部の軸線を通る平面をステアリングシャフトに対して垂直にした状態のとき、前記ステアリングハンドルの中心と前記ステアリングシャフトの軸線とが略一致することを特徴とする請求項1に記載の小型電動車両。
- 前記アクセルレバーは略コの字状とされており、一方の側辺部がアクセル機構シャーシ部で回動自在に支持され、他方の側辺部が前記操作レバー部として前記ステアリングハンドルの側方バー部の下方で該側方バー部に対して略平行に配置されていることを特徴とする1又は2に記載の小型電動車両。
- 前記ステアリングシャフトは途中で分割されユニバーサルジョイントを介して連結され、このユニバーサルジョイントより上側のステアリングシャフトを単座シート側へ屈曲傾斜させると共に、フレームの前端部から一体的に立設されたステアリングフレームにホルダを介して回転自在に保持したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の小型電動車両。
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