JP2003235894A - 液拡散性シート - Google Patents
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Abstract
て、吸収層に効率よく吸収、保持させることを可能とす
る液拡散性シートを提供する。 【解決手段】 長手の方向に延びる帯状高密度帯域を、
好ましくは複数並列に具備する吸液性不織布を有する液
拡散性シート、及び該液拡散性シートを液透過性シー
ト、吸収体、液不透過性バックシートからなる吸収性物
品におけるサブレイヤとして有する吸収性物品。
Description
から排出される液体を吸収し、保持する構造体において
該液体を拡散吸収させるために使用される液拡散性シー
トに関するものである。より詳しくは、生理用品、生理
ナプキン、紙おむつ及びその他の吸収性物品に使用され
る液拡散性シートに関するものである。さらに詳細に
は、本発明は、人体からの排出液のより効率的な吸収、
保持を目的として配置される液拡散シート及びそれを用
いた吸収性物品に関する。
経血などを吸収する様々な吸収性物品はよく知られてい
る。一般に、吸収性物品は、液透過性のトップシート、
液不透過性のバックシート、そしてトップシートとバッ
クシートとの間に配置された吸収体を備えている。この
ような吸収性物品は使い捨ての紙おむつや生理用ナプキ
ンに代表されるものであり、人体からの排出物、つまり
尿や経血といったものをできるたけ多く、速やかに横漏
れなく吸収、保持し得ること、さらにその形態は薄く、
且つ軽いといった性能が要求される。
者から排出された液体がトップシートを通過して吸収層
に吸収保持される過程の迅速な液体の搬送と拡散性の改
良が不可欠である。なぜなら、一般的な吸収性物品にお
いて、人体からの排出物、つまり尿や経血といったもの
は液透過性のトップシートのほぼ同じ部分に滴下、又は
流入が繰り返される。このため、吸収層の一定部分に吸
収が集中してしまうことになり、その部分の吸収が飽和
しやすくなる。また滴下された液体は縦横比が同一であ
り、長手方向に拡散する前に横方向からの飽和が認めら
れる。このように、吸収層の一部分しか使用されない状
態にもかかわらず、トップシートからオーバーフロー、
すなわち横漏れを起こしやすい状態になってしまい、結
果として吸収層を厚くしたり、幅方向を広げたりするな
どしないと吸収量を確保できない吸収性物品となる。
ことを避けるために、付加層を介在させて排出物の迅速
な搬送、拡散を図るための様々な検討や改良がなされて
きている。例えば、特開平6−70957号公報では、
吸収性物品のトップシート全体をプリーツ状、波型状及
び凹凸状にすることが開示されているが、吸収性物品を
装着した場合、長手方向の縁部分が、人体からの排出
物、尿、経血などの滴下又は流入地点である中央部分よ
りも位置的に高くなるため、トップシートをプリーツ状
などにするだけではそれらの液体の長手方向への拡散が
それほど効果的には行われないおそれがある。また、ト
ップシートは装着者の肌に直接触れる部分であることか
ら、液拡散性を付与することはシートの液残り性、液戻
り性の面から望ましいものではない。
は、液体透過性のトップシートと木材パルプ綿と高分子
吸収材料などからなる吸収層との間に、親水性繊維ウェ
ブと疎水性繊維ウェブからなる液拡散シートを配置する
ことを開示している。しかし、この液拡散シートは、液
体の拡散を特定方向に制御できないために意図しない方
向へも拡散してしまうおそれがある。
は、吸収性物品にエンボスすることで密度の高い部分と
低い部分とを配列した縞模様を有する液体拡散シートが
開示されている。しかし、このシートのように、繊維密
度差のみを利用する液拡散では、まとまった量の液体の
流入に対して対応しきれず、その性能を活かせないおそ
れがある。
織布を含んだ中央部に低密度繊維集合部があり、該中央
部から長手方向端部にかけて高密度繊維集合部、及び長
手方向に液体を中央部から該高密度集合部から拡散させ
る液体搬送溝を具備した液拡散性シートが開示されてい
るが、溝での液搬送は注入時の初期吸収の段階のみにお
ける拡散しか見込めず、それだけではそれらの液体の長
手方向への拡散が効果的には行われない恐れがある。
吸収性物品の従来の技術上の問題点を解決することにあ
る。すなわち、吸収性物品において、人体からの排出
物、尿や経血等に対して、ある任意の方向へ迅速且つ確
実に拡散させて、吸収層に効率よく吸収、保持させるこ
とを可能とする液拡散性シートを提供することにある。
また、それを用いた吸収性物品を提供することを目的と
するものである。
の本発明は、以下の各発明を包含する。
を具備する吸液性不織布を有する液拡散性シート。
び長手方向に延びる帯状高密度帯域と交叉して幅方向に
延びる帯状高密度帯域を具備する吸液性不織布を有する
液拡散性シート。
する帯状高密度帯域よりなる(1)又は(2)に記載の
液拡散性シート。
密度帯域に加えて、さらに任意パターンの帯状高密度帯
域を具備することを特徴とする(1)〜(3)のいずれ
か1項に記載の液拡散性シート。
とパルプ繊維を主体として形成されているエアレイド不
織布であることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか
1項に記載の液拡散性シート。
維を含有する吸液性不織布を加熱加圧加工することによ
って形成されていることを特徴とする(1)〜(5)の
いずれか1項に記載の液拡散性シート。
単独、又は吸液性不織布と、他の不織布、フィルム、パ
ルプシート、編物及び織物から選ばれる少なくとも1種
のシート材料と積層されていることを特徴とする(1)
〜(6)のいずれか1項に記載の液拡散性シート。
と液体不透過性バックシートからなる吸収性物品におい
て、前記トップシートととして前記(1)〜(7)のい
ずれか1項に記載の液拡散性シートを使用していること
を特徴とする吸収性物品。
と液体不透過性バックシートからなる吸収性物品におい
て、前記トップシートと前記吸収体の間及び/又は前記
吸収体と前記バックシートの間に前記(1)〜(7)の
いずれか1項に記載の液拡散性シートがサブレイヤーと
して配置されていることを特徴とする吸収性物品。
れる不織布は、液体透過、吸収性である限り、どのよう
な材料で形成されていてもよいが、パルプや他の植物性
の繊維、及び合成繊維等から形成されている親水性のエ
アレイド不織布類が好適である。また、本発明の液拡散
性シートは、上記不織布単独によって形成されていても
よいし、また、該不織布に編物、織布などを積層して形
成されていてもよい。さらに、合成樹脂フィルムとの積
層体として使用することもできる。
性シートにおける高密度帯域の密度は、一般的には、元
の不織布の密度の1.2〜17程度の範囲に設定される
が、通常、2.5〜3.5倍程度が好ましい。このよう
な密度差の範囲に満たない差の場合は、高密度帯域と低
密度帯域の境界がはっきりしなくなり、所定方向への十
分な液体の拡散誘導性が得られず、液の横漏れの原因と
なるので好ましくないし、逆にこの密度差が上記数値範
囲を越えて大きくなると、高密度帯域における繊維間空
隙率が小さくなり、毛細管現象による液の拡散性が乏し
くなるため、好ましくない。
不織布への加熱加圧加工によって高密度帯域を形成する
ために、熱融着性繊維が配合される。熱融着性繊維は、
パルプ繊維等によって形成されている不織布基材表面に
所定厚さで堆積するように配合されてもよいし、パルプ
繊維等と混合して不織布の製造に使用されて不織布中に
パルプ繊維等と混在した状態で配合されてもよい。ま
た、熱融着性繊維は、複数種混合して使用してもよく、
複数種のものを別々に使用積層するように使用すること
もできる。
織布全体の米坪に対して5〜85%の範囲で適宜設定さ
れる。このような熱融着性繊維としては、繊維の長さが
3〜51mm程度の範囲で、太さが1.1〜7.7dt
ex程度のものが使用され、その種類としては、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン
等の繊維が使用される。特に、これらの繊維からなる複
合繊維、たとえば、コアがポリエチレンテレフタレート
で、シェルがポリエチレンで構成されているような芯−
鞘型(コア−シェル型)複合繊維等が好ましい。
体と組み合わせて使用することが好ましい。組み合わせ
る液吸収性構造体としては、パルプや吸水性高分子を含
む吸収性構造体をティッシュなどで被覆した構造体等が
あり、本発明の液拡散性シートはこのような液吸収性構
造体に接して配置されて、該液吸収性構造体に吸収され
る体液を液吸収体表面に沿って所定方向に拡散誘導させ
て体液の速やかな吸収を促進する作用をする。
プシートと吸収体と液不透過性バックシートからなる吸
収性物品における液透過性トップシートと吸収体の間及
び/又は吸収体と液不透過性バックシートの間に配置す
るサブレイヤーとして好適に使用される。特に、吸収体
と液不透過性バックシートの間のサブレイヤーとして配
置する場合、液吸収性構造体を通過した体液を速やかに
拡散せしめるのみならず、液吸収性構造体中に余水とし
て存在する水分を液拡散性シートがそれ自体の毛細管現
象により拡散吸収するするので、液吸収性構造体中の余
水の肌への逆戻りを抑制する効果がある。
つ、生理用ナプキン、母乳パッド等の他に、吸水性シー
ト、油吸着シート、インクジェットプリンター用廃イン
ク吸収体等の粘性を有する液体に対する吸収性パッド
や、各種ワイパーなどの用途に利用可能である。
に説明する。図1は、本発明の液拡散性シートを示し、
図1(a)はその部分斜視図であり、図1(b)は、図
1(a)のX−X'線断面図である。また、図2は、図
1の液拡散性シートにおける高密度帯域3の配置状態を
模式的に示した配置図である。図1及び図2に示すよう
に、本発明の液拡散性シート1は、例えば、エアレイド
不織布のような吸液性不織布2の長手方向に伸びている
連続帯状の高密度帯域3が、好ましくは複数本、低密度
帯域6を挟んで並列に形成されている。
に加えて、さらに横方向の高密度帯域4を設けた場合の
高密度帯域3及び高密度帯域4の配置状態を示す図であ
る。また、図4に示すように、帯状高密度帯域3は、長
手方向の並列配置に加えて、長手方向の帯状高密度帯域
3と交叉する横方向の連続帯状高密度帯域4として追加
的に設けることができる。このような横方向の帯状高密
度帯域4は、液拡散性シートを吸収性物品に配置した場
合に液が集中する長手方向中央部を避けて長手方向両端
部側に設けることが好ましい。
より、長手方向の帯状高密度帯域3によって長手方向
(縦方向)に拡散された体液は、中央部で吸収体に一部
吸収されるが、帯状高密度帯域4によって吸収シートの
両端部付近に拡散誘導される。このように体液が高吸収
シート全体に拡散し、この高吸収シートに隣接して配置
されている体液吸収体の吸収能に余力のある長手方向両
端部においても全方向に速やかに吸収されることとなる
結果、吸収性物品の吸収体における体液が集中する中央
部近傍の吸収能に余裕が生じて、吸収体からの体液の横
漏れが生じにくくなる。
帯状高密度帯域3及び4に加えて、さらに中央部の体液
を液拡散性シート全体に速やかに拡散誘導するために、
帯状高密度帯域5を図示のパターンで設けた例である。
図4に示す配置例の場合も、連続する帯状高密度帯域
3、4及び5は、中央部に排泄された体液を中央部に止
まらせることなく、速やかに長手方向両端部側に拡散誘
導する。このように、中央部に集中する体液を液拡散性
シートによって全体に速やかに拡散誘導することができ
るような高密度帯域の配置状態であれば、上記図1〜図
4の配置に限定されず、任意のパターンでの配置状態を
とることが可能である。以下、本発明の液拡散性シート
と、該シートを有する吸収性物品の実施例を説明する。
鞘=ポリエチレン:2.2dtex 38mm、3g/
m2)を積層したパルプ31.0g/m2、バインダー
6.0g/m2の構成のエアレイド不織布(40g/
m2)に、長手方向に加熱加圧加工を施して連続する平
行な帯状高密度帯域(幅10mm、間隔10mm、密度
0.128g/cm3)と加熱加圧加工が施されていな
い帯状低密度帯域(幅10mm、間隔10mm、密度
0.048g/cm3)を交互に形成して長さ160m
m、幅70mmの液拡散性シートを作成した。得られた
液拡散性シートを、高分子吸収体(65g/m2)の両
面にティッシュ(40g/m2)を配置した吸収性構造
体(長さ180mm、幅70mm)の上に載置し、その
液拡散性シート上に、さらにトップシートとして穴あき
フィルム(27g/m2)を配置し、吸収性構造体の下
にはバックシートとしてポリエチレンシート(20g/
m2)を配置して70mm×180mmの生理用ナプキ
ン形状の吸収性物品を製造した。
鞘=ポリエチレン2.2dtex 5mm、8.4g/
m2)を積層したパルプ(50.6g/m2)、バインダ
ー(6.0g/m2)からなるエアレイド不織布(65
g/m2)に長手方向に加圧加熱加工を施して連続する
平行な高密度帯域(幅10mm、間隔10mm、密度
0.121g/cm3)と、加熱加圧加工が施されてい
ない帯状低密度帯域(幅10mm、間隔10mm、密度
0.043g/cm3)を交互に形成して液拡散性シー
トを作成した。得られた液拡散性シート(長さ160m
m、幅70mm)を用いて、実施例1と同様の吸収性物
品を製造した。
ル、鞘=ポリエチレン2.2dtex 5mm、8.4
g/m2)を積層したパルプ(50.6g/m2)、バイ
ンダー(6.0g/m2)からなるエアレイド不織布
(65g/m2)に連続的に長手方向に加熱加圧加工を
施して平行な高密度帯域(幅10mm、間隔10mm、
密度0.121g/cm3)と、加熱加圧加工が施され
ていない帯状低密度帯域(幅10mm、間隔10mm、
密度0.043g/cm3)を交互に形成して液拡散性
シートを作成した。得られた液拡散性シート(長さ16
0mm、幅70mm)を実施例1と同様の吸収性構造体
とバックシートの間に配置し、吸収体の上にはトップシ
ートとして穴あきフィルム27g/m2、液拡散性シー
トの下にバックシートとしてポリエチレンシートを用い
て実施例1と同様の吸収性物品を得た。
鞘=ポリエチレン:2.2dtex 38mm、3g/
m2)を積層したパルプ(31.0g/m2)、バインダ
ー(6.0g/m2)からなるエアレイド不織布(40
g/m2、密度0.048g/cm3)に加熱加圧加工を
施さずに、そのまま液拡散性シートとして使用して実施
例1と同様に吸収性物品を製造した。
度0.043g/cm 3)に加熱加圧加工を施さずに、
そのまま液拡散性シートとして使用して実施例1と同様
に吸収性物品を製造した。
(芯=ポリエチレンテレフタレート、鞘=ポリエチレ
ン、2.2dtex 38mm、20g/m2、密度
0.110g/cm3)をそのまま液拡散性シートとし
て使用して実施例1と同様に吸収性物品を製造した。
比較例1〜3の不織布シートを用い、生理用ナプキンの
形状の試験サンプル(70mm×180mm)を作成
し、下記の試験を行った。
記の通り行った。市販の薄型タイプの生理ナプキンを用
い、液拡散性シートをサブレイヤーの代替として吸収体
の上に配置した場合と吸収体の下に追加した場合での効
果を測定した。サンプルの構成は、吸収体部分は両面が
ティッシュ40g/m2、層間がSAP 65g/m2か
らなり、大きさは60mm×160mm、厚み1.2m
mである。トップシートとして穴あきフィルム27g/
m2が用いられ、その下の補助シートとしてカード不織
布20g/m2が配置された。吸収体の下のバックシー
ト(防漏性)としてはポリエチレンフィルム36g/m
2が使用された。
用いたが、効果を目視によって確認するために着色し
た。 試験液:人工経血 経血のモデル(1,000g中に、NaCl 8.19
g、 CaCl2 0.735g、KCl 0.373
g、NaHCO3 0.12g、PVP K−9075
g、界面活性剤0.5g、蒸留水983g)
試験液を滴下し、試験液が透過した後でサンプル表面に
広がった液体の拡散状況を、サンプルの長手方向と幅方
向とに分けて測定し、その比率、つまり長手方向/幅方
向の比を算出することで、そのサンプルの液拡散性とす
る。この時、長手方向/幅方向の数値が大きいほど、液
拡散性が高いことを示す。なお、試験液の滴下は一定間
隔で3回行い、第3回の試験液の滴下後に拡散比率、拡
散面積を算出し、合せて液拡散性の評価基準とする。拡
散比率が高く、拡散面積が大きいほど液拡散性が高いも
のとするが、拡散面積が大きいだけでは、液拡散性が高
いとは限らない。
距離を∫1(mm)、幅方向の拡散距離を∫2とした時、
下記の式で求められる。 長手方向の拡散距離=∫1 横方向の拡散距離=∫2 拡散比率= ∫1/∫2 拡散面積(S)=(∫1/2)×(∫2/2)×π
はステンレス網7である。試験サンプルは、透明の塩ビ
板に貼り付けた後、測定台内底中央部分に設置する。液
の滴下には、分液ロート試験液の滴下用で、活栓付き、
容量100ml、足部分の内径5mmのものを使用し
た。
する。まず、試験サンプル(70mm×180mm)を
透明な塩ビ板に固定し、測定台の大きさに合わせて設置
する。この時、サンプルの中央部分に対して、長手方向
の縁部分は20mm以上、位置的に高い状態である。そ
して分液ロートを、設置されたサンプルの中央部分に、
出口が高さ10mmになるように配置する。試験液(人
工血液:2ml/回)を分液ロートに入れる。活栓を開
き、試験液をサンプル中央に滴下した後、液体がすべて
透過した時点から5分間そのままの状態で放置する。そ
して、サンプル表面と裏面に残っている液拡散の跡を長
手方向と幅方向に分けて、その長さを測定する(単位:
mm)。このような手順を3回繰り返し、評価を終了す
る。この評価を行う雰囲気は温度23℃、湿度50%で
ある。評価結果は表1に示す。
実施例2及び実施例3と比較例2及び比較例3の吸液構
造体を比較すると、実施例のものは比較例のものに比べ
て液拡散比率、拡散面積とも大きくなっており、長手方
向に拡散されていることが分る。
したものと同様の実施例1で得られた液拡散性シート、
比較例1、3の不織布シートを用い、下記の評価を行っ
た。液拡散性試験サンプルに試験液を滴下し、試験液が
透過した後で注入地点からサンプル表面に広がった液体
の拡散状況を、サンプルの長手方向と幅方向とに分けて
測定し、吸い上げ方向の面積比を算出することで、その
サンプルの吸い上げ方向の液拡散性とする。吸い上げ方
向への液拡散性が高い傾向の場合、実際の装着時おいて
より有効な拡散が促されることを示す。試験液の滴下は
1回とする。測定台の形状は、図6に示すような形状で
ある。
ンプルを45°に傾斜した板の上に液拡散シートを固定
し、測定台の大きさに合わせて設置する。そしてマイク
ロピペットを、設置されたサンプルの中央部分に、出口
が高さ10mmになるように配置する。試験液(人工血
液:0.5ml/回)をマイクロピペットに入れる。試
験液をサンプル中央に滴下した後、液体の拡散が終了し
た時点で、その長さを測定する(単位:mm)。この評
価を行う雰囲気としては、室温23℃、湿度50%が好
ましい。上記実施例及び比較例で得られた液拡散シート
の性能を評価した。その結果を表2に示す。
3の吸液構造体を比較すると、実施例のものは比較例の
ものに比べて拡散面積が大きくなっており、特に吸い上
げ部分の占める割合が高くなっていることから、液注入
時から時間が経過した後も毛管現象によって液拡散性が
富み、実際の装着時においても長手方向への液拡散性に
優れていることが分る。
ものと同様の実施例1で得られた液拡散性シート、比較
例1、3の不織布シートを用い、生理用ナプキンの形状
の試験サンプル(70mm×180mm)として、下記
の評価を行った。液拡散性試験と同様に試験サンプルに
試験液を滴下し、漏れが発生するまでの注入回数と漏れ
発生時のサンプル表面に広がった液体の拡散状況を確認
する。長手方向への液拡散性が高い傾向の場合、漏れに
くいことを示す。試験液の滴下は一定間隔で漏れが発生
するまで行い、漏れがあった後に、拡散面積を測定し、
あわせて液拡散性の評価基準とする。
拡散性試験と同様である。以下、試験手順について説明
する。まず評価するサンプル(70mm×180mm)
を透明な塩ビ板に固定し、測定台の大きさに合わせて設
置する。この時、サンプルの中央部分に対して、長手方
向の縁部分は20mm以上位置的に高い状態である。そ
して分液ロートを、設置されたサンプルの中央部分に、
出口が高さ10mmになるように配置する。試験液(人
工血液:5ml/回)を分液ロートに入れる。活栓を開
き試験液をサンプル中央に滴下した後、液体がすべて透
過した時点で漏れの有無を確認する。漏れがない場合、
10分間そのままの状態で放置し、再度試験液を注入。
このような手順を漏れが発生するまで繰り返す。漏れた
場合、サンプル表面に残っている液拡散の長手方向の後
を確認し、その長さを測定する(単位:mm)。この評
価を行う雰囲気としては、室温23℃、湿度50%が好
ましい。上記実施例及び比較例で得られた吸収物品の性
能を評価した。その結果を表3に示す。
吸収性物品を比較すると、実施例のものは比較例のもの
に比べて漏れるまでの注入回数が多く、液拡散比率、拡
散面積とも大きくなっており、長手方向に十分拡散され
ていることから漏れにくいことが分る。カード不織布の
一般的な構造体である比較例3の吸収性物品は長手方向
の拡散する前に横漏れを起こした。このように、本発明
の吸収性物品は、従来のものに比べ、長手方向への拡
散、吸い上げ性が顕著であり、吸収層全体で有効的に吸
収されていることから漏れの減少に結びついたことが明
らかである。
と比較して、人体からの排出物、つまり尿や経血などの
体液を、滴下又は流入したシート表面中央部に止めるこ
となく、高密度部分の毛細管現象によって長手方向に拡
散させ、シート端部まで拡散を促進させるという優れた
効果を発揮する。本発明の液拡散性シートは、その素材
に熱融着繊維を配合したパルプ主体のエアレイド不織布
を使用することで、簡単な熱処理だけでシート表面に様
々な密度勾配を形成することが可能である。
フィルム、パルプシート、編物及び織物から選ばれた少
なくとも1種と積層されても、その液拡散性は損なわれ
ないだけではなく、さらに液拡散性を促す素材、シート
との組み合わせにより、液拡散性が向上する効果が得ら
れた。
積極的な拡散性を有することにより、その直角方向、す
なわち幅方向への液移動が抑制されて横漏れ防止の効果
も得られる。そのため、本発明の液拡敵性シートを配置
した吸収性物品は、尿、経血などの体液の滴下又は流入
に対して、横漏れし難くかつ敏速な液拡散性が付与され
る。その結果、吸収層全体にわたっての効率の良い液吸
収、保持が可能になるため、吸収層を薄くすることがで
き、吸収性物品そのものを比較的薄く軽くすることがで
きる。
(a)のX−X'線に沿った断面図である。
である。
す図である。
例を示す図である。
ある。
図である。
密度帯域、6:帯状低密度帯域、7:ステンレス網
Claims (8)
- 【請求項1】 長手の方向に延びる帯状高密度帯域を具
備する吸液性不織布を有する液拡散性シート。 - 【請求項2】 長手方向に延びる帯状高密度帯域及び該
長手方向に延びる帯状高密度帯域と交叉して幅方向に延
びる帯状高密度帯域を具備する吸液性不織布を有する液
拡散性シート。 - 【請求項3】 前記帯状高密度帯域は、複数の並列する
帯状高密度帯域よりなる請求項1又は2に記載の液拡散
性シート。 - 【請求項4】 前記吸液性不織布は、前記の帯状高密度
帯域に加えて、さらに前記帯状高密度帯域とは異なるパ
ターンの帯状高密度帯域を具備することを特徴とする請
求項1〜3のいずれか1項に記載の液拡散性シート。 - 【請求項5】 前記吸液性不織布は、熱融着性繊維とパ
ルプを主体として形成されているエアレイド不織布であ
ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載
の液拡散性シート。 - 【請求項6】 前記帯状高密度帯域は、熱融着性繊維を
含有する吸液性不織布を加熱加圧加工することによって
形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
か1項に記載の液拡散性シート。 - 【請求項7】 前記吸液性不織布が、吸液性不織布単
独、又は吸液性不織布と、他の不織布、フィルム、パル
プシート、編物及び織物から選ばれる少なくとも1種の
シート材料と積層されていることを特徴とする請求項1
〜6のいずれか1項に記載の液拡散性シート。 - 【請求項8】 液体透過性トップシート、吸収体及び液
体不透過性バックシートからなる吸収性物品における前
記トップシートと前記吸収体の間及び/又は前記吸収体
と前記バックシートの間に前記請求項1〜7のいずれか
1項に記載の液拡散性シートが配置されていることを特
徴とする吸収性物品。
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