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JP2003160797A - 洗浄料組成物 - Google Patents

洗浄料組成物

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JP2003160797A
JP2003160797A JP2002037095A JP2002037095A JP2003160797A JP 2003160797 A JP2003160797 A JP 2003160797A JP 2002037095 A JP2002037095 A JP 2002037095A JP 2002037095 A JP2002037095 A JP 2002037095A JP 2003160797 A JP2003160797 A JP 2003160797A
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component
composition according
cleaning composition
mass
skin
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JP2002037095A
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Tomohiko Kimura
友彦 木村
Akira Noda
章 野田
Hideo Nakajima
英夫 中島
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚への刺激性が極めて低く、かつ、泡立ち
がよく、使用性(さっぱり感)に優れた低刺激性洗浄料
組成物を提供する。 【解決手段】 (a)アニオン性界面活性剤と、(b)
分子量が250以上で、かつ有機概念図におけるIOB
〔すなわち、無機性値(IV)/有機性値(OV)〕が
1以下である油性成分、を含有する低刺激性洗浄料組成
物。上記(b)成分の配合量は、(a)成分に対して0.
001〜0.05倍(質量%比)の割合で配合するのが
好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗浄料組成物に関す
る。さらに詳しくは、皮膚・毛髪に対する刺激が極めて低
く、かつ、泡立ち、使用性(さっぱり感)に優れる、皮膚
や毛髪を洗浄するための洗浄料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】洗浄料は、皮膚上の汚れや余剰の皮脂、
その他老廃物等を除去し、皮膚を清浄に保つ目的で使用
され、一般に界面活性剤を主成分とする。そして界面活
性剤の中でも、泡立ちが良好であること、最適な洗浄力
を有することなどから、アニオン性界面活性剤が主成分
として用いられることが多い。しかしこれらアニオン性
界面活性剤は、一部の使用者にとって、刺激、肌の赤
み、かゆみ、荒れ等の皮膚障害を引き起し、問題となる
ことがある。特に近年の生活習慣の変化から増加してい
るといわれる敏感肌体質の使用者にとって深刻な問題で
ある。
【0003】これまで低刺激性の洗浄料組成物の開発は
おもに、低刺激性と考えられる新規な界面活性剤を合
成、開発し、配合する手法が多く用いられ、各種界面活
性剤が提案されている。しかしながら新規の界面活性剤
の合成は、開発に時間を要するのみならず、それまで提
案され蓄積された既存洗浄料処方を利用することができ
ない。また低刺激性を追求するあまり、泡立ち、泡質、
洗浄力などの洗浄料としての機能の点において十分でな
いものもある。
【0004】こうした状況の中で、既存の界面活性剤
に、刺激低減効果のある物質を組み合せて皮膚刺激を低
減化する方法が提案されている。例えば、特開平8−31
9214号公報では、脂肪酸石鹸と、N−アシルグルタミ
ン酸(塩)またはポリグリセリルポリオキシアルキレン
アルキルエーテルに、コレステロールを配合して皮膚刺
激低減化を図った皮膚洗浄料が示されている。しかしな
がら、該公報のものでは、コレステロールの添加により泡
立ちの低下を招き、洗浄剤製剤としての機能の点から十
分でないという問題がある。
【0005】特に近年、敏感肌体質の人の数が増加して
いるが、これら敏感肌には、洗浄料に含まれる防腐剤や抗
菌剤などが刺激となることがある。この問題に対して、
防腐剤や抗菌剤等を配合せずに防腐・抗菌効果を低下さ
せないために、両性界面活性剤を多量に配合する、エ
タノール等の低級アルコールを配合する、製造工程の
厳重な管理を行う、製剤中に水分比率を少なくし、防
腐力を高める、パッケージを工夫し、開封後の短期間
の使用期限を設ける、などの対策がされている。
【0006】しかしながら、両性界面活性剤を多量に
配合すると刺激が高まる、エタノール等の低級アルコ
ールに刺激を感じる場合がある、製造工程の管理には
限界があり、コストもかかる、水分比率を低減した分、
他成分を配合することになるが、それにより使用性が悪
くなったり、刺激を高める等の問題が生じる場合がある、
パッケージの使用勝手が悪い、短期の使い切りは不便
である、多量の容器が必要となり無駄である、等の問題が
ある。
【0007】さらに上記に加えて、洗浄料製品として、手
に取出しやすく使用しやすくするために適度に増粘する
必要もある。しかし、使用しやすい粘度を有し、優れた泡
立ち、さっぱり感、洗い流しやすさ、低刺激性を十分に
満足し得る洗浄料組成物はこれまでなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、皮膚への刺
激が極めて低く、かつ、泡立ちがよく、使用性(さっぱり
感)に優れた洗浄料組成物を提供することを目的とす
る。
【0009】また本発明は、実質的に防腐剤成分を配合
することなく、防腐効果に優れた低刺激性の洗浄料組成
物を提供することを目的とする。
【0010】また本発明は、使用に適した適度の粘度を
有し、かつ泡立ちの持続性に優れる低刺激性の洗浄料組
成物を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、(a)アニオン性界面活性剤と、(b)分
子量が250以上で、かつ有機概念図におけるIOBが
1以下である油性成分、を含有する洗浄料組成物を提供
する。
【0012】上記において、(b)成分を(a)成分に
対して0.001〜0.05倍(質量%比)の割合で配
合するのが好ましい。
【0013】また(a)成分として長鎖アシル低級アル
キル型タウリン塩、ヒドロキシエーテルカルボン酸塩、
およびアミノ酸系アニオン性界面活性剤の中から選ばれ
る1種または2種以上を用いるのが好ましく、特に、
(a)成分としてアミノ酸系アニオン性界面活性剤を含
むのが好ましい。
【0014】また本発明は、さらに(c)ポリエーテル
変性シリコーン、カチオン化ポリマーの中から選ばれる1
種または2種以上を含む、上記洗浄料組成物を提供す
る。
【0015】また本発明は、さらに(d−1)両性界面
活性剤と(d−2)2価のアルコールを含む、上記洗浄
料組成物を提供する。
【0016】また本発明は、さらに(e)ノニオン性高
分子増粘剤を含む、上記洗浄料組成物を提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
【0018】本発明に用いられる(a)成分としてのア
ニオン性界面活性剤は、洗浄料組成物に用いられるもの
であれば特に限定されるものでなく、例えば、ラウリル
硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等の高級アルキ
ル硫酸エステル塩;ポリオキシエチレン(以下、POE
と記す)ラウリル硫酸トリエタノールアミン、POEラ
ウリル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸エステ
ル塩;ラウロイルサルコシンナトリウム等のN−アシル
サルコシン酸塩;POEオレイルエーテルリン酸ナトリ
ウム、POEステアリルエーテルリン酸ナトリウム等の
リン酸エステル塩;ジ−2−エチルヘキシルスルホコハ
ク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミド
ポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリ
ルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム
等のスルホコハク酸塩;リニアドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ト
リエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン
酸等のアルキルベンゼンスルホン酸塩;N−ラウロイル
グルタミン酸ナトリウム、N−ミリストイルグルタミン
酸ナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ナトリウ
ム、N−ラウロイルグルタミン酸カリウム、N−ミリス
トイルグルタミン酸カリウム、N−ステアロイルグルタ
ミン酸カリウム、N−ラウロイルグルタミン酸トリエタ
ノールアミン、N−ミリストイルグルタミン酸トリエタ
ノールアミン、N−ステアロイルグルタミン酸トリエタ
ノールアミン等のN−アシルグルタミン酸塩;N−ラウ
ロイルグリシンナトリウム、N−ミリストイルグリシン
ナトリウム、N−ステアロイルグリシンナトリウム、N
−ラウロイルグリシンカリウム、N−ミリストイルグリ
シンカリウム、N−ステアロイルグリシンカリウム、N
−ラウロイルグリシントリエタノールアミン、N−ミリ
ストイルグリシントリエタノールアミン、N−ステアロ
イルグリシントリエタノールアミン等のN−アシルグリ
シン塩;N−ラウロイルアラニンナトリウム、N−ミリ
ストイルアラニンナトリウム、N−ステアロイルアラニ
ンナトリウム、N−ラウロイルアラニンカリウム、N−
ミリストイルアラニンカリウム、N−ステアロイルアラ
ニンカリウム、N−ラウロイルアラニントリエタノール
アミン、N−ミリストイルアラニントリエタノールアミ
ン、N−ステアロイルアラニントリエタノールアミン等
のN−アシルアラニン塩;N−ラウロイルアスパラギン
酸ナトリウム、N−ミリストイルアスパラギン酸ナトリ
ウム、N−ステアロイルアスパラギン酸ナトリウム、N
−ラウロイルアスパラギン酸カリウム、N−ミリストイ
ルアスパラギン酸カリウム、N−ステアロイルアスパラ
ギン酸カリウム、N−ラウロイルアスパラギン酸トリエ
タノールアミン、N−ミリストイルアスパラギン酸トリ
エタノールアミン、N−ステアロイルアスパラギン酸ト
リエタノールアミン等のN−アシルアスパラギン酸塩;
N−ココイルタウリンナトリウム、N−ココイル−N−
メチルタウリンナトリウム、N−ラウロイル−N−メチ
ルタウリンナトリウム、N−ココイル−N−メチルタウ
リンナトリウム、N−ミリストイル−N−メチルタウリ
ンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸−N−メチルタウリン
ナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸−N−メチルタウリント
リエタノールアミン、N−パーム油脂肪酸−N−エチル
タウリントリエタノールアミン、N−ココイルタウリン
マグネシウム、N−ココイル−N−メチルタウリンマグ
ネシウム、N−ラウロイル−N−タウリンマグネシウ
ム、N−ラウロイル−N−メチルタウリンマグネシウ
ム、N−ヤシ油脂肪酸−Nメチルタウリンマグネシウム
等の長鎖アシル低級アルキル型タウリン塩;ドデカン−
1,2−ジオール酢酸エーテル塩(ナトリウム、カリウ
ム、マグネシウム、アンモニウム、モノエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン等の各塩)等のヒドロキシエ
ーテルカルボン酸塩;硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸
ナトリウム等の高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩;ロ
ート油等の硫酸化油;POEアルキルエーテルカルボン
酸、POEアルキルアリルエーテルカルボン酸塩、α−
オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン
酸塩、二級アルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸アル
キロールアミド硫酸エステル塩、ラウロイルモノエタノ
ールアミドコハク酸ナトリウム、N−パルミトイルアス
パラギン酸ジトリエタノールアミン等が挙げられる。
【0019】中でも、長鎖アシル低級アルキル型タウリ
ン塩、ヒドロキシエーテルカルボン酸塩、アミノ酸系アニ
オン性界面活性剤(N−アシルグルタミン酸塩、N−ア
シルグリシン塩、N−アシルアラニン塩、N−アシルア
スパラギン酸塩、等)が、低刺激性、泡立ちなどの機能性
の点で優れることから、好ましい。特にはアミノ酸系ア
ニオン性界面活性剤が好ましく、その中でもN−アシル
グルタミン酸塩が、低刺激性の点から最も好ましい。
【0020】(a)成分は1種または2種以上を用いる
ことができる。(a)成分の配合量は、洗浄力および低刺
激性等の点から、組成物全量中、1〜50質量%が好まし
く、特には5〜25質量%である。
【0021】本発明に用いられる(b)成分としての油
性成分は、分子量が250以上で、有機概念図におけるI
OBが1以下のものである。
【0022】有機概念図とは、藤田穆により提案された
ものであり、その詳細は"Pharmaceutical Bulletin", vo
l.2, 2, pp.163-173(1954)、「化学の領域」vol.11, 1
0, pp.719-725(1957)、「フレグランスジャーナル」,
vol.50, pp.79-82(1981)等で説明されている。すなわ
ち、すべての有機化合物の根源をメタン(CH4)とし、
他の化合物はすべてメタンの誘導体とみなして、その炭
素数、置換基、変態部、環等にそれぞれ一定の数値を設
定し、そのスコアを加算して有機性値、無機性値を求
め、この値を有機性値をX軸、無機性値をY軸にとった
図上にプロットしていくものである。この有機概念図は、
「有機概念図−基礎と応用−」(甲田善生著、三共出
版、1984)等にも示されている。
【0023】有機概念図におけるIOBとは、有機概念
図における有機性値(OV)に対する無機性値(IV)
の比、すなわち「無機性値(IV)/有機性値(O
V)」をいう。
【0024】本発明の(b)成分としての油性成分は、
皮膚への低刺激性という点から、該IOBが1以下であ
ることが必要であり、好ましくは0.5以下である。下限
は特に限定されるものでないが、好ましくは0.1以上
である。IOBが1を超えると皮膚への刺激の低減化が
十分でない。
【0025】また(b)成分の分子量は250以上であ
り、好ましくは300以上である。その上限は特に限定さ
れるものでないが、1500以下程度が好ましい。分子
量が250未満では皮膚への刺激の低減化が十分でな
い。
【0026】(b)成分は、上記2条件を満足すれば十
分であるが、さらに、(b)成分が、25℃における性状
が液状をなし、かつ両親媒性を有しないものが、低刺激
性、泡立ちの点からより好ましい。
【0027】(b)成分は1種または2種以上を用いる
ことができる。(b)成分の配合量は、(a)成分に対し
て、その上限を0.05倍以下(質量%比。以下同)と
するのが好ましく、より好ましくは0.03倍以下であ
り、また、その下限を0.001倍以上とするのが好まし
く、より好ましくは0.003倍以上である。(a)成分
に対する(b)成分の配合量が少なすぎると(a)成分
による皮膚刺激性の低減化を十分に行うことができず、
一方、該配合量が多すぎると泡立ちの点において十分で
ない。
【0028】(b)成分としては、具体的には、流動パラ
フィン、スクワレン、オゾケライト、プリスタン、パラフ
ィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワッ
クス等の炭化水素油;パルミチン酸イソプロピル、2−
エチルヘキサン酸トリグリセリド、2−エチルヘキサン
酸ペンタエリトリトール、トリオクタン酸トリメチロー
ルプロパン、トリカプリン酸グリセリル、トリイソステ
アリン酸トリメチロールプロパン、2−エチルヘキサン
酸セチル、2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコー
ル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ2−エチ
ルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、イソパルミチン
酸イソオクチル、イソノナン酸イソノニル、ジメチルオ
クタン酸ヘキシルデシル、ジメチルオクタン酸オクチル
ドデシル、コハク酸ジ2−エチルヘキシル等の液状エス
テル油;ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリ
シロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、デ
カメチルポリシロキサン、デカメチルペンタシロキサ
ン、ドデカメチルポリシロキサン、テトラメチルテトラ
ハイドロジェンポリシロキサン等のシリコーン油等が例
示されるが、これら例示に限定されるものではない。
【0029】中でも液状エステル油が好ましく用いられ
る。特には、2−エチルヘキサン酸トリグリセリド、2
−エチルヘキサン酸ペンタエリトリトール、トリオクタ
ン酸トリメチロールプロパンなど、エステル結合を有す
るアシル化されたポリオール類が低刺激性、泡立ち、使
用感などの点から、より好ましい。
【0030】また本発明の洗浄料組成物は、皮膚への低
刺激性の点からpH7以下とするのが好ましく、より好
ましくはpH4〜6.5程度である。
【0031】pHを上記好適範囲とするために、有機酸
またはその塩類、無機酸またはその塩類などをpH調整
剤として配合することができる。無機酸またはその塩類
としては、塩酸、硫酸、塩化ナトリウム、塩化カリウム
等が例示される。有機酸またはその塩類としては、クエ
ン酸、乳酸、酒石酸、フタル酸、クエン酸三ナトリウ
ム、乳酸ナトリウム等が例示される。
【0032】本発明の皮膚洗浄料組成物には、(c)成
分として、さらに、ポリエーテル変性シリコーン、カチオ
ン化ポリマーの中から選ばれる1種または2種以上を配
合することができる。これら成分を配合することにより、
より一層の低刺激化を図ることができ、また、泡の持続性
も向上する。なお、この場合、(a)成分としては、アミ
ノ酸系アニオン性界面活性剤、中でもN−アシルグルタ
ミン酸塩を用いるのが好ましい。
【0033】ポリエーテル変性シリコーンとしては、例
えばジメチコンコポリオール、セチルジメチコンコポリ
オール、ジメチコンコポリオールクロスポリマー等が挙
げられる。ポリエーテル変性シリコーンは、「KF60
12」、「KF6013」、「KF6014」、「KF6
015」、「KF6016」、「KF6017」(いずれ
も信越化学工業(株)製)等として市販されており、商
業的に入手可能である。なお、ポリエーテル変性シリコー
ンは、HLB2〜10程度、より好ましくは4〜7程度の
ものを用いるのが好ましい。
【0034】カチオン化ポリマーとしては、例えば、ポ
リジメチルジアリルアンモニウムハライド型カチオン化
ポリマー(「マーコート100」(米国カルゴン社製)
等);ジメチルジアリルアンモニウムハライドとアクリ
ルアミドの共重合体カチオン化ポリマー(「マーコート
550」(米国カルゴン社製)等);第4級窒素含有セ
ルロースエーテル(「ポリマーJR−400」、「ポリ
マーJR−125」、「ポリマーJR−300M」(い
ずれも米国ユニオンカーバイド社製)等);ポリエチレ
ングリコール、エピクロルヒドリン、ジプロピレントリ
アミン、および牛脂アルキルアミンの縮合物;ポリエチ
レングリコール、エピクロルヒドリン、ジプロピレント
リアミン、およびヤシ油アルキルアミンの縮合物(「ポ
リコートH」(独国ヘンケル社製)等);ビニルピロリ
ドン/ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体カ
チオン化物(「ガフコート755」、「ガフコート73
4」(いずれも米国ガフ社製)等)などが挙げられる。
これらの中でもポリジメチルジアリルアンモニウムハラ
イド型カチオン化ポリマー、ジメチルジアリルアンモニ
ウムハライドとアクリルアミドの共重合体カチオン化ポ
リマー等が好ましく用いられる。
【0035】(c)成分を配合する場合、その配合量は
本発明組成物中、0.01〜3質量%程度とするのが好
ましく、特には0.05〜1質量%程度である。0.01
質量%未満では刺激のより一層の低減という効果が得難
く、一方、3質量%超では泡立ち効果を低下させやすく
なる。
【0036】また本発明の皮膚洗浄料組成物には、さら
に、(d−1)両性界面活性剤と、(d−2)2価のアル
コールを配合することことができる。これら(d−1)
成分と(d−2)成分を配合することにより、防腐剤
(例えば、パラベン、安息香酸メチル、安息香酸ブチ
ル、フェノキシエタノール等)、抗菌剤(例えば、レゾ
ルシン、イオウ、サリチル酸、塩化ベンザルコニウム
等)、低級アルコール(例えば、エチルアルコール等)
などの防腐性成分を実質的に配合することなく、防腐効
果を有する低刺激性の洗浄料組成物を得ることができ
る。したがって、防腐剤や低級アルコールなどに刺激を感
じやすい過敏肌の人にとっても、低刺激で使用性に優れ
た組成物を提供することができる。
【0037】(d−1)成分としての両性界面活性剤
は、一般に化粧品・医薬品に用いられ得るものであれば
特に限定されることなく用いることができ、例えば、2
−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボ
キシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココ
イル−2−イミダゾリニウムヒドロキシド−1−カルボ
キシエチルオキシ−2ナトリム塩等のイミダゾリニウム
型両性界面活性剤、2−ヘプタデシル−N−カルボキシ
メチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイ
ン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベ
タイン、アミドベタイン、スルホベタイン等のベタイン
系界面活性剤等が挙げられるが、これら例示に限定され
るものでないことはもちろんである。
【0038】(d−2)成分としての2価のアルコール
は、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリ
メチレングリコール、1,2−ブチレングリコール、
1,3−ブチレングリコール、テトラメチレングリコー
ル、2,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジ
オール、1,5−ペンタンジオール、2−ブテン−1,
4−ジオール、ヘキシレングリコール、オクチレングリ
コール等が例示される。
【0039】(d−1)成分と(d−2)成分を配合す
る場合、本発明組成物中にそれぞれ5〜40質量%程度
ずつ配合するのが好ましく、特には7〜30質量%程度
ずつである。(d−1)成分の配合量が40質量%を超
えると刺激がやや強くなる傾向がみられ、また(d−
2)成分の配合量が40質量%を超えると泡立ち、使用
性が低下しがちになる。
【0040】本発明の皮膚洗浄料組成物には、さらに、
(e)ノニオン性高分子増粘剤を配合することことがで
きる。(e)成分を配合することにより、手に取出して使
用するのに適度の粘度を有する組成物とすることができ
る。
【0041】本発明では、(e)成分としては、セルロー
スおよびその誘導体が好ましく用いられる。これらを用
いることにより、特に、泡立ち、さっぱり感、洗い流し
やすさ、低刺激性を効果的に維持しつつ、粘性を得るこ
とができる。なお、この場合、(a)成分として、アミノ
酸系アニオン性界面活性剤、中でもN−アシルグルタミ
ン酸塩を主体として用いると、粘度の調整をより効果的
に行うことができる。
【0042】セルロースおよびその誘導体としては、セ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロー
ス、メチルセルロース、およびこれらの塩などが挙げら
れる。中でもヒドロキシプロピルセルロースが特に好ま
しい。
【0043】(e)成分の配合量は、本発明組成物の系
中の粘度が使用に適した程度の粘度となるよう配合すれ
ばよく、特に限定されるものでないが、該増粘剤としてセ
ルロースおよびその誘導体を用いた場合は、通常、組成
物全量中に0.3〜2質量%程度配合される。
【0044】なお、本発明では、(e)成分としてのノニ
オン性高分子増粘剤に代えて、アニオン性高分子増粘剤
(例えばカルボキシビニルポリマーなど)を用いた場
合、凝集してしまい増粘できない。また、カチオン性高分
子増粘剤(例えばカチオン化セルロースなど)を用いた
場合、不溶物が析出してしまい増粘できない。
【0045】(e)成分を配合した場合、本発明組成物
の系中の粘度は、使用に適した程度の粘度、好ましくは1
00〜1500mPa・s(30℃)程度とするのが好
ましい。粘度が100mPa・s未満では手に出したと
きの粘度が低く泡立て難く、一方、1500mPa・s
超では洗浄時にぬめり感を生じる傾向がみられる。
【0046】本発明の皮膚洗浄料組成物には、上記配合
成分に加えて、本発明の効果を妨げない範囲で、通常皮
膚洗浄料に使用される保湿剤(例えば、キシリトール、
ソルビトール、マルチトールなど)のほか、各種界面活
性剤、紫外線吸収剤、キレート剤、酸化防止剤等の成分
を配合することができる。
【0047】本発明洗浄料組成物は、ヒトの皮膚、毛髪
等の洗浄に用いられるものであり、洗顔料、ボディー洗
浄料、シャンプーなどのさまざまな洗浄料製品に応用可
能である。
【0048】
【実施例】次に、実施例によって本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明の技術的範囲はこれら実施例によっ
てなんら限定されるものではない。
【0049】(実施例1〜9、比較例1〜5)下記表1
〜2の実施例1〜9、表3の比較例1〜5に示す配合組
成からなる皮膚・頭髪洗浄剤組成物を調製し、これらの
洗浄剤組成物について、皮膚への刺激性、泡立ち、使用
感(さっぱり感)を、下記基準により評価した。
【0050】[皮膚への刺激性]各洗浄剤組成物につい
て、皮膚が極めて敏感であると申告したパネル(30
名)により、実施例1〜9、比較例1〜4については洗顔
を、比較例5については頭髪の洗浄を連用使用(4週
間)してもらい、その際の評価を下記基準により行った。 (皮膚への刺激性評価) ◎◎: 全員が、連用時に1回も刺激を感じなかった ◎: 1〜3名が、連用時に1回以下の極めて弱い刺激
を感じた ○: 1〜3名が、連用時に2回以上の極めて弱い刺激
を感じた △: 1〜3名が、連用時に2回以上の弱い刺激を感じ
た ×: 4名以上が、連用時に2回以上の刺激を感じた
【0051】[泡立ち]専門パネル(10名)により、
実施例1〜9、比較例1〜4については皮膚洗浄を、比
較例5については頭髪の洗浄を行い、その際の官能評価
を下記評点(5段階)により示してもらい、この評点の
平均値に基づき評価した。 (評点) 5: 泡立ちがよい 4: 泡立ちがややよい 3: 普通 2: 泡立ちがやや悪い 1: 泡立ちが悪い (泡立ち評価) ◎: 非常に良好(評点の平均値が4.5以上) ○: 良好(評点の平均値が3.5以上、4.5未満) △: 普通(評点の平均値が2.5以上、3.5未満) ×: 不良(評点の平均値が2.4未満)
【0052】[使用感(さっぱり感)]専門パネル(1
0名)により、実施例1〜9、比較例1〜4については皮
膚洗浄を、比較例5については頭髪の洗浄を行い、その
際の官能評価を下記評点(5段階)により示してもら
い、この評点の平均値に基づき評価した。 (評点) 5: さっぱり感がある 4: さっぱり感がややある 3: 普通 2: さっぱり感がややない 1: さっぱり感がない (使用感評価) ◎: 非常に良好(評点の平均値が4.5以上) ○: 良好(評点の平均値が3.5以上、4.5未満) △: 普通(評点の平均値が2.5以上、3.5未満) ×: 不良(評点の平均値が2.4未満)
【0053】なお、表1〜2、表3中、アシルグルタミン
酸塩(*1)は「アミソフトCK−22」(味の素(株)製)
を、ポリオキシエチレン硬化ひまし油(*2)は「ニッコー
ルHCO−60」(日光ケミカルズ(株)製)を、ラウ
リン酸デカグリセリン(*3)は「サンソフトM−12J」
(太陽化学(株)製)を、イミダゾリニウム型両性界面
活性剤(*4)は「オバゾリン662」(東邦化学(株)
製)を、カチオン化ポリマー(*5)は「マーコート55
0」(カルゴン社製)を、ポリエーテル変性シリコーン
(*6)は「KF6017」(信越化学工業(株)製)を、
それぞれ用いた。表中の配合量はいずれも純分(固形分
量)を示す。また、表中の組成物はいずれもpH6.0
に調整した。
【0054】
【表1】
【0055】
【表2】
【0056】
【表3】
【0057】(実施例10〜12、比較例6)下記表4
の実施例10〜12、比較例6に示す配合組成からなる
皮膚洗浄剤組成物を調製し、これらの洗浄剤組成物につ
いて、皮膚への刺激性、泡立ち、使用感(さっぱり感)、
安定性、手への取出しやすさについて評価した。また系の
粘度を測定した。
【0058】なお、刺激性、泡立ち、使用感(さっぱり
感)は上述の評価基準により評価した。安定性、手への
取出しやすさについては、下記評価基準により評価した。
【0059】[安定性]試料を−5℃から50℃の範囲
で、恒温槽内で4週間放置した後、外観により、下記評価
基準により評価した。 (安定性評価) ◎: 分離がみられなかった ×: 分離がみられた
【0060】[手への取出しやすさ]専門パネル(10
名)により実使用試験を行った。 (手への取出しやすさの評価) ◎: 10名中7名以上が、手へ取出しやすいと回答 ×: 10名中6名以下が、手へ取出しやすいと回答 系の粘度測定は下記により測定した。
【0061】[粘度]B型粘度計(「ビスメトロン粘度
計」 芝浦システム(株)製、型式VS−A1、回転数1
2rpm、ローター2ないし3号)を用いて、30℃に
て測定した。
【0062】なお、表4中、アシルグルタミン酸塩(*1)
「アミソフトCK−22」(味の素(株)製)を、ポリオ
キシエチレン硬化ひまし油(*2)は「ニッコールHCO−
60」(日光ケミカルズ(株)製)を、ラウリン酸デカ
グリセリン(*3)は「サンソフトM−12J」(太陽化学
(株)製)を、イミダゾリニウム型両性界面活性剤(*4 )
は「オバゾリン662」(東邦化学(株)製)を、カチ
オン化ポリマー(*5)は「マーコート550」(カルゴン
社製)を、それぞれ用いた。表中の配合量はいずれも純
分(固形分量)を示す。また、表中の組成物はいずれも
pH6.0に調整した。
【0063】
【表4】
【0064】(実施例13〜15、比較例7〜8)下記
表5の実施例13〜15、比較例7〜8に示す配合組成
からなる皮膚洗浄剤組成物を調製し、これらの洗浄剤組
成物について、皮膚への刺激性、泡立ち、使用感(さっ
ぱり感)、防腐性について評価した。
【0065】なお、刺激性、泡立ち、使用感(さっぱり
感)は上述の評価基準により評価した。防腐性について
は、下記評価基準により評価した。
【0066】[防腐性]細菌、カンジダに対する抗菌活
性をUSP XXIIに基づくチャレンジテスト法によ
り評価した。判定はUSP XXIIに基づいて行っ
た。すなわち、細菌については、接種14日以内に接種菌
数の0.1%以下に減少し、以後28日まで0.1%以
下の場合に合格(◎)とし、カンジダについては、接種1
4日以内に接種菌数と同じまたはそれ以下、以後28日
まで同じだった場合に合格(◎)とした。
【0067】なお、表5中、アシルグルタミン酸塩(*1)
「アミソフトCK−22」(味の素(株)製)を、ポリオ
キシエチレン硬化ひまし油(*2)は「ニッコールHCO−
60」(日光ケミカルズ(株)製)を、ラウリン酸デカ
グリセリン(*3)は「サンソフトM−12J」(太陽化学
(株)製)を、イミダゾリニウム型両性界面活性剤(*4 )
は「オバゾリン662」(東邦化学(株)製)を、カチ
オン化ポリマー(*5)は「マーコート550」(カルゴン
社製)を、それぞれ用いた。表中の配合量はいずれも純
分(固形分量)を示す。また、表中の組成物はいずれも
pH6.0に調整した。
【0068】
【表5】
【0069】
【発明の効果】従来の低刺激性の洗浄剤は、洗浄力、泡
立ちやさっぱり感などの洗浄剤製剤として不可欠な機能
性を低下させる問題があった。本発明はこれら従来の問
題を解決し、皮膚刺激性を極めて効果的に低減化しても、
泡立ちがよく、使用性(さっぱり感)に優れた洗浄料組
成物を得ることができた。また本発明により、上記低刺激
性、泡立ち、使用性(さっぱり感)を維持しつつ、実質
的に防腐剤成分を配合することなく、防腐効果に優れた
洗浄料組成物を得ることができた。また本発明により、上
記低刺激性、泡立ち、使用性(さっぱり感)を維持しつ
つ、使用に適した適度の粘度を有し、かつ泡立ちの持続
性に優れる洗浄料組成物を得ることができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 3/18 C11D 3/18 (72)発明者 野田 章 神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株 式会社資生堂リサーチセンター(新横浜) 内 (72)発明者 中島 英夫 神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株 式会社資生堂リサーチセンター(新横浜) 内 Fターム(参考) 4C083 AA112 AA122 AB342 AC111 AC122 AC132 AC172 AC231 AC232 AC391 AC392 AC422 AC432 AC582 AC661 AC662 AC791 AC792 AC852 AD131 AD132 AD161 AD261 AD282 AD352 BB05 BB07 BB11 CC23 CC38 DD23 4H003 AB01 AB05 AB08 AB09 AB23 AC03 AC12 AD01 AE04 DA02 EA19 EB04 EB05 EB09 EB28 EB37 EB41 EB42 FA02

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)アニオン性界面活性剤と、(b)
    分子量が250以上で、かつ有機概念図におけるIOB
    が1以下である油性成分、を含有する洗浄料組成物。
  2. 【請求項2】 (b)成分を、(a)成分に対して0.
    001〜0.05倍(質量%比)の割合で配合する、請
    求項1記載の洗浄料組成物。
  3. 【請求項3】 (a)成分の配合量が、組成物全量に対
    し1〜50質量%である、請求項1または2記載の洗浄
    料組成物。
  4. 【請求項4】 (b)成分が、25℃における性状が液
    状であり、両親媒性を有しないものである、請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の洗浄料組成物。
  5. 【請求項5】 (a)成分が長鎖アシル低級アルキル型
    タウリン塩、ヒドロキシエーテルカルボン酸塩、および
    アミノ酸系アニオン性界面活性剤の中から選ばれる1種
    または2種以上である、請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の洗浄料組成物。
  6. 【請求項6】 (a)成分がアミノ酸系アニオン性界面
    活性剤の中から選ばれる1種または2種以上である、請
    求項1〜5のいずれか1項に記載の洗浄料組成物。
  7. 【請求項7】 (b)成分が、少なくとも1つのエステ
    ル結合を有する化合物である、請求項1〜6のいずれか1
    項に記載の洗浄料組成物。
  8. 【請求項8】 (b)成分がアシル化されたポリオール
    である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の洗浄料組成
    物。
  9. 【請求項9】 系のpHが7以下である、請求項1〜8
    のいずれか1項に記載の洗浄料組成物。
  10. 【請求項10】 さらに(c)ポリエーテル変性シリコ
    ーン、カチオン化ポリマーの中から選ばれる1種または2
    種以上を含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の洗浄
    料組成物。
  11. 【請求項11】 (c)成分の配合量が、組成物全量に
    対し0.01〜3質量%である、請求項10記載の洗浄
    料組成物。
  12. 【請求項12】 さらに(d−1)両性界面活性剤と
    (d−2)2価のアルコールを含む、請求項1〜11の
    いずれか1項に記載の洗浄料組成物。
  13. 【請求項13】 組成物全量中に、(d−1)成分を5
    〜40質量%、(d−2)成分を5〜40質量%含む、
    請求項12記載の洗浄料組成物。
  14. 【請求項14】 防腐性成分を実質的に含まない、請求
    項12または13記載の洗浄料組成物。
  15. 【請求項15】 さらに(e)ノニオン性高分子増粘剤
    を含む、請求項1〜14のいずれか1項に記載の洗浄料
    組成物。
  16. 【請求項16】 (e)成分の配合量が、組成物全量に
    対し0.3〜2質量%である、請求項15記載の洗浄料
    組成物。
  17. 【請求項17】 (e)成分がセルロースおよびその誘
    導体の中から選ばれる1種または2種以上である、請求
    項15または16記載の洗浄料組成物。
  18. 【請求項18】 組成物の系の粘度が100〜1500
    mPa・s(30℃)である、請求項15〜17のいず
    れか1項に記載の洗浄料組成物。
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