JP2003082385A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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Abstract
れ、その泡に持続性があり、すすぎ時には、すすぎ易
く、さらに使用感に優れた洗浄剤組成物を提供するこ
と。 【解決手段】 下記一般式(1) 【化7】 (式中、R1は炭素数8〜30の炭化水素基を表し、X
1、X2のいずれか一方は−CH2COOM1を表し、
他方は水素原子を表し、M1は水素原子、アルカリ金属
類、アルカリ土類金属類、アンモニウム、低級アルカノ
ールアミンカチオン、低級アルキルアミンカチオン、ま
たは塩基性アミノ酸カチオンを表す。)で示されるヒド
ロキシエーテルカルボン酸型アニオン界面活性剤と、以
下の(A)及び/又は(B)とを含有することを特徴と
する洗浄剤組成物。 (A)カチオン電荷密度が2meq/g未満の非セルロ
ース性カチオン性ポリマー (B)グリセリン脂肪酸エステル
Description
に毛髪用または皮膚用の洗浄剤組成物に関する。さらに
詳しくは、洗浄時において、泡立ちが良く、泡質が優
れ、その泡に持続性があり、すすぎ時には、すすぎ易
く、さらに使用感に優れた洗浄剤組成物に関する。
組成物には、洗浄剤成分としてのアニオン界面活性剤と
カチオン性ポリマー、シリコーンまたはその誘導体等の
コンデショニング剤が主成分として配合され、泡立ち、
泡質等の泡特性、使用感等に優れた洗浄剤組成物を目指
して開発されてきている。
成分やコンデショニング剤が開発され、シャンプーの分
野が進歩しているにもかかわらず、洗浄に際しては、泡
質に優れた、持続性のある豊かな泡がすばやく立ち、す
すぎ時においては、泡切れが早く、さらに使用感に優れ
るという洗浄剤の特性を充分満足するものは残念ながら
開発されていない。
上の非セルロース性カチオン性ポリマーと2−ヒドロキ
シアルキルエーテルカルボキシル型のアニオン界面活性
剤を含有した洗浄用化粧品組成物の技術が開示され、毛
髪のもつれのほぐれ易さ、滑らかさ及び柔軟性に関し、
改善された化粧品特性を有する洗浄用化粧品組成物が得
られるとされている(特開2000−247846号公
報)が、前記要求される洗浄剤の特性においては充分で
はない。
みてなされたもので、その目的は、洗浄時において、泡
立ちが良く、泡質が優れ、その泡に持続性があり、すす
ぎ時には、すすぎ易く、さらに使用感に優れた洗浄剤組
成物を提供することにある。
2000−247846号公報では除外されたカチオン
電荷密度が2meq/g未満の非セルロース性カチオン
性ポリマー中に、前記要求される洗浄剤の特性を充分満
足できる優れた効果を発揮するコンデショニング剤があ
るものとの確信のもとに、鋭意研究を行った結果、カチ
オン電荷密度が2meq/g未満の非セルロース性カチ
オン性ポリマーの中のものの他、さらに特定のエステル
化合物によっても上記課題を解決できることを見出し、
本発明を完成するに至った。
基を表し、X1、X2のいずれか一方は−CH2COO
M1を表し、他方は水素原子を表し、M1は水素原子、
アルカリ金属類、アルカリ土類金属類、アンモニウム、
低級アルカノールアミンカチオン、低級アルキルアミン
カチオン、または塩基性アミノ酸カチオンを表す。)
酸型アニオン界面活性剤と、以下の(A)及び/又は
(B)とを含有することを特徴とする洗浄剤組成物。 (A)カチオン電荷密度が2meq/g未満の非セルロ
ース性カチオン性ポリマー (B)グリセリン脂肪酸エステル
アニオン界面活性剤は、ドデカン−1,2−ジオール酢
酸エーテル塩が好ましい。ヒドロキシエーテルカルボン
酸型アニオン界面活性剤の配合量は、洗浄剤組成物全量
中1〜50質量%であることが好ましい。
ーは、特に下記一般式(2)
オン電荷密度を2meq/g未満にする正の整数を表
し、X−は無機酸又は有機酸から誘導されるアニオンを
表し、Meはメチル基を表す。)
ることが好ましい。
素数12〜20の脂肪酸モノグリセリドであることが好
ましく、さらに、オレイン酸モノグリセリドであること
が好ましい。グリセリン脂肪酸エステルの配合量は、洗
浄剤組成物全量中0.01〜10質量%であることが好
ましい。
詳述する。
テルカルボン酸型アニオン界面活性剤は、下記一般式
(1)で示される公知の界面活性剤である。
基を表し、X1、X2のいずれか一方は−CH2COO
M1を表し、他方は水素原子を表し、M1は水素原子、
アルカリ金属類、アルカリ土類金属類、アンモニウム、
低級アルカノールアミンカチオン、低級アルキルアミン
カチオン、または塩基性アミノ酸カチオンを表す。]
ルボン酸型アニオン界面活性剤において、化5のR1は
炭素数8〜30の炭化水素基を表すが、飽和、不飽和ま
た直鎖状でも分岐鎖状でも構わない。また、炭化水素基
はアルキル基又はアルケニル基が好ましく、特に好まし
くはアルキル基である。また、その炭素数は8〜22が
好ましく、特に8〜16が好ましい。特に好ましいR1
は炭素数8〜16のアルキル基である。R1の具体例を
挙げれば、C8H17、C9H19、C10H 21、C
11H23、C12H25、C13H26、C15H
31、C17H3 5、C13H25、C15H29等で
ある。また、M1の好ましい具体例を挙げれば、リチウ
ム、カリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウ
ム、アンモニウム、モノエタノールアミン、トリエタノ
ールアミン等である。
カルボン酸型アニオン界面活性剤の具体例としては、デ
カン−1,2−ジオール酢酸エーテルナトリウム、デカ
ン−1,2−ジオール酢酸エーテルカリウム、ドデカン
−1,2−ジオール酢酸エーテルナトリウム、ドデカン
−1,2−ジオール酢酸エーテルカリウム、ドデカン−
1,2−ジオール酢酸エーテルトリエタノールアミン、
テトラデカン−1,2−ジオール酢酸エーテルナトリウ
ム、テトラデカン−1,2−ジオール酢酸エーテルモノ
エタノールアミン、ヘキサデカン−1,2−ジオール酢
酸エーテルナトリウム、ヘキサデカン−1,2−ジオー
ル酢酸エーテルカリウム、オクタデカン−1,2−ジオ
ール酢酸エーテルナトリウム、オクタデカン−1,2−
ジオール酢酸エーテルカリウム、エイコサン−1,2−
ジオール酢酸エーテルナトリウム、エイコサン−1,2
−ジオール酢酸エーテルカリウム、テトラコサン−1,
2−ジオール酢酸エーテルナトリウム、テトラコサン−
1,2−ジオール酢酸エーテルカリウム等が挙げられる
が、なかでもドデカン−1,2−ジオール酢酸エーテル
ナトリウム等のドデカン−1,2−ジオール酢酸エーテ
ル塩が最も好ましい。これらのヒドロキシエーテルカル
ボン酸型アニオン界面活性剤は、1種または2種以上が
任意に選択されて配合される。
界面活性剤の配合量は、洗浄剤組成物全量中、1〜50
質量%が好ましい。1質量%未満では本発明の効果が充
分発揮されない場合があり、50質量%を超えて配合し
ても必要とされる効果の増強は望めない。さらに好まし
い配合量は2〜15質量%である。
meq/g未満の非セルロース性カチオン性ポリマーが
配合される。好ましくは、0.1meq/g以上2.0
meq/g未満のカチオン電荷密度を有する非セルロー
ス性カチオン性ポリマーである。本発明においては、前
記カチオン電荷密度の非セルロース性カチオン性ポリマ
ーであれば特に構造は制限されないが、カチオン化ポテ
トスターチ、カチオン化タマリンドガム、カチオン化ロ
ーカストビーンガム、カチオン化コーンスターチ等が好
ましい。特に、下記一般式(2)で示されるカチオン化
ポテトスターチが好ましい。
オン電荷密度を2meq/g未満にする正の整数を表
し、X−は無機酸又は有機酸から誘導されるアニオンを
表し、Meはメチル基を表す。)
500,000が好ましく、このためには、a、bは前
記条件に加えて、前記分子量範囲になるよう調整され
る。また、化6において、X−の具体例としては、Cl
−、Br−、I−等が挙げられる。
と、本発明の効果が顕著に発揮される。本発明において
好ましく用いられる化6のカチオン化ポテトスターチ
は、市販品を用いることが可能であり、市販品の例とし
ては、例えばセンサマーCI−50(NALCO社製)
等が挙げられる。センサマーCI−50は、化6のaが
0.75、bが0.25、X−がCl−、数平均分子量
が150,000のカチオン化ポテトスターチである。
セルロース性カチオン性ポリマーは1種または2種以上
が任意に選択されて配合される。また、カチオン電荷密
度が2meq/g未満の非セルロース性カチオン性ポリ
マーの配合量は、洗浄剤組成物全量中、0.001〜1
0質量%が好ましい。0.001質量%未満では本発明
の効果が充分発揮されない場合があり、10質量%を超
えて配合しても必要とされる効果の増強は望めない。さ
らに好ましい配合量は0.01〜3.0質量%である。
特に、0.1〜1.0質量%が好ましい。
酸エステルとしては、洗浄剤組成物等の化粧料に配合で
きるグリセリン脂肪酸エステルであれば特に制限されな
い。グリセリン脂肪酸エステルを構成する脂肪酸として
は、炭素数8〜24の飽和又は不飽和の脂肪酸が好まし
い。また、直鎖状又は分岐状いずれでも構わない。脂肪
酸の具体例としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン
酸、2−パルミトイン酸、ペトロセリン酸、オレイン
酸、エライジン酸、リシノール酸、リノール酸、リノレ
イン酸、アラキドン酸、イソステアリン酸、12−ヒド
ロキシステアリン酸等が挙げられる。本発明において
は、炭素数12〜20脂肪酸が特に好ましく、中でもオ
レイン酸が好ましい。また、グリセリン脂肪酸エステル
は水酸基が残っているものが好ましく、特にモノグリセ
リンエステルが好ましい。本発明における好ましいグリ
セリン脂肪酸エステルは、炭素数12〜20脂肪酸モノ
グリセリドであり、特にオレイン酸モノグリセリドが好
ましい。グリセリン脂肪酸エステルは、1種または2種
以上が任意に選択されて配合される。
浄剤組成物全量中、0.01〜10質量%が好ましい。
0.01質量%未満では本発明の効果が充分発揮されな
い場合があり、10質量%を超えて配合しても必要とさ
れる効果の増強は望めない。さらに好ましい配合量は
0.1〜3.0質量%である。
高級脂肪酸エタノールアマイドを配合することができ
る。高級脂肪酸エタノールアマイドの配合により、粘ち
ゅう性等の泡質、泡の持続性をさらに向上させることが
できる。本発明における高級脂肪酸エタノールアマイド
としては、高級脂肪酸モノエタノールアマイド、高級脂
肪酸ジエタノールアマイド等を挙げることができ、これ
らの高級脂肪酸エタノールアマイドが1種または2種以
上任意に選択されて配合される。
高級脂肪酸としては、炭素数9〜24の高級脂肪酸が好
ましく、さらに炭素数12〜20の脂肪酸が使用感等の
上で好ましい。具体的な高級脂肪酸の例としては、例え
ば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パーム核油脂肪酸、ヤ
シ油脂肪酸等を挙げることができる。本発明の高級脂肪
酸エタノールアマイドの具体的な例としては、例えば、
高級脂肪酸モノエタノールアマイドとして、ラウリン酸
モノエタノールアマイド、ミリスチン酸モノエタノール
アマイド、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアマイド等が挙
げられる。また、高級脂肪酸ジエタノールアマイドとし
て、ラウリン酸ジエタノールアマイド、ミリスチン酸ジ
エタノールアマイド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアマイ
ド等が挙げられる。これらのうち、特にヤシ油脂肪酸モ
ノエタノールアマイド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアマ
イドが好ましい。
は、特に限定されないが、洗浄剤組成物全量中0.00
1〜10質量%が好ましい。さらに好ましくは0.5〜
5質量%である。
の他に、通常洗浄剤組成物に用いられる他の成分、例え
ば、前記以外の界面活性剤、炭化水素、エステル、高級
脂肪酸、高級アルコール、シリコーン等の油分、高分子
物質、保湿剤、増粘剤、粉末、顔料、多価アルコール、
紫外線吸収剤、タンパク質、タンパク質加水分解質、ア
ミノ酸類、ビタミン類、薬剤、植物抽出物、不透明化
剤、パール化剤、金属イオン封鎖剤、緩衝剤、酸化防止
剤、抗菌剤(殺菌剤)、抗炎症剤、防腐剤、清涼剤、香
料、色素、水等を必要に応じて、本発明の効果を損なわ
ない範囲で適宜配合することができる。
活性剤(以下、その他の界面活性剤という。)の具体的
な例としては、例えば、高級脂肪酸塩(ラウリン酸ナト
リウム、パルミチン酸ナトリウム等)、アルキル硫酸塩
(ラウリル硫酸カリウム等)、アルキル硫酸トリエタノ
ールアミンエーテル、アシルメチルタウリン(N−ココ
イル−N−メチルタウリンナトリウム、N−ココイル−
N−メチルタウリン−Nメチルタウリンナトリウム
等)、ポリオキシエチレン(以下、POEともいう。)
アルキルエーテル硫酸塩[POE(2モル)ラウリルエ
ーテル硫酸Na等]、アルキルスルホン酸塩、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩、N−アシルサルコシン塩、N−
アシルアミノ酸塩、アルファオレフィンスルホン酸塩、
アルキルエーテル酢酸塩等のアニオン界面活性剤、
モノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等)、
プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリ
ン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、
グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸
エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノス
テアリン酸ポリオキエチレンソルビタン等)、POEソ
ルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラ
ウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(P
OE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂
肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレー
ト、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテ
ル類(POE2−オクチルドデシルエーテル等)、PO
Eアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニル
エーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアル
キルエーテル類(POE・POP2−デシルテトラデシ
ルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬
化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ
油等)、糖エステル系、糖エーテル系、糖アミド系等の
糖類(ショ糖脂肪酸エステル等)、アルキルグルコシド
等の非イオン界面活性剤、
ン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロ
ピルベタイン等)、アミドスルホベタイン型両性界面活
性剤(ラウリルアミドアルキレンジメチルアミノスルホ
ベタイン等)、ベタイン型両性界面活性剤(ラウリル
(ジメチル)ベタイン、ヤシ油アルキルベタイン、ステ
アリル(ジメチル)ベタイン、ステアリルジヒドロキシ
エチルベタイン等)、スルホベタイン型両性界面活性剤
(ラウリルスルホベタイン、ラウリルヒドロキシスルホ
ベタイン等)、イミダゾリニウム型両性界面活性剤(2
−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボ
キシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココ
イル−2−イミタゾリニウムヒドロキサイド−1−カル
ボキシエチロキシ2ナトリウム塩、ヤシ油アルキルN−
カルボキシエチルN−ヒドロキシエチルイミダゾリニウ
ムベタイン等)等の両性界面活性剤、塩化ステアリルト
リメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリ
ルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤等が挙げら
れる。その他の界面活性剤は、1種または2種以上が任
意に選択されて配合することができる。その他の界面活
性剤の配合量は、特に限定されないが、洗浄剤組成物全
量中0.05〜40質量%が好ましい。さらに好ましく
は3〜30質量%である。
ば、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブ
チレングリコール、1,2−ペンタンジオール、エリス
リトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
ジグリセリン、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳
酸、乳酸ナトリウム等が挙げられる。保湿剤は、1種ま
たは2種以上が任意に選択されて配合することができ
る。
て常法にしたがって処理することにより得ることがで
き、ペースト状、ゲル状、液状、固形状、ムース状等の
剤型とすることができる。また、本発明の洗浄剤組成物
は、例えば、ヘアシャンプー、ボディーシャンプー等と
して、毛髪及び皮膚の洗浄に好適に使用される。
る。配合量は質量%である。実施例の説明に先立ち本発
明で用いた効果試験方法について説明する。
項目それぞれについて、20名の専門パネルによる使用
テストを行い、下記の評価点基準に基づいて評価した。
次いで、各人がつけた評価点の平均値を算出し、下記評
価基準に基づいて評価した。なお、泡立ちについては、
洗浄時の泡立ちの早さ、泡の量(起泡力)等について評
価し、泡質については、泡のクリーミーさ、泡の粘ちゅ
う性等について評価し、すすぎ易さについては、すすぎ
時の泡切れの早さ等について評価し、使用感について
は、髪の滑らかさ、髪のつや等について評価した。
す各成分を撹拌混合して洗浄剤組成物を製造した。
O社製) (注2)ポリマーJR−400(ユニオンカーバイド社
製)
表2に示す。
ロキシエーテルカルボン酸型アニオン界面活性剤とカチ
オン電荷密度が2meq/g未満の非セルロース性カチ
オン性ポリマーであるカチオン化ポテトスターチを配合
した実施例1〜4は、全ての評価項目において優れた効
果が得られた。
素数の少ないヒドロキシエーテルカルボン酸型アニオン
界面活性剤(オクタン−1,2−ジオール酢酸エーテル
Na)をカチオン化ポテトスターチと組み合わせて配合
した比較例1、カチオン化ポテトスターチに代えてカチ
オン化セルロースを配合した比較例2及び本発明範囲内
のヒドロキシエーテルカルボン酸型アニオン界面活性剤
に代えてPOE(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム
をカチオン化ポテトスターチと組み合わせて配合した比
較例3は、いずれも本発明の効果を発揮し得ないことが
分かる。
す各成分を撹拌混合して洗浄剤組成物を製造した。
カーバイド社製)
表4に示す。
ロキシエーテルカルボン酸型アニオン界面活性剤とグリ
セリン脂肪酸エステルであるオレイン酸モノグリセリド
を配合した実施例5〜8は、全ての評価項目において優
れた効果が得られた。
素数の少ないヒドロキシエーテルカルボン酸型アニオン
界面活性剤(オクタン−1,2−ジオール酢酸エーテル
Na)をオレイン酸モノグリセリドと組み合わせて配合
した比較例4、オレイン酸モノグリセリドに代えてカチ
オン化セルロースを配合した比較例5及び本発明範囲内
のヒドロキシエーテルカルボン酸型アニオン界面活性剤
に代えてPOE(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム
をオレイン酸モノグリセリドと組み合わせて配合した比
較例6は、いずれも本発明の効果を発揮し得ないことが
分かる。
表1の方法と同様にして製造し、実施例として示す。な
お、上記の効果試験をこれらにおいて行ったところ、い
ずれにおいても優れた結果が得られた。
洗浄に際して、泡立ちが早く、しかも豊かな起泡力、ク
リーミーで粘ちゅう性の泡質が得られると共に、泡の持
続性に優れ、すすぎ時においては、泡切れが早く、さら
に髪が滑らかで、つやがある等の使用感に優れた洗浄剤
組成物、特に毛髪用または皮膚用の洗浄剤組成物が得ら
れる。
Claims (7)
- 【請求項1】 下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1は炭素数8〜30の炭化水素基を表し、X
1、X2のいずれか一方は−CH2COOM1を表し、
他方は水素原子を表し、M1は水素原子、アルカリ金属
類、アルカリ土類金属類、アンモニウム、低級アルカノ
ールアミンカチオン、低級アルキルアミンカチオン、ま
たは塩基性アミノ酸カチオンを表す。)で示されるヒド
ロキシエーテルカルボン酸型アニオン界面活性剤と、以
下の(A)及び/又は(B)とを含有することを特徴と
する洗浄剤組成物。 (A)カチオン電荷密度が2meq/g未満の非セルロ
ース性カチオン性ポリマー (B)グリセリン脂肪酸エステル - 【請求項2】 ヒドロキシエーテルカルボン酸型アニオ
ン界面活性剤が、ドデカン−1,2−ジオール酢酸エー
テル塩である請求項1記載の洗浄剤組成物。 - 【請求項3】 ヒドロキシエーテルカルボン酸型アニオ
ン界面活性剤の配合量が、洗浄剤組成物全量中1〜50
質量%である請求項1又は2記載の洗浄剤組成物。 - 【請求項4】 非セルロース性カチオン性ポリマーが、
下記一般式(2) 【化2】 (式中、a、bは、それぞれ独立に、カチオン電荷密度
を2meq/g未満にする正の整数を表し、X−は無機
酸又は有機酸から誘導されるアニオンを表し、Meはメ
チル基を表す。)で示されるカチオン化ポテトスターチ
である請求項1乃至3のいずれか一項に記載の洗浄剤組
成物。 - 【請求項5】 グリセリン脂肪酸エステルが、炭素数1
2〜20の脂肪酸モノグリセリドである請求項1乃至4
のいずれか一項に記載の洗浄剤組成物。 - 【請求項6】 グリセリン脂肪酸エステルが、オレイン
酸モノグリセリドである請求項1乃至5のいずれか一項
に記載の洗浄剤組成物。 - 【請求項7】 グリセリン脂肪酸エステルの配合量が、
洗浄剤組成物全量中0.01〜10質量%である請求項
1乃至6のいずれか一項に記載の洗浄剤組成物。
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